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趣味の愚痴は続く

1紋章官:2017/03/31(金) 22:12:36
3月もおわりというのに、この寒さ。下手すると雪が降るとか。
千鳥が淵一帯は今日から桜フェスティバル、神保町では春の古本ワゴンセール
なのですが、これでは行えるのか厳しいところ。まあ、本なので、秋まで待てば
いいのですが、それでもさびしいなあ。春も趣味でいろいろお金が出ていきますの
でそうそう、本も買えないところ。

先日のNHKのプロフェッショナルでクリスティーズの日本人が登場、買い付けや
オークションの場面がありました。
その中、買い付けで必要な事は人のつながりによる情報、チャンスは一度きり
という話は聞いていてうなづけるところ。実際、愛好家仲間うちで物が動いて
いるのを目にしています。名品は仲間内で回す傾向があります。
なにしろ仲間内で見せあい、仲間内で欲しがる人が受け取れば、元の持ち主も
見たい時は見る事が出来る。これが骨董商に渡してしまうと、どこに行くかわか
らないですから。
この世界、出た時が買い時、という言葉がありまして、値段に関係なく、売りに
出たら、それを逃すな、と言われます。何しろ1点もの。相場はありますが、
それでも高いとかなんとかいって買い逃したらおしまい、次に買う事ができるか
定かではないのも事実。それで逃したことを嘆くか、高くついても購入して
よかった、と思うかです。もちろん、偽物や変に釣り上げられていることもあり
ますので、そこは目を養う必要はあります。
いずれにしても1点もの。チャンスは一度きりと思って腹を据えるだけです。
まあ、お財布には不幸な話です。宝くじ、当たらないかな〜欲しいものが、本で
見た品物の持ち主がなまじ知り合い、というのはいいのか悪いのか・・・それでは

2紋章官:2017/04/28(金) 21:55:24
4月も終わりです。コミティアまで1週間!準備が間に合わない〜

さて今日から箱崎のホテルで年に一度の海外ディーラーも来るコイン販売会。初日でないといいものはなくなってしまうところ。明日は、まだあるかな〜まあ、お金がないので、見に行くだけ〜何かひとつ買えればいいですが。悩みは専門の中世のコインがあまり入ってこないこと。まあ、今は古代銀貨に移っていますので、いいですが、そちらも良いコインはなかなかに難しい。数はあってもコンディションや値段で撰ぶ事になるので、これぞ、というものが難しいところです。それに最近はグリーティングと言いまして、海外の審査機関に出して、コンディションレベルの審査をしてもらう行為があるのですが、それをすると、コンディション維持のため、密封ケースの中に入れられてしまう。
つまりコイン本体を手に取れなくなる。貴金属ですし、手の汚れや破損、紋様の保護には
ケースに入れるのは当然の事なのですが、ケース入りだと、やっぱり物足りないというのか、つまらないところ。それに中世コインかたろぐのように、図版冊子も作りにくくなる。まあ、それでもコインは数がありますので、ケース入りでない方が圧倒的ですが。
それでは

3紋章官:2017/05/13(土) 10:21:56
先週はコミティア歴史部。みなさん、お疲れさまでした。楽しまれましたか?始まるまではわくわくながら、終わるとあっというま。今日は今日とて神田祭り!附け祭りの巡行なのに雨とは・・・しかし、神田祭も2年前はラブライブとコラボ、まあ、舞台だし、ありかなと思っていたら、今回はソードアート・オンラインとご注文はウサギですか?と2つコラボ・・・ソードアートはまだ東京が舞台だからいいとしても、ごちうさはいいのかな?とおもいつつ、「チノちゃん絵馬」は欲しい!夏コミに当選したら、飾ろうかしら?

