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鬼和尚の仏教購読会 別館

150避難民のマジレスさん:2018/12/21(金) 06:16:50 ID:LC3de7YgO
>>148
黄金の華の秘密
スワミ・アナンド・モンジュ訳
 
第三話 アニムスとアニマ(つづき)
 より抜粋

ときとして、ごく単純なメッセージが人を変容させることがある。
だが、あなたはそれを生きなければならない。
生は死があるがゆえに存在する。 死は生に強烈さを与える。
死は生に挑みかけてくる。
生きるように、それも最大限に、最善を尽くして生きるように 人を奮い立た
せる。
というのも、誰にもわからないからだ---明日などないかもしれない。
死はつねに人を奮い立たせている。
生きるように、全身全霊で生きるように駆り立てている。
だとすれば、死は生の敵ではなく友だ。
対極をなすものはすべてそうだ。
否定と肯定、愛と憎しみ、美と醜さ、昼と夜、夏と冬。
男と女の場合にもそれは当てはまる。
男は女なしでは存在しえない。
女は男なしでは存在しえない。
それらは弁証法的なプロセスの一部だ。
これら二つの極のあいだには、魅惑と反発の両方がある。
魅惑と反発は切り離すことができないからだ。
人が女性、あるいは男性に惹かれながらも 同時に反発を感じるのはそのためだ。
あなたの一部はその女性と一緒にいたがり、 あなたの一部は独りでいたがる。
あなたはいつもためらっている。
女性、あるいは男性とともにいると、独りでいる自由にあこがれはじめる。
突然、むしょうに独りに、自由になりたくなる。
だが、この自由でいたいという欲求がどこから来るのかわからない。
相手の男性、あるいは女性がそれを喚び起こしている。
相手から離れたとたん、この欲求、このあこがれ、 独りでいたいというこの大
きな渇望は消え失せてしまう。
そうなったら、あなたは驚く、本当に驚く。
独りでいると寂しいだけだ。
あなたは予想していた喜びを感じない。
自由はどこにも見当たらない。
自分を取り巻く寂しさに気付くだけだ。
あなたの全存在が冷たくなり、凍りつき、暗くなる。
再び誰かと一緒にいたいという欲求が生まれる。
あなたは今度は愛を、ともにあることを渇望する。
これが男と女のあいだにある問題だ。
彼らは惹かれながらも反発する。
一緒になりたいのだが、一方では相手に頼らず、離れて、独りでいたい。
男と女のあいだに絶え間ない葛藤があるのはそのためだ。
結婚とは愛と憎しみの関係、魅惑と反発の関係、魅惑と反発の関係だ。
(´・(ェ)・`)
(つづく)


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