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従軍慰安婦について

1憂国学生:2003/10/07(火) 07:15
慰安婦問題についてですが、軍が関与したかという一点につきます。日本軍が女性を強制的に連行し売春婦(売春婦)にしたという証拠はない。どう引っ張ってもないものはないのです。
軍が間接的に関与するのは当然でしょう。軍相手の公娼なのですから。
当時は貧しい百姓も多く、平時でも芸者に売られたりしたでしょうし、戦争中なら男がいないわけですから当然戦場に送られるわけです。朝鮮人もいたでしょうし
日本人の女性も比率はわかりませんが少なからずいたはずです。日本だけでなく世界中にある問題でしょう。慰安婦の存在をもってして日本の
戦争が汚れたものだったというのは作為的な非難でしかありませんし、事の本質を欠いた的外れな議論だと思います。
もちろん彼女たちの境遇には同情して余りあります。時代、貧困、戦争、そういう意味では彼女たちはその被害者なわけです。
しかしかわいそうな慰安婦の問題と日本軍の責任問題は分けて考えるべきでしょう。
もし日本の慰安婦制度が罰せられるとしたら、吉原を作れと指令したGHQ,満州、ベルリンで女性に暴虐の限りを
尽くしたソ連軍、そしてベトナム戦争時たくさんの子供を残していった韓国軍、おそらく全世界の軍隊が賠償しなくてはならなくなります。
第一時補償戦争に発展してしまいます。慰安婦謝罪派の人はそれでも良いとお考えですか。
世界中の軍隊がやっているから日本も良いんだというのも
オカシイかもしれませんが、日本だけ賠償するのも滑稽な話しでしょう。
この問題は性善説で語るのも嫌だし、性悪説で語るのも理不尽な気がします。
結局、国内の人権派左翼が煽っただけなのでは、確かに女性の人権の問題もあるが
いまさら議論としてはナンセンスだと思う。過去の問題に目を向けるのであれば現代の性犯罪や諸事情に目をむけるべきなのでは。
takaさん、貴方が立てると仰ったのに私が勝手に立ててしまいました。
気分を害されたらお詫びします。

52指環:2003/10/22(水) 22:35
 情けない「反論」ばかりですね(笑い)。

>hesomagari さん

>近代以降に置いて、ベトナム戦争当時、韓国軍が従軍慰安婦を置いていた話は、
>事実なのですが、これは、否定されるのでしょうか。

 ベトナム戦争での韓国軍は、従軍慰安婦を置くことを軍中央が企画・推進(即ち、
国策として推進)したものだったのでしょうか? もし、そうだったと仰るのでした
ら、根拠となる資料を提示してください。

>満州における旧ソ連軍兵士の、日本人女性への酷いまでの集団的暴行は、
>如何お考えでしょうか。

 中国東北における旧ソ連軍兵士の日本人女性への暴行は許せぬ戦争犯罪です。とこ
ろで、「満州」(中国東北)は日本の土地だったのですか?
 日中戦争では多数の中国人女性が自分達の土地に勝手に攻め込んで来た日本軍に強
姦されましたが、これについて貴方は如何お考えでしょうか?

>植民地の女性を大量に慰安婦にしたと言うことについて、証明をして頂ければ
>幸いです。

 大本営陸軍部研究班「支那事変に於ける軍紀風紀の見地より観察せる性病に就て」
という資料によれば、1940年までに性病にかかった中国出征軍人は1万4755
人であるとし、性病感染時の「相手女」は、朝鮮人が4403人(51,8%)、中
国人が3050人(36,0%)、日本人が2418人(12,2%)となっていま
す。

>夜叉さん

> 貴方は、今の韓国軍が従軍慰安婦を持っている事について何か意見はありますか?

 hesomagariさんへの上記のレスと同じ質問を貴方にも答えてもらいましょう。

> ちと別観念からつっこませてもらうが、生娘を娼婦にするのにどれだけの手間が掛
>かると思ってるんだ?
>まさか肉棒つっこみゃ簡単に奴隷になるとは思っちゃいないだろうな。なわけねー
>だろ。
>女性とちょっとでも付き合った事あるんなら、んなもん妄想の産物だってよーく判
>るぞ。
>大体は初めからプロを雇うものさね。

 未成年の生娘(中には初潮前の女性も)を「よい仕事がある」とか言って騙して慰
安所へ連れ込んで無理やり「慰安婦」にして、集団で強姦していたのです。

>ちなみに従軍慰安婦の構成は、日本人5・中国人2・朝鮮人2・その他1と言われ
>ています。
>おやおや、日本人が多いねえ。

 ↑この主張の根拠は何でしょうか? 根拠となる資料を教えてください。

53指環:2003/10/22(水) 23:00
>設楽さん

>キリスト教国家で売春をあまりいい目で見られないアメリカは自国の売春婦を使わ
>ずに女を現地調達して兵士の性欲のはけ口にしていますが、という事はアメリカは
>日本以上に「醜悪」ですね。

 アメリカが日本の「従軍慰安婦」と同じような制度を作ったことがあるのでしょう
か? そういう例があるのでしたら、教えてください。

>満州で日本人女性を犯しまくったり、ベルリン陥落時ドイツ人女性をレイプしまく
>ったソ連兵はもっともっと「醜悪ですね」(笑

 「満州」(中国東北)は日本の土地ではありませんね。独ソ戦争はドイツが旧ソ連
に対して始めた侵略戦争でしたね。
 日中戦争は日本の中国に対する侵略戦争でしたが、この戦争で日本軍は中国人女性
多数を強姦しました。さて、日本と旧ソ連と、どちらが醜悪でしょうか?

>という事は現在風俗産業で働いていて素人童貞相手に性行為をしている風俗嬢も
>「性奴隷」と認定しますか?

 現在ある風俗産業は「従軍慰安婦」制度のように国家機関が作ったものなのです
か?

>所で疑問なのは日本の「良心的」な人々は強制連行を問題にしてきましたが、それ
>が破綻すると今度は「強制性」なんて頭の中の問題、曖昧な事を問題にし出した。
>なんとも面白い。「強制性」なんて曖昧なものが通ったら日本は訴訟天国ですよ(笑

 では、貴方に答えてもらいましょう。「従軍慰安婦」には「慰安婦」を辞める
自由はありましたか? もし、辞める自由を保障せず、売春させていたのなら
強制売春(=強姦)となりますね。

>性病予防の薬を配給したりするのを直接運用と呼ぶのか知らんけど・・・。

 慰安所の運営規則も軍が作り、「慰安婦」の生活まで管理していました。例えば、
「慰安婦」の外出・散歩の厳重な制限を軍が行っていました。

>>これも間違いです。「従軍慰安婦」は公娼ではありません。当時の公娼制度の法
>令にも全く反する、非合法の私娼でした。
>
> そもそも「従軍慰安婦」なる軍属自体存在しませんよ(笑 従軍カメラマン、記
>者、看護婦、画家はいてもね

 反論になっていませんね。貴方に質問します。「従軍慰安婦」は当時の公娼制度の
法令上、適法だったのですか? 違法だったのですか? どちらだったのか、お答え
ください。

>慰安婦の殆どが日本人なんだが・・・。

 ↑この主張の根拠を教えてください。もちろん、根拠となる資料も挙げてください。

54指環:2003/10/22(水) 23:04
>設楽さん(続き)

>所で慰安婦が性奴隷ならなんで破格の給料が出たんでしょ?軍人より稼ぐ性奴隷っ
>て・・・。

 ほぉーっ、「破格の給料」が出たんですか。ちっとも知りませんでした(笑い)。
それで、どれくらい出たんですか? 根拠となる資料も含めて教えてください。もち
ろん、後でクズになるような「軍票」とかではないんでしょうね?
 それと、もう一つ、貴方に質問します。強姦犯が犯行の後、大金を置いて帰りまし
た。この強姦犯の罪はなくなりますか? なくなりませんか?

>ビルマで慰安婦やってた女性が日本の郵政省を訴えて「当時のお金で5万円(現在
>で数千万)」の保護を要求していたんですが、「進歩的メディア」は「性奴隷」の
>イメージが崩れるので報道しませんでしたな、そういえば・・・(苦笑

 ↑この事例は、智恵を働かせて、日本兵からのチップを軍事郵便貯金に預けた例で
すね。それで、結局、この元「慰安婦」は、預けた郵便貯金を下ろせたんですか? 
貯金残高は確認された筈でしたが・・・。

>国家犯罪というならレイパーソ連の方がよほど悪質だと思うが・・・(苦笑 自国
>が作ったシステム内で性欲処理をしようとした日本と、自国民は使わず現地調達、
>若しくは手っ取り早くレイプで処理したアメリカやソ連の類はどうなんでしょ・・
>・?なんかアンフェアじゃないですか?

 勝手に攻め込んだ他国の女性を強姦しまくり、それだけでは足りず、もっと効率的
に強姦しようと、慰安所を作り、植民地や占領地の女性を監禁して強姦し、それをど
んどんエスカレートさせていった・・・こんな国、近代以降、他にありましたっけ?

>ミッチナでは慰安婦達は、通常、個室のある二階建ての大規模家屋(普通は学校の
>校舎)に宿泊していた。それぞれの慰安婦は、そこで寝起きし、業を営んだ。彼女
>たちは、日本軍から一定の食糧を配給されていなかったので、ミッチナでは「慰安
>所の楼主」から、彼が調達した食料を買っていた。ビルマでの 彼女たちの暮らしぶ
>りは他の場所と比べれば贅沢ともいえるほどであった。 この点はビルマ生活二年目
>について特にいえることであった。食料・物資の配給量は多くなかったが、欲しい
>物品を購入するお金はたっぷりもらっていたので、彼女たちの暮らし向きは良かっ
>た。彼女たちは故郷から慰問袋をもらっ た兵士がくれる色々な贈り物に加えて、
>それを補う衣類、靴、紙巻きタバコ、化粧品を買うことができた。 彼女たちはビ
>ルマ滞在中、将兵と一緒にスポーツ行事に参加して過ごし、 また、ピクニック、
>演芸会、夕食会に出席した。彼女たちは蓄音機を持っていたし、都会では買い物に
>出かけることが許された。

 ↑これはビルマのミッチナで米軍が行った尋問報告に出てくる話ですね。この尋問
は、「楼主」の通訳を通じて行われました。この「楼主」は尋問の結果によっては戦
犯の問われる可能性があったわけですから、証言が歪められた可能性が高いですね。
少なくとも、↑の信憑性はかなり疑問です。それでも↑には「都会では買い物に出か
けることが“許された。”」とあり、買い物に出かけるのが許可制で本来は拘束され
ていたことなどが分かります。  
 ところで、この尋問報告には↓の記述もあります。

「多くの『楼主』は、食料、その他の物品の代金として慰安婦たちに多額の請求をし
たため、彼女たちは生活困難に陥った。」
 
 いかがですかな?

55蝉丸:2003/10/22(水) 23:35
最初の文に人を虚仮にした言葉を載せるのは無礼というものでは?

>「満州」(中国東北)は日本の土地ではありませんね。独ソ戦争はドイツが旧ソ連
>に対して始めた侵略戦争でしたね。日中戦争は日本の中国に対する侵略戦争でしたが、
>この戦争で日本軍は中国人女性多数を強姦しました。さて、日本と旧ソ連と、どちらが醜悪でしょうか?

独ソ戦は確かに独側からの侵略戦争ですが、初めが防衛戦争といっても、
敵を退けた後で敵国の領土に攻め込んだら、侵略ではないですかね?
侵略戦争で強姦したら醜悪であるってのはおかしいですよね?どっちも現地の女性を
強姦したといわれてますし、どっちが醜悪か?ってのは五十歩百歩の議論になるのでは?

>現在ある風俗産業は「従軍慰安婦」制度のように国家機関が作ったものなのですか?

国営ではないですが、風営法に基づいて役所が許可してますな。

56ROM者:2003/10/23(木) 00:03
横槍〜

>・・・後でクズになるような「軍票」とかではないんでしょうね?
後でクズになったらからこそ言えることで、
「当時」は立派な準貨幣価値ありますよ。
よって、軍票であったかどうかは問題ではなく、
給料が出たかどうかです。
「後出しじゃんけん」みたいなことですよ「後で」ってのはねw

>・・・預けた郵便貯金を下ろせたんですか?
ここも同じ意味合いで、
おろせたかどうかではなく、預金があったかどうかですよ。
ま〜おろせなかったらとしたら可哀相かもしれませんが、
国としては、いちいち対応もできませんしね。

情に訴えたところで、ドライな世界ですからw

57Doronpa </b><font color=#FF0000>(gX8zASqw)</font><b>:2003/10/23(木) 00:13
従軍慰安婦について論点をまとめると、大きく以下のようになるのではないでしょうか。

1:慰安婦は「強制連行」されたのか「自発的意志」で慰安婦となったのか?
2:強制連行されたのであるなら、それは誰が行ったのか?
3:慰安婦には給料は支払われなかったのか?
4:慰安婦達の日常の生活実態はどうだったのか?
5:旧日本軍は慰安婦・慰安所にどのように関わっていたのか?

58指環:2003/10/23(木) 00:25
>設楽さん

>待遇の相談などは朝鮮人(当時は日本人)同士じゃないと話にならんから人集めを
>してたのは朝鮮人自身なんだが・・・。

 では、「従軍慰安婦」制度をそもそも作ったのは誰ですか? 軍慰安所を利用した
のは誰ですか?

>憂国学生さん

>軍が強制連行してなかったら、何も問題ではないはずですが。

 では、貴方に答えてもらいましょう。ある男が女性を強姦するつもりだったが、そ
の意図は隠し、「家まで送って行く」と言って、女性を安心させて車に乗せました。
 これは“強制連行”ですか? 暴力的な強制連行とまでは言えないかも知れません
よね。
 ところが、この男は女性を家へは送らず、別の所に連れ込んで強姦しました。
 この場合、“強制連行”していないので、何の問題にもならないのですね? それ
とも、犯罪になるのですか? 是非お答えください。

>因みに小中校生の女の子を車で拉致して監禁すればこれは犯罪です。

 フィリピンでは15歳で「慰安婦」にさせられた例もありますが、これは犯罪にな
らないのですか?

>日本軍は戦後吉原を作れと指令したGHQのように
>相手国民の感情を逆なでするようなことはしませんでしたし

 敗戦直後の日本では一時期、進駐して来た連合国軍兵士のための慰安所が作られま
したが、これは日本政府が作ったものでした。連合国軍は短期間これを受け入れまし
たが、本国で問題となり、この慰安所は閉鎖となりました。
 GHQは、日本軍のように自ら進んで慰安所を作ったわけではありません。日本の
ように国策として「従軍慰安婦」制度を創設・推進したわけではありません。

>戦利品とばかりに
>戦場での女性への暴虐を容認しているソ連のような野蛮国でもありませんでした。

 戦利品とばかりに戦場での女性への暴虐を容認している・・・これは、正に中国戦
線での日本軍のことですね。当時の日本は、世界で最も野蛮な国でした。  

>あなたは満州やベルリンでの出来事をどう解釈しますか。

 「満州」(中国東北)は日本の土地ではありません。独ソ戦争は、ドイツの側が旧
ソ連へ攻め込んだことから始まった、ドイツによる侵略戦争です。つまり総体的に見
れば、加害者はドイツで、旧ソ連は被害者です。

>今も世界の紛争地で公然と存在する慰安婦をどう考えますか。

 旧ユーゴなどでの「民族浄化」やアフリカの一部でも軍が性奴隷を作り出している
例が見られます。しかし、これらの殆どは“内戦”です。
 他国へ侵略戦争を行い、その国の女性を「慰安婦」にした例は、ナチスドイツと日
本だけです。植民地の女性を「慰安婦」にしたのは日本だけです。

>チベット弾圧にはダンマリしている

 チベット弾圧にダンマリはしていません。でも、チベットの問題は中国の国内問題
でしょ?

>takaさん

> 第二次世界大戦時はどこの国も慰安所を作ってましたよ。

 それぞれの国がどのような慰安所を作っていたのか、根拠となるような資料も含め
て提示してください。

>ドイツ軍の慰安所が、降伏にともないアメリカに引き渡され、米兵が
>使用した事もありますし。

 ↑この例も、アメリカが自ら慰安所を作ったという話ではありませんね。

>慰安婦は当時の観念では問題ありませんでした。

 では、「従軍慰安婦」は当時の法律に照らして、適法でしたか? 違法でしたか?

59指環:2003/10/23(木) 07:01
>Doronpaさん

>1991年の資料についてですが、何かとんでもない誤解をしていませんか?
>この資料というのは、1938年陸軍が慰安所経営者を選定した記録です。

 貴方が仰っているのは「軍慰安所従業婦等募集に関する件」という陸軍省副官通牒
のことだと思います。これは「従軍慰安婦」制度への陸軍省の関与を証明するものと
して、日本政府の見解を変えることになった資料です。(なお、防衛庁図書館で発見
された資料はこれだけではありません。)

>そして、その経営者(主に朝鮮人や中国人)たちが、中国国内や、
>朝鮮国内で「慰安婦」を誘拐してきたため、それを検挙したとの記録でもあります。

 この通牒が問題にしているのは、日本内地のことだけです。中国国内や朝鮮のこと
は問題にされていません。また、この通牒は、慰安所経営者を選定した記録ではあり
ませんし、その経営者が「主に朝鮮人や中国人」との記述もありません。

>日本が誘拐されてきた慰安婦などを解放した事実が

 ↑こんなことも、この通牒には書かれていません。
 貴方、資料を読んだことってありますか?

>従軍慰安婦について論点をまとめると、大きく以下のようになるのではないでしょうか。
>
>1:慰安婦は「強制連行」されたのか「自発的意志」で慰安婦となったのか?

 「自発的意志」で「慰安婦」になったとしても、「慰安婦」を辞める
自由が保障されていなければ、強制売春(=強姦)です。

>2:強制連行されたのであるなら、それは誰が行ったのか?

 強制連行があろうとなかろうと慰安所で性行為を強要していたのなら
強制売春(=強姦)になりますぜ。

>3:慰安婦には給料は支払われなかったのか?

 「給料」をどんなに払おうと強制売春(=強姦)をやっていたのなら重大な
犯罪になりますが・・・。

>4:慰安婦達の日常の生活実態はどうだったのか?

 軍慰安所における性交の強要でした。

>5:旧日本軍は慰安婦・慰安所にどのように関わっていたのか?

 慰安所の設置・運営、慰安婦の管理など、全て日本軍が行っていました。軍直営
の慰安所もありましたし、業者経営の慰安所も軍の委託経営方式で直営と同じよう
な運営がなされていました。

 「従軍慰安婦」(日本軍性奴隷)問題の論点は大きく二つになるでしょう。

 1、慰安所の設置・運営に軍・国家がどのように関わったのか?
 2、慰安所で女性達が性行為を強要されていたのか?

>蝉丸さん

>侵略戦争で強姦したら醜悪であるってのはおかしいですよね?

 日中戦争が侵略戦争であることも、日本軍が中国人女性多数を強姦したことも、
貴方はお認めになりますね?

>国営ではないですが、風営法に基づいて役所が許可してますな。

 民間が作った性的慰安の施設に国家が法的規制を行うのと、国家機関自らが自分
達のために性的慰安の施設を作るのとでは大変な違いがありますね。国家機関自ら
自分達のための性的慰安施設を作ることは、現在はもちろん、当時の観念としても
反倫理的で許されないことだったのではないですかな?

>ROM者さん

>よって、軍票であったかどうかは問題ではなく、
>給料が出たかどうかです。

 渡した軍票は後でクズとなり、何の補償もしない・・・・・いやぁ、日本という
のは大した国ですな。

>おろせたかどうかではなく、預金があったかどうかですよ。

 おろせない預金・・・・・何か意味があるんですか?

>ま〜おろせなかったらとしたら可哀相かもしれませんが、
>国としては、いちいち対応もできませんしね。

 ふーん、日本はそういう国だというわけですか。自虐的ですね。あなた、相当な
反日主義者なんじゃありませんか?

