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科学と疑似科学とを判別する

488Ken:2019/09/02(月) 00:40:24 ID:CbSK8gT6
>>486

>今のKenさんの論法の中では現代の物理学における「場」の正体とは何だと考えるのですか?

尋ねられたことには回答しますが、このような質問の意味が分かりません。

19世紀の知識体系の中で、電磁波の媒質問題をどう考えるべきかという思考実験をしているのに、20世紀の知識を持ち込んだら、実験条件が変わってしまいます。その点を注意してください。

「20世紀に「場」がどう考えられたか、言い換えれば電磁波がどのように伝わると考えられたか?」

答えは、

〜電磁波は粒子であることが分かったので、媒質が不要になった

となります。

歴史的な経緯を語りますと、まず、光電効果が観測されていました。いろいろな金属に電磁波を当てると電子が飛び出します。なぜそうなるかを説明したのがアインシュタインで、1900年にプランクが提唱した量子の概念を用いた論文を1905年に発表しました。

つまり電磁波の量子つまり光子が金属中の電子に衝突して電子を押し出すというのです。これは光子が運動量をもつ粒子であることを意味します。古典力学的な波が何かを「押す」ことはありません。

これにより、電磁波が古典力学的な波動であるという前提が崩れ、ゆえに媒質の存在も不要になりました。「場」の正体はといえば、光子が空間を飛ぶことで、離れた位置の物体に影響を与える現象、となります。

>「場」の正体を明らかにした誰かさんの理論は、「19世紀の知見に従えば論理的に矛盾している」のでしょうが、そこのところを説明してください。

「矛盾」という表現が妥当とは思いません。19世紀には知られてなかった光子の存在が明らかになったのだから、19世紀とは異なる結論が導かれるのは当然です。

このような回答でよろしいでしょうか?

よろしければ、上に述べた20世紀の発見は忘れて、19世紀の知識体系の中で、媒質のない波という結論に到達できるか、についてお考えをお聞かせください。


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