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小説書く場所

1:2014/08/11(月) 16:49:26
暇な時に小説を書きたい、という事でこのスレを立てますた

※ルール
・小説書く場所なんで関係無い話NG
・必ず小説には題名入れる事ねw
・皆で仲良くw
・厨二でも良いやw

開幕

2:2014/08/11(月) 17:22:22
「「堕ちた一つの真理」」
※アニメの世界を混ぜた物です、ご了承下さい





此処は別々の世界でもあり、一つの世界でもある
例え世界が別だろうと 「一つ」
物語は一つからスタートをする。


零「此処は・・・?」
彼の名は零という、術技を全て使える者であって「祖神」と言われている

零「確か俺は部屋に居たはずだ、なのに此処は全てが真っ白な空間・・・」

?「そう。
此処は、宇宙でもあり、真理でもあり、一でもある空間」

零「誰だ」

真理「我の名は「真理」、「一」を司る者であって「全」を司る者」

零「・・・何故俺はこの様な場所に?」

真理「我が「神」と呼べる存在、いや、「神」を超越する存在を選んだからだ
今から汝には「「幻想(ファンタズム)の世界」」に入ってもらおう。」

零「・・・良いだろう、祖の願い、引き受けた」

真理「流石我が選んだ「神」だ。では送り込もう」


零と名乗る者は「幻想の世界」と言われる空間に「真理」は送り込む
「真理」は何を望むのか・・・


to be continued…      続く

3名無しさん:2014/08/11(月) 19:17:47
第壱話 見知らぬ世界

零「此処は...」

「真理」に送り込まれた世界に来た零、そこは木々に囲まれた場所だった
そこに一人の男が駆け寄る。

?「どうしたんですか?」

零に話してくる鎧とその後ろに赤いコートを着た男の子が居た。

零「君達の名は...?」

アルフォンス「僕の名はアルフォンス・エルリック、その後ろにいる人物は
エドワード・エルリックです!」

エドワード「鋼の錬金術師だ」

アルフォンス君とエドワード君と言うらしい、どうやら錬金術師だという。
この世界に錬金術など存在するのかという事自体疑問なのだが、今はそんな事どうでも良い。

零「此処は何処だ?」

エドワード「リゼンブールの外れだよ、ところで此処等で見かけない顔だな
何処の者だ?」

そうか、この子達は俺の事を知らないのか...

零「俺の名は零、違う世界からやって来た」

アル・エド「「え?」」

零「まぁ、信じられないかも知れないがな」

アル・エド「「・・・(マジで?)」」


木々の場所で俺は、アルフォンスとエドワードという人物に出会った。
「真理」の望む結末とは一体!?

to be comtinued....

4:2014/08/12(火) 21:19:54
続き

「真理」によって送り込まれた世界に来た零は、二人に会う。
終わりw


零「…信じられないのも無理は無いな、よし
君達は旅の経験はあるはずだな、旅に同行してくれないか?」

感じるのは、旅の経験をしている事だけだ。
この先何が待ち構えているか分からない

エドワード「…分かった。」


旅に同行してくれた2人にはいつか礼を言わなければいけない
木々から出た先は、赤い館の前にたどり着いた。

アルフォンス「あれ?リゼンブールだと思ったのにな…」

この赤い館に感じる気配、館に5人、外に1人
中にいる4人の内気配が分かるのは「吸血鬼」の気配だけだ。

零「…嫌な感じがする」



?「お嬢様、あの3人組を招き入れますか?」

?「えぇ、私達が何故この様な場所にたどり着いたのか知っているかも知れないしね
招き入れなさい。」

?「分かりました。」




零達がたどり着いたのは赤い館の正面。
果たして零が気配を感じた「吸血鬼」の正面とは一体?

to be continued……

5ソラ:2014/08/13(水) 21:03:51
続き早くー。w

6:2014/08/14(木) 09:16:34
あ、一応感想とか書きたい人は書いても良いよ〜

7:2014/08/14(木) 19:51:17
3人の正面には紅く染まった館があった。
嫌な気配が感じるといった「祖神」の零は紅い館に入ろうと試みていた。

零「この門番は…寝ているだと?」

寝ている中国風の服を着た門番が寝ている、チャンスと感じた零は門番の目をすり抜けて
館に入ろうとしたが…

門番「ハッ、私は寝ていませんよ!?」

偶然目が覚めてしまった、動くも何も門番の目はこちらを見ている
もはや逃げ場など何処にも無い。

門番「何者ッ!即刻に倒す!」

零「え、ちょっ_」

問答無用で攻撃を仕掛けてきた門番、零は慌てながらもそれに応える様に攻撃体制に入る。

門番「てやぁっ!」

回し蹴りを仕掛けてきたが、避けていく。

零「六式「嵐脚」!」

嵐脚を避けるが、エドワードの錬金術により足止めされ
零はまた嵐脚を仕掛け様と思ったその時

?「そこまでよ」

門の中から声が聞こえた、その声の主はメイド服を着た女だった。

門番「咲夜さん!」

咲夜「美鈴、またサボっていたわね。」

美鈴「うっ…」

咲夜「飯抜きね」

どうやら門番は「美鈴」といい、メイド服を着た女は「咲夜」と言った。

一旦ここで続く。

8:2014/08/14(木) 20:39:06
続き。

咲夜「ここのメイド長、十六夜咲夜と申します。」

メイド長という事は誰かに従えているという事
俺の思考が合っていればこの館には主がおり、俺が感じた「吸血鬼」なのかも知れない。

零「…俺の名は零、訳あってこの世界に迷い込んだ」

咲夜「貴方様の事はお嬢様から招待されています、どうぞ中へ」

この紅い館に近づく度に威圧感が増す、ここの主は余程の力をお持ちなのだろう
館に入ると鋭い視線を上から感じ、上を見ると
其所には一人の幼い「吸血鬼」が居た、この子が威圧感の元だと言っておこう。

?「ようこそ「紅魔館」へ、私がここの主「レミリア・スカーレット」よ」

零「俺の名は零だ、そして後ろの鎧は「アルフォンス・エルリック」と
その青年は「エドワード・エルリック」、旅に同行してもらっている
       単刀直入に伺うが、何故威圧感を出す?」

別に俺は殺気を出している訳でも無いが
    幼いにしては威圧感が凄すぎる。

レミリア「あら、別に威圧感を出している訳でも無いのよ?
貴方なら分かるかしら、私達が何故この地に来たのか。」

零「いや、知らんな。
俺も此処に送り込まれた身だ。俺もその原因を探して此処にやってきた。」

レミリア「そう…、分かると思ったんだけど謎のままね…」

どうやら紅魔館ごとこの見知らぬ世界にやってきたという
俺も信じられないが、この状況だと信じる方が良いだろう…

レミリア「分からなくなった以上帰すかと思ったけど、零、貴方行く宛はあるの?」

零「…無い。」

レミリア「なら泊まって行くと良いわ、この様子だと旅をしていると思われる
何なら此処を拠点としても良いのよ?」

確かに行く宛が無い。
そういう事なら拠点にしようと思ったが、自らレミリアが言ってくれて助かった。

零「あぁ、宜しく頼む」



「紅魔館」にたどり着いた俺は紅魔館の主「レミリア・スカーレット」に館へ泊まらせてくれるのと
拠点にしてくれる事を許可頂いた。
さてこの旅を待ち構える物語は一体何なのだろうか?

to be continued…
      続く…

9ソラ:2014/08/14(木) 20:49:19
フランも出してくれる!?

10:2014/08/14(木) 20:50:56
出そうと思っている。
この小説の続きは今日中にまた書くからw

11:2014/08/14(木) 21:43:57
続き

第参章 「ありとあらゆる物を破壊する程度の能力」



零「レミリア、吸血鬼は君一人だけか?」

レミリア「いえ、私の他に吸血鬼は「妹」よ」

レミリアが言った「妹」の姿はこの紅魔館内には無かった。
会うのを諦めようと思った瞬間、奥の方から気配を感じた。
恐らく気配が凄い、となると「妹」という可能性は十分ある 

零「案内有難うレミリア、この先は大丈夫だ」

レミリア「分かったわ、気を付けなさいね」

レミリアはこの言葉を残して去っていった。
奥に進む度に気配が強まる、歩いていると奥から一人の少女が歩いてきた。

?「お兄ちゃんだーれ?」

その姿は「翼に七色の結晶がある少女」だった。この子はレミリアと同じ気配を感じる事から
「吸血鬼」と言っても良いだろう 

零「レミリアに招待された。俺の名は「零」
君の名は?」

フラン「私の名は「フランドール・スカーレット」、レミリア・スカーレットは私の姉よ
長いから呼び名は「フラン」で良いわ」

零「宜しく」

フランという子も威圧感が凄い、だがレミリアの気配とは違い
「ありとあらゆる物を破壊する程」の気配を持っていると考えて良いかも知れない…。

フラン「ねぇ、私 今遊びたい気分なの、遊んでくれる?」

零「良いが…何をして遊ぶんだ?」

この威圧感を持ちながら”遊び„だと…?
とてつもない嫌な予感がする。

フラン「””弾幕ごっこ„„よ」

と言うとフランは狂気に満ちた笑いをしながら高速で零の方に向かう。
少し反応が遅れたがギリギリ避け、かすり傷程度の怪我だった。

零「(早い…とても目では追いかけられん、ならばッ!)
北斗神拳「北斗百裂拳!」」

技を繰り出すと高速で走っているフランは零に正面で攻撃しようと思ったが
零は北斗百裂拳を繰り出した事により、攻撃体制を解き止まろうとしたが
あまりのスピードに急には止まれず、まともに百裂拳を食らってしまった。

零「決まったな。」

フラン「まだよ、それで「経絡秘孔」を突いたつもりかしら?」

零「何ツ!?」

その場で倒れていたはずのフランがいなくなり、辺りから無数の弾幕が襲いかかり拳で弾幕を消している
全ての弾幕を消すと、後ろの気配を感じて後ろを振り向きギリギリガードをした。

フラン「(!?反応が早い…)」

零「終わりだッ!六式必殺「六王銃」!」

六王銃を食らったフランは吹き飛ばされ、何時の間にか壁に叩きつけられていた。

フラン「…お兄ちゃん強いね、多分このまま殺り続けても勝ち目は無いよ…」

零「…」

流石の零も苦戦したと思われる、六王銃を使いそれなりのスタミナを消費した。
零も息が荒かった。

零「流石吸血鬼、と言った所か…フフ」

辺りは破壊され、廊下の窓を全て吹き飛ばされている
この様子から見ると拳と弾幕がぶつかりあったせいで衝撃波が起こり、辺りの物が破壊されたと言って良い。
この戦いを見ていたレミリアは壁に隠れていた。

レミリア「(凄いわね…ただの人間では無いとは美鈴と戦った時から分かっていたけど
破壊の能力を持つフランと対等にやりあっていたなんて…)」


レミリアの妹「フランドール・スカーレット」に”弾幕ごっこ„で勝つ事が出来た零

[[戦いなど避けられぬ定めにある、戦いは運命には逆らえぬ。]]


to be continued…
      続く…

12:2014/08/15(金) 08:25:34
続き

零はレミリアの妹「フランドール・スカーレット」と遊び(戦い)を繰り広げた。

紅魔館 ー客間ー

零は図書館から本を借りる事をパチュリーから許可をもらい
暇な時はいつも客間で本を黙読しているという
長い時は日付が変わるぐらい読んでいる。

零「今日は此処らへんで良いだろう」

…コンコン

客間の扉から音がした。
気配から察するに、咲夜だろう。

咲夜「入ります、零様」

ギギィ…

しかし此処「紅魔館」にいる人々は皆、異様な雰囲気を晒しだしている。
咲夜だってそうだ、ただのメイド長だが気配が違う。

零「何の様だ。」

咲夜「お嬢様が貴方に会いたいと申しております。」

零「分かった、すぐに行こう。」


紅魔館 ーレミリアの部屋ー

レミリア「来たわね、零」

レミリアはいつもの雰囲気とは違う、何か鋭い雰囲気を晒しだしていた。

零「用は?」

レミリア「前のフランと戦った時の事なのよ、フランと対等に戦えるなんて
貴方人間では無いみたいね、何者かしら?」

やはり、前のフラン戦で戦っている最中で後ろから気配がすると思ったら
レミリアだったのか、戦いの最中で気配をあまり感じ取れなかったが。

零「...「神だ」。しかも、全ての神の「祖神」と言われている。」

レミリアは予想通りという顔をしていた。

レミリア「やっぱりね、フランと戦える相手なんてそうそう居ないはず
それ以前にフランと対等に戦える相手なんて人間じゃない。」

零はこの「宇宙」の術技を生まれてから残らず全て習得をしている
それ以来俺は「祖神」と名付けられた。

零「吸血鬼とは聞いたが、こんなに幼いとは…
会う時からとてつもない威圧感を出していたから普通の吸血鬼では無い事が分かっていたが…」

レミリア「幼いとは言えど500歳以上よ。」

零は驚きを隠せなかったが、すぐに驚くのを止めた。
零も「祖神」でかなりの歳をとったが、体は若いままである
むしろ同じだと感じていた、身長は零の方が高いが。

レミリアと零が話していると下からコンコンという音がした。

レミリア「誰かしら?」

レミリアと零は部屋から一旦出て、2階のギャラリーから玄関を覗くと
大柄の男が居た。さてその正体とは?

to be continued…
         続く…

13:2014/08/15(金) 11:15:36
続き

第肆章 波紋
紅魔館 ー大広間ー

レミリア「一体誰かしら…?」

レミリアが1階に降りていった。
零もレミリアの後を追って1階に降りていく

零「(大きい…2mはいっているかも知れん)」

ジョジョ「僕はジョナサン・ジョースター、ジョジョって呼んでくれても構わない
此処の館に泊まらせてくれないかな?」

レミリア「え、ええ…、咲夜。」

咲夜「お呼びでしょうか」

レミリア「このお客さんを2階の寝室へ連れていきなさい。」

咲夜「分かりました。こちらへどうぞジョースター様」

咲夜がジョジョを2階の寝室へ連れていった。
見ているとかなりの歴戦者だと思われる。彼もまた外から来たのだろうか。
そう思っていると奥の廊下からフランが走ってきた。

フラン「お兄ちゃーん!」

フランは零の腹へと激突した。
どうやら慌てている、零は心配する

フラン「助けて…!」

零・レミリア「!??」

用件はフランからのSOSだった、どうやら外に居たらしい
フランが言い残すとまた外へ出ていった。それに応えて零とレミリアはフランの後を追いかけて行く

ジョジョ「…」

紅魔館 ー門前ー

零とレミリアはフランの後を追うと、妖怪らしき者が森から涌き出ていた
美鈴も応戦をしていた。

美鈴「お嬢様と零さん…!」

レミリア「話は後ね、準備は良いかしら?零」

レミリアは紅く渦々しい槍を右手に持ちながら問いかけた。
零は答える。

零「あぁ…絶滅タイムだ。」

to be continud…
    後編へ続く…

14:2014/08/15(金) 18:35:40
続き。

レミリア「覚悟しなさい雑魚共!」

紅い槍を思う存分に操っている
彼女もまた狂気に満ちた笑いをしているのかも知れない…

零「ちっ…飛翔斬双脚ッ!」

零は辺りの妖怪を切り刻んでいたが…

レミリア「ちっ、数が多すぎるわ、このままじゃ体力が無くなるのがオチよ!」

レミリアの言う通りだ。体力が無くなればいつかはダウンをする
妖怪はそこを狙っていたというべきか…
しかもこの短時間で少なくとも1000の妖怪は倒しているはず
所々に傷も付けられていた。

ジョジョ「…山吹色の波紋疾走(サンライトイエローオーバードライブ)ッ!」

気がつけば一瞬で妖怪が倒されていた。しかしあの声は…
そう思うと意識が途切れた。

ジョジョ「大丈夫かい!?すぐ中に連れていかないと!」

一旦終了。

15:2014/08/15(金) 19:49:23
続き

気が付くと俺は寝室に居た。傷も癒されている
レミリアはどうなったのか俺は確かめに行くが、傷が癒されたとはいえあまり体が動く状態でも無かった。
寝ていると一人の男が駆け寄ってきた。

ジョジョ「大丈夫かい?君はあの妖怪達と戦った後意識が無くなったんだよ
とりあえず心配無いみたいだね」

ジョナサンという男から聞くと傷を癒したのはジョナサンで、レミリアも無事との事だった。
しかし、あの輩は一体何だったのだろうか…

ジョジョ「とりあえず「波紋」で治療したから、あまり無理はしない事だよ」

「波紋」?俺の世界でもその術は聞いた事が無かった。
そもそも「波紋」という術を使っている人間など俺の世界には一人も居なかった。

零「「波紋」とは?」

ジョジョ「後で詳しく教えてあげるよ、それより今はゆっくり休む事が大事だ
     僕はレミリアの部屋に行ってくる。」

そろそろ夜だし休もうかと思ったが、コンコンと扉を叩く音がした。
気配から察して咲夜だと思う。

咲夜「入ります、零様。」

どうやら食事を持ってきてくれたようだ。
相変わらず此処のご飯は豪華で美味しい

零「今日も美味かった、有難う咲夜」

咲夜「いえ私は「メイド長」としての仕事をしたまでです」

先程ジョナサンの部屋に行ってご飯を与えたようだ。
ジョナサンもご飯を食っていなかったのだ。

零「(明日はお礼を言わなくては…)」

そう思うと疲れていたのかすぐに寝た。

ー翌日ー

咲夜「御早う御座います、零様」

零「御早う、朝早くご苦労様だな」

そういうと「メイド長の仕事ですから」と言って
笑いあっていた。


紅魔館 ー食堂ー

其処にはもう皆が朝食を待っている様子だった。
ジョナサンも来ている。
皆で朝食を食べているとジョナサンが話しかけてきた。

ジョジョ「あまり波紋の治療法には慣れていなくてね
     体に影響が無いか心配したんだけど、異常あるかい?」

零「問題無い、むしろ助かった。」

ジョジョ「あはは、そりゃ良かった!」

楽しく話していると朝食の時間は終わり、
零は朝食の時間が終わって部屋に戻っていった。



前編終了、後編も今日中に書いておく

16:2014/08/15(金) 21:39:22
続き 後編


零は一回部屋で休んだ後、外に散歩をしにいった。

零「ここの空気は良い空気だな…」

零の世界は清められた空気が無かった。人々が魔術などの研究を始めて以来
清められた空気は消え去っていた。だから清められた空気を吸える事が羨ましく思っていた

零「ん?」

零は歩いていると少女2人がこっちへ向かっている
零は慌てて横へ回避した。

?「負けちゃったかぁ…」

?「あたいの勝ちね!」

何やら水色の結晶がある少女と清められた水の様な服を来た少女が道端に立っている
どうやら追いかけっこをしていたと思われる。

零「き、君等は?」

ソラ「私の名前はソラ!そしてこっちの妖精はチルノ!」

チルノ「よろしく!」

清められた水色の服の少女は「ソラ」で、
水色の結晶がある少女は「チルノ」だと言った。

零「俺の名は零、宜しくな」

追いかけっこをしている様子からこの2人は足が速かったが
何かに使えないだろうか…まぁいい

ソラ「ねぇ、唐突だけど旅に入れてくれない?チルノも含めて」

零「…!」

ソラという少女…俺が旅をしているというのが分かるのか?
どうやら面白そうだ。旅に入れようか

零「いいとも、歓迎する」


まさかの散歩で旅の仲間にした「ソラ」と「チルノ」
果たして物語の進む道は!?

to be continued…
       続く…

17:2014/08/16(土) 08:46:35
続き
  第伍章 「博麗の巫女」


ソラ「あ、こっちこっち!」

零は今とある神社へと向かっていた。
ソラによると「賽銭が欲しくてたまらない神社」だと言う

零「...いつになったら着くんだ?」

チルノ「文句言わない!」

零は夜になると紅魔館に絶対戻るという事だ。この世界は
いつ何処で襲われるか分からない為に戻っている。

ソラ「見えてきたよ!」

ソラが指差した方向にはソラ目当ての神社が一つあった。
何でもあの神社には「巫女」が居るという
神社に着いた零とソラとチルノは階段を上っていく

神社 ―鳥居―

確かに人の気配がする、しかも2人の気配。
もう一人は「巫女」、ではもう一人は...?


?「誰か来たみたいね」

?「あぁ、もしかしたら...」


ソラ「もう少しで出てくるよ」

ソラが言うと、巫女が神社から出てきた。
巫女は腋を出す者なのかと不自然に思っていると
神社からもう一人の男が出てきた。

?「誰かしら?」

ソラ「!??その後ろに居るのは...山ッ!」

やま「ん!?お、おいちょっとまっー」

ソラが押し倒した男の名前は「山」という。
どうやらソラの知り合いらしいが、そっちの巫女は...

霊夢「初めまして博麗霊夢よ」

零「俺の名は零だ」

巫女の名は「博麗霊夢」と言った。
霊夢から聞くと此処は「博麗神社」という
やはり霊夢もこの世界に迷い込んでいた。

零「金好きだと聞いたんだが...」

霊夢「そうよ、正真正銘の金好きよ
   良かったらそこの賽銭箱に金入れてって頂戴ね」

一旦続く 中編へ

18ソラ:2014/08/16(土) 17:10:01
フラン愛してるぅううぅううううう

19:2014/08/16(土) 17:27:04
中編 続き

そんな巫女と呑気に話していると空から少女らしき者が落ちてくる。

山「親方!空から女の子が!w」

フラン「お兄ちゃーん!!」

またもやフランは零の胸にダイビングをしてきた。
様子から見ると慌てている様子では無い。
むしろ嬉しそうな表情だった。

零「どうした?フラン」

フラン「お姉さまがお兄ちゃんを連れてきてだって!さ、行こう♪」

零「ちょっ、まっー」

フランは零の声に逆らい紅魔館へ連れ去った。
その一部始終を見たソラと山は空を飛んで紅魔館の所へ行った

to be continued…
         続く

(中編だと書いたが残念だったな、あれは嘘だ)

20:2014/08/16(土) 18:36:49
第陸章 「紅魔館、襲撃」

紅魔館へ向かっている4人、零はレミリアの用事で戻っていた。

紅魔館 ー門前ー

相変わらず美鈴は寝ている
美鈴を無視して4人は紅魔館の中へ入っていった。

大和「ほー、紅魔館の存在は知っていたけど
   中はこんな感じとはね〜…」

レミリア「あら、お客さんね」

レミリアは自己紹介した後、2人を寝室まで送り
レミリアの部屋に零は行った。


紅魔館 ーレミリアの部屋ー

レミリア「貴方に話したい事があるのだけれど、良いかしら?」

そう言うと、レミリアの顔は険しくなっていった。
それほどまでに深刻なのだろう

零「あぁ」

レミリア「実はさっき咲夜から電話があってね
     …紅魔館へ不明な輩が向かっているという報告を貰ったのよ」

零「…!」

まさか前に襲った輩なのだろう、それの仕返しと言っても可笑しくはない。
一体あの輩は何を狙っているのだろうか…?

レミリア「今この事を言ったのはジョジョと貴方だけよ」

零「分かった」

レミリア「後、私が要請した者が居るから」

コンコン

レミリア「来たわね」

零とレミリアは大広間へ降りるとそこには
大柄の男3人に年をとった金髪の男が1人居た。

レミリア「…貴方達に頼みたいのよ
     空条承太郎、DIO、ブロリー、そしてヴァン・ホーエンハイム」


不明な輩が紅魔館を襲撃するとの情報が入った。
次回、戦闘開始!

21:2014/08/16(土) 18:48:22
あ、失敬失敬 文字違いがあった 
ヴァン・ホーエンハイム→ケンシロウ

22:2014/08/17(日) 16:20:30
続き。

承太郎「…フン、楽しませてくれるんだろうな?レミリア」

レミリア「貴方達が好きそうなとっておきの殺しあいパーティーよ。」

どうやら零はこの4人と不明な輩を倒すという。
…どう感じ取ってもこの4人はただならぬ「殺気」や「威圧感」、「気迫」が感じ取られる。

咲夜「お嬢様!来ました、妖怪です!」

咲夜が報告をすると、この4人の気配が変わる。

承太郎「俺が直々にぶっ潰す…」

DIO「URYYYYYYYYYYY!!」

ブロリー「そうこなくちゃ面白く無い…」

ケンシロウ「来たか…虫ケラ共」

それぞれの台詞にはそれぞれの気迫があり、世界が怯える様な雰囲気だった。 

零「行くか、ジョナサン」

ジョジョ「宜しく頼むよ、零君」

そういうと7人は紅魔館の中から出ていく。


紅魔館 ー門前ー

外に出ると、大勢の妖怪達が紅魔館襲撃に備えていた。

承太郎「妖怪共は、この空条承太郎がじきじきにブチのめす…!
     スタープラチナッ!」

「オラオラオラオラオラオラオラ」と空条が妖怪を潰していると、DIOの反応が動き
妖怪共をわし掴みにする。

DIO「貧弱貧弱ゥ!!!「世界」!」

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」の掛け声がかかると、ブロリーが動き始めた。

ブロリー「まずお前から血祭りに上げてやる…」

ブロリーが気弾の弾幕を妖怪共にぶつけていると、ケンシロウが動く。

ケンシロウ「悪党の泣き声は聞こえんな…北斗百裂拳!」

「あたたたたたたたたたたた」という声が聞こえる。4人の活躍ぶりを見ると
どうやら活躍している。ジョナサンが4人の拳の嵐に入り込んでいった。

ジョジョ「震えるぞハート!燃え尽きるほどヒート!!刻むぞ血液のビート!
     山吹色(サンライトイエロー)の波紋疾走(オーバードライブ)!!」

ジョナサンが拳の弾幕を出し、余計この場は拳の嵐となった。
零もこの場へ入ろうとしたその時、妖怪共の2軍が到着したと同時に
大和とソラとフランが紅魔館の中から出てくる。

大和「退かぬ!媚びぬ!省みぬ!大和に逃走は無いのだ〜!」

腰から2丁の拳銃を取りだし、降りてくる所寸前を撃っている。

フラン「貴方が」 ソラ「コンティニュー」 ソラ&フラン「出来ないのさ!」

そういうとソラとフランがスペルカードを取りだし
相手を叩きのめしていた。
さて、栄光を掴む者はどちらか!

to be continued…
     後編へ続く…

23:2014/08/18(月) 14:01:25
後編 続き

零が溜め息を付いていると、妖怪共の3軍が地上に来た。
零とレミリアで戦わなければと思ったその時…

咲夜「お待たせ致しました。」

レミリア「遅いわよ、咲夜・ブランドー」

零「……ツッコミはさておき、俺がぶっ潰す!」

そういうと辺りが徐々に暗くなり、月が紅くなっている

レミリア「こんなに月も紅いから本気で殺すわよ、楽しい夜になりそうね」

咲夜「悪いけど、私の時間は私の物、あなたの時間も私の物」

それぞれ言うと、零はフィンガースナップ(指パッチン)をして足下に魔法陣を出し
無数の槍が召喚され、槍の弾幕を放つと相手に向かう。

零「貴様等の命の事など、知った物では無い
  屑同然という事だ。」

レミリア「 神槍「スピア・ザ・グングニル」! 」

そういうと右手に渦々しくて紅い槍を右手に持ち、相手を切り裂いている。

咲夜「 幻世「ザ・ワールド」! 」

そういうと時間が止まる、時間が止まった事はDIOにも影響を及ぼしていた。

DIO「(何ッ…時が止まっただと?自然に?いやそんな事は無いはずだ…)」

咲夜は時止めに入った事によって銀のナイフを相手にドールを作る様な感じでばらまいている

咲夜「そして時は動き出す…」

見ると、既に戦いは終わっていた。
妖怪共は血を吹き出している者も居れば、魂を抜かれている妖怪も居た。

結果にレミリアに要請を送った者達は、零の活躍を知り仲間になったという。
紅魔館はまさに「渦巻く狂気に満ちた館」になったと言っても可笑しくは無かった。

to be continued…
      続く…

24:2014/08/18(月) 17:55:18
第漆章 「坂田銀時」

紅魔館襲撃から翌日、侍の男が紅魔館に来た。
その数時間前…

コンコン

咲夜「誰かしら…」

?「此処にすげぇおにーちゃんが居ると聞いてやってきたんだが…
すげぇおにーちゃんって何処に居る?」

そういうと大広間に零が歩いてくる

零「咲夜、お客さn」?「お、こいつか?すげぇおにーちゃんって奴は!」

容姿は白衣に柄の入った銀髪の男だった
どうやら木刀を使っているらしいが木刀から妖気が溢れ出している。

銀時「俺の名は坂田銀時ってもんだ、おにーちゃん旅をしているらしいな
   どうだ、仲間に入れてくんねーか?」

零はあっさりOKを出したが、あの木刀…力を秘めていると感じていた。
現在の時間に戻ろう。

零「涼んでくるか…」

そう言って扉を開けた。

紅魔館 ー中庭ー

ベンチに寝転がって居ると、ジョナサンが中庭に来ていた。

ジョナサン「零、君も来ていたのか
      紅魔館の中が暑く感じたのかな、ハハ」

零が立ち上がって座ると、零は言った。

零「あの「呼吸法」は一体何だ?どうやらあの呼吸をして相手を倒していた様だが…」

ジョナサン「あれは「波紋」と言って、特別な呼吸法によって、肉体にエネルギーを生み出す技術なんだ」

後からジョナサンの話を聞くと、波紋と言う技術は吸血鬼と柱の男という輩には効果抜群らしい
治療に使う事も出来て、達人になると若さも保つ事が出来ると言う
他にあるが、そこは省略しておこう。

零は全の術技を覚えている他に、忘れないという能力も持っている
しかし伝授方法は教えてくれなかった。
ジョナサンは紅魔館の中に戻っていく寸前に零に問いかけた。

ジョナサン「…君は運命に逆らえる事が出来る?」

そういうと俺は無言のまま立ち上がった。

ジョナサン「いや、君には難しかったか ハハ」

そういうと中庭から歩いて出ていった。

零「(運命に逆らう…か)」

to be continued…
       後編へ続く…

25:2014/08/19(火) 17:32:53
(後編と言ったな、あれは嘘だw) (今回は別視点で行こうと思う)

第捌章 ジョセフ・ジョースター

俺が此処に来てから丸4日掛かっていた
「真理」とか言う奴に送り込まれ、この地をさ迷っていた。

ジョセフ「ちっ…また妖怪共かよ」

ジョセフがこの地に来る前は、既にシーザーを失っていた
彼の形見であるハチマキをポケットにしまい込んでいる

ジョセフ「やっと森に出たか〜、此処から食料見つけていくぜっ!」

そういうとジョセフは人里に向けて走っていった。
人里に付けば、食料が手に入るが人里は今大変な事になっていた。

ジョセフ「...!」

ジョセフが見た光景は、里の人間が倒れていた光景だった
その光景を見たジョセフは九死に一生を得た人間が居ないか見つけると
座っている一人の男性に声をかけた

ジョセフ「何があった?おい!」

男性「妖……怪…」

男性はそういうと絶命をした。それを聞いたジョセフは
人里の奥へと走っていく

奥に付くと、沢山の妖怪共が固まっていた

ジョセフ「お前等かよ、人を傷つけた奴は
    まぁ、そんな事言ったって俺は倒すけどな」

妖怪共に走っていく
倒す、貫く、キックするなどの攻撃を繰り返して妖怪共を4分足らずで蹴散らした。

ジョセフ「まぁ、俺に掛かっちゃこんなもんだぜ」

人里から離れた場所を歩いていると、3km離れた場所に大きい館が見えた。

ジョセフ「おっ!もしかしたら彼処で食料ゲット出来そうだな」

そういうとジョセフは希望を持って館に向かって走っていった。
その走っている途中で男性2人組にあの館の話を聞くと

男性「あぁ、彼処は止めとけ
   色々とやばい人間が沢山居るしな」

男性2「何でも「ジョースター」も居るらしいからな
    怖いねぇ…あれ?」

ジョセフは「ジョースター」と聞くと、すぐその場を立ち去り
また館へと走っていく

ジョセフ「(おいおい…ジョースターってまさかよ…)」

そう思っていると館寸前までたどり着いた。

ジョセフ「此処かよ、館は」

ジョセフが入ろうとしても門番が動かなかった。

ジョセフ「寝てんのかよ、門番の意味あるのかよ
   何にせよラッキーだな」

ジョセフは館の扉に付くと、すぐに扉を開けた。
開けると右にメイド服を着た女性が待ち構えている様にお出迎えをした。

to be continued…
       続く…

26:2014/08/21(木) 20:34:59
第玖章 決意

零は現在、寝室で黙読をしていた。
しかし、そろそろ旅にも出かけないと気が済まない気分でもあった

零「レミリアに聞いてみるか・・・」

紅魔館 ーレミリアの寝室ー

レミリア「どうしたのかしら?」

零「そろそろ旅に出ようと思う、一部の仲間を連れてな」

零はメンズを決めていた
ジョナサン、承太郎、DIO、大和、ソラ、ケンシロウ、ジョセフ

レミリア「そうね、思いっきり旅に出たらどうかしら?
   私は否定しないわよ?」

そういうと既に旅の準備は終えていた。
零は仲間を連れて門前に立ち、紅魔館へ必ず戻ると誓って旅に出た

咲夜「良いのですか?」

レミリア「あの人達は、あれが宿命なのよ」

見送ると紅魔館からは零達の達の姿は見えなくなっていた。


一方零達は人里を通り抜けた後の殺風景な場所に着く

ジョセフ「まだかよ〜、てか殺風景の場所なんか早く抜けようぜ〜・・・」

ジョナサン「お前はまだそんな事を・・・」

ジョナサンが何かの気配に感づく

ジョナサン「・・・何かが来る、2人」

そう零達に言うと、馬らしき物に乗ってくる焔色のオーラを纏った男と
青色のオーラを纏った男がこの殺風景な場所に来た
どうやら馬に乗りながら戦っているみたいだが・・・

?「sit!どきなどきな!」

?「どくでござるっ!そこに居たら巻き込まれるでごさるよ!」

そう言いながら零達に向かって走ってきた。
それを聞くと咄嗟に分かれて、2つの馬を避ける

DIO「あんな輩放っておけんな、いっそ追いかけて潰すか?」

承太郎「止せ止せ、放っておけ」

そう言っているとさっきの馬が戻ってきた。

?「アンタ等、中々良い気迫を持っているな
 どうだ?俺とこいつで2人で勝負したいんだが・・・」

承太郎「DIOと俺に任せろ」

大和「俺は見物させても・ら・お・う」

ソラ「それが良いかもね」

次回、武将vsDIO&承太郎!

to be continued・・・
          後編へ続く・・・

28:2014/08/23(土) 21:48:18
続き

承太郎「貴様等、覚悟しな」

DIO「…負けられんな」

?「さぁ、用意は済ませたか?
行くぜ…?」

そう言うと両者共前に走り、承太郎は青いオーラを纏った武将へ向かい
DIOは紅いオーラを纏った武将の所へ向かっていく

承太郎「テメェなんぞ俺の敵じゃねぇな…」

?「甘いな、どういう風でその気になるんだ?」

承太郎「こういう事だ」

承太郎がそう言うと後ろから幽波紋(スタンド)が出現し、相手へと攻撃を仕掛ける

?「(チッ…早すぎる!何なんだ後ろの悪霊みてぇな奴は…)」


?「速さは負けぬでこざる!」

DIO「今!ためらいもなく貴様を惨殺処刑してくれよう!」

後ろにスタンドが出現する、無駄無駄無駄無駄!と言いながら相手に攻撃を仕掛けてくる

?「(この攻撃…早いッ!)」

押されて背中をくっつけあう武将、前後ろにDIOと承太郎が向かってきている
攻撃を仕掛けようとしたその時、武将2人がオーラを纏い
承太郎とDIOを吹き飛ばす

2人共受け身を取り、地を滑る。

承太郎「…しぶとい奴等だ、やれやれだぜ…」

DIO「…」

武将2人がオーラを纏いながら2人へ向かう。

承太郎「どう足掻いても絶望だ」
DIO「…どう足掻いても絶望だ」

武将2人を気迫で飛ばし、決着は付く

to be continued…
        後編へ続く?

