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鬼和尚の仏教購読会 別館
158
:
避難民のマジレスさん
:2018/12/24(月) 08:27:07 ID:LC3de7YgO
>>157
黄金の華の秘密
スワミ・アナンド・モンジュ訳
第三話 アニムスとアニマ(つづき)
より抜粋
<一なるもの>は不可視のままだ---神が目に見えないのはそのためだ。
目に見えるものとなるため、<一なるもの>は二つにならなければならない。
黒板に白いチョークで書かなければならない。
そうしてはじめてこれらの言葉は目に見えるようになる。
存在するために、人はコントラストを必要とする。
昼間は星が見えず、 夜間に見えるのはそのためだ---夜の暗闇が背景となってい
る。
昼間でも夜と同じ数だけ星はある---星はどこかへ行ってしまう わけではない
、どこにもゆくはずがない。
星は同じ位置にある。
夜になるとやってきて、昼になるとどこかへ姿を隠すというわけではない。
星は同じ位置にあるのだが、昼間はコントラストが欠けている。
だから星を見ることができない、それは目ではとらえられない。
神は不可視だ。
神は二つに、男と女にならなければいけない。
物質と精神にならなければいけない。肉体と魂にならなければいけない。
これとあれにならなければいけない。二つのものだけが目に見えるからだ。
世界は”二つのもの”から成り立っている。世界は二元的だ。
この二元性を<一なるもの>のなかに消し去らせることができるなら、そのとたん
に、あなたは目に見えなくなる。
この言葉には深い含みがあるが、それはあくまでも隠喩だ。
老子の姿が見えなくなるとか、私の姿が見えなくなるという意味ではない。
あなたがたはずっと私を見ているが、それでも こ の 私 を見てはいない。
その部分は不可視のものになっている。
内側では両極が消え失せ、二元性はもはやそこにはない。
二元的なものだけが見ることができる。
非二元的なものは目に見えなくなる。
神は二つにならなければならない。
そうしてはじめてゲームが、遊戯が可能になる。
古代インドの聖典には「彼は深い孤独を感じた」と書かれている。
「彼」とは神のことだ。彼は深い孤独を感じた。
彼は他者に恋い焦がれ、そのために二つになった。
彼は男と女になり、雌牛と雄牛になり、そしてその分裂が延々と続いてゆく。
森羅万象のすべてが性的だ。「性的」という言葉で私は二元性を意味している。
森羅万象のすべてが性的だ。いずれ科学は、男の惑星があり、女の惑星がある
ことを発見するだろう。
そうであって当然だ。古代の占星術はそう言っている し、私はそれにまったく
異論がない。
あらゆるものが二元的だ。
太陽が男性の象徴とされ、月が女性の象徴とされるのはそのためだ。
それは詩ではない。それは事実だ。
科学はまだそれを発見していないかもしれないが、そうであるにちがいない。
あらゆるものが二元的だとすれば、例外などひとつもありえない。
女性あるいは男性に惹かれることで、人は人としての姿を取り続けている。
さあ、これでなぜ、いつの時代にも偉大な神秘家たちが性超越の方法を説いて
きたかが理解できるだろう---性を超越しないかぎり、神への参入は起こらない。
性を超越しないかぎり、けっして”二”の超越は起こらない。
人は二元的な世界につながれたままだ。
”世界”とは姿を顕した神のことであり、 ”神”とは再び姿を潜めた世界のこ
とだ。
それもまた二元に---姿を顕した状態と姿を潜めた状態に分かれている。
(´・(ェ)・`)
(つづく)
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