したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

売りコメント

1大富豪さん:2004/08/24(火) 14:03
証券アナリストの売り売り発言集

2大富豪さん:2004/08/25(水) 10:24
総合商社は日本を代表するエネルギー開発企業。(メリルリンチ証券)

■本文
 ロシアのサハリン海域において原油・天然ガスの生産する「サハリン1」のプロジェクトには伊藤忠商事(8001)や丸紅(8002)、住友商事(8053)が参加し、「サハリン2」には三井物産(8031)と三菱商事(8058)が携わっている。
 
 メリルリンチ証券では「総合商社は日本を代表するエネルギー開発企業」と今後の活躍を有望視するコメントを8月24日に発表している。

 三菱商事(8058)はブルネイの天然ガスなどエネルギー関連の受取配当金が多く、7月23日に発表した新中期経営計画では資源エネルギー  分野へさらに重点投資することを掲げている。
 
 三井物産(8031)は3月31日にオーストラリアの未開発油田としては最大級の北西海上油田鉱区(ピーク時生産量は日産約10万バレル)の権益を約500億円で獲得。7月31日には英大手電力会社インターナショナル・パワー社と共同で米エジソン・ミッション・エナジー社の海外電力事業を約660億円で買収した。

 住友商事(8053)も5月20日に英国領北海油田権益保有会社を約100億円で買収。

 総合商社はCO2排出権取引にも積極的と紹介している。

3大富豪さん:2004/08/25(水) 10:27
半導体商社(野村証券)
〜従来予想以上に落ち込む見込みと、丸文やマクニカなどの投資判断を引き下げ〜

■本文
 野村証券は8月25日付レポートで、半導体市場の見通しについて、活況を呈する足元の状況が一変し、1年後には同市場がマイナス成長に入るとの見方を示している。そして、半導体商社各社の業績予想を見直し、以下の4社の投資判断を「2」(第2位/5段階)→「3」(中立)へそれぞれ引き下げている。

 丸文(7537) 06年3月期の民生とFA機器の減速を見込む
 ト  ーメンエレクトロニクス(7558) 06年3月期の利益成長率は1ケタ前半にとどまる
 マクニカ(7631) 06年3月期は産業機器の減速がひびく
 加賀電子(8154) DRAM市場の減速を織り込んだ

 なお、半導体商社5社の平均PERは13倍で、NOMURA400(除く金融)の18倍より割安である点などを挙げて、投資判断を「弱気」まで引き下げる必要はないと解説している。

4大富豪さん:2004/08/25(水) 13:28
伊勢丹(8238) 未だ売られすぎ感は出ず。(野村証券、他に大和総研、UBS証券)

■本文
 伊勢丹(8238)の株価は、6月の高値1,684円から値を崩し、足下1,200円前半での推移。
 野村証券の8月24日付けレポートによると、同社訪問取材を経て、単体業績が好調な一方で、支店や子会社、専門店での販売低迷が続いている事から、証券側業績予想も下方修正したとのこと。株価は、業績下方修正を受けて大きく下落しているものの、とりあえずの下落局面は本店の好調な販売動向を下支えに終了し、短期的な反発もありうると示唆。しかし、バリュエーション  的には売られすぎ感は未だ出ていないとして、中立の投資判断を継続している。
 なお、第1四半期業績および会社計画の下方修正発表後の7月30日、大和総研は、現状株価は妥当水準にあり、さらに下落すれば投資チャンスであるとコメント。レーティング「3」(中立/5段階)を継続。また、UBS証券では、再度の下方修正リスクは小さいとの見方から、レーティング「Neutral」(中立/3段階)を据え置いている。
 13時18分現在の株価は、21円高(1.7%高)の1,242円。

5大富豪さん:2004/08/26(木) 08:44
小売セクター(野村証券)
〜淘汰再開へ セクター投資判断は「強気」〜

■本文
 野村証券は8月24日付けレポートで、既存店販売が冴えない理由としてショッピングセンターの出店競争が大きく、総合スーパーのみならず、地方・郊外百貨店にも悪影響を及ぼしていると指摘。ただ、今年秋口から小売業界での淘汰が再び始まるとの期待から  株価反発の可能性も出てきたと、同セクターへの投資判断を「強気」としている。具体的には、連結業績が堅調で割安感のあるイトーヨーカ堂(8264)、粗利益率の向上で業績予想が上振れているファーストリテイリング(9983)などの反発が期待できるとのこと。

6大富豪さん:2004/08/26(木) 10:28
太陽誘電(6976) 証券側業績予想を下方修正も、株価の下値は限定的。(メリルリンチ証券、他に日興シティグループ証券)

■本文
 太陽誘電(6976)の株価は、4月後半から軟調な展開が続き安値圏に。
 メリルリンチ証券は8月25日付レポートで、証券側の今・来期営業利益予想を、前回予想の135億円・143億円から、124億円・122億円へそれぞれ下方修正。セラミックコンデンサ事業の収益性改善の遅れや、DVD-Rの価格低下加速を、同社のリスク要因として挙げている。但し、現在のバリュエーションから株価の下値リスクは限定的と、投資判断「中立」は継続している。
 なお、日  興シティグループ証券は8月13日付レポートで、セラミックコンデンサ市場でのシェア低下やDVD-R価格の下落を背景に同社業績予想を引き下げ、目標株価も1,200→1,050円へ修正。設備投資によるROIC(投下資本利益率)改善ペースの鈍化が見込まれる上、巨費を投じて能力増強を図っているDVD-R事業も市場価格低下でリスク要因になりつつあるとのこと。レーティングは「3S」(最下位/3段階)継続。
 10時19分現在の株価は、16円高(1.2%高)の1,320円。

7大富豪さん:2004/08/26(木) 10:56
東京精密(7729) 業績悪化を前提とした株価下落は止まりつつあると、新光証券では投資判断「1」継続。(他、ドイツ証券、野村証券)

■本文
 東京精密(7729)の株価は、3,000円台のボックスの下限で推移している。
 新光証券は8月25日付レポートで同社業績について、予想以上の受注が続いていると解説。プロービングマシンなどの既存品に加えて、新製品群の受注、出荷も計画を上回って推移しているとのこと。また、半導体メーカーの設備投資動向などを考慮すると、業績悪化予想を前提とした株価下落は終わりに近づいている上、06年3月期の予想PERも14.9倍に過ぎないと、投資判断「1」(最上位/5段階)を継続し  ている。
 なお、ドイツ証券は8月3日付レポートで、前日発表の第1四半期決算を受け、既存製品の増収と合理化効果により、業績が急回復したと指摘。投資判断「Buy」(最上位)を継続も、ベースの変更に伴い、目標株価は3,600円〔来期予想PER17倍〕→3,300円〔同16倍〕へ引き下げ。また野村証券は、市場の調整が予想される来期の業績落ち込みも軽微にとどまると予想し、投資判断「2」(第2位/5段階)を継続している。
 9時54分現在の株価は、40円高(1.3%高)の3,230円。