29:2014/08/24(日) 18:43:28
続き

政宗「アンタ等強ぇな、俺の名は伊達政宗で、この熱血は真田幸村だ
 仲間になりたい所だが、生憎此処はヤバいんでね」

零「ヤバい事とは?」

政宗「あぁ、別の世界と別の世界が融合し始めてんだよ
   アンタ等が此処に来た場所は元々此処は俺達の世界の場所だ
   …どうやらまたお出ましの様だぜ」

政宗がそう言うと奥から集団が来る。

?「居たな…新たな敵が」 ?「俺達、華麗に参上」

?「俺が真の三國無双だッ!」?「出来損ない者が集ってるらしいな…」

?「行くよ、僕には負けられない」 ?「どうやら集まってる様じゃのう!」


集団が此方に来ている事を確認すると、零達もあの集団に向かって歩く

零「丁度体が鈍ってたんだ、負ける訳には行かねぇんだよ!」

そういうと零達は集団に走る

?「負けん、戦士となる者として!」

そういうと集団は零達に走る


短いけどto be continued…

30:2014/08/25(月) 22:05:32
暇なんで番外編w

零「どうも、清く正しい忌華・零と申しまブフォ」

文「私の台詞をパクらないでくれますか?」

大和「良いんじゃねーの?たまにはパクっても良いだろ
   てか俺もパクってんだしよw」

文「や、大和さんが言うなら…」

零「何やってんだ2人で、潰すぜコラ」

平和に話をしていると奥から女性と男性が向かってくる。

零「お、お前は…レイ!?」

レイ「あ、」

目と目が合う〜瞬間…(ナレーターふざけすぎ潰すウワァァ)

レイ「零君、何故居るの!?」

零「何となくだが、その横に居るお前も知っている
  確か…直空ー」

直「いつからそんな名前になったしw直だよ直」

しっかし、直とはまた手抜きですね〜そこん所どうでしょうかレミリアさん
実況風にすんじゃねぇぞテメェ、ナレーター!

大和「我が大和のボケ力はァァァァァァァァアアア世界一ィィィイイイイ!」


ふざけすぎたんで続くw

31ソラ:2014/08/25(月) 22:20:27
番外編出たい!

32そーくん(ーεー)\:2014/08/25(月) 22:51:31
やまこんなにギャグキャラではなかった気が・・・

33:2014/08/26(火) 19:30:58
>>32

小説ならではの設定だから、しょーないw

34:2014/08/31(日) 12:56:56
続き

同時刻、紅魔館では…

レミリア「零の過去…ね」

咲夜「何でしょうか?」

レミリア「いえ、でも零の過去の記憶が戻るのならば
     更に残酷な目に合わされるのではと思ってね。」

咲夜「記憶ですか…紅茶入れましたから」

咲夜はそういうとレミリアの部屋から出ていく

レミリア「残虐な世界となるのかしら…」


同時刻、関ヶ原

零「そろそろ諦めたらどうだ?勝ち目は無いぞ」

圧倒的に零達がリードして、止めを刺そうと思った時
奥の方からかなりの大軍が見えてくる。

零「とりあえず、戦いは一旦中止して雑魚共を倒す」

メタナイト「あぁ、仮面の剣士メタナイト、いざ行かんッ!」

2人がそういうと、2人の後を仲間達が追う
         
        :

敵達を倒していると、奥から銀時の姿が見え
それと同時に紅いマントを背負ってショットガンと刀を持っている人物と、黄色い輝く人物が走ってくる

?「我が滅す…」

?「徳川第一の絆を見よッ!」

銀時「助っ人連れてきたぞ〜、織田信長と徳川家康だ~」

続くw

35折鶴:2014/09/01(月) 22:11:19
ずるい…俺がいない間にこんな小説書いてたなんて…むぅう!俺もだせ!出たいよ!とりあえず東方キャラとイチャつきたいよ!?あのゴリやまさんでも銃とかかっこよく書いてるんだから俺もかっこよく書いてほしいよっ!てな訳でよろしく^^
P.Sフランが落ちてきて零の胸に…?あ”?全ての可愛い女の子は俺のもんやで?(殺気

36折鶴:2014/09/02(火) 20:30:49
レミリア様カリスマ可愛い

37:2014/09/02(火) 21:17:04
あの前の小説、ちょいボツなんで止めますわw


第拾章 空から降る女性ともう一人の知り合い

関ヶ原で敵軍と戦ってから翌日、零達は林の中に居た。

ジョセフ「此処、迷いやすいんじゃね?」

DIO「竹で被われているみたいだな...竹をへし折r」

大和「いや、それだと自然を壊す事になるしな
   とりあえず冷静に此処を通り抜ける事を考えようか」

そんな事を話していると、空から一人の女性が降ってくる
まさに…天○の城ラ○ュタみたいな登場…でも無かった

頭からどうやら落ちているみたいだ、助けなきゃと思う零は
下に魔方陣を出して衝撃を吸収した。

?「あ、どうも」

そう一言で言うと、また竹林の向こうから一人の女性が来る。

?「オリ〜、待ってぇぇぇ!」

そう女性が叫ぶと目的の女性を通り抜けて、2kmぐらい離れてしまった。
あまりの速さに自分も制御しきれなかったのだろう。

零「…ん!?」

ソラ「ん?知り合いなの?」

零が驚くと、やはりそうだったという眼で走ってきた女性に向ける。

零「やはりお前か、レイ。」

レイ「あれ?零じゃん、こんな所でどうしたの?」

零「旅でね、そしてそちらの女性は?」

折鶴「折鶴、まぁ呼び捨てでおk」

零から見ると、どうやら男性に興味が無いと思う。

折鶴「突然なんだけどさ、旅に入れて欲しいんだけど」

あまりにも唐突で、驚きを隠せなかった零は
現在旅人が6人にも関わらず良いと言ってしまう。
新たに旅に加わってレイと折鶴が入った。

レイは俺と同じ強さを持っており、折鶴に関しては未来を予知する能力を持つという。
どうやら頼もしい仲間を手に入れたようだった。


同時刻

全の間 ー真理ー

真理「フフフ…どうやら順調に進んでいる様で何よりだ。
   そのままこの世界に居座ってもらおう、「封の刻」の日が来るまではな…」

真理が狙う目的とは一体、そして「封の刻」の日とは…?
そして仲間が2人も入った事で旅人は零を入れて8人となった。

次回、零の祖父登場!?

to be continued…

38そーくん(ーεー)\:2014/09/02(火) 22:06:58
うわっ楽しそッ・・・…
















































































(泣。)

39折鶴:2014/09/02(火) 23:33:52
おーいそーくんが小説出たいって拗ねてるぞー

40:2014/09/06(土) 20:51:11
第拾壱章 忌華家同士としての誇り

2人を仲間にして、あれから3時間以上かかった。
零達が着いた場所は何もないただの平地だった。

零「またつまらない所に出た様だ」

ジョナサン「…いいや、つまらなくも無い」

ジョナサンが言葉を発すると、奥から一人
杖を突いて歩いている一人の老人が平地の奥から歩いてきている。

承太郎「とてつもない気を放ってやがるな…」

その姿にとって零は、見覚えのある姿だった。

零「…あれは…」

その老人に向かって歩いていき、そして老人の前に立つ

?「誰じゃ、避けなさい」

零「よう、永久爺」

永久「その声は…まさか零か…」

零の祖父「忌華 永久」との再会を果たす
再会を果たした所で、永久は言った。

永久「俺と共に来ないか零、探していたんだぞ」

零「断る、俺が集めた仲間だ
  俺が集めた仲間だから爺とは行く事は不可能だ」

永久「そうか…今の内は良い
   しかし、時が来たらその時は連れていこう…」

零「あぁ」

そういって永久はすれ違って平野を歩いていく

大和「おい零、あの零の祖父の気迫…
とてつもない気迫だったな。」

零「俺でも敵わなかった。当分爺との再会をあんまりやりたくも無い」

そう言うと平野を歩いていく。
永久との再会を果たしたが、それは、とてもいい再会とも言えなかった。
そして零は気づいていた。永久とはいつか戦いになると…

to be continued…

41:2014/09/07(日) 19:18:32
第拾二章 白玉楼からの使者

平地から歩き、第2の人里と呼ばれる場所に着く

折鶴「ねぇねぇ、此処の店でご飯食っていかない?
何も食べていないから腹が減ったんだけど...」

零「そうだな、何か食っていくか」

そう言うと、隣にある古い飯屋に入る
外見はボロかったが、中に入ると綺麗だし、地下もある為広かった。

ジョナサン「僕達は人数が多いから地下に行こう」

零達は地下へ向かい、かなり広い和室を借りてご飯を食う事にした。
右端を使ってご飯を食う事にしたが、左端は一人の女性と見覚えのある赤いコートを着た少年、そして軍服を着ている男性が来ていた。
零は見覚えのある赤いコートの少年の傍に行き、声を掛ける

零「おい、お前エドワードか?」

エドワード「ん!?零、もうそこまで来ていたのか...」

?「鋼の、そこの少年は誰かね?」

エドワード「えーっと...、まずこの方は俺の知っている大佐で錬金術師
       ロイ・マスタング大佐と、後そこの女性は...」

妖夢「魂魄 妖夢です、宜しくお願いします」

零「忌華 零だ。宜しく」

それぞれ自己紹介をすると、3人共旅に連れて行けという事だ
連れていかせようと思った零はOKと言い、連れて行く事になった

妖夢「後で、ご飯食った後人里を左から出て待っていてください」

妖夢からそう告げられると右端に戻ってご飯を食いに行った。


数時間経って零だけ飯屋を出ると、妖夢の言った通りに左に行って人里を出る
出るとそこには妖夢が待ち構えていた。

妖夢「待っていました。新聞によれば貴方は
    刀の持ち主だと知りました。そこで貴方にお願いがあるのです」

零「何だ」

妖夢「私に稽古を付けてほしいのです」

零「断る、俺は弟子を持たん」

妖夢「零さんの経験を盗みたいのです!
勿論弟子にしてくれとは言いません、それでも稽古を付けたいのです」

零「...良いだろう、しかし決して手加減はするな
  俺も手加減はしない、お前が手加減して場合はそこで稽古終了だ」

妖夢「そんな事、承知の上ッ!」

そう会話をすると、人里から離れて稽古を始める。

to be continued...
           後編へと続く...

42:2014/09/08(月) 20:43:18
続き

零「フン…まだまだだな」

妖夢「か…勝てない…強い…」

圧倒的に稽古は零の方が優勢だった。妖夢は零の剣術に惑わされ
零にまだ一つの傷も与えられていなかった。

零「どうした?来ないのか?」

妖夢「くっ…」

妖夢はまた走り、零の方へと向かっていく

零「甘い…甘すぎるんだよ!」

そう言いながら妖夢の刀を弾く、そして首筋に刀を突きつけた。

零「勝負あったな。」

妖夢「負けた…私に一体何が足りないのか…」

妖夢にはそれしか考える事が出来なかった。
零は人里に戻る際に後ろを向きながら妖夢にこう語る。

零「…お前の刀には迷いがある、その迷いを克服し
  お前自身の剣術を作り上げる事、それが今のお前に出来る努力だ。」

そう妖夢に語りかけると、仲間達の元へ戻り人里に向かって歩く。
妖夢は弾かれた刀を見つけ、抜き鞘の中に入れる。

妖夢「私自身の剣術…」

そう呟き、妖夢もまた人里に戻っていく。
その稽古の様子を見ていた一人が、こう言った。

?「あの零とかいう奴に付いて行くのも面白そうだな
  オラ、わくわくすっぞ!」

そう言いながら一人は空へと飛び、零達の方へと向かっていった
あの正体とは一体?

to be comtinued…

43ソラ:2014/09/08(月) 22:26:50
おいぃ〜、ソラ出せよ〜

44:2014/09/10(水) 19:19:54
第拾三章 夜の砂漠

人里から離れた先に大和から「この先に町がある」と聞いた零達。
その先を目指して歩いている。

ジョナサン「しかし、仲間も多くなったもんだ」

折鶴「うん、でも寒い...」

零「今夜は此処で野宿するか」

零が言うと、今夜は砂漠で野宿する事になった零一行
           


:


零達が寝た頃、零は眠りから覚める。
何か気配がした。零が起きる時はそれしか無い。

零「何の用だ。姿は隠しても気配は消えんぞ」

そういうと、近くの岩から2人が姿を現す
零には見覚えのある姿だった。

零「お前達は確か...六神将「鮮血のアッシュ」と「烈風のシンク」か?」

シンク「良く気づいたね、その君にお願いがあるのさ」

零「ん?」

シンク「この六神将2人を仲間に入れてほしいという願い、受け入れてくれるかい?」

零「良いだろう」

零はあっさり引き入れた。

シンク「君ならそういうと思った。出発は明日だね」

零「あぁ、余計な事しでかすと俺が許さんからな」

アッシュ「...」


六神将2人を仲間に入れた零は、また仲間を手に入れる
零一行が増える、零はまた新たな仲間を引き連れる

to be continued...

45:2014/09/12(金) 21:23:13
番外編 第弐章

紅魔館 〜図書館〜

零は今日も本を見に図書館へと足を踏み入れていた。
そこへ図書館に少女1人と女性3人が図書館の扉を開ける。

フラン「ねぇソラ、貴方の好きな曲は何?」

ソラ「うーんと...深海少女とか?」

ソラがそういうと折鶴がソラの耳の近くでこう呟く

折鶴「ちょっとソラ、この子は別の世界に来たんだよ?
ボカロなんて分かる訳が...」

そう呟くと、フランが口を開けた。

フラン「あ、それ知ってるよ!ボカロって奴だよね!」

フランがボカロの事を知っていた事自体知らなかった為、2人共唖然していた。

レイ「ふふーん、私がフランcにボカロの事を教えたんだよ。」

折鶴「ねぇレイ、この子に別の世界の事を教えても良いの?w」

レイ「良いんじゃない?世界の法則なんて聞かれてないよ」


その会話の様子を聞いて、零は安心しながら本を読み続けた。
本を読もうという時に大和がこちらへ近づいてきた。

大和「おっす、零
   紅魔館に居る時は、この怖い紅いマントを取り外したらどうだ?」

零「それも良いかもな」

大和に納得をして紅いマントを脱いだ。
紅いマントを脱ぐと怖い感じはあるが、威圧感は無くなり
普通の学生っぽく感じた。

零「これはどうだ?まぁ、仮面は外せないけどな」

大和「おう、仮面の件については承知している」

呑気な会話、今日も紅魔館は平和だ。
その時だった。図書館に猛スピードで飛んできた白黒の魔法使いが来た。

零「ん?誰だ?」

パチュリー「あぁ、いつもの泥棒女ね」

魔理沙「おいおい、私は借りてるだけだぜ  死ぬまでな」

パチュリー「だから、死んだら返す事も出来ないって言ってるでしょ」


大和「おい、助けなくても良いのか?」

零「さぁな、まぁ危なくなったら助けでもするさ」


魔理沙「さぁ、借りてくぜ」

零「待ちな、そこは人に頼むという礼儀を知っているか?」

魔理沙「さぁ?私は教えてもらってないぜ?そこをどきな」

零「断る、本を返せ」

魔理沙「どかないんだったら、力づくでも勝つ!
これでも私はフランに勝っているんだ」



パチュリー「彼もフランに勝ってるのよ...」


to be continued...

46:2014/09/14(日) 20:59:52
「堕ちた一つの真理」外伝・東方紅魔郷 

現在、紅魔館は零達の拠点として使われている
勿論紅魔館の主「レミリア・スカーレット」の許可を得て。
この話は、紅魔館が「幻想の世界」に来る前の話である。

外伝・第壱 「幻想郷」


幻想郷。日本の人里離れた山奥の辺境の地に存在するとされる場所。
ここには妖怪などの人外のものが多く住んでいるが、僅かながら人間も住んでいた
現実と人々に忘れ去られた場所、それが幻想郷だった。

魔理沙「霊夢〜、異変が起こり始めたぜ」

霊夢「また?今度は何の異変よ」

幻想郷の人々は事件の事を「異変」と呼んでいた
今現在でも異変が起こっていると聞く。
霊夢は魔理沙から聞いた異変を調べていた。

霊夢「これね、「紅霧異変」」

霊夢が突き止めた現在起こっている異変「紅霧異変」について調べていた


紅霧異変ー
ある夏の日、突如幻想郷全体が妖気を帯びた紅い霧で覆われ、日光が遮られた。
人間の里の人々は妖気を帯びた霧のために体調を崩し、また家から出ることすらかなわず、
さらにこの霧は幻想郷を越えて外の世界にも干渉しそうになった。


魔理沙「この異変を解決しようぜ」

霊夢「まだ動くのは早いわ、もう少し様子を見ましょう」

霊夢はそういって神社の中へと入っていった。
待つと聞いた魔理沙はこっそり、現在異変が起こっている場所へと空を飛んで行った。


ー上空ー

魔理沙「あれか、すっかりと紅い霧に囲まれているじゃねぇか」

魔理沙が箒で上空を飛んでいると、左から何かが飛んでくる。

?「魔理沙さん、貴方も紅霧異変を突き止めに?」

魔理沙「あ、ブン屋。お前も来たんだな」

「射命丸文」
妖怪の山に住む鴉天狗の少女にして新聞記者(ブン屋)。
博麗大結界の成立よりも以前、1000年以上前の鬼がいた頃から幻想郷に住んでおり、現在の幻想郷には無い「海」を知っている。
彼女自身は幻想郷でも最高クラスの力を持っているが、決して力を見せびらかせようとはしない

彼女もこの紅霧異変の状態を突き止めに異変が起こっている場所へと向かっていたという。

文「魔理沙さん、大丈夫なんですか?私は一応紅霧には耐えられますが...」

魔理沙「おいおい、私も一応魔法の森の空気で耐えられてんだ。
    紅霧にも耐えられるに決まってんだろ」

魔理沙はそういうと真っ先に異変場所へと向かっていった。

文「やれやれ、世話のかかる人ですね」

文もその後を追っていった。


ー異変場所ー

魔理沙「おいおい、紅霧がどんどん広がってるじゃねぇか」

文「えぇ、この紅霧のせいで人間に悪影響を及ぼしているんです」

人里にまで紅霧が広がっていた。
何の目的で紅い霧を出したのかは文でもまだ不明だった。

魔理沙「とりあえず、この紅霧の中心にある館を目指そう」

文「駄目です、一昨日あの紅い館に潜入を試みたんですが
  近づくたびに館がどんどん離れていき侵入が出来ない対策になっていました。」

紅霧を止めさせない為か、侵入対策までもしてあった。
魔理沙は策を考えていたが、思いつかなかった。

魔理沙「一度、此処は退こう、それからでも遅くは無いな」

文「えぇ、また明日此処で」

そういうと、2人は別れ魔理沙は元の場所へと戻っていく


to be continued...

48:2014/09/17(水) 17:37:45
番外・第参

紅魔館  〜図書館〜

魔理沙「つ、強い...」

零「所詮、お前の力はそういうもんだ」

魔理沙「負けてたまるかよッ!」

魔理沙が圧倒的に押されていた。
零は恐怖を出した悪魔の様な笑みをしていた。

魔理沙「くっ...儀符「オーレリーズサン」!」

オーレリーズサンを零に放つが、簡単に避ける。

零「どうした?もう疲れたか」

魔理沙「まだまだァ!恋符「ノンディレクショナルレーザー」!」

このスペルカードの攻撃も避けていく。
零は両手を突き、地に掌を出して錬金術を発動させる
魔理沙へ地から出される無数の壁が襲う。

魔理沙「!」

魔理沙がこの錬金を避けて零に突進していくと
零はこれを受け止める、身動きも一つもせずに。

魔理沙「な...!?」

零は華月を出し、魔理沙に切りかかる。

魔理沙「痛ってぇ...」

零「凶刻双神...!」

零は華月を地面に刺し、魔理沙の体へ電撃を送るが
空を飛んで避けていく。
零はそのまま立って、魔理沙がこう言い放った。

魔理沙「終わりかよ!」

零は黙って黒い手袋を取る、零から解き放たれる威圧感と恐怖が魔理沙を襲ってくる。

魔理沙「うぐっ...何だこのパワーはッ!」

後編へ続く

49:2014/09/18(木) 20:08:50
番外・第肆

零「貴様ハ俺をどうやら本気ニさせた様ダナ」

魔理沙「なっ…」

魔理沙が驚いていると、高速で魔理沙の前に立ち
右手の人差し指を突くだけで魔理沙はぶっ飛んだ。

魔理沙「ぐわっ…!」

魔理沙は強く壁に叩きつけられた。

魔理沙「ぐはっ…!」

魔理沙は壁に叩きつけられたまま血を吐く。
壁から外れ倒れると、高速で魔理沙の前へと移動した。

零「…」

魔理沙の様を悪魔の様な笑みで見つめていた。
魔理沙が今まで感じたかった恐怖という物が感じられていた。

魔理沙「あの力…強すぎる…」

そういうと零は黙って魔術で魔理沙を浮かし、回し蹴りを食らわせた。
魔理沙はまたぶっ飛び、脇腹の骨が折れた感覚だった。

魔理沙「...!!!」

痛みを越えた痛みを感じていた。言葉も出なかった。
零はそのまま黙って見ている。

零「…」

魔理沙「ま…まだ…」

そういうと魔理沙は気絶した。
零も黒い手袋を履き、力を再び封印した。

パチュリー「魔理沙…」

零「心配は無い、数時間立ったら錬金術で治してやろう」

そういうと図書館から去っていった。
レミリアは唖然し、パチュリーは気絶した魔理沙を見ていた。

レミリア「忌華家…恐ろしすぎる…」

流石のレミリアも驚いていた。あの尋常じゃない絶大な力
レミリアもまた恐怖を感じていた。

続く?

50やまやま【yama_san】:2014/09/18(木) 20:35:03
お、俺の存在…

51折鶴:2014/09/18(木) 20:42:54
あーあー…女の子いじめちゃったー…キレるよー。折鶴ちゃん。キレちゃうよーウフフ?

52:2014/09/19(金) 06:15:56
>>50

あぁ、入れておくよw

>>51

錬金術で治しておくから...w

53:2014/09/19(金) 06:50:34
第拾肆章 「求める真実」

砂漠から抜け出した所の道を歩いていた。
皆がコソコソと喋っていると、大和が零の側に来てこう言った。

大和「おい零、お前は記憶を失ったみたいだが
   何の悪影響も無いのか?」

大和が言うと、歩きながら喋る。

零「フン、悪影響か…そんな物は無い」

一言言うと、もう問いには答えなかったその時
空から零に向かって反撃してきた。

ガキィン!

?「お?良いねぇ…こういう奴は好きなんだよッ!」

右手に刺青、両腕を効果しており
黒いコートに髪を縛っている、どうやら男性の様だ。

零「強い気が来たんだからな、防御する他は無い…、名は?」

グリード「俺の名はグリード、ホムンクルスだ」

名はグリード、ホムンクルスだという
その後ろに居たエドワード・エルリックがその言葉に反応した。

エドワード「ホムンクルス…お前はまさか強欲の!」

グリード「お?お前はあの時の…」

グリードとエドワードの関係は何なのだろうか…
零が言うと、エドワードが怒りながらこう答えた。

エドワード「…こいつはホムンクルス、人造人間で
      体内の血が全て賢者の石で出来ている、傷を付けても重症を受けても死ぬ事は無い。」

エドワードの言葉を聞き、零も聞いた事があった。

零「賢者の石の材料は確か人間の大量の命だったはず…」

エドワード「あぁ、そうだ
      こいつ「等」は賢者の石で作られた人造人間だと言う事なんだよ!」

一行はその言葉を聞き、唖然としていた。
当然だ、傷を受けても治すというのはこの中でただ一人
「忌華零」もそうなのだから。

大和「おい、お前も?」

グリード「そいつは違ぇよ、気配が感じられねぇ」

折鶴「でも人造人間を作った人は誰なの?」

折鶴がそう答えるとすぐに言う

グリード「俺達が呼ぶ存在「お父様」と呼んでいる」

ジョナサン「人には七つの大罪が存在する、お前がその一人だと言うのか?」

グリード「簡単に言えばそうだ」

一旦続く

54コヨミ:2014/09/20(土) 09:45:39
今度僕も小説投稿?していい?

55コヨミ:2014/09/20(土) 09:47:27
一人称間違ったwww
もう『僕』でいいやww
ふざけてますんでそこんとこよろしくww

56やまやま【yama_san】:2014/09/21(日) 20:30:58
書き込まんと過去スレになってまう(;゜0゜)

57忌華 零:2014/09/22(月) 16:34:31
グリード「フハハ、まぁこれ以上口を開いたら親父殿に怒られるんでね
     退散させてもらうよ」

そういうとグリードは何処かへ飛んで行った。

零「...ホムンクルス,か」

何かに感づく零だが、そのまま次の場所へと歩いて行った。

一旦ここで終わる。次の章へ入る為

58忌華 零:2014/09/22(月) 16:51:57
第拾伍章「滅んだ街」


零一行が歩いていると、目の前に広がっている街へたどり着く。

ソラ「街が見えてきたよ、あそこに行こう!」

そう言ってソラだけ走り出す。後から折鶴とレイも走り出していった。

ジョセフ「やれやれ、手のかかる奴等だぜ」

ジョナサン「ジョセフ、お前はまだそんな事を...」

そう言いながら歩いていると街へ着くが、何か様子が可笑しかった。

零「おい、街なんだが人の気配がしないぞ」

大和「あぁ、街にしては可笑しいな」

2人が人の気配を探っているが誰一人分からなかった。
街を歩いていると古代遺跡の様な物が見つかる。

折鶴「あそこに遺跡があるみたい、行ってみよう」

遺跡の中へ入ると、奥に何か書かれている岩を発見する。

零「これは...」

零が見た岩、その岩は何かについて書かれていた。
零が読んでいると何について書かれていたのかが分かった。

零「どうやら此処はクレムレイム、錬金術が盛んな街だった様だ。」

書かれている岩は折鶴や承太郎、DIOやエドワード、シンクまでも見つけていた。
零はさらにその奥へ行くと壁に何か描かれていた。

零「...」

黙ってその絵を見ていると、エドワードがそれを見つけ何か言い出した。

エドワード「これは古代の錬成陣と、それは...」

零「陰陽を表しているな」

しかし、何を意味しているかが分からなかった。
エドワードも錬金術の知識は持っているがそんな早くには分かる筈が無いと言う。

零「...この壁の欠片を切り取ろう、いつか分かる筈だ。」

そういうと刀で描かれている部分の二欠片を切り取り、ポケットの中へしまう
しまって遺跡の外へ出ると妖夢がこう言う。

妖夢「今日はここで一休みしませんか?」

一休みの事を考えていなかった零は、一行のスタミナも考え休む事にした。

to be continued...
後編へ続く

59やまやま【yama_san】:2014/09/23(火) 15:54:48
小説の続きを頼むでごじゃる
(ごじゃるって入れたら5JALって出て来たぞおい)

60忌華 零:2014/09/26(金) 19:30:07
続き

〜クレムレイム・夜〜

零一行か寝ていると、零はある夢を見ていた。
零の世界で起こった大規模戦争「世界戦争」の夢だった。

兵士「殺っちまえ!ヒャッハー!」

零の眼前に残っていたのは「死」による憎しみと怒りだけだった。

零「貴様等...生かして帰さん!」

零が全能力開放をし、兵士を一人残らず消し去った。
植物も全て滅し、何も無い荒野となった。

零「ハァハァ...」

零は涙が溢れていた。「死」に怒り狂った。


零「!?」

夢から覚め、辺りを見ると零一行が眠っていた。

零「夢か...嫌な夢を見た」

零には悲劇の戦争だった、彼にもトラウマという物が存在する
零は落ち着き、眠りに入った。

続く

61忌華 零:2014/09/30(火) 19:27:44
第拾陸章 真理、出現

クレムレイムを出てから数時間、クレムレイムから離れた所にある
オアシスに到着する

零「喉が渇いたな、ここで休むか」

オアシスに入ると美しい湧水や武具屋、そして宿屋などもがあった
勿論、一般人の家も沢山あった

ジョナサン「ほう...オアシスは僕の世界にもあったけど
      こんなに賑やかなオアシスでは無かったな」

承太郎「あぁ、見た事も無い」

オアシスで宿を見つけるとそこの中に入って食事をするといい
零一行は宿の中へ入っていく

DIO「...どうやら外見ばボロだが、中身は悪く無い」

外から見るとボロだが、中身は意外と綺麗な宿だった
食事の準備をしてから数分、急に外が暗くなり外も大騒ぎになっている

大和「何の騒ぎだ...?」

大和が試しに外を見ると、オアシスの中心が
紅く染まっている魔方陣らしきものが浮かび上がっていたという
零一行も大和の後を追ってその中心へ向かうとオアシスの住人が恐怖で震えていた。

零「...お前、何故此処に?」

零が見たあの紅い魔方陣の中心には皆も見覚えのある人物だった。

折鶴「...あの人は」

ジョセフ「あぁ、間違いない」

ソラ「真理だよ、皆の元凶。」

ソラが言うと、中心に白い人物が立っていた。
全身白いコートで追われており、白いハットを被っている
真理がこちらに気づき、歩いてくる。

真理「おや、皆さんお集まりで...」

真理がそういうと、零が即刻こう言った。

零「何の用だ。」

真理「そう焦るな、君達の事を伺いに来たんだよ
   戦う気は初めから無い」

真理がそういうと、一行は構えを一斉に止めた。

零「...真理、お前の野望は?」

真理「答えられないねぇ...いずれ分かる事だよ
   しかしこれだけは言っておこう
   「封の刻が君らを襲うだろう」とね」

真理がそう答えると、紅い魔方陣の方へ戻っていく

零「...仲間を傷つけたら、許さんからな」

真理「そんな事、承知の上だ」

その言葉を最後にして、魔方陣ごと消え去っていった。

続く

62忌華 零:2014/10/03(金) 20:15:06
続き


真理が消えてからも声は聞こえ続けた。

真理「また会いましょう...君達の仲間が来ますよ」

そういうと真理の声は聞こえなくなった

零「仲間...?」

そう思っていると前に紅い魔方陣が3つ出現する

?「此処は一体...?」

?「ふむ、此処は戦艦の中では無い様だな}

?「おう、向こうに強い気配のする一行が居る!」

3人が紅い魔方陣から出てくると、零の見覚えのある人が居る
どうやら折鶴も顔の様子からすればあの中に友人が居ると思われる

折鶴「ス...スノー!後、イトさん!」

折鶴が真っ先に2人の方へ向かっていく、もう一人は零に近づいて来た。

零「...メタナイト、元気だったか」

彼の名はメタナイトと言った、剣の使い手でもあり
彼の住んでいる世界に一度行った時に最初の仲間でもある

メタナイト「零...会いたかった。」

奇跡の再会を果たした2人であった。向こうの様子もどうやら平和だ。

折鶴「スノー!元気だった?」

スノー「えぇ、折鶴こそ元気でした?」

折鶴「うん!元気100倍折鶴だよ☆」

イト「オレの存在...」

向こうの会話も聞くと実に平和らしい会話だった。
零もこの事件が終われば、元の世界に帰るとなるとそれは寂しい出来事でもある。
真理はオアシスにある「とある塔」の尖った場所に立っていた。

真理「...私もいつか、倒される運命だ...」

真理がそう言いながら零一行の平和な場面を見ていた。
この後、3人は仲間に入るがエドワードがオアシスで離脱をする

また、物語が進む一歩を歩み始める。

to be continued...
続く

63折鶴:2014/10/03(金) 21:34:57
スノー出してくれてありがとう!そして真理君イケメン←

64忌華 零:2014/10/10(金) 19:41:13
第拾漆章 紅魔館へ

オアシスを抜けて数日、砂漠を抜けて楽な場所へたどり着く。
しかし、零は真理が言ったあの言葉を疑問に思っていた。

零「封の刻…」

封の刻という言葉を何処かで聞いた覚えがあるが思い出せずにいた。
悩みながら歩いていると、遠くに紅い館が見えてくる。

大和「近づいてきたな、拠点が」

零「長旅だった。」

紅魔館へ一目散に走っていく、走り1時間程で着き
懐かしの紅魔館の門を開け、入っていく。

零「只今!」

と零は叫んだ。その言葉に反応した美鈴が嬉しそうに迎えを待っていた。

美鈴「お帰りなさいませ!」

レミリアもギャラリーから顔を出し、祝った。
でもこの紅魔館には零を超越する気配が何人か漂っていた。

零「…」

零は険しい顔をしながら入っていく、レミリアに案内されて
大広間へと歩いていくと零には見覚えのある人々だった。

咲夜「零様がお帰りになられました」

フラン「御兄ちゃん!お帰り〜!」

皆から出迎えを受け、一行はその言葉を返している

零「何故此処に…」

?「ホッホッホ、零よ、元気にしておったか?」

?「零!心配したんだぞ」

?「おっ、来たんだな!待ってたぜ!」

?「…零君か、お帰り」



一体、この人物達は?
to be continued…

65忌華 零:2014/10/20(月) 19:06:50
続き

零「先代殿や飛沫姐さん、永久爺さんと男爵まで…一体?」

匠「うむ、まずは真理についてだな
  此処の世界は混沌になっている事は知ってるな?」

零「えぇ、関ヶ原や今居る紅魔館などもこの世界の建物では無いという事は
  十分分かっております、それが?」

永久「そう、幻想の世界が真理とは違う何かがこの世界を破滅に導いている
   私達はそれを調べたが未だに情報はゼロだ」

忌華家はどうやら話を聞くと、この世界が滅亡と近づいており
真理とは違う何かが動いているという情報を聞いた。
話が終わると、大広間から出る。

大和「おい、不味いんじゃねぇの?」

妖夢「えぇ、このままだと私達の世界の物や他の世界の物が消滅する恐れがありますね

イト「なぁ零、お前はこの依頼受けないとは言わねぇよな?」

スノー「助けるべきだと信じています、零さん。」

皆も心の準備は整っているという顔の目付きだった。

零「そうだな...皆の希望と笑顔を守らんとな」

忌華家は此処の拠点で待っているという、準備が整うと
紅魔館を一斉に出た。

レミリア「彼らならこの約束を守ってくれる、咲夜だってそう思うでしょ?」

咲夜「えぇ、彼らならきっと。」


零一行は紅魔館を抜け、新たな場所へ進んでいく








???「どうやら動いたみたいね、この世界の救世主が」


to be continued…

66コヨミ:2014/10/21(火) 20:50:55
こないだジョジョを読む中学生ってあんまりいないよね
って父にいってみたら
「いるのか」って言われたwwwwwwww

67忌華 零:2014/10/21(火) 20:55:31
www

68忌華 零:2014/10/22(水) 19:58:15
第捌章 八雲紫

零一行が紅魔館を出てすぐ、忌華家とレミリア一家は「真理では無い何か」の
存在を調べていた。

飛沫「先代、手がかりが見つからんよ!」

匠「うむ、もしかすると存在に辿り着けんかもな…」

存在が見つからない時、何処からか声が聞こえる。

?「ならばその仕事、私は受けても良いのよ?」

皆の前に「眼が無数ある空間」が見える、その中から声が聞こえてくる。
そういうとその空間の中からある人物が出てきた。

匠「汝は「日本に存在するもう一つの世界・幻想郷」の支配者、八雲紫か。」

紫「先代殿は相変わらず変わらないのね、今回の件については伺ったわ」

八雲紫が登場し、何かに到達する一歩がまた踏み出された。


零一行 〜シュレイド城〜

零一行が辿り着いた場所は遠く離れている廃墟の城。
渦々しい雰囲気と威圧のある気が零一行を襲う。

大和「何だ、この恐ろしく漂う気配…」

何かが居るのは分かるが、気配が強く何なのかが良く分からずにいた。
その時だった。

零「伏せろッ!」

零の掛け声と共に全員床に伏せる
それはまさに長い尻尾の様な物で地を覆う様に祓った。

攻撃が収まったが、またいつどこで攻撃してくるか分からない状態だった。
またその時に皆に火弾が飛んでくる。

零「何かが居る、おぞましい何かが…」

その時、左にある塔が揺れ始め巨大の黒い龍が柱にくっついていた。

?「ギュルオオオオ!」

to be continued…

69大和:2014/10/23(木) 06:28:20
俺、ライトボウガンかよwwww

70忌華 零:2014/10/23(木) 19:29:02
続き
※これにはメメタァな表現が含まれています、ご了承下さい。

?「ギュルオオオオ!」

零「おい、彼奴は?何だあの黒い龍は?」

大和「俺がやってたモンスターハンターというゲームで調べると
   ミラボレアスという古龍だな」

DIO「ミラボレアス?どっかで聞いた事はあるが…」

イト「おい、さっさとしねぇと滅亡のタイムリミットが迫ってるぞ?」

ミラボレアス、その名は全ての焦土に変えたとされる伝説の黒龍。
零一行はその伝説に立ち向かう。

ミラボレアス「ギュルオ!グガアアアア!」

零一行が集まっている場所を爆発させる。
零が避けるのを遅れ、重症を負うがすぐに治る。

零「力は程々だな、しかしこの力に打ち勝てるか?」

ミラボレアスの体に触れて魔方陣を展開し、ミラボレアスを3mふき飛ばす。
ミラボレアスはそのままシュレイド城の壁に叩きつけられる。

零「大和!撃龍槍だッ!」

大和「オーライ!」

撃龍槍のスイッチを押して当たり、ミラボレアスがダウンする。
零がミラボレアスの体に触れる。

零「汝、白輪の抱擁を受けよ アブソリュート!」

錬成陣と魔方陣が組み合わさって威力を増した譜術。
ミラボレアスは一度退却を試みた。

大和「...油断は出来んな」

その時に紅い稲妻が落ちてくる。零一行はギリギリ避けていく

折鶴「危ないッ!」

シュレイド城一帯紅い稲妻のフィールドが現れ、威力最大の技を繰り出していく。

零「チッ、まだ渦々しい龍が居たか。」

to be continued…

71折鶴:2014/10/23(木) 21:18:48
メメタァってなーに?

