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ブラジルニュース5

953taro:2008/11/29(土) 08:12:44
SC州水害犠牲者99人 救済に R$億4千9百万拠出
 【一部既報】SC州を襲った豪雨被害は、日ごとに被害が大きくなっている。これまでの死者は二十七日九十九人にのぼっている。二十五日夜、州政府保安隊は、ルイス・アルベス市のモーロ・ド・バウ(バウの丘)に避難して孤立していた百六十人を救助した。

 この豪雨で、少なくとも七万八千六五六人が住宅を離れ、救助の手を待つ人たちが二万七千四〇四人。避難所生活を強いられている人たちが五万一千二五二人を数える。

 ルーラ大統領はSC州の災害現地に入り、ヘリコプターから深刻な被害状況を視察するなか、被災者の救済を緊急対策状況や不明者の状況など聴いていた。史上最大の水害であることをみて「これまでにない不幸なできごとだ」と話していた。

 政府はSC州の水害被災者救済と都市復興資金、さらに東北地方の大干ばつ被災者救済を含め、R$二十億の救済金の拠出決定した。

 ルイス・アルベス市のモーロ・ド・バウの小山に避難、孤立していた百六十人は、雨による陥没で危険な状態にあるため、ヘリコプター四機で救助脱出が行なわれた。救援隊はイリョッタ市へ搬送救助活動し、マット、毛布のほかに薬品などの配給を行なった。

 SC州庁公共保安局では、被害家族確認や行方不明者などがいたら、電話・〇四八・三二五一・一〇〇〇番へ電話をほしい、といっている。州政庁では担当の違う所員でも、全員が協力して被害者家族の応対をするよう指示をだしている。いまのところ、三十人の行方不明者が記録されているが、被害者はまだ増える様子だ。

 SC州市民保安局は、小都市市役所への飲料水救援、ボランティア医師の派遣、義援金の援助を広報した。飲料水は州政庁保安局を通じて民間警察や消防隊が諸都市の市役所保安課へ配送している。

 各地病院でも、医師不足のためボランティア医師の派遣協力を依頼している。特にブルメナウのサントアントニア病院では眼科専門医師がいない。厚生省から五十人の医師が現地へ派遣されることになっている。

 州保安局の発表によると、豪雨災害下の都市はガスパル、リオ・ドス・セードロス、ノーバ・トレント、カンボリウ、ベネヂット・ノーボ、ポメローデ、ルイス・アルベス、イタジャイ、ロデイオの各都市。ブルメナウ市では強い集中豪雨で土砂崩れが続いたため、壊滅的な被害を被り、緊急事態宣言を出した。

 一九六一年の降雨量も大きかったが、今回の豪雨は記録的な降雨をもたらした、と内国気象研究所の談。

 CELESCによれば、二十六日現在、十万六千百二十三か所で停電している、と発表。この数字からすると、一所帯平均三人に電力支給していたことから、約三十一万八千人に電力供給が止まっていることになる。

 州保安局広報部では、被災者への食料品購入への義援金公募のため、特別銀行口座を開設した。金額の大小関わらず、左記銀行口座への振込をお願いしている。

Banco do Brasil

Agencia: 3582-3

Conta Corrente: 80.000-7

Besc (Banco Estado de Santa Catarina)

Agencia: 068-0

Conta Corrente: 80.000-0



2008年11月28日付け




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