8大富豪さん:2004/08/26(木) 13:15
カシオ計算機(6952) 今後の業績は減速すると、UFJつばさ証券では投資判断を引き下げ。一方、みずほ証券は業績回復傾向が続いていると「2」。

■本文
 カシオ計算機(6952)の株価は一ヶ月程低調な推移となっていたが足許上向きの傾向となっている。
 UFJつばさ証券の8月25日付レポートでは、05年3月期業績は幾分会社計画を下回るとの見方を示している。同社は04年4-6月期決算において計画上振れとなったものの、期初計画を変更しておらず、また、同証券も足許では堅調な業績が続いているが事業規模・内容を拡大させてきた勢いも既にピークに達しつつあるとしている。そして、06年3月期についても減速傾向がさらに大きくなる可能性が高く、ここしばら  くの堅調な傾向も株価にはもはや織り込まれた感があるとして、同証券ではレーティングを「A」(第2位/5段階)→「B」(中立)に引き下げている。
 なお、みずほ証券は8月18日付けレポートで、現在も業績回復期は続いていると解説。収益性も過去の「G-SHOCK」ブームを除けば20年ぶりの高水準であるとし、株価も他の民生用エレクトロニクス企業と比べて割安感があることから、投資判断「2」(第2位/5段階)を付与している。目標株価は1,600円設定。
 13時01分現在の株価は、7円安(0.5%安)の1,450円。

9大富豪さん:2004/08/26(木) 13:32
旭硝子(5201) 上期動向から、ドイツ証券では目標株価を引き上げ。(その他、モルガンスタンレー証券)

■本文
 旭硝子(5201)の株価は、軟調な展開が続いていたが、8月16日の安値からは反発。
 ドイツ証券の8月24日付けレポートでは、上期決算を受けて各セグメントとも利益予想を増額。併せて、目標株価を1,240→1,260円へ引き上げ。投資判断「Buy」(最上位)を継続している。一方、昨日発表されたTFT液晶用ガラス基板溶融窯の新設には特段のサプライズはないと  のこと。
 なお、モルガンスタンレー証券の8月23日付けレポートでは、新窯建設をポジティブに評価。稼動開始が05年10月であり、04年・05年の需給へのインパクトはなく、生産性を大幅に上げられる取幅の拡大や、窯の運用間隔が短縮していることなど、中期的な生産性の改善を意味するとのこと。
 13時23分現在の株価は、7円高(0.7%高)の1,046円。

10大富豪さん:2004/08/26(木) 13:55
ハイテク市況(みずほ証券)
〜半導体稼働率は足元高水準も今後はピークアウト。デジタル家電はバブル崩壊へ。〜

■本文
 みずほ証券は8月25日付レポートで、4-6月の半導体稼働率が95%となり、3ヶ月連続で90%を超えたと紹介。また生産能力の増加において、全体では前四半期比微増であるものの、300ミリウェハに関しては、前四半期比で11.5万枚/月→22.2万枚/月へと倍増したことをサプライズとして挙げている。なお、今後の稼働率は7-9月期に高水準ながらもピークアウトし、10-12月期には明確に低下するとの見通しを示している。
 また、  半導体業界関連者の議論を経て、6月末以降在庫が積みあがっており、特にデジタル家電業界において厳しい状況とコメント。デジタルカメラの出荷は6,000万台割れの可能性があり、DVDレコーダーは1,400万台→1,000万台前後、液晶TVは1,200万台→800万台など、それぞれが当初の見通しから弱含んで推移していると指摘。またこれらを背景に、関連各社が下期の予算を一斉に見直しており、業績下方修正は必至と解説している。

11大富豪さん:2004/08/30(月) 10:48
NTT(9432) 基本料金収入の減少はインパクト大、ドイツ証券では投資判断を引き下げ。日興シティグループ証券でも引き下げへ。

■本文
 ソフトバンク(9984)が傘下の日本テレコムを活用してNTT(9432)を下回る固定電話の基本料金サービスを開始する、と8月28日に報じられた。
 ドイツ証券の8月30日付けレポートではこの件を受けて、NTTの投資判断を「Buy」(最上位)→「Hold」(中立)へ引き下げ。NTT固定通信事業収入で聖域とされていたシェア99%、1.8兆円の基本料金収入の減収は避けられず、合理化とブロードバンドによる増益というストーリーを根底から崩す  ものになる可能性があると指摘。そこで、業績予想を下方修正し、目標株価も60万円→45万円へ修正している。
 なお、日興シティグループ証券の同日付けレポートでも、投資判断を「1L」(最上位)→「2L」(中立)へ、目標株価を71万円→53万円へ引き下げ。同社最大の収入源である基本料金へのリスク要因で、不透明感増大から当面は様子見スタンスを推奨している。
 10時23分現在の株価は、3.3万円安(6.5%安)の47.5万円。

12大富豪さん:2004/08/30(月) 13:32
楽天(4755) あおぞらカードの買収を受けて 日興シティグループ証券、モルガンスタンレー証券

■本文
 楽天(4755)は8月27日、あおぞらカードの買収などの用途から4万株の公募増資を発表した。併せて、1→10の株式分割も。
 日興シティグループ証券の8月30日付けレポートでは発表を受けて、ノンバンク各社のPSRから考えると割高な投資であると見えるが、資産規模や収益性等が不透明で、現時点では投資効率を正確に評価するのは困難であると指摘。そして、当面は決済手数料や加盟店手数料を自社グループに取り込む効果が考えられるとしている。詳細は取材後に検討すると、投資判断「3S」(最下位)、66万円目標を継続。
   なお、モルガンスタンレー証券の同日付けレポートでは発表を受けて、事業買収の規模が小さく、他のEコマースサイトにも追随する動きがあり、激化するオンライン金融サービス事業へ参入することでどの程度の業績底上げが期待できるかは不透明であると指摘。また、Eコマースにまつわるクレジットカード事業は環境が冴えず、規制なども煩雑で、成長の潜在性が極めて大きいとは確信が持てないとのこと。投資判断「Underweight」(最下位)、43万円目標を継続。
 13時24分現在の株価は、7.5万円高(11.0%高)の75.8万円。

13大富豪さん:2004/09/01(水) 10:01
コニカミノルタホールディング(4902) 日経新聞の業績観測記事を受けて。三菱証券、メリルリンチ証券

■本文
 コニカミノルタホールディング(4902)は、8月31日付け日経新聞に、05年3月期の上期営業利益が会社計画を上回る370億円になるという観測記事を掲載された。
 三菱証券の8月31日付けレポートによると、統合作業がほぼ計画通り進展しているなかで、下期への費用発生のずれ込みや営業段階での費用変動等は想定され得ることで、報道のような上振れは十分あり得るとのこと。同社株価に関しては、引き続き来期業績の改善度を睨んだ展開になると示唆。株価判断を「B+」(第2位/5段階)に据え置くとしている。
 なお、メ  リルリンチ証券は同日付けで、従来より、同社の今通期営業利益を会社計画850億円を上回る936億円と予想しており、同期のコスト削減目標や収益拡大計画も達成可能であると判断しているとコメント。しかし来期会社側営業利益予想の達成は困難であるとの見解に変更はなく、株価には既にある程度の収益拡大が織込まれていると指摘。各社のバリュエーションが総じて低いなか、もはや同社株価に割安感はないとして、投資判断を「売り」(最下位/3段階)としている。
 9時46分現在の株価は、19円高(1.3%高)の1,436円。