72忌華 零:2014/10/24(金) 00:00:03
うーん...

小説の世界には無い現実世界の物を小説に出す事?

73大和:2014/10/24(金) 19:43:22
違うだろ?
カエル殴る時の擬音だろ?wwwww

74折鶴:2014/10/24(金) 20:55:10
>>73
カエルがかわいそうだろ!

75イト:2014/10/24(金) 21:54:43
待って、イトさんはどっから
出てきたの…??
オレが見たところは1ヵ所しか
出てこないけど……?

76忌華 零:2014/10/25(土) 15:14:54
>>73

それもあるけど違う意味でも使われてんだよ、分かったかバカw

77忌華 零:2014/10/26(日) 19:36:09
続き
※モンスターがテレパシーで喋ります。

零「危ねぇ…」

紅い稲妻を避けていると、シュレイド城のブラックホールの所から白くでかい龍が
此方へ向かってくる。

大和「あの白い龍…」

白い龍はシュレイド城の柱に降りる。
岩が崩れ落ちて皆を襲うが、大和の銃により岩は粉々に砕け散る。

ミラルーツ「我の名はミラルーツ、汝らはこの廃墟たる城から出る事を命ずる。」

零「何故だ?」

ミラルーツ「この世界は滅へと近づいておるのは知っておろう
      支配者の真理はこの滅を止めにかかっておる」

折鶴「ねぇ、どういう事?」

大和「この世界の滅亡を真理が食い止めているのだとよ」

ミラルーツは話を続けている。

ミラルーツ「汝らにはこの世界の守護を任せられている、即刻に立ち去るべし
      廃墟たる城の奥に進め、扉を開けておいた。」

零「滅亡の危機か、俺達も急がねばな」

零一行はシュレイド城の門へと走っていく

ミラルーツ「...汝らにはこの世界を救う権利があるのだ。」


零一行が辿り着いた場所は、遺跡前だった。
しかし、この遺跡には人の気配が存在していた。

零「...誰か居る、用心しろよ」

奥へと慎重に足を踏み入れる、そこに一人の少年が現れた。

?「...」

この少年の正体とは?
to be continued…

78大和:2014/10/27(月) 20:12:40
>>76
メメタァは、メタいという意味でも使われるから
登場人物がこの小説の設定だとか小説自体について何か言ったりとかする時に使われるな


………だよな?

79忌華 零:2014/10/28(火) 19:14:57
第拾玖章 野望

?「…君達は、零一行だね?」

零「道を開けろ、退かないというのならば…」

この少年の威圧は、ただならぬフランドールと同類の威圧を持っている。
恐らく…

少年「退かないのなら…どうする?」

少年は疾風の如く高速で零に向かっている。

零「チッ、滅する。 螺旋丸…!」

少年は遠く吹き飛ぶが、一滴も血を吐かなかった。

少年「その程度…それが本気か?」

少年は零の腕に触れ、爆発させる
予想通りに腕は爆破により吹き飛ぶが、一瞬で治っていく。

零「…お前とはまた最後に戦うハメになりそうだな
  此処は一旦退却させてもらう、急ぐ旅なんでね」

零一行は魔方陣により消えていく。

少年「...あの方なら、この世界を滅亡させられる。」


零一行は魔方陣により遺跡から遠く離れた場所へと現れる。
降りたたった所でスノーが口を開く。

スノー「真理…本当にこの破滅を食い止めているんですか?」

零「先代殿は嘘を付かん、先代殿の事に不吉な言葉を口走ると女でも怪我を負わすぞ?…」

零はギロッとスノーを睨んでいた。

大和「今は真理が食い止めている食い止めていないの問題じゃなく
   この世界の破滅を食い止めるのが目的なんじゃ無いのか?」

承太郎「あぁ、一刻も早く食い止めねばならんな」

零一行は新たに一歩を踏み出す、終焉の場へと…

to be continued…

80折鶴:2014/10/28(火) 19:55:57
スノーを睨むなっ!

81忌華 零:2014/10/28(火) 20:01:01
誰でも恩人の事の悪口を言ったら怒るだろ?

82折鶴:2014/10/28(火) 20:43:41
ただ純粋に、真理が本当に破滅を食い止めてるのか知りたかったんでしょ?それだけのことやろ?まぁ真理君はイケメンだけども←

83忌華 零:2014/10/28(火) 20:59:28
>>82

(mjになってるな…これはヤベェかもw)

84大和:2014/10/29(水) 17:46:10
仲良くしろよな?www

85:2014/11/02(日) 19:27:09
第弐拾章 最果ての地

終焉へと近づくこの世界を救う為に、零達は立ち上がっていく。
終焉の場所へと足を踏み出す、最果ての地へと

零「いよいよか…世界の首謀者を倒す為に。」

零一行は覚悟を決めていた、たとえこの命が尽きようとも。

大和「あぁ、最終決戦だ。」

何かが起きようともこの終焉を止める、この執念が零一行にあった。

?「よくぞ辿り着いたな、救世主達よ。」

邪悪なオーラを放つと共に、ブラックホールから一人の男が降りてくる
その気はまさに気絶する程の殺気と悪気を持つ。

零「…お前がこの世界を終焉へと導いてる首謀者か」

?「その通りだ、私はこの世界の終焉者だ。」

邪気と悪鬼に圧倒され続けるが、耐えて終焉なる者に話続ける。

零「何故お前はこの世界を憎む!?」

終焉なる者「私が気にくわない存在の世界だからだ、終焉を導かなければこの世界は消滅はしない」

一行はこの邪気に耐えながらも終焉なる者に近づいていく

終焉なる者「愚かな、真理は今頃この邪気によって押し潰されているだろうな」

零「…真理は良い世界を作ってくれた、俺の世界には無い何かを俺は掴んだ
  終焉を導く者にこの世界は消滅しきれん!」

終焉なる者「だからこの世界は気にくわない!良い世界などこの宇宙には存在しない!」

零「ならば…俺達が覚悟を決めた力を見せるしか方法は無し!」

次回、終焉なる者と零一行の壮絶なる戦い!
       to be continued…

86忌華 零:2014/11/03(月) 17:58:17
第弐拾壱章 終焉(前編)

終焉なる者へと攻撃を仕掛けていく、だが効いている気配が無い

零「…効いているのか?」

終焉なる者「どうした?この程度か?」

終焉なる者も攻撃を仕掛ける、そのパワーは邪気に包まれた恐るべき絶大な威力。
零一行はその邪気に吹き飛ばされ壁に激突をする

ジョナサン「くっ…強い!」

DIO「...この俺が負けるだと?許すはずが無いだろうが!」

DIOはスタンドを解放して終焉なる者に立ち向かうが、それは無謀だった
攻撃が効かない、それは零一行にとって敗北と同じ事だった。

零「チッ、此処で負けたら俺達はどうなるッ!」

この世界が守れないという心を持ち始めた一行は、零の一言で目覚める

ジョナサン「何が終焉だ、笑わせるんじゃない!『道』というものは自分で切り開くものだ!
      DIO!!ジョセフ!承太郎!力を貸してくれ」

ジョナサンの言葉に3人に力を貸し、気を高めていく。

ジョナサン「(何だこれは!?まるで体の底から神が舞い降りた感覚だッ!)」

ジョナサンの体は黄金に包まれ、スタンドはスタープラチナを超越する気を持っている
まさに「極限・スタープラチナ」と言って良い程だった。

ジョナサン「ここからだ、終焉!」

終焉なる者とジョナサンが空中で戦う、その様子を見ていた零は黙ってその戦いを見ていた。

to be continued…

87忌華 零:2014/11/03(月) 20:46:35
第弐拾弐章 終焉(後編)

終焉なる者とジョナサンが戦っている間、真理の所へと向かおうとする

零「(真理…!)」

急いで終焉が訪れている地へ走る、着くとそこには終焉を食い止めている真理の姿があった。
服に黒い傷が出来ている、まるで全てを飲み込むかの様に。

真理「来るな…ッ!」

終焉を食い止めながらも真理は良い続けた。

真理「終焉を食い止めようとも、俺には絶望の世界しか見えない
   ならば私の死は逃れない運命にー」

零「何を諦めている!?この世界は良い世界だ、夢も希望も溢れ出している世界!
  そこで真理が諦めてどうする!?何を望む!?」

真理「...確かに私はこの世界の創始者だ。だがこの世界は滅ぶが運命!
   誰も運命には逆らえない!」


そこで零は紅魔館の中庭でジョナサンが言った言葉を思い出した

ジョナサン「君は運命に逆らえる事が出来るかい?」


零「...逆らえる、何故そう思えるのか!?それは仲間達の思い!友情!愛情!
  そして何よりも仲間達の力!この思いが俺を呼び寄せたッ!」

真理「...思い、か
   行け!私はこの終焉を食い止めている間に終焉なる者を倒せ!」

零は真理の思いに答え、終焉なる者へと向かっていく


ジョナサン「クッ この極限の力を持ってしてでも越えられないッ!」

ジョナサンは終焉なれ者へと攻撃を仕掛けていたが、邪気により能力が制限されていた。

終焉なる者「終わりだ...」

?「...終わりにはさせんわ!」

声が聞こえる方向に顔を向けると紅い槍が向かってくる
終焉なる者は顔をかすめてギリギリで避ける。あの紅い槍はレミリアだろう

レミリア「...この世界を終わらせる訳には行かないのよ」

レミリアの後ろにも他の世界の救世主、主人公などが集まっていた。

霊夢「負ける訳には行かないわ、賽銭の為にもねッ!」

銀時「世界を終焉に導かせる馬鹿な考えを持つ奴は誰だ?」

匠「ホッホッホ、終焉を導く者に天罰を下す他は無いじゃろう」

ケンシロウ「貴様には地獄すら生ぬるい!」

エドワード「希望が何の為にあるのか分かってんのか!?」

増援が来た。勝機は舞い降りた。今こそ反撃の時!

to be continued…

88神崎 颯輝:2014/11/04(火) 20:27:16
第弐拾参章 零、覚醒。


全てが集結し、この終焉に終止符が放たれる
人々は終焉なる者へと立ち向かっていた。

ジョナサン「くっ…!」

攻撃されながらも、怯まずに攻撃を仕掛けていく

イト「終わらせてたまっかよ!」

イトが渾身の一撃を放つが、終焉なる者は攻撃を次々と受け止めていく

終焉なる者「お主らの力はそんな物か…!」

邪気を全身から放ち、周りに居る者が吹き飛ばされていく

DIO「...チッ、こんな奴にッ…!」

終焉なる者「どうした?そんなんだと真理を救う事が出来んぞ?
      つまらぬ、全て覚醒して終末を迎えさせてやろう…!」

終焉なる者が邪気を集め、体の中にへと入っていき
容姿が変わっていく

終焉者・破「ククッ 潰してくれるわ、全てを」

次々に仲間達を倒していく
あまりにも傷つき仲間達はその場に倒れ、瀕死の状態だった。
今帰った零はこの光景を見た。

零「…これは何だ?おいッ!」

終焉者・破「あまりにも弱すぎたよ、これじゃ相手にもならんわ」

匠も力が未発揮な為にその場に膝を付いていた。


しかし、何よりも零が悲しんだのはその場に倒れている仲間達だった。
そこで、零の世界で起こった事を零はまた思い出す。

零「貴様等ァァァ!生かして帰さん!」

その眼には憎しみと怒りで詰まっていた仮面を外した真の顔
深紅の眼、その眼を見た者はもがき苦しみ、恐怖に包まれ
狂死した者も居れば、眼を見た事で存在自体が消えた人間も居た。


その光景と同じものを零は見ていた。零は泣いていた。
思いが打ち崩された様に怒りに震えていた。記憶が戻った。

零「…クソ野郎がァァァ!生かして帰さん!死ねェェェ!」

仮面を取って投げ捨て深紅に染まった眼を解放した。
空も紅く染まってゆく

終焉者・破「とてつもない殺気と邪気が感じるぞ、まさにこの事だ...!」

零は黙りその全身を赤黒く染めている、紅いマントもボロボロになっていた。

覚醒・零「この怒り、貴様には分からんだろう!俺の思いを踏みにじり
     仲間にも手をだしたこの怒りが!」

次回、最終決戦

89イト:2014/11/07(金) 21:00:00
ねぇ〜…
イトさんがショボい←
なんか見たところ零月しか
かっこよくないじゃ〜ん。
イトも一応チート(?)なんですけどー。

90飛沫:2014/11/15(土) 08:19:44
覚醒・零「俺は負けん…!」

終焉者「フハハハッ!勝てるもなのなら勝ってみろ!」

両者空中に飛び、激しくぶつかっていく
地面も揺れ、草木も倒れていく衝撃波を出しながら

覚醒・零「螺旋丸!」

終焉者に触れ、空中200mから地面に叩きつける
零は叩きつけた所を見たが終焉者は立ち上がっていた。

終焉者「効かぬ…その程度か!」

終焉者は眼を鋭く開くと、見えない斬撃が零に襲いかかるが
全て腕で弾き返していく。

覚醒・零「ハァ...ハァ…」

零の両腕は血まみれになり、血が流れ落ちていく
覚醒時は傷は癒えない。

覚醒・零「俺は死なん…!月牙天衝!」

華月を出して月牙天衝を放ち、終焉者に直撃する。

終焉者「グハッ…しかし、俺は倒れん!」

終焉者は掌を前に出してグーにすると、見えない斬撃がまた襲いかかっていく
さっきの斬撃よりも威力が強くなっている

覚醒・零「ウオオオオ!」

全て弾き返し、零の両腕がかなり血しぶきを出しながら血が流れていく。

終焉者「その程度か!つまらんな!」

零の所に瞬間移動し、零の頭にかかと落としが直撃すると
地面に叩きつけられる。

覚醒・零「グハァ…!」

地面から零の血が飛び出す、立ち上がると足が持たなくなっており
足が限界を越えてまで震えている。

終焉者「その程度で救世主になるなど、笑わせてくれるな!」

その場に倒れようとすると、皆の声が聞こえていく。

イト「どうした零!お前はそんな力じゃねぇはずだ!」  ソラ「零さん!頑張って下さい!」

大和「零!俺達が付いている!」  折鶴「零兄さん!頑張れ!この世界に平和を!」

スノー「零さん!私は信じています!」 ジョナサン「零君!この世界を救えるのは君だけだッ!」

ジョセフ「まぁ、俺達の救世主っつー所かな」 承太郎「おい零!そんな程度で救世主名乗ろうつったって終わってるぞテメェ!」

DIO「お前なら出来るかもな、この世界を救ってくれる事などなァ!?」 レミリア「零、頑張るのよ!この世界を救えるのは…」

咲夜「零様、私はこの世界を平和にしてくれると信じますよ」 美鈴「零さん!何とか終焉者をッ!」

パチュリー「フフッ やっぱりこの世界に救世主は居たのね…」 フラン「兄ちゃん!私も信じる!」

魔理沙「私は信じるぜ?幻想郷みたいなこの世界を救ってくれるのは零だけだとな!」 霊夢「零!必ず帰って賽銭をまた入れてくれる事を期待しているわ!」

匠「ホッホッホ 我の子孫もまた成長したな」 聰恵「零ちゃん、また一緒に夜明けを見ましょう?」

飛沫「零!お前もまた成長したな、見直したぜ!」 永久「俺の孫もやってくれるだろうと信じていた」

神威「零、ここで負けたら承知しねぇからな!」


覚醒・零「そうか…俺の背には皆の笑顔、そして救世主というものを持っている
     俺は…皆の笑顔を踏みにじる事などしない!」

零の目付きが変わり、終焉者が零の倒れていく所を狙って走る

終焉者「勝負あったな!貴様の負けだッ!」

零は終焉者が前に来た所を手で体に触れて、吹き飛ばす。

終焉者「グハァ! 何故だ…貴様の体力は既に致命傷を受けているはず…
何故だ!」

覚醒・零「皆の思いまで背負い、このまま倒れる奴が居るか!」

終焉者が吹き飛んでいる所を瞬間移動をし、背中に触れて地面に叩きつける
地面が割れ、その場に終焉者が倒れる。

終焉者「貴様が…ここまで……だが…俺は…戻る!」

零は黙って終焉者を見ている、終焉者はその場から黒い球によって消える

零は覚醒を解き、夜明けを見ながらそのまま倒れる

to be continued…

91飛沫:2014/11/15(土) 08:21:06
↑第弐拾肆章 終焉の訪れ

92折鶴:2014/11/15(土) 08:26:30
皆、応援する力残ってるなら、戦に加勢したほうがいいんじゃ……←

93:2014/11/15(土) 09:39:07
>>92

現実では皆倒れているけど、応援しているのは零の心の中。

94折鶴:2014/11/15(土) 10:06:27
>>93
あぁ。理解。

95飛沫:2014/11/20(木) 17:38:26
第最終章 新たな世界

終焉者が滅びた時、世界は平和になった。
終焉が過ぎ去って3日が経つ。

紅魔館 〜門前〜

レミリア「本当に行ってしまうのね…」

この世界に平和が訪れた今、もう居る必要は無いと察して
この世界を出る事を決意した。

零「あぁ、世話になったな。」

レミリアの横には紅魔館一同が並んでいた。
紅魔館の前にワープホールが出現し、そこに向かっていく

零「元の世界の方が落ち着く…」

そう呟くと零が歩いている道の横端に旅の仲間や、他の世界の住人と主人公が居た。

折鶴「達者で!」

大和「また会えると良いな。」

皆に囲まれながらも後ろを振り向かずにワープホールへ歩いていく。
ワープホールの前には真理が立っていた。

真理「ありがとう、この世界の平和は零君が守ってくれました。
   お礼はたくさんありますー」

零「要らんよそんなお礼」

真理「何故…?」

零「『俺は自分の意志で動いただけ、希望の種拾わずして希望の華は育たん。』」

そう言葉を言い残すとワープホールの中へ入っていく。

零「…じゃあな」

そう言うとワープホールは消える。

真理「…希望の華ですか、零君。」

それから数年…

零の世界 〜リュウグウ街〜

零「またお使いかよ…面倒だな」

リュウグウ街を歩いていると、路地裏に一人の少年を発見する
まるで暖かい眼差し、髪が少し金髪だった。

零「…ん?」

まるで何かを掴んだ様な顔をした零はその少年に声をかける

零「…どうした?」

少年「…貴方は誰?」

少年の顔は美しい朝日の様に輝いていた。

零「俺の名は零、お前の名は?」

颯輝「颯輝… 神崎颯輝。」

誰壱部 END

96大和:2014/11/20(木) 20:36:52
>>95
颯輝「……………き……」
零「………ん…?」
颯輝「颯輝……僕の名前は……神崎颯輝です!!!」
元ネタはエンポリオなwwwwそれにしか見えんかったわwwwwwww

97折鶴:2014/11/21(金) 21:46:02
完結おめっとさーん!

98いぬのたまご:2014/12/10(水) 17:35:39 ID:TXiNnfDo
まとまったお金が欲しい人はこちらへ

http://www.fc-business.net/qgesw/

99零月:2014/12/20(土) 18:12:11 ID:gsz/6mvQ
第弐章「堕ちた一つの真理」プロローグ

幻想世界で忌華零月が「終焉者」を倒してから8年...
一度平和は戻ったがまた新たな「闇」が近づいていた。

そこで幻想世界の支配者「真理」が新たな救世主を呼び出す事にする
それは8年前に時は戻る。


真理「零月、また新たな「闇」が近づいたらまた救ってくれますか?」

零「いや、その時は俺も体が動かなくなってるだろう、代わりに俺の親友を紹介しよう
  神崎颯輝という希望の眼を持った金髪の少年を探すと良い、颯輝はただの少年じゃない」


零月が幻想世界から立ち去る前の最後の台詞、そこで「真理」は現実世界へと行き
その神崎颯輝という少年を探す事にした。

真理「...見つけました、彼奴でしょうか?」

神崎颯輝らしき人物を発見した真理は、その者の所へ歩いていく

真理「...貴方ですか?神崎颯輝という人は」

颯輝「誰ですか?こんな自然の散歩中に...此処ら辺では見ない人ですね」

彼が神崎颯輝、暖かい希望に満ちた眼を持っており、金髪の少年だった。
忌華零月が言っていた通り、ただの少年である事は間違いてせは無かった。

真理「私は「真理」という者です、早速ですが貴方に救っていただきたい世界があるのです」

颯輝「...その世界というのは?」

真理「私がお連れしましょう、その世界へ」

そして真理と颯輝は、真理が出した光に飲み込まれてその世界へと足を踏み入れる...

to be continued... 1/3

100零月:2014/12/25(木) 21:18:50 ID:s2Wt2ydc
番外編 「クリスマス」


零「クリスマスか...まるで幻想的な夜だな」

今の時期で言えばクリスマス、幻想の世界でもクリスマスの準備が行われていた。
こんな聖なる夜でもバトルをやっている奴も居た。

レミリア「メリークリスマス、零月。」

クリスマスは紅魔館で行われる事になった。
特別にって事で真理も紅魔館に居た。

真理「...こんなに賑やかになったのはこれが初めてですかね」

飛沫「アンタも険しい顔してないで、男ならガツッと祝うんだね!」

フラン「皆〜!クリスマス会の準備が出来たよ〜!」


紅魔館 〜大広間〜

大広間に行くと、豪華な料理、派手な飾りが待っていた。

折鶴「うわぁー...すげぇw」

そんな事も思っていながら皆は椅子に座り、全員ワイングラスを持つ

レミリア「聖なる夜に?」

皆「乾杯!メリークリスマス!」

そういうと全員、ワイングラスに入っているジュースや、ワインを飲んでいく

零「美味いな、流石にクリスマスとなると美味さが増すね」

折鶴「クリスマスに飲むジュースも中々良い!」

そんな事を言い、宴は3時間も経っていた。

大和「これうめぇ!これもこれも」

豪華料理を食っている大和も、キャラがやばかった。

零「蓄膿症やべぇ...」

ソラ「こっちに移さないでよね!」

咲夜「...賑やかで何よりです」


疲れたから止めるw

101零月:2015/01/04(日) 01:17:38 ID:FpifG0R6
第弐「堕ちた一つの真理」


第壱章「開始」

忌華零月、この名はかつて5年前にこの「幻想の世界」を救った人物
そしてこの世界にまた危機が訪れ、第二の救世主が現れる。

颯輝「...真理さんの世界は此処ですか?」

真理が出した白いワープホールに飲み込まれてこの世界にやってきたという

真理「またこの世界に終焉が訪れているのです、そこで貴方に頼みたい事が」

颯輝「...この世界を救うんですね、分かっています」

真理「流石、話の分かる人です、あの人の言う通りですね」

真理に「幻想の世界」の終焉を止めて欲しいと言われた颯輝は、この世界の終焉を止める事を約束した。
颯輝はそういうと、道なりに進んでいった。

真理「...やっぱり正義感の良い眼を持っている、あの人なら世界を救える気がします」

その頃、颯輝は拠点となる建物を探していた。

颯輝「...中々見つかりませんね...拠点になる良い建物が」

探して1時間になり、森の中にある竹がかなりある道に入っていった。

颯輝「...迷いました。此処は一体何なんですか?行けども行けども同じ道...」

そこで一人の少女に会った、銀髪で奇妙な気を持っている少女を見つけた颯輝は、その子の後を追った。

?「後をつけてんのは誰だい?気がバレバレだ」

背中を向けながらたちどまった少女は、後を追っている颯輝に問いかけた。

颯輝「いや、君ならこの道を知ってると思ってね」

?「確かに私ならこの道を全て知っている、でもこの竹林で迷う人間は大勢居る」

To Be Continued...

102大和:2015/01/04(日) 09:28:10 ID:lVKU.fhE
>>101
inしたお?www

103零月:2015/01/04(日) 12:40:51 ID:FpifG0R6
大体の察しはつくよなwww

104零月:2015/01/06(火) 18:15:23 ID:KQUYqwvA
第弐章「不死の煙」

森の中にある竹林に入って迷った颯輝は、銀髪の少女に会ってその子の後を付けた。
奇妙な気を持っていた為、追う事にしたが、銀髪の少女に気付かれた。

?「確かに私のこの竹林の道を全て知っている、此処に入って迷う人間も大勢いる」

颯輝「...僕の名は神崎颯輝です、君の名は?」

そういうと、颯輝の方を向いて話した。

妹紅「藤原妹紅、この迷いの竹林に住んでいる」

颯輝「ある建物に案内してくれますか?永遠亭という場所を」

妹紅は溜息をついた後、その道に沿ってゆっくりと歩いた。

妹紅「付いてきな、案内してやる」

颯輝は妹紅の後を追った。颯輝は妹紅の後を追っていると1つの疑問が浮かんできた。
それは妹紅に最初に会った時の奇妙な気、まるで颯輝と同じ様で同じじゃない気を持っていた。
その事について考えていると「永遠亭」が見えてきた

妹紅「此処だ、じゃあな」

そういうと妹紅は去って行った。
永遠亭の前に着くと、颯輝はノックをする

颯輝「こんにちわ、神崎颯輝という者ですが」

そういうと、一人の少女が出てきた。まるで軍人の様で兎の様な人間が姿を現した。

?「どちら様で?」

To Be Continued...

105イト:2015/01/10(土) 11:57:26 ID:JvXDuTVo
まとまったお金が欲しい方はこちらへ↓
[眠い、ポテト食べたい、マック食べたけど異物は混入にておりませんでした。]
…いぬのたまごって何なん?……邪m(((

106アサネ:2015/01/10(土) 12:00:17 ID:tJNWla9A
イト!フレンドリスト見て

107イト:2015/01/10(土) 12:02:11 ID:JvXDuTVo
>>106
ん、OK。てか、元気?大丈夫?

108イト:2015/01/10(土) 12:05:34 ID:JvXDuTVo
>>106
見たけど?

109零月:2015/01/10(土) 20:37:08 ID:6trIRXCE
第参章「かぐや姫」

奇妙な気を放っているこの「永遠亭」という所を拠点にしようとした颯輝は
早速、扉をノックする事に、その扉から出てきたのは軍人の様で兎の様な人間が出てきた。

?「どちら様で?師匠の患者ですか?」

颯輝「いえ、私は神崎颯輝という者でして、この永遠亭の主に会いたいのですがお時間ありますでしょうか?」

?「...分かりました、師匠に聞いてみます」

30分後、その兎の軍人はこの「永遠亭」の主を呼んできた。

永琳「私が永遠亭の「八意永琳」と申します、此処でも何ですから上がって下さい」

颯輝は永琳の後を追った。


永遠亭 〜茶間〜

永琳「どうやら私に話がある様で」

颯輝「えぇ、私は此処の世界の管理者である「真理」という者からこの世界を救って欲しいと言われまして
   拠点がまだ見つかっていないので此処を拠点にしたいと」

颯輝は長々と話した。

永琳「...この世界に異変が?」

颯輝「えぇ、悪しき者がこの世界を終焉に追い込んでいると」

颯輝はこの言葉を言った後、しばらく沈黙は続いた。
沈黙が続いていると、永琳は兎の軍人に呼ばれて茶間を出た。

兎の軍人「あの人を本当に此処にいさせても宜しいんですか?」

永琳「気にする事は無いわ、敵意も感じられないし、あの颯輝という人は何か暖かい感じがある...」

兎の軍人「...しかし、いくら敵意が無くとも危険です」

永琳「大丈夫よ、私が保障する」

そういうと、茶間の扉を開けて閉めた。

颯輝「あの人は?」

永琳「私の弟子である「鈴仙・優曇華院・イナバ」。元軍人よ、結構腕は良い方で」

颯輝の思っていた通りだった。

颯輝「それで、拠点の件は」

永琳「そうでした、こちらへ」

2人は茶間を後にして、颯輝は永琳の後を追っていった。

To Be Continued...

110大和:2015/01/11(日) 17:14:34 ID:pQR6LBDE
>>109
えーりん!えーりん!助けてえーりん!(拠点的な意味で)

111零月:2015/01/11(日) 23:52:50 ID:NZ/XZp8.
続き。

?「ん?見かけない顔ね」

永琳「姫、この人は神崎颯輝という人で、この世界の終焉を止めに来たのだとか」

輝夜「あら、私の名は「蓬莱山輝夜」、月の人間で今は地上に住んでいるけど」

颯輝は顔には出さなかったが、この輝夜って人も奇妙な気を放っている
永琳だってそうだ。颯輝とは違う別の気、そう考えていると

永琳「どうしましたか?」

永琳は既に歩き始めていた。
永琳の後を追っていると、永琳が部屋の前で止まった。

永琳「此処がそうです、布団なども準備していますから」

そういうと、歩いて医務室へ去っていった。
一人になった颯輝はその空き部屋の中に入る

颯輝「...此処はとても住み心地が良さそうですね、庭も見えている」

テーブルの上にパソコンや仕事道具などを置いて、庭の側にある椅子に座った。

颯輝「まずは、力となる仲間を集めなければならないですね、戦うのはそれからです」

颯輝は奇妙な気について考えていた。颯輝と同じ様で同じじゃない気
まるで不老不死の様な気を持っていたと思っていた。
そう考えていると、椅子に座りながら眠った。

To Be Continued…

112零月:2015/01/14(水) 15:37:44 ID:mL8PRj.Q
外伝・第壱「前の救世主」

颯輝が永遠亭に居る頃、救世主がもう一人この世界に訪れていた。
それは5年前「幻想の世界」を救った人物だった。

?「はぁ...この世界も久々だな、あんまり良い印象は無いけど」

?「誰だよこの世界に観光に行くかって言ったのは、お前だろ零」

忌華零月、第一救世主の肩書きを背負う男でこの世界に観光をしてきたという

零月「全く...やっぱ止めた方が良かったかもな、大和」

水無月大和、5年前に世界の終焉を止めた零月の仲間、彼も一緒に誘われたという

大和「うーん、折角来たんだし観光して行こうぜ、このまま帰るのも何だしな
   なぁ、折鶴?」

折本千鶴、呼び名は折鶴でまた零月と共にした仲間の一人、大和に誘われて来たという

折鶴「そうだね、まぁ俺は帰っても文句は言わんよ、でも懐かしいなぁ
   5年ぶりにこの世界へ来たんだもんよ」

観光に来た3人、しかしこの世界にはまた終焉が訪れている事を3人はまだ知る由もなかった。


〜平原〜

零月「此処も何も無いなぁ、結局「人里」で羊羹とか菓子とか買っただけか...」

大和「まぁ、次の街でまたお土産を買ったらいいさ」

3人が陽気に話していると、零月は殺気を感知した。

零月「...何か来る、用心しろ」

前から敵の大軍がやってくる、その敵の大軍は3人も見た事がある敵だった。

大和「はぁ、此処の世界に観光に来たというのに物騒だねぇ」

折鶴「バトル受けて立つよ、「姐さん」にみたいに強くなる為に!」

折鶴は右腕に赤いオーラを出し始めた、あれから折鶴は「姐さん」に修行をして強くなったという
その修行から全然戦ってないという、折鶴にとっては嬉しい出来事だろう

大和「あんなにやる気になって...俺もやるか!」

大和は2つの銃をジャグリングをし始めて、ジャグリングをしながら相手の体に正確に銃弾を貫かせる

零月「...」

零月は黙って刀を取り出した。

零月「そうか、そういう事か」

零月は敵の大軍に向かって走り出す、そして無差別に敵を斬り倒していく。

折鶴「あ、俺の出番無くなっちゃうじゃんか!」

折鶴も敵の大軍に向かって走り出す、赤いオーラを纏った右腕で相手を殴り倒していく

To Be Continued...

