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福島の甲状腺がんの諸問題の考察〈おもに過剰診断と検診有効性〉
573
:
NATROM
:2018/07/31(火) 11:32:11 ID:RzTrYzBo
>>561
>>検診を行えば、行わない場合と比較して、反回神経麻痺は減るのですか?
>被曝量が多いほど減るんじゃないですかね。
どれぐらい減りますか?減るというエビデンスはありますか?韓国では増えましたよ?エビデンスはなく、なんとなく「減るだろう」で医療介入していいんでしょうか。
>過剰診断しなければ早期発見は死亡するリスクを減らす行為だからです
たぶん、PASSさんの最大の誤解はここです。無条件に「早期発見は死亡するリスクを減らす」とお考えなのでしょう。特に症状のない人が対象のがん検診においては、「早期発見は死亡するリスクを減らす」かどうかは個別に検証しないとわかりません(たとえば「50歳代の女性に、マンモグラフィーによる乳がん検診を行うと、行わない場合と比較して、乳がん死のリスクを減らすか?」)。既に述べましたが、がん検診によって「早期発見は死亡するリスクを減らす」がん腫のほうが少数派です。
●(過剰診断があろうとなかろうと関係なく)検診によるがんの早期発見は死亡するリスクを減らすとは必ずしも言えない。減らすがん検診もあれば減らさないがん検診もある。
とても大事なところです。
そして直観的に一般の人にはわかりにくいので、専門家との意見の乖離が生じる原因になっています。とにかく、ここを理解しましょう。
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