したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

ブラジルニュース5

973taro:2008/12/02(火) 08:18:05
至れり尽くせりの設備で 社会復帰への矯正重視 青年収監刑務所新設へ
 【ブラジリア】社会復帰教育を目的とした、十八歳から二十四歳までの青年収監刑務所を七州に新設する計画が始動。連邦政府は法務省を通じて、協約に署名した七州にR$一億五百万を投入した。すでに工事が始まっているところもあり、収監者の矯正を重視した施設の設置で治安向上を図る取り組みが注目される。



《再犯防止を主眼に》



 刑務所が新設されるのは、バイア州、アラゴアス州、パラー州、リオデジャネイロ州、ピアウイー州、マットグロッソ州、南リオグランデ州の七州。各収監所の建設予算は、約R$一千四百万。 収容能力はそれぞれ四百二十一人。更生施設的性格が強く、個室には二段ベッド、棚、勉強机が備えられる。〇九年下半期には全施設が完成する予定。

 現在、服役中の受刑者は全伯で四十万四千三〇〇人、そのうち二十六%が青年囚。出所して社会復帰しても、再び刑務所入りする受刑者が後を絶たず、更生が効きやすい青年囚を一般囚から隔離するのが目的の一つ。

 またこれらの施設の設置により、犯罪の発生や繰り返しを減らすことを最大の目的としている。今後の成果により、連邦政府は同施設建設費を国家予算に組み込むことも考慮している。

 タルソ・ゲンロ法相は、「初めは候補地の市長から反対もあったが、本計画の最終目的を説明し、今では十分に理解されたことをうれしく思っている」とし、「新施設は、受刑者の当然の権利と、悪習慣の矯正を重んじたものでなければならない。将来的に満室になるようでは本来の目的は失われたことになる」と話した。

 また、「受刑者を官僚的意識で監査するのではなく、もっと自然な形で社会復帰できるような環境態勢を整えたい。国内のすべての判事の指示を得ているわけではないが、わが国にとって革新的な態度で臨んでいきたいし、各州にとっても治安上の面でも有効」だと主張した。



2008年11月29日付け




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板