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第50回衆議院議員総選挙(任期満了2025年)スレ
2546
:
OS5
:2024/10/17(木) 11:36:50
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50313/
衆院選の序盤情勢 兵庫・選挙区…9区で西村先行、橋本が追う
2024/10/17 05:00
1区は、井坂と盛山が接戦となっている。井坂は政権批判票の受け皿となり、立民支持層の9割弱を固めた。盛山は自民支持層の6割をまとめたが、無党派層では井坂に大きくリードを許しており、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体との接点が指摘された問題が影響している可能性がある。
2区は、赤羽が阿部を一歩リードする。赤羽は国土交通相を経験した実績をアピールし、公明支持層をほぼ固め、自民支持層の5割弱を固めた。阿部は維新支持層の6割半ばをまとめ、無党派層の支持拡大を目指す。
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3区は、関が先行し、和田が追いかける展開。関は政治資金問題を受けて比例重複のない戦いで、自民支持層の6割半ばを固めた。和田は維新支持層の7割弱をまとめ、政権批判票の取り込みを狙う。
4区は、藤井が安定した戦いを進める。自民支持層、公明支持層ともに7割半ばを固めた。今泉は立民支持層の8割弱をまとめたが、前回選には出馬しなかった共産も候補を擁立したことで、政権批判票が分散している。
5区は、谷がややリードし、田村が追い上げる。谷は自民支持層の7割半ば、公明支持層の8割弱を固めた。田村は立民支持層の7割強をまとめたが、内閣不支持層の2割強の支持が遠藤に流れている。
6区は、大串、桜井、市村が三つどもえの接戦。大串は地元議員らの支援を得て自民支持層の6割半ばをまとめた。桜井は立民支持層の8割強を固め、無党派層の支持拡大を狙う。市村は維新支持層の7割をまとめた。
7区は、山田と三木が激しく競り合う。山田は自民支持層の6割半ば、公明支持層の7割を固めたが、無党派層に浸透しきれていない。三木は維新支持層の7割強をまとめた。岡田は無党派層で支持拡大を目指す。
8区は、中野と徳安が横一線の戦い。中野は公明支持層をほぼ固めたが、自民支持層は4割強にとどまる。徳安は維新支持層の7割弱をまとめ、無党派層の取り込みも図る。
9区は、西村が先行し、橋本が追いかける。西村は政治資金問題を受けて自民の公認を得られなかったが、自民支持層の7割、公明支持層の8割をまとめた。橋本は立民支持層の8割を固め、無党派層でも西村を上回る2割から支持を得ている。
10区は、渡海が頭ひとつ抜け出している。後援会などの組織力も生かし、自民支持層の8割弱を固めた。隠樹は立民支持層の7割近くをまとめ、無党派層の取り込みに躍起だ。
11区は、松本が戦いを優位に進めている。総務相を務めた実績などをアピールし、自民支持層の8割弱を固めた。住吉は維新支持層の7割強をまとめたが、無党派層からの支持は広がりを欠いている。
12区は、山口が池畑を一歩リードする。山口は環境相を務めた知名度も生かし、自民支持層の7割を固めた。池畑は維新支持層の7割強をまとめ、浮動票の獲得も狙う。(敬称略)
2547
:
OS5
:2024/10/17(木) 11:38:07
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50307/
衆院選の序盤情勢 奈良・選挙区…1区は馬淵と小林が小差
2024/10/17 05:00
1区は、馬淵と小林が小差で競り合う。前回選で小林に競り勝った馬淵は、立民支持層の9割強を固め、4割近くの無党派層にも浸透する。小林は環境副大臣の実績をアピールし、自民支持層の6割強を固めた。高野は維新公認で当選した知事のバックアップも受け、維新支持層の5割を固め、知名度不足の解消を図る。
2区は、高市が安定感を増している。地方議員や首長ら選挙戦を支える組織も盤石の態勢を整え、自民支持層の9割近くを固めた。高い知名度を生かし、無党派層からも3割半ばの支持を得る。尾崎は立民支持層以外への支持拡大が課題だ。
3区は田野瀬が優位に立つ。自民総務会長だった父・良太郎氏から譲り受けた地盤を生かし、自民支持層の8割弱を固め、70歳以上から半数近い支持を集める。大阪から国替えした川戸は、立民支持層の票固めを急ぐ。原山は大票田の橿原市以外へも浸透を図る。(敬称略)
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50301/
衆院選の序盤情勢 和歌山・選挙区…1区で山本と林が競る
2024/10/17 05:00
1区は、山本と林が激しく競り合う。山本は自民支持層の6割を固め、自主投票を決めた公明支持層も5割に浸透する。昨年4月の補欠選挙で初当選した林は、維新支持層の7割強を固め、無党派層の2割弱を取り込む。
2区は、自民を離党し、参院からくら替えした世耕が、二階を一歩リード。自民支持層の4割強、無党派層の3割弱に浸透する。二階は、自民幹事長を務めた父の後継だが自民支持層に浸透しきれていない。(敬称略)
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50292/
衆院選の序盤情勢 近畿・比例代表…維新は議席減か
2024/10/17 05:00
大阪などを地盤とする維新は前回選で10議席に達したが、今回は8議席にとどまりそうだ。無党派層からの支持が1割程度と立民の1割強に及んでいない。
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自民は7議席を確保しそうだが、情勢次第では前回選と同じ8議席が視野に入る。無党派層からの支持が1割に満たないのが課題だ。立民は前回より1議席多い4議席を確保。公明は前回の3議席を堅守し、4議席目もうかがっている。(敬称略)
2548
:
OS5
:2024/10/17(木) 11:39:31
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50269/
衆院選の序盤情勢 鳥取・選挙区…2区の赤沢に幅広い支持
2024/10/17 05:00
1区は、首相の石破が安定した戦い。全国遊説のため地元不在が多い中、後援会組織が全力で支援している。自民支持層の9割以上を固め、無党派層も7割に浸透する。朝倉と岡田は自公政権への批判票の取り込みを図る。
2区は、初入閣した赤沢が優位に立っている。自民支持層の9割弱を固め、幅広い年代・職業から支持を集める。湯原はこまめに支持者を回り、立民支持層の8割半ばを固めた。無党派層の支持拡大が課題だ。(敬称略)
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50259/
衆院選の序盤情勢 島根・選挙区…1区は亀井と高階が五分
2024/10/17 05:00
1区は、亀井と高階が横一線の戦い。亀井は4月の1区補選で勝利した余勢を駆り、無党派層の5割超から支持を得る。高階は保守地盤を生かした組織戦で臨むが、擁立決定が9月と出遅れ、知名度不足が課題だ。
2区は、高見が優位に立っている。3年前に死去した元衆院議員の竹下亘氏の地盤を引き継ぎ、自民支持層の8割以上をまとめた。大塚は立民支持層の約8割に浸透し、無党派層の取り込みに躍起だ。(敬称略)
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50251/
衆院選の序盤情勢 岡山・選挙区…2区は山下と津村が互角
2024/10/17 05:00
