したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。

科学と疑似科学とを判別する

561ゲジゲジ:2020/01/12(日) 19:07:00 ID:eDATlM6A
今さらですが、新年おめでとうございます。
久しぶりにヨコから失礼します。


diamonds8888xさま
kenさまの質問に、もう少しストレートに答えてみます。
必要に応じて活用して頂ければ幸いです。


******本文ココから***********************
 >>560
 >肝心なのは、基準05で疑似科学と判定される理論の具体例です。

例えば、以下の3つを組み合わせた理論です。
 ・光は波である
 ・光は粒子である
 ・波と粒子は背反関係にある

または、以下の3つを組み合わせた理論です。
 ・光は波である
 ・波には媒質がある
 ・光には媒質がない

あるいはまた、以下を組み合わせた理論です。
 ・瘴気に当たるとペストに感染する
 ・瘴気に当たるとペストを防げる

 >>78
 >ひとつヒントですが、具体的に反証ないし証明しようとする場合には、それは複数の理論を合わせたものであることが多いのです。
これは基準1「反証可能性」についてのコメントですが、科学という営みが仮説(理論)の提唱と検証の繰り返しである以上、他の基準においても同じ事が言えるでしょう。




 >〜矛盾を解決する理論は必ず存在する〜という大前提から出発するのであれば、
そうではなくて、【矛盾を含む理論は間違いなので排除する】です。

なぜなら
 >>472
 >>1.「正しい科学の基準」を設置する目的はなにか
 >「再現性をもって、事実を正しく予測できる理論」に当てはまらない理論を振るい落とすための基準として有効だからです。
 >いわゆる一次スクリーニングのためです。

矛盾「P∧¬P」を含む理論は「再現性をもって、事実を正しく予測できる理論」に当てはまらないので、矛盾を解決する理論が見付かるかどうか、存在するかどうかに関わらず、排除されねばなりません。

******ひとまずココまで***********************


******本文その2ココから***********************

では、なぜ「P∧¬P」を含む理論は間違っていると断言できるのか?

そもそも理論とは何かと言うと、
 >>55
 >理論の例は、落体の法則、万有引力の法則、子は親に似る法則など、多数の似たような事実に共通なことを述べたものです。
 >これにより、未知の事実の予測や推測ができるのが理論です。
 >その予測や推測が外れれば理論が間違っている可能性が高くなります。
 >理論の検証とは概ね、未知の事実の予測や推測をして、その予測や推測が当たっているかどうかを検証するものになります。


では例えば以下の場合・・・

1.光は波である
2.光は粒子である
3.波は質量が移動しない
4.粒子は質量が異動する
5.3と4から、波と粒子は背反関係にある
6.1と2から、光は波であって粒子である
7.3、4、6から、光の質量は移動して移動しない(即ち「P∧¬P」)

さて7「光の質量は移動して移動しない」は、1〜4を組み合わせた理論から必然的に導かれる理論であると同時に、必然的に導かれる【予測される事実】です。
従って、光の質量が【移動して移動しない】事実が確認されれば、上記の理論は正しい事が証明されるわけですが、【移動して移動しない】事実など、絶対にあり得ません。

考えてみてください。
「移動する」事が観察されたら、それは【移動して移動する】です。
「移動しない」事が観察されたら、それは【移動しなくて移動しない】です。
もし、「ある場合に移動して、別のある場合には移動しない」事が観察されたなら、それは【ある場合は移動して移動する、そして別のある場合は移動しなくて移動しない】です。
決して【移動して移動しない】が観察される事はあり得ません。


つまり矛盾「P∧¬P」となるような事実はあり得ないのです
その様な【あり得ない事実】を必然的に予測してしまった時点で、その理論は「再現性をもって、事実を正しく予測できる理論」ではあり得ないのです。

******ココまで***********************


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板