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科学と疑似科学とを判別する(2)

108diamonds8888x:2021/08/02(月) 05:46:38 ID:Qix9q/lA
>>93,>>96 【4色問題】
 こちらの説明の方がわかりやすいかも。

>それを証明とは認めないのが、数学です。数学と自然科学とでは、証明に要求されるものが、根本的に異なるのです。

 それとは、こんな方法ですね?いわゆる帰納法に当たりますよね。

  命題:全てのカラスは黒い
  自然科学的証明:十分な数のカラスを調べて黒かった。命題は正しい。

 [>> ]に書いた通り、帰納法がカラスの集団に適用できるのは、各カラスが似たようなものだということがわかっているからです。「全カラスが似たようなものである」という命題自体も完全な証明はできていないというか、似てなかったらそもそもカラスとは認定されないというか。

 でもね。1匹のカラスと10匹のカラスと10万匹のカラスでは、同じとはみなせないですよね? 例えば人に与える脅威が段違いでしょ? 自然界で消滅する確率も段違いでしょ? たがらこそ動物は群れるんだしね。群れの社会構造も違ってきますよ? これは自然科学の対象でしょ?

 同様に、10個の国からなる地図の塗り分けを調べる困難さと10万個の国からなる地図の塗り分けを調べる困難さとは全く異なります。これも具体的な地図というものを扱うから自然科学の対象でしょ?

 1匹のカラスの性質を調べるという問題と、1匹のカラスと10匹のカラスと10万匹のカラスとを比べて何が違うか何が同じかを調べるという問題とでは、全く性質が異なることはわかりますよね? 4色問題は後者に似ていて、前者とは質が異なるのです。最初から、似ていないことがほぼ確実なもの同士の違いを比較検討するという問題ですから、帰納法が使えないのです。

 自然科学だからとか数学だからという違いのせいではないのです。


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