60名無しさん:2003/10/23(木) 09:57
陸軍省副官通牒、「軍慰安所従業婦等募集に関する件」 

「支那事変地ニ於ケル慰安所設置ノ為、内地ニ於テ之カ従業婦等ヲ募集スル
ニ当リ故ラニ軍部諒解等ノ名儀ヲ利用シ為ニ軍ノ威信ヲ傷ツケ且ツ一般民ノ
誤解ヲ招ク虞アルモノ或イハ従軍記者、慰問者等ヲ介シテ不統制ニ募集シ社
会問題ヲ惹起スル虞アルモノ或イハ募集ニ任スル者ノ人選適切ヲ欠キ為ニ募
集ノ方法、誘拐ニ類シ警察当局ニ検挙取調ヲ受クルモノアル等注意ヲ要スル
モノ少カラサルニ就テハ将来是等ノ募集等ニ当リテハ派遣軍ニ於テ統制シ之
ニ任スル人物ノ選定ヲ周到適切ニシ其実施ニ当リテハ関係地方ノ憲兵及警察
当局トノ連繋ヲ密ニシ、以テ軍ノ威信保持上並ニ社会問題上遺漏ナキ様配慮
相成度依命通牒ス

陸支密第745号 昭和拾参年参月四日」

これでしょ。これって不正に売春婦を連れてくる業者がいるから取りしまれっ
て書いてあるように見えるんですけど。
どう見ても従軍慰安婦を強制連行してこいって書いてあるようには見えません。
これが関与した事実だとするなら当たり前の事だと思います。不正に連れてく
れば犯罪です。これを看過したとあれば大問題に発展するのは目に見えてます。
だから軍は警察と連携して取り締まるようにって文書を発行したのでは無いで
しょうか。




指環さんってまるで現場を見てきたような物言いなんですけど、お年はいくつ
ですか?

ちなみに軍票がくずになった後に補償がされなかったのは日韓基本条約の条文に
あるとおりです。本来なら韓国政府が全額もらっていますので、韓国政府に求め
るのが普通だと思います。

強制連行されてきた証拠と強制性行させられてた証拠はあるのでしょうか?
指環さんの発言をみて純粋に疑問に思いました。
つきましては全て従軍慰安婦が強制的に軍によって行われていた証拠を後学
の為に教えて頂けないでしょうか。

61名無しさん:2003/10/23(木) 10:25
軍人のお給料(1936年〜1939年頃)
大佐クラス370円
少尉クラス 70円
伍長    20円
上等兵   10円
慰安所の利用料金
兵   30分 1円50銭
下士官 40分 2円
将校  50分 3円
泊まり 8時間 8円

その他
慰安婦は健康診断や疾病に対する医療費を経営者が支払う事になっている。
また、慰安婦や経営者は不当に料金を請求してはいけない。それに対し暴力によ
る解決を軍人軍属はしてはいけない。
慰安所の使用日は各隊の外出日とする
慰安所のルールを破った物は直ちにその利用を禁止し、会報をまわして晒す。
また該当者の部隊は使用を一時禁止にすることあり。

昭和18年5月26日「マンダレー」駐屯司令部発行文書より

62設楽 </b><font color=#FF0000>(On.9ShQQ)</font><b>:2003/10/23(木) 15:28
 >中国東北における旧ソ連軍兵士の日本人女性への暴行は許せぬ戦争犯罪です。とこ
ろで、「満州」(中国東北)は日本の土地だったのですか?日中戦争では多数の中国人女性が自分達の土地に勝手に攻め込んで来た日本軍に強姦されましたが、これについて貴方は如何お考えでしょうか?

 残念なお知らせですが満州は中国の物ですらありません。あそこは万里の長城の外、化外の地。歴史的に見ても中国の物では無かった。だからこそ蒋介石も黙認していた。
 清の時代には女真族の故郷だから漢民族は入るなと命令が出てる(日清戦争敗戦後解除)。もっとも漢民族は不法に侵入してたんだけど。漢民族だけでなくモンゴルからも人が流入。満州事変の以前には朝鮮人(当時は日本人)も入っていた。これだけ色んな人がいたらいずれ土地の所有権をめぐって争いが起こるのは分かりきった事です(何せ政府機関がある訳ではないのだから)。
 少なくとも「中国東北部」と言うのは中共が製作した「満州は中国の物」という偽史にまんまとだまされてる証拠ですね(笑)
 あと日本軍に犯された中国人女性との事ですが、自国民に対して略奪、暴行を行ったのは他ならぬ国民党軍、共産党軍自身なんですが・・・。シナでは「略奪は最高のボーナス」でして。「良い鉄はクギにはならない」つまり、兵士になる奴はろくな奴がいないと言うことわざがあるくらいです。因みに自分がやったことをまんま日本に押し付けたのが「三光作戦」。

> 未成年の生娘(中には初潮前の女性も)を「よい仕事がある」とか言って騙して慰安所へ連れ込んで無理やり「慰安婦」にして、集団で強姦していたのです。
 根拠は?ていうか日本でも貧しい家の女の子は家のためにやむなく身売りする時代でね。

>アメリカが日本の「従軍慰安婦」と同じような制度を作ったことがあるのでしょう
か? そういう例があるのでしたら、教えてください。
 占領軍から「ヨシワラの現状を調べろ」というお達しが出ています。目的はレクリエーションセンター、慰安所を作る事です。と言う訳で日本は止むを得ず未亡人を中心に人をそろえました。
 慰安婦制度の目的は現地住民とのトラブルを避けるため。こんなの日本じゃなければ暴動起こるんじゃないかね?

 >独ソ戦争はドイツが旧ソ連に対して始めた侵略戦争でしたね。日中戦争は日本の中国に対する侵略戦争でしたが、この戦争で日本軍は中国人女性
多数を強姦しました。さて、日本と旧ソ連と、どちらが醜悪でしょうか?
 なるほど。つまり「侵略軍」でなければ強姦、略奪やり放題でもOKと。そういう事ですね。と言うことは「そんな貴方が一番醜悪」と言うことですね(笑

>「従軍慰安婦」には「慰安婦」を辞める自由はありましたか? もし、辞める自由を保障せず、売春させていたのなら
強制売春(=強姦)となりますね。
 あのねぇ・・・。慰安婦は家族を食わせるためにやってたんですよ。そんなほいほいやめる訳にはいかんでしょ。事前にある程度の金を渡されてるんだろうし。慰安婦は戦地について行けば危険手当も出るのでたっぷり稼ぐ人が多かった。
 彼女らは稼いだ金で家族を養ったり、国に帰って商売したり。今のように遊びで売春やってる馬鹿とは違うんですよ。大体、時代背景分かって言ってます?

>勝手に攻め込んだ他国の女性を強姦しまくり、それだけでは足りず、もっと効率的に強姦しようと、慰安所を作り、植民地や占領地の女性を監禁して強姦し、それをどんどんエスカレートさせていった・・・こんな国、近代以降、他にありましたっけ?
 シナ事変の裏には「内戦を帝国主義国同士の自滅戦争に発展せしめる」というコミンテルンからのお達しも影響してるんですが・・・。単純な見方ですな・・・。とうか強姦と言う言葉を恣意的に使いなさんな。指輪マジックにかかればあらゆる性行為が強姦、汚らわしいことに早変わり(笑
 なんかレトリックが「活動屋」そっくりなんですが、スジ者?

63設楽 </b><font color=#FF0000>(On.9ShQQ)</font><b>:2003/10/23(木) 15:29

>証言が歪められた可能性が高いですね。少なくとも、↑の信憑性はかなり疑問です。
「元慰安婦」の証言に関して信憑性は疑問と思わないので?(笑

>「多くの『楼主』は、食料、その他の物品の代金として慰安婦たちに多額の請求をし
たため、彼女たちは生活困難に陥った。」
 当時は戦争中。物資をタダ同然でくれてやるお人よしがいたらそれこそ聞いてみたいよ。

>では、「従軍慰安婦」制度をそもそも作ったのは誰ですか? 軍慰安所を利用したのは誰ですか?
 そういうのをすり替えと言う。当時の朝鮮に売春斡旋で飯を食う連中が確かに存在したって事でしょ。そういった背景(貧しかった時代もそうだが)を無視して「とにかく日本軍が悪いスミダ」と言っても仕方ないでしょ。

>つまり総体的に見れば、加害者はドイツで、旧ソ連は被害者です。
 ソ連が被害者・・・?自国民を「粛清」しまくってる国だが・・・。まぁ指輪さんの心の祖国だと言うなら何も言わんけど・・・(笑
 被害者なら何やっても良いと認めるんですな。ユニークですね。

>植民地の女性を「慰安婦」にしたのは日本だけです。
 少なくとも朝鮮の場合は台湾と違い植民地扱いでは無いのだが・・・。

>チベット弾圧にダンマリはしていません。でも、チベットの問題は中国の国内問題でしょ?
 と言うことは金正日が自国民を餓死させ、強制収容所に入れて殺しまくってるのは「国内問題」なんですね?じゃあ人道支援なんて意味無いじゃん(笑
 ていうか、指輪氏の中では「共産国家」による犯罪は革命的行為で罪じゃないのね(笑

>強制連行があろうとなかろうと慰安所で性行為を強要していたのなら
強制売春(=強姦)になりますぜ。
 強要というのは貴方の「想像力」の賜物ですよね?それとも貴方お得意の「根拠」があるんですか?

あと指輪さんが仰る「強制連行」が無かったからこそ(あれば暴動起きてますよ)韓国政府は賠償請求をしない代わりに、強制連行があったかのように言ってくれと頼み、その結果が「強制的な状況下」というよく分からん「河野談話」が出たんですが・・・?

64憂国学生:2003/10/23(木) 17:35
指環さん
 

>「満州」(中国東北)は日本の土地ではありません。独ソ戦争は、ドイツの側が旧
ソ連へ攻め込んだことから始まった、ドイツによる侵略戦争です。つまり総体的に見
れば、加害者はドイツで、旧ソ連は被害者です。

ドイツは加害者でソ連が被害者。 すごい理屈だ
まあソ連もナチと同じくポーランドを勝手に分割してやりたい放題
やってからね。先に手を出したのは確かにナチです。
被害者絶対主義だといわゆるアメリカ人がいうところの
「日本は真珠湾を攻撃したから原爆落とされてもしょうがない」
という理屈が通ってしまう。

あまりに規模が多すぎてイマイチピンとこないが
チンピラ同士の喧嘩でどちらが先に手を出そうと
グサっとやった奴が悪いに決まってる。物事を全て相対化させるには
限界がある、だから法があるのでしょう。

 >チベット弾圧にダンマリはしていません。でも、チベットの問題は中国の国内問題
でしょ?

また人権に差をつける。じゃあチベット人は100万単位で殺されても
いいわけ?向こうは現在進行形の問題でしょう。
だいたいチベットは中国の領土ではないでしょう
勝手に侵略しているのです。もしこれを国内問題だといってのけるなら
世界の植民地政策はすべて国内問題だから、黒人を奴隷にしたのも
ユダヤ人をアウシュビッツで600万人殺したのも、ポルポトによる粛清も
世界中の植民地支配、当然日本の朝鮮併合もみ〜んな
国内問題で片付けられてしまいますよ。

65憂国学生:2003/10/23(木) 17:51
ただ日本の歴史をみると
けっこうこっちから手をだしているケースが
多いですね。この辺島国故の国際感覚の欠如なのでしょう。

これは教訓にしなければならないかも。
ソ連は非常に巧妙に戦勝国に入ってきた。ポーランドをドイツと仲良く
分割し、まともなことをやっていないくせに、ドイツが先に手をだしたから
反撃し、そこまではいいが捕虜も殺しまくり(お互いさまだが)
どさくさに紛れナチに占領されていた地区を解放すると称して赤旗を立て戦勝国と
なり、戦後発権を得て、アメリカと対等の力を保有するに至る。
ドイツ国内で報復とばかりに婦女暴行、徹底的に市街地を破壊し
戦利品として文化財はおろか、ただでさえ飢えてるのに食料、民用品を略奪、
おまけにドイツを分断して40数年徹底支配。いまだに東は見る影もない。
すごいな。日本もこの姑息な卑劣さを見習わなくてはなるまい。(いやマジメな話し)

66憂国学生:2003/10/23(木) 17:54
9行目訂正。 戦後発権→戦後発言権

失礼しました。


戦後発権→戦後発言権

67ROM者:2003/10/23(木) 21:25
>>よって、軍票であったかどうかは問題ではなく、
>>給料が出たかどうかです。
>渡した軍票は後でクズとなり、何の補償もしない・・・・・いやぁ、日本という
のは大した国ですな。

補償?
してるじゃない。
ただ、韓国政府が北の分もまとめて受け取って、
個人補償にまわさず、国家再建に使い込んだだけでしょ?

>>おろせたかどうかではなく、預金があったかどうかですよ。
>おろせない預金・・・・・何か意味があるんですか?

今は意味ないでしょうね。
ただ、一括処理おこなってますからな〜。

>>ま〜おろせなかったらとしたら可哀相かもしれませんが、
>>国としては、いちいち対応もできませんしね。
>ふーん、日本はそういう国だというわけですか。自虐的ですね。あなた、相当な
反日主義者なんじゃありませんか?

え?
いちいち対応してたら、何時までたってもたかられるだけじゃない。
今までが、対応しすぎで各国とも条約で解決していることですから、
冷たくあしらえばいいと思ってますが。
で、↑の文章でなんで自虐的になるかわかりませんが?
皮肉かなにかなんでしょうか??
ただ、今の腑抜け日本に対してなら反日かもしれませんねw

68hesomagari:2003/10/23(木) 21:29
指輪さんへ

ベトナム戦争時の慰安婦問題については、以下のようにすでに多くの聞き込みが
なされております。
http://galileo.spaceports.com/~infojp/veto.html
彼らは、現地調達のようですね。軍の関与と言うより、率先してやったんじゃ
ないですか?軍旗の乱れですかね。そこは、分かりません。
なお、残念ながら、軍の直接統括か国策かは分かりませんでした。

なお、慰安婦について、強制性があったという証拠を教えてください。

旧ソ連軍の暴行については、侵略がどうのと言う問題で誤魔化さないように。
詭弁も良いところです。あなたの方が「情けない反論」でしょう。
少なくとも、日本軍による慰安婦強制連行は、軍による強制連行をした記録がありません。
しかし、旧ソ連軍による暴行は、事実として存在しています。そちらには、
全く目を向けずに、事実かどうか証明されていない、強制連行に対しては、
声高に叫ぶ。お疲れ様です。

>大本営陸軍部研究班「支那事変に於ける軍紀風紀の見地より観察せる性病に就て」
という資料によれば、1940年までに性病にかかった中国出征軍人は1万4755
人であるとし、性病感染時の「相手女」は、朝鮮人が4403人(51,8%)、中
国人が3050人(36,0%)、日本人が2418人(12,2%)となっていま
す。
これは、性病の管理により、差が出たと言うことを言いたいのですか?
これが、そのまま、慰安婦の人数割合になるのですか?

参考までに、慰安婦の比率です。
秦 郁彦はた・いくひこ博士の『慰安婦と戦場の性』(新潮選書)。
 これによると、慰安婦の総数は「多めに見ても2万人前後」。
 その民族別比率は、地域によって異なるが、概数でいえば
    日本人(内地人) 4割
    現地人       3割
    朝鮮人       2割
    その他       1割
 「慰安婦の9割以上が生還したと推定している」と秦博士は言う。

では、強制連行の記録を見せてくださいね。お願いします。

69蝉丸:2003/10/23(木) 22:08

指環氏
>日中戦争が侵略戦争であることも、日本軍が中国人女性多数を強姦したことも、
>貴方はお認めになりますね?

ここは韓国の問題を討議するレスなんで、別レスを立てたほうがいい気もしますが。
日本軍が当地に攻め込んでますからとりあえずは侵略戦争だったとは思いますが、
日本軍が現地女性を強姦ってのも事実であろうと考えます、しかし、戦争ってのは
極限状態なんで、強姦やら虐殺、略奪とかの汚行が全く無い戦争はあるはずないし。
強姦やら略奪ってのは何も日本軍に限ったものでもないでしょう。
日本は敗戦国ゆえに必要以上に悪にされてしまうんですがね。

70蝉丸:2003/10/23(木) 22:19
追加

中国共産党OR国民党軍が、日本軍に見せかけて、自国の町や村を
略奪したって言う説も、ありますね。戦争は民衆側からみれば。どっちが
敵でどっちが味方だとはいえないものともいえそうですね。

71指環:2003/10/24(金) 06:16
>名無しさん

 真面目に議論したいのであれば、↑このハンドルでは困ります。

>設楽さん

 私の質問に殆ど答えていませんね。質問を再掲します。
 
 現在ある風俗産業は「従軍慰安婦」制度のように国家機関が作ったものなのです
か?
 「従軍慰安婦」は当時の公娼制度の法令上、適法だったのですか? 違法だったの
ですか? どちらだったのか、お答えください。
 >慰安婦の殆どが日本人なんだが・・・。
 ↑この主張の根拠を教えてください。もちろん、根拠となる資料も挙げてください。
 「破格の給料」が出たんですか。どれくらい出たんですか? 根拠となる資料も含
めて教えてください。
 強姦犯が犯行の後、大金を置いて帰りました。この強姦犯の罪はなくなりますか?
なくなりませんか?
 元「慰安婦」は、預けた郵便貯金を下ろせたんですか?

 ↑これらは貴方の書き込みに対する素朴な質問です。無責任な書き込みをされたの
でなければ、即座に答えられる筈です。

>残念なお知らせですが満州は中国の物ですらありません。
 
 私の質問に答えていませんね。もう一度、質問します。
 「満州」(中国東北)は日本の土地だったのですか? (私が聞いているのは、
「満州」がどこの国のものかではありません。日本の土地かどうかです。)

>あそこは万里の長城の外、化外の地。歴史的に見ても中国の物では無かった。

 北海道や沖縄は歴史的に見ても日本の物では無い、と言ってるような話ですね(笑い)。

>> 未成年の生娘(中には初潮前の女性も)を「よい仕事がある」とか言って騙し
>て慰安所へ連れ込んで無理やり「慰安婦」にして、集団で強姦していたのです。
> 根拠は?

 多くの女性が騙されて慰安所へ連れ込まれたことは、被害者(元「慰安婦」)の証
言から分かります。
 さらに、貴方のお好きなビルマのミッチナでの米軍による尋問報告によれば、ここ
の軍慰安所の「慰安婦」の半数以上が徴集当時、未成年で、最低年齢は17歳でした。
 また、フィリピンの軍慰安所での検診結果の資料によると、ここでの「慰安婦」の
最低年齢は15歳でした。
 これらの資料から多数の未成年女性が「慰安婦」にさせられていたことが分かります。

>ていうか日本でも貧しい家の女の子は家のためにやむなく身売りする時代でね。

 未成年の女性に売春させることは(本人の同意があっても)当時から違法でしたが・・・。
 
>>アメリカが日本の「従軍慰安婦」と同じような制度を作ったことがあるのでしょう
>か? そういう例があるのでしたら、教えてください。
>占領軍から「ヨシワラの現状を調べろ」というお達しが出ています。

 敗戦直後に連合国軍兵士のための慰安所が短期間、作られましたが、それは日本政
府の側が作ったものでした。連合国軍は当初これを受け入れましたが、本国で問題に
なり慰安所は閉鎖となりました。
 少なくとも、連合国軍の中央が企画・推進したものではありません。日本の「従軍
慰安婦」制度とは大きく異なるものでした。

>つまり「侵略軍」でなければ強姦、略奪やり放題でもOKと。そういう事ですね。

 ↑そんなこと私がいつ言いましたか? 該当箇所を示してください。

>>「従軍慰安婦」には「慰安婦」を辞める自由はありましたか? もし、辞める自
>由を保障せず、売春させていたのなら強制売春(=強姦)となりますね。
>あのねぇ・・・。慰安婦は家族を食わせるためにやってたんですよ。そんなほいほ
>いやめる訳にはいかんでしょ。事前にある程度の金を渡されてるんだろうし。

 では、お尋ねします。「いやだ」と言う女性を姦淫したらどうなりますか?