14大富豪さん:2004/09/01(水) 13:21
旭硝子(5201) 全体のバリュエーションレンジの切り下がりから、モルガンスタンレー証券では目標株価を引き下げ。(その他、立花証券)

■本文
 旭硝子(5201)の株価は、8月16日の安値からは反発している。
 モルガンスタンレー証券の8月31日付けレポートでは、全体のバリュエーションレンジの切り下がりを要因に、同社目標株価を1,440→1,270円〔05年度PER16倍〕へ減額。ただ、バランスの取れた事業構造により安定的に利益を生み出せる力は不変であると指摘。今後は、関西工場の歩留まり改善状況が  重要ポイントで、これが確認できれば05年度の業績確度が上がるとのこと。レーティングは「Overweight」(最上位)を継続。
 なお、立花証券の8月27日付けレポートでは、今期業績は上方修正の公算が高く、バリュエーション面での割安感もあることから、レーティング「強気」(最上位)を継続している。
 12時58分現在の株価は、3円安(0.3%安)の1,054円。

15大富豪さん:2004/09/01(水) 13:28
ヤマハ(7951) モルガンスタンレーでは来期も減益という見方だが、大和総研では減益は回避の予想。

■本文
 ヤマハ(7951)の株価は4月26日の2,200円を高値に調整が続き、5月7日に発表された決算で今期2005年3月期の経常利益が21%減益の400億円予想を発表されたショックで、5月中に1,600円台まで下落した。
 
 その後、7月以降も携帯電話の音源LSIの競争激化で下方修正されるという懸念で株価も低迷している。

 モルガン・スタンレー証券では8月16日に投資判断「アンダーウェイト」で、目標株価もPBR1倍の1,360円と解説。(レポート執筆時の株価は1,523円)
 会社側の予想は保守的で、今期は増額修正になりそうだが、値下げ圧力が強く、利益率も悪化するトレンドは続き、来期も減益  という見方を取っている。

 これに対して大和総研は8月31日付けで、目標株価は2,100円から1,900円に引き下げているが、レーティングは「2」(第2位/5段階評価)継続と強気判断を発表。
 
 半導体事業を株式市場はネガティブに捉え過ぎていると述べ、音源LSIの市場規模は1千億円程度と小さく、研究開発費をかけて新規参入するメリットはあまりないので、競争激化にも限度があることを大和総研では指摘している。
 今期2005年3月期の経常利益は530億円(4%増益)、来期も530億円と横這いだが減益にはならないと解説。

 13時20分現在の株価は、2円安(0.1%安)の1,632円。

16大富豪さん:2004/09/01(水) 14:49
電子部品セクター。(クレディスイスファーストボストン証券、他に野村証券)

■本文
 クレディスイスファーストボストン証券では9月1日に電子部品セクターの評価を「オーバーウェイト」→「マーケットウェイト(=中立)」に引き下げた。
 前年比の伸び率が4〜6月をピークに今後は減速していくというの理由。京セラ(6971)、ローム(6963)、ヒロセ電機(6806)の投資評価も「アウトパフォーム」→「ニュートラル(=中立)」に引き下げている。

 電子部品セクターの次のボトムは最短で来年4〜6月期と述べ、その前の1〜3月期が投資機会ではないかと解説。その際は、1月中旬から下旬にかけてのノキアやモトローラ、サムスン電子の各社の決算発表での2005年の携帯電話やパソコン出荷の見通しが上向きになるかどう  かが鍵になりそうときっかけ材料を紹介。

 なお、「アウトパフォーム」を継続する銘柄はTDK(6762)とマブチモーター(6592)だという。TDKはHDD業界の在庫調整の完了、マブチモーターは自動車向けのモーター比率の中期的な上昇を評価しているそうだ。

 一方、野村証券では8月27日付けのレポートで電子部品業界の投資判断は「中立」と解説。業界平均の実質PERは停滞していた1990年代後半の水準に並んでいるので来期の環境悪化も株価に織り込まれていると説明。
 厳しい環境でも非パッケージ事業の収益貢献が始まったイビデン(4062)や、自動車用パワーユニットモーターが拡大しているマブチモーターに注目していると報告

17大富豪さん:2004/09/02(木) 09:35
キリンビバレッジ(2595) 日興シティグループ証券では課題が解消されつつあると「1M」継続。一方のUFJつばさ証券は中立のスタンス。

■本文
 キリンビバレッジ(2595)の株価は8月下旬に5月上旬以来の低水準に達した後、足下幾分反発気味。
 日興シティグループ証券の9月1日付レポートでは、課題として、「FIRE」「午後の紅茶」などの主力製品の販売数量の伸び悩み、採算性の高い缶製品が低調な傾向であるのに対し低い採算の2LPETが増加するといった容器構成の問題などがあったと指摘。だが、こういった課題も解決されつつあり、結果として利益体質も強化されてきているとしている。そして、利益の変動が大きい企業から安定成長する企業に変わってきているこ  とも見られ、また株価水準に割安感も見られるともし、投資判断「1M」(最上位/3段階)、目標株価3,100円を継続している。
 なお、UFJつばさ証券の8月16日付けレポートでは、好調な同社中間期決算(8/5発表)の要因を猛暑やヤクルトとの提携、ヒット商品、コスト削減などにあると指摘し、また株価水準にもやや割安感があるとしている。ただ、今期の収益水準は天候要因などから実力より上目に出ているとの判断から、レーティングは「B」(中立/5段階)を継続している。
 9時25分現在の株価は、25円高(1.1%高)の2,325円。

18大富豪さん:2004/09/02(木) 13:55
電子材料セクター(野村証券)
〜実績を評価する局面は終了したと、日立化成や凸版印刷などを投資判断を引き下げ〜

■本文
 野村証券の9月2日付けレポートによると、同証券側では、電子材料セクター全般に対し強気の投資判断をしていたものの、直近の情報を考慮した上で再検討した結果、従来よりも投資スタンスをやや弱めるべきであるとの判断に達したとのこと。第1四半期業績が極めて好調であったにも拘らず株価は下落しており、実績を評価する局面は既に終了したと考えざるを得ないとコメントしている。
 同レポートにお  いて、評価に変更があった銘柄は以下の通り。
・日立化成工業(4217):レーティング「1」(最上位/5段階)→「2」(第2位)
・凸版印刷(7911):レーティング「2」→「3」(第3位)
・住友ベークライト(4203):レーティング「2」→「3」(8月11日付け)
 なお、JSR(4185)と日東電工(6988)に関しては、業界全般が減速シナリオにあることを踏まえてなお、割安感が強いとしてレーティング「2」を継続している。