113折鶴:2015/01/14(水) 16:04:37 ID:kkkZvPrE
折鶴の一人称は『あたし』でよろしくww←
tk5年もたつのかそーなのかそーなのかー…きっと折鶴も更に良い女になって皆に惚れ直されてんだろーなぁー…←
あ、色々と強くなってる設定にしてくれてありがとねww

114零月:2015/01/14(水) 17:52:33 ID:mL8PRj.Q
>>113

おkおk

115大和:2015/01/14(水) 19:25:52 ID:PMJzBqTE
>>112
今からでいいが把握してて欲しいのが、俺は幻想郷に住んでいるからな?wwww
因みにまだ居候で家を建てる気がないし、まだ、便利屋を続けている。

116零月:2015/01/14(水) 19:35:22 ID:mL8PRj.Q
>>115

はいはい、その事は把握してますよ?
幻想郷に居る大和に連絡したって事でいいだろ

117大和:2015/01/14(水) 20:57:37 ID:PMJzBqTE
あっ、はい。

118零月:2015/01/15(木) 18:55:06 ID:tLHxJknU
外伝・第弐「絶望復活」

わずか一分足らずで敵の大軍を倒した3人は、その場に座り込んで休んでいた。
その一人の零月は険しい顔をしていた。

零月「(...あの見覚えのある敵、そしてあの独特な戦い方...まさか)」

一人で考え事をし、その場で大和と折鶴に伝えた。

零月「あの敵、5年前にかつて倒したあの終焉者の敵では無いかと考えられる」

零月がそういうと大和が先に言葉を発した。

大和「...だとすれば、考えられるのはまた復活したって事だよな」

零月「そうなる、しかし俺は5年前に彼奴の事を紹介したはずだが...」

その後、沈黙は続いた。沈黙の後に折鶴が言う

折鶴「そうなれば戦って勝利した方が良いんじゃない?
   私だって戦える準備はしてきてるしね」

折鶴がそういうと立ち上がって、髪をかきあげる仕草をする

零月「5年経った今でも、力は衰えていないし、さらに強化されているしな」

大和「皆がそういうならやってやるか、まずは仲間が必要だな」

そう言い、3人は平原を抜けていく。


〜人里〜

零月「全く、此処に来たのは良いんだが情報が無いんだよなぁ」

人里に入った3人は、仲間集めの情報収集をしていた。
そこにある人物が話しかけてくる

?「あ、大和久しぶりね」

その女性は腰まで届こうかというまで長い、青のメッシュが入った銀髪。
頭には頂に赤いリボンをつけ、六面体と三角錐の間に板を挟んだような形の青い帽子を乗せている妖怪の気を放った人物だった。

To Be Continued...

119大和:2015/01/15(木) 19:57:49 ID:TJKp8DXs
そういやけーね先生って、人と妖怪のハーフの人妖だったな。
ええっと……ワーハクタクだったっけ?

120零月:2015/01/22(木) 17:08:32 ID:1LjlMLy.
第肆章「仮面の騎士」

新たな拠点を「永遠亭」にした颯輝は、休んだ後「人里」へ向かって歩いているのだった。

颯輝「人里まで後何分かかりますか?」

てゐ「後5分、もうすぐって所かな」

因幡てゐ、イタズラの大好きな少女で颯輝の前ではいつも真面目になる

颯輝「あれかそうみたいですね、もうすぐで着くみたいです」

5分後、人里に到着した。


〜人里〜

颯輝「やっぱり賑やかで良いですね〜、僕の世界もこんなんでしたよ」

てゐ「颯輝の世界もこんなんなの?凄いね、危機が迫ったりとかしないの?」

てゐがそういうと颯輝が険しい顔になった。
周りに漂う殺気、後ろを振り向くとそこには2等身の丸い仮面を被った人?が居た。

颯輝「…ん?」

?「名前は後だ、まずは人里に侵入した得体の知れない化物を倒そう」

仮面の騎士と颯輝とてゐは戦闘態勢に入る、10体ぐらいの化物がこちらへと走ってくる。

?「ディメンションマント!」

仮面の騎士はマントを横に広げて化物を吸い込んだ。

しかし3人がかりでは手もつかない状態だった。その時
一瞬で辺りに居た化物達を倒された、化物についていたのは全て刀傷。

?「...此処にも居たのか、全て蹴散らしてくれる
   おいお前等、まだ行けるだろう?」

3人「え、えぇ…」

?「潰すぞ、この化物を」

謎の男が参戦してくれた事によってわずか2分で倒す事が出来た。

颯輝「失礼ですが貴方は?」

零月「忌華零月、ただの観光客だよ、またいずれ会うかもな」

そういうと謎の男は人里の奥へと行った。あの男の他にも2人居たがどれも
颯輝が今まで感じた事の無い気だった。

颯輝「君は?」

メタナイト「俺はメタナイト、ある星の騎士って所だ。俺も観光をしていたが
      この人里の殺気で此処に来たって訳だ」

メタナイトが付け足す。

メタナイト「なぁ、颯輝とやら。」

颯輝「何でしょうか?」

メタナイト「仲間に入れて欲しいのだが良いかね?」

それはメタナイトからの仲間入れだった。

颯輝「良いですとも、歓迎しますよ」

To Be Continued…

121大和:2015/01/22(木) 17:49:31 ID:oT7ybO/Q
>>120
メタナイト二頭身だったら怖ぁwwwwww

122零月:2015/01/22(木) 17:56:34 ID:1LjlMLy.
>>121

見逃してやれやw

123大和:2015/01/22(木) 18:56:31 ID:oT7ybO/Q
二頭身だったら雪だるまみたいになるなwwwwwww

124零月:2015/01/23(金) 11:50:04 ID:fRiexsZ.
番外・第壱「忌華家」


颯輝ルートと零月ルート、そして今回出てくるのは?


飛沫「いやぁ〜参ったね、出来ればまた此処には来たくなかった」

忌華飛沫、忌華四天王の一人であり「鬼腕乱神」

幽馗「先代殿の命令です、まずはこの世界の危機を救う事なのでは?」

忌華幽馗、彼のまた四天王の一人で「優雅蒼刃」

一誠「...そうだな、まずは危機救助だな」

忌華一誠、四天王の一人で「薔薇遊戯」

飛沫「そうだな、まずは任務が最優先だ。しかし、また危ない気の所に降りてきたもんだ」

3人が降り立った地というより山、そして妖怪の気が漂っていた。

一誠「...なるべく戦いは避ける事だ。あんまり戦いは好きじゃないのでね」

一誠がそういうと3人が同時に歩き出した。此処に居る妖怪は敵意や殺気があるのに襲ってはこなかった。
そうすると、空から鴉の様な妖怪が降り立った。

?「あやや?誰か入ってますね〜」

飛沫「お、お前は射命丸文だろ〜?」

文「えぇ...何で知ってるんですか!?」

To Be Continued...

125零月:2015/02/08(日) 20:01:32 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・第伍 「信仰は儚き人間の為に」


仮面を被った1頭身の騎士であるメタナイトを仲間にした颯輝は次の目的地へと向かう為
ある神社を目指していた。

颯輝「本当にこの先に神社があるんですか?てゐ」

ある神社に向かっているが、何もないただの平野を歩いていた。

てゐ「この先だよ、多分」

てゐの言う事を信じて歩く3人、ただ何も無い平野をひたすら歩く
その時だった。

颯輝「...!」

咄嗟に颯輝含め3人を防御フィールドを展開させて攻撃を防ぐ

颯輝「...不意打ちとは卑怯な、何者ですか?」

颯輝がそういう3人を囲む様に妖怪がゾロゾロと湧き出てきた。

颯輝「...そうですか、やはり制裁を加えないとこの妖怪達は止まらない様ですね」

メタナイト「力を貸そう」

そういうと妖怪達が一斉に襲いかかってくる、それに応える様に3人も戦う

颯輝「罪之扉」

メタナイト「ディメンションスラッシュ!」

てゐ「エンシェントデューパー!」

妖怪達を難なく倒していく3人、だが休む暇もなく妖怪達は襲い続ける。
やがて妖怪達を300人程倒すと妖怪達は逃げていった。

メタナイト「...さて、休む暇などない、神社とやらを目指すぞ」

歩いていき平野を抜けた先の人里の奥に神社が見える

颯輝「あれが神社ですか、もう少しですね」

やがて人里に入ると、神社は目の前だった。神社の気配を探ると3人の気配がした。
階段を上り、神社の前にたどり着く。

てゐ「此処がそうだよ、名前は確か守矢神社だったかな?」

メタナイト「まずは交渉だな、話しかけてみるか」

すると神社から一人の緑髪の少女が姿を現した。

?「何の様ですか?敵だったら容赦はしませんよ?」

颯輝「僕達はこの神社の敵では無いです、この神社の守り神と話したい」

?「...いえ、まずはこの私を倒してからです」

メタナイト「全く...戦うハメになったな颯輝」

続く...

126大和:2015/02/08(日) 21:13:34 HOST:210-138-1-254.lan-do.ne.jp
守矢ステップって、謎の面白さだよなぁwwwww

127零月:2015/02/08(日) 21:18:06 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
>>126

お前知っているのかw

128大和:2015/02/09(月) 06:30:51 HOST:210-138-1-254.lan-do.ne.jp
BB団の頭脳なめんなやwwwwww

129零月:2015/02/11(水) 07:32:49 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・第参 「紅魔館再び」

人里に偶然通りかかった零月達は、ある3人に加勢し妖怪を倒した後
零月達は人里を抜けて湖を歩いていた。

零月「...此処の湖を見ていると妖精達の事を思い出す」

大和「チルノ達か?」

大和がそういうと、零月は黙って頷く。

零月「5年前は暇だった頃、よく湖に見ていたものだ」

折鶴「チルノ達かぁ...今どうしてるんだろうね」

零月「さぁな...」

そう言うと3人は前に歩き出し、湖の上を歩いていく
この時期は湖が凍っており、向こう側に歩ける様になっていた。

零月「ほら2人共、5年前の拠点が見えてきたぞ」

3人が見たのは5年前、拠点としていた紅魔館の姿だった。

折鶴「紅魔館だ!」

そういうと折鶴は紅魔館に向かって走っていった。


紅魔館 〜門前〜

零月「此処も変わっていないな、相変わらず美鈴も寝ている」


続くw

130零月:2015/02/16(月) 20:06:51 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・第陸 「守矢神社」


?「さぁ、私と戦いなさいッ!」

守矢神社に入る為に緑髪の女性に戦いを申し込まれた颯輝だった。

颯輝「だから私は貴方と戦う気はありません」

?「秘術「一子相伝の弾幕」!」

颯輝の話も聞かずに弾幕を打つ女性、颯輝は仕方なくその弾幕を避けた。

颯輝「ろくに話を聞かない少女ですか、良いでしょう」

不思議な手の動きをする颯輝。

颯輝「断罪の剣よ降り注げ、ショルダープリズム!」

七色に光る8つの剣は空から降り注ぎ、女性を囲む様に地面に刺さる。

?「くっ...まだまだよ! 秘術「グレイソーマタージ」!」

七色に光る8つの剣は星の弾幕によって打ち崩された、しかし颯輝は躊躇なく次の詠唱へと入った。
人差し指と中指をくっつきあわせて、彼女へ向ける。

颯輝「舞無封印・夢想幻想」

そう唱えると彼女が立っている地面から魔方陣が展開される。

?「しまった!」

彼女は逃げようとしたが既に手遅れだった、魔術が発動している封印した場所は
術者が解かない限り永遠に閉じこめられたままとなる。

颯輝「...さて、話を聞いてもらえますか?」

彼女は黙ったままだった、ドンドンと封印された箱が揺れているが
「理」の能力を持つ颯輝の前では無意味だった。

颯輝「...今すぐ術を解き、敵意を無くしなさい。」

そういうと、ドンドンという音は聞こえなくなった。

颯輝「...術を解け」

魔術が解き、彼女は座っていたままだった。

颯輝「...さぁ、退けてくれますね?」

その時だった。



To Be Continued...

131イト:2015/02/18(水) 21:51:26 HOST:i220-220-169-14.s02.a001.ap.plala.or.jp
イトも出してェ〜

132零月:2015/02/19(木) 21:24:41 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・第漆 「柱の神」


緑髪の女性に封印を解き、緑髪の女性に話を聞くその時だった。

?「そこまで」

緑髪の女性は座ったままだった。放心状態になっていると思い
その女性は放心状態を解いた。

?「ハッ!??」

緑髪の女性は気がつき、颯輝の眼を見て睨んだ

?「コラ、早苗は神社の中に戻って」

東風谷早苗、奇跡の能力を持つと言われるこの神社の巫女だという。

神奈子「そして私が八坂神奈子、この神社の神だ」

颯輝「どうも、神崎颯輝です。」

互いに自己紹介をし、彼らは握手をした。

神奈子「まずは神社の中へ」

神奈子は3人を神社の中へと招き入れた。



守矢神社 〜床間〜


早苗といった緑髪の巫女が3人にお茶を出してきた。

早苗「どうぞ」

3人にお茶を手渡すと、神奈子の隣に正座して座った。

颯輝「まずは、この先にある道に渡りたいのです」

神奈子に向かってそう言った。

神奈子「...悪いね、この先に行く者は私に勝ってから行ってくれ」

颯輝「何故?戦う理由などありませんよ」

神奈子が真面目な顔に変わる。

神奈子「...そうだね、神が認めた実力が無いと行けない道と言って良いか?」

颯輝「そうですか...なら仕方ありませんね」


次回、八坂vs神崎のバトルが始まる。



???「...是非も無し...」

133大和:2015/02/19(木) 22:07:56 HOST:210-138-1-254.lan-do.ne.jp
御柱戦か……………

134零月:2015/02/21(土) 00:09:04 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・第肆 「懐かしき拠点」


5年前、零月達が拠点としていた紅魔館に再びたどり着いた3人であった。


紅魔館 〜門前〜


零月「ちょっとお邪魔してみるか」

3人が門を開けたその瞬間、門番が起きて3人を警戒する。

?「何者ッ!?」

零月「慌てるな美鈴、俺は零月だ。」

そうすると美鈴がびっくりした様な表情で見てきた。

美鈴「え...?ちょ...え?」

美鈴はパニックになっていた。無理もない、5年も会っていないし
それ以前にもう会う事すら無いと思っていた。

美鈴「...少しお待ちを」

美鈴はそう言って後ろを振り向き、誰かと話していた。
5分後、美鈴が前を向いてこう言った。

美鈴「入ってどうぞ」

自動に紅魔館の門が開く、あれから5年、外見は全く変わっていなかった。
相変わらず禍々しい雰囲気も漂っていた。

大和「...此処も全く色が褪せないよな、こういう色褪せないペンキも欲しいもんだ」

ゆっくりと歩き、扉の前に立ってノックをした。

?「どうぞ、お入り」

自動に扉が開く、中も全く5年前と変わってはいなかった。

?「...本当に零月なのね?」

一人の吸血鬼が話してきた、背中にはコウモリの様な翼が生えており
まるで子供の様な姿をしている。

零月「久しぶりだな、レミリア。」

紅魔館の主であるレミリア・スカーレット、零月が此処を拠点にしていた時は何度もお世話になっていた。

折鶴「中も外も5年前のままだ、懐かしいよね」

そう言うと折鶴は階段を上ってギャラリーから下を見て、大和は図書館の方へと歩いていった。
その間、零月とレミリアは話し合っていた。

レミリア「・・・私はもう、貴方達と会えないと思っていた。」

零月「そうだな、まぁ観光の為にこの世界に来ただけさ」

零月が言うと、レミリアが自室へ招待した。


紅魔館 〜レミリアの部屋〜


レミリアと零月は部屋に入り、ソファーに座ると深刻な顔をする。

零月「どうした、何かあるのか?」

零月が言うと、レミリアはゆっくり口を開いた。

レミリア「...また、復活したみたいよ」

レミリアがそう言うと部屋は寒くなり、禍々しい雰囲気に囲まれている様な感じがした。

零月「そうか...やっぱりか」

眼を鋭くして、そう言った。

レミリア「気づいていたのね」

零月「あぁ、気づいていたと言っても、道中にある特殊な妖怪と出会ったからそれで頭にきた。」

テーブルにある紅茶をレミリアが飲み、一息ついてからレミリアは言う

レミリア「...また、この世界に終焉が訪れるのね」

レミリアがこの言葉を言った瞬間、何処か遠くで雷が落ちる音がした。


続く...

135零月:2015/02/22(日) 10:01:01 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・第捌「御柱戦」

ある道へと進む為に守矢神社を訪れた颯輝達、そこで奇跡の能力を持つ巫女・東風谷早苗と戦い圧勝。
此処の主である八坂神奈子と話をするも神に実力を見せろと言い、戦う事になった。


話がついた2人は外に出て、お互い距離を離す。

颯輝「約束は守っていただきますよ?」

鋭い眼で神奈子を見る颯輝。

神奈子「二言は無いと言うだろう?約束は守るさ」

こちらも鋭い眼で颯輝を見る。
互いにオーラを纏いはじめ、強風が吹く程に威圧感がぶつかり、守矢神社には2人のオーラに囲まれる。

そして、神奈子はスペルカードを出した。

神奈子「神穀「ディバイニングクロップ」!」

恐ろしい程の弾幕が守矢神社に降り注ぐ、その弾幕を颯輝は難なく避けていく。

颯輝「咲き乱れる花吹雪、美しく清らかな自然の解放。「百花繚乱」!」

詠唱が終わった途端、強風が吹き始めて四方八方から鋭い桜の花弁が襲いかかる。

神奈子「くっ...奇祭「目処梃子乱舞」!」

弾幕を放ち全ての花弁を打ち崩す神奈子。

颯輝「やりますね...流石神社の主。」

颯輝が言うと、神奈子は言い返した。

神奈子「アンタ、只者では無いみたいね」

その一言を言うと神奈子はスペルカードを取り出す。

神奈子「贄符「御射山御狩神事」」

神奈子を中心に弾幕が颯輝に襲いかかる。

颯輝「光よりも速く、疾風の様に速く。「電光石火」!」

弾幕を光も見えぬ速さで避けていき、能力を解いてそのまま神奈子へ走る。

神奈子「...筒粥「神の粥」」

後数mまでの所でスペルカードを取り出し、弾幕を颯輝に向かわせる。

颯輝「!?」

ギリギリ避ける颯輝、腕に弾幕が当たり傷が出来る。

颯輝「まぁ、この程度の傷なら治せますよ」

青い稲妻を出しながら傷が治っていく、その光景を見た神奈子は

神奈子「...!?」

それは神奈子も見覚えのある光景だった。
5年前、ある一人の救世主が終焉の者と戦っている時、傷が自動回復している光景を見た。
それと同じ事を今、この眼で見ている。
稲妻の色は違うものの、治り方は眼に狂いがなかった。

神奈子「...まさか」

何かに感づいた神奈子は、スペルカードを取り出す。

神奈子「神祭「エクスパンデッド・オンバシラ」 !」

弾幕が颯輝に向かって放たれ、最高の弾幕が降り注ぐ。

颯輝「剃!」

難なくと弾幕を避けていく、だが油断し、体中に傷が出来るも青い稲妻を出しながら傷は修復されていく。

神奈子「...やはり」

神奈子が攻撃を止めて、颯輝に近づく。

神奈子「この戦い、私の負けだ。」


続く...

136イト:2015/03/22(日) 20:21:17 HOST:i114-184-141-163.s02.a001.ap.plala.or.jp
何かでいいからイト出して(´・ω・`)
サブのサブのサブのサブでも良いからっ!←

137零月:2015/04/09(木) 21:34:06 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・第玖「前救世主」

この世界に再び訪れた「終焉」を止める為に真理に呼ばれてこの世界にやってきた「神崎颯輝」。
仲間である「メタナイト」「因幡てゐ」と共に妖怪の山にある守矢神社を訪れ、奥の道へと進もうとする所を
この守矢神社の主である「八坂神奈子」に止められ、戦いを申し込まれる。
戦いの最中、颯輝が神奈子に受けた傷が勝手に修復される所を見て戦いを突然止める。



神奈子が負けを認め、颯輝も驚く。

颯輝「何故に攻撃を止める?」

颯輝が突然攻撃を止めた神奈子に問いかける
あの治り方は間違いないと踏んだ神奈子は颯輝に質問をした。

神奈子「颯輝、お前は「忌華零月」という名を知ってるか?」

神奈子の口から出たのはこの世界の終焉を止めた前救世主である「忌華零月」の名を出す。

颯輝「えぇ、私が未熟だった頃に会いましたよ」

神奈子は驚きもせずに「やはり」という表情をした。
神奈子から感じ取った「気」は間違いでは無かったのだ。

神奈子「・・・お前達はこの道を通る権利がある、通ってくれ」

守矢神社の奥にある門が開き、まるで颯輝達を迎える様に山が二つに分かれている。
颯輝は神奈子に話しもせずに門へと歩き始める。

メタナイト「颯輝、忌華零月という人物は誰なんだ?」

颯輝「私に全てを教えてくださった師匠の存在でもある方です」

そう話しながら門の前に辿り着き、門を通っていく。
次第に颯輝達は見えなくなり、この神社に静寂が訪れた。


守矢神社 〜茶の間〜

諏訪子「良いのかい神奈子、あの門をくぐらせちゃって」

神奈子の目を見て問いかける、神奈子の目は真剣だった。

神奈子「・・・彼奴は、颯輝はこの世界の救世主となる存在だよ」

確信を持っている神奈子、颯輝の事を神奈子は信じている。

諏訪子「しかし、彼奴があの前救世主の「忌華零月」に会ってるとはね」

神奈子「零には色々とお世話となったからな」

そんな会話をしている神の二人だった。



ー守矢神社の上に二人、少女の姿が見える。

?「零に弟子が居たなんて初耳だぜ、あの三人の後を追うぞ乃影琉」

乃影琉「・・・うん」


To Be continued...

138イト:2015/04/10(金) 20:33:53 HOST:i114-184-141-163.s02.a001.ap.plala.or.jp
…あれ?これ2人の少女ってさ、
幾人も女の子になってるってこと?
イトも乃影琉も男よー

139零月:2015/04/11(土) 07:15:00 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
>>138

はいはい、次書く時に修正しとくから

140零月:2015/04/11(土) 16:12:56 HOST:210.138.0.226
外伝・第伍 「恐怖の訪れ」

この世界に観光で訪れたこの幻想世界の前救世主「忌華零月」と5年前、零月と共に幻想世界を旅した「水無月大和」「折本千鶴」は
5年前に拠点としていた懐かしき館「紅魔館」に訪れる。
紅魔館の主である吸血鬼「レミリア・スカーレット」から零月は、5年前の宿敵である「終焉」の復活を聞いてしまう。


紅魔館〜大広間〜


零月「そうか・・・彼奴がまた復活したんだな」

零月は大広間にあるベンチに座っていた。
「終焉」の復活をレミリアから聞いた零月は目が冷たくなっている。

大広間に大和が歩いてきた。

大和「おっ、どうした零月。気配がお前らしくないぞ」

そういうと大和は向かいにあるベンチに座る。

零月「何も心配する必要は無いさ、でも彼奴が復活したなんてな・・・」

大和に問いかける、まるで冷たい目をしながら。

大和「お前が哀しい顔してどうするよ、どうせ宿敵を倒しに行くんだろ?」

零月「そりゃあ、この世界が平和になる為に倒しに行くさ」

そこに折鶴がギャラリーから降りてくる。

折鶴「元気が無いなぁ、もう少し元気があっても良いんじゃない?」

まるて空気を壊す様に元気に問いかける。

零月「そうだな、お前も知ってるだろ?宿敵の復活。」

折鶴に問いかけ、零月が水を飲み始める。

折鶴「うん。」

零月「・・・お前はその宿敵の戦いに行くか?」

折鶴にまた問いかける。

折鶴「行くに決まってるでしょ、姐さんが恐れない気持ちを私に鍛えさせたんだもの」

零月「お前は飛沫に修行させてもらったんだっけな。」

その事をすっかり忘れていた零月、大和が零月に向かって問いかけた。

大和「・・・お前はこの世界の前救世主なんだ。しっかりしとけよ」

そういうと大和は外へ向かっていった。


紅魔館〜門前〜

大和が紅魔館から出ると、門前に美鈴と話している若者が居た。

美鈴「だからお断りしますって!」

?「俺はだから師匠・忌華零月の弟子なんだって!此処に師匠が居るんでしょ?」

紅魔館の扉から出てきた大和は門前の若者と美鈴に独り言を言ってしまう。

大和「・・・彼奴に師匠なんて居たのかよ」

To Be Continued・・・

141零月:2015/04/12(日) 20:43:51 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・第拾 「終焉の使者」

守矢神社を後にした神崎颯輝とその仲間達は、妖怪の山を出る道を歩いていた。


颯輝「・・・」

仲間達は颯輝の表情に気づいていない、ただ一人、ある異変に気づく。
鳥が鳴いていたのにこの異常な静寂、颯輝は妙に感じている。

颯輝の後を歩いているメタナイトが颯輝の異変に気づく。

メタナイト「・・・おい颯輝、大丈夫か?」

メタナイトが問いかける。しかし、颯輝からは何も返事は帰ってこない。

てゐ「颯輝!?」

しかし反応は無い、その時だった。
山の中で何かが動き始め、メタナイトもてゐも異常な気配を感じ取る。

メタナイト「何か・・・来る!」

ざわざわと山から得体の知れない何かが此方に向かってくる。
音が近づいたその時ー

バシュッ!

森の中から出て飛びながら向かい、攻撃を仕掛けてくる。

颯輝「・・・用心して下さい、この敵は今までと違います!」

何かと呻き声を出し、不気味な歩き方をしながら颯輝一行の方へと向かっていく。
その得体の知れないの敵の数は約一万人に及ぶ。

メタナイト「何なんだこの数は・・・!?」

ゆらりゆらりと近づいてくる特殊な敵、それに対応する様に颯輝も大群に歩いていく。
後をついて行く様にメタナイトもてゐも歩き始める。

颯輝「これも・・・私達への挑戦状という事ですか」

そういうと敵の大群へ向けて掌を出す、それはまるでこの戦いの始まりを表す様に指しているみたいだった。
敵の大群も走って此方へ向かう。

メタナイト「見るが良い・・・」

メタナイトがマントを広げると辺りが暗くなり、前の敵を斬り倒していく。

颯輝「・・・天照之大神」

太陽が現れ、相手を焼け殺していく。

てゐ「「エンシェントデューパー」!」

相手を圧倒していくも敵の数も減っていかない。

颯輝「・・・流石にこの数は圧倒出来ませんね」

その時だった。無数の剣が降り注ぎ、相手を次々へと斬り倒していく。

?「大丈夫だったか?とりあえずこの場は俺も参戦しよう、乃影琉は異論無ぇよな?」

乃影琉「・・・イトも気をつけろよ、此奴等はただの敵じゃねぇからな」

二人の少年が前に歩き、敵を倒していく。

乃影琉「・・・斬滅。」

刀を地面に突き立てた後、直線上に斬撃を発生させて敵を斬撃で貫き倒す。

イト「断裂之悲劇、滅せ。」

天地が二つに割れ、相手がその断裂に飲み込まれて消えていく。

その様子を見ていたメタナイトは

メタナイト「何だ此奴等・・・只者じゃないな」

颯輝「・・・まさか。」

何かを掴んだ颯輝、戦いの終わりの告げる音はまだ鳴らない。

To Be Continued・・・

142イト:2015/04/13(月) 18:49:53 HOST:i114-184-141-163.s02.a001.ap.plala.or.jp
乃影瑠はイトのこと“幾人”って呼ぶよー
あと乃影瑠は基本喋らないかなw
それでも幾人には何を言いたいのか分かる的な?
ちなみに一人称は“僕”です!

分かりにくくてごめんw

143零月:2015/04/13(月) 19:10:57 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
>>142

小説にも出す場合があるから設定スレで書き込んでくれ、俺にも分かる様に。
そして技名考えといて、俺で考えたら何か文句言われそうで怖い。

イトだけじゃなく、他の皆も宜しく頼みますわ。

144零月:2015/04/14(火) 20:35:17 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・第禄「零月の弟子」

紅魔館を拠点としたこの世界の前救世主「忌華零月」。
そこで紅魔館の主である「レミリア・スカーレット」から、この世界を恐怖に陥れた「終焉」の復活を聞く。
大広間で零月と話をした大和は、外に出て空気を吸おうとしたが・・・


?「良いから入らせてもらうよ!」

門番の美鈴を振りきって門を飛び越える零月の弟子。

美鈴「大和さん!その人を止めて下さい!」

大声で叫ぶ美鈴、零月の弟子は紅魔館の扉にまで近づくが大和は
零月の弟子を止めず、そのまま紅魔館へと入らせる。

美鈴「何やっているんですか大和さん!」

大和に叱る美鈴、冷静な顔で美鈴に返す。

大和「・・・零月と同じ気を感じた。彼奴は嘘を吐いていない」

困る顔をする美鈴、しかし大和の言っている事は嘘では無い事に気づき
素直に門の所へ走っていく。


紅魔館〜大広間〜

折鶴は大図書館へ行き、この場は現在、零月だけしか居ない。

零月「・・・!」

何かを感じ取り、大広間にあるソファーから立ち上がる零月。

零月「何か来る・・・」

冷静に戦闘態勢を取る零月、その時だった。

バンッ!

思い切り扉の開ける音が聞こえる、扉の方へ見るも光が照らしてシルエットしか見えていない。

?「師匠、お元気でしたか?」

零月が聞き覚えのある声だった、零月はその声の持ち主が誰なのかも一瞬で判断した。

零月「・・・お前は風瀧か?」

シルエットに問いかける零月、零月が言葉を発すると扉から一歩、一歩と前に進んでいき
誰なのかがはっきり見えてくる。

隼「いやいや、此処でお会い出来るとは!」

再会を果たす二人。特に風瀧は元気が良い。

零月「丁度良かった、お前に話したい事があるから向かいのソファーに座れ。」

零月の命令を素直に聞く風瀧。

隼「・・・話とは?」

真剣な顔になる風瀧、真剣な顔になると共に闘気に満ちあふれている。

零月「お前は知ってるだろ?終焉復活の話を。」

隼「えぇ、此処の世界はある程度知っておりますので。」

今までのテンションは変わって、正常なテンションへと変わっていく。

零月「・・・お前、この戦いに参加する気はあるか?」

突然に問いかける零月、突然でも返事はすぐに返ってくる。

隼「終焉の事は聞いています、師匠の後なら何処にでも付いていきます。」

良い答が返って気が軽くなった零月、その事を聞くと元気になる。

零月「ハハッ、そうかそうか!」

弟子の事をレミリアに相談してくる零月、ただ一人になってしまった風瀧。

隼「・・・師匠、貴方の後なら何処にでも・・・」

そういうとソファーに座りながら飲み物を飲んでいた。

To Be Continued・・・

145大和:2015/04/14(火) 20:53:27 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
美鈴…おまえ、いつもザル警備のくせに何を言っているんだ……?w

146折鶴:2015/04/14(火) 21:02:03 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
ん?お弟子さん、なんて読むの?男の子かな?

