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ID再考 & 科学と疑似科学とを判別する
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ようやく具体論に入りましたね。これで議論が進むでしょう。
>波動説は回折等、波動性が観察実験されてのものです。
そう。回折現象の他にも、光同士が交差すること、屈折・分光が起こることが知られていました。しかし、その解釈は、その時代の人の視点で行わねばなりません。
私たちが読む歴史では、最初に発見された回折現象は、17世紀のグリマルディの観察となってます。しかし、それが回折だと、ただちに納得されたのではありません。
観察されたのは、狭い隙間を抜けた光が広がる現象です。たしかに波で起こりますが、ものに衝突して軌道が変わるのは粒子も同じで、跳ね方がランダムならやはり広がるでしょう。ニュートンは、グリマルディの観測結果を知っても、粒子説への支持を変えませんでした。グリマルディの観察は、それを回折と解する人も、解さない人もいた、ということです。
一方、光の回折は起こらない証拠もあり、支持を集めたのはこちらでした。光が作る影の輪郭がくっきりしてることです。回折現象は水面波や音で知られてましたが、もし光でも起こるなら、影の輪郭はぼやけるはずで、そうならないのが、粒子説の根拠の1つとされました。(今の私たちは、輪郭がぼやけないのは、光の波長が数千分の1ミリしかないからだと知ってます。でも、昔の人に、そんな細かい波は想像できませんでした。光速度の巨大な値を考えれば、1秒に10¹⁵回程度の振動をすることになるが、どんな物質にそんなことが可能でしょうか。)
光が交差する現象も、光の屈折も、当時は、波動の特徴かもしれないが、粒子でも起こりうると考えられました。ちなみに今の私たちは、中性子やニュートリノのような、交差するようにみえる粒子を知ってます。屈折による分光だって、異なる色の光の粒子が、ガラス中の速度変化に差があれば起こると、説明されました。
つまり、波動の特徴にみえる事象も、実は粒子でも説明できると考えられたわけです。今の私たちが、それらを波動の特徴としか思わないのは、後世の、あと知恵というものです。
では、粒子説と波動説の優劣を決める条件は他になかったのでしょうか? それがあったのです。
当時の光波動説には巨大な矛盾がありました。媒質問題です。これも、光は電磁波つまり電磁場の強さが振動する「媒質のない波」と知ってる今の私たちには、当時を想像するのが難しいのです。しかし1820年代にファラデーが電磁場を発見するまで、媒質のない波なんて根源的な矛盾でした。なにしろ振動する実体がないのだから、空気のない風、水のない雨みたいなものです。だから、正体不明で観測もできない「エーテル」なる物質があることにされましたが、>>22で説明したように、複屈折や光速度という、致命的と思える矛盾があったのです。
これほどの反証があれば、回折、交差、屈折など、波動的にみえる事象があったとしても、波動以外の理由を求めるのが、合理的ですよね。そして実際に求められました。繰り返します。観測事象は、粒子説、波動説のどちらでも説明可能でした。両説の違いは、粒子説なら媒質問題の矛盾から解放されるが、波動説は矛盾に囚われたままということです。
おそらく、あなたの主張は、IDの特徴といわれる事象でも、自然選択で説明が可能なら、IDなど持ち込むべきでない、というものではありませんか? ぜひ同じロジックを使ってください。粒子でも説明可能なら、こんな矛盾がある波動説など、持ち込むべきでないことになるでしょう。
光の波動性が間違いなく認められるのは、スクリーンに縞模様を作る、1801年の2重スリット実験を待たねばなりません。これこそ、粒子では絶対におこりえない、エーテルの矛盾すらも押さえつけて、波動性を万人に突きつける証拠だったのです。
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