19大富豪さん:2004/09/02(木) 14:44
任天堂(7974) ゲームボーイアドバンスSPの値下げを受けて メリルリンチ証券、大和総研

■本文
 任天堂(7974)は9月1日、携帯型ゲーム機「ゲームボーイアドバンスSP」の値下げを発表。12,500→9,800円へ。
 メリルリンチ証券の9月2日付けレポートでは、新型ゲーム機「ニンテンドウDS」を発売前にSPが値下げされる可能性が高いことは予想されたことであると指摘。値下げ価格は想定されたことで、業績予想にも既に織り込み済みであると、証券側業績予想並びに投資判断「中立」(3段階評価中)を継続し  ている。
 なお、大和総研の同日付けレポートでは、通常のハード値下げは減額修正要因となりネガティブも、今回の値下げはネガティブにはならないと指摘。足元の主要製品が好調で、値下げによりSPのハード、ソフト販売数量増に結びつく可能性など、マイナス要因は吸収できると分析。そこで、レーティングも「2」(第2位/5段階)を継続している。
 13時50分現在の株価は、150円安(1.3%安)の11,430円。

20大富豪さん:2004/09/02(木) 14:45
SMC(6273) 今上半期が業績のピークになるとの見方から、みずほインベスターズ証券では投資判断引き下げ。(他、モルガンスタンレー証券)

■本文
 SMC(6273)の株価は、4月以降下落基調が続いている。
 みずほインベスターズ証券は9月1日付レポートで同社業績について、第1四半期は27.4%増収、月次では6月に過去最高の売上高を記録したと評価。足元の好業績から、今期の証券側業績予想を上方修正している。一方で、好業績は今上半期でピークとなり、下半期は前年比横ばい予想、来期は2桁減益になると悲観的な見通しを示しており、株価の上値余地も限定的と、投資判断を「1」(最上位/5段階)→「2+」(  第2位)へ引き下げている。
 なお、モルガンスタンレー証券は8月30日付レポートで、半導体製造装置に強気になるには時期尚早であると、業界投資判断を「Attractive」(最上位/3段階)→「In-Line」(中立)へ引き下げ。そこで、同社に関しても業績へのネガティブインパクトが大きいと、目標株価を15,000→11,500円へ、投資判断を「Overweight」(最上位)→「Equal-weight」(中立)へ引き下げている。
 13時32分現在の株価は、10円高(0.1%高)の10,640円。

21大富豪さん:2004/09/03(金) 14:59
凸版印刷(7911) カラーフィルタ事業への不透明感から、野村証券では投資判断を引き下げ。(その他、ドイツ証券)

■本文
 凸版印刷(7911)の株価は、軟調な展開が続いていたが、足元では下げ止まり感も。
 野村証券の9月2日付けレポートでは、同社推奨の最大の要因である液晶ディスプレイ用カラーフィルタの拡大について、業界全体が調整色を深めてきたことや競争激化から、不透明感が出てきたと指摘。また、他のLCD部材銘柄の株価下落から相対的な割安感も薄れてきたとのこと。そこで、  同社レーティングを「2」(第2位/5段階)→「3」(中立)へ引き下げている。
 なお、ドイツ証券の7月30日付けレポートでは第1四半期決算を受けて、投資判断を「Buy」(最上位/3段階)→「Hold」(中立)へ、目標株価を1,630→1,130円へ引き下げ。来期以降は液晶パネル市況の悪化が重石になるとの見通しを示している。
 14時33分現在の株価は、12円安(1.1%安)の1,121円。

22大富豪さん:2004/09/06(月) 09:36
日産自動車(7201) 新モデルが国内販売を牽引する (野村証券、他に大和総研)

■本文
 日産自動車(7201)は9月2日にマスコミなどを対象とした新商品の披露会を開催。
 野村証券は9月3日付のレポートで、ポイントは今年度に国内で発売予定の6モデルが披露されたことであると述べ、過去約1年間、国内では新モデルが発売されていないことや、当社が伝統的に強いセグメントであることを考えると、6つの新モデルは当面国内販売を牽引し、業績を押し上げるとの見解を発表。ただ、新モデルについては、車名を全面的に変更  する販売戦略が買い替えを抑制する可能性があるとの懸念を表明している。レーティングは「2」(第2位/5段階)を継続。
 なお、大和総研は7月30日付のレポートで、第1四半期決算はポジティブに評価したいとしながらも、ポジティブサプライズの続出している自動車セクター内では見劣りすることは否めないと、投資判断「3」(中立)、目標レンジ1,200〜1,300円を継続している。
 9時23分現在の株価は、16円高(1.4%高)の1,182円。

23大富豪さん:2004/09/06(月) 09:41
パーク24(4666) 好材料は既に織り込み済み、UBS証券では「Neutral2」継続。(その他、東海東京証券)

■本文
 パーク24(4666)の株価は、7月末より下落も、足下では反発傾向。
 UBS証券の9月3日付けレポートでは同社04年度業績について、一時的と見られるが解約率の上昇を反映し、若干下方修正。また、05年度に関しても、料金の低い東京以外の地域に事業を拡大したことで駐車場1台当たりの売上高と粗利益が低下傾向にあると下方修正。そして、好材料は既に織り  込まれたと、投資判断「Neutral2」(中立/3段階)を継続している。ただ、目標株価は3,300〔PER20倍〕→4,100円〔25倍〕へ増額している。
 なお、東海東京証券の7月14日付けレポートでは、道路交通法の改正から違法駐車に対する取締りが厳格化されたことは同社にとって追い風であると紹介している。
 9時31分現在の株価は、20円高(0.6%高)の3,610円。

24大富豪さん:2004/09/06(月) 11:02
ケーヒン(7251) JPモルガン証券では業績予想を上方修正するものの「UNDERWEIGHT」継続。みずほ証券では「1」。

■本文
 ケーヒン(7251)の株価は8月に入って以降大きな伸びを示し、5年振りの高値圏に位置している。
 JPモルガン証券の9月2日付レポートでは、今期業績予想を若干増額修正(営業利益171億円→205億円)。ホンダ(7267)の輸出が好調であることの影響、2輪部門の好調さ、円安効果、代行返上戻り益の計上などを考慮したことによる。そして、来期以降についても収益の安定した拡大は期待できると予想。しかし、代行返上の戻り益を厳正に用いて試算すると今期EPSは136円強となることから、株価の妥当な範囲は1,500〜1,600  円と試算。そこで、投資判断は「UNDERWEIGHT」(最下位/3段階)を据え置いている。
 なお、みずほ証券の8月26日付レポートでも、業績予想を上方修正。理由としては同じく厚生年金の代行部分返上に関する費用縮小、同社の製品・部品が多く用いられている車種が堅調さ、アジア中心に海外における二輪車部品需要が増加していること、などを指摘。そして、投資判断を「3」(中立/5段階)→「1」(最上位)へと2段階引き上げ、目標株価を1,970円と設定している。
 10時46分現在の株価は、8円高(0.5%高)の1,591円。