>彼女らは稼いだ金で家族を養ったり、国に帰って商売したり。

 具体的にどれぐらい稼いだのですか? 前回からお尋ねしていますけれど、ちっと
も答えてくれませんね。

72指環:2003/10/24(金) 06:36
>設楽さん(続き)

>>証言が歪められた可能性が高いですね。少なくとも、↑の信憑性はかなり疑問です。
>「元慰安婦」の証言に関して信憑性は疑問と思わないので?(笑

 資料の記述に矛盾がある以上、疑問を持つのは当然ですね。

>>「多くの『楼主』は、食料、その他の物品の代金として慰安婦たちに多額の請求をし
>たため、彼女たちは生活困難に陥った。」
> 当時は戦争中。物資をタダ同然でくれてやるお人よしがいたらそれこそ聞いてみたいよ。

 だから、何故、「彼女たちは生活困難に陥った。」のですか? 貴方が持ち出した
資料の別の部分に書かれていたことですよ。

>>では、「従軍慰安婦」制度をそもそも作ったのは誰ですか? 軍慰安所を利用したのは誰ですか?
> そういうのをすり替えと言う。当時の朝鮮に売春斡旋で飯を食う連中が確かに存在したって事でしょ。

 質問にはきちんと答えましょう。もう一度聞きます。「従軍慰安婦」制度をそもそ
も作ったのは誰ですか? 軍慰安所を利用したのは誰ですか?

>被害者なら何やっても良いと認めるんですな。

 そのようなことを私が言ったというなら、該当箇所を示してください。

>少なくとも朝鮮の場合は台湾と違い植民地扱いでは無いのだが・・・。

 実にユニークな主張ですね(笑い)。

>と言うことは金正日が自国民を餓死させ、強制収容所に入れて殺しまくってるのは
>「国内問題」なんですね?

 勿論、そうです。

>>強制連行があろうとなかろうと慰安所で性行為を強要していたのなら
>強制売春(=強姦)になりますぜ。
> 強要というのは貴方の「想像力」の賜物ですよね?それとも貴方お得意の「根拠」があるんですか?

 「やめる自由」も保障せず売春させていたのですから、間違いなく強制売春(=強姦)
です。
 もし、自由意思による売春だったと仰るのでしたら、「やめる自由」が保障されていた
ことを証明してください。

>あと指輪さんが仰る「強制連行」が無かったからこそ(あれば暴動起きてますよ)
>韓国政府は賠償請求をしない代わりに、強制連行があったかのように言ってくれと
>頼み、その結果が「強制的な状況下」というよく分からん「河野談話」が出たんで
>すが・・・?

 ↑この主張の根拠はいったい何ですか? 韓国政府が↑のことを頼んだという証拠
が何かあるんですか?

>憂国学生さん

>じゃあチベット人は100万単位で殺されてもいいわけ?

 ↑この話の根拠は何ですか? 確か、亡命僧侶が言ってるだけなのでは・・・。
ちゃんとした証拠があるんですか?
 貴方は従軍慰安婦の強制連行について「証拠はない。」とさかんに仰って、否定さ
れるようですが、それなのにチベットの↑の話は証拠なしに肯定されるのですか?
もし、そうだとすれば、大変なダブルスタンダードですね。

>だいたいチベットは中国の領土ではないでしょう

 チベットは独立国ですか? 私は清の時代から中国領だと思っていましたが・・・。

73指環:2003/10/24(金) 08:12
>ROM者さん

 貴方も真面目に議論したいのでしたら、こういうハンドルでは困ります。

> hesomagariさん

>ベトナム戦争時の慰安婦問題については、以下のようにすでに多くの聞き込みが
>なされております

>なお、残念ながら、軍の直接統括か国策かは分かりませんでした。
 
 私の前回の質問を再掲します。

 ベトナム戦争での韓国軍は、従軍慰安婦を置くことを軍中央が企画・推進(即ち、
国策として推進)したものだったのでしょうか? もし、そうだったと仰るのでした
ら、根拠となる資料を提示してください。

 これに対する貴方のお答えは、

>なお、残念ながら、軍の直接統括か国策かは分かりませんでした。

というものですね。つまり、ベトナム戦争での韓国軍は、旧日本軍のように軍中央が
国策として「慰安婦」政策を企画・推進したかどうかは分からない、ということのよ
うですね。
 承知しました。

>なお、慰安婦について、強制性があったという証拠を教えてください。

 一番の証拠は、慰安婦に「やめる自由」を保障しないまま使役していたことです。

>旧ソ連軍の暴行については、侵略がどうのと言う問題で誤魔化さないように。
>詭弁も良いところです。あなたの方が「情けない反論」でしょう。
>少なくとも、日本軍による慰安婦強制連行は、軍による強制連行をした記録がありません。
>しかし、旧ソ連軍による暴行は、事実として存在しています。そちらには、
>全く目を向けずに、事実かどうか証明されていない、強制連行に対しては、
>声高に叫ぶ。お疲れ様です。

 問題をすり替えないでください。日本軍の慰安所で女性達が強制売春(=強姦)さ
せられていた事実は証明されています。旧ソ連軍による強姦は「事実が存在してい
る。」と仰りながら、日本軍慰安所での強制売春(=強姦)の事実は、もしかして否
定されるのですか? もし、そうお考えになるのでしたら、どのように論理的一貫性
があるのか、ご教授ください。

>参考までに、慰安婦の比率です。
>秦 郁彦はた・いくひこ博士の『慰安婦と戦場の性』(新潮選書)。
> これによると、慰安婦の総数は「多めに見ても2万人前後」。
> その民族別比率は、地域によって異なるが、概数でいえば
>    日本人(内地人) 4割
>    現地人       3割
>    朝鮮人       2割
>    その他       1割
> 「慰安婦の9割以上が生還したと推定している」と秦博士は言う。

 ↑これは秦氏の仮説に過ぎませんね。秦氏もその本の中で「諸条件を考慮しつつ」
「推定」したものだと言っています。残念ながら慰安婦の民族別比率を確定できる資
料は無いのです。様々な資料を基に各研究者が推定となる数字を出しているわけです。
 例えば、吉見義明氏は「最も多いのは朝鮮人で、これに次いで中国人が多い」と秦
氏とは異なる見解を主張しています。
 ところで、貴方の当初のご質問は

>植民地の女性を大量に慰安婦にしたと言うことについて、証明をして頂ければ
>幸いです。

というものでしたね。そこで私は、大本営陸軍部研究班「支那事変に於ける軍紀風紀
の見地より観察せる性病に就て」という資料を示したわけです。でも、せっかく貴方
が秦郁彦氏の説を紹介されたのですから、この秦氏の説に依拠して、植民地・朝鮮の
女性がどれくらい「慰安婦」にさせられたのかを検討してみましょう。
 秦氏の説によると「慰安婦」の総数は2万人前後でしたね。そして、朝鮮人の比率
は2割でしたね。2万人の2割。4千人となりますね。
 4千人もの朝鮮人女性が「慰安婦」にさせられていたとは! これで「植民地の女
性を大量に慰安婦にしたと言うこと」は十分証明できるものと思います。(勿論、
「慰安婦」の総数が2万人前後というのは秦氏の仮説に過ぎません。吉見義明氏は
「少なく見積もっても5万はくだらないだろう」と主張しています。)

>では、強制連行の記録を見せてくださいね。お願いします。

 最も大きな問題は強制連行ではありません。軍が作った慰安所で女性達が軍人に対
する性行為を強要されていたことです。
 「従軍慰安婦」問題の基本の基本ですが・・・。

 他に何かありますか?

>蝉丸さん

>中国共産党OR国民党軍が、日本軍に見せかけて、自国の町や村を
>略奪したって言う説も、ありますね。

 ↑この「説」に証拠はあるんですか?

74Error:2003/10/24(金) 08:33
指環さんへ
コテハンつけろと言われるのであればつけますよ。
聞きたいのは一つです。「あなたは現場を見てきたかのような物言いですが
実際に見てきたのですか?」
従軍慰安婦のときは証言だけで事実と言い放ち、チベットでの虐殺は証言だ
けで証拠がないと言う。めっちゃダブルスタンダードやん。
チベットの歴史
http://www.tibethouse.jp/history/
チベットは清国に「侵略」されたが、清国の衰退をきっかけに独立を取り戻し、
ラサにもどったダライ・ラマ13世は、1913年2月14日、チベットの独
立を宣言した。

http://www.tibethouse.jp/human_rights/human38.html
チベットは中国政府の「残虐行為」により120万名余亡くなっている。

日韓併合の場合、当時一大勢力であった一進会が朝鮮が独立国として
やっていけないと判断し、ベストな選択ではないが日本に併合してくだ
さいと頼んできました。それに対し日本はアメリカとイギリスにお伺い
をたて同意を得て後に併合に至りました。
ちなみに日清戦争の時も日露戦争の時も相手国との条約の第一条に朝鮮
半島の独立を約束させる一文が載っています。

75蝉丸:2003/10/24(金) 11:24
指環氏へ
>満州」(中国東北)は日本の土地だったのですか?

満州は当時、日本の傀儡政権だった満州国という独立国ですな、
国際的承認を受けてないけどね。よって日本の土地ではないってことかな?

>秦氏の仮説に過ぎない
歴史上の殆どの事物が仮説の集大成と言えるものですから、吉見義明氏の説も
仮設に過ぎないの一言で何でも否定できてしまうんで、それはどうかと思います。

>偽日本軍説
姉の知り合いの北京大学の講師の方から聞いた話なんで、自分が
示せる文書証拠はありません。根拠の薄い情報を載せたことは失礼しました。

ぼやき
植民地の女性って韓国は当時、日本でしょ?
慰安所って健康診査を受けさせてパスした女性を働かせてたんじゃなかったか?
その辺の娘を・・・・なんてやってたら性病が蔓延しちまうだろ?
性行為を強要って普通、健康診査とか仕事の事前の手続きで何をやるか気づくでしょ?

76hesomagari:2003/10/24(金) 11:28
指輪さんへ

数は問題でないと仰るのであれば、最初のあなたの発言である
>植民地の女性を大量に慰安婦にしたのは・・・
というのは、あなたの想像であると言うことですね。そして、数は問題に出来る
資料は存在しないので、議論にはしない、で良いですか?

私の認識では、一定の金額を支払う契約をして、それを支払えば、慰安所から
出られた思いますが。それでも尚、解放されずに、全員閉じこめられていたのでしょうか。
しかも、全員が、性行為の強要をされていたということなんでしょうか。
基本中の基本というのを教えて下さい。

77Error:2003/10/24(金) 18:15
>>74にて間違いがあったので訂正します。
日露戦争で結んだ条約「ポーツマス条約」では朝鮮の独立は明記されていませ
んでした。
江華島条約のほうでした。謹んで訂正いたします。

78憂国学生:2003/10/24(金) 19:07


>と言うことは金正日が自国民を餓死させ、強制収容所に入れて殺しまくってるのは
>「国内問題」なんですね?

 勿論、そうです。
 
ちょっと気になったんだけど。
ではオカシナ独裁者が国民を殺しまくっていても、
それは内政問題だから無視して構わないというのですか。
北の政権に殺されているのは無垢な民なのですよ。
それともあれかな、資本主義国の独裁国家による国民弾圧はゆるされないが
社会主義国家によるそれは許されるとお考えか。
あなたにとって人権とは何ですか。

79hesomagari:2003/10/24(金) 19:45
余談

多くの国が第二次大戦中も慰安所を持っていたのは知られた事実ですから、
他の国もこの問題で国際的に騒ぎたくないのではないでしょうか。
慰安所については、現在では、性暴力の抑止や性病の抑止には大して繋がらない
ようなデータがあったのではなかったかな。

まあ、戦争しないのが一番ということですが、残念ながら、それは無理というモノ。
領土があり、資源があり、欲望があれば、戦争は無くならない。
少なくとも、一国の戦争責任ばかり追求する姿勢では、人権や平和に対して、
真剣に取り組めないことが、我が日本により証明されました。
今も、その虚しさを存分に感じているところです。

80GREEN </b><font color=#FF0000>(n/Hs7u9w)</font><b>:2003/10/24(金) 20:21
ROM者です。
コテハンつけろってことみたいなので以降はこれでw

81ROMROM:2003/10/24(金) 22:13
>>43

しばらく引き篭もっていたので古いところからチクチクと。

>>日本だけでなく世界中にある問題でしょう。慰安婦の存在をもってして日本の
>>戦争が汚れたものだったというのは作為的な非難でしかありませんし、事の本質を
>>欠いた的外れな議論だと思います。

> これも間違い。
> 近代以降、軍慰安所制度を軍中央が国策として推進したのは、ナチスドイツと日本
>だけです。植民地の女性を大量に慰安婦にしたのは日本だけです。「従軍慰安婦」は
>戦前日本に特有の国家犯罪です。

これは間違い。

>ドイツ軍は、ザイトラー著「売春・同性愛・自己毀損−ドイツ衛生指導の諸問題
>1939−45」によれば、軍管理の慰安所を占領地各地に置いたとあります。特に東方占領地
>(主にソ連)ではスターリンが売春を禁止していたので、新設する際には、慰安婦はしば
>しば強制徴用したとあります。
これがドイツ。
>アメリカ軍についても、プラムフィールド報告書によれば、北アフリカ戦線で、打ち破っ
>たイタリア軍の慰安所を引継ぎ、そのまま同じ軍管理の慰安所を続けたとありますし、米
>陸軍軍医部の第二次世界大戦史にも、1943年のシシリー島占領後、米軍はドイツ・イタリ
>ア軍が運営していた慰安所をシステムと人員ぐるみ引継ぎ、軍医とMPが規制したともあり
>ます。また、1942年、中国の昆明にシェンノートの航空隊用の軍管理の慰安所を設け、イ
>ンド人売春婦を呼び寄せたともあります。(セオドア・ホワイト著「個人的冒険の回想・
>上・歴史の探求」より) 確かに、アメリカ軍は当時、自由恋愛方式を採用していました。
>ほとんどのアメリカ軍将兵は、慰安するために、ある一定期間、戦場の後方地帯で休養す
>ることが許されていました。
(中略)
>そして、現在でも、「『従軍慰安婦は日本軍だけか−アメリカ軍の場合」(佐藤和秀氏)
>によれば、「韓国の米軍基地・東豆川には、韓国人慰安婦・洋郎がおり、韓国の保健所で
>週一回の検診を受け、検査ずみの印を押した健康保健カードを掲示させ、米兵のための肉
>体の提供をさせている」とあります。さらに言うと、1945年8月27日から1946年2月まで、
>アメリカ軍は日本において、アメリカ兵の性欲を満たすためにRAAに統制よる慰安所を許し
>ていましたし、朝鮮戦争の際には、米軍はRRセンター(慰安所)を小倉、大阪、横浜に設
>立していました。
>"AWM54,267/6/17, Part 6"という書類によれば、オーストラリア軍も、シリア、パレスチ
>ナ、トリポリに慰安所を設立していました(田中利幸「なぜ米軍は慰安所を無視したの
>か」世界・1996年10月)また、ソ連軍の場合にも「霧に消えた兵隊」鈴木省五郎著には、
>ソ連によって強制的に徴発されたユダヤ人、ポーランド人女性からなる巡回慰安婦が、駐
>屯地を回っていたと証言しています。さらには、中国軍においても、軍管理の慰安所があ
>ったようです。

82Doronpa </b><font color=#FF0000>(gX8zASqw)</font><b>:2003/10/24(金) 22:13
従軍慰安婦問題で、まず疑問なのは、フィクションとして吉田清治がその著作で取り上げるまで、
韓国内では、まったくその存在が取りざたされなかったことです。
常識的に考えて、これほどの重要な問題、つまり日本を非難できる材料がありながら、
吉田清治が著書「私の戦争犯罪・朝鮮人連行強制記録」(1983年)を発表するまで
韓国側は何のリアクションも起こしていません。
実際、従軍慰安婦と言う言葉自体は1970年に日本で「造られた」のですが、
その存在を韓国が取りざたするのに、戦後30年以上経っています。
これはどう考えてもおかしいと思いませんか?
また、多くの方がご存じの通り、吉田清治自身、この著書については全くのフィクション
であることを認めています。
著者がフィクションと認めている作品を元に今なお韓国では日本が非難されますが、
これもまたおかしな話です。

83ROMROM:2003/10/25(土) 00:03
>>59
>1、慰安所の設置・運営に軍・国家がどのように関わったのか?

開設
 当時の軍当局の要請。目的は反日感情を防ぐ、性病の予防、防諜。

経営及び管理

・慰安所の多くは民間業者により経営されていたが、一部地域においては、旧日本軍が
 直接慰安所を経営したケースもあった。民間業者が経営していた場合においても、
 旧日本軍がその開設に許可を与えたり、慰安所の施設を整備したり、慰安所の利用時間、
 利用料金や利用に際しての注意事項などを定めた慰安所規定を作成するなど、
 旧日本軍は慰安所の設置や管理に直接関与した。
・慰安婦の管理については、旧日本軍は、慰安婦や慰安所の衛生管理のために、慰安所
 規定を設けて利用者に避妊具使用を義務付けたり、軍医が定期的に慰安婦の性病等の
 病気の検査を行う等の措置をとった。慰安婦に対して外出の時間や場所を限定するなど
 の慰安所規定を設けて管理していたところもあった。いずれにせよ、慰安婦たちは戦地に
 おいては常時軍の管理下において軍と共に行動させられており、自由もない、痛ましい
 生活を強いられたことは明らかである。

以上
ttp://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/im_050804.html

注意していただきたいのは、「国」の直接的な関与が全く述べられていない点。
「国策」と言えるものではない。

また、
>いずれにせよ、慰安婦たちは戦地に
>おいては常時軍の管理下において軍と共に行動させられており、自由もない、痛ましい
>生活を強いられたことは明らかである。

この一文は、アメリカ軍の報告書とは異なる、推測でしかないことははっきりさせておく。

結論からいえば、開設には日本軍が関与したが、それは国際的には当然の慣例でもあった。
(性病に限らず、病気は古来より戦争における最大の死の原因。第一次大戦のフランス軍
では、コレラにより4ヶ月で一師団の兵を失っている。近年の戦争以外では、戦死者は病死
者の半分以下)。

経営は基本的には民間業者。ただし、規律、衛生管理、施設整備などの、「慰安婦の生活
レベル」に直接関係する事項については軍が管理していた。
これは、軍が管理しなければ慰安婦がより劣悪な生活を強いられていたことを意味する。
なぜならば、軍が管理しない方が彼女たちの生活レベル=衛生面が良いのであれば、
軍は無駄な労力を使う必要がないからである。

当時の戦争としてはごく普通のことを、しかも多大な労力を支払って運営していた、
としか言えません。

84ROMROM:2003/10/25(土) 00:27
今回の議論とは全く関係ないのですが、

>フィリピンでは15歳で「慰安婦」にさせられた例もありますが、これは犯罪にな
>らないのですか?

15〜で姐やぁは、嫁にゆーきー♪
数え年ということを忘れずに。

85ROMROM </b><font color=#FF0000>(HTV4M25U)</font><b>:2003/10/25(土) 00:38
これも本論とは関係ないので別カキコですが、
チベットの虐殺はOKですか。

だったら朝鮮半島を日本が併合なり植民地化し、在日朝鮮・韓国人を虐殺してもOKって
ことですか…。

少なくとも私はそんなことには反対ですが。指環さんはそれもOK、と。
歴史的な時間が必要だというのなら、アイヌ(ウタリ)の人々なら虐殺してもOK?

