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鬼和尚の仏教購読会 別館
171
:
避難民のマジレスさん
:2018/12/29(土) 01:38:00 ID:LC3de7YgO
>>169
黄金の華の秘密
スワミ・アナンド・モンジュ訳
第三話 アニムスとアニマ(つづき)
より抜粋
女性原理は物質に根をおろしている。
肉体に根をおろしている。
だが、男は夢を見る。
男は夢想家だ。
男性原理というのは夢見の原理だ。
男がどうしてあれほど月へ行くことに興味をもつのか女性にはわからない。
それはあまりに馬鹿げて見える。
何のために?そこで何が手に入るというのだろう?
買物でもするつもりだろうか?
月へ行くぐらいならMGロード(和尚コミューンの近くの繁華街)に行ったほう
がましだ。
あんなところで何をするつもりだろう。
何のために?生命をかけてまで?
あまりにも馬鹿げて見える。
女たちはみな心の奥底では、男なんて子供みたいなものだということを知って
いる。
「遊ばせておけばいいのよ。行かせて、好きなことをやらせておけば」
男たちは愚かなことにかまけているのだということを女性はよく承知している。
フットボール、クリケットの試合---すべてナンセンスだ。何の意味もない。
あなたがボールを向こうに投げると、相手はボールをあなたの方に投げてくる。
そしてそれが延々と続けられる。
何の意味があるというのだろう?
女性は現実的で、地に足をつけている。
女性は現世的だ。
男性原理は大空のようであり、女性原理は大地のようだ。
男は未知なるものを夢見、計画を練り、望み、それにあこがれる。
男は冒険家であり、自分をとらえている夢にいつでも生命を賭ける用意ができ
ている。
男は目のなかに住み、女は耳のなかに住んでいる。
女たちがうわさ話をしたがるのはそのためだ。
うわさ話が楽しくてしかたがない・・・二人の女がうわさ話をしているのを見
れば・・・彼女たちはたいへんな歓びに包まれているかのようだ。
こんな話を聞いたことがある。
あるとき中国で競技大会があった。中国一の嘘つきを決める大会だ。
たくさんの人々がやってきて、たくさんの嘘をついたが、優勝したのは「公園の
ベンチに二人の女が三十分も黙って座っているのを見た」と言った男だった。
彼が優勝した。まさにありえないことだったからだ!
女性ゆえに、堕落が、原罪が生まれた。
蛇はまずアダムを試したにちがいない。
だがアダムは耳ではなく目だ。彼は狡猾な蛇を見抜き、こう言ったにちがいな
い。
「あっちへ行け。俺の邪魔をしないでくれ。俺には俺の夢があるんだ」
だが蛇はイヴをそそのかした。蛇は彼女に耳打ちをしたにちがいない。
「何をしてるんだい?ここに知識の樹があるんだ。神は君たちをだましている
んだよ。この樹の果実を食べたら、君たちは神と同じように不死になるんだ。
この樹の果実を食べたら、神が知るすべてがわかるようになるんだ。君は全知
全能であまねく存在するようになるんだよ」
女性は当然好奇心に駆られた---「すごく耳よりの話じゃないの」と。
蛇は彼女を説き伏せた。蛇は最初のセールスマンだった。
(´・(ェ)・`)
(つづく)
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