25大富豪さん:2004/09/06(月) 15:03
米国支局より ○日系自動車メーカー、米市場での販売鈍化か

■本文
 9月3日付のウォールストリートジャーナル紙で、これまで、主要市場の一つ、米国における好業績に支えられ株価を伸ばしてきた日系自動車メーカーが、米国内で高まりつつあるプレッシャーに直面し、利益成長を鈍化させる可能性があることが報じられた。
 第一のプレッシャーは値下げだ。米消費者は、所得レベルおよび雇用保障の見通しの不透明さを背景に、依然として慎重な姿勢をとっているため、乗用車の購入を促進するには、値下げもしくはインセンティブの提供が必須となる。日系メーカーは、米系ライバルメーカーの  レベルには及ばないものの、ここ最近より攻撃的な商戦を繰り広げている。産業アナリストは、値下げ商戦により、最近好調だった日系メーカーの収益に影響が出ることは間違いないと見ている。
 第二のプレッシャーは、最近の原油価格の動向だ。日本車は燃費効率が良いため、原油価格の高騰時にも比較的魅力的ではあるが、乗用車需要全体の落ち込みに打撃を受けることは免れ得ない。
 こういったプレッシャーの高まりを考慮し、米系証券会社数社は日系メーカー各社および日系自動車産業全体の投資評価を下方修正している。

26大富豪さん:2004/09/06(月) 15:04
三洋電機クレジット(8565) 業績下方修正を受けて 日興シティグループ証券、野村証券

■本文
 三洋電機クレジット(8565)は9月3日、取引先の破綻から特別損失を計上したことで、中間期並びに通期業績予想を下方修正。
 日興シティグループ証券の9月6日付けレポートでは発表を受けて、今回の引当金の規模は取立不能または遅延の恐れのある債権に対して約30%のカバー率であり、楽観的であると指摘。また、今回破綻の2社以外の取引先に関しても貸倒引当金を積むべきとの見解を示している。そこで、証券側業績予想に特に変更は  ないと、ターゲットプライスを600円に、投資判断「3H」(最下位/3段階)を継続している。
 なお、野村証券の同日付けレポートでは発表を受けて、融資事業の成長率と貸倒費用の積み上げをやや保守的に捉えなおし、証券側業績予想を下方修正。そして、今後は資産内容の悪化が恒常化するか否かを見極めていく必要があるとしている。レーティングは「3」(中立)を継続している。
 14時35分現在の株価は、47円安(2.3%安)の1,978円。

27大富豪さん:2004/09/06(月) 15:05
三井住友海上火災(8752) 自然災害の影響を考慮し、三菱証券は投資判断を引き下げ。(他に野村証券)

■本文
 三井住友海上火災(8752)の株価は、直近の安値からは若干反発し、足下1,000円近辺での取引となっている。
 三菱証券は9月3日付のレポートで、同社に対する投資判断を「B+」(第2位/5段階)→「B」(中立)へ引き下げると発表。理由として、ここ数年、自然災害が少なく、業績の上積み要因として寄与してきたが、今期は先日の台風16号も含めて自然災害が多発しており、業績の上積みは期待できないとの見解や、8月10日に金融庁が発表した最低保証型の変額年金の責任準備金積み立てルール案が、変額年金を専  門に扱う同社にとっては、厳しい内容であったことなどを挙げている。
 なお、野村証券は8月23日掲載のレポートで、日本株のPERは来期予想を基準にすると、4月初めの18.3倍から最近では15.8倍まで低下したと伝えており、6月末以降に業績が上方修正された銘柄の中には、市場全体の下落トレンドに引きずられる形でミスプライシングとなっているものもあると指摘。そうした銘柄の中で、同社はミレアホールディングス(8766)等とともに紹介されている。
 14時38分現在の株価は、23円高(2.4%高)の978円。

28大富豪さん:2004/09/06(月) 15:07
欧州支局より ○UFJ(8307)の利益、人為的にかさ上げの可能性

■本文
 9月5日付FT紙は、業界筋の話として、UFJ(8307)が過去に法人顧客を一時的に手数料が取れる商品に取り替え、人為的にかさ上げをした可能性があると報じている。私募債発行による資金調達に代わり、ローン債権を販売し、資金を調達したというものだが、一時的に手数料収入を得たが、将来的のローン金利の支払いに苦しんでいるそうだ。同筋は、私募債は必ずしも第三者に販売されるものではないというと認識しつつも、 UFJが私募債を一時的な手数料収入を得る手段とした可能性を示唆するものだとしている。し  かし同時に、UFJの行為は何ら違法なものではなく、顧客の要請に応じたもので、金融庁(FSA)から利益目標の達成の圧力をかけられていたという。現在UFJの経営統合をめぐっては、三菱東京ファイナンシャルグループ(MTFG)(8306)に対し、UFJ株主や三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)(8316)が合併比率など詳細な条件提示を求めているが、MTFGはデュー・でリジェンス完了前の合併条件を提示は受け入れられず、またUFJの過去の実績は合併条件算定の根拠としては十分な正確性を持たないとしているようだ

29大富豪さん:2004/09/07(火) 11:07
クロスプラス(3320・東2) 大幅下方修正発表を受けて。(大和総研)

■本文
 クロスプラス(3320)は婦人服卸の大手企業。9月3日に05年1月期業績予想の大幅下方修正を発表した。経常利益は従来の25億8,800万円予想が7億円に留まる見通し。
 大和総研の9月6日付けレポートによると、03年末からの復調が一転して急減速した背景には、消費税総額表示や連結子会社の不振が影響しているとのこと。総額表示に関しては、主力取引先であるGMSの値下げ圧力から、数量増をカバーできず、粗利益率が低下したと解説している。来期  は清算予定の通販事業の赤字消滅が期待できるものの、値入率改善はやや遅効的と想定。ただ、健全な在庫評価法や無借金経営、少数精鋭の組織体制などは評価できるとして、中期的には業績回復のチャンスがあるとの見解を示している。
 なお、同証券による同社今期業績予想は、売上高708億円(前年比3%増)、営業利益7億円(同71%減)、経常利益7億円(同72%減)、当期損益1億円とのこと。
 9時59分現在の株価は、350円安(13.7%安)の2,200円。

30大富豪さん:2004/09/08(水) 13:32
任天堂(7974) 強気になるのは困難。モルガンスタンレー証券では新規「Equal-weight」。(その他、メリルリンチ証券)

■本文
 任天堂(7974)の株価は、6月末より冴えない展開が続いている。
 モルガンスタンレー証券の9月7日付けレポートでは、同社をめぐる競争見通しは一段と不透明感を増しており、事業リスクが大きく、長期的な売上・EPS動向が読みにくいと、強気になるのは困難であると指摘。そこで、レーティングは新規「Equal-weight」(中立/3段階)、12,500円目標に設定。ただ、同社はここ数年経  営陣の交代や製品再編、開発コンセプトの見直しに取り組んできたが、「ニンテンドーDS」や「レボリューション」が成功を収めればネガティブ見通しが一変するとしている。
 なお、メリルリンチ証券の9月2日付けレポートでは、ゲームボーイアドバンスSPの値下げは予想されたと、レーティング「中立」を継続している。
 13時02分現在の株価は、60円安(0.5%安)の11,950円。