1区は、13選を目指す逢沢が先行し、原田が追いかける展開。逢沢は、強固な地盤を背景に、自民支持層の約7割を固めた。原田は立民支持層の7割強をまとめたものの、野党4党の乱立で政権批判票を取り込めていない。
2区は、山下と津村が横一線の戦い。法相を務めた山下は自民支持層の7割半ば、公明支持層の8割以上を手堅く固めた。津村は立民支持層の8割半ばをまとめ、無党派層の3割強に浸透している。
3区は、財務相就任などで知名度を上げた加藤が安定感を増している。自民支持層の8割半ばを固め、幅広い年代から支持を集める。はたは、立民支持層の7割半ばを固め、無党派層への浸透を図っている。
4区は、7度目の対決となる橋本と柚木が互角の戦い。6選を目指す橋本は自民の約7割、公明支持層の5割強に浸透。柚木は立民支持層の9割を固め、無党派層の4割弱からも支持を集める。(敬称略)
2549
:
OS5
:2024/10/17(木) 11:41:02
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50244/
衆院選の序盤情勢 広島・選挙区…4区は寺田やや有利
2024/10/17 05:00
1区は、11選を目指す岸田が戦いを優位に進めている。首相在任中の経済や外交面での実績をアピールし、自民支持層の8割以上を固めた。全世代に幅広く浸透し、無党派層の2割強から支持を集める。
2区は、平口が有利な戦い。地元に頻繁に帰り、自民支持層の8割弱を固め、公明支持層からも6割以上の支持を得ている。福田は国民支持層の7割強から支持を集めている。
3区は、石破内閣でも国土交通相を続投した斉藤が先行し、東が追いかける展開。斉藤は公明支持層をほぼ固め、自民支持層の5割強に浸透している。東は無党派層の取り込みを図る。
4区は、寺田がややリードし、空本が追い上げる展開。寺田は自民、公明支持層の7割弱に浸透する。空本は内閣不支持層の4割強から支持を集めており、政権批判票の取り込みに躍起だ。
5区は、佐藤と小島が接戦となっている。亀井静香・元金融相の支援を受ける佐藤は、立民支持層をほぼ固め、無党派層の4割以上に浸透している。農林水産業者やサラリーマンらの支持も手堅くまとめている。小島は自民支持層の6割半ばを固めたが、公明支持層を固め切れていない。
6区は、5選を目指す小林がリードする展開。自民支持層の8割半ばを固め、幅広い年代・職業から支持を集める。井上は無党派層への浸透が課題だ。(敬称略)
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50236/
衆院選の序盤情勢 山口・選挙区…2区で岸と平岡が競り合う
2024/10/17 05:00
1区は、高村が戦いを優位に進める。地域行事をくまなく回り、父親の正彦・元自民副総裁から受け継いだ強固な地盤を固める。自民支持層の8割をまとめた。無党派層の取り込みも図っている。市民団体などが野党共闘を呼びかけたが成立せず、新人3人は知名度アップに苦しんでいる。
2区は、岸と平岡が激しく競り合う。昨年4月の衆院旧山口2区補欠選挙では岸が一騎打ちを制した。岸は自民支持層の7割強、公明支持層の6割強を固めた。平岡はミニ集会をこまめに開き支援を呼びかけ、立民支持層の9割、共産支持層の7割弱から支持を集める。両者とも、区割り改定で市全域が選挙区となった大票田の周南市での浸透を図る。
3区は、9月の自民総裁選で4位と健闘した林が頭ひとつ抜け出す。区割り改定で地元の下関市が選挙区に加わった。自民支持層の8割以上を固め、幅広い年代から支持されている。(敬称略)
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50228/
衆院選の序盤情勢 中国・比例代表…自民が6議席目うかがう
2024/10/17 05:00
石破首相や岸田前首相の地元を抱える自民は5議席を固め、前回選と並ぶ6議席目をうかがう。幅広い年齢層と職業からの支持を集め、他ブロックと比べ地盤の強さが顕著だ。
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追う立民は内閣を支持しない層の3割を得て、前回選と同じ2議席を見込む。公明も前回選と同じ2議席を堅守する見通しだ。前回1議席を獲得した維新は、定数1減の影響もあり、議席を得られるか微妙な情勢だ。共産、国民は伸び悩んでいる。(敬称略)
2550
:
OS5
:2024/10/17(木) 11:42:03
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50219/
衆院選の序盤情勢 徳島・選挙区…1区は仁木が優位
2024/10/17 05:00
1区は、3選を目指す仁木が戦いを優位に進めている。前回選は無所属で戦ったが、今回は自民公認で自民支持層の約7割、公明支持層の約6割に浸透した。高橋は政権批判票を十分取り込めていない。
2区は、山口と飯泉が横一線の戦い。山口は自民支持層の6割弱、公明支持層の6割強を固めた。飯泉は知事を5期務めた知名度を生かし、自民支持層、無党派層の約3割から支持を得ている。(敬称略)
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50215/
衆院選の序盤情勢 香川・選挙区…2区の玉木が安定の戦い
2024/10/17 05:00
1区は、8度目の対決となる小川と平井がしのぎを削る。小川は幹事長として全国を遊説する中、後援会組織が総力を挙げて支持拡大を図り、立民支持層をほぼ固めた。無党派層も4割に浸透している。平井は企業や団体を中心とした組織戦を展開し、自民支持層の6割をまとめた。SNSを駆使するなどして、若年層へのアピールにも注力している。
2区は、玉木が安定した戦い。国民支持層の9割強を固めたほか、党代表の高い知名度を生かし、無党派層の約6割から支持を集める。前回選で玉木に敗れた瀬戸は企業や団体を精力的に回り、自民、公明支持層の6割以上から支持を集めるが、無党派層に浸透しきれていない。
3区は、5選を目指す大野が優位に立っている。自民支持層の8割以上から支持を得ており、無党派層にも浸透している。大岡は出馬表明が出遅れ、政権批判票の取り込みを狙う。(敬称略)
2551
:
OS5
:2024/10/17(木) 11:43:47
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50208/
衆院選の序盤情勢 愛媛・選挙区…1区は塩崎が幅広く浸透
2024/10/17 05:00
1区は、塩崎が安定した戦い。自民支持層の9割弱、公明支持層の8割強を固めた。SNSを駆使して幅広い世代に浸透する。専業主婦の約5割の支持を集めた。香曽我部は立民支持層の6割半ばをまとめたが、無党派層への浸透が課題だ。石井は国民支持層の7割の支持を得ている。
2区は、白石と井原がしのぎを削る。白石は立民支持層の9割、共産支持層の6割を固めたほか、無党派層の支持も4割に上る。井原は参院議員のほか、市長、県議を9年ずつ務めた実績をアピールし、自民支持層の7割強を固めた。無党派層の支持拡大が課題だ。
3区は、長谷川が先行し越智が追いかける展開。長谷川は副知事を務めた実績を訴え、自民支持層の8割、公明支持層の6割弱を固めた。農林水産業者にも支持を広げる。越智は立民支持層の8割をまとめた。医師の経験を生かし、地域医療の充実などを訴え、幅広い層の支持拡大を狙う。(敬称略)
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50201/
衆院選の序盤情勢 高知・選挙区…1区の中谷が強固な地盤
2024/10/17 05:00
1区は、12選を目指す中谷が強固な地盤を生かし、安定した戦いを進めている。石破内閣で防衛相に就き、内閣支持層から8割以上の支持を得た。全世代に幅広く浸透している。武内は立民支持層の7割をまとめた。