147零月:2015/04/15(水) 06:35:09 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
145

き、きっと、いつもは寝てるけど奇跡の奇跡的に起きてたんだよ(震え声

>>146

学校で話そう。

148大和:2015/04/15(水) 22:27:35 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
美鈴「大和さん!その人を止めて下さい!」
大和「おまえは、魔理沙と昼寝を止めろ」
(中国´・ω・`)

149イト:2015/04/17(金) 23:11:20 HOST:i114-184-141-163.s02.a001.ap.plala.or.jp
設定書いたら死ぬかと思った。
文才なくて何いってるか分からないと思うけど、
頑張って解読して☆←

150零月:2015/04/23(木) 00:02:22 HOST:210.138.0.226
外伝・第漆 「戦国武将」

この世界の前救世主「忌華零月」は、零月の弟子である「風瀧隼」と出会う。
そこで風瀧に「終焉」が訪れている事を言い、仲間へと招待する。

紅魔館 〜庭〜

何も無い、ただ綺麗な薔薇などが飾られている庭に二人、この紅魔館へと辿り着く。

?「・・・此処か?家康が居そうな場所は。」

?「三成様は本当に怖いッスね、マジ怖いッスよ?」

しかし、白髪の男は気にもせずに紅魔館へと歩いていく。
それに対してチャラい男も白髪の男の後を追う。



とりまここまで出しておく、また気が変わったら小説書くw

151折鶴:2015/04/23(木) 00:42:05 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
半兵衛様は……?(絶望

152零月:2015/04/30(木) 21:12:25 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・拾壱 「綾咲幾人」

この世界の終焉を止める為に動く「神崎颯輝」とその仲間。
終焉を止める為に前へと進むが、途中で敵軍と遭遇してしまう。
攻撃を仕掛けても敵軍の歩みは止まらない、止められないその時だった。
二人の少年が敵軍へ攻撃していく、その攻撃は敵軍を圧倒していく。

颯輝「何なんですか・・・この少年達は」

敵軍を圧倒していく二人の少年を見ながら言う。
見ている颯輝にメタナイトが攻撃を仕掛けにいきながら颯輝に伝える。

メタナイト「颯輝、お前も行くぞ。因幡も来い。」

颯輝とてゐはその言葉を聞き、敵軍へと向かっていく。

イト「お前等はそっちの敵軍を頼む、俺と乃影琉はこっちの敵軍を抹消していく。」

そう言いながら幾人と乃影琉は此方の敵軍を倒しながら言う。
その言葉に従い、颯輝達は彼方の敵軍を圧倒していく。

颯輝「・・・あの人達から零月師匠の気が感じます。」

そう言いながら敵を圧倒し、メタナイトが颯輝が言った事に耳を傾けた。

メタナイト「何か言ったか?」

颯輝「何も。」

話しながらも倒していく颯輝達、敵軍が少なくなると敵は空を飛んで撤退していく。

てゐ「去ったね、でもあの敵軍は前の・・・」

独り言をボソッと呟くてゐだが、その言葉は颯輝達は聞いていなかった。

イト「そっちは終わったか?」

颯輝達に向かって走りながら問う、それに対して返す。

颯輝「えぇ・・・」

何かに疑問を持っている颯輝、しかしその疑問心は隠しながら幾人の言葉を聞く。

イト「・・・俺達ははっきり言ってお前等を尾行していた。しかしそれはお前等の危険を防ぐ為の尾行だ。」

真剣な顔をして語る幾人。

イト「そして俺等は5年前のある人物の旅仲間だ。そこに居る神崎颯輝は判るはずだ」

颯輝に目を合わせて問いかける幾人、颯輝も真剣な表情になっている。

颯輝「・・・貴方達は零月師匠の旅仲間だったと?」

真剣に答える颯輝に対し、笑顔で返す幾人。

イト「ピンポーン、流石にこれは判るか」

そう言うと幾人は腕時計を見て、驚いた顔をする。

イト「おっと・・・んじゃ俺等はこれでお暇するかな」

そういうと颯輝に手を振り、空へ飛ぶ。

颯輝「・・・旅仲間。」

そういうと、颯輝はメタナイトとてゐを置いて前へ歩き出す。

てゐ「待ってよ〜!」

そういうとメタナイトとてゐは颯輝の後を追う。

颯輝達の旅はまだまだ続くのだった。

To Be Continued・・・

153零月:2015/06/22(月) 20:57:32 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
>>150の「チャラ男」を「変態仮面」にしようと思います。訂正はそこだけw


本編・拾弐「本能字学園」

この終焉を止める為にこの世界へ来た救世主「神崎颯輝」は、あの「忌華零月」との仲間である「綾咲幾人」と出会う。
幾人と別れを告げた颯輝は「ある街」へ辿り着いた。

颯輝「・・・都会へやってくるとは、予想外でした。」

颯輝達が辿り着いたのはある街だった。しかし街でも家はボロが多く、不良共が集まっている。

メタナイト「・・・あの少年に聞いてみよう。」

メタナイトは道にしゃがんでいる少年に声をかける事にした。

メタナイト「君、此処は何処なんだい?」

少年に問いかけるメタナイト、すぐにその答が来た。

少年「此処の事も知らないのか、此処は本能町、まぁボロな街だよ
   まぁ・・・あそこ以外はな」

その言葉を言ったと同時に指を指す少年、その方向を見たメタナイトはすぐに少年に問いかける。

メタナイト「あの建物は?」

すぐに答が返ってきた。

少年「あの建物は「本能字学園」と言い、何でも「極制服」と言われる制服をあそこの生徒は着ているらしいけど・・・」

少年はそこまで口に出したが、その後の言葉は発さなかった。
メタナイトは少年の言葉を聞いた後に颯輝とてゐの所へ戻ってきた。

メタナイト「・・・颯輝、まずはあの建物に行ってみよう、あそこなら何か判るかも知れない。」

メタナイトは颯輝に言う、その言葉を聞いた颯輝は

颯輝「そうですね、行ってみる価値はあります」

そういうとその建物へと続く電車に乗り、一番上まで乗る。

てゐ「・・・この話を耳にしたんだけど、この本能町って、また別世界の所から来たんだって
   時空が歪んでこの世界に来たみたいだけど、まだ此処の住民は気づいてないみたいだね」

てゐが颯輝に言う。

颯輝「この世界には色々な別世界から来る事が多い世界なんです。
   3次元からの世界や、2次元からの世界とかからとかですかね・・・」

颯輝が言うと、電車は本能字学園前に止まった。

メタナイト「どうやら此処らしいな。」

暫く歩いていると学園の校門が見えてきた。颯輝達が見たのは見た事も無いかなりでかい校門だった。

颯輝「・・・この中に入れば本能字学園みたいですね。」

恐る恐る入ると、そこはかなり輝いていた学園だった。
でかく、東京ドーム2個分ぐらいの広さだった。

しかし見張りも誰もおらず、警戒が薄い時に来たと思っていた颯輝。
学園内へと入っていく。

颯輝「学園の外は綺麗だったが、学園内となるとボロですね」

颯輝がそう言いながら教室を見るも生徒一人の気配は無かった。

メタナイト「全生徒皆でかけたのかも知れないな、また次の機会にしよう」

学園内から出ると、太陽の光が急に3人を照らし出した。

メタナイト「何だ!?」

太陽の光の方向を見ると、誰か一人で立っている。

?「お前等か、この学園の敷地内に不法侵入した者達というのは」

To Be continued・・・

154爽助:2015/06/22(月) 22:24:35 HOST:210-138-1-121.lan-do.ne.jp
置き去り感って、人間を悲しませると同時に、もういいや、ってなるよね。
おれ今まさにそれ。

155ソラ:2015/06/23(火) 07:14:22 HOST:210-138-25-189.lan-do.ne.jp
>>154 
…え?どしたの?

156折鶴:2015/06/23(火) 16:38:26 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>154
え?何?小説出たいの?
それとも厨二感に圧倒されてるの?←

157零月:2015/06/23(火) 19:48:50 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
>>154

あぁ、ちょっと落ち込んでるのは判るけどスレチだから「雑談場所」のスレに書き込んでくれ

お前の気持ちは本当に分かるから

158零月:2015/06/25(木) 19:47:53 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・第捌「凶王と天才軍師」

紅魔館へと滞在しているこの世界の前救世主「忌華零月」とその仲間達。
そこで零月の弟子である「風瀧隼」と出会い、この事件の事を話している。
一方で、新たな2つの人物がこの紅魔館に近づいていた・・・

弟子の「風瀧隼」との会話を終えた零月は庭のベンチへ座っていた。

零月「・・・終焉、か。また復活を遂げたのか・・・」

独り言を呟きながら庭にある噴水を見ていた。
その時だった。

零月「・・・何者だ?」

噴水を見ながら誰かに問いかける零月、気配で気づいた零月はそう言った後、後ろを振り向いた。

半兵衛「これは失礼、僕は豊臣軍に所属している「竹中半兵衛」と言う者だよ」

歴史に載っている「竹中半兵衛」とは違い、少し戸惑ったものの、彼の言っている言葉に嘘や偽りは無かった。

零月「これはこれは、天才軍師が此処の館に何の用で?」

その言葉を言った時だった。空から気配を感じた零月はすぐさま上を向いた。

?「散れッ!」

彼が刀を振り下ろした瞬間に横へ移動して避ける零月。

零月「・・・全く、また面倒な奴が来たもんだな。」

?「チッ、避けたか。」

その言葉を言った後、零月へ向かって走ってくる。
その速さは尋常じゃない速さで零月を怒濤の攻撃でじわじわと追い込んでいく。

零月「(此奴、この家紋からして石田三成と断定出来る、しかし此奴も歴史に載っている人物とはまた違っている
   さらに此奴の性格から見てかなりの怒りっぽい性格と考えられるな・・・)」

零月は怒濤の攻撃を弾きながらその事を考えていた。

?「何故だ・・・何故攻撃が当たらないッ!?」

さらに怒濤の攻撃は続き、零月が攻撃を弾き返すスピードも段々早くなってきた。

零月「(攻撃も段々早くなってきた。一瞬の隙を突いて彼に傷を与えよう)」

一瞬の隙を突くと作戦を考えた零月は、少し前までは刀の振るスピードが一定だったのが
段々と一定では無くバラバラになってきた。

零月「ココだ!」

そう言うと零月は素早くしゃがみ、足払いを行うと彼の足に見事命中し、彼は体制を崩した。
零月はその一瞬を見て、刀を弾いて遠くに飛ばし、腰に付けている鞘から刀を取り出して彼の首もとに刀先を突きつけた。

?「クッ・・・!」

その戦いの一部始終を見ていた天才軍師の竹中半兵衛は

半兵衛「流石だね君、やはり噂は嘘では無かった様だね
    失礼したね、豊臣軍率いる石田三成が世話になったよ」

その言葉を聞いた零月はすぐに三成の首もとから刀先を離した。

零月「今度奇襲をする時は、広い所で頼むぞ。」

零月が話し終わると、三成は立ち上がった。

三成「半兵衛様、此奴は一体?」

三成が問いかける、半兵衛からの答はすぐに返ってきた。

半兵衛「彼の名は忌華零月、噂で聞いたけど凄いね。」

半兵衛の話が終わると、奥にある庭の扉からレミリアが日傘を持って出てきた。

レミリア「何やら庭から音がすると思って出てきたら、何事かしらこれは?」

To Be Continued...

159折鶴:2015/06/25(木) 21:20:53 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
あぁ半兵衛様お美しいお美しい超お美しい

160イト:2015/06/26(金) 20:55:06 HOST:i114-184-141-163.s02.a001.ap.plala.or.jp
豊臣軍率いる石田三成っておかしくね?w
石田三成率いる豊臣軍なら意味わかるけど……
あとそんなに三成弱くないー!
零月なんかに負けないー!
体制なんて崩さないー!
スピード世界一だよー!
刹那だよー!←

161零月:2015/06/26(金) 21:36:25 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
小説を暫く辞めるから・・・今日は本気で凹んだ・・・

そういう事だから、頼むよ。

162折鶴:2015/06/26(金) 21:45:20 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>161
おお、そっかぁ…まぁ理由はここではきかんとくよ
頼むよって何を頼まれてんのか分かんないけど分かったわ←

163零月:2015/06/27(土) 10:29:15 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
あ、辞めるの止めた。再開しようかな。

164折鶴:2015/06/27(土) 16:16:39 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
立ち直り早ww

165零月:2015/06/28(日) 11:43:22 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・拾参「神衣」

本能町と言われる所へ辿り着いた颯輝達は、此処の町の管理と勉強を両立している「本能字学園」へ足を踏み出す。
学園の中へ入るも生徒がおらず、諦めて帰ろうとした時、本能字学園の頂上から太陽の光が颯輝達を照らした。
その太陽の光が照らし出すその先から声か聞こえ始める。

颯輝「何者ですか?」

太陽の光の先を見て、問いかける颯輝。

?「私はこの学園の生徒会長を務める者だ、お前等不法侵入者に名乗る必要は無い!」

そう言うと、太陽の光がさらに颯輝達を照らし出す。

メタナイト「・・・話を聞いてくれなさそうだ、これは戦うしか無い。」

この学園の頂上からジャンプして飛び降りてくる生徒会長。
地面へ降り立つと、何やら右腕に装着している物を触った。

?「・・・人衣圧倒!神衣・純潔!」

服の形態が変化し、変身した。

颯輝「・・・これはまた、変わった人が現れましたね。」

頭を掻きながら言う颯輝、メタナイトとてゐは端の方へと待機する。

?「覚悟ッ!」

そういうと、刀を持ってこちらへ向かって走りだす。
その時だった。

?「待てッ!鬼龍院皐月は私のモンだ!」

学園の門から響き渡る声、エンジン音が徐々に近づいてくる。

皐月「・・・纏か、運が悪かったな。」

赤いバイクに乗った少女が、こちらへ向かってくる。
左腕に付けている赤い手甲に刺さっている鍵みたいな物を口にした。

?「人衣一体!「神衣・鮮血」!」

バイクに乗った少女も、あの彼女も同じ様に服の形態が変化した。

皐月「・・・やかましい、他人の戦いに乱入するなど・・・」

バイクに乗った少女は、バイクから飛び降りて彼女へ反撃する。

颯輝「・・・話を聞いてくれないんでしたら、僕の方からも攻撃いたしますよ?」

To Be Continued...

166イト:2015/06/28(日) 12:19:20 HOST:i114-184-141-163.s02.a001.ap.plala.or.jp
あ、ごめん…
え、凹んだ原因オレですか?

167折鶴:2015/06/28(日) 12:46:12 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>166
いやその中体連だとおもわれる…

168零月:2015/07/09(木) 20:31:39 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
続き。

天才軍師・竹中半兵衛と凶王・石田三成と紅魔館の庭で会う。
石田三成と庭で戦い、忌華零月の勝利で終わった。

レミリア「何の騒ぎかと思えば・・・」

レミリアが庭の荒れ具合を見ながら言う。

半兵衛「これはすまない、私の部下が世話になったよ。
     私の部下に庭の修復を手伝ってもらおう。」

そういうと、竹中半兵衛の部下が庭の修復にすぐさま取りかかった。

零月「・・・そして、あの人間もアンタの部下か?」

零月が指を差した先には、庭に立っている一人の男の子だった。

半兵衛「私の部下には子供は入れてはいないよ?」

その時、その一人の男の子が「イカ」に変身して、庭の壁から上って去っていった。

零月「イカに変身した・・・これ、何処かで・・・」

零月が迷っていると、庭の修復はすぐに終わった。

レミリア「助かったわ、だけど二度と荒らさないでほしいわね。」

そういうと、竹中半兵衛が頭を下げて言った。

半兵衛「すまなかった。此処には裏切り者の徳川家康が居ない事が知れて良かった。
     三成、行くよ。」

そういうと、豊臣軍は紅魔館から去っていった。

To Be Continued...

169大和:2015/07/09(木) 20:51:40 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
「これ、何処かで…」とはwwwこれイカにwwwwww

170零月:2015/07/09(木) 21:10:42 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
>>169

ウワァァァァァ、ツマンネェェェェw

171零月:2015/08/25(火) 22:03:28 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・第玖「忌華家」

新宇宙〜忌華邸〜

本邸へと帰宅し、忌華一族が集結する会議で異次元の世界で起こっている「終焉」について話し合っている。

匠「・・・まず、今日集まってもらったのは、ある世界で起こっている「終焉」と呼ばれる者についてだ。」

朱雀「先代様、この題は零月が解決してくれると思うのですが・・・」

匠「まぁ、彼奴ならやり遂げるかも知れんが、彼奴だけでは今回は倒せないと私は思うのだよ。」

皇「巨匠様は何故そう思うのですか?」

匠「彼奴・・・「終焉」は長年の復活でありとあらゆる力を身につけている
  もう・・・封印は叶わないと踏む。」

刹那「・・・そこで、零月の力では叶わんと考え、忌華家の誰かが異世界へ行くと?」

纏「飛沫が私は良いと思うのだがな・・・今の飛沫なら彼奴を倒せる力は備わっている。」

飛沫「嫌だねぇ〜、貴方様こそ力は備わっているはずでは無いのかな?」

鐵「・・・お前等、この中で一番強い奴が行けばそれて済むんじゃねぇのか・・・?」

日羲「それだったら折角の楽しみが台無しじゃないか、僕達はお助け役としてだよ。」

匠「それに、成長もしないのでな。」

樂戚「・・・それだったら誰にするんだ?」

藜「それだったら、誰にするんだ?」

永久「・・・確か、零月に義理の兄貴が居たはずだが・・・」

神威「あぁ、瞬真の事か。そういえば彼奴来ていないな。
   彼奴の事だからどうせ海外にでも行ってるんだろうよ。」

樂戚「そういえば瞬真の奴、また株で稼いでるらしいな。」

皇「とりあえず、瞬真は放っておけ。
  今は誰を異世界へ連れて行くかの話だろう。」

朱雀「・・・先代様が決定されて下さい。それで今日の会議は決定となります。」

匠「・・・私は・・・」

続く。

172大和:2015/08/26(水) 17:01:51 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
会議がなんか、ちょっとほのぼのしてるwwwww

173零月:2015/09/27(日) 18:58:44 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・拾肆「本能字学園戦」

本能字という所へ足を踏み出した颯輝達、本能字学園へと入ると、此処の学園の鬼龍院皐月という女に出会う。
侵入者と言われた颯輝達は鬼龍院皐月を説得しようとするも無駄で、戦いに入る。
そこに纏流子という同じ気を放った女がバイクで学園に入り、鬼龍院皐月とのバトルを颯輝達から横取りをする。

颯輝「此方の話を聞かないのでしたら、僕の方からも攻撃致しますよ?」

威圧感のある言い方で言うも無意味、そしてついに、颯輝は鬼龍院皐月と纏流子の激しい戦いの中へと足をゆっくり、一歩ずつ踏み出して歩いていく。

メタナイト「颯輝、無茶をするなよ?」

颯輝を心配するメタナイト、激しい戦いの中へ入る途中に、颯輝は背中を向けながらこう言った。

颯輝「大丈夫ですよ、戦いを止めるだけですから。」

そう言うと、戦いの中へと入っていった颯輝。その姿をみた因幡てゐはこう言った。

てゐ「そうだと良いんだけどね…でも颯輝の体から威圧の気があふれ出していた。何をしでかすか分からないよ…」

困った顔で言う因幡てゐ、2人とも戦いの渦を見ながら立っていた。

……

一方、戦いの渦の中では、鬼龍院皐月と纏流子が激しい戦いを繰り広げていた。

皐月「纏!お前の力はそんな物か!」

纏とぶつかりあいながら喋る皐月。

流子「鬼龍院皐月…今日こそ片太刀バサミの真実を教えてもらうぞ!」

険しい表情で皐月に語りかける流子、その戦いを見た颯輝は。

颯輝「…分からない様ですね…全く。」

そう言うと、一気に体の中から気を放つ。その大きい気に2人は反応し、颯輝に構える。

皐月「…!」

皐月が構えると、颯輝は言う。

颯輝「...話を聞かない未熟者が、大人しく戦いを止めなさい…」

皐月は颯輝へと攻撃を仕掛けようとする。

颯輝「...貴方の行動は理解が出来ませんね、折角話で解決しようと思ったのですが…これじゃ無意味ですか。」

そう言いながら、攻撃を弾き返す。

皐月&流子「人の戦いを邪魔されて怒らない奴が居るか!」

攻撃を弾き返されるもひるまず、攻撃をどんどん仕掛ける皐月と流子。

颯輝「話で解決しようという気は無いと、成程、ならばこちらからも攻撃を仕掛けなければなりませんね…!」

皐月と流子を気の力で攻撃を弾き返すと、片手を前に出して、エネルギーを溜める。

颯輝「…波動掌!」

攻撃を繰り出すと、2人は吹き飛び、壁にめり込む。

流子「…何なんだよテメェ…」

颯輝へと問う流子。

颯輝「神崎颯輝…やっと話を聞いてくれる気になりましたか。」

そう言うと、地面に座ってる流子に手を差し伸ばすと、流子は手を掴み、立ち上がる。

流子「私の名前は纏流子、そしてこの服の名前は鮮血だ。」

鮮血「神崎颯輝、宜しく。」

自己紹介が終わると、鬼龍院皐月が自力で立ち上がり、颯輝と流子に言う。

皐月「…次は負けんぞ。」

そういうと、学園の中へと入っていく皐月。

流子「...颯輝、と言ったか?」

颯輝へ問いかける流子。

颯輝「えぇ、そうですよ?」

流子「もし良かったら…私を旅に連れていってくれないか?」

To be continued……

174大和:2015/09/28(月) 23:07:00 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
おこなの?ねぇねぇ、おこなの?

175零月:2015/10/02(金) 05:26:06 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・第拾 「スプラトゥーンの世界」
※外伝の第玖話にある忌華家の会議の続きについては今後、何処かで書こうかと思っております。

紅魔館での件が終わった後、気晴らしに散歩へ出かける事にした零月達。
紅魔館から少し遠く離れた所で散歩している。

零月は前回、紅魔館へ人間に擬態したイカが侵入していた所を見つけ、前に何処かで見かけた様な気がするものの思い出せずに考えている。

零月「(…人間に擬態したイカ…やはり思い出せんな…)」

考え込んでいると、大和が零月に話かけてきた。

大和「零月、さっきから下ばっかり向いて何考えてんだよ?」

大和が零月に問いかける。

零月「…いや、何でも無いさ。」

口を歪めさせながら言う零月、それと聞いた大和は「ふーん」と軽く言って、また折鶴と話し始めた。

零月「...まぁ、この事はまだ考えるべきでは無いのかも知れんな。」

そっと独り言を呟くと真っ直ぐに見つめる零月。そうすると、折鶴が指を差しながら言った。

折鶴「ねぇねぇ!あそこに街が見えるよ?」

何やら都会の様な街を折鶴は見つけ、その目的地へと零月達は歩き続ける。

都会の様な街を見つけてから数分後、ついに零月達はその街へと辿り着くものの周りに鉄格子がある為、中には入れない様子だった。

折鶴「鉄格子…?」

折鶴がそういうと、大和は折鶴に対して慌てて喋る。

大和「お、おい。鉄格子を壊そうなんて思ってんじゃねぇぞ?」

鉄格子の間から街が覗ける所が一ヶ所だけあった為、零月は折鶴と大和を呼んで、一緒に街を見る。

零月「…ん?」

零月は何かを見て首を傾げた。

零月の瞳に写っていたのは、紅魔館の件の時に一瞬だけ見たあの、人間に擬態したイカをもう一度見た。
それを見た零月は

零月「間違いない…あの光景と同じ現象を俺はもう一度見た…。」

と、驚いた様子で呟いた。

更に街を鉄格子の間から見てみると、見た事も無い文字、聞いた事の無い言葉を零月達は聞く。

大和「…どうやら、此処は人間という存在は居なさそうな感じがするな。」

零月の方を見て語りかける大和、それを聞いた折鶴は

折鶴「…人間という存在が居ない?どういう事なの?」

折鶴が大和に詳しく聞く。

大和「そのままの意味だ、俺がこの街の気配を一瞬で探った結果、この街には人間という哺乳類の存在が消えているみたいなんだよ。」

To be continued…

176大和:2015/10/02(金) 07:21:53 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
ハイカラシティ編 始動

177零月:2015/10/11(日) 16:46:03 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
前回の続き。

ある街へと辿り着いた零月達、しかし街は鉄格子で囲まれており入れない状態だった。
零月が鉄格子の間から見たのは、紅魔館で見たのと同じ光景を見る。
大和がこの街の気配を探った結果、この街には人間という哺乳類が存在しないという衝撃の事実を知った零月達であった。

零月「・・・此処に扉があるな・・・」

鉄格子に囲まれていない所に、一つだけ扉があった。

大和「此処から街に入れそうだな、開けるか。」

大和が鉄格子の扉を開けると、人間に擬態したイカ達が一斉に零月達を見た。

折鶴「・・・何かヤバい雰囲気?」

街へと一歩歩いたその瞬間だった。

イカボーイ「(誰だ?侵入者か?)」

不思議と零月達の頭の中にそのイカボーイの喋っている言葉が入ってくる。

大和「俺達は別に怪しい者じゃない、此処の街の偉い人に会いたいんだが」

大和がイカボーイに問いかける。

イカボーイ「(此処だったら、アタリメ司令って人が偉いのかな?)

イカガールが頭を傾げながら答える。

零月「アタリメ司令・・・何処ら辺に居る?」

イカボーイに問いかける零月。

イカボーイ「(俺が呼んできてやるよ、君達はそこのベンチに座ってて待っててくれ)」

そういうと、イカボーイがアタリメ司令という人を探しに走っていった。

零月達はベンチに座っていると、辺りがざわつき始め、イカボーイ2人の話が終わると、走ってマンホールの中へ潜っていく。

折鶴「・・・何か辺りが静かに騒ぎ始めたね、何かあったのかな?」

そういうと折鶴はイカガールの所に行き、何が起こっているのかを聞き始めた。

大和「ん、さっきのイカボーイが戻ってきたな。」

さっきのイカボーイが血相変えて走ってくる。

イカボーイ「(アタリメ司令が行方不明に!)」

その事実を知ったのは零月と大和だけでなく、辺りに居たイカガールとイカボーイを聞いて騒ぎ始める。
更にイカボーイが口を開く。

イカボーイ「(此処最近、またオオデンチナマズが消えたのが原因なのかな・・・?)」

それを聞いた零月はイカボーイに問いかける

零月「オオデンチナマズとは?」

零月が言うとねイカボーイは口を開く。

イカボーイ「(此処ハイカラシティの電力を賄う大事な役目を持っているナマズだよ。
        それが無くなるとハイカラシティが電力不足になってしまう・・・!)」

その事を聞いた零月はイカボーイに言う。

零月「・・・なぁ、そのオオデンチナマズって物を盗むという罪を犯す奴に心当たりはあるのか?」

To Be Continued・・・

178大和:2015/10/11(日) 19:01:29 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
まさかのストーリーモードを部外者が攻略wwww

179零月:2015/10/17(土) 20:01:28 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・拾伍 「新たな仲間」

流子「私を仲間にしてくれないか?」

流子は颯輝の方を向いて言った。

颯輝「良いですよ、大歓迎です」

微笑みながら優しく言うと、颯輝は握手を求める。

流子「宜しく頼む!」

そういうと、流子は強く颯輝の手を握りかえした。

颯輝「・・・しかし、まだ此処を出るには早い様ですね。」

そういうと、颯輝達を黒い敵がいつの間にか囲まれている。

流子「うおっ!?何だこの敵の数!」

そういうと、慌てて片太刀ハサミを手に取る流子。

颯輝「話は後です、今はこの黒い敵を倒しましょう。」

そういうと、冷静に構えを取る颯輝。

メタナイト「・・・俺達も参戦しよう。」

そういうと、メタナイトは宝剣ギャラクシアを手に取って黒い敵の軍団に突っ込んでいく。

てゐ「私は後衛で手助けでもしてよっかな〜」

スペルカードを取り出して弾幕を放つてゐ、どんどん黒い敵が消滅していく。

流子「何だ此奴等・・・次から次へとッ!」

片太刀ハサミで黒い敵を斬っていく流子、しかしどんどん黒い敵が湧いてくる。

メタナイト「・・・多分、この先にこの軍団のリーダーが居るはすだ」

メタナイトが敵を斬りながら言う、そしてその事を聞いた颯輝はてゐとメタナイトに言う。

颯輝「メタナイト君とてゐさんはこの軍団を限界まで横に押し寄せて下さい。」

そういうと、てゐは前衛へ向かい、メタナイトとてゐは黒い敵軍団を一瞬で横に押し寄せる。

颯輝「・・・さて流子さん、貴方は僕と一緒に来て下さい。」

遠くの方を見て流子に言う颯輝。

流子「・・・分かった。」

颯輝の顔を見て一息置き、それから遠くを見て言った流子。

颯輝「行きますよ・・・!」

最初静かに歩き、5歩歩くとだんだん走る颯輝と流子。

流子「チッ・・・邪魔なんだよ!」

地面から黒い敵が湧くも走りながら斬る流子。
そして、短い詠唱を終えると、走る道に魔法陣が展開されていく。

黒い敵軍団のリーダーに近づいていくと、脚力を使って特大ジャンプをする。

颯輝「・・・天翔裂気脚!」

そういうと、リーダーに向かって空中に魔法陣が展開され、ライダーキックの様にキックしながら降下していく。

流子「行けぇぇぇぇぇっ!」

叫びながら颯輝の方を見る。

やがて颯輝のキックは命中し、貯めていた颯輝の体内の魔力を脚から相手の体に注入すると、相手のリーダーは呻き声を上げて消滅した。

流子「ふぅ・・・、疲れちまった。」

その場に倒れ込む流子、ケラケラ笑っていた。

メタナイトとてゐが押し寄せていた黒い敵も消滅し、消滅した事を確認するとメタナイトとてゐは颯輝の元へ歩いてくる。

メタナイト「まだ終わってはいないぞ、次が待ちかまえているんだ。」

颯輝に言うメタナイト。

メタナイト「そうですね、次は何処に辿り着くのでしょうねぇ」

そう言いながら流子の方を見ると、流子は笑いながら寝ていた。

てゐ「私も疲れたし、少し休もうよ。」

てゐが颯輝を言う。

颯輝「そうですか、そしたら少し休みましょう。」

To Be Continued・・・

180零月:2015/10/21(水) 20:12:57 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・拾壱「オクタリアン」

ハイカラシティと言われるイカ達の住む街へと辿り着いた零月達は、この街の偉い人であろう「アタリメ司令」と呼ばれるイカに会おうと頼む。
しかし、辺りのイカ達がざわざわと静かに騒ぎ始めた。その理由は此処のアタリメ司令が連れ去られたという事を知る。
この事件は此処のハイカラシティの電力を賄う「オオデンチナマズ」の突然の消息不明の事件に関係があると零月達は聞く。
その事を聞いた零月達は・・・


零月「・・・なぁ、そのオオデンチナマズとやらを盗む奴に心当たりはあるのか?」

イカボーイに問いかける零月、それにイカボーイは答えた。

イカボーイ「(心当たり・・・「オクタリアン」の仕業かな?あのマンホールが怪しいんだよ)」

イカボーイはマンホールの所を指差しながら零月に言った。それを聞いた大和は「オクタリアン」というキーワードに疑問を持つ。

大和「「オクタリアン」?」

大和がイカボーイに問いかける。

イカボーイ「(かつて海面上昇によって減少してしまった陸地の覇権を争い、俺達と「大ナワバリバトル」を繰り広げたライバルの様な存在だよ。)」

イカボーイが丁寧に返す。

零月「・・・まぁ、その「アタリメ司令」とやらを探すか、「オオデンチナマズ」という大切な物も含んでな。」

そういうと折鶴と大和は「了解」の返事を出し、先程イカボーイが指差していたマンホールの中に入っていく。零月もマンホールの中へ入ろうとするとイカボーイの声が聞こえる。

イカボーイ「(頼むよ、零月さん!)」

イカボーイが零月に言うと、零月は後ろを向きながら拳の形から親指を上に立てて、そのままマンホールの中に入っていく。


〜タコツボバレー〜

零月「・・・此処か、怪しいと言っていたのは。」

辺りを見渡しながら言う零月。

零月「・・・あれが怪しいな、あれがボスの住処かな?」

零月はエリアの上空に浮いているヤカンの様な物に目が入る、怪しんでいると向こうから大和と折鶴が零月の元へ走ってくる。

To Be Continued...

181大和:2015/10/22(木) 20:06:36 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
タコワサDJ逃げてー!www

182零月:2016/01/30(土) 21:06:31 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
久々の小説。


外伝・拾二「スプラトゥーン」

零月達が辿り着いたのは、ハイカラシティと言われるイカが住む街。
「オオデンチナマズ」と「アタリメ司令」を救う為にタコツボバレーへと足を踏み入れる。
零月が空を見上げると浮いているヤカンに目をつける、そこが怪しいと踏んだ零月は・・・

大和「零月!あの空に浮いているヤカンが元凶の住む所らしいぞ。」

走りながら零月に教える。

零月「そうか・・・よし、突っ込むぞ!」

そういうと零月は周りにある足場を使って、尋常じゃない脚力を使ってあっという間に
浮いているヤカンへと辿り着く。

零月「大和と折鶴、先行ってるぞ〜!」

そういうと零月は大和と折鶴を置いてヤカンの中へと入る。

大和「・・・さて、俺達も行くか。」

折鶴「助けないとね。」

そういうと二人は零月の後を追う様に足場を使ってヤカンへと辿り着き、ヤカンの中へと入る。


タコツボバレー 〜DJタコワサ〜

零月「・・・此処か。」

零月が辺りを見渡すと、捕らわれの身になっている爺さんが居る。

零月「おい爺さん!お前が「アタリメ司令」って奴か?」

?「話は後じゃ!まずはあのDJタコワサ将軍を倒してくれい!
  それと、戦っているイカボーイの手助けをしてやってくれい!」」

爺さんの望みを叶えるべく、DJタコワサの側へと走っていく。
しばらくすると、大和や折鶴も降りて、零月の後を追って走る。


イカボーイ「・・・ちっ!」

DJタコワサに苦戦するイカボーイ、体力も遂に限界を超えたのか
イカボーイの膝が地につく。

DJタコワサ「モウオワリカ・・・ラクニシテヤル!」

そういうと、巨大のメガホンを出し、力を一瞬で蓄えてレーザーを放つ。

イカボーイ「・・・これで終わりか・・・!」

そういうと、イカボーイが目を瞑って「死」を覚悟する。

・・・死を覚悟したイカボーイ、しかし痛みは感じず、目を開けると
目の前には人間が展開した魔法陣でメガホンレーザーを受け止めている。

イカボーイ「・・・誰だ?」

膝を付きながら答えるイカボーイ。

零月「答えるのは後だ。まずは此奴を倒すぞ。」


to be continued...