31大富豪さん:2004/09/08(水) 13:53
花王(4452) ASEAN地域が鈍化すれば長期的収益成長の不透明感が強まると、クレディスイスFB証券では「Neutral」を据え置き。一方、日興シティグループ証券では「2」を継続。

■本文
 花王(4452)の株価は、高値圏での推移が続いている。
 クレディスイスFB証券は9月7日付けレポートで、子会社のタイ花王訪問取材を経て、主にタイでの業績動向を紹介。それによると、タイの市場規模は年率3〜4%で成長している一方で、タイ花王の売上高は前年比横ばいで推移しており、下期に予定している新製品投入でプラス成長確保を目指しているとのこと。中国事業でも苦戦していることから、独自路線にこだわりあまり、ASEAN地域での売上モメンタムが鈍化していった場合には、同社の長期的収益成長に対する不透  明感が強まるとの見解を示している。投資判断は「Neutral」(中立/3段階)を継続。
 一方、日興シティグループ証券の7月28日付けレポートでは、「ヘルシア緑茶」などの新製品の好調さを織り込み証券側業績予想を増額修正。明確な成長ドライバーは不在であるものの、安定したファンダメンタルズが評価され、株価は堅調に推移するとの見方を示し、投資判断「2M」(第2位/5段階)を据え置いている。目標株価は、業績予想の修正に伴い、2,750→2,850円に引き上げ。
 13時44分現在の株価は、40円安(1.5%安)の2,690円。

32大富豪さん:2004/09/08(水) 14:47
商船三井(9104) コンテナ船は減益もドライバルクキャリアには強み。(三菱証券、他証券)

■本文
 商船三井(9104)の株価は、5月から堅調に推移し、高値を更新する展開になっている。
 三菱証券は9月8日付レポートで、足元のコンテナ船の需要増加を受け、来期の運賃も横ばいで推移すると予想し、同社の06年3月期業績予想を増額修正。また今後、コンテナ船事業の減益を見込んでも、同社が強みを持つドライバルクキャリアの安定した利益貢献は継続するとの見通しを示している。さらに、現状の株価水準には引き続き割安感が強いと  の見方から、投資判断「A」(最上位/5段階)を継続している。
 なお、みずほ証券は8月30日付レポートで、競争力のある資源エネルギー事業分野の拡大により、大型バルク船市況やタンカー市況が同社に優位に働く状況がしばらく続くとの見解から、投資判断「1」(最上位)を継続している。また、PERが歴史的に低い水準であることを考慮し、目標株価を740円→800円へ引き上げている。
 14時38分現在の株価は、6円高(0.9%高)の667円。

33大富豪さん:2004/09/09(木) 10:11
住友大阪セメント(5232) 新材料・セメント事業共に予想を下回っていると、クレディスイスFB証券では業績予想を下方修正。(他、UFJつばさ証券)

■本文
 住友大阪セメント(5232)の株価は、7月以降軟調な展開が続いたが、足元では若干反発している。
 クレディスイスFB証券は9月8日付レポートで、光電子・新材料事業、およびセメント事業の両者が、共に予想を下回って推移していることから、05年3月期営業利益予想を150→135億円へ引き下げ。一方、来期に関してはセメント販売数量・価格の改善見込みから、収益は上向くとの見方を示している。これらを背景に、同証券  では投資判断「OUTPERFORM」(最上位/3段階)、350円目標を継続している。
 なお、UFJつばさ証券は8月3日付レポートで、第1四半期の減益要因を、販売数量減と石炭価格の急上昇によるところが大きかったと解説。証券側今期営業利益予想に変更はないとしながらも、トン300円のセメント価格上昇は依然厳しいと指摘している。投資判断「B」(中立/5段階)は据え置き。
 9時47分現在の株価は、前日比変わらずの267円。

34大富豪さん:2004/09/09(木) 10:11
キヤノン販売(8060) 来期はデジカメとステッパに不安 (UFJつばさ証券、他にドイツ証券)

■本文
 キヤノン販売(8060)の株価は、足下1,400円程度での揉み合いとなっている。
 UFJつばさ証券の9月8日付けレポートでは、デジカメやステッパの好調、主力のオフィス向け事業も収益性が向上していると、同社今期業績は計画を大きく上回ると予想。しかし、来期はデジカメのピークアウト、ステッパの需要一巡が懸念され、業績は伸び悩むと予想。オフィス向け事業もITサービス事業拡  大との方向性には不透明感が残るとのこと。そこで、PBRは1倍を割れる水準も、投資判断を新規「B」(中立/5段階)に設定している。
 なお、ドイツ証券の7月29日付けレポートでは、中間期決算説明会から業績は急速に改善していると紹介。そこで、目標株価を1,600→1,720円へ引き上げ、投資判断「Buy」(最上位)を継続している。
 9時47分現在の株価は、2円高(0.1%高)の1,394円。

35大富豪さん:2004/09/09(木) 10:58
フジクラ(5803) 光ファイバ事業悪化を背景に、日興コーディアル証券ではターゲットプライスを引き上げ。(その他、野村証券)

■本文
 フジクラ(5803)の株価は、6月28日を高値に下落、足元では低迷中。
 日興シティグループ証券の9月8日付けレポートでは、光ファイバの悪化を織り込み、ターゲットプライスを引き下げ〔800円→700円〕。しかしながらフレキシブルプリント基板(FPC)を中心とする電子実装事業についてはデジタルカメラやDVD、携帯電話向けの需要が好調のため新たな収益の柱として期待でき、かつリストラ策表明と合わせて過度な悲観論は不要と予想。投資判断は「1M」(中立  /3段階)を継続。
 なお、野村証券の8月3日付けレポートでは光ファイバーは予想以上に落ち込んだものの、FPCの好調でカバーし、第1四半期決算はほぼ想定通りであったと指摘。しかし、下期以降はカバー要因であるFPCのスローダウンが懸念されるとのこと。また、バリュエーション上も今期予想PER24倍、来期は21倍とセクター並に位置していると分析。そこで、レーティングは「3」(中立)を継続している。
 10時48分現在の株価は、2円高(0.4%高)の513円

36大富豪さん:2004/09/09(木) 14:24
三菱レイヨン(3404) UBS証券では原料高の影響・中国プラントの完工ずれ込みから目標株価を引き下げ。逆に新光証券は投資判断を引上げ。

