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鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ 6 - したらば

947避難民のマジレスさん:2023/03/30(木) 11:50:47 ID:zHMDf6U60
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/8276/1605702581/
↑からのつづきであります。
荘子70.
大宗師第六(10)
子祀、子輿、子犁、子來四人相與語曰。孰能
以無爲首。以生爲脊。以死爲尻。孰知死生存
亡之一體者。吾與之友矣。四人相視而笑。莫
逆於心。遂相與爲友。俄而子輿有病。子祀往
問之。曰。偉哉。夫造物者將以予爲此拘拘
也。曲僂發背。上有五管。頤隱於齊。肩高於
頂。句贅指天。陰陽之氣有沴。其心間而無
事。跰◯(𧾷+鮮)而鑑於井曰。嗟乎夫造物
者。又將以予爲此拘拘也。子祀曰。女惡之
乎。曰亡。予何惡。浸假而化予之左臂以爲
鶏。予因之以求時夜。浸假而化予之右臂以爲
彈。予因之以求鸮炙。浸假而化予之尻以爲
輪。以神爲馬。予因乘之。豈更駕哉。且夫得
者時也。失者順也。安時而處順。哀樂不能入
也。此古之所謂縣解也。而不能自解者。物有
結之。且夫物不勝天久矣。吾又何惡焉。

子祀(しし)、子輿(しよ)、子犁(しり)、子來
(しらい)四人相與(あいとも)に語りて曰く。
孰(たれ)か能く無を以て首と爲し。生を以て
脊(せき)と爲し。死を以て尻と爲す。孰(た
れ)か死生存亡の一體たるを知る者ぞ。吾れ之
と友たらんと。四人相視て笑ふ。心に逆らふ
こと莫し。遂に相與に友爲り。俄にして子輿
病有り。子祀往いて之を問ふ。曰く。偉な
る哉。夫(か)の造物者將に予を以て此の拘拘
(こうこう)たらしめんとす。曲僂(きょくろ)
背に發す、と。上に五管有り。頤(おとがひ)
齊(へそ)を隱し。肩項(うなじ)より高く。句
贅(くがう)天を指す。陰陽の氣沴(みだ)るゝ
こと有り。其の心間にして無事。跰◯(𧾷
+鮮)(へんせん)として井に鑑みて曰く。嗟
乎(あゝ)夫(か)の造物なる者。又將に予を以
て此の拘拘(こうこう)爲(た)らしめんとする
やと。子祀曰く。女(なんぢ)之を惡むかと。
曰く亡(な)し。予何ぞ惡まん。浸假(しんか)
して予の左臂(さひ)を化して以て鶏と爲さ
ば。予は因って以て時夜(じや)を求めん。浸
假して化予の右臂を化して以て彈(たま)と爲
さば、予因って以て鸮炙(げうしゃ)を求め
ん。浸假して予の尻を以て輪(りん)と爲し。
神を以て馬と爲さば。予は因って之に乘ら
ん。豈に更に駕せんや。且つ夫れ得るは時
也。失ふは順也。時に安んじて順に處(を)れ
ば。哀樂入ること能はざる也。此れ古の所謂
縣解也。而して自ら解くこと能はざる者は。
物之を結ぶこと有れば也。且つ夫れ物天に勝
たざること久し。吾又何ぞ惡まんやと。
(´・(ェ)・`)
(つづく)


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