183折鶴:2016/01/30(土) 22:01:19 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
久々すぎィwww

184大和:2016/01/30(土) 23:17:16 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
将軍、お言葉ですが貫通できないメガホンは欠陥品かと…

185零月:2016/01/31(日) 00:23:39 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・拾碌「再び幻想郷」

本能字学園で戦闘後、纏流子という女性を仲間にしてからすぐ、黒集団に襲われる
激闘の末、例の黒集団から勝った颯輝達は、一休みをしていた。

颯輝「さて、もうそろそろ出発しましょうか。」

そういうと、颯輝は立ち上がる。

流子「出発しようにも、次は何処に行くんだ?」

流子は颯輝に聞く。

颯輝「一旦幻想郷へ戻りましょう、そこで「終焉」戦の準備をしましょう」

メタナイト「・・・まあ、俺も一度幻想郷へ用があった所だ。」

メタナイトが険しい顔をして、遠くを見つめていた。
この顔を見た颯輝は何かが起きると予想していたが・・・

歩いてると、流子が問いかける

流子「なあなあ、「げんそうきょう」って何だ?」

てゐ「ああ、流子は幻想郷の事が分からないのか。」

てゐは流子に幻想郷がどういう所なのかなどの出来る限りの事を話した。

流子「ふうん・・・人々から忘れ去られた人が行く所ねえ・・・」

流子が頷きながら言う。

颯輝「それより、もう幻想郷に着きますよ。」

メタナイト「・・・(嫌な予感がする。)

メタナイトが嫌な予感を感知しながらも、幻想郷に足を踏み入れる。

鮮血が流子に問う。

鮮血「流子・・・此処は嫌な予感がするぞ」

流子「え・・・?」

流子が驚いた様な表情になり、その後、険しい顔になる。

てゐ「ん?流子、誰と話してんの?」

流子「え?あ、いや・・・アハハ・・・」

流子が焦りを出す。颯輝が何かに感づく。

颯輝「・・・人里がやけに静かだ・・・何か起こりますねこれは・・・」

その時だった。空からとてつもない邪気を放った何かが降りてくる。

メタナイト「伏せろ!」

何かがこの地に降りると共にでっかいクレーターが出来る。

颯輝「・・・」

静かにゆっくりと立ち上がる颯輝。

?「・・・颯輝・・・死を・・・」

何かがそういうと、巨大なクレーターから高速で出てきて、颯輝に攻撃を仕掛ける。

颯輝「速い・・・!」

そう言いながらも攻撃を弾き返している。やがて、煙が晴れると
颯輝は今まで見せなかった驚いた表情をする。

颯輝「・・・!?お前は・・・!」

颯輝が見たのは見覚えのある顔だった。

終焉「颯輝・・・零月の弟子・・・生かしてはおけぬ。」

颯輝「「終焉」・・・完全復活を遂げてしまったのか・・・!」

颯輝が間合いを広げている、しかし、終焉は襲ってくる気配は無い。

颯輝「・・・?」

終焉「・・・最果ての地にて待つ。」

その一言だけを残し、終焉は立ち去った。

颯輝「・・・何だったんだ・・・」

to be continued・・・

186大和:2016/01/31(日) 00:29:19 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
ε=ε=ε=ε=ε=(o終  ̄ー ̄)o

187零月:2016/02/02(火) 18:17:00 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・拾参「タコvs人間」

スプラトゥーンの世界へと迷い込んだ零月達は、アタリメ指令と「オオデンチナマズ」を探す為にタコツボバレーへと降りる。
元凶の居場所が分かった零月達はそこへ行く。しかし、イカボーイが先に来ていたもののかなりヤバい状況だった。
死を覚悟したイカボーイだったが、ギリギリの所で救う零月だった。


零月「詳しい事は後だ、まずは元凶を倒すぞ。」

そういうと零月は、メガホンレーザーを全て弾き返す。

DJタコワサ「・・・!?ハジキカエシタダト・・・!?」

驚きを隠せないDJタコワサだったが、すぐに冷静になった。

DJタコワサ「ナラバ・・・!」

DJタコワサは部下を召喚し、大勢でかかってくる。
これを見ていた零月は、冷静な顔でこう言った。

零月「・・・雑魚が、生きて帰れると思うな。」

そういうと一気に消滅させずに、刀を鞘から取り出して、一匹一匹ずつ歩きながら斬り裂いていく。


大和「・・・!おっと、遠くから狙ってる奴が居たとは・・・驚きだ。実に驚きだな!」

とっくの間に爺さんの守りに付いていた大和、500m先からスナイパーで狙って撃った弾丸を
大和は拳銃で相手の軌道を読み、弾き返す。

大和「全く・・・影でコソコソやられてると困るんだよね」

そういうと、スナイパーに一発で弾丸を当てた。


折鶴「大丈夫?」

一方、イカボーイの守りに入っていた折鶴。怪我をしていたイカボーイに手当てをしていた。

イカボーイ「あの・・・貴方達は一体・・・?」

折鶴「あぁ、私達は「ただの旅行者」だよ?」

手当てをしながら折鶴が答えていると、遠くから巨大ミサイルが飛んでくる。
狙いはイカボーイだろう。

折鶴「・・・」

折鶴が黙って立ち上がり、巨大ミサイルの方向へ体を向ける。
体を向けると、右腕に赤いオーラを纏わせる。

折鶴「ふんっ!」

ミサイルが折鶴の右手に着弾すると、巨大ミサイルがピキピキと音を立てながら壊れていく。

折鶴「「壊」!」

そういうと、ミサイルは粉々に砕け散る。
ミサイルが砕け散ると、再びイカボーイの手当てへと戻る。

イカボーイの顔は口が開いた状態で、驚きを隠せなかった。


零月「どうしたどうした!」

どんどん敵を斬り倒していく零月。

DJタコワサ「クッ・・・!」

敵を全て斬り倒されたのを確認し、DJタコワサ自ら前に出る。

零月「・・・覚悟。」

DJタコワサ「クッテヤル・・・!」

そういうと、大量の巨大ミサイルを繰り出し、全て零月に向かって飛んでくる。

零月「獅子・・・一閃!」

刀に溜めておいた「気」を、抜刀すると同時に一気に放たれ、全てミサイルが真っ二つになる。

DJタコワサ「ナンダト!?」

DJタコワサに焦りが見える、その状態を一瞬で見た零月はDJタコワサに向かって走り出す。

零月「では・・・次は俺の番だな!」

そういうと、一瞬でDJタコワサの横を通り過ぎ、ゆっくりと歩く。

零月「・・・乱咲(みだれざき)・・・!」

刀を鞘にしまうと同時に、後ろのDJ機器が横に真っ二つになる。

DJタコワサ「・・・セ・・・ツナ・・・イ・・・」

そういうと、DJタコワサは星の彼方へ消えていった。

to be continued...

188折鶴:2016/02/02(火) 18:49:11 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
折鶴つえぇええぇ!!ww嬉しいwww

189大和:2016/02/04(木) 20:36:22 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
拳銃という名の、ライフルですかねぇ…

190零月:2016/02/11(木) 19:09:17 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・拾漆 「覚悟(前編)」

幻想郷へと再び帰ってきた颯輝一行。久々に帰参すると、人里の賑やかだった雰囲気が消えていた。
不審に思った颯輝一行はそのまま奥へと歩き出すと、完全復活した[終焉]が空から落ちてくる。
其処で[終焉]が「最果ての地にて待つ」という言葉だけを残し、人里から立ち去っていく。


[終焉]が立ち去った後、メタナイトの声が上から聞こえる。

メタナイト「大丈夫か颯輝!今助け出す!」

そういうとメタナイトが翼を広げ、クレーターに向かって滑空する。
メタナイトがクレーターの中に入り、颯輝はメタナイトの足を掴んでクレーターから出てきた。

流子「あれが[終焉]…禍々しい気を放ってるもんだな。」

颯輝「私達は何れ、復活した[終焉]と戦わなければならない。その覚悟を決める為に一度「永遠亭」へと戻りましょう。」

颯輝が言うと、颯輝一行はてゐに案内させ、「永遠亭」に向かって出発する。


道中〜迷いの竹林〜


颯輝一行が「永遠亭」に向かって歩いていると、流子が問う。

流子「なぁ、「復活」したという事はこの世界に以前、誰かが颯輝と同じ目的で来た人が居るのか?」

颯輝「はい、私の師匠でもある存在の「忌華零月」という方がこの世界を救いました。」

颯輝が質問に笑顔で答えた。

流子「其奴は今、この世界に居るのか?」

流子がまた、颯輝に真剣な表情で問いかける。

颯輝「今の所ではまだ分かりません。」

颯輝が前の方を見ながら答えた。

メタナイト「(忌華…忌華家…まさか…)

メタナイトが険しい顔で何かを思い出している。それに気づいたてゐは心配そうに問う。

てゐ「どうかした?」

メタナイト「いや、何でもない。」

険しい表情から普通の顔に戻り、答える。

てゐ「...」

道案内していたてゐが何かを察知し、急に立ち止まる。

てゐ「何か…来る!」

そういうと、黒き者達が地面から涌き出てくる。

颯輝「…また来るとは…[終焉]の影響で敵も増えましたか。」

そういうと、颯輝一行は黒き者を蹴散らしていく。

メタナイト「数が多いな…一気に決めてやろう。」

メタナイトが背中にあるマントを持ち、マントを前にはらって辺りを暗くする。

メタナイト「ギャラクシアダークネス!」

技名を言うと同時に、黒き者達を全て一刀両断する、斬られた者は全て「宇宙」へと葬られる。

颯輝「黒き者の禍々しい気も大きくなっていますね…やはり、[終焉]の影響で此処まで…
   走りましょう、長話は危険です。永遠亭まで案内して下さい。」

そういうと、再びてゐは案内をして走り出す。

to be continued…

191大和:2016/02/11(木) 19:32:23 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
メタナイトって前一緒に旅してたしね。最初は誰かのミスで二頭身だったけどねぇ。アレ?ダレダッタケナァ∼?

192零月:2016/02/11(木) 19:33:34 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
>>191

www

193零月:2016/02/11(木) 23:16:06 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・拾肆「目覚めの時」
※ハイカラシティ事件解決から約2時間程経った状態でスタートします。

ハイカラシティの危機を聞き、DJタコワサの野望を阻止して無事にアタリメ司令と「オオデンチナマズ」を取り戻す。
ハイカラシティを後にした零月達は、一度「紅魔館」へと戻る事にした。

〜道中〜

何もない道をゆっくりと歩いている三人。

零月「そういえば、真理によれば颯輝が来てるらしいな。」

独り言かどうかも分からない位の大きさで喋る。

大和「颯輝…?誰なんだ?」

零月「あぁ、大和と折鶴にこの話はしてないんだったな。
   俺の市に市街地があるんだが、4年前にそこで結構良い素質のある奴が路地裏でただ一人座ってたもんだから
   声をかけた。路地裏に居た奴がその「神崎颯輝」、能力もそこそこ使えるんで弟子にして鍛えたって訳だ。」

大和「まぁ、弟子が此処に居るって事か。」

そんな会話をしながら紅魔館へと歩いていく。

折鶴「ねぇ、さっきからさ、禍々しい気を感じない?」

折鶴が急に問いかける。

零月「感じてたんだな。」

零月も感じていたらしく、歩くのを止めて辺りを見回す。

零月「(…この感じ…前にもあったな。)」

暫くすると、禍々しい気は消えていった。何が起きていたのか分からなかったが
この場は危ないと察して足早に立ち去る。


紅魔館前〜湖〜

紅魔館前にある湖へと辿り着いた零月達、またもやあの禍々しい気を感じる。

大和「…またか。」

何かが起きると察知した三人は、一斉に攻撃体勢へと入る。

折鶴「(...来る!)」

敵が来ると察知した折鶴は、地面に思い切り拳を叩きつけて地割れを起こす。

零月「おっと」

地割れが起きたと零月が同時に三人を魔方陣で囲み浮遊させる。現れた黒き者は地割れによって落ちていく。
黒き者達の気が消えると、零月が魔方陣の中から錬金術の力により一瞬でこの地の修復をした。

零月「いやいや、派手な事をしたな。」

折鶴「だってこれしか思い付かなかったし…」

右手首をスナップし続けながら答える折鶴。
力を「鬼腕の飛沫」に鍛えてもらってからは地割れなんぞ容易いものだろう。

零月「あの黒き者達…前に出会った時よりも禍々しい気が大きかったな。」

大和「例えば…「何者かの復活により敵の力が強まった」とかね。」

大和が例を挙げてくれた事により、零月が言う。

零月「あの[終焉]が復活したのか...?だとすると面倒だな。」

零月が頭を掻きながら言う。

折鶴「まだ分からないんだしさ、それも含めて「紅魔館」に行こうよ。」

零月「そうだな。」

to be continued…

194大和:2016/02/12(金) 06:33:51 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
とべこんちぬえど…

195零月:2016/02/14(日) 22:59:05 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
「最果て」

一人、最果ての空間に佇む者が居る。

[終焉]「…」

その空間にもう一人の気が現れる。

[?]「どうだ?[終焉]よ、楽しいか?」

[終焉]「貴方は…!」

そういうと、[終焉]はその者に立て膝をする。

[?]1「固くなるな…お前にはもう少し頑張ってもらわねばな…」

[終焉]「…はっ。」

返事をすると、[終焉]はこの空間を後にした。

[?]1「[終焉]を復活させたのは私だからな…それなりの頑張りを見せよ。」

また一人、この空間に現れる。

[?]2「良いのですか?[終焉]はあの計画を嫌ってる様にも思えますが…」

[?]1「良い。彼奴はいずれ私に恩を返そうと思っておる。今の彼奴は私に逆らう事は不可能に等しい。」

禍々しい玉座に座りながら答える。

[?]1「この世界に用が無くなれば、私は現実世界へと戻る。」

[?]2「計画が完成すれば、貴方様はどうするおつもりで...?」

2の者が問うと、一瞬間を置いて話す。

[?]1「さぁな…。[終焉]の役目が終われば、次はお前や他の者にも手伝ってもらう。」

[?]2「お望みとあらば…」

そういうと、2の者が一礼をしてこの空間を立ち去っていく。

[?]1「匠よ。かつてお前が行った事を私はもう一度行ってみせよう…。」

196零月:2016/02/20(土) 22:18:36 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・拾捌「覚悟(後編)」

[終焉]が復活した影響で、黒き者の「気」も高まる一方。
この世界が危機に陥っているという事を実感した颯輝達は、一度「永遠亭」へと戻る事を決意したのだった。


てゐ「もうすぐ・・・それまで凌いで!」

案内役のてゐの後を必死に追う颯輝達、更に走っている途中に黒き者の手が襲ってきていた。

颯輝「力も徐々に強くなってきています・・・これも復活の影響か!」

メタナイト「永遠亭は・・・まだか!」

走り、黒き者を倒しながら言う颯輝とメタナイト。

流子「おい、あれが永遠亭じゃないのか?」

走りながら、道の先にある建物を指しながら問う流子。

てゐ「そう!後少し!」

最後のラストスパートをかけ、必死に走る颯輝達。
その先にある「永遠亭」の門前で待ち構えているのは、永琳だった。

てゐ「あれは・・・永琳!」


永琳「・・久々に帰ったかと思えば、物騒な輩を連れてきたわね・・・」

永琳は、スペルカードを手に持って構える。


永遠亭の門前へ辿り着く颯輝達は、素早く永琳の後ろで待機する。

永琳「天丸「壺中の天地」!」

円陣を組むように黒き者の周囲を魔法陣で囲み、その中心部へ粒弾を撃たせる。
やがて、黒き者達は消滅する。

永琳「久々ね、さあお入り。」

永琳が言うと、颯輝達は永遠亭の中へと入る。


永遠亭〜床の間〜

永琳「終焉が・・・復活した?」

今までの経緯を颯輝が永琳や鈴仙、輝夜に説明した後、3人が[終焉]復活に驚きの顔を隠せなかった。

鈴仙「・・・」

輝夜「まあ、復活した事は事実なんだし、驚いてもいられないわね。」

輝夜が言った後に永遠亭は一瞬の間、静寂が訪れた。

颯輝「・・・[終焉]は、かつて前救世主がもってして封印した人物。
   その強敵に私は戦う事は出来るのでしょうか・・・」

輝夜「そうね、確かに「貴方一人」だったら適わないかも知れないわね。
   でも貴方は一人じゃない、「私達」という仲間が居るでしょ?」

お茶を飲みながら輝夜が言う。

輝夜「まあ、禁忌を犯した私が言う程でも無いけどね・・・」

そう言いながら、輝夜は鈴仙と共に床の間を後にした。

永琳「・・・まあ、私も考えは同じ。覚悟は大事よ。」

そういうと、永琳も床の間を後にした。

颯輝「仲間、ですか・・・。」

to be continued...

197零月:2016/02/28(日) 18:10:06 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・拾伍「襲来」

黒き者達を撃破した零月達は、[終焉]の復活が確信へと変わった今
準備をする為に紅魔館へと向かっていた。しかし...?

〜紅魔館前〜

零月「…!?」

折鶴「...何、これ…」

3人が見た衝撃の光景は、紅魔館が破壊されていた。
見渡す限り、辺りは館の破片や残骸だけが残っている。

大和「…誰か居ないのか!?」

そういうと3人は一斉に紅魔館の残骸を手で払っていく。その時だった。

大和「ん?おい!美鈴が生きている!」

その声を聞いた零月は走り、大和と腕の傷口を押さえている美鈴の元へと近づく。

零月「おい、大丈夫か!?」

美鈴「うっ...零月、さん…」

流石、妖怪だけあってかなりしぶとい。
これだけの攻撃を食らっても死んでいないというのが奇跡な位に攻撃を受けていた。

零月「待ってろ、治療してやる。」

そう言いながら深い傷口の上に右掌を乗せると、美鈴の腕の深い傷口は赤い稲妻を放ちながら回復していく。
同時に体力も回復した。

美鈴「有り難う御座います、お陰で助かりました〜。」

治った瞬間に立ち上がり、笑顔で思い切りお辞儀をした。

大和「おい、何があった?」

大和が問うと、美鈴は深刻な顔をして答える。

美鈴「…私が門の前で寝ていた時に、突然一つの禍々しい気が来るのを察知しました。気づいた時にはもう遅く
   あの[終焉]が降り立っていたんです、その後咲夜さんやお嬢様、そして私が必死に止めようとしましたが敵わず
   結局紅魔館が破壊されてしまったんです、妹様やパチュリー様、咲夜さんやお嬢様の行方は分かりません…まだ此処に居るかも分かりません…」

大和「成る程な…」

納得した零月と大和は、美鈴と一緒に残りは居ないかと捜索する。

折鶴「咲夜さん見つけた!」

零月と大和と美鈴はその声を聞いて、折鶴の元へと走る。

美鈴「咲夜さん…」

零月「心配するな、治してやる。」

そう言いながら右掌を心臓部分の近くに置くと今度は青い光と稲妻を放つ。
やがて光と稲妻が放ち終わると、咲夜がゴホゴホと咳をしながら立ち上がる。

零月「大丈夫か咲夜?」

咲夜「貴方は零月…?何で此処に…?」

零月「話せば長くなる…今はこの状況をどうするかだ」

咲夜が零月の見る先を一緒に見ると、紅魔館の破壊を咲夜は目の当たりにする。

咲夜「私達…負けてしまったのですね…」

紅魔館のあった方向へと体を向けて、がっくりと膝を付く。

折鶴「…やっぱり、[終焉]は復活してたんだね。」

零月「許さん…絶対に。」

そういうと、最果ての地へと開く魔法陣が紅魔館の前に展開される。

大和「美鈴と咲夜…後は頼んだぞ!」

零月「大和と折鶴、行くぞ!」

折鶴&大和「おう!」

そういうと、3人は最果ての地へと続く魔法陣の中へと入るのだった。

To be continued…

198大和:2016/02/28(日) 20:27:48 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
敗因:居眠り

199折鶴:2016/02/28(日) 21:05:46 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
『妖怪だけあってかなりしぶとい。』
無慈悲すぎるwww

200零月:2016/03/04(金) 02:09:00 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・拾玖「決意」

「永遠亭」へと戻ってきた颯輝達、[終焉]の復活に永遠亭の人達は驚きを隠せなかった。
弱気になっていた颯輝だが、仲間の大切さを知る。



永遠亭〜床の間〜


颯輝が床の間で一人、お茶を飲んでいる。
そこにもう一人入ってきた。

メタナイト「決意はしたのか?」

颯輝「えぇ、だから此処のお茶の味を忘れない様に味わってるんです。」

颯輝曰く、此処のお茶は格段に美味しいらしい。今まで飲んだことの無い美味さだったので
最初飲んだ時は驚きを隠せなかったという。

颯輝「流子とてゐは今、何をしてるのですか?」

メタナイト「流子とてゐなら、鈴仙と一緒に外で見張りやってるさ。」

メタナイトが玄関の方を見ながら険しい顔をして話す。
そのメタナイトの表情を見た颯輝

颯輝「・・・メタナイト、険しい顔をして何か起きるんですか?」

メタナイト「・・・なあ、お前は忌華零月が「幻想世界」の救世主になる前の「幻想世界」の事について知ってるか?」

メタナイトが颯輝の目を見て話す。

颯輝「・・・いいえ、ご存じないですね。」

首を左右に振りながら答える。

メタナイト「そうか、なら良いんだ。すまない」

そういうと、メタナイトは立ち上がって床の間を出る。

颯輝「・・・?」

颯輝はメタナイトの去る姿を見ながら首を傾げた。何が言いたかったのか、颯輝は理解出来なかった。
颯輝がもう一口お茶を飲もうとした次の瞬間だった。

鈴仙「何ですって!?」

外から鈴仙の大きな声が聞こえてくる、何やら尋常じゃない声だった。
床の間を抜け出して、外へと走る。


永遠亭〜外〜


鈴仙「流子とてゐ!後は任せた!」

鈴仙が大きな声で走っていった後の10秒後に颯輝と永琳が永遠亭から走ってくる

颯輝「何があったのですか?」

てゐ「紅魔館が・・・[終焉]によって破壊されただって!」

永琳「あの紅魔館が!?」

衝撃の事実を聞いた颯輝と永琳、颯輝が言い出す。

颯輝「動きだした様ですね・・・。」

空を見ながら言う颯輝、そうすると魔法陣が前に現れる。

流子「この魔法陣が[終焉]の居る所に繋がってるのか?」

メタナイト「禍々しい気を感じる、どうやらその様だな。」

皆が決意をし、颯輝も決意をする。

颯輝「さて・・・行きましょうか。」

そういうと、颯輝達は一斉に魔法陣の中へと入っていく。

永琳「・・・無事に帰ってきて。」

永琳は、魔法陣を見ながら颯輝達の無事を祈った。

To be continued...

201零月:2016/03/05(土) 20:35:34 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・拾陸「再び」

[終焉]により紅魔館破壊。
ゆ”る”さ””ん”””!
魔法陣により再び最果ての地へと降り立つ。



〜最果ての地〜

再び「最果ての地」へと降り立った零月は、辺りを見渡す。

零月「変わってないな、此処も。」

大和「まぁ、見渡しても黒い空間が広がるばかりだけどな。」

そう言いながら魔法陣から折鶴と一緒に出てくる大和。

零月「本来は旅目的で此処の世界に来たんだが…こうなるとは予想外だった…。」

折鶴「ま、良いんじゃない?戦うのは嫌いじゃないしょ?」

首をボキボキと鳴らしながら話す折鶴だが、零月が何かに気づく。

零月「…来る!」

そう言うと折鶴の前に立って鞘から刀を素早く抜刀し、空に一瞬で現れた降り注ぐ無数のナイフを難なく斬る。
斬ったと同時に無数のナイフは、地面に落ちていく。

零月「危ないな…誰だ?」

零月が鞘に刀を入れながら問うと、奥から謎の人物が歩きながら答えた。

?「やるな…流石は前救世主だ。」

そう言うとまた無数のナイフを3人の周りに一瞬で出し、攻撃を仕掛ける。

大和「...!」

一瞬で現れた無数のナイフに驚きながらも拳銃で撃ち、一瞬の内に撃ち落としていく大和。

?「ほう、頼もしい…」

零月「さて、次は俺達の番かな。」

鞘から抜刀しながら言う零月。完全に抜刀した瞬間、一瞬で間合いを詰めて攻撃する。

?「ほう...」

難なく攻撃を避け、零月から離れる。

?「やはり、強さは偽りでは無かったか。」

頷きながら独り言を言う謎の人物。

折鶴「踵落(かかとおとし)!」

空高く跳躍し謎の人物に踵落としを繰り出す。だが謎の人物は前に思い切り足で地面を蹴り、何mも離れる。
不発した踵落としは地面に大きなヒビを与えていく。

?「中々やるが、まだまだだな。」

零月「お前の目的は?」

?「ふん、今は貴様等に教えるべきでは無い。時が来たら教えてやろう。」

そう言うと謎の人物は、何やら「背後から守護霊らしき物」を出して瞬間移動をし、この場を立ち去った。

大和「...何だったんだ彼奴は。」

零月「…まぁ、今は[終焉]を倒すのが先だな。」

謎の人物の気が無くなったのを察知し、鞘を刀にしまいながら離す零月。

折鶴「…あれ?」

大和「どうした千鶴、また何か来るのか?」

折鶴「いや…この空間にもう4つぐらいの能力者の気を感じたというかなんというか…」

To be continued…

202大和:2016/03/05(土) 20:55:06 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
一体、ナニブランドーなのだろう…?

203零月:2016/03/05(土) 21:44:09 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
>>202

DI○登場してしまったねぇ…出すつもりは無かったけど…

204零月:2016/03/06(日) 20:50:53 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・弐拾「黒き空間」

颯輝が[終焉]と戦う事を決意。此処の味を忘れぬ様にお茶を飲もうとした瞬間に
[終焉]による紅魔館破壊を告げられる、これ以上の損害は許されないと最後の覚悟を決めた颯輝は
ついに「最果ての地」と呼ばれる場所へと降り立つ。



〜最果ての地〜


メタナイト「久々だな...此処に来るのは。」

この黒い空間を懐かしむメタナイト。

颯輝「メタナイトは此処に来た事があるのですか?」

メタナイト「あぁ。一度来たが、もう一回来るとは思ってもいなかった。」

メタナイトが頭を掻きながら言う。

流子「...進んでみようぜ。」

颯輝「そうですね、進みましょうか。」

そういうと真っ直ぐに歩き出す颯輝に後をついて行くメタナイト達。

颯輝「メタナイト、一つ聞きたい事が。」

メタナイト「何だ?」

隣で歩いていると、颯輝が歩く先を見ながらメタナイトに質問をする。

颯輝「...此処はどういう所で?」

メタナイト「さぁな、詳しい事は俺にも分からん。
      だが、以前よりも禍々しい気は強くなってるって事は言えるな。」

歩きながら答えていくメタナイト。

颯輝「そうですか...力は強まっていく一方...」

険しい表情をしながら下を向く颯輝。

メタナイト「...お前なら大丈夫だろう、何せあの零月の弟子なんだからな。」

颯輝「...えぇ。」

そう話していると、急に颯輝が歩くのを止めた。

颯輝「何かが来る...!」

そう言ったと同時に、無数のナイフが颯輝達の向かって高速で飛んでくる。

メタナイト「くっ...!」

メタナイトが前に出て高速の斬撃を繰り出すと、無数のナイフは地面に落ちていく。

メタナイト「誰だっ!」

?「小細工は聞かない様ですね...」

そう言いながら、ゆっくりと近づいてくる金髪の女。

颯輝「...あれは...?」

金髪の女「神崎颯輝...「ザ・ワールド」ッ!」

そういうと、金髪の女は背後に「守護霊らしき物」を出し、技名を言った。
時が止まったこの時間に、金髪の女は周りに無数のナイフのドームを作り、その後ゆっくりと元の場所に戻り...

金髪の女「...そして時は動き出す。」

時は動き出し、颯輝達が気づいた時はナイフのドームが作られていた。

颯輝「何...」

颯輝が両手を広げた瞬間に魔法陣のドームが展開され、ナイフによる攻撃を無効化にする。

金髪の女「流石は零月の弟子ね、こうなる事は既に予測済みだけど...」

颯輝「...何が目的ですか?」

颯輝が質問すると、金髪の女は後ろを振り返りながら言う。

金髪の女「...まだ言う時じゃない、また会おう。」

そういうと、金髪の女は一瞬の間にこの場を消え去った。

流子「...何だったんだ?」

颯輝「分かりません...取り敢えず先に進みましょう」

そういうと、颯輝達はまた真っ直ぐに歩き出した。

To Be continued...

205大和:2016/03/06(日) 21:02:26 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
これは完全にPADIO長ww

206折鶴:2016/03/06(日) 21:06:37 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
更新はやいねー大和のも早くみたいで候

207零月:2016/03/13(日) 21:49:15 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・拾漆「次世代の者?」

4年ぶりに此処へ[終焉]の力を再び封じる為に降り立った零月達、前までの禍々しい気配が更に強まっていた。
時を止める能力者に道を阻まれるが撤退をし、零月達はあの能力者を疑問に思いながらも
「最果ての地」を歩いていくのだった。



〜最果ての地〜

行けども行けども黒い空間が広がるばかりで疲労が溜まっていく零月達。

折鶴「…流石に広い…」

零月「まだ道のりは遠い、歩いていくぞ。」

折鶴が呟いた言葉に零月が反応する。汗を流しながらもひたすら歩いていくしか無い。

零月「…また何か来るのか。」

禍々しい気配を感じとった零月は素早く抜刀をすると同時に、黒い地面の中から敵が涌き出てくる。

大和「奴等め、俺達を奴の戦闘に入る前に体力を消耗させる気か。」

大和が構え、何人かを撃って消滅させていくも、敵は涌き出てくる。

零月「チッ…あまり体力は使いたくないが…試してみるか。」

そういうと零月は刀を鞘に戻し、両掌を合わせる。

零月「俺が気を溜めている間に敵を消滅させろ!」

大和「了解。」

そういうと折鶴と大和は零月の側に敵が行かない様に次々と消滅させていく。

零月「...もう少しだ、もう少しの辛抱だ。」

気を高めていく途中、隙があった瞬間に敵が零月に飛び込む。

折鶴「マズい!」

大和「!?」

折鶴が零月の下に全力で走るが、追い付けない。黒き者が攻撃をしようとした次の瞬間だった。

ガキィン!

零月が後ろを見ると、其処には見知らぬ人物が黒き者の攻撃を脚で受け止めていた。

?1「おっと、間に合ったか。」

そう言った後、見知らぬ人物は脚で黒き者を吹き飛ばす。

大和「...誰だ彼奴は。」

遠くで見知らぬ人物と黒き者を戦う様を見ている大和。

?1「中々強いねぇ、私もまだ未熟か。」

などと言っていいながらも黒き者にダメージをどんどん与えていく人物。

?1「爽助!援護頼むぞ!」

爽助「オーライ!」

そう言うともう一人の人物が黒き者の行動範囲を銃弾で狭くしていく。

?1「さて零月さん、後は頼むぜ。」

マシンガンを持った人物は撃った弾丸で更に敵の行動範囲を狭くし、最小限に縮めていく。

零月「「気掌刃!」」

両掌を合わせて気を高め、最高潮まで高めると両掌を離し、今度は強く両掌同士で叩くと
音が鳴ると同時に零月が立っている正面から全部の空気が刃と化して相手を瞬時に消滅させる。

爽助「わぉ、ヤバ…」

役目が終わった後、爽助はマシンガンを担いで?1の所へと走る。

?1「やはり、前救世主の力は計り知れないな。」

零月「お前は?」

麗条「俺は「麗条躯」(れいじょう むくろ)、そして相棒の屋月爽助、覚えて損は無い。」

麗条躯と屋月爽助と呼ばれる2人の能力者と出会う零月達だった。

麗条「おっと、俺等はそろそろ帰るぜ。」

大和「…またな。」

そういうと、麗条と屋月は魔法陣の中へと消えていった。

零月「彼奴等には何かとてつもない気を感じる…」

そう言うと、零月は先にこの場を立ち去ると、後を追う様に大和と折鶴が歩いていく。

To be continued...

208零月:2016/04/06(水) 00:58:20 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・弐拾壱「終焉再び、そして…」

「最果ての地」へと辿り着いた颯輝達は、とある謎の金髪の女性の襲撃を喰らってしまう。
しかし何とか退ける事ができ、颯輝達は長い道のりを進むのであった…。


〜最果ての地〜


流子「流石に長いな...」

長い道のり故に足に限界が来ている流子。

颯輝「もう少しですよ、歩きましょう。」

流子「これだと、終焉が攻撃する前にくたばりそうだ…」

頭を掻いて言う流子。流子が前に歩きだそうとした次の瞬間、地面から黒い剣が流子を襲った。

流子「!?」

ギリギリの所で避けた流子だが、足に深い傷を追ってしまう。
避けた後、傷を手に当ててしゃがみこむ。

メタナイト「流子ッ!」

メタナイトが流子の下へ走り出し、流子の側でしゃがみこんだ。
深い傷を負った足に手を添える。

流子「くっ…!」

颯輝「…この仕業は…」

辺りを見渡し観察する颯輝、しかし攻撃をした張本人が見つからずに居た。

?「不意討ちを避けるとは…中々の身体能力だ。」

声が聞こえる方向は上空の方向、颯輝達が一斉に空を見上げると
そこには宙に浮く『終焉』の姿があった。

終焉「だが…深い傷を負ってしまっては歩きも出来ないだろう?」

颯輝「貴方…良くもやってくれましたね…」

そういうと颯輝が『終焉』の方へと向かい、いつもとは違う鋭い眼をして攻撃体制を取る。

終焉「…その眼、かつて私を封印した彼奴の眼に似ている…」

そういうと『終焉』も攻撃体制を取り、先に攻撃を仕掛けていく。
颯輝と『終焉』との戦いが始まった。

颯輝「こうやって手合わせをするのは初めてですね…」

『終焉」の怒涛の鋭い連続攻撃を手で受け止めていく颯輝。

終焉「フン…以前より力が増している。流石だな…救世主になる男はこうで無くてはなァ!」

そういうと『終焉』の攻撃は更に凄まじい物となり、颯輝も少しだけダメージを喰らってしまう。

颯輝「くっ…!」

ダメージを食らうも攻撃をほぼ全部受け止めていく颯輝、そろそろ颯輝も反撃をしていく。

颯輝「アブソリュートッ!」

技名を繰り出し、空から光の剣が降り注いでくるが『終焉』は少しのダメージも受けなかった。

終焉「そんな物か…!」

技が収まったのを確認すると、終焉が攻撃を繰り出している。

終焉「喰拳!」

一瞬で間合いを近くし、邪気を纏った拳で颯輝の腹を殴る。
殴った腹から衝撃波が放たれる。

颯輝「ぐはぁ...ッ!」

流石の颯輝でも口から血を吐いてしまう。

メタナイト「颯輝ッ!」

終焉「所詮はこんな物か、笑わせてくれるな…」

終焉の掌に黒い気弾を出し、徐々に溜めていく。

終焉「…じゃあな。」

終焉が黒い気弾を放とうとした瞬間、颯輝の前に一瞬で立ち、刀で黒い気弾を弾く。

終焉「!?」

To be continued…

209零月:2016/05/14(土) 19:55:31 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・拾捌「颯輝との再会」

黒い地面から禍々しい敵が現れ、苦戦していた所に「麗条躯」と「屋月爽助」と呼ばれる手強い2人が加勢。
麗条と屋月の力は凄まじく、零月もその気を感じ取っていたのだった。

〜最果ての地〜

零月「麗条と屋月・・・この二人に聞き覚えは?」

大和「麗条という者は知らんが、屋月なら知っている。俺の昔からの親友だ。」

大和は零月に屋月との関係を話した。

零月「ほう・・・お前と屋月にはそういう関係があったとはな。」

折鶴「私も初めて知った。何で教えてくれなかったん?」

折鶴の問いに大和が答える。

大和「・・・まぁ、そこは、ね。」

そういうと、大和はそういったまま黙った。

零月「・・・ん?」

零月は遠くの方を見つめる様に見た。剣劇音が聞こえる。

零月「此処に俺等以外の奴らが居るのか?」

そういうと、大和と折鶴を置いて剣劇音のする方向へと向かう。

大和「待て。焦るな。」

そう言いながら零月の後を追う大和と折鶴。

零月「・・・あれは!」

見覚えのある姿が零月の眼に映る。あの姿はどう見ても「神崎颯輝」の姿だった。
それと、黒く染まった「終焉」らしき者と戦っていた。

大和「まずい、あ!零月!」

まずいと言った時は既に零月は颯輝の方へと一目散に向かっていった。
それを見た大和と折鶴はまた零月の後を追う様に走っていく。


〜最果ての地〜

終焉「・・・じゃあな」

終焉が黒い気弾を負傷している颯輝に放とうとしたその瞬間だった。

ガキィン!

