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科学と疑似科学とを判別する(2)
64
:
Ken
:2021/07/11(日) 20:55:23 ID:l3c2r2bk
この部分も明確にしておくのがよいですね。
>>61
>私は「質量が移動する∧質量が移動しない」について質問したのに、それには直接の答えはなく「光は粒子∧光は波動」の話に終始しているように思えます。
「質量が移動する∧質量が移動しない」が、矛盾ではなくなり、「P∧¬P」の事例でなくなったのは、「メカニズムを説明できないことを想定してもよい」という論点が現れ、「同じものは、同時に1つしか存在できない」という「法則a」が破れたからです。2つのものが観測され、
一方は昇る、他方は昇らない
一方は質量を移動させる、他方は移動させない
そして、その2つが実は同じものと判明すれば、「質量が移動する∧質量が移動しない」は実現したことになるでしょう。これは
>>43
で述べました。
「光は粒子∧光は波動」の話をしたのは、「メカニズムを説明できないことを想定してもよい」を前提にしなければ、どういう論理展開になるかを示すためです。この場合は、法則aが維持され、同じものは同時に1つしか存在できないのだから、「質量が移動する∧質量が移動しない」は実現できません。つまり。質量を移動させる粒子と、移動させない波動の両形態を、同じ光がとるのは不可能ということになります。
つまり、「光は粒子∧光は波動」は成立し得ないので、18世紀の光粒子説は光の波動性を否定することを、波動説はの粒子性を否定することを、それぞれの根拠にしたと、主張したかったのです。
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