さてコミティア前のコイン販売会、丹念に探したおかげでよいローマ銀貨が購入できました。ついつい予算オーバー。海外ディーラーさんは増えていますが、値段がきつい。始めたころの値ごろ感はすっかり無くなり、手が出せない。それでローマ銀貨を丹念に撰んでいるところ。共和制時代の銀貨と帝政、セプティウス・セヴェルス、ゲタ、エラガバルと購入。カラカラは持っていたので、セヴェルス朝の銀貨が順調に揃うところ。1枚は値段を見間違えて買ってしまった物もあったり・・・それで予算超〜あと少しでローマ銀貨が20枚越え。そうなればカラー冊子が作れるかな?いや、30枚までいったところかな?ただ、30枚はまだ遠いなあ。
続いて東京プリンスホテルでの骨董ショーを見物。ここで肥後の鍔を見ながらため息。鍔一枚でローマ金貨が2,3枚購入できる。自身銘付きの品。値段だけでため息でした。それでは。

4紋章官:2017/07/02(日) 10:39:14
7月に入りました。コミケに落ちたので、評論・情報に出る友人のところで委託販売。どうしても原稿のペースは落ちます。まあ、いいか。

趣味の愚痴。この間、甲冑専門店に出かけまして、いろいろ見てきました所。まあ、下手すると月に2回か3回くらい行くのですが・・・
ここのところ、物さびしいなあと思っていたら、よいものがいくつも並んでいました。
さて、面白いもので、甲冑の場合、胴は兜より平均的に安い傾向があるところ。これは置き場所や分かりやすさで兜が好まれるためとの事で、手間では胴の方がかかる場合も少なくないのに、手の込んだ胴でも兜より安い。もちろん、物のよしあし、保存状態の善し悪し等々の条件はありますが、全体にそうだとのこと。まあ、簡易な足軽胴(御貸胴)などは作りも簡素でわからなくはありませんが、一方で大多数は皮や木を基本に製作しているので胴の方が破損しやすい。大体、痛んでます。無傷なんてまずありえません。どこか、小さなひび割れや欠け、紐のほつれなどあります。それを言い出すと何も買えません。
いやあ、胴や兜も欲しいのですが、置き場所の都合で胴1つだけの制限。兜の置き場所もありません。いろいろ捨てて、置き場所を作ればいいのですが、そうなるとお金の問題もありますので、今がいいのでしょう。でも、良い兜が売りに出ていました。
時代は江戸時代ですが、置き場所と値段であきらめが付けられる・・・(ため息)
無理して買えないこともないのですけどねえ〜お金は大切です。我慢を覚えましょう。
それでは

5紋章官:2017/07/22(土) 11:00:53
梅雨あけしましたね〜しかし、しまった!先週、早朝は博多祇園山笠・・・早朝にやるので、前の晩、忘れてしまうとビデオも予約できない・・・なにしろ起きたら、生放送も終わってる!まだ京都祇園祭は午前中なので、助かるところ。そういえば確か京都祇園祭りの先頭、長刀鉾の先端につく長刀、今は取り換えられていますが、昔は銘「三条」とはいる、三条宗近の作だったとのこと〜違ったかな?

趣味の愚痴。夏場は暑さのせいかお品の動きも少なく、お財布に優しい季節。まあ買えないんですから、出てくるものがなくてもいいわけです。ただ御店に見に行くにも交通費がかかる。なにしろ、勤め先が近所でバス定期だけ。専門店は都心。電車代がかかる。それに飲み物代やかるーくパンでも食べると、またかかる。これが回数を重ねると、あんがい、馬鹿にならないくなってくる・・・ついでに本を買ってくると、あら1万円が軽く消える・・・・出かけるのもつつしまないと!それでは

6紋章官:2017/10/06(金) 19:28:56
10月ですね〜急に冷えてきました。そのせいか、熱で昨日から寝込んでいます。やっと起きあがれるようになりました。三連休は棒にふりそうです。どうせ、月曜日はそもそも出勤日でしたが。みなさん、体調にはお気をつけて。