黒い気弾は何者のかの刀によって弾かれたのだった。

零月「危ねぇ・・・大丈夫か颯輝。」

To Be Continued・・・
次回からは「外伝」と「本編」がくっつきます。

210零月:2016/07/26(火) 19:59:35 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・弐拾弐「再戦」

颯輝と終焉が戦っている中、零月らは颯輝との戦場に遭遇。
その後、颯輝に向けられた刃を弾き飛ばした零月だった。

颯輝「...師匠...!?」

零月「無事だったか。颯輝」

刀を持っていない片方の手を差し伸べて、颯輝は立ち上がる。
その後、大和と折鶴が合流する。

折鶴「全く零兄さんは先走りするんだから。」

大和「...追いついたか。」

終焉「...クククッ...フハハハハハハッ!やはり邪魔してくれたな...忌々しい奴が!」

終焉は狂気に満ちた笑いをしながら一旦体制を取る為に一瞬にして後ろへ下がる。

零月「久しぶりだな...5年振りか。どうだったか?封印されていた間は?」

終焉「...フン。それはそれは苦痛の日々だったよ...!」

そういいながら黒い気弾を無数に放つ。

零月「下がってろ。」

そういうと颯輝を下がらせ、刀を一振りする。
黒い気弾は全て二つに斬られて消滅する。

メタナイト「...待て。地面から敵が...!」

地面から黒い敵が湧き出て、瞬く間に颯輝達を囲む。

終焉「お前らはそこの相手でもしてな。」

そういうと『終焉』は最奥部の方へと向かっていく。

折鶴「...邪魔くせぇ。潰してやるよ。」

大和「零月と颯輝は早く『終焉』を追いかけろ!」

颯輝「...無事を祈ってます。」

颯輝と零月が向かおうとすると黒い敵が前に立ちはだかる。だがメタナイトと流子の斬撃によって消滅する。

メタナイト「早く行け!終焉を倒して来い!」

流子「生きて帰ってこいよ!」

湧き上がる敵を斬りながら話す流子とメタナイト。

零月「言われなくても分かってる!」

そういいながら最奥部の方へと走っていく。


最果ての地〜最奥部〜

最奥部へ着くと『終焉』が立っていた。

零月「遊びは終わりだ、抵抗はよせ。」

終焉「...ククッ、この俺が?笑わせてくれる。この美しい世界は私だけの物だ。
   その為にも忌華と神崎、貴様等を此処で潰してくれよう!」

そう言うと『終焉』は周囲にある黒いオーラを吸収していく。

颯輝「貴方の醜い想いは良く分かりましたよ、ならばその穢れた野望を阻止する為にも私は貴方を倒さないとなりませんね。」

そういうと深呼吸する。

終焉「...どうした?そう言いながら怖気づいたのか?」

颯輝「逆です。ワクワクしてるんですよ...!」

右の掌を前に出して拳に切り替えると、白いオーラが右手の指輪に集まっていく。

終焉「馬鹿な...光など此処には存在しない!」

颯輝「本気を出すのは久しぶりですが、上手く使いこなせるでしょうか?」

零月「大丈夫だ。信じよう。」

白いオーラが指輪に集結すると、魔法陣が発動する。

颯輝「発動。『覚醒』」

to be continued...

211折鶴:2016/07/27(水) 19:12:31 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
折鶴ちゃん口悪くなっちゃったwww

212零月:2016/07/27(水) 22:26:56 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
>>211

すまんw

213零月:2016/07/28(木) 22:24:39 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・弐拾参「覚醒」

再会を果たした颯輝と零月。『終焉』との戦いに終止符を打つ為に『終焉』を倒す事を決意した颯輝。
最奥部へ行きこの世界を我が物とする『終焉』は支配する為の力を蓄えていく。
そんな醜い野望の為にと悲しんだ颯輝は、ついに覚醒していく...。


颯輝「発動。『覚醒』」

颯輝の言った言葉と同時に、発動した魔法陣は颯輝の中へ入り込む。

零月「...やりおったか。」

終焉「だがもう遅い。我が野望を成功させる為に...フハハハハッ!『覚醒』!」

黒いオーラを纏った『終焉』は、黒いオーラを魔法陣に変えて取り込み、覚醒していく。

颯輝「醜い...貴方の腐りきったその性根を叩きのめしてあげましょう...!」

覚醒して光のオーラを纏った颯輝は目にも止まらない速さで『終焉』へ接近していく。

終焉「フハハッ...面白い。」

同じく覚醒して黒いオーラを纏った『終焉』も向かってくる颯輝に向かって走っていく。

颯輝「『光々鋭脚』!」

終焉「『黒衝波動』!」

互いの技は強くぶつかり、衝撃波が広がっていく。



最果ての地〜第3エリア〜


メタナイト「クソッ...敵の勢いが止まらないな...!」

大和「これじゃキリが無い...どうするべきか。」

湧き出てくる敵の勢いが止まらなく、同時に疲労も溜まっていた4人。
その時、何者かの攻撃によって黒い敵がどんどん倒れて消滅していく。

折鶴「!?誰だ!」

てゐ「焦るな焦るな!私は仲間だよ。」

遅れて登場してきたてゐ。そうすると見慣れてない様な見慣れている様な人物が3人、てゐの傍に立っていた。

メタナイト「貴方は...心強い!」

てゐ「仲間を呼んできた!これで戦力は増えていくでしょ!」

折鶴「そりゃぁ心強い!だが、敵の勢いは止まらない一方で...!」

敵を倒しながら話す折鶴。その言葉には疲労が見えていた。


最果ての地〜最奥部〜


その頃、颯輝と『終焉』は覚醒同士激しくぶつかり合っていた。

終焉「...お前の力はそんなものか。」

颯輝「クッ...覚醒で体が持たなくなってきた様ですね...!」

覚醒の力に耐えられなくなってくる颯輝。体には疲れが溜まっていく一方だった。

終焉「所詮、貴様の力はその程度って事だ。諦めて美しい世界が支配するのを黙って見物していろ。」

颯輝「諦めませんよ...この世界は確かに美しい世界ですが、その世界を貴方の様な醜い者が汚していくのはもう見たくないのですよ...!」

終焉「...フン、諦めの悪い奴が。これでも喰らえ。」

黒いオーラが槍の形へと変わっていき、颯輝の方へ思いきり投げる。

零月「...『覚醒』。」

仮面を取って握り潰し、赤いオーラを身に纏って颯輝の方へ向かってくる黒い槍を触れずに槍を止める。

零月「良く言った。それでこそ俺の弟子だ。」

颯輝「師匠...ハハ...。」

終焉「...忌華ァ...邪魔をするんじゃねぇ!」

超光速で接近していく『終焉』、それと同時に拳を振り上げている。

終焉「喰らえェッ!」

強く握られた『終焉』の拳は、素早く力強く零月の方へ向かっていくが、零月の受けとめられる。

零月「5年前は倒し損ねたが...今回は確実に倒してやる。」

To Be Continued...

214大和:2016/07/28(木) 23:50:01 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
てゐの人望凄すぎィ!!

215零月:2016/07/29(金) 12:11:53 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・弐拾参「因縁」

互いに覚醒し颯輝と『終焉』が激しい対決をしていたが、颯輝の体が覚醒により動かなくなってしまう。『終焉』の攻撃で終わるかと思ったが、覚醒した零月により回避されるのだった。

終焉「どこまでも邪魔をするとは...あの時みたいには行かぬ!」
零月「ほう、楽しみだ。」

互いに言うと、目にも止まらぬ光速で激しくぶつかり合っていく。

颯輝「...速い。私の力などまだ『終焉』には程遠いか...。」

颯輝は体の回復を待ち、零月と『終焉』の戦いを黙って見ていた。

終焉「...クッ、何故だ...!」

『終焉』が攻撃を止めると、零月もまた攻撃を止める。『終焉』は颯輝の攻撃のダメージもあってか、その場で膝を付く。

零月「どうした?昔の様な力強さは何処に行った?」
終焉「黙れ...黙れェッ!」

片膝を付きながらも諦めていない『終焉』。黒い槍を無数に形作り、零月に一斉に放つ。

零月「...(パチン)」

零月がフィンガースナップを繰り出すと無数の黒い槍は止まり、全て『終焉』の方へ刃が向く。

零月「...(パチン)」

もう一回繰り出すと無数の黒い槍は『終焉』に向かって高速で向かってくる。無数の黒い槍は『終焉』の体を貫く。

終焉「グハァ...ッ!」

零月「...昔はやりがいがあったのだが、封印が解けた後なのか力が無いな。」
終焉「...クソが...潰す!」

『終焉』がまた力を増していき、すぐさま立ち上がって宙へ浮く。

終焉「『<黒は我を導かん。無限覚醒>』」
零月「...そうでなくてはな。」

終焉「我はこの世界征服の為ならば、命を懸けてやろう!フハハハハハッ!」

『終焉』は周囲にある黒い粒子を更に体に溜め込み、覚醒を超える「無限覚醒」へと進化していく。容姿は今までの『終焉』の体の原型を留めていない。
――即ち『終焉』は覚醒の力に飲み込まれたのだ。

零月「...見事だ。だが覚醒に飲み込まれたか、哀れな奴よ。」
終焉「グ...ガガ...!」
零月「楽にしてやろう。」

そういうと右親指の皮膚を歯で噛み切って血を出し、右手で血を強く握りしめていく。

零月「力を試そう。『至天覚醒』。」

赤いオーラは更に深みを増し、目もこれまでの赤よりも濃くなっている。

颯輝「...!あれは...!」
零月「フッ...まだ慣れていない様だが、潰してくれよう。」
終焉「グガァァァ!」

共に最終形態を出し合った二人は、今まで以上に速く、力強く、激しくぶつかり合う。衝撃波も大きくなっていき、その場所が壊れていく。

零月「『焦衝天震』」
終焉「グガァ!」

互いの技がぶつかり合うと、最果ての地がどんどんと壊れていく。

颯輝「まずい...!」

颯輝はふらふらと立ち上がりながら、最果ての地から離脱する。


最果ての地〜第3エリア〜

折鶴「何何!?揺れてる...!」

零月と『終焉』の力はここまで伝わってきていた。

メタナイト「まずいな...此処は崩れ落ちる!退散するぞ!」

敵を蹴散らしながら最果ての地を去っていく。

大和「暴れすぎじゃねぇか、零月。」
流子「クッ...もう少しだ!」

折鶴や大和達も最果ての地を出る。


最果ての地〜最奥部〜

零月「...此処も持たないか。」
終焉「グ...!」
零月「...終わらせようじゃねぇか『終焉』!」

零月と『終焉』は更に上昇していき、互いに攻撃してぶつかりながら地上へ出ていく。

零月と『終焉』は戦いながら最果ての地から離脱する

零月「さぁ、最終決戦だ。」

To Be Continued...

216大和:2016/07/29(金) 13:46:36 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
大和君ニヤニヤしてそう

217零月:2016/07/29(金) 14:01:22 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
2部ももう終わりに近いなぁ…。

218零月:2016/07/29(金) 22:51:44 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・弐拾伍 「最終決戦」

零月と『終焉』が最終形態を出し、「最果ての地」が崩壊する程に激しく戦う因縁の二人。地上へと戻ってきた零月と颯輝、そして『終焉』は遂に最終決戦へ・・・

〜地上〜

零月「5年の因縁...此処で終わらしてやろう。」
終焉「グ...グ...!」

覚醒の力に飲み込まれた『終焉』は光速で零月に接近していくが、覚醒に限界が近づいてきたが速さも衰えてきていた。

零月「...ほう。彼奴も限界が来ているか。」
終焉「グ...ガ?」

だが『終焉』は体の疲労には気がついてはいなかった。覚醒に飲み込まれたが故に体は既に『終焉』の物では無くなっていた。

颯輝「師匠!此処は私に任せてください!」
零月「颯輝、もう大丈夫なのか?」

『終焉』により一時離脱していたが、体力も戻りまた『終焉』戦へと戻ってきた颯輝。

颯輝「おかげ様で、ですが今の私には『終焉』を倒せる程の力は備わっていない。」
零月「...俺の力をやろう。」

『終焉』と戦う事に絶望していた颯輝だが、零月の力をあげる事になった。だが、フュージョンする事は更に力を使う事となり、最悪死に至る場合もある。

颯輝「ですが...!それだと師匠の身が!」
零月「構わん、俺の力はそれしきで屈する事は無い。」
颯輝「師匠...!」

颯輝は迷うが、こうしてる間にも『終焉』の支配力は高まっていく事を考えて、一瞬で決めていく。

颯輝「...お願いします、師匠。」
零月「よし、行くぞ。」

颯輝と零月は互いに魔法陣を展開させ、互いの魔法陣を合体させていく。

颯輝・零月「...『フュージョン』!」

そう唱えると、魔法陣が反応すると共に颯輝と零月が一体化していく。

終焉「グガ...ッ!??」

あまりの発光により、『終焉』も下がっていく。その影響は折鶴や大和達にも受けていた。

大和「何が起こっている...!」
折鶴「...颯輝と零兄さんが『フュージョン』したんだよ、きっと。」
メタナイト「何...あの力を使っただと?」

激しい発光が終わると、颯輝と零月の容姿を合体させた様な容姿に変化する。

終焉「グ...!」
颯・零「「哀れな者に、天罰を。」」

『終焉』が向かって技を繰り出すがフュージョンした颯輝と零月に効く筈も無く...

颯・零「「『無間導玉』」」

技を繰り出すと『終焉』は勢い良く地面へ叩きつけられる。

終焉「グガァァ...ッ!」
颯・零「「『幻武波衝』」」

叩きつけられた『終焉』にたたみかけ、技が炸裂する。地上に降りたのを見た仲間達はその場所へ移動する。

終焉「グ...ガガ!」
颯・零「...。」

よろよろと立ち上がった『終焉』は、かめはめ波の様なポーズをしてエネルギーを溜めていく。それは颯輝と零月も同じだった。

終焉「グァァァァァ!」
颯・零「「『光摩衝波』!」」

エネルギーが最高潮まで達すると、互いに向かってエネルギー波を放つ。その場に仲間達も到着する。

大和「なっ...!」
折鶴「ヤバッ...!伏せろ!」

その瞬間、エネルギー波がぶつかり終わると巨大な黒煙を出していく。次第に風によって巨大な黒煙から2人の姿が見えた。

終焉「...。」 颯・零「...。」

互いに立っておりどちらも倒れる気配は無かったが、先に『終焉』が後ろに倒れてしまう。颯輝と零月もフュージョンを解き、同時に覚醒も解かせていく。

颯輝「哀れな者よ...私等と同じ道を歩む者だったらどうなっていたか...。」

倒れている『終焉』を見ながら言うと、『終焉』の体は徐々に黒い粒子となって消えていく。やがて『終焉』は消滅した。

メタナイト「...終わったのか?」
大和「あぁ、終わったんだ。」
折鶴「...えへ、えへへ...もう疲れたよ。ドサッ」
メタナイト「お、おい!」

その場で倒れる折鶴、驚いたメタナイトは折鶴の方へ駆け寄る。

零月「大丈夫だ、疲労も溜まって寝てしまったんだろう。無理もない。」
てゐ「やれやれ、今夜は此処で泊まるのね。」

『終焉』戦が終わり、戦士達は疲労回復の為此処で野宿する事となったのだった...
To Be Continued...

219大和:2016/07/29(金) 23:01:13 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
絶対このまま終わらない気がするのは俺だけじゃないはず

220折鶴:2016/07/29(金) 23:34:19 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
折鶴の倒れ方完全にフラ●ダースの犬www

221零月:2016/07/29(金) 23:40:58 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
短編・壱「転生の扉」※この後の小説に多分、何か起こるかも知れません。


『終焉』戦が終わり、皆が寝静まった後に零月は何処かへ向かう。

零月「誰かの気は感じないな、よし。」


〜最果ての地・跡地〜


零月「...『終焉』戦の時から感づいていたが、やはり此処なのか?」

零月は瓦礫を魔力で浮かしながら避けていく。

零月「確か最奥地の更に奥に道があったな。」

零月は最奥地まで足を進めていく。


〜最果ての地・跡地〜最奥部〜

零月「此処か...妙な気配がするのはこの辺りだな。」

零月は更に足を進めていく、だが瓦礫が埋まっておりこの先の道は困難だった。

零月「...あまり物音立てない様に...。」

零月は掌を向けて魔力で一つずつ瓦礫を静かに避けていく。
最後まで避けていくと更に奥へ道が続いていた。


〜転生の洞窟〜

零月「...やはりな。」

「零月の探し求めていた物」が此処に存在していた。

零月「これで最後だな...ボソボソボソボソ」

零月が「ある物」に唱えかけ、「ある物」のエネルギーを取り込んだ。

零月「さて、これで終わったな。俺の役目は終了だ。」

役目が終わると、跡地を抜けて零月は皆の所へ戻っていくのだった。
ただ、口に笑みを浮かべて...。

同時刻〜忌華邸〜

玉座に座っているのはただ一人、先代殿「忌華匠」だった。
零月が「幻想之世界」にて「ある物」のエネルギーを取り込んだ事により、その気は匠に感じ取られた。

匠「...さて、私もそろそろ動き出さねばならぬな。」

「――「この世」の終わりが来る前に。」


同時刻〜光之世界〜

真理「...動き出したようですね。「転生の扉」が開かれた事によって...。」

真理もまた、先代殿と同じ様に動き出していく。

?「どうなされましたか?真理様。」
真理「此方も動かなければなりませんね...。」

To Be Continued...

222零月:2016/07/29(金) 23:48:01 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
間違ったぁ...「--この世の終わりが来る前に...。」とか違う場面で使おうと思ったのに畜生w

まぁ、見逃してくれ。

223大和:2016/07/29(金) 23:48:05 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
不穏な空気がふぉんふぉんしてる

224折鶴:2016/07/29(金) 23:59:28 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
つよそう

225零月:2016/07/30(土) 18:37:37 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・最終章「終」

『終焉』と颯輝・零月の激戦は、颯輝と零月が勝ち取った。
またこの世界にもう一度平和が訪れたのだった。

―― 一夜が明けて...

零月「...。」
颯輝「師匠、起きてたんですね。」

朝日が昇っていくのを眺めていた零月。そこに目覚めた颯輝が零月の傍に歩いてくる。

零月「颯輝か、お前は疲れは取れたのか。」
颯輝「一応ですけど、大丈夫です。」

零月と颯輝は昇ろうとする朝日を見ながら話していた。

零月「お前はあれから成長したみたいだな。」
颯輝「えぇ、師匠に拾われてからは必死に修行に取り組んでましたよ。」
零月「だが、覚醒の力を自由自在に使えない様じゃまだまだだな。」
颯輝「グッ...。」

零月は颯輝にダメ出しを喰らい、頭をガクッと下げた。

零月「でも他の力は確実に上がっている、そんなに気を落とすな。」
颯輝「はい...。」

零月は颯輝の肩を優しく叩いていた。


――それから数時間後...


折鶴「さて、私達も帰ろう〜!」
大和「そうだな。全く...今回は旅行で来たというのに...。」
メタナイト「ハハッ、でも運動にはなったんじゃないか?」

皆が話していると、てゐが近づいてきて皆にぶつかり、その場を離れる。

流子「...何だ彼奴、わざとみたいにぶつかりやがって...あ!」
零月「どうかしたのか?」
流子「財布が無い...!まさか!」

流子は森の方を見てみると、皆の財布を抱える様に持っていた。

てゐ「フフン、私がこのまま大人しく帰ると思った訳?手伝った分貰っていくよ〜!」
折鶴・流子「あ、待て!」
零月「ハハッ...騙されやがって、俺の本当の財布は此処にあるというのに...。」

折鶴と流子はてゐを追いかけていき、森の中へと入って行ってしまった。

大和「...俺も追いかけて財布を取り戻さなきゃな。」

大和も魔法陣の中へ入って、てゐを追いかけていった。

メタナイト「...おーい、帰らないのかぁ〜」
颯輝「良いじゃないですか。こんな楽しそうな光景見るのは久しぶりですし、もう少し楽しみましょう。」
零月「...彼奴がそんな事する位、分かっておけよ...。」

3人は見つめあって話した後、笑っていた。そして、森の中では断末魔が広がり
その後この森は「悲鳴の森」と名付けられたそうだ。



――そして、数年後...


〜街の路地〜


チンピラ1「...おい、邪魔なんだよ。」
?「...俺も全く、こんな輩に構われるとか落ちたもんだ。」
チンピラ2「あぁ!?喧嘩売ってんのかテメェは!」

チンピラ達は謎の人物に向かって攻撃しようと向かってくる。

?「『獅子龍閃・柳桜』」
チンピラ「ぐぁぁっ!?」

謎の人物は持っていた杖から、刀を出して技を繰り出す。
技をまともに喰らったチンピラは、その場で倒れてしまう。

チンピラ「...何...者だ...。」

そういうと、チンピラは気絶してしまう。

麗条「俺の名は「麗条躯」、覚えといて損は無い。」

END. next coming soon...

226零月:2016/08/12(金) 17:10:46 HOST:210-138-1-210.lan-do.ne.jp
『堕ちた一つの真理・第三章』プロローグ・前編


「幻想世界」での事件から約5年が経ち、幻想世界や現実世界と共に平和だった。
しかし、まだ知らぬ敵がそこに近づいていた...。


〜新宇宙・東京〜


?「...この街も変わらんな。」

杖を突きながら歩いている紫着物を着た体の良い男が向かっていた。

子供「痛ッ」
チンピラ「...あぁ?痛ぇんだよ餓鬼が。」
子供「...!?」
チンピラ「覚悟出来てんだろうなぁ?」

チンピラがわざとぶつかって来たのにも関わらず、子供のせいにするチンピラがそこに居た。
都会にはそういうのが多く、一般人も困っていた。

?「...子供相手に暴力は行けんな。」
チンピラ「誰だおっさん?すっこんでろよ。」
?「困ってる者を、野放しには出来ない主義なんでな。」
チンピラ「...良いから黙って退場してろよ!」

思い切り殴りかかってくるチンピラだが、難なく避けていく。

チンピラ「チッ...なんだ此奴、両目見えてないのに避けるだと!?」
?「気配には敏感なんでな。それよりもそんな遅い攻撃だと私には当たらないぞ?」
チンピラ「...邪魔なんだよ!」

チンピラが空中キックを放っていくと、男は杖から刀を出す。

?「『抜刀・居合』...。」

空中から向かってくるチンピラに対して抜刀して、峰打ちでチンピラを倒す。

チンピラ「グフッ...」
子供「ありがと麗条のおじさん!」
躯「気を付けなされよ、娘さん。」

お礼を言った後、子供が走ってその場を立ち去った。
彼の名は「麗条躯」。この辺ではちょっとした有名人らしい。

躯「...屋月、来なされ。」
爽助「何だ?若い歳のおっさん。」
躯「...はぁ、いい加減その呼び方を止めろと言ったのだがな。」

彼の名は「屋月爽助」。躯の旧友らしいが、その詳細は不明である。

躯「...んで、例の事については調べたのか?」
爽助「あれな。どうやら5年前の事と関係があるらしくて...。」

その時、地面が揺れた。

To Be continued...後編へ

227大和:2016/08/12(金) 21:11:14 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
ようやっと爽助が報われるのか・・・っ

228零月:2016/08/13(土) 16:47:00 HOST:210.138.0.226
後編。

地面が揺れた後、爆発や人間の悲鳴が聞こえていた。

躯「...何が起きている?」
爽助「向こうの方だな、行こう。」

躯と爽助は爆発と悲鳴が聞こえる所へ走っていく。

爽助「...何だ?あれは...」

爽助が見たのは、無数の光に包まれた化け物がそこに居た。

躯「...まずいな。一旦退散するぞ。」
爽助「何故だ?このままだと街が破壊されるぞ?」
躯「...あの敵の先に、何かが居る。そして知ってる者と同じ気を放っている...。」
爽助「何?」
躯「話は後だ、まずは退け。」

そういうと躯と爽助はこの場を立ち去っていく。


〜街端〜

躯「...あの気は感じ慣れた気...でも本当にか?」
爽助「何だ何だ?お前は知ってるというのか?」
?「...知ってても無理は無いでしょう。」

その時、全て白に包まれた男が光の中から歩いてくる。

躯「誰だ?アンタは。」
真理「私は『真理』。麗条躯と屋月爽助ですね?」
爽助「では『真理』、あの敵は何だ?」
真理「...あれは、封印されていたはずの敵である「幻者」と呼ばれます。」
躯「...何故封印されていたはずの敵が復活している?」

真理「5年前、私の管理する世界「幻想世界」で「最果ての地」と呼ばれる場所の中でも
  「転生の洞窟」で「ある事件」が起きました。

  ―それは「ある者が「転生の扉」と呼ばれる扉を開けた事」です。」

躯「「転生の扉」...?あれは大昔の人しか知らないはずでは?」
真理「そう、昔の人しか知らない。「旧宇宙」の中で少しでも長く生きている人物しか存在は知らない。」
躯「...!?まさか...」

真理「...事件の発端となる人物は『現忌華家87代目、忌華零月』です。」

躯「...だからか。感じ慣れた気だったのは...。」
真理「でもそこまでは詳しい内容は私にも分かりません...ですが、新たな脅威だという事は間違いないでしょう。」
爽助「その「零月」ってのを止めれば事は収まるのか?」
真理「恐らく。でも彼を止めるには力を集結しなければならない。」
躯「...『真理』の言う通りだ。彼奴は手強い。」

東京が破壊されていくのを見る躯。

真理「...東京が破壊された後、次に狙うのは恐らく「幻想世界」。ゲートは開けておきますので覚悟が決まったらお入りを。」

真理は光に包まれて消え去っていった。

爽助「んじゃ、やってやろうじゃねぇの!」
躯「...そうだな。止めるしか手は無い。」

そういうと、2人は光の中へ歩いていく。

To Be continued... 8/17

229大和:2016/08/13(土) 20:59:30 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
爽助のヒーロー性が活かされそうで期待。
なお、大和君はその時どうしてるのかが・・・

230暁@折鶴:2016/08/13(土) 21:19:47 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
この前の小説から5年ってことは今から10年てコト?
ってことはみんなものっそい歳じゃ(((

231大和:2016/08/14(日) 00:36:09 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
>>230
大和君36歳になるで

232折鶴:2016/08/14(日) 18:18:17 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>231
おん大和君は見た目変わらんからええけど、あのテンションのままの千鶴(28)ってどうなん

233零月:2016/09/25(日) 04:50:18 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・壱「開幕」

東京へと訪れていた麗条と屋月。そこに予期せぬ展開が待っていた。
忌華零月により東京は破壊されていくが、次は「幻想世界」に危機が迫っていると「真理」から伝えられる。
麗条と屋月はゲートへと入り、幻想世界へと足を踏み出す。


〜幻想世界〜


屋月「...ここが幻想世界なのか?」
麗条「...丁度良い。この先に里がある、そこに行こう。」

この先に里があると言った麗条は、あると言った方向に歩き続ける。

屋月「なぁ、里に行くのは良いんだがそこで何をするんだ?」
麗条「まずは幻想世界について知っている者に話を聞こうじゃないか。」

色々と話しながら歩いていく麗条と屋月。そういうと向こうから誰かがやってくる。

屋月「まずはあの人から話を聞かないか?」
麗条「初めてこの世界で会う者なんだ。色々聞こう。」

そうすると、向こうから話が飛んでくる。

?「おーい!そこの君達!聞きたい事があるんだが〜?」

その女性はこちらに向かって走ってくる。麗条と屋月は歩みを止めて待つ。

麗条「どうしました?」
?「いやさぁ、恥ずかしい事なんだけども私、この世界来たばっかりで何も知らないから教えてくれるか?」
麗条「...貴方もこの世界にやってきた者ですか、私達もそうなのです。」
?「ありゃあ、偶然だね!どんな要件で来たんだい?」
麗条「ある人を探していましてね。この世界に来た訳であって...」

その瞬間、辺りが静かになる。3人は異常に気付いて構える。

?「...来る!」

草むらから無数の人影が飛び出し、3人に攻撃を繰り出すが難なく避ける。

麗条「沢山居るな。だがこの感じ何処かで...」
屋月「あの時だ。東京で零月が率いていたあの敵と「気」が全く同じだ。」
?「...。まずはこの敵を一掃するぞ。」

そういうと、3人は一斉に技を繰り出す。

麗条「『桜吹雪・乱舞』!」
屋月「『制裁・punishment』!」
?「『鬼腕・獅子掌天』!」

それぞれの技を繰り出し、直撃すると敵は消滅していく。

麗条「もう来ているのか?」
屋月「そうみたいだな。行くしかないな。」

行こうとした瞬間、女性が止める。

?「待ちな。零月を探していると言ったね?なら私も連れていってくれないか?」
麗条「...何故だ?」
?「零月は...私の孫だ。私がこの世界に来たのはその零月を止める為に来た。」
麗条「...孫?まさか貴方は...飛沫さん?」
飛沫「ありゃ、名前知ってたんかい。どうだ?連れて行ってくれるか?」
屋月「ええで。戦力は多い方が良いしな。」
飛沫「宜しく頼む、お2人共。」

大きな戦力となって味方となった「忌華飛沫」。3人は零月の野望を打ち砕く為に進む。
To Be Continued...

234大和:2016/09/25(日) 08:05:43 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
爽助のパニッシュメント強そうwあふれ出る悪のカリスマ感

235零月:2016/10/12(水) 19:25:27 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
弐話「転生の力」

〜東京跡地〜

?「...ほう、俺が出かけていた後にこんな事になっていたとはな...」

既に破壊された東京へ足を踏み入れた一人の男性の姿がそこに居た。
煙草を口に咥えて、辺り一面に広がる破壊された都市をこの目で見ていた。

?「凄いぞこれは。大都市を破壊するとはなぁ...。」

建物の壊れ様を見ていると、向こうからもう一人、赤いスーツを身にまとった男性がゆっくりと近づいてくる。
その赤いスーツを身にまとった男は彼に話しかける。

?「おや、誰かさんと思えば...守護能力者にしてクラス「元帥」...八神焔君じゃないか?」
八神「...アンタか?この東京破壊の首謀者は?元忌華家執事「レイレッド・エヴァンズ」?」
エヴァンズ「...私はこの東京を見て、美しく思うのだよ。私の望む世界とはこういうものなのだと...」

エヴァンズは八神の肩を優しく叩きながら続けて喋る。

エヴァンズ「...忌華零月。彼は良い、彼こそがより良い世界を築いてくれるのだと。」
八神「何?まさか首謀者は...零月とでも?」

エヴァンズが避けると、ガラクタの先の奥に碧く光る零月の姿が見えていた。
いつもの零月ではなく、纏うオーラも綺麗な青色のオーラだった。

八神「...成る程な。忌華家から連絡が入っていたのはこの所為か。」
エヴァンズ「君も来ないか?...世界の為に。」
八神「...くだらんな、断る。」

地面に落とした煙草の吸殻を足で踏みつけ、背中を見せてこの場を立ち去ろうとする。

エヴァンズ「君にはがっかりだよ焔君。『迅脚』。」

超高速の蹴りによって衝撃波を発生させる。八神は後ろを振り向き隠し持っていた刀を構える。

八神「『烈火』。」

炎を纏わせ、衝撃波を出して迎え撃つ。技同士が衝突しあうと大爆発を起こした。
辺りは煙に覆われ、視界も悪くなる。

八神「...テメェの醜い野望など聞きたくもねぇよ。」

八神は煙の中、東京を去っていった。
エヴァンズは煙が晴れた後、冷笑を浮かべて東京の更に奥へと入っていった。


〜幻想世界〜

その頃の幻想世界では、新たな味方を付けて人里の方へと向かっていた。

飛沫「そういえば、アンタ達の名前を聞いていなかったな。」
麗条「麗条躯だ。」
屋月「屋月爽助、そこの爺さんの相棒だよ。」
飛沫「...まぁ、此処の世界はさっきの様に襲い掛かってくる輩もいっぱいだからな、気を付けとけ。」

道を歩いていると、道端に倒れている人物がいた。

屋月「おい、大丈夫か!?」
?「...うぅ...腹減った...。」
飛沫「...え?」

To Be Continued...

236零月:2016/10/29(土) 19:25:52 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
参話「弟子的存在」

飛沫「...あれ、見たことあるような...」
躯「知り合いか?」
爽助「とりあえず、確かもう人里は近いからそこで飯食おうぜ」

飛沫が道端で倒れていた人物を担ぎ、すぐそこの人里まで歩く。

飛沫「誰だっけなぁ...弟子だった様な気もするがねぇ...」
爽助「弟子?」
飛沫「8年前か7年前になるけど、弟子にしてほしいって尋ねてきてねぇ、一応教えてみたけどその子成長が早くて驚いたよ。」
躯「もうすぐ着く、始めにこの子に飯食わせなきゃな。」


〜人里〜

爽助「飯屋みたいな所は...あぁ、そこだわ。行ってみようぜ」
飛沫「疲れた...早く行こうぜ...」

〜人里・飯屋〜

飛沫「おい、起きな。」
?「ん...。ハッ!飯!」
飛沫「好きなだけ食え、金は持ってる」
爽助「おい、払うの俺!分かってる!俺だよ俺!」
躯「うっせぇ、店の中位静かに出来んのか?」
爽助「...」

少女食事中...

