元大阪市長の橋下徹氏(51)が19日、関西テレビのバラエティー番組「胸いっぱいサミット!」に出演。新型コロナウイルス禍のもとの観光支援事業「Go To トラベル」が年末年始に全国一斉停止となることに反対の姿勢を示した。
「感染収束は全国で見なくても地域ごとに見ればいい。新潟に行ったんですけど、(その日は)感染者は1日3人。医療体制も大丈夫ですと(言っていた)」。新潟県新発田市の月岡温泉が一時盛況だったことを挙げ、「Go To トラベルで、すごい稼働率が上がった。東京、大阪の状況でわれわれ、全部停止させられるんですかという地方の声に、(一斉停止は)違うと思う」と主張した。
「感染者数が一時的に減った昨夏には、松井一郎市長と一緒に道頓堀の飲食店に出向き、〈どんどん大阪に来てください!〉と吉村さん自らGo To Eatキャンペーンのパフォーマンスをしました。うがい薬で『コロナに打ち勝てる』と言い出したり、年内に“大阪ワクチン”の実用化を宣言したり……。いずれも信憑性や実現性に乏しい発言でした」