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鬼和尚の仏教購読会 別館
169
:
避難民のマジレスさん
:2018/12/28(金) 02:37:06 ID:LC3de7YgO
>>167
黄金の華の秘密
スワミ・アナンド・モンジュ訳
第三話 アニムスとアニマ(つづき)
より抜粋
女性みずからの本性に従うべきだし、みずからの魂に耳を傾けるべきだ。
女性は異なる波動をかもしだしている。
女性にはこの世で果たすべき別の働きがあり、別の天命がある。
男に追従し、男の真似をしていたら、女性は自分を見失ってしまう。
自分を見失えば見失うほど、みずからの実存から根こそぎにされてゆく。
まがいもの、造りもの、人工的なものになればなるほど、彼女はますます死に
物狂いになってゆく。
女性解放運動に携わる女性たちが激怒し、絶えず憤慨しているのはそのためだ
。
憤慨するのは彼女たちが欲求不満を感じているからだ。
彼女たちはなりたいものになっていないし、またなることはできない---それは
本性に反しているし、またなる必要もない。
肉体のなかには魄アニマが存在する。
魄アニマは女性(陰)であり、意識の基体である。
「意識の基体」という言葉に瞑想するがいい---意識の土台そのもの。
それは意識そのものではなく、意識の住処スミカだ。
けれども、これとともに魂アニムスが存在し、そのなかに精神が潜んでいる。
アニムスは男性原理、<陽>だ。
魂アニムスは両目のなかにあり、ものを見、夢を見る。
女性原理は肉体のなかに住んでいる。
それはきわめて物質的だ。
女性がつねに物質主義的なのはそのためだ。
彼女たちが尊重するのはきわめて実用的なものであり、彼女たちはきわめて現
実的だ。
いつかムラ・ナスルディンが私に言っていた。
彼はけっして妻と口論しないそうだ。
私は彼に尋ねた。
「どうしてそんなことができるのかね?それは不可能に近い。まず無理だと言っ
ていい」
彼は言った。
「私たちはもうずっとうまく折り合いをつけていますよ。最初の夜にひとつの
原則を決めたんですよ。私たちはそれを守っています。その原則というのは、
細かなことは妻が決め、大きなことは私が決めるというものです」
私は尋ねた。
「細かなこと、大きなことというのはどういう意味かね?」
彼は言った。
「たとえば、どんな車を買うか、どんな家に住むか、どんな学校に子供たちを
入れるか、どんな食事をするか、どんな服を買うか---こういった細かなことは
妻が決めるんです」
私は言った。
「で、君は何を決めるんだい?」
彼は言った。
「神は存在するかどうか、天国や地獄はあるかどうか---こういった大きな問題
は私が決めるんです。とにかくこの原則は申し分のない効き目を表しています
よ。彼女は大きなものごとにけっして口をはさまないし、私も細かなことには
けっして口をはさまない。私は私の世界の主人だし、彼女は彼女の世界の主人
です。互いの世界を侵すことはありません」
(´・(ェ)・`)
(つづく)
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