さて来月早々には神保町で古本まつり、その後には大刀剣市。これからいくら出ていくのだろうかと、そら恐ろしいところ。まあ、本の購入もここ数年は抑え気味です。大刀剣市も抑え気味。本はともかく、大刀剣市の場合、最近は刀剣店が出す品より良い品物が趣味先達の所蔵品にあるので、それを見ていればいい、という所です。でも、その人たちの好み外の品々で良いものが出てくるとつい手を出してしまう。
それで困りものは、その良いものが古手の品物であること。今の流行は図柄がわかりやすく、華やかな江戸金工、京都金工、水戸金工、明治金工の品々。加納夏雄、正阿弥勝義、海野勝珉などは清水三年坂美術館のおかげですっかり一般化。その一世代上の後藤一乗、藤原清壽、河野春明はまだまだ知名度は低いですが、愛好家間では人気工、この人たちは京都、江戸と中心地ですが、地方でも海野勝珉の出身地水戸金工は最近、人気上昇中。
旧来、水戸金工は技術の高さがあっても評価が低かったのは偽物作りのため。これは水戸金工は江戸に近い事で江戸の有名工に弟子入り、それで技量と流行を学び、上手な作品を生み出しました。これには水戸藩の奨励もあったところ。というのも、水戸藩は御三家として表高35万石といっても、実高は低く、その上、藩主が江戸暮らしが長く滞在費や交際費がかさみ、またその分、領内統治がおろそかになったところ。
このため水戸藩は慢性的財政難。そのため藩内の産業育成に頭を悩まし、また藩士子弟の問題にも直面する。これは、どこでもそうですが、藩士の子弟で家を継げるのは一人だけ、他の兄弟は部屋住みになるのが定めです。もちろん、死亡率の高い時代、兄が死んで弟が継ぐ、後取がいない親戚や他家に養子に入る、また運が良ければ新しい藩が立てられるので、そこにもぐりこむ。この新しい藩、意外と思われるかもしれませんが、大藩はともかく、1万石程度の小藩や分藩程度だと、断絶や入れ替えでちょこちょこと消滅や立藩が行われています。
とはいえ、それでも限度があり、子弟の行き先があぶれる。そこで水戸藩が行ったのが、刀装金工への弟子入り。刀装具なら、武士の刀拵えの金具で馴染みのあるもの、それに武士が使うものであれば、いわゆる武士の内職で言われる笠張りや桶作りに比べて品物の品位が高く、しかも高く売れる。そして刀装具の頂点である後藤家は元来、足利将軍家に仕えた高位武士の家系。そのせいか水戸藩の分家に仕えつつ、刀装具の名工として名を残す遅塚久則に代表されるように、武士でも彫金を趣味にしている者が少なくなかったものと考えられます。このため家を継げない藩士の子弟にも金工であれば、案外と抵抗感が少なかったのかもしれません。
これで育成策をとって、江戸と言う一大消費地を近くに持つことで水戸金工は隆盛を極めるのですが、そこでやってしまったのが偽物作り。できのいい品物に、江戸の有名工の名前を切って売ってしまったのです。何しろ、その方が高く売れる。しかも出来がいので、一見してすぐにはわからないものも多い。なにしろ、それら有名工の弟子筋や流れをくむのだから手は同じなので、しまつにわるい。
このため明治以降、水戸金工は技量は認められても、低くみられることとなってしまったのです。とはいえ、元来、技量は高く、また作風も金銀色絵を多用、題材も合戦図や逸話などわかりやすい図柄となるので、見ても何の図かわかりやすい、という特徴で人気を上げてきているところです。殊に外人さんに!。武者図はいかにも日本的でいいのでしょうね。それで水戸など新しいものが人気があるのですが、古いものが人気が落ちて、しまった状態。それで手放すと、涙ものの状態。あ、これが本題なのに、長くなりすぎたのでまた次回。それでは


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