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鬼和尚の仏教購読会 別館
480
:
避難民のマジレスさん
:2019/04/20(土) 09:10:58 ID:LC3de7YgO
>>477
黄金の華の秘密
スワミ・アナンド・モンジュ訳
第十二話 六月に白い雪が舞う(つづき)
より抜粋
行為はあなたを積極的にさせ、無為はあなたを消極的にさせておく。
行為はあなたを男性的にさせ、無為はあなたを女性的にさせておく。
両方のバランスが取れたら、それらは互いを打ち消し合って、彼方なるものが
開き、突然、あなたの内にブッダが生まれてくる。
これまで光を巡らすことについて語ってきたのは、 外側から内なるものに働き
かける、 最初の悟りの手がかりを示すためだ。
これは師を得るのを助けるためのものであり……
最初の二つの詩句――六月に、突然、白い雪が舞う
と、次の三更(午前零時)に、日輪がまばゆい光を放つ
――これらは初歩の境地であり、あとの二つの詩句――
水中にそよ風が吹くと、次の天上をさすらいながら、受容の精神の力を食べる
はより高い境地だ。
最初の二つは初歩の境地であり、あなたが師を見いだす助けになる。
師と出会ったときには、この二つの境地を体得していてはじめてその人を師と
認めることができる。
体得していなければ、仏陀のような人に出会ったときも、自分が何を取り逃が
したのかも気つ゛かずに彼の傍らを通り過ぎてしまうかもしれない。
いつかあとになってこの二つの境地を体得したなら、あなたは声をあげて泣き
、後悔するだろう。
ブッダと道ですれ違ったことを思い出すからだ。
そうなったら、「どうして取り逃がしてしまったのだろう」
とひどく悔やむことになる。
最初の二つはあなたが師を見いだす助けになる。
最初の二つの境地は、外側から内側へと働きかけなければならない。
働きかけは外側からはじめなければならない
――今まさにあなたはそこにいるからだ。
そして内側に入ってゆきはじめなければならない。
次の二つの段階では、あなたは師を見いだし、師はあなたを見いだしている。
次の二つは師の指令を実行することにある。
プロセスは逆になる。
今や内なるものが外に働きかけるようになる。
最初の二つの段階では、あなたは修養し、実践し、瞑想していた。
あなたは働きかけ、探し求め、闇のなかを手さぐりしていた。
次の二つの段階では、あなたは師を見いだし、彼の声を聴き、彼の目を見つめ、
彼のハートを感じている。
師の臨在があなたの実存に満ちわたっている。
信頼が湧き起こっている。
今やただ従って、師の指令をひたすら実行すればいい――
これらの指令を実行してゆくことが、あなた自身を実現することになる。
これは……初歩の境地にある学人たちに向けられたものだ。
彼らは上方の関門に達するために、下方の二つの関門を通り抜ける。
ものごとが次第に明らかになり、悟りの機縁がうかがわれると、
天は道を明らかにすることを惜しまず、究極の真理を明かしてくれる。
弟子たちよ、これを秘密にし、努力を怠らぬようにせよ。
最初の二つにはあなたの側の大きな集中的な努力が必要とされる。
あなたは意識的に働きかけ、腰を据えて働きかけなければならない。
それは骨が折れる。
最初の二つの境地が容易でないのは、あなたの目が閉じているから、あなたの
ハートが鼓動していないからだ。
次の二つの境地が易しいのは、今やあなたの目が開いているからだ。
あなたは師の存在を知り、師のメッセージを聞いた。
今やものごとは明らかになった。
今やあなたは見ることができる。
ヒマラヤの頂は遥か遠くにあるかもしれないが、あなたはそれを見ることがで
きる。
まだ千マイルも旅をしなければならないかもしれないが、あなたはそれを見る
ことができる。
遥か遠くからでも陽に照らされたヒマラヤの頂を見ることができる。
あなたはそれがそこにあることを知っている。
今やそれはたんに時間の問題でしかない。
あなたはあの頂と麓を何度も何度も往復したことがある
案内人ガイドがそばにいることを知っている。
今やあなたは耳を傾け、従うことができる。
最初の二つの境地は大きな疑いに包まれている。
人は悪戦苦闘しなければならない。
そこでは道を誤る可能性がひじょうに高い。
些細なことで、実に些細なことで人は道をはずれてしまいかねない。
あとからふりかえってみれば、そのばかばかしさがわかるだろう。
ごく些細な、まったく取るに足りないことなのに、それが妨げになってしまう
ことがある。
探求者は油断なく、しっかりと目を見張っていなければならない。
最初の二つの境地では、ごくごく注意深くあらねばならない。
そうしてはじめて初歩の境地を体得することができる。
初歩の境地を体得すると、高い境地に手が届くようになる。
天は道を明らかにすることを惜しまず……
師を通して、天は<道>を明らかにしはじめる。
(´・(ェ)・`)
(つづく)
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