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科学と疑似科学とを判別する

541Ken:2019/11/12(火) 23:27:05 ID:KBz.PgiU
>>539
>> B:瘴気に当たるとペスト感染を防げる
>> という仮説を立てるしかありません。
>まさか。2つの実験では何らかの条件が異なっていたと疑うのが普通でしょう。

もちろん誰でもそう疑うことでしょう。でもいくら考えても何が異なっているのか分からない時に、どのような結論を出すべきかというのが私の問題提議です。筋が通った理論は、いつも必ず見つかるという保証はありません。謎が謎のままという状態が何十年も、あるいは何百年も続くことがあります。そして、diamonds8888xさんが唱える「基準」とは、そういう時でも、正しい科学的アプローチと正しくない(疑似科学的)アプローチを区別するのではありませんか?

>すなわち19世紀の時点で、(粒子説∧波動説)が成立するという根拠(観測事実ではなくても上記のような概念変化でもいい)を示さずに(粒子説∧波動説)を主張すれば疑似科学と呼ばれても仕方ないでしょう。しかし例えば現代の量子論のように粒子や波動の概念を変えたうえで主張すれば、別に疑似科学にはなりません。それなりの根拠も示さずに定説に反対しても相手にされないのは現代と同じです。

再度整理した上でお尋ねします。

>>537で述べたように、古典力学では、質量移動が起こる粒子説と、質量移動が起こらない波動説は、理論的な背反関係にあります。ところが実際の光(電磁波)を観察すると、粒子・波動両方の特徴を示すのです。

波動としては、>>528で列挙したような、ドップラー効果から干渉縞にいたる諸特徴が確認されていました。また理論的にも電磁波は音などと同じ波動方程式(∂²u/∂t² = c∂²u/∂x²の形)に従い、それから算出された伝播速度が光速の観測値と一致しました。つまり光は波であり、上記の背反関係により、粒子ではありえません。

一方、粒子としての特徴には真空を伝わることがありますが、とにかくエーテルの存在を想定することで、決定的な矛盾となるのは逃れていました。(何度か書いたように、19世紀の「場」理論が媒質問題に解答を与えるとは、私には思えません。)

しかし、より重要な粒子的特徴は光電効果です。最初に発見されたのは1839年、今と同じ形で確認されたのは1887年とウィキペディアに書かれています。これも何度か述べましたが、物体を押すというのは、粒子にしかできないことです。つまり、光は粒子であり、理論的な背反関係によって波ではありえません。

そうなると、古典力学の知識体系の中では、

1.まごうことなき波動としての特徴
2.まごうことなき粒子としての特徴
3.波動と粒子は背反関係としか結論しようがない理論

の3者がそろったとき、「P∧¬P」以外のどんな結論にいたりえますか?

>(Q≡¬P)をきちんと否定しなくてはいけないのです。

この場合「Q」とはどんな理論になるのですか?


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