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科学と疑似科学とを判別する(2)

463ゲジゲジ:2023/09/12(火) 21:24:44 ID:lE0u.s5s
 >[>>453]
 >問題点を明らかにするために、
 >類似例として>>411で、現在の物理学で認識されている4つの力を挙げました。
 >重力、電磁気力、強い核力、弱い核力です。
 >実在が確認されている力(相互作用)は、この4つだけです。

 >ですから、この世に存在する物体の間に、何らかの相互作用が働くなら、
 >この4つのどれか、または複合と考え、第5の力は想定しません。
 >どんな現象も、4つの力で説明するのが必要条件になります。


仰る類似例と基準2との、本質的な違いを理解してください。

もし仮に、4つの力の具体例がなかったら、どうなるでしょうか?
物理学で力は認識されていない、ということになります。この世に存在する物体の間に働く相互作用について、物理学では説明できない、ということになります。

ここに例えば「重力」という具体例が発見されて提唱されて、初めて「重力がある」という命題が成立します。そこに電磁気力、強い核力、弱い核力という具体例が追加されて、「重力、電磁気力、強い核力、弱い核力がある」という命題になります。

これに対して基準2は初めから「対立仮説の否定だけではダメ」という命題があります。そしてこの命題が世間に共有されているという前提があります。
この点が本質的に異なるのです。

繰り返しますが、この命題から「対立仮説の否定でなければ何でもよい」という論理的帰結が導かれます。ですから敢えて考察や解釈を加えて「対立仮説の否定以外の何か」の条件を主張しない限り、「対立仮説の否定以外の何か」は何でもよいのです。



 >同様に、地球の生物の遺伝子はA、C、G、Tという4つの塩基の配列で構成されるとなってます。
 >第5の塩基がどこにもないという証明はありませんが、あらゆる遺伝子をこの4つで説明するのが、
 >必要条件です。

同様に、もしA、C、G、Tという4つの塩基がなかったとすると、生物の遺伝子は塩基の配列で構成されるとは言えなくなります。実際にDNA塩基配列が発見される以前は、生物の遺伝子が何によって決まるのかは謎だったわけです。
タンパク質であると考えられたり、ダーウィンの時代には血液中に何らかの遺伝物質があると考えられたりしたようですが、とにかく遺伝子が何であるのかは分からなかったわけです。

4つの塩基配列という具体的な証拠が見つかって初めて、「地球の生物の遺伝子はA、C、G、Tという4つの塩基の配列で構成される」という命題が成立するのです。
これに対して基準2は、初めから「対立仮説の否定だけではダメ」という命題があるのです。




 >>天地創造論が自前の根拠を主張していないことには、同意されるのですか?

 >あなたの解釈でよいのです。
 >創造論には、ご自身が挙げられたストーリーがあることを、理解してください。

なぜ解釈でよいのですか?
私がどう解釈しようと、Ken様がどう解釈しようと、無関係ですよ。

事実として、創造論は「聖書が神の言葉だから、聖書に書かれた天地創造のプロセスは正しい」と主張していません。聖書が神の言葉であることが根拠だと主張していないのです。
いや、主張していると仰るなら、その主張している文章を提示してください、と申し上げていますが、Ken様からはそのような文章は提示されていません。
Ken様は、「主流」の天地創造論が聖書が神の言葉であることを根拠としていると仰っているのだから、本当にそのような根拠を主張しているなら、実際に主張している文章が2つか3つぐらいはすぐに出て来るはずです。

要するに天地創造論は、聖書が神の言葉であるという自前の根拠を主張していないのです。そして根拠として、対立仮説である進化論の否定だけを主張しているのです。これが事実です。



辞書の件はまた改めて・・・


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