衆院選 高知県の予想立候補者
2区は、知事を3期12年務め高い知名度を誇る尾﨑がリードする展開。自民支持層、公明支持層の約9割をまとめ、無党派層も5割弱から支持を得ている。浜川は、政権批判票の受け皿を狙うが、浸透しきれていない。(敬称略)
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50194/
衆院選の序盤情勢 四国・比例代表…自民3議席の公算
2024/10/17 05:00
自民は前回選と同じ3議席を見込む。自民支持層の8割程度を固めたが、無党派層からの支持は1割にとどまる。
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前回1議席にとどまった立民は得票次第では2議席目を獲得できる可能性がある。無党派層から2割の支持を得る。公明は前回と同じ1議席を堅守しそうだ。玉木代表の地元がある国民は1議席を確保できるか微妙だ。前回1議席を獲得した維新は議席獲得が難しそうだ。(敬称略)
2552
:
OS5
:2024/10/17(木) 11:44:16
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50182/
衆院選の序盤情勢 福岡・選挙区…2区で鬼木・稲富が激しい戦い
2024/10/17 05:00
1区は、井上が優位に立っている。自民支持層の7割、公明支持層の6割を固めた。後援会を中心に地盤を築いており、野党支持層の一部も流れている。連合の支援を受ける丸尾は、知名度向上が課題だ。
2区は、鬼木と稲富が激しく競り合う。鬼木は防衛副大臣の実績をアピールし、自民、公明支持層の約7割に浸透。稲富は地道な地元活動を背景に、立民支持層の9割超をまとめ、無党派層への支持拡大を図る。
3区は、古賀と仁戸田がデッドヒートを展開している。古賀は自民支持層の約8割を固めたが、公明支持層への浸透が約4割にとどまる。連合の支援を受ける仁戸田は、立民支持層の8割強に浸透し、無党派層からも約2割の支持を得る。
4区は、宮内が先行し、許斐が追いかける展開。宮内は組織戦を展開し、自民支持層の約6割、公明支持層の約5割を固めた。連合の支援を受ける許斐は、政権批判票の受け皿を狙う。
5区は、前回選の公認争いで涙をのんだ栗原がややリードし、堤が追い上げる。栗原は自民、公明支持層の約7割をまとめ、60歳以上の支持が多い。堤は立民支持層の7割以上を固め、無党派層からも約3割の支持を得る。
6区は、鳩山が頭ひとつ抜け出す。地元経済界や公明の支援を受け、自民支持層の7割半ば、公明支持層の7割弱を固めた。無党派層からの支持も手堅く、全ての年齢層から支持を集める。
7区は、藤丸が安定した戦い。内閣府副大臣などを務めた実績を訴え、後援会を軸に組織戦を展開。自民支持層の約8割、公明支持層の7割をまとめた。農林水産業者の7割弱から支持を得ている。亀田は元海上保安官の経験をアピールし、無党派層への浸透を図る。
8区は、15選を目指す麻生が安定感を増している。首相や財務相を歴任した抜群の知名度を背景に、自民支持層の8割に加え、野党支持層にも浸透。幅広い年代からの支持を得ている。
9区は、緒方がリードする展開。特定の政党や団体の推薦を受けず、無党派層の4割強に浸透し、立民支持層の8割強から支持を得る。三原は9区を地盤としたおじの元衆院議員・朝彦氏の支援者を中心に支持拡大を図る。
10区は、城井と吉村が競り合い、予断を許さない展開。城井は立民支持層の8割強を固め、無党派層の3割に浸透する。自民、公明支持層の一部も切り崩す。吉村は地元市議らの支援を受けて票固めに注力し、自民、公明支持層の5割強をまとめた。
11区は、8選を狙う武田と村上が横一線の戦い。武田は自民、公明支持層の6割強を固めた。政治資金問題で処分を受け、比例選に重複立候補しておらず、支持固めに懸命だ。元経産省職員の村上は「即戦力」をアピールし、無党派層の約3割に浸透するほか、自民支持層の一部も取り込んでいる。(敬称略)
2553
:
OS5
:2024/10/17(木) 11:45:12
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50174/
衆院選の序盤情勢 佐賀・選挙区…1区で原口・岩田が接戦
2024/10/17 05:00
1区は、原口と岩田が横一線の戦い。原口は草の根の活動で足場固めを急ぎ、立民支持層の9割を固めた。無党派層の約4割から支持を得る。3回連続で比例復活の岩田は、自民、公明支持層の約7割をまとめた。
2区は、大串がリードし、古川が追いかける展開。大串は立民支持層の9割超をまとめ、内閣支持層の3割強に浸透する。古川は自民支持層の6割強を固め、無党派層への支持拡大が課題だ。(敬称略)
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50167/
衆院選の序盤情勢 長崎・選挙区…3区で金子が一歩抜け出す
2024/10/17 05:00
1区は、西岡が先行し、下条が追いかける展開。西岡は三菱重工業労組の後押しを受け、参院議長を務めた父・武夫氏から受け継いだ後援会がフル稼働。国民支持層の9割を固め、自民支持層からも2割の支持を得た。下条は自民支持層の6割を固めたが、知名度向上が課題だ。
2区は、山田と加藤が激しく競り合う。山田は立民支持層の9割弱を固め、無党派層の3割に浸透する。加藤は自民支持層の7割超をまとめ、サラリーマンから3割の支持を得た。政治資金問題で比例選の重複立候補が認められず、背水の陣で引き締めを図る。
3区は、金子が末次を一歩リードする展開。昨年10月の旧4区補欠選挙で初当選した金子は、各地に後援会を組織し、自民支持層の8割弱をまとめた。農林水産業者の支持を7割弱に伸ばした。末次は立民支持層の9割弱を固めており、国民、社民の地方組織、連合長崎などとも連携して支持拡大を図る。(敬称略)
2554
:
OS5
:2024/10/17(木) 11:46:37
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50161/
衆院選の序盤情勢 熊本・選挙区…2区で西野が先行
2024/10/17 05:00
1区は、木原が戦いを優位に進めている。防衛相を務めた実績を訴え、自民支持層の8割強を固めた。連合の推薦を受ける出口は、立民支持層の8割弱を固め、無党派層の取り込みを図る。
2区は、西野がリードする展開。前回選は無所属で出馬し、17選を目指した自民候補を大差で破った。保守分裂のしこりを懸念する声もあるが、自民支持層の8割強を固め、無党派層にも浸透する。奥田は政権批判票の取り込みが課題だ。
3区は、坂本が有利な戦い。坂本は前農相の実績をアピールし、自民支持層の8割強を固めた。農林水産業者の支持を約7割に伸ばした。橋村は連合熊本の支持を得るが、支持が伸び悩んでいる。
4区は、金子が安定した戦いを進め、自民、公明支持層の約8割を固めた。笹本は立民支持層の7割弱、矢上は維新支持層の約5割をそれぞれまとめた。(敬称略)
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50155/
衆院選の序盤情勢 大分・選挙区…2区の衛藤は浸透に課題
2024/10/17 05:00
1区は、7選を目指す吉良がややリードし、新人の衛藤が追い上げる。吉良は連合大分からの推薦を受け、立民支持層の8割を固めた。国民、社民支持層にも浸透する。衛藤は多数の団体から推薦を受け、自民、公明支持層の6割超を固めた。
2区は、吉川と広瀬が激しく競り合う。吉川は立民支持層の約8割、共産支持層の約7割に浸透。無党派層の約3割からも支持を集める。広瀬は前知事の父や経済団体の一部などが支え、無党派層の約3割に浸透する。政治資金収支報告書の不記載で党の役職停止処分を受けた衛藤は自民支持層の支持が約4割にとどまり、無党派層にも浸透していない。