危険思想としか思えませんね。なるほど、ボル・ボトやスターリンや文化大革命やらは
同じような思想から来ているのかもしれませんね。

86指環:2003/10/25(土) 02:58
>Errorさん

>聞きたいのは一つです。「あなたは現場を見てきたかのような物言いですが
>実際に見てきたのですか?」

 見ていません。私だけでなく、殆どの歴史研究者が現場を見ずに研究し、結論を出
しています。

>従軍慰安婦のときは証言だけで事実と言い放ち、チベットでの虐殺は証言だ
>けで証拠がないと言う。

 チベットの「虐殺」には信用できる証言もなく、真偽不明としか言えません。

>チベットは清国に「侵略」されたが、清国の衰退をきっかけに独立を取り戻し、
>ラサにもどったダライ・ラマ13世は、1913年2月14日、チベットの独
>立を宣言した。

 ↑このチベットの「独立宣言」を認めた国は、どれくらいあるんですか? 確か、
戦前のイギリスぐらいじゃなかったかと思いますが・・・。当時のイギリスはチベッ
トに領土的野心があって中国から切り離したがっていたようですね。

>蝉丸さん

>>秦氏の仮説に過ぎない
>歴史上の殆どの事物が仮説の集大成と言えるものですから、吉見義明氏の説も
>仮設に過ぎないの一言で何でも否定できてしまうんで、それはどうかと思います。

 歴史学的な意味で断定できない、という意味です。何より秦氏自身が「諸条件を考
慮しつつ」「推定」したものに過ぎないと述べています(「慰安婦と戦場の性」新潮
社、410頁)。

>性行為を強要って普通、健康診査とか仕事の事前の手続きで何をやるか気づくでしょ?

 「健康診査とか仕事の事前の手続きで何をやるか」が明確になったのは、故郷を遠
く離れた外国、しかも戦場でした。年端もいかない女性がどうやって逃げ帰ることが
できると思いますか? 交通手段は? もちろん、日本軍が逃亡を監視していました。

87指環:2003/10/25(土) 04:17
>hesomagariさん

>数は問題でないと仰るのであれば、最初のあなたの発言である
>>植民地の女性を大量に慰安婦にしたのは・・・
>というのは、あなたの想像であると言うことですね。そして、数は問題に出来る
>資料は存在しないので、議論にはしない、で良いですか?

 「数は問題でない」と、いつ私が言いましたか? 貴方が持ち出した秦郁彦氏の説
でも、4千人もの朝鮮人女性が「慰安婦」にさせられたというのですから、「植民地
の女性を大量に慰安婦にしたと言うこと」については貴方も納得できるはずです。

>私の認識では、一定の金額を支払う契約をして、それを支払えば、慰安所から
>出られた思いますが。

 ちょっと確認しますが、↑この「契約」というのは、合法・有効な契約ですか?
それとも、違法・無効な契約ですか? どちらですか?(もちろん、当時どうだった
か、ですよ。)

>しかも、全員が、性行為の強要をされていたということなんでしょうか。

 「やめる自由」「拒否する自由」が保障されていなければ、自由意思による売春と
も、和姦とも言えませんね。

>多くの国が第二次大戦中も慰安所を持っていたのは知られた事実ですから、

 連合国軍も現地部隊が慰安所を設けた例がありますね。しかし、その多くが本国で
問題になり、軍中央の命令で閉鎖されています。日本やドイツのように、軍中央が企
画・推進したものではありませんでした。

>慰安所については、現在では、性暴力の抑止や性病の抑止には大して繋がらない
>ようなデータがあったのではなかったかな。

 ↑これはその通りです。

>少なくとも、一国の戦争責任ばかり追求する姿勢では、人権や平和に対して、
>真剣に取り組めないことが、我が日本により証明されました。

 自国の戦争責任も追及しないようでは人権や平和に対して、真剣に取り組めないと
いうことですね。自国の戦争犯罪も追及しない国が他国の国内の人権侵害(例えば、
北朝鮮)を非難したところで相手にされないでしょう。

>憂国学生さん

>ではオカシナ独裁者が国民を殺しまくっていても、
>それは内政問題だから無視して構わないというのですか。

 私がいつ「無視して構わない」と言いましたか? そう言ったというなら、該当箇
所を示してください。
 私が言っているのは、内政問題だということだけです。

>Doronpaさん

>従軍慰安婦問題で、まず疑問なのは、フィクションとして吉田清治がその著作で取
>り上げるまで、

 「従軍慰安婦」国家強制の根拠は吉田清治氏の著作だけではありません。それに、
吉田清治氏の本に書かれているのは「慰安婦」徴集の話だけで、最も肝心な軍慰安所
の実態については全く触れられていません。この点で、殆ど意味のない本です。

>実際、従軍慰安婦と言う言葉自体は1970年に日本で「造られた」のですが、
>その存在を韓国が取りざたするのに、戦後30年以上経っています。
>これはどう考えてもおかしいと思いませんか?

 北朝鮮による日本人拉致は、事件の多くが起きてから20年以上経った今頃になっ
て大問題になっています。「これはどう考えてもおかしい」と貴方は思うのですか?

88指環:2003/10/25(土) 06:10
>ROMROMさん

 貴方もコテハンにしてください。まぁ今回だけはレス付けますが・・・。

 さて、貴方が引用されていた各国軍隊の慰安施設の話はおおむね正しいでしょう。
問題なのは軍の中央が企画・推進したものかどうかという点です。

>注意していただきたいのは、「国」の直接的な関与が全く述べられていない点。
>「国策」と言えるものではない。

 陸軍省が「慰安婦」の徴集業務などについて各派遣軍に具体的指示を出しています。
また、内務省など、他の国家機関も「慰安婦」の徴集・移送などに具体的に協力してい
ます。
 「従軍慰安婦」制度には国が直接的に関与しており、国策として推進されたものだと
言えます。
 この点が第二次世界大戦での連合国側の慰安所と異なるところです。

>>いずれにせよ、慰安婦たちは戦地に
>>おいては常時軍の管理下において軍と共に行動させられており、自由もない、痛ましい
>>生活を強いられたことは明らかである。
>
>この一文は、アメリカ軍の報告書とは異なる、推測でしかないことははっきりさせておく。

 ↑「アメリカ軍の報告書」とはビルマのミッチナでの米軍の捕虜尋問報告のことだと
思います。
 この尋問報告には矛盾した記述もあり、内容の信憑性に疑問があることは、この板で
も既に述べたとおりです。また、この報告書ですら「慰安婦」の「自由もない、痛まし
い生活」の一端を窺うことができます。

>経営は基本的には民間業者。

 業者経営でも慰安所設置の決定は現地部隊が行い、慰安所の建物は軍が接収して業
者に提供しました。また、「慰安婦」の徴集・移送も軍の協力がなければ不可能でし
た。さらに、この「民間業者」というのも軍が選定し、軍の身分証明書を持っていて、
純粋な民間業者ではありませんでした。1942年以降は「軍従属者」とされました。
 また、業者経営ではない、軍直営の慰安所もありました。

>>フィリピンでは15歳で「慰安婦」にさせられた例もありますが、これは犯罪にな
>>らないのですか?
>
>15〜で姐やぁは、嫁にゆーきー♪
>数え年ということを忘れずに。

 当時の日本が加入していた「婦人及児童の売買禁止に関する国際条約」(1921
年)では21歳未満の女性を売春に従事させることは、本人の承諾の有無に関わらず、
全面的に禁止されていました。
 また、当時の日本の公娼制度の法令では、娼妓にしてはならない年齢が、内地18
歳未満、朝鮮17歳未満でした。

>チベットの虐殺はOKですか。

 ↑そんなこと私がいつ言いましたか?

89指環(嘘・メール欄):2003/10/25(土) 09:46
> 貴方もコテハンにしてください。まぁ今回だけはレス付けますが・・・。
あなたより先にこの板にてカキコをしていた人間に対する言葉がこれですか。
この板ではROMROMといえば私だとわかってもらえると思っているのですがね。
コテハンの意味、わかってらっしゃいます?
この場合は「トリップつけろ」が正解だと思いますよ。というわけで、あなたもトリップを
つけてください。

>問題なのは軍の中央が企画・推進したものかどうかという点です。
文章をちゃんと読めば、そうである旨、ちゃんとわかりますが?

>「従軍慰安婦」制度には国が直接的に関与しており、国策として推進されたものだと
>言えます。
ソースを出してください。それと、当時の戦争では「慰安所」の設置は「当然」のもので
あったことの認識が欠如していますね。

>経営は基本的には民間業者。
への反論ですが、軍事行動というものを全く理解できていないようですね。
軍と行動を共にする民間人に協力・許可証に類するものを与えないで、誰でも良い
などという愚策を取ると?

>業者経営ではない、軍直営の
だから、「基本的には」と書いてあるでしょ?

>15〜で
で、国際条約違反は東京裁判で問題になりましたか?

>>チベットの虐殺はOKですか。

> ↑そんなこと私がいつ言いましたか?
おや、自覚がない。あなた以外のここにいる大半はあなたのスタンスがそうであると
見なしていると、私は化感じていますが?
設楽 (On.9ShQQ)氏、蝉丸氏、Error氏、如何ですか?

90hesomagari:2003/10/25(土) 09:54
指輪さんへ


数の問題については、あなたが、確たる数字の証拠はない、と仰ったでは
ありませんか。それでは、数を語ることは出来ませんから、大量かどうかは
議論出来ません。

契約は違法だったという証明はなされたのでしょうか?
それと、やめる自由ですが、前借りのお金がある、または、一定の
契約期間があると言う場合は、それを満たす必要があったわけです。
これに対しては、先の違法な契約と併せて、これ自体も強制であったか
どうかということをご存じであれば、教えて下さい。
私は、これについて、強制されたという証明を見たことがありませんので、
興味があります。それ故、当時としては、合法的だったのではないかと考える次第です。
よろしくお願いします。

>自国の戦争犯罪も追及しない国が他国の国内の人権侵害(例えば、
北朝鮮)を非難したところで相手にされないでしょう。

残念ながら、これは、常に日本悪し、で話す方がいつも言う言葉です。
もう少しバランスのある考えをお持ちだと思っていました。残念です。

他国の人権侵害より、日本の過去の人権侵害や、戦争を未だに持ち出し、
北朝鮮への避難をかわす。そう言う時代は過ぎ去ったと思います。
しかも、我が国は北朝鮮により、自国民を拉致され、主権を侵されました。
これに対して、まだ、過去の戦争責任しか言えない人は、日本人の人権
については、軽視も甚だしいと言わざるを得ません。

他方を大事にし、こちらは軽視、または無視する。
その考えでは、人権を語る資格無しと思います。
視野狭窄で「慰安婦問題」を語ることこそ、当時慰安婦として苦労された方を
愚弄していると思います。

少なくとも、慰安婦問題に対しては、日本を咎めることにしか終始していない
と思います。目的が違うと感じるのです。
戦争という悲惨な状況下では、戦況の悪化と共に、「白馬事件」に代表されるような
事が起きても、不思議ではないと思います。
それは、不幸なことでしょう。非難されればいい。

しかし、日本軍は少なくとも、最初から慰安婦を性奴隷としたわけではないと
考えています。書けば長くなりますから割愛しますが、変な言い方をすれば、
日本はきちんと戦争しようと努力したと考えています。

戦争を賛美するワケではありません。しかし、真っ赤に塗られた知識や
思想はごめん被りたい。私は、真実を知りたいのです。思想を知りたいわけでは
ありません。

この問題と北朝鮮の問題をリンクさせることは出来ないのです。

91Error:2003/10/25(土) 10:02
>見ていません。私だけでなく、殆どの歴史研究者が現場を見ずに研究し、結論を出
>しています。
その研究が100%正しけりゃ誰も文句言わないでしょう。現実には矛盾した証言や証拠
が出てきてるのに「強制的だった」「旧日本軍は人類史上類を見ない悪逆非道だった」
という結論から研究してるから今でもこうやって議論が絶えないのでしょう。
あなたも「強制的にさせられた」「強制性交だった」「強制的に続けさせた」と強制
的だったという結論から発言してますしね。
「従軍慰安婦」だって戦後の造語じゃないですか。それとも歴史研究者の研究による
と戦前からあった言葉だったのですか?
韓国では挺身隊として働いていた女性も従軍慰安婦にされたと言ってましたよね。
http://www.sagamiono-ch.or.jp/intercessors/2001/2001.05/2001.05.report.05.htm
吉見教授の「従軍慰安婦資料集」にも強制性をしめす有力な資料がなく、「広義の
強制連行」などという小学生の屁理屈にも劣る言い訳を考えたりしてますね。
あげくに朝生という討論番組では「奴隷が狩り的強制連行は無かった」と発言して
ます。さらに「挺身隊が慰安婦にさせられた例も確認されていない」とも発言して
います。

>チベットの「虐殺」には信用できる証言もなく、真偽不明としか言えません。
従軍慰安婦の証言は無条件で信用して、チベットの場合は信用できる証言が無いですか。
別にいいですけど。
そんな事言ってたら従軍慰安婦の証言だって信用されてませんよ。クワラスワミ
の報告書がどういう評価だったかご存じですか?最低ランクの「TakeNote」です。
つまり報告書は信憑性に欠け、議論するに値せずと判断されたんですよ
ちなみにクワラスワミの報告書はきちんと「公文書の類は無かった。従軍慰安婦
達の証言で作成できた」と書いております。



> ↑このチベットの「独立宣言」を認めた国は、どれくらいあるんですか? 確か、
>戦前のイギリスぐらいじゃなかったかと思いますが・・・。当時のイギリスはチベッ
>トに領土的野心があって中国から切り離したがっていたようですね。
別にそうおっしゃるならかまわないですが、そうすると日韓併合も問題なくなりますね。
朝鮮がハーグ密使事件で国際会議に訴えた時に朝鮮の外交権は日本にあるという理由
で意見は聞き入れられず、当時のアメリカ・ロシアも密使に会う事を拒否しています。

最後にお尋ねしたいのですが、従軍慰安婦の人権問題や被害を訴える人たちに日本人の
従軍慰安婦について触れる人がいないのはなぜですか?

92Error:2003/10/25(土) 10:21
>>89
ROMROMさんへ
私もそういう印象は受けました。
ただ「 指環(嘘・メール欄)」これはやらない方が良かったと思います。

指環さんへ

>北朝鮮による日本人拉致は、事件の多くが起きてから20年以上経った今頃になっ
>て大問題になっています。「これはどう考えてもおかしい」と貴方は思うのですか?

こうおっしゃってますが、拉致被害者家族会は北朝鮮に拉致されたという事実を
知ってからずっと訴えてましたよ。
大問題にならなかったのはまずマスメディアが無視していたのと、悔しいですが
政府も積極的じゃなかったからでしょう。
ですが、従軍慰安婦問題に関しては、日本側で事が起こるまでそんな活動をして
いたという話は出てないですよね?

93関西人:2003/10/25(土) 11:04
>連合国軍も現地部隊が慰安所を設けた例がありますね。しかし、その多くが本国で
>問題になり、軍中央の命令で閉鎖されています。日本やドイツのように、軍中央が企
>画・推進したものではありませんでした。

でたらめを言ってはいけませんね。
例えば米陸軍で1943年にブラムフィールド少佐が行い、陸軍省に提出した報告書
では調査地域であったアフリカ、中近東、インド、オセアニア全域にて連合軍が多数
の慰安所を建設していると記載されています。
そしてその報告書に記載されている慰安所で閉鎖命令の出たものはなく、それどころ
か慰安所に関するイギリス軍と米軍の協力関係を称えるなど、慰安所を積極的に評価
しています。
またリベリアでは軍が現地政府に協力させ「女村」と呼ばれる大規模な慰安所集落を
建設し、女性を隔離して徹底的に管理しているなど、米軍の慰安所が軍と現地政府と
の密接な協調の元で運営されていた事実も記載されています。
もちろんこの報告書は現在も米国立公文書館に現存しており、今でも希望者は誰でも
閲覧できます。
このように米軍の公式資料にもハッキリと軍中央が慰安所の存在、並びにその運営に
ついて把握し、支持していたことがうたわれています。
あなたの認識は完全な間違いです。

94ROMROM </b><font color=#FF0000>(HTV4M25U)</font><b>:2003/10/25(土) 14:09
>>92
>ただ「 指環(嘘・メール欄)」これはやらない方が良かったと思います。

南雲氏同様、妙にコテハンだの本名だのこだわる割に、この掲示板では簡単に
指環氏を騙ることが可能であること、トリップもつけていないことを指摘したかったので。
やりすぎかな、とは思いましたが、あえてやっちゃいました。

誤解を招くような好意と、愚弄とも取られかねない行為を皆様に、特に指環氏に謝罪します。

95名無しさん:2003/10/25(土) 17:01
韓国はベトナム戦争当時、大統領主導の元で「慰問公演団」と言ったいわば慰安婦を送っていたと言われていますね。
というか、>>1さんの趣旨とは異なりますが、慰安婦問題を声高に訴えている韓国人は、
賠償が欲しいのであれば自国韓国を訴える事が相当でしょう。
だいたい日韓基本条約で日本はすべての事で賠償を終えています。

96Error:2003/10/25(土) 19:13
>>94
あ、いやそこまで強い意味合いで言ったわけでは無いので気になさらないで
ください。

>>95
ところがこういった人たちって、個人補償は終わってないってのがデフォルト
らしいです。
http://www.doitakako.net/bbs2/msg.cgi?mod=detail&amp;MESSAGE_ID=0000690

97関西人:2003/10/25(土) 21:09
>>96
その「社民党支持者123」は社民党員からもネタ扱いされている人間ですよ。

98Error:2003/10/25(土) 21:35
>>97
ええ私も今読んでちょっと笑ってしまいました。
ただ本人は至って本気のようですね。
これ以上はスレ違いなので・・・。

99蝉丸 </b><font color=#FF0000>(wKAHEefU)</font><b>:2003/10/25(土) 23:45
トリップつけました、蝉丸です
これは自分の指輪氏に感じた事なんで聞き流したかったら
聞き流してください、どうも指輪氏は自分に都合が悪くなると
そんなことはいってないとか私がいつ言ったんだ?の
一点張りのように感じます。

100蝉丸 </b><font color=#FF0000>(wKAHEefU)</font><b>:2003/10/26(日) 00:08
↑の字間違いすんません
指環氏
>歴史学的な意味で断定できない
歴史学自体すでに何年かの時が経過した風化した事項を残された史料を通して
調べる学問ですから、殆どが推定の上で成り立っています。
よほど近代の事や大まかな事でない限りは、
歴史学に断定されたことは一つも無いと言っていいでしょう。
「仮設に過ぎない」の一言で何でも否定できてしまうというのは
そういう意味です。

101Doronpa </b><font color=#FF0000>(gX8zASqw)</font><b>:2003/10/26(日) 17:47
先にも述べましたが、何故、韓国では吉田清治のフィクションが登場するまで
それこそ戦後30年以上に渡って、従軍売春婦問題が取り上げられなかったのでしょうか?
この点が、日本人が一番奇異とする点であり、また、韓国側の主張に対する
最初の疑問符なのです。

102指環:2003/10/27(月) 00:32
>ROMROM (HTV4M25U)さん

 無視しようかとも思いましたが、まぁ謝罪があったことですので、良いでしょう。

>この場合は「トリップつけろ」が正解だと思いますよ。というわけで、あなたもトリップを
>つけてください。

 そのトリップの付け方が分からないので、教えてください。(どなたでも結構です。)

>>問題なのは軍の中央が企画・推進したものかどうかという点です。
>文章をちゃんと読めば、そうである旨、ちゃんとわかりますが?

 「軍の中央が企画・推進」の意味を貴方は本当に理解していますか?

