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福島の甲状腺がんの諸問題の考察〈おもに過剰診断と検診有効性〉

825NATROM:2018/09/16(日) 09:43:11 ID:9GSsx8w2
>>738
>検診を行わなかった場合の死亡率って高いんですね。これが本当ならば検診を止めるなんてとんでもないですね。

それは死亡率ではなく生存率では。本当に、この辺基本ですよ。典型的な誤解です。同じところをグルグル回っています。がん検診の疫学について書かれた本をきちんと読んで理解していただけたら、ものすごく助かるのですが。


>>752
>・被曝が無ければ癌は見つからない

反論済みです。>>649を参照


>・小児甲状腺癌の予後は悪い

悪性腫瘍の中ではけっこう予後はいいほうですし、よしんば小児甲状腺がんの予後が悪いとして、それは自覚症状を呈した甲状腺がんのことで検診で発見された小児甲状腺がんに適用はできません。そもそも予後は悪さと検診の有効性とは別の話です。30歳代の乳がんの予後も悪いですが、検診は推奨されていません。被ばくがどうとか言いそうですが、相対リスクの上昇と検診の有効性も別です。

※そもそもなんで1980年ごろの数字を出してくるんだろう?40年ぐらい前の話ですよ?


>・小児の甲状腺腫は成人と比較してきわめて高率で癌。

そうなのでしょうね。成人には甲状腺腫を来す良性の疾患が多いというだけの話でしょう。ここでの議論と無関係です。


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