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国際関係・安全保障論

4472とはずがたり:2017/05/12(金) 09:02:38

>>4112-4113(瀋陽軍区と北16.10.10) >>4274-4275(北と中国17.2.16) >>4288(中国とハンソル17.2.23) http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1440116307/3042-3043(遠藤17.4.25) http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1440116307/3077(北と露17.5.17)
誉ちゃんの記事で成る程と思ったが,相馬氏のレポの方が早くて辺氏も誉女史に続いて書いている(但し2015.9.5には中国はもはや同盟国に非ずと書いているから早い。有料で中身読めないけど韓国との蜜月を云ってるならそれは今の段階では的外れ)。

さてこの記事だが,北朝鮮の中国への反論がどの程度本気なのか,即ち,中国が本気で北朝鮮を制裁してるぞとアメリカにアピールする為に中国が北朝鮮に怒って貰ってるのかどうなのか,が鍵だが,モランボンの北京講演のドタバタみたいに北朝鮮と北京政府の間に意思疎通なんかないと見ても取り敢えずは良さそうだ。

社会主義国同士は中ソ・中越と何度も干戈を交えているからな。民主主義では無いからトップが決断すれば止める力学は限定的で紛争になる。

北朝鮮の核ミサイルが北京に向けられる日
https://news.yahoo.co.jp/byline/pyonjiniru/20170504-00070595/
辺真一 | ジャーナリスト・コリア・レポート編集長
5/4(木) 8:59

一度も首脳会談したことのない金正恩委員長と習近平主席
くすぶっていた中朝関係の悪化がマグマが噴出するかのように一気に表面化した。北朝鮮が国営メディアを通じて初めて中国を名指しで、それも全面的な批判を展開したからだ。

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は昨日(3日)、北朝鮮が核実験を強行した場合、原油供給を止めるべきとか、中朝友好相互援助条約を見直すべきと、中国の国営メディアが連日、報道していることに「我々を露骨に威嚇している」と強く非難する論評を伝えた。

北朝鮮が中国の対応に不満を表明したのは何も今回が初めてではない。過去にも何度もあった。

(参考資料:中国はもはや同盟国にあらず 北朝鮮の「反中・嫌中語録」https://news.yahoo.co.jp/byline/pyonjiniru/20150905-00049199/ )

例えば、金正恩政権となった2012年4月に金日成主席生誕100周年に際して「衛星」(テポドン)を発射した際も「国連安保理常任理事国は米国の対朝鮮敵視政策に便乗し、我々の自主権と平和的宇宙及び核利用権利を侵害する不法行為を行った。深刻なのは、常任理事国が公正性からかけ離れ、絶え間ない核脅威恐喝と敵視政策で朝鮮半島核問題を作った張本人である米国の罪悪については見て見ぬふりして、米国の強盗的要求を一方的に後押ししていることだ。無視できないのは、国連安保理が米国の策動に追随し、主権国家の自主権を乱暴に侵害したばかりか、我が共和国の最高利益である国家と民族の安全を直接侵害する道に入ったことだ」との外務省スポークスマン談話(5月6日)を出して、北朝鮮非難・制裁に賛同した中国を露骨に批判していた。

また、翌年も、国防委員会の声明(2013年1月24日)で「一極化世界を企む米国と他の核保有国らはお互いに対峙する国家利益と理念を持っている。しかし、他の国の核保有についてはいかに相手が長い付き合いの友であっても、また、その国の生死存亡がかかっていたとしても、意に介さず、お互いに野合し、必死で妨害している。19世紀の欧州のブルジョア政治家が『永遠の聯盟はない。あるのは永遠の利益だけだ』と言ったことがある。今日の核大国はこの政治家の説教とおり、動いている」との対中批判を展開していた。

国防委員会は習近平主席が訪韓した2014年にも中韓首脳会談での共同声明に反発し、「我々の正々堂々とした自衛力強化措置にケチをつけるな。すでに公正性を喪失して久しい安保理を立て、主体性もなく複雑な騒動を起こし、世論を誤導し、拡散しようとしている。このような奇怪な騒動に一部節操のない国が盲従し、米国が描くお尻を追いかけ、哀れな立場に置かれた朴槿恵を抱きかかえようとつまらないことをしている」(7月21日)と辛らつに批判していた。

党機関紙の労働新聞もまた「何人かが共謀結託、こそこそ話をして我々の核を奪うと取引していることそのものを絶対に容認しない。米国にへつらい、体面も捨ててしまった者は我々の核放棄を夢見るな」(2015年3月28日付)と個人筆名の論説で対中批判を展開していた。


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