3区は、岩屋が戦いを優位に進めている。岩屋は公務などで地元入りが難しいが、自民支持層の約8割を固め、無党派層にも支持が広がっている。連合の推薦を受ける小林は立民支持層の8割弱、維新支持層の4割をまとめた。(敬称略)
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50149/
衆院選の序盤情勢 宮崎・選挙区…2区で江藤がやや優勢
2024/10/17 05:00
1区は、渡辺が武井を一歩リードしている。渡辺は小規模な対話集会などを続け、立民支持層の9割弱を固め、共産支持層の7割をまとめた。前回選で渡辺に敗れ、比例復活した武井は、自身が乗る車の法定速度超過への謝罪に追われ、自民支持層の支持が約5割にとどまる。
2区は、8選を目指す江藤がややリードし、長友が追い上げる。江藤は県連会長、元農相の知名度を生かして自民支持層の約8割、公明支持層の約7割に浸透する。前回、比例復活の長友は連合傘下の労組を中心に支持を広げ、国民支持層の9割の支持を固めた。ただ、江藤との一騎打ちだった前回と違い、共産が新人を立てた影響を受けており、支持拡大に懸命だ。
3区は、古川が安定した戦い。元法相の知名度を生かして自民支持層の約9割を固め、無党派層にも支持を広げる。出馬表明が9月と出遅れた新村は知名度不足が課題だ。(敬称略)
2555
:
OS5
:2024/10/17(木) 11:49:10
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50143/
衆院選の序盤情勢 鹿児島・選挙区…1区で川内・宮路がしのぎ
2024/10/17 05:00
1区は、川内と宮路がしのぎを削る。連合の推薦を受ける川内は立民支持層の9割、維新支持層の5割超を固めた。宮路は自民支持層の7割超、公明支持層の8割超をまとめた。両者とも無党派層の支持拡大を狙う。
2区は、三反園と保岡が激しく競り合う。三反園は前知事の知名度を生かし、無党派層の4割近くから支持を得る。60歳以上の4割が支持する。保岡は自民支持層の支持を固めきれておらず、無党派層への浸透が課題だ。
3区は、野間と小里がデッドヒートを展開する。野間は、立民支持層をほぼ固め、無党派層の6割弱の支持を集める。小里は自民支持層の約7割をまとめた。農相への就任を追い風に、農林水産業者の支持を6割に伸ばした。
4区は、森山が安定した戦い。幹事長として高い知名度を誇り、農林水産業者の7割、商工自営業者の5割に浸透する。山内は政権批判票の取り込みを狙う。(敬称略)
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50139/
衆院選の序盤情勢 沖縄・選挙区…4区は西銘と金城が譲らず
2024/10/17 05:00
1区は、赤嶺と国場が横一線の展開。赤嶺は玉城デニー知事の支援を受け、立民支持層の7割弱、共産支持層の約9割を固めた。企業回りに力を入れる国場は自民支持層の6割超をまとめたが、一部が下地に流れている。
2区は、新垣と宮崎が接戦となっている。新垣は米軍基地問題などで批判を強め、社民支持層の大半を固めた。宮崎は9月の宜野湾市長選で保守系市長が勝利した勢いを追い風に、組織力を生かした戦いを進める。
3区は、屋良と島尻が激しく競り合っている。屋良は基地問題での対決姿勢を鮮明にし、立民支持層の9割以上をまとめた。島尻は集会を通じた支持拡大を進め、自民、公明支持層の8割超に浸透する。
4区は、西銘と金城がデッドヒートを繰り広げている。西銘は自民支持層の9割弱、公明支持層の8割弱を固めた。金城は立民、共産支持層に浸透する。政権批判票をまとめきれるかが課題だ。(敬称略)
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50188/
衆院選の序盤情勢 九州・比例代表…自民は7議席見込む
2024/10/17 05:00
自民は7議席を見込むが、前回選の8議席に届くかは微妙だ。立民は無党派層の約2割から支持を集め、前回の4議席を上回る5議席目をうかがう。公明は前回から1議席少ない3議席にとどまりそうだ。
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維新は前回の2議席を下回る1議席となる見込み。共産、国民、れいわが1議席を確保する見通しのほか、社民も17年衆院選以来となる議席獲得を視野に入れる。参政も議席獲得の可能性がある。(敬称略)
2556
:
OS5
:2024/10/17(木) 14:32:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cf7e96fbd7ea30c8e28575a0e7644c8abdbb24f
自公、全国で苦戦 「政治とカネ」国民から厳しい視線、立民躍進 衆院選序盤調査
10/17(木) 7:30配信
産経新聞
街頭演説を聞く有権者ら=16日午前、東京都荒川区(鴨川一也撮影)
15、16両日に共同通信社が実施した衆院選の序盤情勢調査では、自民、公明両党が全国で苦戦している状況が浮き彫りとなった。「政治とカネ」の問題を受け、自民は一部を非公認とするなどの対応をとったが、国民からの厳しい視線は向けられたままだ。一方、立憲民主党は躍進する見通しだが、主要野党との候補者一本化は限定的で、立民が目標に掲げる「比較第一党」には届かなそうだ。
【表でみる】自民党「非公認」12人の"当落"予測
■おわびしながら臨む選挙
石破茂首相(自民総裁)は16日、香川県内でマイクを持ち、派閥パーティー収入不記載事件について「こういうことが二度とないように、深く国民の皆さま方におわびをしながらこの選挙に臨んでいる」と述べ、自公政権の継続を訴えた。
野党は不記載事件を巡って自民への批判を強めており、立民の野田佳彦代表は16日、新潟県内での演説会で「裏金隠し解散だ。有権者がペナルティーを与えるしかない」と主張した。
衆院選の勝敗ラインについて、首相と公明の石井啓一代表は、自公政権を維持するための最低条件となる両党での過半数(233議席)獲得と位置づける。
自民の公示前勢力は256議席で、政権を奪還した平成24年の衆院選以降、4回連続で単独過半数を獲得してきた。だが、自民の森山裕幹事長は14日の報道各社のインタビューで「自民単独でどうするかということをまだ考える余裕はない」と強調。このまま低調な状況が続けば、自民が下野した21年衆院選以来の単独過半数割れの可能性も見えてくる。
自民は不記載事件に関係した旧安倍派幹部ら12人を非公認とし、30人以上の比例代表への重複立候補を認めない対応をとった。国民の理解を得るために厳しい選択をした形だが、別の自民関係者は「非公認で出馬となれば有権者の情がわく可能性もあるが、党公認で立候補して比例重複だけ認めないというのは分かりにくい。理解を得られるだろうか」と表情を曇らせた。
■野党は候補者調整進まず
一方、野党は不記載事件での自民批判で足並みをそろえるものの、候補者調整は進まなかった。
289の小選挙区のうち、立民、共産両党は142の小選挙区で競合。与党公認候補と、立民、日本維新の会、共産、国民民主党の主要4野党のいずれかの公認候補が「一騎打ち」で争うのは、52の小選挙区にとどまる。
立民の野田氏は「最低限の目標は自公の過半数割れ」と息巻くが、共産は野田氏の保守的な路線に反発、候補者調整は多くの小選挙区で整わなかった。
野党乱立の構図となった今回の衆院選では、与党への批判票が分散しており、今後の情勢次第では野党の議席数の伸びの足かせとなりかねない。(今仲信博)
2557
:
OS5
:2024/10/17(木) 14:34:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff90c89b9002854c19f9b77066c8fe686faa34b2