■本文
 三菱レイヨン(3404)の株価は低調な推移が続いた後、足元いくぶん反発。
 UBS証券は9月7日付で05年3月期業績について、機能製品・エンジニアリング事業などでは炭素繊維が好調なことから上方修正がされてはいるものの、原料高の影響から大幅な上方修正は期待しにくいとしている。中国MMAモノマー投資についても最終認可を取得したことで中国投資が遅れるという懸念材料は和らいだものの、完成がずれ込む見込みであることから07年3月期業績予想を下方修正。そして目標株価も420円→400円へと引  き下げている。投資判断は「Neutral1」(中立/3段階)を据え置き、株価動向の変わり目は06年度後半になるとしている。
 なお、新光証券の9月7日付けレポートでは、当面の株価を470円をめどとし、同社投資判断を「2+」(第2位/5段階)→「1」(最上位)へ引き上げ。ほぼ計画線の推移ながらも、炭素繊維事業やプリズムシートなどの機能製品・エンジニアリングが計画を上回って推移している点に着目。今・来期は最高益更新との見方を継続している。
 13時14分現在の株価は、3円安(0.8%安)の375円。

37大富豪さん:2004/09/09(木) 14:59
クボタ(6326) 北米市場の先行き不安も新規事業でカバー。(大和総研、他にUFJつばさ証券、モルガンスタンレー証券)

■本文
 クボタ(6326)の株価は、6月の高値からは下落も、足元では反発している。
 大和総研は9月8日付レポートで、北米市場のトラクター事業に先行き不安があるとコメント。しかし、新規事業の開拓や事業ポートフォリオの見直しにより、同社の持続的な利益成長は可能との見方に加えて、06年3月期予想PER16倍水準の株価も割安と、投資判断「2」(第2位/5段階)を継続している。同総研では、中期的な見通しとして、欧州へのトラクター事業での参入や、低  採算事業の改革に期待しているとのこと。
 なお、UFJつばさ証券は8月19日付レポートで、北米トラクターの堅調な伸びや、海外向けの建設機械・エンジンの好調さを考慮した業績上振れ期待から、投資判断「A+」(最上位/5段階)を継続。またモルガンスタンレー証券では、内燃機器事業での継続的な利益拡大などを高く評価し、投資判断「Overweight」(最上位)継続している。目標株価は630円。
 14時25分現在の株価は、6円安(1.1%安)の550円。

38大富豪さん:2004/09/10(金) 14:45
ボッシュオートモーティブシステム(6041) 株価は妥当水準であるとして、野村証券は「中立」を維持。(他に三菱証券)

■本文
 ボッシュオートモーティブシステム(6041)の株価は、年初来高値付近での強含みの推移となっている。
 野村証券の9月9日付けレポートによると、同社上期業績は、6月末の上方修正に沿った内容で、証券側業績予想線での着地であったとのこと。会社側の今04年12月期予想は、普通トラックの需要と為替前提の2点で、若干保守的であるとしながらも、証券側業績予想に変更はない模様。バリュエーション面でも来期予想ベースPERがセクター平均14倍  並みの14.9倍と妥当水準にあることから、レーティング「3」(中立/5段階)を継続している。
 一方、コスモ証券は同日付けで、最上位のレーティング「1」を据え置くと発表。下期以降の見通しにつき、アジアを中心とした海外での需要増から会社予想を保守的と指摘している。来期も増益傾向が続くとの見通しを示し、連結EPS43.8円、PER15倍をベースに適正株価を660円程度と試算している。
 14時25分現在の株価は、7円安(1.2%安)の567円。

39大富豪さん:2004/09/13(月) 09:38
アーレスティ(5852・東証2部) NI法・MFT法高圧鋳造部品の中期成長に期待。(みずほ証券)

■本文
 みずほ証券は7月27日にアーレスティ(5852)を自動車の軽量化で恩恵を受ける会社と紹介しているが、9月10日に投資判断「1」で目標株価1,900円と発表。

 株価は7月27日のレポート発表の効果で1,100円から8月3日には1,400円まで上昇した。その後の調整を経て、再び上値志向を見せ9月10日は一時1,319円まで買われた。

 自動車が安全・環境対策や居住性の向上で重装備になり、燃費や排ガス規制をクリアするために軽量化ニーズもますます高まっている。パワートレイン系(エンジン、トランスミッション)部品から、サスペンションアームなどの足回り部品や構造材もアルミ化されていくことは新たなビジ  ネスチャンスと解説。

 アーレスティがNI法(New Injection Process法)で製造しているアルミ部品は強度が高く、昨春発売の富士重工の新型レガシーに採用されたが、今年9月から発売される大手メーカーの高級車にも採用となったと報告。
 この大手メーカーは、アーレスティのMFT(Minimum Fill Time=最小時間充填)法による構造材のアルミ化も一緒に採用しているとのこと。

 2005年3月期の経常利益は44億500万円(41.5%増益)、1株利益は140円30銭。
 2006年3月期は49億9,400万円(13.4%増益)、1株利益162円とみずほ証券では予想。

 9時16分現在の株価は、51円高(4.0%高)の1,341円。

40大富豪さん:2004/09/13(月) 09:41
住友金属工業(5405) 業績上方修正を受けて (モルガンスタンレー証券、UBS証券)

■本文
 住友金属工業(5405)は9月9日、2004年度の業績上方修正を発表。経常利益は期初計画比で71%増額されている。
 モルガンスタンレー証券は9月10日付のレポートで、業績の修正幅は同証券の想定を上回り、経常利益で過去最高益の更新となることから、ポジティブであるとコメント。鋼材価格の上昇や販売数量の増加が増額修正の主な要因であるとのこと。また、輸出契約価格の上昇や国内薄板市況の上昇、国内大口需要向け契約価格の再引き上げなど、今後想定される価格上昇を勘案すれば、同  証券見通しは保守的となっていると指摘。レーティングは「Underweight」(最下位)を継続している。
 なお、UBS証券は9月9日付のレポートで、鋼管事業の営業利益が大幅に上積みされたことがポジティブサプライズであるとコメント。また、鋼板に加えて、シームラスパイプの国際需給が引き締まっていることから、下期にかけて一段の販売価格上昇の可能性があると示唆。レーティングは「Buy2」(最上位)、目標株価は150円となっている。
 9時32分現在の株価は、2円高(1.5%高)の135円。

41大富豪さん:2004/09/13(月) 10:04
東燃ゼネラル石油(5012) 配当利回り株の観点から、クレディスイスFB証券では新規に「OUTPERFORM」。(その他に、UBS証券)

■本文
 東燃ゼネラル石油(5012)の株価は、直近、800円台後半〜900円台半ばでの展開が続いている。
 クレディスイスFB証券の9月10日付けレポートでは、同社の配当利回り水準について、減配リスクが後退し、石油化学事業の利益拡大が続くと予想されることから、昭和シェル石油(5002)と格差がつく理由はないと判断。また、今後も主力製品のベンゼンやパラキシレンに関しては、タイトな需給が続く見通しであることから、石化部門の営業利益を05年12月期は529億円程度まで増加すると予想。これらの観点  から、投資評価を新規に「OUTPERFORM」(最上位/3段階)としている。目標株価は1,200円。
 なお、UBS証券の8月24日付けレポートによると、マージンは足下急拡大しており、石油化学製品市況の高騰も続いていることから、下半期には収益環境が改善すると予想。そして、他社に比べてコストおよび競争力が強く、財務体質も健全で、業界平均を上回る利益を確保するとの見通しのもと、投資判断「Buy1」(最上位)・1,200円目標を継続している。
 9時48分現在の株価は、10円高(1.1%高)の946円。