>>「従軍慰安婦」制度には国が直接的に関与しており、国策として推進されたものだと
>>言えます。
>ソースを出してください。

 「軍慰安所従業婦等募集に関する件」 1938年に陸軍省副官通牒として出され
た文書です。ここで陸軍省は、各派遣軍が「慰安婦」徴集業務をしっかり統制するよ
うにとの具体的指示を行っています。
 「支那事変の経験より観たる軍紀振作対策」 1940年に陸軍省から陸軍各部隊
に教育参考資料として送られた文書です。軍人の志気の振興、軍紀の維持、略奪・強
姦・放火・捕虜虐殺などの犯罪の予防、性病の予防のために軍慰安所は必要だとして、
その役割を積極的に認めています。
 「支那渡航婦女の取扱に関する件」 1938年の内務省の通牒です。内務省は、
「慰安婦」などの「醜業(売春)を目的とする婦女」の渡航は、華北・華中に渡航す
る場合に限って、これを「黙認」するとの指示を出しています。

>それと、当時の戦争では「慰安所」の設置は「当然」のもので
>あったことの認識が欠如していますね。

 とんでもありません。当時の日本軍も慰安所の設置が反倫理的で許されないこと、
国家の対面を傷付けるものであること、慰安所設置が公然化すれば「銃後を守る」国
民の不信を招く恐れがある、といった自覚はほぼ間違いなく持っていたでしょう。そ
のため、軍が慰安所を作っていることを、できる限り隠そうとしていました。

>>経営は基本的には民間業者。
>への反論ですが、軍事行動というものを全く理解できていないようですね。
>軍と行動を共にする民間人に協力・許可証に類するものを与えないで、誰でも良い
>などという愚策を取ると?

 純粋な民間業者ではなかった、という点については宜しいですね?

>>業者経営ではない、軍直営の
>だから、「基本的には」と書いてあるでしょ?

 軍直営の慰安所も存在したという事実は貴方もお認めになるわけですね?

>>15〜で
>で、国際条約違反は東京裁判で問題になりましたか?
 
 全ての日本の戦争犯罪が東京裁判で裁かれたわけではありません。東京裁判そのも
のが日本の戦争犯罪追及としては極めて不徹底であったことは多方面から指摘がされ
ています。

>>>チベットの虐殺はOKですか。
>
>> ↑そんなこと私がいつ言いましたか?
>おや、自覚がない。あなた以外のここにいる大半はあなたのスタンスがそうであると
>見なしていると、私は化感じていますが?

 そのような私の発言の該当箇所を示してくださいと言っているでしょ? それと、
そもそも「従軍慰安婦」問題を議論する場に、それと全く関係の無い「チベット問題」
を繰り返し持ち出すこと自体、自信の無さの表れですよ(笑い)。

103南雲和夫:2003/10/27(月) 01:47
指環様
トリップのつけ方は 名前の後に「#○○○○○」と♯に続けて番号を
書いて下さい。それにしても、ここの連中は歴史認識について不勉強な
人が多すぎますな(あるいは意図的に認めようとしない)。
お互いに頑張りましょう。

ROMROM氏へ
貴殿がどういおうと、ここの掲示板で他者の思想・信条を問題にし、
全く関係ない問題を持ち出す貴殿のような人物を、まともな論争
相手とはみなさないので、今後はそのつもりで。
貴殿のような人物を相手にしているほど、当方も暇ではない。

104指環:2003/10/27(月) 02:53
>hesomagariさん

>数の問題については、あなたが、確たる数字の証拠はない、と仰ったでは
>ありませんか。それでは、数を語ることは出来ませんから、大量かどうかは
>議論出来ません。

 では、何故、秦郁彦氏の説を持ち出したのですか? 都合が悪くなると「議論出来
ません」なのですか? 実にご立派な態度ですな(笑い)。

>契約は違法だったという証明はなされたのでしょうか?

 1899年、民法が制定されました。これに基づき、大審院は、1900年、娼妓
稼働契約は公序良俗に反する違法な契約で無効だとして、訴えを起こしていた名古屋
の娼妓に即時廃業を認めました。これ以降、女性を拘束して売春させる契約は許され
なくなりました。

>それと、やめる自由ですが、前借りのお金がある、または、一定の
>契約期間があると言う場合は、それを満たす必要があったわけです。

 前借金や「契約」を理由に女性を拘束して売春させることは日本でも1900年に
既に許されなくなっていました。
 大審院の判決が出た1900年、「娼妓取締規則」が制定され、娼妓には無条件に
「やめる自由」が保障されることとなりました。つまり、前借金や「契約」を盾に女
性を拘束して売春させれば、当時でも勿論、犯罪になりました。このことを前提にし
て、当時の公娼制度は成り立っていたわけです。

>これに対しては、先の違法な契約と併せて、これ自体も強制であったか
>どうかということをご存じであれば、教えて下さい。

 違法な「契約」を盾に女性を慰安所に拘束して「やめる自由」も保障しなかったわ
けですから、強制に決まっています。

>それ故、当時としては、合法的だったのではないかと考える次第です。

 当時として、どころか、少なくとも1900年以降は完全に違法です。

>しかし、日本軍は少なくとも、最初から慰安婦を性奴隷としたわけではないと
>考えています。

 もし、日本軍が最初から「慰安婦」を性奴隷としたわけではなかったのなら、どん
なに少なくとも、当時の公娼制度並みに「慰安婦」に「やめる自由」を保障する軍法
を作ったはずです。ところが、そのような軍法は作られませんでした。また、公娼制
度の法令も適用されませんでした。
 つまり公娼制度の法令上も全くの非合法の売春をやっていたわけです。
 「やめる自由」も保障せず、前借金や「契約」で縛って売春させればどうなります
か? もちろん、強制売春(=組織的強姦)です。

>私は、真実を知りたいのです。思想を知りたいわけではありません。

 本当ですか? 私には hesomagariさんは(hesomagariさんだけでなく、この板
の多くの人は)歴史の真実の探求ではなく、韓国との「政治闘争」として「従軍慰安
婦」問題を扱っているように見えます。

105指環 </b><font color=#FF0000>(wUDH2Y5M)</font><b>:2003/10/27(月) 03:33
>南雲和夫さん

 ありがとうございます。一応、トリップをやってみましたけど、果たしてうまく
いったかどうか・・・。

>それにしても、ここの連中は歴史認識について不勉強な
>人が多すぎますな(あるいは意図的に認めようとしない)。

 同感。この板の人達の言説は決して世の中の主流ではないし、今後も主流になるこ
とはないと思います。けれども、その害悪は無視できません。

>Errorさん

>「従軍慰安婦」だって戦後の造語じゃないですか。それとも歴史研究者の研究による
>と戦前からあった言葉だったのですか?

 「従軍慰安婦」は戦後の造語です。だから、どうなんですか? なお、私は「従軍
慰安婦」という言葉にもかなり問題があると思っています。「従軍」という言葉には
自発的に軍に従って行ったというニュアンスがありますし、「慰安」という言葉も
「従業員の慰安旅行」とかで使われますから、「従軍慰安婦」という言葉自体、問題
の本質を覆い隠す言葉だと言えましょう。
 私は、「日本軍性奴隷」と呼んだ方が良いと思っています。少なくとも、括弧付き
で「従軍慰安婦」と呼ぶべきでしょうね。

>吉見教授の「従軍慰安婦資料集」にも強制性をしめす有力な資料がなく、

 とんでもありません。慰安所への拘束(即ち強制性)を示す資料がいくつも掲載さ
れています。お望みなら、紹介しましょうか?

>クワラスワミ
>の報告書がどういう評価だったかご存じですか?最低ランクの「TakeNote」です。
>つまり報告書は信憑性に欠け、議論するに値せずと判断されたんですよ

 「TakeNote」とは「承認」と全く同じ意味です。「クマラスワミ報告」は国連の
人権委員会で正式に採択されたもので、大変な重みがあります。

>ちなみにクワラスワミの報告書はきちんと「公文書の類は無かった。従軍慰安婦
>達の証言で作成できた」と書いております。

 ほぉーっ、どこにそんなことが書いてありますか?

>最後にお尋ねしたいのですが、従軍慰安婦の人権問題や被害を訴える人たちに日本人の
>従軍慰安婦について触れる人がいないのはなぜですか?

 日本人の「従軍慰安婦」についても触れているはずですが・・・。「従軍慰安婦の
人権問題や被害を訴える人」で日本人の「従軍慰安婦」について触れていない人が誰
かいますか?

>従軍慰安婦問題に関しては、日本側で事が起こるまでそんな活動をして
>いたという話は出てないですよね?
 
 日本軍が慰安所を作っていたことはかなり以前から知られていました。元軍人なら
誰でも知っていたことです。1947年に朝鮮人「慰安婦」をテーマにした小説も書
かれています。
 そのことが重大な人権侵害であることを日本人が長いこと認識してこなかったのな
ら、その鈍感さこそ、先ず反省すべきでしょう。

106指環 </b><font color=#FF0000>(wUDH2Y5M)</font><b>:2003/10/27(月) 05:45
 トリップ、うまくいったようです。

>関西人さん

>例えば米陸軍で1943年にブラムフィールド少佐が行い、陸軍省に提出した報告書
>では調査地域であったアフリカ、中近東、インド、オセアニア全域にて連合軍が多数
>の慰安所を建設していると記載されています。

 例えば、北アフリカで米軍のパットン将軍が軍専用の売春宿を作る計画を持ってい
たと言われています。しかし、本国の連邦議会などで大問題になり断念したといいま
す。
 また、中国・昆明では米軍の現地部隊がインド人売春婦を空輸させ慰安所を作った
そうです。しかし、これを知ったインド・ビルマ・中国戦域軍の司令官が激怒して、
即座に閉鎖させています。
 ただ、従来からある売春宿の利用は禁止されなかったこともあったようですが、何
より重要なのは、軍中央が慰安所設置を企画・推進したかどうかという点です。この
点で、連合国軍と日独両軍は明らかに違うと再三申し上げています。

>そしてその報告書に記載されている慰安所で閉鎖命令の出たものはなく、それどころ
>か慰安所に関するイギリス軍と米軍の協力関係を称えるなど、慰安所を積極的に評価
>しています。

 陸軍の一少佐が評価していたというのと、日本のように陸軍省が慰安所運営の具体
的指示を出していたというのとでは全然違いますけれど・・・。

>このように米軍の公式資料にもハッキリと軍中央が慰安所の存在、並びにその運営に
>ついて把握し、支持していたことがうたわれています。

 米軍は、日本軍のように、慰安所の「把握・支持」だけでなく、「慰安婦」徴集業
務についての具体的指示を国防総省が各派遣軍に行ったりしていたのですか? 教え
てください。
(その他、慰安所での「慰安婦」に対する拘束性・強制性がどの程度であったのか、
未成年者の使役があったのかどうか、なども重要な問題ですね。)

 それにしても・・・まぁこの問題それ自体は興味あるテーマではあります。けれど
も、「どこの国も悪いことをやっていたのだから、自分の国の悪行も許される」と言
いたくて、この議論を延々とやっているのだとしたら、どっちの結論になるのであれ、
実に情けない話です。
 「皆、やっていたんだ。自分だけじゃない。」
 こうでも言わなきゃ、日本の戦争犯罪を否定することはできないのですか? 何と
も、トホホ・・・といった話です。

>名無しさん

 このハンドルの書き込みでも、この板では構わないらしいですが、私からのレスは
期待しないでください。

>Doronpaさん

>先にも述べましたが、何故、韓国では吉田清治のフィクションが登場するまで
>それこそ戦後30年以上に渡って、従軍売春婦問題が取り上げられなかったのでしょうか?

 韓国で「従軍慰安婦」が問題化したのは吉田清治氏の本ではなく、韓国国内の女性
団体の運動によるものだったと思います。
 韓国で戦後すぐに問題にならなかったのには様々な理由があります。朝鮮戦争、そ
の後の南北対立、軍事独裁政権が続く、などの混乱があり、落ち着いて過去の植民地
時代を振り返る余裕が無かったことがあります。また、被害者である元「慰安婦」は
周囲の差別と偏見のために名乗り出て被害を訴えることが極めて困難でした。(その
困難は今も続いています。)

>この点が、日本人が一番奇異とする点であり、

 このことを奇異に感じる日本人がいることの方が私には奇異に感じられます。
 
 先にも述べましたが、戦後50年近くも日本人の多くがこの問題の重大性に気づか
なかったことこそ反省しなければならないでしょう。(私自身も含めてです。)

107Error:2003/10/27(月) 10:39
>>105
>とんでもありません。慰安所への拘束(即ち強制性)を示す資料がいくつも
>掲載されています。お望みなら、紹介しましょうか?
だから本人が強制性を示す資料を見つけられなくて、「広義の強制連行」って
言う小学生の屁理屈を持ち出したんでしょうが。

>「TakeNote」とは「承認」と全く同じ意味です。「クマラスワミ報告」は国
>連の人権委員会で正式に採択されたもので、大変な重みがあります。
TakeNoteの意味をわかっていますか?言ってしまえば「とりあえず受け取って
おく」って事なんですけど・・・。

>ほぉーっ、どこにそんなことが書いてありますか?
B.徴集
23.第二次世界大戦の直前及び戦争中における軍事的性奴隷の徴集について
説明を書こうとする際、もっとも問題を感じる側面は、実際に徴集がおこ
なわれたプロセスに関して、残存しあるいは公開されている公文書が欠け
ていることである。「慰安婦」の徴集に関する証拠のほとんど全てが、被
害者自身の証言から得られている。

>日本人の「従軍慰安婦」についても触れているはずですが・・・。「従軍慰安婦の
>人権問題や被害を訴える人」で日本人の「従軍慰安婦」について触れていない人が誰
>かいますか?
へぇそれは知りませんでした。たいてい従軍慰安婦について主張する人は、日本人に
付いて何も言及しませんでしたしね。海外では訴訟を起こしませんか?って活動を行っ
たという話は聞きますが、国内でそういった活動をしてるって聞いた事がないですね。

>日本軍が慰安所を作っていたことはかなり以前から知られていました。元軍人なら
>誰でも知っていたことです。1947年に朝鮮人「慰安婦」をテーマにした小説も書
>かれています。
だから以前から知られてたのに終戦直後からなぜ問題が出なかったのか、あれだけ
反日で通ってる韓国がなぜすぐに従軍慰安婦について問題にしなかったのですか?
1947年の小説を根拠にされても・・・。
慰安婦本人達や親族達は「強制された」事をどうしてGHQなり自国政府なりに訴え
て来なかったのでしょうか?
極東裁判では「強制労働」や捕虜の扱い、「南京大虐殺」等々人権に関する裁判も
行われていました。軍あるいは国が関わった従軍慰安婦問題はなぜ裁判で取り扱わ
れなかったのでしょうか?

余談ですがチベットの虐殺の件はあなたの人権意識を知る上でいい参考になりまし
た。

108hesomagari:2003/10/27(月) 10:57
指輪さんへ

メッセージ43において、
>植民地の女性を大量に慰安婦にしたのは日本だけです。
と、大量という言葉を使ったのは指輪さんです。
それに対して、大量とはどれくらいか、の議論があり、

メッセージ68において私が
>参考までに、慰安婦の比率です。
秦 郁彦はた・いくひこ博士の『慰安婦と戦場の性』(新潮選書)。
を出させて頂きました。これに対して、あなたは、

メッセージ73で、
>「慰安婦」の総数が2万人前後というのは秦氏の仮説に過ぎません。
と、言われ、仮説だから、正確な数は分からない。と、言われたものと
理解しました。

で、前のメッセージでのあなたの答えが
>では、何故、秦郁彦氏の説を持ち出したのですか? 都合が悪くなると「議論出来
ません」なのですか? 実にご立派な態度ですな(笑い)。

これですか?

>公娼制度の法令も適用されませんでした。
公娼制度ですが、これは、当時の日本において、恥ずべき状況でした。
法律とは名ばかりで、貧しい東北の地方などでは、口減らしとして、
公然と女衒などに売り飛ばされていたようですし、そうでなくとも、
「野麦峠」に代表されるような、過酷な労働に出されていたのです。

そうした時代背景があったことも認めねばなりません。
そう言う価値観で物事が運んでいったのですから、法律を厳しく守るように
通達があったにしても、女衒などは、違法承知で女性を集めたでしょうね。
それを、声高に「違法だ」と叫んだところで、その時代の女性達は、
「それでも、自分が稼がなくてはいけなかった。」と言われれば、
どうしますか?

>歴史の真実の探求ではなく、韓国との「政治闘争」として「従軍慰安
婦」問題を扱っているように見えます。

そっくりそのままお返しします。正し、韓国のところを「日本」に変えて。

そうそう、このほど日本の法廷が、9年間も違法に滞在していた朝鮮半島の
一家の強制送還措置を撤回しましたね。
あなたが風に言うと、これは、立派な法律違反ですね。
でも、この人達も、止むに止まれぬ理由があって、不法滞在をし続けていたかも
しれないじゃないですか。
そう言う背景があったことを考慮しての判決だと思っています。
時代の背景とは、そういう人達を作り出し、法律一辺倒では裁けない事もあるのです。
また、これをもって、数十年後の日本で、全ての在日の人が不法滞在だったと、
声高に叫ぶ事は正しいのでしょうか?

私が知りたい真実とはそういうものです。

>「やめる自由」も保障せず、前借金や「契約」で縛って売春させればどうなります
か?
ドライに言えば、これも契約です。それを承知で働いているなら、
その人と雇い主(楼主)との問題です。実際には、一年から一年半で
辞めて帰った人もいたそうです。「数」は知りませんよ。
また、前金が大きければ、早く返すためにも、たくさんのお金を楼主に
支払って、自分の生活を切りつめもしたでしょうね。

all or nothingで、強制売春かどうかを議論するのは、不毛でしょうね。
でも、いつでも、この論調で話そうとするのが、私たちを「連中」
と見下したがる人々です。

109hesomagari </b><font color=#FF0000>(sOSUkAu2)</font><b>:2003/10/27(月) 11:15
トリンプ付いてるかな?

さて、指輪さんへ援護のつもりはありませんが、ご存じと思いつつ、
レスを付けさせて下さい。

韓国はご存じの通り、人権未開国です。障害児を輸出する国としても
知られいます。また、男尊女卑も、日本より強い傾向にある国です。
それは、取りも直さず「儒教」に縛られた思想を、未だに強く引きずっている
からだと言われております。

そして、純潔思想が強かったのが、戦前・戦中・戦後を通して重要です。
貧しさから、娘を売りに出したとしましょう。それを、家族は周りに
知られてしまうと、その娘は故郷に帰れないのです。帰ってきても、
まともな目で見てはくれない。

そんな思想に縛られた人達が、「私は慰安婦をしていた!」等と、どうどうと
名乗り出て、政府と掛け合う等、個人が決心しても、家族は認めない
と想像されます。
ですから、あまり、触って欲しくなかった事かもしれません。

それを、一部のエセ人権家達が、後押しをして、時代の彼方にある事を、
事実かどうかも確証も無しに引きずり出したとすれば(しかも、個人補償
をちらつかせて)、こんな酷いことはありません。
それを、反日のためにしていると考えると、尚更です。

110飛び入り:2003/10/27(月) 13:37
指輪さんに質問します。
慰安所が強姦施設であり、性奴隷制度であったとするなら、
戦前や戦後の、また戦中の半島や本土での一般の女衒も、
同様に強姦施設であったという主張でよろしいでしょうか。
むしろ、詐欺まがいの募集や不当な搾取や衛生管理などを
しない悪質な業者を軍は選定しないよう警戒していたようなので、
労働条件はむしろ内地のほうが悪かったと考えます。
 となると、戦前や戦後や戦中の内地での売春婦は慰安婦以上に
保障されるべきであるということになりますが、それでよろしいですか?。

111腕環:2003/10/27(月) 15:34
指環氏へ

>>104
投稿を拝見しました。
つまりは法を遵守しろ、すべきだったという立場ですね?
大変よく分かりました。
それでは韓国人慰安婦の証言も厳密に検証しなければならない筈ですよね。

>韓国のソウル大学の安垂直教授は、彼がコンタクト出来た
>  40人以上の女性の証言を検討した所、半数以上の証言は
>  矛盾していたり、時代背景と違っていたり、事実を歪められて
>  いたと言っています。

>  彼はそのうち19人の証言をまとめて発表していますが、
>  その内日本軍に強制されて慰安婦にさせられたと言っているのは、
>  僅か4人に過ぎません。

>  しかもその内の一人は釜山で働いたと言い、他の一人は富山で
>  働いた、と言っていますが、釜山にも富山にも軍の慰安所は
>  なかったのです。
>  残る2人の内一人は前述の金学順であり、今一人は文玉珠です。
>  文玉珠は日本政府に対する訴訟で、当初は娼婦として売られたと
>  言っています。
http://www.jiyuu-shikan.org/frontline/green/etv2001.html

慰安婦になるとお金が稼げるということで、いろいろな事情から
自発的に慰安婦になった人が居られるかもしれないという事と合わせ、
もし彼女たちの証言が事実を歪められていたとするならば
当然、法を遵守する立場として
たとえば、アジア女性基金の対象からも外すべきとお考えなのでしょうか?

