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科学と疑似科学とを判別する

498diamonds8888x:2019/09/10(火) 05:35:59 ID:wuw.oCIY
>>496
 科学史に関する話の確認と検討に時間がかかるのは当然でしょうが、[>>495]の2つの質問はKenさんの現状認識についての質問なのですぐ答えられると思いますので、こちらはYes/Noで早目に答えていただけると助かります。

 「〜電磁波は粒子であることが分かったので、媒質が不要になった[>>488]」との回答から見ると本気で「光は粒子でもあるから媒質はなくてもいい」という理論が現代の正しい理論として存在しているとお考えのようにも見えます。

 でもそんな理論はどこにもありませんし、まともな教科書にもそんな表現のあるものはないでしょう。現代の物理学では単に「電場と磁場以外の光の媒質という仮定は必要ない(*)」のです。

 実際、論理だてて考えれば「光は粒子でもあるから媒質はなくてもいい」という論理は、現代の量子力学の枠組みでは成立しません。
 
 2重スリット実験などを例に取れば、光子でも電子でもフィルムや2次元検出器に衝突する時は1点で検出されて粒子として振舞います。しかし放射源からスリットを通り検出器に達する直前までは波として振舞い干渉性を示すとされています。すなわち量子は、伝播している時には波として振舞い、検出器などと(つまりは何かの原子や分子と)相互作用するときには粒子として振舞うのです。伝播している時には波として振舞っている以上は、媒質は必要だということになるでしょう。


(*)私には神という仮定は必要ないのです。 by ピエール=シモン・ラプラス(Pierre-Simon Laplace)


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