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鬼和尚の仏教購読会 別館
437
:
避難民のマジレスさん
:2019/04/03(水) 23:06:39 ID:LC3de7YgO
>>435
黄金の華の秘密
スワミ・アナンド・モンジュ訳
第十一話 確証の体験(つづき)
より抜粋
ちょっとした思い込み……が、思い込みが現実をつくりだすことがある。
縄を見て、駆けだすとする―― そのとき駆けているのは現実であり、 心臓が
ドキドキしているのも現実だ。
あなたは心臓発作を起こして、 死んでしまうことさえある――それは現実だ!
だが、蛇はそこにいなかった。
それはただの思い込みにすぎなかった。
神秘家たちは、「世界はただの思い込みにすぎない」 と言う。
あなたは怖がらなくてもいいのに怖がり、 逃げなくてもいいのに逃げだし、
心配しなくてもいいのに心配している。
それはただの思い込み、勘違いにすぎない。
世界は存在せず、ただ神のみがある。
すべてのものはただ意識のみで成り立っている。
目を開けて身体を探しても、もはやどこにも見つからない。
これが「からっぽの部屋が明るく輝く」という体験である。
内も外も、あらゆるものが等しく輝いている。
これはひじょうによいしるしである。
これらのことを理解しておかなければいけない。
こういったことは、あなたがたにもいずれ起こることになるからだ。
理解しておくことは助けになる。
そうしておかないと、ある日、目を開けて、自分の身体が見つからなかったら
、あなたは狂ってしまうかもしれない。
あなたはきっと何かまずいことが起こったと思うだろう――死んでしまったか
、狂ってしまったかのどちらかだ。
身体はどうなってしまったんだろう?
だが、この経文を理解しておけば、正しい瞬間が来たときに思い出すだろう。
私がこれほど多くの経典について語っているのはそのためだ。
ことが起こった時にあなたがふいをつかれないよう、
ありとあらゆる可能性に気つ゛かせるためだ。
あなたには知識があり、理解する力があり、すでに地図をもっている。
あなたは自分がどこにいるかを確かめることができ、その理解のなかに安らぐ
ことができる。
あるいは、坐って瞑想していると、 肉体が絹か宝玉のようにまばゆく輝きはじ
める。
坐ったままでいるのがむずかしくなり、 上に引きあげられるような感じがす
る。
これは 「精神が天に帰り、その頂点に触れる」 と呼ばれる体験である。
やがて、本当に上昇するような体験をすることがある。
第三のしるしだ――「精神が天に帰り、その頂点に触れる」
これはすぐに起こる。
これはごく初歩的な段階で起こりはじめる。
静かに坐っていると、突然、地面から少し、十五センチほど浮いているような
感じになる。
びっくりして目を開けると、あなたはちゃんと地面の上に坐っている。
そこであなたは夢を見ていたにちがいないと考える。
いいや、夢を見ていたわけではない。
あなたの肉体は地面の上にとどまっていた。
だが、あなたには別の身体、肉体の内に隠されている 光の身体――アストラル
体、微細体、ヴァイタル体、あるいは なんとでも好きなように呼べばいい――
がある。
その身体が浮かびあがりはじめる。
内側から感じられるのはその身体に他ならない。
なぜなら、それはあなたの内界だからだ。
目を開けると、肉体は地面の上に、 前と同じ姿でちゃんと坐っている。
幻覚を見ていたのだと決めつけてはいけない。
それは現に起こったことだ。
あなたは少し浮かびあがったのだ―― ただし、第一身体ではなく第二身体が。
肉体が絹か宝玉のようにまばゆく輝きはじめる。
それと同時に、いつであれ地面から浮上したと感じるときには――まるで重力
がもはやあなたに影響を与えなくなり、別の法則が働きはじめたかのようだ
……私はその法則を「恩寵の法則」と呼んでいる。
法則のひとつは重力の法則であり、それはあなたを下に引きおろす。
私はもうひとつの法則を「恩寵の法則」と呼んでいるが、それはあなたを上に
引きあげる。
そして、遅かれ早かれ、科学はそれを必ず発見するにちがいない。
なぜなら、法則はすべて必ず正反対の法則によって補足されるものだからだ。
単独で存在しうる法則はない。
重力にはそれを補うものがあるはずだ。
昼には夜があり、夏には冬があり、男には女があり、愛には憎しみがあり、
生には死があり、<陰>には<陽>があるように。
だから、それとまったく同じように、もう一方の極を補い、補完する法則があ
るにちがいない。
その法則を私は「恩寵の法則」と呼んでいる。
それはあなたを上に引きあげる。
肉体が絹か宝玉のようにまばゆく輝きはじめる
、という体験が起こると、それと同時に……坐ったままでいるのがむずかしく
なり、 上に引きあげられるような感じがする。
(´・(ェ)・`)
(つづく)
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