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鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ 4

679避難民のマジレスさん:2019/03/03(日) 22:47:45 ID:LC3de7YgO
>>677
『I AM THAT 私は在る』
【82 絶対的な完成は今ここにある】(つづき)

 質問者 あなたの住処は神のなかにあるのでしょうか?
 マハラジ
 ある神を愛し、礼拝することもまた無知なのだ。
 私の家は、いかに高尚なものであろうとすべての概念の彼方にある。
 質問者 しかし、神は概念ではありません! それは存在を超えた実在です。
 マハラジ
 どんな言葉でも好きなように使うがいい。
 何であれ、あなたの考えることを私は超えているのだ。
 質問者 ひとたびあなたの家を知ったのなら、なぜそこに住まないのでしょ
     うか? 何があなたをそこから連れだしたのでしょうか?
 マハラジ
 集合的な存在への愛から、人は生まれる。
 そしてひとたび生まれたなら、人は運命に巻きこまれる。
 運命とは、成ることから分離できないものだ。
 特定のものに成ろうとする欲望が、個人的な過去や未来といったすべてを含
 んだ個人にあなたを仕立てあげるのだ。
 ある偉大な人物を見てみなさい。
 何と素晴らしい人物だったのだろう!
 だが、何と彼の人生は困難に満ち、その成果はかぎられたものだったろうか。
 何と人の人格は完全に依存したものか。
 そして何と世界はそれに無関心なのだろうか。
 そしてそれにも関わらず、私たちはそれを愛し、その取るに足らない無意味
 さゆえに、それを保護するのだ。
 質問者 戦争が起こっています。そこには混沌(こんとん)があり、あなた
     は食物供給センターを監督するように頼まれます。あなたは必要と
     されるものを与えられ、それはただ仕事を通して得るということが
     らにすぎません。あなたはそれを拒絶するでしょうか?
 マハラジ
 働くか、働かないかは私にとって同じことだ。
 私は監督するかも、しないかも知れない。
 そのような仕事には、私よりふさわしいほかの者たちがいるかもしれない。
 例えば本職の飲食店業者のように。
 だが、私の態度は異なっている。
 子供の誕生を祝わないように、私は死を災難としては見ないのだ。
 子どもは困難のなかへと生まれてきた。
 死者はそれから立ち去るのだ。
 生命への執着は不幸への執着だ。
 私たちは私たちに苦痛を与えるものに執着するのだ。
 私たちの本性とはそんなものなのだ。
 私にとって、死の瞬間は恐れではなく祝福の瞬間だ。
 私は泣いて生まれてきた。
 私は笑って死ぬだろう。
 質問者 死の瞬間における意識の変化とは何でしょうか?
 マハラジ
 どのような変化を期待するというのだろう?
 フィルムの投影が終わったとき、後に残るのはそれがはじまったときと同じ
 ものだ。
 あなたの誕生以前の状態は、またあなたの死後の状態なのだ。
 もしあなたが覚えているとすればだが。
 質問者 私は何も覚えていません。
 マハラジ
 なぜなら、あなたはけっして試みたことがないからだ。
 それはただマインドの波長を合わせる問題なのだ。
 もちろん、それには訓練が要求される。
 質問者 なぜあなたは社会活動に参加されないのでしょうか?
 マハラジ
 だが、私はほかでもないそれだけをいつもしているのだ。
 どんな社会活動を私にしてほしいと言うのだろう?
 寄せ集めの仕事は私のものではない。
 私の立場は明らかだ。
 分配するために生産しなさい。
 あなたが食べる前に食事を与えなさい。
 あなたが取る前に与えなさい。
 あなた自身のことを考える前に、他者のことを考えなさい。
 分かちあいに根ざした非利己的な社会だけが、安定した幸福な社会なのだ。
 これは実質的な解決法にすぎない。
 もしあなたがそれを望まないのなら闘うがいい。
 質問者 それはすべてグナ(属性)の
問題です。タマス(受動性)とラジャ
     ス(活動性)が支配するところでは、争いは避けられません。サッ
     トヴァ(純粋性)が支配するところには平和があるでしょう。
 マハラジ
 あなたの好きなように表現するがいい。
 それは同じことだ。
 社会は動機によって構築されている。
 根底に善意を敷きつめなさい。
 そうすれば、特別な社会事業家は必要なくなるだろう。
(´・(ェ)・`)
(つづく)


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