112関西人:2003/10/27(月) 19:37
>また、中国・昆明では米軍の現地部隊がインド人売春婦を空輸させ慰安所を作った
>そうです。しかし、これを知ったインド・ビルマ・中国戦域軍の司令官が激怒して、
>即座に閉鎖させています。

苦笑せざるを得ません。このエピソードこそいかに米軍にとって慰安婦の存在
が当たり前のものであるか、証明しているものです。
インド人売春婦を昆明に空輸とありますがそれがどれだけのコストがかかったの
か分かりますか?当時の空輸ルートはヒマラヤ山脈越えしかありません。
これは当時の飛行機にとって極めて過酷なものであり途中で悪天候、故障、航路
の誤り、日本軍機との遭遇などの要素により届く量は送った量の数分の一にしか
ならず、想像を絶する苦労がかかったのです。
そんなところにインドから慰安婦を送ればどうなるか?当然、慰安婦を送った
だけでは終わりません。衣類その他細々した物品も空輸せねばならず、その
コストは膨大なものになります。
要するにコストがかかるからインド人慰安婦をわざわざ送るは辞めただけに
過ぎず、慰安婦の存在そのものは何ら問題ありませんでした。
その証拠にインドやビルマの連合軍が多数の慰安婦をかかえていたことは
ブラームフィールド報告書にも明記されています。
言い換えればこの件は「連合軍はコストを度外視して、司令官を激怒させる
ほどにまで慰安所建設に力を入れていた」と言うことの証明です。
つまりあなたの主張とは正反対の事実がこのエピソードから伺えます。

113関西人:2003/10/27(月) 19:54
>ただ、従来からある売春宿の利用は禁止されなかったこともあったようですが、何
>より重要なのは、軍中央が慰安所設置を企画・推進したかどうかという点です。この
>点で、連合国軍と日独両軍は明らかに違うと再三申し上げています。

軍中央が慰安所の設置を推進したのは明白です。
まず米軍は僻地や孤島などどうしても無理な場合を除き、慰安婦は現地で
調達し、また慰安所の設置は「現地政府機関の協力」の元に行います。
これは前述のリベリアの件はもちろんオーストラリアやインドなどでも同じ
でしたし、戦後でも韓国、ベトナム、サウジアラビアなどで同様の事を行って
います。
軍中央の意向を無視して、現地軍が勝手にリベリアやオーストラリア政府と
交渉出来ると思いますか?米軍はそんな事を許すようないい加減な軍隊だと
思ってらっしゃるのでしょうか?
あなたは駐韓米軍に今現在いる慰安婦の存在を米軍中央は把握していないと
でもおっしゃるのでしょうか?
また米陸軍の公式記録には慰安所で使う各種の医薬品や避妊具などについて
極めて組織的に最前線に送っている記録が残っています。特に性病予防器具
の配布は一部地域では空輸してまで行われるほど重視されました。
このように米軍が軍中央の明確な方針の下に慰安所の建設と運用を行っている
のは明白です。

114関西人:2003/10/27(月) 19:58
>その他、慰安所での「慰安婦」に対する拘束性・強制性がどの程度であったのか、
>未成年者の使役があったのかどうか、なども重要な問題ですね。

では昨年9月のニュースを引用しましょう。

韓国性産業に「女性密輸」5000人
ロシア、フィリピンから在韓米軍に
【ジュネーブ3日共同】国際移住機構は3日、在韓米軍兵士相手の売春など、韓国の性産業で働くことを目的に「密輸」された女性は1990年代半ば以降、5000人に達する可能性があるとした報告を発表した。
報告によると、性産業で働くため仲介業者らの手引きで入国した女性はロシアなど旧ソ連諸国やフィリピン出身者が中心。給与などを定めた契約書は交わすものの、雇用者が「手数料」や「強制的な貯蓄」で天引きを繰り返し、実際は客のチップで生活を維持するケースが多い。
米軍施設の周辺にあるバーで働くフィリピン人女性は、業者の仲介で芸能査証(ビザ)を取得、入国している例が多かった。報告は女性たちが組織的に「密輸」されている可能性が高いとした。
国際移住機構は韓国政府の入管統計や、独自の聞き取り調査を基に5000人という推定値を出したが「搾取されている外国女性」の実数はこれをはるかに上回る可能性があるとした。

昨年9月の段階でこのような批判が国際機関によって行われています。
なおこの件についての米軍の反応は「無視」です。

115関西人:2003/10/27(月) 20:10
>それにしても・・・まぁこの問題それ自体は興味あるテーマではあります。けれど
>も、「どこの国も悪いことをやっていたのだから、自分の国の悪行も許される」と言
>いたくて、この議論を延々とやっているのだとしたら、どっちの結論になるのであれ、
>実に情けない話です。
>「皆、やっていたんだ。自分だけじゃない。」
>こうでも言わなきゃ、日本の戦争犯罪を否定することはできないのですか? 何と
>も、トホホ・・・といった話です。

馬鹿馬鹿しい話ですね。慰安婦や慰安所の存在自体何ら問題ありません。
現在でも存在している事です。
それでは都合が悪いから。
「日本軍の慰安所は特別」だというとっくにメッキの剥がれた虚構にしがみ
つくのでしょう。
まさにトホホ・・・といった話ですね。

>また、被害者である元「慰安婦」は周囲の差別と偏見のために名乗り出て
>被害を訴えることが極めて困難でした。

それについては韓国遺族会系の慰安婦達がこういってますよ。
「慰安婦の大部分は金目当ての偽者」だとね。念の為に言っておきますが、
そう主張しているのはあくまでも「名乗りでている慰安婦」ですからね。

116関西人:2003/10/27(月) 20:36
あとついでに

>植民地の女性を「慰安婦」にしたのは日本だけです。

これまた失笑せざるをえませんね。
イギリスやフランスの植民地で現地の女性を「慰安婦」にした例はごまんとありますよ。
米軍の記録でも1942年12月18日に米陸軍牧師長が陸軍省に報告した記録
ではイギリスの植民地であった中近東でイギリス軍と共に現地人の慰安婦を
集めた「パラダイス」と呼ばれた慰安所の存在が報告されています。
当たり前の話です。これらの国の世界中に存在する植民地に点在する駐屯所に
わざわざ本国から慰安婦を連れてくるよりも、現地の人間を慰安婦にした方が
遙かに効率的なのは明らかですから。

117関西人:2003/10/27(月) 21:51
おまけとして米軍が本国における慰安所について批判的な声にどう対処したのか
実例をあげておきましょう。
1943年12月に北アフリカ駐留米軍の敬虔なカトリック教徒の兵士が
現地のフランス軍慰安所(そこはフランスの植民地であって、働いていた
のは現地人です。つまりこれも植民地の女性を「慰安婦」にした実例ですね)
を見習って、多数の慰安所が建設されていることを非難する手紙を故郷の
ニューヨークの神父宛にしたためています。
その結果、神父達からの問い合わせに陸軍省は形式的に現地軍に問い合わせた
だけで現地軍から送られた数行の簡単な報告を受けて、そのまま慰安所の設置
を否定した回答をしました。
前述の通り現実にはアフリカに多数の慰安所が存在しており中にはリベリアの
ように大っぴらに現地政府の協力を得て建設されていた事は陸軍省にとっても
分かり切った事であったにも関わらずです。
当然ながら「存在しないはず」の慰安所に閉鎖命令が出るはずもありません。
このように当時の米軍中央は慰安所について、自国民向けには意図的に情報を
操作して、その存在を隠匿してするという方針だった事が分かります。
このような慰安所に関する情報操作は軍中央の方針と無関係に行われたと指輪氏
は主張なさいますかね?

118憂国学生:2003/10/28(火) 01:24
関西人様。
読ませて頂きました。
ホントご苦労様です
いつまでこの不毛な議論が続くのでしょうか。
果て無き水掛け論になりそうな予感。
でも反論しないわけにはいかない。

119指環 </b><font color=#FF0000>(wUDH2Y5M)</font><b>:2003/10/28(火) 01:52
>Errorさん

>だから本人が強制性を示す資料を見つけられなくて、「広義の強制連行」って
>言う小学生の屁理屈を持ち出したんでしょうが。

 では、軍慰安所における強制性を示す資料を少しご紹介しましょう。

 例えば、独立攻城重砲兵第二大隊「常州駐屯間内務規定」(昭和13年<1938
年>3月)には↓とあります。

【引用開始】
第九章 慰安所使用規定
第六十四 雑件
 1 営業者ハ支那人ヲ客トシテ採ルコトヲ許サス
 2 営業者ハ酒肴茶菓ノ饗応ヲ禁ス
 3 営業者ハ特ニ許シタル場所以外ニ外出スルヲ禁ス
 4 営業者ハ総テ検黴ノ結果合格証ヲ所持スルモノニ限ル
【引用終了】

 ↑の「営業者」とは、「慰安婦」のことです。なお、この常州の慰安所は、軍直営
のものでした。
 また、比島軍政監部ビサヤ支部イロイロ出張所「慰安所(亜細亜会館、第一慰安所)
規定送付ノ件」(昭和17年<1942年>11月22日)には↓とあります。

【引用開始】
慰安所規定(第一慰安所 亜細亜会館)
五、慰安所経管(ママ)者ハ左記事項ヲ厳守スベシ
 5.慰安婦外出ヲ厳重取締
七、慰安婦散歩ハ毎日午前八時ヨリ午前十時マデトシ其ノ他ニアリテハ比島ビサヤ支
 部イロイロ出張所長ノ許可ヲ受クベシ尚散歩区域ハ別表一ニ依ル
【引用終了】

 この文書には「別表一、散歩区域」の地図もありますが、「公園ヲ中心トスル赤区
界ノ範囲内トス」という、慰安所周辺の非常に狭い区域です。
 このように、軍慰安所では「慰安婦」の外出・散歩も厳重に規制し、「慰安婦」を
慰安所内に監禁していました。もちろん、「慰安婦」に「やめる自由」や「拒否する
自由」が保障されていた形跡は全くありません。

>TakeNoteの意味をわかっていますか?言ってしまえば「とりあえず受け取って
>おく」って事なんですけど・・・。

 これを踏まえて次の作業を進める時に使われる言葉です。

>B.徴集
>23.第二次世界大戦の直前及び戦争中における軍事的性奴隷の徴集について
>説明を書こうとする際、もっとも問題を感じる側面は、実際に徴集がおこ
>なわれたプロセスに関して、残存しあるいは公開されている公文書が欠け
>ていることである。「慰安婦」の徴集に関する証拠のほとんど全てが、被
>害者自身の証言から得られている。

 ↑これは「慰安婦」の「徴集」に関する話ですね。最も肝心な慰安所における強制
の問題について、貴方が91で仰ってたように「公文書の類は無かった。従軍慰安婦
達の証言で作成できた」と書いてあるんですか? それを聞いているんですよ。

>たいてい従軍慰安婦について主張する人は、日本人に
>付いて何も言及しませんでしたしね。

 吉見義明氏の岩波新書でも、P88〜92にかなり詳しく書かれていますが・・・。

>だから以前から知られてたのに終戦直後からなぜ問題が出なかったのか、あれだけ
>反日で通ってる韓国がなぜすぐに従軍慰安婦について問題にしなかったのですか?

 これについては hesomagariさんが109でその理由をある程度書かれています。
理由については hesomagariさんが書かれていたようなことだと私も思います。

120指環 </b><font color=#FF0000>(wUDH2Y5M)</font><b>:2003/10/28(火) 08:06
>hesomagariさん

 植民地の女性を大量に「慰安婦」にしたことについては、もはや決着がついていま
す。貴方が持ち出した秦郁彦氏の説でも朝鮮人「慰安婦」の数は4千人だったという
のですから、数の確定が現時点でできなくても「大量だった」ということには貴方も
ご異論がないことと思います。

>公娼制度ですが、これは、当時の日本において、恥ずべき状況でした。
>法律とは名ばかりで、貧しい東北の地方などでは、口減らしとして、
>公然と女衒などに売り飛ばされていたようですし、そうでなくとも、
>「野麦峠」に代表されるような、過酷な労働に出されていたのです。

 全く仰せのとおりです。娼妓を保護する法令が作られていた当時の公娼制度でさえ
悲惨な状況だったのです。
 「慰安婦」を保護する法令も作らず、公娼制度の法令にも反する状態で、しかも戦
地で兵士を相手に売春させていた「従軍慰安婦」制度がどれだけ悲惨だったかが分か
るというものです。公娼制度よりはるかに「恥ずべき状況」でした。

>そう言う価値観で物事が運んでいったのですから、法律を厳しく守るように
>通達があったにしても、女衒などは、違法承知で女性を集めたでしょうね。

 女衒などは違法な人身売買を行っていたでしょうね。「従軍慰安婦」制度では、そ
の違法な人身売買を国家が行っていたのです。
 今日で言えば、人攫いや偽札製造や覚せい剤取引を民間の犯罪組織ではなく、国家
がやっていたということに相当します。ここに「従軍慰安婦」問題の深刻さがありま
す。

>それを、声高に「違法だ」と叫んだところで、その時代の女性達は、
>「それでも、自分が稼がなくてはいけなかった。」と言われれば、
>どうしますか?

 それでも、「慰安婦をやりたい」という女性の場合、問題はそれ程ではないかも知
れませんね。
 では、「慰安婦になったが、とてもたまらない。もういやだ。」と言われた場合、
どうしますか? それでも、借金を返すまで、やめさせず、売春させていたらどうな
りますか? これは、和姦ですか? 強姦ですか? お答えください。

>そうそう、このほど日本の法廷が、9年間も違法に滞在していた朝鮮半島の
>一家の強制送還措置を撤回しましたね。
>あなたが風に言うと、これは、立派な法律違反ですね。
>でも、この人達も、止むに止まれぬ理由があって、不法滞在をし続けていたかも
>しれないじゃないですか。
>そう言う背景があったことを考慮しての判決だと思っています。
>時代の背景とは、そういう人達を作り出し、法律一辺倒では裁けない事もあるのです。
>また、これをもって、数十年後の日本で、全ての在日の人が不法滞在だったと、
>声高に叫ぶ事は正しいのでしょうか?

 何を仰りたいのか、今一つ分かりませんが、日本軍が作った「従軍慰安婦」制度に
ここで言うような「止むに止まれぬ理由」があったのですか? 単に軍人の性欲を満
足させるためという身勝手な理由しかなかったのではないですか?

121指環 </b><font color=#FF0000>(wUDH2Y5M)</font><b>:2003/10/28(火) 08:11
>hesomagariさん(続き)

>>「やめる自由」も保障せず、前借金や「契約」で縛って売春させればどうなります
>か?
>ドライに言えば、これも契約です。

 その契約が有効に成立しうるものかどうかが問題です。どうも貴方の頭の中では違
法・無効な契約も「ドライに言えば契約」となるようですね。「人を殺す」という契
約も契約ですか?

>それを承知で働いているなら、その人と雇い主(楼主)との問題です。

 この場合、「雇い主(楼主)」とは実質的には日本軍ですね。

>実際には、一年から一年半で辞めて帰った人もいたそうです。

 条件の良い慰安所では例外的に一年半くらいで帰れることもあったようです。しか
し、それでも一年半は拘束され性奴隷状態に置かれたわけです。また、↑この話は山
田清吉「武漢兵站」(図書出版社)という本の旧軍人の回想に出てくる話ですが、一
年半で帰れたというのは日本人「慰安婦」だけのことです。この本に出てくる朝鮮人
「慰安婦」は、自殺した者、病死した者、16歳の者、入院している者ばかりで、前
借金を返して帰郷できたのは一人でてくるだけです。
 日本人「慰安婦」と朝鮮人「慰安婦」とでは待遇にかなりの差があったようです。

>また、前金が大きければ、早く返すためにも、たくさんのお金を楼主に
>支払って、自分の生活を切りつめもしたでしょうね。

 「武漢兵站」によれば、日本人「慰安婦」でも(つまり朝鮮人「慰安婦」であれば
なおのこと)兵隊からもらった2千円がありながら「外から入ったまとまった金で前
借を返すことは許されていない。前借金はすべて妓が自分の体で働いて返さねばなら
ないのである」ということだったそうです。そのような規則を作ったのは日本軍(こ
こでは漢口兵站司令部)でした。

>それを、一部のエセ人権家達が、後押しをして、時代の彼方にある事を、
>事実かどうかも確証も無しに引きずり出したとすれば(しかも、個人補償
>をちらつかせて)、こんな酷いことはありません。
>それを、反日のためにしていると考えると、尚更です。

 国家エゴとオカルト的妄想で凝り固まった一部の日本人が勇気を持って名乗り出た
被害者を「嘘つき」呼ばわりしているとすれば、こんな酷いことはありません。
 しかも教育にまで介入し「教科書から従軍慰安婦の記述をなくせ」とまでほざいて
いると考えると尚更です。

 それから、先程の質問には必ず答えてくださいね。念のため、もう一度、書いてお
きます。

 「慰安婦になったが、とてもたまらない。もういやだ。」と言われた場合、どうし
ますか? それでも、借金を返すまで、やめさせず、売春させていたらどうなります
か? これは、和姦ですか? 強姦ですか?

122hesomagari </b><font color=#FF0000>(sOSUkAu2)</font><b>:2003/10/28(火) 09:26
おやおや、早いレスありがとうございます。

>。「人を殺す」という契約も契約ですか?
国を守るために戦争で人を殺すこともいとわない。軍人としての義務であり、
一種の契約でしょう。ゴルゴ13も契約で殺人をしています。
契約というのは、
良くても悪くても、人と人との約束事でしょう。ただ、法律に違反しているか
していないかが、法治国家では問われますが。契約というのは、一旦かわせば、
かなり思いモノだと思っています。
相当無茶なモノでなければ、履行する義務はあると考えています。

>「慰安婦になったが、とてもたまらない。もういやだ。」と言われた場合、どうし
ますか? それでも、借金を返すまで、やめさせず、売春させていたらどうなります
か? これは、和姦ですか? 強姦ですか?

これは明らかな売春の強要でしょう。和姦か強姦かは、別問題ではないのですか?
で、この後、縛り付けて泣き叫ぶのも無視して性交を強制すれば強姦です。
運命と分かって受け入れ、身体を開けば和姦です。

実は、強姦と和姦というのは、非常に難しい判断だと思います。
現在に置いても、強姦時に「コンドームを付けて欲しい」
と、言ったばっかりに、和姦になったことすらあるのです。
その人は、最早諦め、せめて、性病から自分を守ろうとしたのにですよ!

>教育にまで介入し「教科書から従軍慰安婦の記述をなくせ」とまでほざいて
いると考えると尚更です。

教科書に載せるというのは、大変なことですよ。真実がしっかりと
把握されているか、歴史上の事象としてきちんと認知されていないと
載せられません。それで、自国民を教育していくのですから。
こんなあやふやで、議論されている真っ最中のことを載せるなんて、
バカバカしいことです。中韓の圧力で教育を進めるなんて、亡国の極みですね。
従軍慰安婦問題が内外できちんとけりが付けば、その事によって分かったことを
書けばいいのです。

>日本人「慰安婦」と朝鮮人「慰安婦」とでは待遇にかなりの差があったようです。
どのような差でしょうか?
意識の差はあったでしょうね。
自殺等については、先に書いたように、朝鮮人の純潔思想も手伝って、
個人差はあれ、苦役だったことは想像出来ますね。

ただ、何度も書きますが、家族のために仕方が無く働いた方が多い場合や、
本人納得済みの場合と、
絶対納得せず、最後まで抵抗した、
あるいは、帰りたくても返してもらえず、それ以降は抵抗を続けた、
というのは、どれ位の比率だったのでしょうか。
そして、元もと娼婦であった方と、全くの素人であった方の比率はどうだった
のでしょうか?これが分からなければ、あなたが言う強要だの強姦だのは、
議論出来ないのではないですか?