自民と立民、1区と3区競る 衆院選・青森県内序盤情勢調査
10/17(木) 9:10配信
Web東奥
(写真:東奥日報社)
27日投開票の衆院選で、共同通信社は15、16の両日、青森県内有権者を対象に電話調査を行った。東奥日報社の取材を加味して序盤情勢を分析した結果、1区と3区はともに自民党と立憲民主党の候補が激しく競り合っている。2区は自民党前職の神田潤一氏(54)がやや先行し、無所属新人の松尾和彦氏(61)が追う展開。ただ、いずれの自民候補も党支持層を固め切れていない。無党派層で投票先を決めていない有権者が3選挙区とも4割以上いるため、情勢は流動的だ。
■1区
7年ぶりに選挙区に立候補した自民党前職の津島淳氏(58)は、自民支持層の6割、推薦を受ける公明支持層の9割を固めたが、無党派層の支持で苦戦している。年代別では30代でやや先行している。
立憲民主党元職の升田世喜男氏(67)は立民支持層の8割超、社民支持層の7割を固めた。自民支持層の2割弱にも食い込み、無党派層からは3割超の支持を集めた。40代と60代以上の4割に浸透している。
共産党新人の斎藤美緒氏(44)は、党支持層の8割超を固めるが、広がりを欠いている。
■2区
神田氏は自民支持層の6割弱を固めたが、公明支持層からは4割強の支持にとどまる。無党派層への浸透はいまひとつだ。40代以上の各年代で一歩リードしている。
追う松尾氏は、選挙戦で支援を受ける立民支持層の5割強を固めた。国民民主党支持層の5割も取り込み、無党派層でもやや先行している。地域別では上十三地区で神田氏と競り合っている。
国民新人の金濱亨氏(36)は20代と30代の支持を集めたが、党支持層は3割超しか固めていない。
共産党新人の久保将氏(70)は党支持層の8割をまとめたが、支持は広がっていない。
■3区
自民党の派閥裏金事件に関わった同党前職の木村次郎氏(56)は厳しい戦いを強いられている。党支持層の6割、公明支持層の5割強をまとめたが、無党派層の支持は限定的にとどまっている。年代別では10代、20代から比較的支持された。
立民新人の岡田華子氏(44)は党支持層の8割超を固めたほか、共産支持層の5割超、無党派層の4割超の支持を集めた。自民支持層の2割にも食い込んでいる。地域別では中南地区でやや先行している。
日本維新の会新人の長坂淳也氏(48)、無所属新人の其田寿一氏(38)は苦戦している。
2558
:
OS5
:2024/10/17(木) 14:36:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca73474de4c996540dfaf88280b5af6979e99e9e
《衆院選2024》茨城県内序盤情勢 2選挙区で自民安定 1、5、7区 追う展開
10/17(木) 7:00配信
茨城新聞クロスアイ
27日投開票の衆院選で共同通信社は15、16の両日、電話調査を実施した。茨城新聞社が取材を加味して茨城県内の序盤情勢を分析したところ、7選挙区のうち、自民党候補は2、4区で安定した戦いを展開する。一方、1、5、7区は野党系候補がやや先行し、追う展開。3、6区では自民候補と野党系候補が接戦を繰り広げている。投票先を決めていない有権者が3割近くおり、情勢は終盤にかけて変わる可能性がある。
1区は、前回勝利した無所属前職の福島伸享氏が先行し、自民前職の田所嘉徳氏が追う展開。年代別ではいずれも福島氏が一歩リードしている。維新新人の武藤優子氏と共産新人の高橋誠一郎氏は伸び悩んでいるが、全体の約3割が態度を決めていない。
2区は、前衆院議長で14回目の当選を目指す自民前職の額賀福志郎氏が優勢。選挙区内の鹿行・県央地域で幅広く浸透し、自民支持層の約7割を固めた。共産新人の川井宏子氏、維新新人の今村敏昭氏、無所属新人の大高伸一氏は苦しい戦い。
3区は、自民前職の葉梨康弘氏と立民新人の梶岡博樹氏が激しく競り合う。葉梨氏は自民と公明支持層の約6割を集め、梶岡氏は立民の約8割を固めている。維新新人の橋口奈保氏、共産新人の大内久美子氏、れいわ新人の加川裕美氏が追っている。
4区は、自民前職の梶山弘志氏が安定した戦い。強固な後援会組織を生かし、大票田の同県ひたちなか市をはじめ、選挙区全域に幅広く浸透する。維新新人の武藤博光氏、共産新人の吉田翔氏は支持に広がりを欠いており、無党派層の取り込みが焦点となる。
5区は、国民前職の浅野哲氏がやや先行し、自民前職の石川昭政氏が追う。浅野氏は国民支持層の9割をまとめたほか、立民支持層の約6割を集める。石川氏は自民支持層に加え、公明にも一部浸透。共産新人の千葉達夫氏は伸び悩んでいる。
6区は、立民前職の青山大人氏と自民前職の国光文乃氏が接戦を繰り広げている。青山氏は立民支持層の8割超を固め、無党派層の約5割に浸透している。国光氏は自民、公明からの支持が約6割。共産新人の間宮美知子氏は2氏を追っている。
7区は、無所属新人の中村勇太氏がやや先行し、自民前職の永岡桂子氏が追う展開。中村氏は立民支持層の7割超をまとめ、自民支持層からも2割超の支持。永岡氏は自民と公明の支持層から厚い支持を集めている。無党派層の6割が態度を決めていない。
電話調査は県内有権者約3800人を対象に15、16の両日行われた。
茨城新聞社
2559
:
OS5
:2024/10/17(木) 14:40:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/f82594da5e1f283494577b18c99359ad886e1ae9
衆院選、青森の序盤情勢 注目の3区、不記載事件の影響は
10/16(水) 22:53配信
産経新聞
27日投開票の衆院選で、青森県内では3小選挙区に計11人が立候補している。県内の序盤情勢を探った。
注目は3区。自民木村はこれまで、親子3代にわたる強固な支持基盤に支えられ、盤石の戦いを繰り広げてきた。しかし、派閥パーティー収入不記載事件と秘書(退職)への威圧的言動が発覚したことで、選挙戦への影響が懸念されている。対する立民岡田は、知名度アップを図り、無党派層への支持拡大を図る。
約7年ぶりの小選挙区出馬となった1区の自民津島は、昨年の知事選を巡り、自民県連が候補を一本化できず、分裂選挙を余儀なくされた混乱を引きずっている面があり、支持基盤の引き締めに躍起。立民升田は小選挙区での国政復帰を目指す。2区の自民神田と立民県連が支持する無所属松尾の対決にも注目したい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c2d21ae0e74f12f662c1db035f5868aee376cb2
衆院選、岩手の序盤情勢 激しさ増す3区の争い
10/16(水) 23:02配信
産経新聞
27日投開票の衆院選で、岩手県内では3小選挙区に計7人が立候補している。県内の序盤情勢を探った。
3区では立民小沢が、令和3年選挙で自民藤原に小選挙区で敗れた。比例代表で復活当選し議席を死守したとはいえ、絶対的な強さを維持してきていただけに、世代交代を印象付けた。藤原が再び当選するか、小沢が雪辱を果たすか、選挙戦は激しさを増しそうだ。
自民は、投開票日が同日の日程で実施される参院岩手選挙区補欠選挙で候補の擁立を見送った。補選が行われるのは、広瀬めぐみ元参院議員(自民離党)による秘書給与詐取事件で同氏が議員辞職した経緯がある。派閥パーティー収入不記載事件の影響もあり、藤原は打撃を受けそうだ。
1区は、立民階と、米内光政元首相のひ孫に当たる自民米内らが立候補。階の支持は厚いものの、比例代表で米内が復活当選できるかが注目される。2区の自民鈴木は盤石。
2560
:
OS5
:2024/10/17(木) 14:41:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d9fc698908d63e9850d1c6fa0f7270372ee756b