42大富豪さん:2004/09/13(月) 12:56
伊藤忠商事(8001) 大手総合商社の中でもPERは最低、野村証券は「1」を継続。 (他にちばぎんアセットマネジメント)

■本文
 伊藤忠商事(8001)の株価は、8月6日の403円を安値にその後は反発。足元では450円を越える水準にまで戻している。
 野村証券は9月10日付のレポートで、原油やパルプ、化学品の市況が従来想定を上回って推移する確度が高まり、金属・エネルギー部門、生活資材部門の利益がより一層増加する見込みとなったことなどを背景に、04年度以降の業績予想を上方修正すると報告。また、今来期の予想増益率の割に足元のPER水準は低く、大手総合商社の中でもPERは最低であることから、  現株価の割安感は極めて強いと指摘。そこで、投資判断「1」(最上位)を継続している。
 なお、ちばぎんアセットマネジメントは8月19日付のレポートで、第1四半期は好調であったが、同社は季節性により、第2・3四半期に偏重する収益構造であることから、収益モメンタムは今後更に高まることが想定されると解説。そして、株価はモメンタムの強さを背景に、中期的には高値625円の更新が視野におけるとコメントしている。
 12時43分現在の株価は、6円高(1.3%高)の461円。

43大富豪さん:2004/09/13(月) 13:52
ペンタックス(7750) 目先はデジカメがリスクに、UFJつばさ証券では新規「B」。(その他、JPモルガン証券)

■本文
 ペンタックス(7750)の株価は、安値圏での冴えない展開となっている。
 UFJつばさ証券の9月10日付けレポートでは同社について、遅れていたデジカメ事業は一時的に貢献度を高める兆しがあったが、今期に入って競争激化から苦戦していると指摘。一方で、光ピックアップ等、オプティカル部品事業の成長ポテンシャルや内視鏡の安定成長等はポジティブであるとのこと。  そこで、デジカメの早期の戦略転換が待たれると、レーティングを新規「B」(中立)に設定している。
 なお、JPモルガン証券の8月13日付けレポートでは第1四半期決算を受けて、レーティングを「Overweight」(最上位/3段階)→「Neutral」(中立)へ引き下げ。野村証券でも同様に「4」(第4位/5段階)へ引き下げていた。
 13時44分現在の株価は、前日比変わらずの404円。

44大富豪さん:2004/09/14(火) 10:26
テレビ朝日(9409) スポット売上高の伸び率はトップ (日興シティグループ証券、他に大和総研)

■本文
 テレビ朝日(9409)の株価は堅調に推移しており、年初来高値を目指す展開となっている。
 日興シティグループ証券は9月13日付けのレポートで、同社に対する業績予想を上方修正すると発表。業績好調の要因として、全日帯の視聴率上昇を背景にスポット枠の在庫量の指標であるGRP(延べ視聴率)が増加傾向にある上、広告主の広がりを反映して価格の目安となるパーコストが上昇していることが寄与していることを挙げている。また、2005年3月期のスポット売上  高の伸び率はトップになるとの見解も示唆。投資判断は「2H」(中立)、ターゲットプライスは219,000円を継続している。
 なお、大和総研は7月7日付のレポートで、スポット収入が好調さを増しており、課題だった朝から昼のニュース、情報バラエティの視聴率底上げが進み、プライムタイムの視聴率停滞を補っていると解説。そこで、レーティングを「4」(第4位/5段階)→「3」(中立)へ引き上げている。
 10時現在の株価は、2,000円高(0.9%高)の218,000円。

45大富豪さん:2004/09/14(火) 10:26
新光電気工業(6967) 受注動向には注意 (メリルリンチ証券、他に日興シティグループ証券)

■本文
 新光電気工業(6967)の株価は、9月に入りやや冴えない展開。
 メリルリンチ証券の9月13日付けレポートでは、同社の今期業績については現状会社計画に沿った動きとなっており、投資判断「買い」(最上位)を継続。目標株価は4,200円。ただ、PC・携帯電話市場への依存度の高い事業については、需要に対する調整感が若干でており、同社にとってのリスクが顕在  化しつつある状況なため、今後の受注動向を注意する必要があるとしている。ちなみに、8月の受注は前年同月比15%増、前月比5%減。
 なお、日興シティグループ証券の7月15日付けレポートでは、同社レーティング「1H」(最上位)、4,400円目標を継続。バリュエーション面では依然割安感があると分析。
 9時52分現在の株価は、50円高(1.4%高)の3,610円。

46大富豪さん:2004/09/14(火) 10:27
旭硝子(5201) インドネシア、タイの向上は順調 (UFJつばさ証券、他にモルガンスタンレー証券)

■本文
 旭硝子(5201)の株価は、直近8月16日の安値からは反発している。
 UFJつばさ証券の9月13日付けレポートでは、同社のインドネシア、タイの8工場を取材した結果、業績は順調であることが確認できたと紹介。域内需要の停滞や市況低迷の影響を受けてきたが、ここ数年の需要改善とコーポレート制の採用による世界的な最適生産体制とが寄  与しているとのこと。レーティングは「A+」(最上位)を継続。
 なお、モルガンスタンレー証券の8月31日付けレポートでは、株式市場全体のバリュエーションレンジきり下がりから、同社目標株価を1,440→1,270円へ引き下げ。レーティング「Overweight」(最上位)を継続している。
 9時47分現在の株価は、11円高(1.0%高)の1,081円。

47大富豪さん:2004/09/14(火) 13:03
三井トラスト・ホールディングス(8309) 金融再編・統合の候補として期待 (大和総研、他にドイツ証券など)

■本文
 三井トラスト・ホールディングス(8309)の株価は、750円を挟み、横ばいで推移している。
 大和総研は9月13日付のレポートで、2004年度通期の実勢業務純益は暫定的に1,900億円を見込むと報告。住宅ローン関連収益の積み上げが予想されることに加え、不動産業務の増収や、投資信託、個人年金の販売拡大など、財産管理業務の貢献が期待されると伝えている。また、株価面では、実質的な総資産額の見劣りにより、総合的に  はバリュエーション面での割安感は見出せないが、市場上昇局面では評価が高まるとの見方を示唆。同時に、巨大メガバンクの誕生を受け、同行についても金融再編・統合の候補として期待が高まる展開が想定されるとの見解を発表している。レーティングは未付与。
 なお、同社については、ドイツ証券とメリルリンチ証券がそれぞれ「中立」のスタンスを発表している。
 12時48分現在の株価は、2円高(0.3%高)の776円。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板