現在の風俗の人的に言えば、「車が欲しいから、売春なんてイヤだけど、
目つむってがんばる。」
この人を抱けば、これは、強姦罪でしょうか?

123hesomagari </b><font color=#FF0000>(sOSUkAu2)</font><b>:2003/10/28(火) 09:39
指輪さんへ。追加レスです。

キム・ワンソップという方が、昨年より、16回「SAPIO」という雑誌で
連載されていた中に、こういう一文がありました。

ベトナム戦争において、当時の大統領である朴大統領政権は慰問公演団
と言う名目で、主に芸能人らで構成された軍隊慰安婦をベトナムに派遣した。
芸能人慰問公演団はある部隊に長期間とどまりながら多くの将校にセックス
接待を行い、ときには兵士にもその順番が回ってきたという。その当時は歌手でも
タレントでも、韓国の女性芸能人なら誰もベトナム慰問を避けられない状況だったから、
その規模も相当のものだったと推定される。

これは、強制的に時の政権が慰安婦をベトナムに送ったということですね。

124hesomagari </b><font color=#FF0000>(sOSUkAu2)</font><b>:2003/10/28(火) 10:36
忘れ物でした、指輪さん。

数の議論については、あなたの「仮説発言」により、
あなた自身が数については分からず、の方針を示されました。
何度言われようと、数を仮説だから、と言われたのは、あなたですよ。
ですから、今後、あなた自身は、私に対して、「数は分からないが」、というスタンスの元で
話しかけているんだと考えます。以上です。

125Error:2003/10/28(火) 11:54
第九章 慰安所使用規定
第六十四 雑件
 1 営業者ハ支那人ヲ客トシテ採ルコトヲ許サス
  ※営業者は中国人を客としてとってはいけない
 2 営業者ハ酒肴茶菓ノ饗応ヲ禁ス
     ※営業者は(恐らく)宴会等を禁止する
 3 営業者ハ特ニ許シタル場所以外ニ外出スルヲ禁ス
     ※営業者は許可された所以外の場所に行ってはいけない
 4 営業者ハ総テ検黴ノ結果合格証ヲ所持スルモノニ限ル
     ※営業者は全て検査の結果、合格証を所持している人に限る

慰安所規定(第一慰安所 亜細亜会館)
五、慰安所経管(ママ)者ハ左記事項ヲ厳守スベシ
    ※慰安所経営者は先の事項を厳守しなさい

 5.慰安婦外出ヲ厳重取締
      ※慰安婦の外出を厳重に取り締まりなさい
七、慰安婦散歩ハ毎日午前八時ヨリ午前十時マデトシ其ノ他ニアリテハ比島ビサヤ支
 部イロイロ出張所長ノ許可ヲ受クベシ尚散歩区域ハ別表一ニ依ル
   慰安婦の散歩は毎日午前8時より午後10までと師その他にあっては比島ビサヤ
   支部いろいろ出張所長の許可を受ける事、尚散歩区域は別表12よる

すいませんが、これでは強制性をしめす資料にはなりませんけど。
第64条雑件なんて何も監禁や強制性交に関する事は書いていませんし、次の
慰安所規定だって勝手に慰安婦を出歩かせない事、散歩区域を決めている事、
出かけるには出張所所長の許可を受ける事と書いてあるだけですけど。
ちなみに第64-4に至っては検査に合格しないと営業できなかった証拠でもあ
ると思いますけど。

>これを踏まえて次の作業を進める時に使われる言葉です。
ごめん。だったらTakeNoteにはならないと思うんですけど。その後議論はされた
のでしょうか?

>↑これは「慰安婦」の「徴集」に関する話ですね。最も肝心な慰安所における強制
>の問題について、貴方が91で仰ってたように「公文書の類は無かった。従軍慰安婦
>達の証言で作成できた」と書いてあるんですか? それを聞いているんですよ。
ええ、扱いについては確かにそうは書いておりませんが「C.慰安所における状態」
にて慰安婦の証言に基づいて作成されている旨書いてあります。その中に「環境
の悲惨さと残酷さについてはほとんど全ての女性被害者が証言している。」とあ
りますが文書により性交を強要したとか監禁した、あるいは借金を払い終わって
帰郷させるな等々、指示した通達があったとは記載されておりません。
また、千葉大学の秦郁彦博士が吉田清治に反論するために済州島にて資料収集をした
ところ強制したどころか朝鮮人区長や売春宿の経営者及び娘の親が主犯であったと結
論付けています。つまり三者とも徴収の目的を知っていて娘を引き渡していたという
のです。恐らくここで「旧日本軍が脅迫して引き渡させた」と言うかもしれませんが、
これには続きがあって「朝鮮人」村長や「朝鮮人」ブローカーが積極的に協力してい
たという事も彼は明らかにしています。
恐らくこの「積極的な協力」が問題化したため>>60の陸軍省副官通牒、「軍慰安所従
業婦等募集に関する件」が通達されたのでしょう。


>吉見義明氏の岩波新書でも、P88〜92にかなり詳しく書かれていますが・・・。
そうですか。それは失礼しました。吉見教授は本に書いていたんですね。わかりました。
日本人慰安婦について裁判を起こそうと運動した弁護士や人権団体等々が居なかったよ
うなので勘違いしていました。

>これについては hesomagariさんが109でその理由をある程度書かれています。
>理由については hesomagariさんが書かれていたようなことだと私も思います。
これも理解しました。そういう意味では問題が噴出した時期が多少遅れるのもしょうが
ないでしょう。旧日本軍が慰安婦にしたのが全て儒教国家だったから問題が出てくるの
が遅れたと言うならば、各国と条約を結び謝罪・賠償をして解決してきた日本の不幸と
言うべきでしょうね。

126指環 </b><font color=#FF0000>(wUDH2Y5M)</font><b>:2003/10/28(火) 12:05
>hesomagariさん

>ゴルゴ13も契約で殺人をしています。
>契約というのは、
>良くても悪くても、人と人との約束事でしょう。ただ、法律に違反しているか
>していないかが、法治国家では問われますが。契約というのは、一旦かわせば、
>かなり思いモノだと思っています。
>相当無茶なモノでなければ、履行する義務はあると考えています。

 ゴルゴ13の殺人契約も履行する義務があるんですか!?
 うーむ(笑い)。私が聞いているのは貴方の特異な個人的価値観ではありません。
そのような「契約」が法的に社会的に許されるとされているのかどうかという点で
す。

>で、この後、縛り付けて泣き叫ぶのも無視して性交を強制すれば強姦です。

 それでは、以下の話を紹介しましょう。旧軍人の回想である総山孝雄「南海のあけ
ぼの」叢文社(1983年)に出てくる1942年のシンガポールの話です。

「二月二七日、われわれの駐屯地のほど近いところに慰安所が開設された。
・・・(中略)・・・軍司令部の後方係りが、早速住民の間に慰安婦を募集した。す
ると、今まで英軍を相手にしていた女性が次々と応募し、あっという間に予定数を超
えて係員を驚かせた。難攻不落のシンガポール要塞を陥落させた日本の将兵は、今や
住民の憧れの的であったから、『日本兵のお相手ができるならば』と喜々として応募
し、トラックで慰安所へ輸送される時にも、行き交う日本兵に車上から華やかに手を
振って愛嬌を振りまいていた。」

 ここまでの記述を読む限り、全くの自由意思による売春のようです。強制連行もあ
りません。当時としては、さほど問題はなかったように見えます。ところが・・・。

「ところが慰安所へ着いてみると、彼女らが想像もしていなかった激務が待ち受けて
いた。昨年の一二月初めに仏印を発ってより、三ヵ月近くも溜りに溜った日本軍の兵
士が、一度にどっと押し寄せてきたからである。・・・(中略)・・・英軍時代には
一晩に一人ぐらいを相手にして自分も楽しんでいたらしい女性たちは、すっかり予想
が狂って悲鳴を上げてしまった。四、五人すますと、
 『もうだめです。体が続かない』
と前を押さえしゃがみ込んでしまった。それで係りの兵が『今日はこれまで』と仕切
ろうとしたら、待っていた兵士たちが騒然と猛り立ち、殴り殺されそうな情勢になっ
てしまった。恐れをなした係りの兵は、止むを得ず女性の手足を寝台に縛り付け、
 『さあどうぞ』
と戸を開けたという。」
 
 いかがでしょうか。自ら志願したのですから最初は和姦であったと言えるかも知れ
ません。しかし、「もうだめです。」と言ったにもかかわらず、姦淫したらどうなる
でしょうか? もちろん、強姦になります。
 この例では、女性の手足を寝台に縛り付け姦淫したというのですから、貴方の基準
に従ったとしても、強姦になりますよね。
 日本兵の意識としては強姦でなかったのかも知れませんが、相手が職業的な売春婦
で場所が売春宿の中であろうと「だめです。」と言うのに姦淫すれば強姦になるのは
当然です。
 このようなことまで行われていたのが、日本軍の慰安所でした。

127指環 </b><font color=#FF0000>(wUDH2Y5M)</font><b>:2003/10/28(火) 12:25
>hesomagariさん(続き)

>教科書に載せるというのは、大変なことですよ。真実がしっかりと
>把握されているか、歴史上の事象としてきちんと認知されていないと
>載せられません。それで、自国民を教育していくのですから。
>こんなあやふやで、議論されている真っ最中のことを載せるなんて、
>バカバカしいことです。中韓の圧力で教育を進めるなんて、亡国の極みですね。
>従軍慰安婦問題が内外できちんとけりが付けば、その事によって分かったことを
>書けばいいのです。

 「従軍慰安婦」の国家強制は、日本政府が1992年の官房長官談話で公式に認め
ています。そのため、歴史教科書にも記述されるようになったのです。
 また、いくつかの裁判では日本政府の公式見解以上に踏み込んで事実を認定した判
決が出ています。(反対に、事実でない、とか、どっちか分からないあやふやなこと
だ、なんて判断した判決など、一件もありません。)
 このように公的にも、きちんとけりが付いています。決して、あやふやな、議論さ
れている真っ最中のことではありません。歴史上の事象としてきちんと認知されてい
るものです。

>>日本人「慰安婦」と朝鮮人「慰安婦」とでは待遇にかなりの差があったようです。
>どのような差でしょうか?

 漢口の慰安所の例では、日本人「慰安婦」だけは一年半で帰郷できたようです。

>ただ、何度も書きますが、家族のために仕方が無く働いた方が多い場合や、
>本人納得済みの場合と、
>絶対納得せず、最後まで抵抗した、
>あるいは、帰りたくても返してもらえず、それ以降は抵抗を続けた、
>というのは、どれ位の比率だったのでしょうか。

 帰りたくても帰ることが不可能な状態だったわけです。帰りたくても帰ることが保
障されていない状態で、自由意思による売春だったと言うのは、どう逆立ちしても無
理でしょうね。
 また、自ら志願して「慰安婦」になった場合ですら、先に紹介したシンガポールの
例のようなことが起きたわけです。

>そして、元もと娼婦であった方と、全くの素人であった方の比率はどうだった
>のでしょうか?

 正確な比率は分かりません。ただ、「武漢兵站」には↓の話が出てきます。

「内地から来た妓はだいたい娼婦、芸妓、女給などの経歴のある二十から二十七、八
の妓が多かったのにくらべて、半島から来たものは前歴もなく、年齢も十八、九の若
い妓が多かった。」

↑この「内地」とは日本内地のことで、「半島」とは朝鮮のことです。
 また、麻生徹男軍医少尉の回想である「上海より上海へ」(石風社)には↓のよう
に書かれています。

「朝鮮人女性は若くて性経験のない『初心なる者』が多かったが、日本人女性は、ほ
とんど二〇歳以上で、すべて『売淫稼業』を数年している者だけだった。このような
『アバズレ女』は『皇軍将兵への贈り物』としては、いかがわしいものである。」

 もちろん、相手が職業的売春婦であれ、性行為を強要すれば強姦になります。

>現在の風俗の人的に言えば、「車が欲しいから、売春なんてイヤだけど、
>目つむってがんばる。」
>この人を抱けば、これは、強姦罪でしょうか?

 現在の風俗の人的に言えば、「売春なんてイヤだけど、ヤクザに見張られていて、
ヤクザに体を売らなければ生きていけない。」ということになります。そして、この
ヤクザとは、言うまでもなく日本軍でした。ヤクザが売春を強要することより、はる
かに悪質だったのです。

128憂国学生:2003/10/28(火) 12:28
指環さん。

貴方は従軍慰安婦に対して日本政府が
どのような処遇をすれば良いとお考えですか。

それと貴方が男性であるか女性であるかが知りたいです。
物の見方や感性も男性と女性とでは違います。
因みに私は男です。

hesomagariさん、失礼ですが貴方の性別は。

129ROMROM </b><font color=#FF0000>(HTV4M25U)</font><b>:2003/10/28(火) 13:12
>>103
南雲氏
それで当方はかまいません。

指環氏
>>102の謝罪を受け入れてくださってありがとうございます。

130飛び入り:2003/10/28(火) 13:16
>指輪さん

借金を前借しておいて、勝手にいつでも廃業できるのだとすれば、
「借金は自由に踏み倒してよい」
ということでしょうか。

さて、ところで指輪さんは借金が無く、単に手軽に金を稼ぎたいために慰安婦になり、
いつでも止められたケースについても国が補償しなければならないと考えているのでしょうか。

131ROMROM </b><font color=#FF0000>(HTV4M25U)</font><b>:2003/10/28(火) 14:56
>>指環氏
>>Error氏
「クマラスワミ勧告(本文は家庭内暴力に関するもので、慰安婦問題は付属書)」で、
この付属書である慰安婦問題の部分だけが「欠陥があるとして留意」=TakeNote
というものです。
本文部分は、大変な賞賛を受けたため、指環氏の>>105の評価は本文部分の評価としては
正しく、Error氏の>>107のTakeNoteは「とりあえず受け取っておく」という解釈も正しいです。

ただ、ここで扱われている慰安婦問題については、Error氏の見解で話を進めるのが良いかと
思います。

ここで問題になるのは、「慰安婦たちの聞き取り調査中心で構成された報告書」が、欠陥がある、
と見なされるほど評価が低かったことです。

したがって、公文書、日本軍兵の回想録、米軍の調査にソースを絞って議論をした方が、
良いのではないかと思われます。

>>「従軍慰安婦」制度には国が直接的に関与しており、国策として推進されたものだと
>>言えます。
>ソースを出してください。

ソースの提示ありがとうございます。「支那事変の経験」=「上海戦後の日本軍人の、民間人
強姦による問題」ですね。

他国の場合、強姦も問題ですが、なにより第一次世界大戦での兵隊の「戦争神経症」、
現代でいうPTSDが周知されており、その対策としても慰安所が設置されました。
日本では過去の戦争での戦争神経症は確認されなかったのか、考慮されていません。
他に、軍紀の維持、犯罪の予防、性病の予防、防諜が理由とされています。

しかし、日本の方針がこれらとほぼ一致しているということは、「慰安所とはこのようなものだ」
という世界的な認識があったことの傍証になると私は思います。

132蝉丸 </b><font color=#FF0000>(wKAHEefU)</font><b>:2003/10/28(火) 18:33
従軍慰安婦は戦時徴用もあり、募集もあり、勧誘もあったっていう
わけにはいかないですかね? どうも全て強制だったといえるものでもなし、
全てが募集だったとも全てが勧誘だったともいえませんしね。
韓国は当時、大日本帝国となっていたから植民地の女性を・・・・・
ていうのは成り立たないのではないか?と思うのは自分だけでしょうか?

133hesomagari </b><font color=#FF0000>(sOSUkAu2)</font><b>:2003/10/28(火) 18:34
憂国学生さん

私の性別に何か問題があるのでしょうか?男性です。

134hesomagari </b><font color=#FF0000>(sOSUkAu2)</font><b>:2003/10/28(火) 18:50
河野談話ですか・・・

http://www.s-abe.or.jp/poritics/textbook/textbook.htm
と言う話しですね。

後、今年の産経新聞の記事です。
http://www.sankei.co.jp/databox/kyoiku/text/030804text.html

いい加減な談話ですが、一旦発表したからには、効力を発揮します。
腐れ外交で取り返しはつくのやら。
指輪さん達には使いでのある発言でしょうか。

宮沢さん、議員辞める前にすることがあったろうに。逃げちゃいましたね。

135関西人:2003/10/28(火) 19:24
>この文書には「別表一、散歩区域」の地図もありますが、「公園ヲ中心トスル赤区
>界ノ範囲内トス」という、慰安所周辺の非常に狭い区域です。
>このように、軍慰安所では「慰安婦」の外出・散歩も厳重に規制し、「慰安婦」を
>慰安所内に監禁していました。

おやおや。当時は戦時中だった筈ですが、今でも紛争のある地域では日本大使館
が特定の地域以外に外出することを規制することはよくありますが、なるほど
あれは日本人を「監禁」するためのものだったんですね。
それから米軍の資料によるとエリトリアのアスラマにあった慰安所では憲兵が
常時張り込み米軍兵士以外とは接触出来ないようにしていたという記録が残って
いますが、指輪氏の主張からすればこれは日本軍など問題にならないほど厳重な
「監禁」状態ですね。
なるほど指輪氏は「日本軍と米軍では違う」とは繰り返されていますが違いは
明らかですね。米軍の方が遙かに悪質と言えましょう。

136Error:2003/10/28(火) 19:27
ROMROMさんへ
了解しました。

指環さんへ
一部話がそれてしまった事をお詫びします。

137憂国学生:2003/10/28(火) 19:54
hesomagariさん。

私がなぜ性別を問うたか不思議に思うかもしれませんが
この問題は女性の性に関する問題ですよね。
女性的な視点と男性的な視点とでは多少、相違があります。
慰安婦謝罪派には女性が多い(少なくとも市民団体)
傾向にあります。逆に反対派は男性が多い。

すみません、どうでもいい事かもしれませんが
女性が慰安婦問題は売春婦だと強く発言している人
は女性議員では高市早苗、小池百合子ぐらいしか思い浮かびません。
男性と女性では慰安婦に対する人権意識が違うのかなあと思ったのです。

気にしないで下さい。どうでもいいことでした。

138関西人:2003/10/28(火) 19:55
ところで最近、慰安婦関係の話題はマスコミでも殆ど取り上げられませんが
それはちゃんと理由があります。
特に韓国の慰安婦支援運動は現在、ほぼ壊滅に近い状況で韓国内部でも一部
にしか相手にされない状況となっています。
これは支援運動の腐敗と金銭トラブルなど数々の浅ましい姿が原因です。
昨日、遺族会系の慰安婦が「金目当ての偽者が大部分」と主張している件を
紹介しましたがそれはごく一部に過ぎません。
例えば1997年には日本の民間基金の受け取りを巡って最大の支援団体で
ある挺対協をはじめとする団体が、慰安婦に対する集団イジメを行い一時期
長年住み慣れた住まいを移した人まで出る有様となりました。
そしてこのときイジメられた慰安婦達は
「挺対協はキリスト教団体から受けとった寄付金を横領した」
「ナヌムの家は我々が受け取るべき金を横取りしている」
(当時、彼女らの支援者がばらまいたビラには「ハルモニの生き血をすする」
とまで書いてあったそうです)
などなどの非難を行う事態となりました。
更に2001年には「ナヌムの家」の園長が女性職員からレイプされたと告発
される事件も発生しています。
もちろんこのような浅ましいトラブルの勃発により多くの市民は愛想を尽かし
運動は完全に下火となったのです。