衆院選、宮城の序盤情勢 定数1減、2区は前回570票差
10/16(水) 23:08配信
産経新聞
27日投開票の衆院選で、宮城県内では5小選挙区に計15人が立候補している。県内の序盤情勢を探った。定数が1減少し、小選挙区数は6から5となる。
4区は前環境相の自民伊藤と元財務相の立民安住による与野党第一党の閣僚経験者が対決する。安住は地盤とする石巻市で得票の上積みがどこまでできるか。
2区の自民秋葉は、公職選挙法違反疑惑などで復興相を辞任した影響が影を落とす。立民鎌田とは令和3年選挙では約570票差で敗れ、比例代表で復活当選を果たした。それだけに重大な懸念材料となっており、自民関係者の間では不安視する声が強い。
3区は、派閥パーティー収入不記載事件での戒告処分が自民西村にどう響くか。1区は自民土井と立民岡本が競る。5区は自民小野寺が盤石。
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb12d115629b08fbaa2831fbe426e7b0bd273829
衆院選、秋田の序盤情勢 1区、今回は野党候補が複数立候補
10/16(水) 23:16配信
産経新聞
27日投開票の衆院選で、秋田県内では3小選挙区に計11人が立候補している。県内の序盤情勢を探った。
令和3年選挙時に1区では、自民冨樫と立民寺田による一騎打ちの対決構図となった。共産が立民支援に回り、野党共闘が実現した形だ。選挙戦は冨樫が制し、寺田は比例代表で復活当選した。だが今回選挙では、野党候補が複数立候補。支持層が分散するのは必至で、冨樫に有利に働く可能性もある。
2区の自民福原は、市長を務めた大館市以外でどこまで支持を獲得できるかがカギ。立民緑川は、区内を小まめに回っている。共産山内と野党系の支持獲得を競う。
3区は、自民御法川に対し、同区西部を中心に強固な地盤を誇る国民村岡が迫る。唯一の女性候補となる立民小川は、どこまで浸透を図れるか。共産藤田も支持拡大を進める。
2561
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OS5
:2024/10/17(木) 14:45:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/0594744a08ebb5176bad1ee5bc87a39e227e7bdf
衆院選、山形の序盤情勢 1区、無党派層が選挙戦の行方左右か
10/16(水) 23:14配信
産経新聞
27日投開票の衆院選で、山形県内では3小選挙区に計10人が立候補している。県内の序盤情勢を探った。
1区は、盤石な支持基盤を誇る自民遠藤が優位な選挙戦を展開しそうだ。遠藤の対立候補として、今回選挙で3回目の立候補となる立民原田は、街頭を中心に活動しており、無党派層への浸透をどこまで図れるかが、選挙戦の行方を左右しそうだ。
2区の自民鈴木は、党の有力支持層である農業団体に浸透しているのが強み。組織票に加え、地元を小まめに回り支持を訴える。元県議の国民菊池は立民が候補擁立を見送っていることから、野党支持層の受け皿を目指す。
3区は自民加藤が、父親で元党幹事長・紘一氏以来の強固な地盤に支えられている。立民石黒は、県議当時の支持基盤を背景に加藤に迫る。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6300ead9dc51c54873e2d97463fd24207b26841c
衆院選、福島の序盤情勢 定数1減で4選挙区全区域が変更
10/16(水) 23:17配信
産経新聞
27日投開票の衆院選で、福島県内では4小選挙区に計11人が立候補している。県内の序盤情勢を探った。定数1減で小選挙区数が5から4になり、全ての区域が変更になった。
3区は、派閥パーティー収入不記載事件による役職停止処分を受け、自民非公認になった元復興副大臣の菅家一郎氏が、公示直前に不出馬を表明。同事件で比例代表での立候補を辞退した無所属上杉が急遽(きゅうきょ)、立候補を決意した。立民小熊は、白河市など県南部への浸透が課題となっている。
2区の自民根本は、引退した元厚生労働相、匠氏の長男。地盤とする大票田の郡山市では立民玄葉が支持固めを進めており危機感は強い。1区は立民金子と自民亀岡との一騎打ち。4区は自民坂本を立民斎藤が追う展開。共産は比例代表での得票上積みを視野に、複数候補を擁立した。
2562
:
OS5
:2024/10/17(木) 14:47:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f5af3f4536cdf4d03069b772e1b9969e4b4e466
衆院選、茨城の序盤情勢 「自民王国」に野党が食い込めるか
10/16(水) 23:21配信
産経新聞
27日投開票の衆院選で、茨城県内では7小選挙区に計24人が立候補している。県内の序盤情勢を探った。
自民が盤石な党勢に支えられ、令和3年選挙では7小選挙区のうち、1、5区を除く5小選挙区を制した。両区で敗れた候補も、比例代表で復活当選を果たしている。野党が「自民王国」の牙城を崩せるかが最大の焦点となる。
1区は、無所属福島を自民田所が追う展開。両候補は平成24年選挙から事実上、一騎打ちの選挙戦を繰り広げてきており、3年選挙では野党勢力を一本化した福島が制した。田所は雪辱を果たせるか。
3区の自民葉梨は、自身の失言による法相の辞任を巡る危機感がある。駅頭で街頭演説をこなすなど支持拡大に力を注ぐ。立民梶岡は、与野党伯仲の政治を取り戻す必要を訴える。全5候補が立候補したため野党票が分散し、葉梨に有利な情勢となる可能性がある。
7区は自民永岡と、無所属中村による一騎打ちとなった。永岡は、元文部科学相の実績を前面に打ち出すなどして支持拡大を図る。中村は元建設相の喜四郎氏の長男。中村は県議当時の後援組織に加え、連合茨城など野党系の基礎票を取り込めるかがカギ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1610fc3df3258f78129c60e4d3e8c5b7a04dd23d
衆院選、栃木の序盤情勢 1区は今回も野党共闘ならず
10/16(水) 23:26配信
産経新聞
27日投開票の衆院選で、栃木県内では5小選挙区に計16人が立候補している。県内の序盤情勢を探った。
3区の自民簗は、派閥パーティー収入不記載事件で党役職停止の処分を受けた影響が懸念される。立民伊賀は令和3年選挙時は約4万票差で敗れ、比例代表で復活当選も果たせなかった。雪辱を期し、無党派層への浸透など支持拡大を図る。松下政経塾出身の無所属渡辺は10月上旬に出馬表明、準備不足が響きそうだ。「保守層の選択肢の一つになりたい」との意向を表明しており、保守分裂の様相も呈している。
4区は、10回目の当選を目指す自民佐藤と立民藤岡が激しい選挙戦を演じそうだ。3年選挙で藤岡は約5千票下回ったものの比例復活した。積極的にミニ集会を重ね、支持拡大に躍起だ。
1区は、自民船田が強固な支持基盤に支えられる。3年選挙では船田のほか、立民、維新、共産の4候補による対決構図となり、自民以外の3党の総得票数では船田を約1万7千票上回った。今回選挙でも野党候補の一本化が実現せず、同様の展開となる可能性がある。5区は、自民総裁選に挑んだ元幹事長の茂木が盤石。
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OS5
:2024/10/17(木) 14:47:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/268f1c558199dcf2d5fad21751b91181ba9f3920
衆院選、群馬の序盤情勢 全議席独占も自民に危機感
10/16(水) 23:31配信
産経新聞
