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ID再考 & 科学と疑似科学とを判別する

329Ken:2024/04/04(木) 21:43:21 ID:j5b29EhE
「矛盾」に関して、

>‘当時は”明らかになっていません。後知恵です。歴史学者の誤謬です。
>それに現代もなぜそうなるかは明らかではありません。繰り返しますがそう思うなら具体的に説明してご覧なさいな。無理ですから。

「矛盾」という言葉を誤解しておられます。あなたは、ある観察事象があり、原理が未解明の場合を矛盾というのですよね。それは矛盾ではありません。量子の二重性も、光速度の一定も、観察事象として一貫してるからです。>>255では、量子の二重性を認めるのに、

>エーテルに関しては許さない理屈が通りませんね。

と言われました。なぜ、量子の二重性は認めるが、エーテルは認めないのか。理由は以下のとおりです。注意して、思い込みを排して、読んでください。

粒子と波動の二重性は、それが成立する条件(量子レベル)と成立しない条件(量子より大きなレベル)が分けられており、両方の観測事象が整合できるのです。

よろしいですか。二重性が成立する法則と、成立しない法則は、適用範囲が異なり、それを分ける基準が、量子レベルか否か、「∆x∆p = ħ/2」の∆xと∆pを無視できるか否かです。この基準自体が、再現性がある観測事象です。想像の産物ではありません。

なぜ「∆x∆p = ħ/2」なのかは未解明でも、「∆x∆p = ħ/2」に従うことは疑われません。どういう条件で二重性が現れるかは分かってるから、トンネルダイオードのような工学応用ができ、技術者は自分が設計した製品を、自信をもって送り出せます。動作を予見できるからです。

ところが、エーテルは、非常に硬い物質が空間を充たす、というだけです。

18世紀の波動理論では、光波動も、質量と弾性を持つ物質(エーテル)の振動なのです。ばねを伝わる波と同じです。質量と弾性をもつ物質なら、我々を含むすべての物体と変わりませんから、接触すると当然抵抗が生じます。ゆえに、エーテルが硬いことと、我々がエーテルの中を自由に動くことが、両立できません。

光が伝わる → エーテルは硬い
我々が動く → エーテルは柔らかい

もし「∆x∆p = ħ/2」と同様に、エーテルと他の物質を分ける基準があるなら、話は別ですよ。同じ「硬い物質」でも、我々に干渉する鉄と、干渉しないエーテルを区別する基準があるなら、矛盾ではありません。でも、そんな基準の存在を示す観察事象はありませんでした。

結局、その基準は19世紀に発見された電磁波が確立しました。光は媒質のない波であり、空間を充たす硬い物質が不要になりました。しかし、その知見がない18世紀のエーテル理論は、適用範囲を分ける基準もなく、「硬い」と「柔らかい」という、対立する事象を両立させていたのです。

これが、私がいう「矛盾」です。あなたがいう「矛盾」との違いが分かりますか?

理解の一助として、エントロピーの起源問題も説明します。これは、熱力学第2法則から出発して、ロジックを詰めてゆくと、矛盾を含む結論に達してしまうという、純粋な論理の問題です。しかし、今の我々が観測する事象は、1つの例外もなく第2法則に従うから、事象としての矛盾はありません。ファインマンたちが、論理矛盾を承知の上で、第2法則を支持する理由は、ここにあります。

粒子と波動の二重性:不整合に見えても、区別する基準があるから不整合ではない
熱力学第2法則:観測事象に不整合はない
エーテル:観測事象の不整合があり、区別する基準がない

ゆえに、エーテルのみが、私がいう矛盾なのです。

>自然選択や波動性などは性質やルールを表します。「自然選択としての観察事例」などは今も昔も未来も基本的に変わらない普遍的、必然的関係から導き出されたモノです。
>一方、品種改良はそれを行う生物などのシステムの存在を推測するモノで過去や未来に存在した、する可能性は否定できませんが、あくまで可能性だけです。

*自然選択が起こる条件があれば進化が起こる
*品種改良者がいれば進化が起こる

どちらも、再現性のある観測事象だからルールだと思いますよ。そして、どちらも過去に起こったことは、観測できません。

個別の進化が、どういう自然選択だったのか、それとも品種改良だったのかは、むろん可能性の話です。どうせ過去の進化の仮説は、可能性を論じるものです。羽ばたきながら木の幹を駆け上がる恐竜が鳥に進化した、というのも可能性です。

16世紀の地動説と18世紀の光波動説は、問題の性質が異なります。この2つには、上記のような物理レベルの矛盾、つまり他の観測事象と両立できない問題があるが、品種改良にはそれがありません。1億年前に品種改良を行う生物がいても、それと両立できない観測事象はない、ということです。

そうなると、仮説の蓋然性は、IDより、地動説と光波動説の方が、相対的に低いという結論になります。




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