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科学と疑似科学とを判別する(2)

109Ken:2021/08/03(火) 22:41:33 ID:l3c2r2bk
まず、議論全体の中での、4色問題の位置づけを明らかにしておきましょう。数学と自然科学の違いを表す例として、私が持ち出したことですが、本題である基準05とは、異なる点があります。

基準05への、私の問題提議は、「1+1=2」や「P∧¬Pは不可能」のように、証明された数理論でも、自然科学の実事象には、適用できるとは限らない。つまり、数学的証明は、自然科学的証明の、十分条件でない、というものです。

4色問題への、私の問題提議は、数学的に証明されなくても、事象観測に基づいて、自然科学的に証明することは可能。つまり、数学的証明は、自然科学的証明の、必要条件ではない、というものです。

このように、問題の性質が異なりますので、4色問題で得られた結論を、基準05問題に応用できることは限りません。4色問題は、参考情報として出したもので、基準05問題の結論を得るには、基準05を論じる必要があります。

ですから、もし4色問題を追及するのなら、基準05問題に、どのように応用できるか、という点を考えてみてください。


まず、そう述べた上で、コメントしますが、>>107>>108を、もう少し詳しく説明を願えませんか?

ここで言われているのは、地図上の国の数が増えると、国の数が少ない場合の結論を適用できないということですか? ですが、100匹のネズミで得た結論を生物全体に適用するのはよくて、その理由は、ネズミも他の動物も似たような存在だから、というわけですよね?

ですが、地図上で塗り分ける国と、ネズミを含む全生物では、後者の方がはるかに多様で、何が起こるか分からないのではありませんか? 地図で塗り分ける図形は、どれほど複雑な形でも、すべて閉曲線で、どの境界線のどの1点に注目しても、反対側には1つの図形しかありません。トポロジカルに見た1つ1つの「国」には、結局のところ、その特性しかないのです。こちらの方が、データの中の各要素は、非常によく似たものの集まりに思えますが、どうでしょうか?


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