27日投開票の衆院選で、群馬県内では5小選挙区に計14人が立候補している。県内の序盤情勢を探った。
令和3年選挙で5小選挙区の議席を独占した自民の牙城に、野党がどこまで食い込めるかが最大の焦点となる。今回選挙では、自民の派閥パーティー収入不記載事件を巡り、同党への逆風が強まる中、有権者の投票行動が注目される。
1区は、自民中曽根が、祖父、康弘元首相の強固な支持基盤に支えられ、盤石な態勢を築く。ただ中曽根は、旧民主党が政権交代を実現した平成21年選挙を引き合いに、「全く同じ空気を感じている」などと語っており、危機感は増幅している。立民白井は労組票の支持固めに全力を挙げるとともに、無党派層への浸透を図り、支持拡大を目指している。
3区の自民笹川も同事件により、支持離れが加速する動きを警戒し、「党再生」を訴え、岸田文雄前首相に退陣を求めた経緯がある。立民長谷川は、無党派層の支持獲得に躍起となっている。
野党間の選挙協力に綻(ほころ)びが生じていることも、選挙結果に微妙な影響を与えそうだ。
2564
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OS5
:2024/10/17(木) 15:42:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/994e1b46c8937b8d148140ab0e613b60a6705ee3
衆院選、新潟の序盤情勢 新たな区割りに手探りの戦い
10/16(水) 23:32配信
産経新聞
27日投開票の衆院選で、新潟県内では5小選挙区に計15人が立候補している。県内の序盤情勢を探った。定数が6から1減となり、小選挙区数は5となる。
各候補は新しい区割りで、手探りの戦いを強いられそうだ。平成29年と令和3年選挙ではいずれも、自民が2勝4敗と野党候補らに負け越している。
5区の自民高鳥は、派閥パーティー収入不記載事件で戒告処分を受け、一方の立民梅谷は、日本酒供与問題で党員資格停止(1カ月)などの処分を受けており、いずれも逆風下での選挙戦を余儀なくされる。
2区の無所属細田は同事件で自民非公認となり、一段と厳しい選挙戦となるのは必至。立民菊田は、「政治とカネ」問題を巡る自民の姿勢を強く批判し、支持基盤を固めるとともに、無党派層への浸透にも全力を挙げるとみられる。
4区は自民鷲尾、立民米山に無所属泉田が絡む。保守分裂の様相も。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1020af1424b6661ea3b92a4870121de2b24c6e9
衆院選、長野の序盤情勢 1区、2区は自立維が三つどもえの構図
10/16(水) 23:38配信
産経新聞
27日投開票の衆院選で、長野県内では5小選挙区に計13人が立候補している。県内の序盤情勢を探った。
1区と2区は、自民、立民、維新候補による三つどもえの対決構図となった。令和3年選挙時の1区は、自民若林と立民篠原との一騎打ちだった。今回選挙では維新若狭が参入したことで、無党派層の動向が注目される。若林は、派閥パーティー収入不記載事件の影響が気がかり。
2区も立民下条、自民務台、維新手塚が立候補し、3年選挙と同じ顔触れとなった。同選挙では5選した下条が約3万票差で務台を退けている。務台は比例代表で復活当選している。
5区の自民宮下は、同事件を受けて農林水産相を辞任した影響が影を落とす。3区は、自民井出と立民神津による与野党第一党候補同士の一騎打ちとなった。4区は自民後藤の支持が厚い。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4301a9e6bc35c77cf3c3d8664ffabc7a04f5b64
衆院選、山梨の序盤情勢 1区は自・立が接戦必至 2区は立民見送り
10/16(水) 23:41配信
産経新聞
27日投開票の衆院選で、山梨県内では2小選挙区に計6人が立候補している。県内の序盤情勢を探った。
1区の自民中谷と立民中島は、激しい選挙戦を展開し、接戦となるのは必至の情勢だ。平成29年選挙時には中島が選挙戦を制し、中谷は比例代表で復活当選を果たした。令和3年選挙では逆に中谷が勝利し、中島は比例復活となった。
中谷は、派閥パーティー収入不記載事件の影響もあり、党への逆風が強まっているため、危機感を強めている。支持組織の引き締めに躍起で、無党派層への浸透も図る。中島も集会や街頭演説を積極的にこなし、支持層の拡大を目指している。
2区は立民が候補擁立を見送った。強固な地盤を持つ自民堀内に共産大久保が挑む。与野党候補による一騎打ちの対決構図に加え、女性候補による「戦い」は、話題を呼びそうだ。
2565
:
OS5
:2024/10/17(木) 16:05:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/d95a46dd217772a13a3283e59ad728fb5175931c
不記載事件で混乱「政治とカネ」に埋もれる地方創生、震災復興… 衆院選福島3区
10/16(水) 22:11配信
産経新聞
無所属の上杉謙太郎氏の準備が間に合わず、立憲民主党の小熊慎司氏、共産党の唐橋則男氏のポスターだけが貼られた福島3区の選挙ポスター掲示板=16日午後、福島県会津若松市(星直人撮影)
27日に投開票される衆院選は「政治とカネ」の問題が大きな争点となっている。小選挙区の区割り変更で本州屈指の広さとなった福島3区では公示直前、自民党の派閥パーティー収入不記載事件を受けて候補者擁立が混乱。論戦も政治資金問題に集中し、地方創生や東日本大震災からの復興といった重要な課題が置き去りにされているとの印象を抱く有権者も少なくない。
【写真】有権者に支持を訴える無所属の上杉謙太郎氏
■ポスター間に合わず
福島県会津若松市。壮麗な天守閣がそびえる鶴ケ城の堀沿いに設けられた掲示板には、公示日から一夜明けた16日午前になっても、無所属の上杉謙太郎氏(49)のポスターだけが貼られていなかった。
自民党県連の要請を受けて無所属での出馬を決めたのは公示直前。ポスター製作が間に合わず、本人も「マイナスからのスタート」と出遅れを語る。
これまでの当選2回はいずれも比例復活だ。今回も、当初は比例単独での出馬を予定していたが、不記載事件を受けて立候補を辞退していた。
ところが公示直前、1289万円の不記載があり、党役職停止6カ月の処分を受けながらも無所属での出馬を模索していた菅家一郎氏(69)が、党非公認での戦いは厳しいと判断して出馬を断念。選挙区に自民系候補が不在となる不戦敗を避けるため、党県連の要請を受けて上杉氏が無所属で立つことになった。
上杉氏は15日の出陣式で「もう一度、信じていただけるように出馬して真価を問いたい」と信頼回復を訴えた。
一方、野党候補も政治資金問題に照準を定めて攻勢を強めている。
立憲民主党の前職、小熊慎司氏(56)は15日、白河市で行った第一声で不記載事件に言及し「『裏金問題』で政治の信頼が失墜した」と批判。16日には、共産党の新人、唐橋則男氏(63)も同市で街頭に立ち、「資金がどのように使われ、どのような経過で(不記載が)始まったか解明がなされていない」と語気を強めた。
■広大な新選挙区
福島3区は、県西部の会津地方や県南部の白河市などが一つになり、県域の約半分を占める広大な選挙区となった。東西の両端を結ぶ直線距離は約130キロにもなる。
12日間の戦いで候補者が全域をくまなく回り、各地の課題をくみ上げることは容易ではない。争点が政治資金問題に集中すれば、その他の議論は低迷を余儀なくされる。
「『裏金』ではなく、実際に何を地元に還元してくれるのかというところを重視している」。会津若松市の中心部にある「神明通り商店街」で衣料品店を経営する渡部慎太郎さん(65)はこう語り、地方創生の活発な議論を期待する。