139関西人:2003/10/28(火) 20:15
そして運動が行き詰まったためか最近では米軍へも非難の矛先を向けています。
一昨年にニューヨークで行われた「コリア戦犯法廷」では慰安婦を含めた
朝鮮戦争以来の「米軍による戦争犯罪」を告発し、当時のクリントン大統領
を含めた歴代の米大統領全員を有罪としました。
なんと軍中央どころか大統領まで慰安婦(裁判全体の一部ですが)について
有罪を宣告しているわけです。
もちろんこのような「裁判ごっこ」が世間で相手にされる筈もなく、殆ど注目
されることもなく忘れられました。
他にも中国で今年「日本軍慰安婦は40万人」とシンポジウムで発表されましたが
中国大陸に侵攻していた日本軍が最大で85万人だった事を考えればいかに
馬鹿げた数字であるかは明らかでしょう。
こうしてみると「慰安婦問題」は当初のデタラメな事でも何でも言ったモン勝ち
を推し進めたあげく世間から乖離して自壊したと言えますね。

140ROMROM </b><font color=#FF0000>(HTV4M25U)</font><b>:2003/10/28(火) 20:52
>>131の>日本軍兵の回想録

ですが、中国において拘禁・収容されていた人たちの談話は除外したいです。
彼らの発言がソースとして信頼できない場合が多いのは、あまりにも知られていますので。

141設楽 </b><font color=#FF0000>(On.9ShQQ)</font><b>:2003/10/28(火) 22:18
 中帰連の類ですね・・・。人間は極限の状況下に置かれるとその内やってない事までやったと思い込んでしまう。ソ連からの直輸入の「洗脳」ってやつですな・・・。
 中国はさすがというか頭が良い。銃弾を無駄にして日本人を殺すよりは、洗脳した上で本国に帰しウソ証言を垂れ流させた方が遥かに有効だと分かってる。その戦略性たるや日本人なんて足元にも及ばない。何せウソ証言に踊らされているのだから・・・。

 まぁ「自己批判しなければ銃殺」なんて言われれば私だってころっといっちゃうだろうから、じーさま達を悪く言う気は無い。悪いのは検証せずに「見よ、これが日本軍国主義の罪」と鬼の首を取ったように騒ぎ立てる人たち。

142Doronpa </b><font color=#FF0000>(gX8zASqw)</font><b>:2003/10/28(火) 23:31
慰安所自体の目的を考えれば、
決して今で言うような、単なる性欲開放の場だけの意味ではなく、
将兵の戦地での暴行強姦を防ぐという目的もあったようです。
この点からも、慰安所の設置そのものが一概に間違っているとは言えないと思います。

143憂国学生:2003/10/29(水) 00:21
日韓基本条約で賠償、戦争責任云々の問題は
すべて解決しています。
慰安婦が日本政府に賠償を求める権利はありませんし
日本政府が彼女たちに補償する義務もありません。
民間のボランティアが善意でやるのなら一向に
構いません。どうぞご自由に。

144憂国学生:2003/10/29(水) 01:12
もし新たな賠償協定を制定するというなら
別に構いませんよ。勿論相互公平に行うべきです。
日本政府は慰安婦と主張している数千人の慰安婦に謝罪は
しないが賠償をする。いいでしょう

その時点で日韓基本条約は事実上無効となります。
さて戦前日本企業、並びに国民が置いてきた財産、設備投資は
すべてキャッシュでお支払いしていただきます。返却していただきます。
でなきゃ不公平でしょう。
特に国民の財産だけでも返していただきたい。韓国政府の国家予算ほどに
なるかもしれませんよ。

それに比べたら慰安婦への補償金なんか微々たるものです。
みなさん私の面白い提案はいかがでしょうか

145名無しさん:2003/10/29(水) 04:51
誤りたければ地面にこすりつけて誤ればいい。
賠償金を払いたければ家屋を売却して払えばいい。
しかし不思議なのはすべて個人で出来る事を国家に優先させようとしている
点にある。これすなわち左翼は国家主義者である。という証明ではなかろうか。

国家主義・国家をすべてに優先する至高の存在あるいは目標と考え、
個人の権利・自由をこれに従属させる思想。

146指環 </b><font color=#FF0000>(wUDH2Y5M)</font><b>:2003/10/29(水) 06:09
>飛び入りさん

>慰安所が強姦施設であり、性奴隷制度であったとするなら、
>戦前や戦後の、また戦中の半島や本土での一般の女衒も、
>同様に強姦施設であったという主張でよろしいでしょうか。

 一般の公娼宿も事実上の強姦施設だったと言って良いと思いますよ。公娼の場合、
借金を返さなくても辞める自由は保障されていましたが、業者は、娼妓が逃げたとき
のために連帯保証人をつけるなどしていましたから、その連帯保証人に迷惑を掛けら
れなくて、娼妓を続けざるを得ないという例が多かったようですね。

>むしろ、詐欺まがいの募集や不当な搾取や衛生管理などを
>しない悪質な業者を軍は選定しないよう警戒していたようなので、
>労働条件はむしろ内地のほうが悪かったと考えます。

 それでも、公娼の場合、娼妓を保護する法令があったわけです。業者は警察の監督
下にありましたし、娼妓取締規則(1900年制定)によって、娼妓には廃業の自由、
通信、面接、文書閲読の自由、外出の自由などが保障されていました(但し、外出の
自由が保障されるようになったのは、1933年以降)。
 これに対し、「従軍慰安婦」にはこれらの権利は全く保障されていませんでした。
そもそも、軍慰安所それ自体が非合法な存在で、従って、「従軍慰安婦」も法的な人
権保護の枠外に置かれたのです。
 また、実際の「仕事」も、「従軍慰安婦」の場合、戦地で精神がすさんでいる兵士
を相手にするものでしたし、相手にしなければいけない男の数も公娼よりはるかに多
かったと言われています。
 これらの点から、確かに内地の公娼も酷い状態でしたけれども、「従軍慰安婦」は
それよりはるかに酷かったと言えます。

>借金を前借しておいて、勝手にいつでも廃業できるのだとすれば、
>「借金は自由に踏み倒してよい」
>ということでしょうか。

 戦前の大審院の判例では娼妓稼働契約は違法・無効とされましたが、金銭消費貸借
契約(前借金契約)は有効とされました。そこで、業者は連帯保証人をつけるなどし
て、娼妓が逃げた場合でも連帯保証人から借金の回収ができるようになっていました。
従って、戦前は借金を踏み倒すことまではできませんでした。
 このため、人身売買がなくならなかったため、戦後になってから、1955年に最
高裁は、娼妓になることを原因とする前借金は民法上の「不法原因給付」だとして、
返還を請求できないとしました。つまり、1955年の最高裁判決以降は借金を踏み
倒せることになりました。
 ともかく、戦前の段階でも、公娼には借金があっても娼妓を辞める自由はありまし
たし、辞めるのを止めることは誰にもできませんでした。(具体的には、娼妓は警察
に登録されていて、辞めたくなったら警察に出頭して登録を取り消せば良かったので
す。)実際に、娼妓取締規則が公布された1900年には、2割以上の娼妓が辞めて
います。

>さて、ところで指輪さんは借金が無く、単に手軽に金を稼ぎたいために慰安婦になり、
>いつでも止められたケースについても国が補償しなければならないと考えているのでしょうか。

 「従軍慰安婦」の場合、公娼のような「自由にいつでも辞める権利」が全くありま
せんでした。つまり、公娼制度の法令も適用されなかったし、それに代わる軍法も作
られなかったし、各地の慰安所で軍が作った慰安所規則などにも「慰安婦」に辞める
自由を保障したものなど全くありませんでした。
 もしも、辞める自由が少なくとも公娼並みには保障され、その上で「単に手軽に金
を稼ぎたいために慰安婦にな」ったと言うのであれば、まぁまぁまぁまぁ、当時にお
いては許されることかも知れません。ところが、その最低限の線も守られていなかっ
たわけです。

147指環 </b><font color=#FF0000>(wUDH2Y5M)</font><b>:2003/10/29(水) 08:04
>腕環さん

 ↑どう見ても、私のハンドル名を捩っているとしか思えません。無礼であり、従っ
て私の方もレスはつけませんのでご了承ください。

>Errorさん

>すいませんが、これでは強制性をしめす資料にはなりませんけど。

 私の挙げた資料(どちらも吉見氏編集の資料集からの引用)では「慰安婦」の外出
が「厳重取締」とされ、散歩も朝の2時間、慰安所の周辺だけ、というものです(こ
の類いの資料は他にもあります)。即ち、「慰安婦」を常に監視下に置き、慰安所へ
監禁していたことを示すものです。
 その目的は「慰安婦」の逃亡防止にあったと思われますが、当時の内地の公娼が
「外出の自由」をきちんと保障されていたのに比べても、軍慰安所が特殊だったこと
が分かります。
 このような状態で「自由意思による売春だった」と言うのは無理だと思われます。
逃亡することも不可能だったのですから。正に軍慰安所における強制性を示す資料で
す。

※なお、この資料の問題に関連した135の関西人さんの書き込みがありましたので、
ここでレスつけさせていただきます。

>おやおや。当時は戦時中だった筈ですが、今でも紛争のある地域では日本大使館
>が特定の地域以外に外出することを規制することはよくありますが、なるほど
>あれは日本人を「監禁」するためのものだったんですね。

 沖縄戦開始前の、つまり戦地になる前の沖縄の慰安所の「軍人倶楽部に関する規
定」には↓のようにあります。

「営業婦はみだりに柵外を散歩し幕舎又は作業場に立入るを禁ず」

 この沖縄の慰安所に入れられていた元「慰安婦」の証言でも、散歩できたのは慰安
所近くの海岸だけだったそうです。

 また、「クマラスワミ報告」についてですが、事実誤認の部分もあり、内容に問題
がないわけではありません。吉見義明氏などの良心的研究者もその問題点は指摘して
います。ただ、慰安所の状態について「公文書の類は無かった。」とは書かれていな
いということは宜しいですね。
 それから、TakeNoteでも日本政府にはかなりの圧力になっているようですね。

>恐らくこの「積極的な協力」が問題化したため>>60の陸軍省副官通牒、「軍慰安所従
>業婦等募集に関する件」が通達されたのでしょう。

 ところが、↑この通牒には「内地に於て之が従業婦等を募集するに当り」とあり、
日本“内地”でのことしか問題にされていません。

148指環 </b><font color=#FF0000>(wUDH2Y5M)</font><b>:2003/10/29(水) 08:49
>憂国学生さん

>貴方は従軍慰安婦に対して日本政府が
>どのような処遇をすれば良いとお考えですか。

 ①被害者への補償、②関係する政府所管資料の全面公開、③法的責任の承認、④責
任者を処罰してこなかった責任の承認(責任者の処罰は今となっては無理でしょうか
ら)、⑤被害者の厚生、リハビリテーションの実行、⑥過ちを繰り返さないための歴
史教育、人権教育の実施

>それと貴方が男性であるか女性であるかが知りたいです。

 性別も含めてプライバシーはお答えできません。まぁ、ご想像にお任せしますよ(笑)。

>日韓基本条約で賠償、戦争責任云々の問題は
>すべて解決しています。
>慰安婦が日本政府に賠償を求める権利はありませんし
>日本政府が彼女たちに補償する義務もありません。

 問題になっているのは、国家間の賠償問題ではありません。戦争の被害者が国家に
求める個人補償の問題です。
 これが解決済みかというと、日韓請求権協定(1965年)について、日本政府は
「日韓両国が国家として持っている外交保護権を相互に放棄したということで、個人
の請求権そのものを国内法的な意味で消滅させたというものではない。両国間で外交
保護権の行使として取り上げることはできないという意味だ。」(91年8月の国会
での政府答弁)としています。また、そもそも在日韓国人は同協定に影響されないこ
とが明記されています(第2条第2項)。元「従軍慰安婦」には在日韓国人の人もい
ます。
 なお、日中共同声明(1972年)では、賠償請求放棄の主体は中華人民共和国政
府とあるのみで、中国国民については触れられていません。北朝鮮とは、勿論、全て
まだ白紙の状態です。

149KURON:2003/10/29(水) 09:22
>指環さん。こんちわ。
孤軍奮闘大変ですね。でもあなたがいるとすごくこのスレが面白いです。
がんばってください。でも ぼくは嫌韓ですが、、、

①被害者への補償 とありますが、その被害者をどのような基準で
規定するのでしょうか?自己申告すればそれでよいのでしょうか?

それと 一つ知りたいのですが、日本人の従軍慰安婦?という方達も居られた事でしょう。
この方達の匿名でない証言というのは存在するのでしょか?

150指環 </b><font color=#FF0000>(wUDH2Y5M)</font><b>:2003/10/29(水) 10:31
>Doronpaさん

>慰安所自体の目的を考えれば、
>決して今で言うような、単なる性欲開放の場だけの意味ではなく、
>将兵の戦地での暴行強姦を防ぐという目的もあったようです。
>この点からも、慰安所の設置そのものが一概に間違っているとは言えないと思います。

 軍が慰安所制度を作った主要な理由が強姦の抑止であったことは間違いないでしょ
う。即ち、日中戦争では占領地での日本軍将兵による強姦事件が多発し、中国人の激
しい憤激を呼び、占領政策に支障を来すようになりました。このため慰安所設置を推
し進めることになったのです。
 例えば、北支那方面軍参謀長岡部直三郎による「軍人軍隊ノ対住民行為ニ関スル注
意ノ件通牒」(1938・6・27)という軍の文書(吉見資料集所収)では「軍人
及軍隊ノ住民ニ対スル不法行為カ住民ノ怨嗟ヲ買ヒ反抗意識ヲ煽リ」「強烈ナル反日
意識ヲ激成セシメシ原因ハ各所ニ於ケル日本軍人ノ強姦事件カ全般ニ伝播シ実ニ予想
外ノ深刻ナル反日感情ヲ醸成セル」などとして強姦事件防止の必要性が説かれ、「成
ルヘク速ニ性的慰安ノ設備ヲ整ヘ設備ノ無キタメ不本意乍ラ禁ヲ侵ス者無カラシムル
ヲ緊要トス」と慰安所の設置が指示されています。
 実際、資料に表れる最初の軍慰安所は、1932年の第一次上海事変のものですが、
その後の日中戦争の本格化、とりわけ南京事件以降、慰安所の大量設置が行われるよ
うになります。

 さて、では、強姦事件の防止に本当に役立ったのでしょうか。
 これについて、慰安所制度の考案者であった岡村寧次大将は、1938年の武漢攻
略戦について次のように述べています。

「現在の各兵団は、殆どみな慰安婦団を随行し、兵站の一分隊となっている有様であ
る。第六師団の如きは、慰安婦団を同行しながら、強姦罪は跡を絶たない有様であ
る。」(稲葉正夫編「岡村寧次大将資料」上巻・戦場回想篇、原書房)

 また、国府台陸軍病院附軍医中尉早尾盾雄による「戦場ニ於ケル特殊現象ト其対
策」(1939年6月)という文書(吉見資料集所収)には次のようにあります。

「軍当局ハ軍人ノ性慾ハ抑ヘル事ハ不可能ダトシテ支那婦人ヲ強姦セヌ様ニト慰安所
ヲ設ケタ、然シ強姦ハ甚ダ旺ンニ行ハレテ支那良民ハ日本軍人ヲ見レバ必ズ是ヲ怖レ
タ」

 このように慰安所設置は強姦事件防止に殆ど役立たなかったのが実態でした。そし
て、むしろ慰安所政策はしだいに占領地の女性を銃剣を突き付けて軍施設内へ連行し
て監禁して継続的に輪姦するという形態に変化していきました(フィリピンでの例な
どが典型です。)。つまり、しだいに慰安所設置が当り前になり、そのために占領地
の女性を無理やり「慰安婦」にするというようになっていったわけです。即ち、当初
は強姦防止のために慰安所を作ったはずだったのですが、どこからどこまでが慰安所
で、どこからどこまでが強姦なのか区別がつかない状態になっていったのです。
 分かり易く言えば、強姦の頻発→強姦防止のための慰安所設置→慰安所設置が常態
化→「慰安婦」調達のための女性拉致、となっていったわけです。つまり、慰安所設
置がかえって新たな強姦事件を拡大生産していったと言えるのです。慰安所設置の目
的も、最初は強姦防止だったのが、しだいに単なる軍人の性欲を満足させるためのも
のに変わっていきます。強制売春と強姦が本質的に同じである以上、そうなるのは必
然でしょう。

151Error:2003/10/29(水) 12:10
>>147
ですから、外出が厳しく管理され、行く場所も制限されていたというだけで、
「監禁されていた」「性交を強要されていた」証拠にはならないと言ってる
んですけど。
厳重に管理されていたという事だけをもって全てが強要されていたとするの
は論理の飛躍のしすぎという物でしょう。
しかも外出を厳しく取り締まる規定(第一慰安所 亜細亜会館)が全てに適
用されていたかと言うと甚だ疑問です。

陸軍省副官通牒、「軍慰安所従業婦等募集に関する件」
については確かに内地を指しています。ですが実際には1940年に陸軍省副官
送達の「支那事変の経験より観たる軍紀振作対策」において慰安施設の指導
監督の適否が大事と、慰安施設の指導監督を強く命じています。
なぜかというと士気の振興、軍紀の維持、犯罪・性病の予防に大影響を与え
るからだそうです。でこれは最重要項目として扱われていました。
また「武漢兵站」に於いては山田清吉慰安所担当係長により慰安所の待遇改
善が行われており(漢口に入城した売春業者は朝鮮人の女たちをまったくの
奴隷状態で酷使収奪してたので、漢口兵站の監督下に置き内地人の女同様、
借金制度に切換えた。前借金は平均6、7千円だったので1カ月4、5百円稼が
せるようにし一年半くらいで借金を返し、それ以上働けば貯金もできて内地
へ帰れるよう指導した)、
また「漢口慰安所」には長沢健一軍医が「兵站司令部は慰安所を管理する一
方、慰安婦を業者の不当な搾取から保護する債務もあった。朝鮮人業者の中
には、ひどい例もあった。 証文も何も書類らしきものは一切なく貧農の娘た
ちを人買い同然に買い集めて働かせて奴隷同然に使い捨てにする。これでは、
死ぬまで自由を得る望みはないのだが女たち自身もそうした境涯に対する自
覚は持ってないようだった。 藤沢軍医は業者が女に支払った金に雑費を加え
て借用証を作らせ女たちが働きさえすれば借金を皆済し自由な身の上になれ
るようにした」と記述しており慰安所の待遇改善が行われていた事を表して
います。
また、石兵団会報第74号おいて売り上げの取り分は慰安婦7の雇主3と定め
ています。さらに軍政規定集(芸妓、酌婦雇用契約規則)においても慰安婦
雇用の際の標準がさだめられており内容的には
・前借金及別借金は総て無利息とす
・居室、戸棚、衣類箪笥、消毒用器具、寝具一式、食費、灯火、消毒、薬品、
 健康診断に要する費用は雇主の負担とす
・雇主は慰安婦の毎月稼高の100分3を、彼女名義で貯金させ、慰安婦を廃業
 する際に本人に交付する
という物でした。確かに全ての施設に於いて100%実施されていたかとい
うと疑問がわきますが、実際には日本はこういった規則を作り悪質な経営を
なくそうと努力していたと言えます。
長沢健一軍医の記述には朝鮮人業者が人買い同然に連れてきて奴隷のように
使い捨てるとあり、すでに朝鮮人業者による慰安所経営が問題化していた事
が伺えます。
さらに「昭和11年中における在留邦人の特種婦女の状況及其の取締」(在上
海総領事館警察署沿革誌に依る)において悪質な楼主が、前借金で廃業出来
ないように縛って、酷使し、搾取することを軍は取り締まっていたことが分
かります。

>ただ、慰安所の状態について「公文書の類は無かった。」とは書かれていな
>いということは宜しいですね。
これについては誤認があった事をお詫びします。ただ公文書があったとも書い
てない事も事実だと認めて頂きたい。

>TakeNoteでも日本政府にはかなりの圧力になっているようですね。
これの根拠はなんでしょうか?私的には朝日新聞、TV朝日、TBS、毎日新
聞等々が大騒ぎをしていないところを見ると、それほど圧力にはなってないよ
うな気がします。




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