?「ふぅ...食った食った!ありがとうご...ってええ!?」

少女は飛沫の方を見ると、急に驚きだして飛沫を指す。

躯「ん?どうした?」
?「ね...姐さん!?何で此処に!?」
爽助「いやいや、ずっと隣に居たでしょうが...」
躯「因みに名前は何と?」
折鶴「私「折本千鶴」って名前です。「折鶴」とでも呼んでください^^」
飛沫「あぁ、そうそう、千鶴だわ!忘れてたハハハ!」
折鶴「その前に何で姐さんが!?」
飛沫「あぁ...訳あってだねぇ...」

飛沫は折鶴にこれまでの経緯を話す。

折鶴「え...?零兄が?」
躯「止める為にこの世界にやってきた訳なんだが...」
折鶴「それだったら私付いて行っても?零兄とは昔からの知り合いでもあるからさ...」
爽助「なんだかんだで仲間がもう一人増えたな。助かる。」
躯「んじゃ飯屋を出るか...会計宜しく」

爽助以外は飯屋を後にし、爽助は会計を済ましていた。

店員「合計で13万になります〜」
爽助「!?(高っけぇ!?)」
店員「13万丁度頂戴致します、ありがとうございました〜」
爽助「くっそ...金が沢山ぶっ飛んだ...」

〜人里〜

躯「さて、屋月も来た事だし...行くか。」
飛沫「またこっから歩くのか...」
爽助「俺の金...」

To be continued... 手抜き感w

237折鶴:2016/10/29(土) 19:54:06 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
そーくんゴチになりますw
tk忘れるとか流石に姐さん鬼畜やでぇ(´・ω・` )

238大和:2016/10/29(土) 20:30:13 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
爽助が爽助してて嬉しいw

239零月:2016/10/30(日) 00:42:35 HOST:210.138.0.226
〜東京跡〜

エヴァンズ「...流石に幻想世界破壊の目論見はバレていましたか...」
?「『真理』の存在はでかいね。流石「運命を解き放つ者」と伝われてるだけある。」
エヴァンズ「もう起きたのですか?月詠君。」
月詠「...執事さんの治療だったらすぐ治るって思ってたら案の定すぐ治ったさ。」
エヴァンズ「あれ、もう一人はどうしましたか?」
月詠「もう起きてると思うよ、ほら、来たでしょ。」
?「全く...寝てたのに起こしたのは誰だよ...」
エヴァンズ「どうだったかな九条君?長い間の眠りは。」
九条「全く...最悪の起こし方をしたな。」

零月「...目覚めたか。3人共。」

3人は零月の声を聞き、慌てて零月へひざまずく。

月詠「零月様...いや、『虚偽』様。1000年の眠りからようやっと復活されましたね。」
零月「...この者が世界にある「転生の扉」を開放してくれたおかげで復活した。この体も手に入れたしな。」
九条「『終焉』が敗れて早5年程経過しています。」
エヴァンズ「大都市・東京も破壊された事で、次の破滅は「幻想世界」となりました。」
零月「『幻想世界』...聞いた事はある。『真理』が築いた世界とは聞いていたが、まさか存在していたとはな...」
月詠「そこを破壊されてはどうでしょうか?」
零月「面白い...すぐ出発だ。」

240零月:2016/11/03(木) 20:06:56 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
肆話「霧の湖」

〜とある湖〜

麗条「屋月、此処はどこだ?」
屋月「湖。でも何故か霧がかかっている、何かありそうだな...」
飛沫「でもここら辺は何かの気配がする。湖の向こう側にもな。」
麗条「...まずは、そこに居る何者かに聞こうじゃないか。」

3人は麗条が振り向いた所を見る、奥の方を見ると妖精らしき物がそこに居た。

?1「え?バレてるのこれ?大ちゃん!」
大妖精「こんな霧がかかっているのに私達を見つけ出せるなんて...!」

折鶴「ねぇねぇ!聞きたい事があるんだけどさ...何処かに泊まれる所ないかな?」
?1「聞きたいんだったら、まずはこのアタイを倒すことね!」
大妖精「ダメだよチルノちゃん!」
麗条「...成程、そこの氷みたいな妖精を倒せば聞いてくれるのな?」
チルノ「勝てたらの話だけどね!さぁ、かかってきなさい!」

チルノと呼ばれる氷の妖精は、カードらしきものを出して、躯へと先制攻撃を仕掛けてくる。

麗条「おっとっと...中々じゃないか、嬢ちゃん。」
チルノ「まだまだ!氷符『アイシクルフォール』!」

またカードを出し、氷の結晶の弾幕が躯を襲うが、杖から刀を出して弾幕を全て弾き返す。

チルノ「何で!?両目が見えていないはずなのに!」
麗条「...心眼。両目が見えなくとも、心の眼で感じる。」
チルノ「もう!アタイは絶対負けないんだから!」
麗条「...さて、俺の番だ。『十六夜』...!」

麗条は刀を前に出し、刀を指でなぞる事で気を纏わせ無数の斬撃を飛ばす。

チルノ「...!」

成す術もなく、チルノは斬撃により倒れる。

大妖精「チルノちゃん!」
麗条「安心しろ、傷は受けてない。それよりも教えてくれ。」
大妖精「...この湖の先に紅魔館というものがあります。でも...」
麗条「でも?」
大妖精「5年前にも大きな戦いがあって、それ以来紅魔館はどうなっているか...」
飛沫「そうか、情報ありがとな。」

4人は大妖精の話を聞いて、湖を離れていった。

折鶴「紅魔館はまだ復旧されてないのかな...」
飛沫「千鶴、紅魔館破壊の件で何か知ってるのかい?」
折鶴「5年前に『終焉』が破壊して、そこの主である「レミリア・スカーレット」さんとかが行方不明とかになってしまって...」
麗条「流石に5年前の事だ。紅魔館の主はもう帰ってきてるんじゃないか?」
折鶴「だといいけど...」

その時だった。

屋月「...ん?」
飛沫「何だ?急に薄暗く...」

爽助と飛沫は辺りが急に暗くなった事に驚き、空を見る。

飛沫「何だ?空が赤い霧に...!?」
折鶴「...多分紅魔館の方だと思う!早く紅魔館へ急ごう!」

4人は紅魔館の方へと急いで走る。


〜紅魔館・門前〜

屋月「...どうやら、赤い霧の正体は此処らしいな。」
折鶴「...フランちゃん...!」
屋月「え?おい、ちょっと待て!」

折鶴は一足先に紅魔館の中へと入っていき、折鶴を追って爽助も入っていった。それと同時に男性と女性が空から降りてくる。

?「どうやら、赤い霧の正体は此処の様ね、大和。」
大和「...あぁ、そうみたいだ。パッパと異変片づけるか...ん?」

大和が躯と飛沫の存在に気付く。

飛沫「おっと?君たちも此処に用があって?」
大和「異変を片付けに来たのか?なら丁度良いな。良いだろ霊夢。」
霊夢「...まぁ良いわ。そこのお2人さん、話は後にしてこの異変を片付けましょ。」
大和「でも可笑しいぞ霊夢。この紅魔館、いつもと違う雰囲気を漂わせてる...。」
霊夢「そこも用心して行きましょ。」

To Be Continued...

241大和:2016/11/03(木) 20:28:58 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
幻想郷最強の霊夢には異変キラーという主人公補正があり、大和には外来人補正という死なない補正かかってるから大丈夫((

242零月:2016/11/05(土) 01:42:30 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
伍話「紅魔館」

〜紅魔館・中庭〜

飛沫「...千鶴と屋月はこの館の中に入っていったのか。」
大和「...。」
霊夢「その様ね、でもこの中は何か不気味なのよね。何か「こっち側」の気じゃない様な何か...」
麗条「...まさか、もう来たのか?」
大和「「まさか」とは?また何かあるのか?」
飛沫「...私等が来たのには、大きな理由がある。零月についてだ。」
霊夢「零月?あの救世主がどうかしたの?」
麗条「...俺たちの居た世界の大都市が破壊されたのよ、零月によって。」
大和「...大都市が?よりにもよってあの零月が?」
飛沫「信じにくいが事実だ。何者かによって操られてるって可能性もある。」

そう話しながら歩き、紅魔館の中に入っていく4人。
?「...来たね。邪魔はさせない...。」


〜紅魔館・大広間〜

飛沫「一体、此処の主は何をやってるのやら。」
霊夢「レミリアね、でも行方不明だと聞いたけど...」
麗条「...予測だが、今回のこの事件も零月が関わっていると思う。」
飛沫「何の為にこの世界を...?」
大和「...何か居る、用心しとけ。」

4人は一斉に構えると、敵が大広間から出てくる。

麗条「『月下鮮烈』...!」
霊夢「霊符『夢想封印』!」

一斉に出てきた敵を霊夢と躯で一網打尽にする。

大和「...「こちら側」の敵では無い事は確かだな。」
麗条「屋月と折鶴が奥に居るかも知れない、取り敢えず奥に行くぞ。」
飛沫「おう。」

〜紅魔館・廊下〜

飛沫「レミリアとやらの失踪...ねぇ。」
大和「5年前に紅魔館は破壊され、その3年後には紅魔館の復旧が完了したが...」
霊夢「未だにレミリアの消息は分からない、そこが私たちには分からないのよ。」

...

麗条「此処は何の部屋だ?」
大和「此処は「大図書館」だな、先に行った二人は此処に居るかも知れないな。」
飛沫「探してみるか。」


〜紅魔館・大図書館〜

飛沫「...!?」

そこには、小悪魔の姿があった。
全身血まみれで、そこに横たわっていた。

大和「...小悪魔だ。何者かにやられたのか...!」
小悪魔「...う...」
飛沫「おい、息があるぞ!治療法はあるか!?」
麗条「任せろ。「再生(リーフ)」...」

横たわっている小悪魔に右手を添え、緑色の光を発する。
自然と小悪魔の体から傷が消え、小悪魔が咳込む。

大和「おい。小悪魔しっかりしろ。」
小悪魔「...!」
霊夢「安心して、私達よ。」
小悪魔「あれ?...パチュリー様は!?」
大和「居なかったな、この図書館に居たのか?」
小悪魔「何者かにやられて意識が遠のいてから、それ以来記憶が...」
飛沫「...やっぱり何かあるな、この館。」

屋月「おーい!麗条!」

図書館のギャラリーから折鶴と飛び降り、4人の方へ向かってくる。

大和「...ん?フランじゃないか。見つけ出したのか?」
折鶴「そこで怪我してた。ある程度応急措置はしておいたけど...」
霊夢「小悪魔とフランは無事だった様ね、後は咲夜とパチュリーと美鈴...。」
麗条「まだ居るのか、早く見つけ出さんとな。」

?「....そうはさせない...。」

To Be Continued...

243折鶴:2016/11/05(土) 10:21:01 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
爽折有能

244大和:2016/11/05(土) 11:30:38 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
大和君はまだ働く時期じゃないんだよきっと

245零月:2016/12/25(日) 18:07:54 HOST: 210-138-0-226.lan-do.ne.jp
禄話「執事と鬼腕」

?「そうはさせませんよ...。」

コツン、コツンと足音を立てて階段を下りてくる。

?「どうやら...此処には「パチュリー・ノーレッジ」は居ない様ですね...」
麗条「...?」
屋月「あん?誰だ?」
エヴァンズ「初めまして、私は紅の伯爵『レイレッド・エヴァンズ』。以後お見知りおきを。」
飛沫「...やはり、お前だったか。」
エヴァンズ「忌華飛沫、貴方でしたか。まさか麗条躯の仲間に付いていたとは。」
霊夢「...?何だ...?見たことがある様な...。」

霊夢がエヴァンズの冷たい眼差しを見て、スペルカードを構える。

エヴァンズ「博麗の巫女? あぁ、ではそっちは『水無月大和』か...。」
大和「お、有名人って辛いねぇ?」
飛沫「...お前たちは先に向かって咲夜と美鈴を探してこい。」
霊夢「それに聞きたいことがあるしね。」
麗条「...頼んだ。」

麗条達は大図書館から走って出ていき、飛沫と霊夢だけがその場に残った。

飛沫「さて、教えてもらおうじゃないか?お前らが何を企んでるのかを。」
エヴァンズ「...その為にわざわざ残ったのですか?」
霊夢「...何十年か前、私の先代がとある書物を書いてこの世を去った。その書物にはこう書かれていた。」

_______『紅ノ執事、虚偽ノ手ニヨリ、多命ノ崩落ヲ向カヘル。』

霊夢「...『紅ノ執事』とは貴方の事ね?エヴァンズ。」
エヴァンズ「ククク...成程。あの巫女の...面影がありますね。」
霊夢「この幻想郷で、昔何があったのか...『多命ノ崩落』とは何を意味するのか...教えてもらおうかしら!」

霊夢がスペルカードを構え、発動する。

霊夢「夢符「封魔陣」!」

エヴァンズに向かうが、エヴァンズの出した魔法陣により相殺される。

飛沫「『鬼腕乱舞』!」

両腕にオーラを纏い、百裂拳を繰り出すが高速で避けられ、壁に無数の拳の跡が残るだけだった。

エヴァンズ「...フフッ、良いですね。『壊楽』。」

黒い気弾を両手に溜め、黒いビームを放つ。

飛沫「『獅子一閃・脚』!」

赤いオーラを右脚に纏わせ、斬撃として放つ。

黒いビームは斬撃によって微塵に斬られ、黒い気弾として大図書館を壊していく。

エヴァンズ「流石、現忌華四天王と博麗の巫女の肩書は伊達じゃないですね...」
霊夢「速い...!」
飛沫「...『鬼神・壊拳』ッ!」

エヴァンズの動きを捉えた飛沫が見事な腹パンを食らわせ、エヴァンズは壁に思い切り叩きつけられ吐血する。

エヴァンズ「グハァ...ッ!中々ですねぇ...!」

壁から自力で出て、口に付いた血を親指で拭き取る。

霊夢「まだ...動くの?」

エヴァンズ「...ここにはもう用はありません、一先ず撤退しますか...。」

エヴァンズは魔法陣を出し、魔法陣の中へ歩き消えていく。

飛沫「...逃げられたか...。」

To Be Continued...

246折鶴:2016/12/25(日) 18:24:20 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
パ、パチュリスト?

247零月:2016/12/27(火) 16:53:24 HOST: 210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・壱「守護能力者」

?「...」

一人、ただ煙草を吸いながら道を歩いている男が居た。

?「あの元執事...何か企んでるな。」

東京跡で元執事と戦った後、とある外れで歩いていた。歩きながら考え事をしているとどこからか声が聞こえる。

真理「『八神焔』、私は『真理』。匠の守能者として一つ貴方にお願いがある。」
八神「真理...?神に近い男が俺に何の用だ?」
真理「私の世界...「幻想世界」が忌華零月によって陥ろうとしている。」
八神「...零月?」
真理「正確には...『虚偽』。零月が『虚偽』に操られてると言って良い。」
八神「...匠殿の命令だ。行こう。」
真理「では「幻想世界」へのホールを作る。そこに入れ。」

八神の前に白い穴の様な物が現れる。

八神「...行くか。」

八神は歩きながら白い穴へと向かっていく。


〜幻想世界〜

八神「此処が幻想世界...?」

そこは見知らぬ世界が広がっていた。辺りを見渡し、先に進む。

八神「...ん?」

空を見ると黒雲が上がっており、地面が揺れている。

八神「何が起きている...?」

走って黒雲が上がっている方向へと向かう八神。

?「ピカチュウ!10万ボルト!」
?「ピィィィカァァ...チュウウウウウ!!」

八神「...!電気だと!?」

?「グルルルァァァ!」

黒い化け物は電気をまともに食らっていたが、倒れない。

?「くっ...!なかなか倒れないな...!」
八神「おいそこの少年、手助けしよう。」
?「お願いします!」

To Be continued...

248大和:2016/12/27(火) 16:57:07 HOST: 210-138-0-041.lan-do.ne.jp
技10個ぐらい使えそう

249折鶴:2016/12/27(火) 17:06:16 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
なんでピカチュウ来たんwww

250零月:2016/12/28(水) 08:15:28 HOST: 210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・弐「少年と電気鼠」

?「グルォォォォ...!」

黒い化け物が2人に襲いかかる。

八神「...『火炎』」

手のひらを前に出して魔法陣を展開させ、火炎放射をする。

?「...!?手のひらから火炎放射...!?あの人ポケモンか?」
?「ピカチュ?」

八神が太ももに携帯していた魔法銃(ウィザードマグナム)を手に持ち、黒い化け物の体を数カ所打つ。

八神「今だ少年、とどめを刺せ!」
?「ピカチュウ!エレキボール!」
ピカチュウ「ピッカ..チュピ!」

電気の球は黒い化け物に当たり、黒い化け物はカスとなって消滅していく。

八神「...ほう、なかなかのもんだ。」
?「良くやったぞ!ピカチュウ!」
ピカチュウ「チャア...!」
八神「少年、名は何という?」
サトシ「俺はサトシ!こいつは相棒のピカチュウ!」

ピカチュウを撫でながら自己紹介をする少年。

八神「俺は八神焔、宜しくな。サトシとピカチュウ。」
サトシ「あの...今のは一体?」
八神「さぁな...俺にも分からないのだが、宜しくない連中なのは確かだ。」
サトシ「ポケモンでは無いんですか?」
八神「...ポケモン?」
サトシ「えっ?ポケモン知らないんですか?」
八神「分からんが、とりあえずその肩に乗っている黄色い動物がポケモンなのか?」
サトシ「はい!」
八神「...知らない事ばかりだな、とんでもない世界に来たもんだ。」

八神「さてそろそろ俺は行かないとならない。サトシはどうする?」
サトシ「仲間が居るので、戻ろうと思います!」
八神「そうか。その動物はなかなかのもんだ。大切にしておけよ。」
サトシ「はい!」

八神は少年と別れ、次の場所へと向かう。

八神「...俺の知らない世界があるというのか。だが俺の居た世界は「ポケモン」などという動物は存在していなかった...。」

先ほどのポケモンについて気になりながら歩いていると、空から誰かが落ちてくる。

八神「...?」

ドゴォン!

大きな音を立てながら地面に落下する。

八神「...大丈夫か?」
?「いててて...」

To Be Continued...

251折鶴:2016/12/28(水) 10:46:57 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
あの人ポケモンか?はさすがに草すぎる

252大和:2016/12/28(水) 13:09:13 HOST: 210-138-0-041.lan-do.ne.jp
チャァとかいうピカチュウはたむけんだった…?

253折鶴:2016/12/28(水) 13:24:43 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>252
クソワロwww

254零月:2016/12/29(木) 01:21:05 HOST: 210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・参「普通の魔法使い」

八神「今度は何だ?」 ?1「いててて...」

女性がクレーターの中から出てくる。

?「いやぁ〜散々な目に会ったぜ」

その女性は箒を持ち、まるで魔女の様な恰好をしていた。

八神「...魔女か?」
?1「ん?おっ!誰でも良いから助けるんだぜ!」
?2「待て!」

大きな太刀を持った女性が水色の魔法陣から現れる。

八神「ん?お前...『氷城燐』じゃないか?」
氷城「...え?八神さんじゃないか!」

氷と水の能力者にして、八神と同じ『守護能力者』の一員の氷城燐だった。女性だが漢気に満ち溢れている。

氷城「...って、今はそんな場合じゃない!そこの魔女!私の食料を返してもらおうか?」
?「こうなったら、勝負しかないのか...!」
八神「おいおいまt...。」
氷城「尋常に勝負!」

何か、本文の改行が多いみたいなんで、分けて投稿します
To Be Continued...

255零月:2016/12/29(木) 01:21:38 HOST: 210-138-0-226.lan-do.ne.jp
続き。


八神の声は届かず、氷城は大きな太刀を鞘から抜き、魔女に対して攻撃を仕掛けていく。

八神「...面倒な事になったもんだ。」
?「ハッ...ハッ...何処に行ったんだ氷城は...。」

修羅場を通り抜けた八神は、狼人間が八神の前を通り過ぎる。

八神「ん?お前はウルフルート?」
ウルフルート「八神!どうしてこんな所に?」
八神「お前も呼ばれたのか?」
ウルフルート「『真理』とやらにこの妙な世界に飛ばされてしまった...。」
八神「お前もそうだったのか...。あぁ、そうそう、氷城はあっちで魔女と戦ってるぞ。」
ウルフルート「そうか!スマン!」

狼人間はその場を立ち去り、指をさした方向へと向かっていった。

八神「...かと言って、心配だ。様子を見に行くとしよう...。」

八神も氷城と魔女が戦っている場所へと走って向かっていく。


〜広場〜

氷城「ハァッ...ハァッ...」   ?「ハァッ...ハァッ...」

両者共息切れだった。辺りには焼け焦げた跡や衝撃波などで切り落とされていた木が散乱していた。

?「中々やるんだぜ...。」  氷城「お前も...中々のもんだ...。」

?「んじゃあ...これで終わりにしてやるんだぜ...!」 氷城「私も...これで終わりにしてやるさ!」

ポケットからミニ八卦炉を取り出し、氷城に狙いを定める。氷城も大きな太刀を一旦鞘の中に入れ、冷気を刀に溜めていく。

?「恋符「マスタースパーク」!」 氷城「氷月『嵐華道』!」

ミニ八卦炉から繰り出される虹色のレーザーと、冷気を最大限に纏った火力の高い斬撃の様なレーザーがぶつかり合う。

ウルフルート「チッ...遅かったか!」 八神「...」

八神とウルフルートが広場に着くと二人の技を止めにかかるが、火力の高い技同士がぶつかり合っている為に安易に近づけない。
やがて稲妻を放ち、技同士が消えると、広場全体を煙が覆う。
八神とウルフルートは腕を目に当てて煙を防ぐが、一瞬で煙が晴れる。

?「流石なんだぜ...」 氷城「お前こそ...!」

ウルフルート「さて、戦いはそこまでにしようぜ!」 八神「...お互い、体に悪影響だからな。」

ウルフルートは氷城の傍へ駆け寄り、八神は魔女の所へ歩いていく。

八神「今の戦い、見事だった。」
?「へへ...ありがとなんだぜ。」
八神「私は「八神焔』という。お前の名前は?」
霧雨「『霧雨魔理沙』。ただの魔法使いなんだぜ。」
八神「そうか...。では魔理沙、俺達と協力してくれないか?」
霧雨「協力?」
八神「あぁ、協力だ。俺はとある目的でこの世界へとやってきた。目的は...」
霧雨「いいや、みなまで言うな。どうせ暴走した零月の事だろ?」
八神「知っていたのか。」
霧雨「ちょっと飛んでいたら小耳に挟んで気になっていたからな...。」
八神「では話が早い、協力してくれるか?」
霧雨「あぁ、いいぜ。」

八神は笑顔を浮かべ、魔理沙に対して手を差し伸べる。

八神「良い友を得た。これから宜しく頼む。」
霧雨「あぁ、こっちこそなんだぜ!」

魔理沙は八神の差し伸べた手を掴み、立ち上がる。

氷城「...八神さんはこれからどうするんだ?」
八神「俺は魔理沙と共に情報を探る。お前たちも来れるか?
ウルフルート「あぁ、一緒に行動を共にした方が心強いしな。」
八神「決まりだ。宜しく頼むぞ。氷城とウルフルート。」
氷城「あぁ!」

To Be Continued...

256折鶴:2016/12/29(木) 01:42:23 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
お前は本当に男気のある女しか作らないなw

257零月:2016/12/29(木) 01:45:48 HOST: 210-138-0-226.lan-do.ne.jp
>>256

女子力のある女性は一応居るのです。

258折鶴:2016/12/29(木) 01:47:52 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>257
零ママでしょ?

259零月:2016/12/29(木) 01:48:34 HOST: 210-138-0-226.lan-do.ne.jp
>>258

先代ちゃんの妻と刹那さん。

260爽助:2016/12/29(木) 01:50:50 HOST: 210-138-1-121.lan-do.ne.jp
>>256
キルラキルの影響だろw

261折鶴:2016/12/29(木) 01:51:14 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>259
でもまぁ男気のある女性が多いのは完全に零兄の趣味だよねw

262零月:2016/12/29(木) 01:52:43 HOST: 210-138-0-226.lan-do.ne.jp
>>260

それはありそうな気もするw

>>261

まぁね。だってさ考えてみようぜw俺が女性役やってたらどう思うよ?w

263折鶴:2016/12/29(木) 01:55:23 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>262
そんなんお前大和に言えるか…?

264零月:2016/12/29(木) 01:59:07 HOST: 210-138-0-226.lan-do.ne.jp
>>263

アイツはまだギリセーフだよ(?)

265大和:2016/12/29(木) 13:11:42 HOST: 210-138-0-041.lan-do.ne.jp
>>263>>264
お前ら…………

それと「だぜ」魔理沙にするとしてもだぜ付ければいいってもんでもない

266折鶴:2016/12/29(木) 13:23:53 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>265
まぁそれは一理あるな

267零月:2017/02/14(火) 22:10:31 HOST: 210-138-0-226.lan-do.ne.jp
漆話「零月の側近」

大和「咲夜と美鈴とパチュリー、そしてレミリアが未だ見つかっていない...」
麗条「その様だな...二手に分かれて探した方が良さそうだ。」
屋月「んじゃ俺と躯はその咲夜と美鈴を探してみよう。大和と折鶴はパチュリーとレミリアを探してくれ。」
大和「分かった。」

二手に行動し、麗条と屋月は3階。大和と折鶴は2階を担当する事にした。

紅魔館〜3階廊下〜

警戒しながら歩く二人、廊下を進むにつれて妙な感じがしていた。

麗条「...目が見えなくとも、分かる。この先には何かが居る。」
屋月「そうだな...用心しとけ。」
?「おやおや、大勢で来ると思いきや...まさかの二人だけとはね...。」
麗条「誰だ?」

黒衣を来た男が二人の前に歩きながら姿を見せる。

結城「私は結城蓮。まぁ、簡単に言えば君たちを邪魔しに来たってとこかな?」
屋月「...何が目的で?」
結城「僕は命令されてるんだ。ある人から君たちが探している人を守れとね。」
麗条「ならば...力尽くでも通させてもらおうか?」
結城「元々は戦う覚悟で来ているんだ。僕を楽しませてもらおうか?」
――――――――――――――――――――――
紅魔館〜2階廊下〜
それは、2階廊下も同じ状況に遭っていた。

大和「誰だ?」
九条「俺は九条。この先には行かせんぞ...?」
折鶴「何かあるのか...ならばパチュリーやレミリアがこの先の部屋に居る事は間違いないね。」
九条「それは、俺を倒してから確認する事だな。」
大和「舐めるなよ...?」

九条は魔法陣から大きな鎌を取り出し、肩に乗せる。

九条「さて、お帰り頂こうか。」
大和「上等だ。」

268零月:2017/02/14(火) 22:11:01 HOST: 210-138-0-226.lan-do.ne.jp
続き。

―――――――――――――――――――――
麗条「『桜・乱舞』!」
結城「『裂華迅乱』!」

無数の斬撃が廊下で飛び交い、衝撃波が起こる。

屋月「 『conviction―断罪ノ弾―』」

銃口から放った無数の弾丸は力強く光りながら結城の方へと向かっていく。

結城「成程...だがね。」

魔法陣を展開し、光り輝く弾丸を吸収する。

結城「通用しない技もあるんだよ。『展開』。」

フィンガースナップを行った瞬間、麗条と屋月の周りに魔法陣が展開する。

結城「終わり。『フィニッシュストライク』。」

周りに展開された魔法陣から紫黒いビームが繰り出され、屋月と麗条に直撃する。

麗条「もう終わりか?」
結城「何?」

麗条の無数の刀が紫のオーラを出しながら、無数のビームを防いでいる。

結城「...並大抵の技じゃ落ちないという訳か。中々に面白い。だがここまでの様だ。」

腕時計を見ながら話す。

屋月「どういう事だ?」
結城「また戦おう、二人とも。」
霊条「待て!」

結城は魔法陣の中へ消えていった。
―――――――――――――――――――――――――――――
九条「『獅子龍漸』!」
折鶴「『鬼神・虎ノ拳』!」

獅子の形をした衝撃波が向かってくると、虎の形をした赤いオーラを纏った右腕を衝撃波に向かって繰り出していく。

大和「『龍ノ咆哮』!」

大和の霊玉を刀に形を変え、青いオーラを纏い、斬撃を放つと龍に形を変えて九条に襲い掛かる。

九条「斬撃など、相殺してくれる!」

大鎌で振り回し、相殺するも大和の技の威力の方が上回り、九条はそのまま吹き飛ばされる。

折鶴「『鬼腕之剛脚』!」

走りながら低く飛び、平行に飛びながら赤いオーラを纏った右脚で飛び蹴りをする。
まともに食らうと九条は壁に叩きつけられるが、そのまま立つ。

折鶴「...体力ありすぎかよ...!」
九条「中々面白いが...まだまだの様だ。...ん?」

九条が後ろを向いて誰かと話をしている。

大和「さすが屈強な男だ。やりおる。」
九条「この戦いはまた今度だ。会える日を楽しみにしているぞ。」

九条はそのまま魔法陣の中へ姿を消した。

大和「はぁ...」

To Be Continued...

269大和:2017/02/14(火) 22:15:23 HOST: 210-138-0-041.lan-do.ne.jp
技名カッコいいけどさすがに「やりおる。」は顔面草まみれ

270折鶴:2017/02/14(火) 22:24:44 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
やりおるwwwwwww

271折鶴:2017/02/14(火) 22:30:02 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
あと千鶴ちゃん唐突に口悪くなるw
家帰ったら戦闘時にできた傷とかで喧嘩ップルしてるんだろうな…(´・ω・` )

272零月:2017/03/05(日) 20:28:37 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・肆「白衣の男」

氷城「はぁ〜あ、ちょっと休憩だ〜。」
八神「はい?」
氷城「休憩するんだって。」
八神「...先は長いんだぞ?」

八神達はあの喧嘩の後、とある森の中で歩くも出口が遠すぎて中々たどり着けず休憩していた。

氷城「まぁまぁ、そんな急いでも何もならんて」
八神「俺は総代の直令で動いている、一刻も争う事態になっているのかもしれん。」
ウルフルート「...?」

ウルフルートが気配に感づく。

?「...」

ウルフルート「...!上だッ!」
3人「!??」

全員、上からの襲撃をバックステップで避けていく。

?「...。」

白衣を着た白髪に黒いメッシュが入っている男が上から降りてくる。

氷城「何者だ?」
?「...デューク・シュレイナー。」
霧雨「何が目的だ?」
シュレイナー「...極秘事項で。」
八神「そうか...なら仕方ない。聞き出すまでだ。」

右腕が真っ赤な炎に燃え盛り、腕を振ると火炎弾が放たれる。

シュレイナー「...『氷之刃』」

大気中の水分を氷の刃にさせ、相殺させる。

氷城「『雹ノ弾幕』!」

氷の刀を横に一振りすると氷の弾が無数現れ、シュレイナーに向かう。

シュレイナー「...『火之如』。」

炎の壁を魔法陣から出し、無数の氷弾幕を消す。

シュレイナー「...流石。」
ウルフルート「!確かお前は...!」
シュレイナー「...元々戦う前提で来たんじゃないんでね、失礼する。」

シュレイナーは展開させた魔法陣で消えていった。

八神「彼奴もまた、零月の一件に関する人物なのか?」
ウルフルート「いや、分からん。だが...」
八神「だが...何だ?」
ウルフルート「...何でもない、行こう。」

to be continued...

273零月:2017/03/12(日) 12:05:01 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
捌話「紅美鈴」

麗条「さぁ、咲夜と美鈴を探さないとな。」

屋月と麗条は先へと続いている廊下を警戒しながら歩いていた。

麗条「...何か妙な空気だな。」
屋月「あぁ、空気が重てぇな。」

?「華符「芳華絢爛」!」

屋月「おっと!」

中華風の様な服を着た女が飛び蹴りを食らわせてくる。

?「また敵ですか?全く多いですね...」
麗条「俺達は「紅美鈴」と「十六夜咲夜」を探している。知らないか?」
美鈴「...私がその紅美鈴ですが。」
屋月「そうか、なら話は早い。俺たちと一緒に戦ってくれんか?」
美鈴「ですがまだ貴方達を信用したわけでは...」
麗条「なら、これなら聞いてくれるか?」

麗条はとある男の写真とネックレスを見せる。

美鈴「それは...!」

美鈴は数年前の出来事を思い出した。

――――――――――――――――――――――――

?「...美鈴、お前もよくやってくれた。」
美鈴「...え?」
?「この紅魔館をよく守ってくれた。守られていなければ俺たちはどうなっていたか...」
美鈴「私は...。」
?「また会えると良いな。美鈴。」

そういうと、男は魔法陣の中へと消えていった。

美鈴「...零さん...!」

―――――――――――――――――――――――――――――

美鈴「...それは零さんの...!」
麗条「俺たちは零月を救いに来た。それだけだ。」
屋月「その為にも美鈴の力を借りたい。いいか?」
美鈴「零さんの為なら...!」
麗条「咲夜の居場所は分かるか?」
美鈴「はい!こっちです!」

to be continued...

274名無しさん:2017/07/28(金) 21:40:36 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
玖話「時を止めしメイド」

?「また一人...一人...散りゆく...」

謎の少年が椅子に座りながら赤い花びらを一枚ずつ千切りながら歌う。
そこには横たわっているあるメイドの姿があった。

咲夜「...美鈴は...」
?「さぁね。今頃僕の兵がそいつに倒されているか、捕まえたか、或いは...」
咲夜「...ッ!」
?「所詮、僕相手にその程度だったメイドは今ここに横たわっているしね。」

―――――――――――――――

美鈴「くっ...敵が多すぎる!」
屋月「...美鈴と躯は先に行け。後から追う。」
美鈴「だがしかし!」
麗条「行こう紅美鈴。屋月の想いを無駄にすることはできないんでな。」
美鈴「...!」

屋月が攻撃し、美鈴の周りの敵は全て屋月にターゲットされた。

屋月「さぁ早く!」
美鈴「無事で...!」

美鈴と麗条が続く廊下を走り、門扉を開けると広い所に出た。
横たわっているメイドの姿がある。

美鈴「咲夜さん!」
咲夜「美鈴...?」

麗条「...美鈴!危ない!」

美鈴は咄嗟に咲夜を守り、飛んでくる武器に目を瞑った。

ドスッという音が聞こえ、美鈴が目を開けると槍が肩に突き刺さった麗条の姿があった。

美鈴「躯さんッ...!!」
麗条「...フフ、こんなもん大したことじゃないさ...」

ポタポタと落ちる血の音が広間に響き渡る。
そこに一人の声が聞こえた。

?「あぁ、とんだ邪魔者が入ったみたいだね。」

奥の方からゆっくりと歩いてくる少年の姿。
その姿を見た麗条は強張った表情をする。

麗条「...!!お前は...ッ!」

To Be Continued...

275折鶴:2017/07/28(金) 21:49:18 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ

276零月:2017/12/02(土) 13:11:53 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
拾話「白い夜」

麗条「...お前は...!」
白夜「どうも麗条君、僕は「白夜時雨」。待っていたよ?」

麗条は鋭い目をし、肩に深々と刺さった槍を抜く。
槍は黒い粒子となって麗条の手から静かに消えていった。

美鈴「麗条さん!その怪我じゃ!」
麗条「美鈴...お前はあのメイドを連れてここから早急に出て屋月の手助けをしてこい。」
美鈴「麗条さんは...?」
麗条「俺はこいつと会談しなければならないようだ。」
美鈴「ですが...!」
麗条「美鈴!...俺は大丈夫だ。」
美鈴「!...分かりました。必ず戻ってきます...」

美鈴はその場で倒れていた咲夜を担いで、ここから出ようとするも

白夜「通させないよ、君も僕の獲物―――――」
麗条「【乱夜...櫻舞。】」

無数の斬撃が白夜に襲い掛かるが、バックステップで回避する。
その間に美鈴と咲夜はこの広間から出ていく。

麗条「お前の相手はこの俺だ。邪魔はさせない...」
白夜「おや、右肩を貫いたのに右腕で刀を振るなんて頑張るねぇ?」
麗条「そんな攻撃が俺に効くとでも?」
白夜「...ハハッ、昔から変わらないね麗条君は!でも変わったといえば、盲目になった事かな?」
麗条「黙れ醜い裏切り者が。【滝落とし】...!」

麗条が杖刀の底を地面に強く打ち付けると、具現化した無数の刀が空中に現れる。
白夜に無数の刀が目にもとまらぬスピードで襲い掛かってくる。

白夜「おっとまずいね。【月下流泉】」

刀を具現化し、流れるように素早く斬る。無数の刀は粒子となって消えていく。

白夜「【静流】。」

麗条の背後を素早く取り刀を振るうが、麗条は仕込み杖から咄嗟に刀を抜き出し受け止める。

白夜「...強くなったね?もしかして僕の所為かな?」
麗条「お前のくだらん行為が招いた結果だ。」

力強く刀を押し出し、白夜を遠く突き飛ばす。

白夜「...アッハハハ!麗条君は本当に面白いねぇ、最高だよ!」
麗条「...」

to be continued...


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