この文(彼女は困惑しながらミーティングを後にした。)の構造は、ピポット文なのでしょうか、フレーバー文なのでしょうか?
ピポット文というのは、いわゆるSVOC型ですよね?そしてこの文型はO=C ですよね?I"ll kiss it better.(it に kiss して it=better にする)、He pushed the door open.(the door を push してthe door=open にした)
例文は、動詞leftの後にmeetingが続いているので、left は力の及ぶ動詞、そしてこの文はピポット文、つまりSVOC型だと思ったのですが、しかしこの例文はO=Cが当てはまりません。
この文の意味は、the meeting=confused ではなく、she=confusedです(彼女は困惑して・・・)から。
なので、この文はフレーバー文(SVC型)なのでしょうか?she=confused の上にleft the meeting のフレーバーをかぶせる?
しかしthe meeting という目的語(O)があるので、それもおかしいのではないでしょうか?Oがあるので、SVC型ではないですよね。。。
一体この文はどの構造に属するんでしょうか?どなたか教えてくださ〜い!
あと、もし「彼女はミーティングを困惑させて去った。」と言いたい場合、ピポット文を用いて She left the meeting confusing. (the meeting を left して the meeitng=confusing) と英訳出来るのでしょうか?
こんばんは。
She left the meeting confused.
[confused]は[confuse]の過去分詞なので、「→→→→●」という感じです。
前が[the meeting]ですので、上の図の起点は[the meeting]です。
つまり、[the meeting]が[confuse]させた ということになりますので、
ピボット文ととらえていいと思います。
She left the meeting confused. のテキストによる解釈は
[She]←[[left the meeting]←[confused]]
[彼女]←[[ミーティングを後にした]←[困惑しながら]]
です。全体としてA=[She]をB=[left the meeting confused]が説明し、
Bの部分はA'=[left the meeting]をB'=[confused]が説明しています。
ただ、この解釈は絶対ではなくて、パーヤンさんの
[[She]←[left the meeting]]←[confused]
[[彼女]←[ミーティングを後にした]]←[困惑しながら]
という解釈(や文脈)もあると思います。
フレーバー文 She looked confused. なら、
[She]←(looked)−[confused]
[彼女]←(見えた)−[困惑して]
のようにフレーバー(looked)を通り越して[confused]が[She]を説明しています。
ピボット文 She saw him confused. なら、
[She]←[[saw]→[him]←[confused]]
[彼女]←[[見た]→[彼]←[困惑している]]
のように、全体として[saw him confused]が[She]を説明し、
述語部分はピボット「[saw]の力が[him]に及び、その[him]を[confused]が説明する」
になっています。
ついでに、「彼女はミーティングを困惑させて去った」は例えば
She left, having confused the issue/the members of the meeting.
「彼女はミーティングを困惑させたままにした」は例えば
She let the issue/the members of the meeting remain confused.
のような感じになるかと思います。