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科学と疑似科学とを判別する(2)

411Ken:2023/07/18(火) 21:24:12 ID:ABfjcVWw
>「X ⊃ Y ⊃ A」が成り立つとき、
>Xの具体例としてAだけを提示するとXはYのことだと解釈することが世間で共有されているのか?

Xが根拠、Yが物証、Aが記録映像のことなのでしょうけど、肝心なことを思い出してください。あなたの主張は「根拠になりうるのは物証とは限らない」というものではありません。「物証のないストーリーが根拠たりうる」というものです。この2つのロジックは別のものですよ。下の例で考えてみてください。

今の物理学では、重力、電磁気力、強い核力、弱い核力という4種類の力が知られてます。17世紀に重力が、19世紀に電磁気力が、20世紀に強弱2種の核力が発見されてきましたが、この世で働く力はこの4つしかありえないのかと問われたら、そうだと答える人はいないはずです。

しかし、4つのどれでもない第5の力、たとえば念力、があるという主張がなされたら、それは完全に別の話で、念力が存在する根拠を示せという要求が来ます。そのとき「4つだけとは限らない」では根拠になりません。

それと同じです。ストーリーが根拠になりうるなら、その具体例を示すべきで、根拠は物証とは限らないと論じても仕方がありません。ここの論点がずれてるのです。

力が4つしかないという証明はできないが、確認される力が4つなのだから、今の物理学は、4つの力を前提に考察を進めます。同様に、根拠は物証に限るという証明はできないが、具体例が物証だけだから、物証という前提で議論を進めるのです。「念力」や「ストーリー」を持ち込むなら、その具体例が必要です。


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