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福島の甲状腺がんの諸問題の考察〈おもに過剰診断と検診有効性〉
257
:
NATROM
:2018/07/02(月) 22:06:44 ID:9GSsx8w2
>>248
>そういう意味でいうと「検診の害」で恒常的なものって何かありますか。
あるに決まっています。甲状腺の手術を受けると一定の割合で反回神経麻痺や副甲状腺機能低下症が起こります。心理的な要因に限っても、心理的ストレスは心血管系疾患や自殺の誘因になります。がんと診断された人に自殺が多いのはよく知られたことです。よく「甲状腺がん死を減らせないとしても甲状腺の機能維持ができるという点で検診はメリットがある」などいう誤解がありますが、がんと診断されたことによって1例でも自殺が誘発された時点で、甲状腺の機能維持というメリットなんて吹っ飛びます(検診で甲状腺の機能維持ができるというエビデンスなんてなく、むしろ検診が甲状腺全摘を増やすという可能性すらあるんだけど、それはそれとして)。
とてもびっくりしたので、念のため確認します。
Q-12 nagayaさんはこれまで「検診の害」で恒常的なものがあるという認識をお持ちでなかったのですか?
>ワクチンと検診は問題を同一化できません。
ワクチンと検診は問題を同一化できなくてもいいですから、以下の質問にお答えください。
Q-9 甲状腺がんの進行やがん死を予防すると称するワクチンがあるとして、そのワクチンの有効性がまったく証明されていないばかりか、成人の場合はかなり副作用があることが既知である場合に、「公害の場合は一人の死亡も出さないという覚悟が必要だ。だから甲状腺ワクチンを使おう」という主張は、合理的ですか?
Q-9' 甲状腺がんの進行やがん死を予防すると称する医療介入Xがあるとして、その医療介入Xの有効性がまったく証明されていないばかりか、成人の場合はかなり副作用があることが既知である場合に、「公害の場合は一人の死亡も出さないという覚悟が必要だ。だから医療介入Xを使おう」という主張は、合理的ですか?
※「ワクチンと検診は問題を同一化できない」といった主張が的外れであることを明瞭に示すのが質問の目的の一つなのです。
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