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minglingましょう

17ニュッサ:2012/01/13(金) 06:19:09
>>16

おはようございます、暇人さん。

それは、良いところに目を付けられたと思います。

創世記の「神は、鼻の穴に、息を吹き込まれた。人は生きるものとなった。」
の「生きるもの」は、原語ではliving soulつまり「生きる魂」となったということ
です。

しかし、ここからが、
ニーとニュッサのグレゴリオスを初めとする教父では異なります。

ニー(その後継者としてのリーも)は、この魂を良くないものとして評価し、
(リーはさらに、魂をサタンの内在するところとしてみるが、ニーはそこまで
はしていないが、マイナス方向の評価には変わりない)

ニュッサのグレゴリオスを初めとする教父たちは、必ずしも、この魂をマイ
ナスには評価しない。むしろ、人間の構成の一部をなすものとして、プラス
に評価するのです。

さらに、三分説「霊・魂・からだ」のからだについても同様で、
ニーにおいてはからだの命は、バイオスという命で、それは旧創造の命と
してかろんじられています。

ところが、ギリシャ教父の影響を濃厚に受ける、東方キリスト教においては、
人はからだがなければ、メタノイアすることができず、からだなしの霊は、
不完全なものと考えられています。


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