神明通りは大型スーパーや娯楽施設が撤退し、空き店舗も目立つようになった。地価の下落率は令和5年に商業地として全国ワースト3位まで落ち込んでおり、「現実味のある、地方の元気が出る政策を」と要望する。
東日本大震災から13年となるが、復興は道半ばだ。東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を巡る風評被害は県内各地に影を落としている。
秘境路線として知られ、豪雨災害で不通が続いていたJR只見線(会津若松-新潟県魚沼市)が11年ぶりに全線再開してから今月で2年。インバウンド(訪日客)でも利用客が増え、周辺にも経済効果が出つつある。
南会津町で宿泊業を営む60代男性は「復興は今が正念場だ。処理水の問題はインバウンドにも影響が出るかもしれない」と不安を語り、続けた。「『裏金』と騒いでいるが、もっと大事な問題もあると思う。地域のために何をしてくれるのかをみていきたい」(星直人)
2566
:
OS5
:2024/10/17(木) 16:05:54
◇
「政治とカネ」を巡る不祥事は幾度となく繰り返されてきた。しかし、政治資金規正法が改正されるたびに「抜け道」も明らかになり、根本的な改革には至っていない。
昭和60年代以降に発覚したリクルート事件や東京佐川急便事件を受け、平成6年には企業からの献金を政治家個人の「資金管理団体」に制限。11年には資金管理団体への企業献金も禁止された。
政治資金パーティーの制度も、企業献金から個人献金への転換を目指すため導入された。だが、社員数を上回る数が購入されるなど、制度の形骸化が判明し、20万円超の購入者の氏名公表が義務化された。
昨年発覚した自民党派閥のパーティー収入不記載事件を受け、会計責任者が刑事責任を問われた場合に国会議員も責任を問われる「連座制」も導入されたが、実効性には疑問符が付く。
日本大の岩井奉信名誉教授(政治学)は「対症療法的な改正しかしていない。第三者機関によるチェック体制を整えるなど、抜本的な見直しをしないと問題は繰り返される」と指摘している。(久原昂也)
▽福島3区(3人)
小熊慎司 56☆前拉致特委長 立 前
唐橋則男 63 党地区委員長 共 新
上杉謙太郎49 元外務政務官 無 前
(届け出順、☆は比例と重複)
2567
:
OS5
:2024/10/17(木) 16:16:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2a61818d18f463f639204b943cdb1946d731c49
「ゾンビ」と揶揄される比例復活 小選挙区との重複立候補対応から透ける各党の思惑
10/17(木) 8:00配信
産経新聞
街頭で支持を求め、集まった人々と握手を交わす衆院選小選挙区の候補者(右)=15日午後、大阪市淀川区(恵守乾撮影)
衆院選では小選挙区と比例代表の双方で出馬する重複立候補が可能だ。重複を認めるかどうかは公認権を握る各党執行部の判断に委ねられ、候補者の命運を左右する。27日投開票の今回は「政治とカネ」が最大の争点とされ、自民党は派閥パーティー収入不記載事件に絡んだ34人の重複を見送った。「背水の陣」を敷いたのは自民だけではない。各党の対応からそれぞれの戦略が浮かび上がる。
【表でみる】夕刊フジが作成した「落選危機にある大物・著名候補21人のリスト」
■有権者に向き合う
「退路を断ち、小選挙区の一本勝負だ」
衆院選が公示された15日、不記載事件に関わったとして比例重複が認められなかった大阪の自民候補は、街頭演説で危機感を示した。
不記載候補の重複立候補を認めなかった理由について、石破茂首相(自民総裁)は13日、「(小選挙区で敗れた場合の比例での)復活はあり得ない。正面から小選挙区の有権者に向き合い、判断を求めるということだ」と説明した。
不記載以外では、首相ら党幹部のほか、党の内規にある「73歳以上」の年齢制限に該当して重複しない候補もいる。
大阪の19小選挙区では自民候補15人のうち5人が比例重複を見送り、全小選挙区に擁立した日本維新の会は9区を除く18人について重複を認めなかった。
■「落選の危機」
維新の吉村洋文共同代表(大阪府知事)は15日、大阪市内での街頭演説で「背水の陣だ。大阪の議員が自公と戦って勝ち上がり、永田町でぶつかっていく」と訴えた。維新は大阪を除き比例重複を認めており、大阪だけでなく国会議員のいる地域を広げたい考えだ。
公明は、維新と初対決する大阪と兵庫を含む全11小選挙区で比例重複を見送った。平成21年衆院選で、関西では大阪と兵庫の計6小選挙区で全敗し、自民とともに下野した歴史がある。
公明大阪府本部の石川博崇代表は14日、今回の衆院選について「関西の情勢は極めて厳しく、選挙区によっては落選の危機もある」との認識を示し、「小選挙区の有権者の判断を最重要視し、正々堂々と挑む」と強調した。
■「論戦力で決定」
他党はどうか。立憲民主党は原則として比例重複を認めるが、野田佳彦代表ら一部の幹部は小選挙区単独とした。
共産党は田村智子委員長が比例東京ブロックで候補者名簿の1位になるなど比例単独候補を上位とし、その下に重複候補を登載しているケースもある。同党は「論戦力を評価し、候補を決めている」とした。
国民民主党は小選挙区の全候補者を比例重複とし、名簿順位も1位とした。れいわ新選組は「比例代表中心の選挙制度を目指し、原則は重複あり」とし、社民党は選挙区事情を考慮して決定。参政党は党内会議で重複候補を決めるとしている。
2568
:
OS5
:2024/10/17(木) 16:16:27
■目的は民意の反映
衆院選の比例代表で有権者は政党に投票する。候補者に投票する小選挙区では各小選挙区の最多得票者が当選するため、落選候補に投じられた票は「死票」と呼ばれる。民意をより反映させることを目的とし、少数政党も議席を獲得できるよう比例代表を組み合わせた経緯がある。
現行の小選挙区比例代表並立制は、政治改革の一環で平成8年の衆院選から実施された。定数の見直しが重ねられ、現在は小選挙区289、比例代表176の合計465の議席を争う。
比例代表では全国11のブロック別に各党の得票数に応じて議席が配分され、各党の候補者名簿の上位から当選者が決まる。複数の重複立候補者を同一順位にすることができ、小選挙区で敗れた場合は「惜敗率」(当選者の得票数を基準とした落選者の得票率)が高い順に復活当選する仕組みだ。ただ比例復活した議員は「ゾンビ議員」などと揶揄(やゆ)されてきた。
海外では、比例代表を柱として小選挙区と関連付けた「併用制」を採用する国もある。政党と小選挙区候補者に投票する点は並立制と同じだが、併用制では全議席を政党の得票率に応じて割り振り、小選挙区を勝ち抜いた候補者が当選者となる。各党の議席数は得票数に比例するため、民意をより正確に反映できるとされる。(沢田大典、山本考志)
■国民が納得する制度議論を
品田裕・神戸大大学院教授(選挙制度論)の話
現行の小選挙区比例代表並立制を導入した政治改革においては、政治家個人から政党主体の政治に変えるという問題意識が出発点になっていた。
小選挙区制が目指すのは、政権交代を懸けて主要政党が競い合う英米型の二大政党制だ。ただ小選挙区でこぼれ落ちた民意を補うために導入した比例代表では、小選挙区での惜敗率が当落の鍵を握る。政党主体の政治を目指すなら、政党の判断と責任をより反映させる制度とすべきだが、現行では有権者の投票行動に左右される。
一方、各選挙区で複数人が当選する中選挙区制の時代は、投票先を政党ではなく、候補者個人で選ぶ感覚があり、今も根強い。小選挙区で落選した候補が比例復活する仕組みに有権者が疑問を抱く状況が続いている。
現行制度導入から約30年がたった。地域政党やワンイシュー(単一論点)型の政党が生まれ、政党のあり方も変わっている。導入時の理想と制度の間でズレが生じていないかを検証し、国民が納得する選挙制度について議論を始めるべきだろう。(聞き手 藤谷茂樹)
2569
:
OS5
:2024/10/17(木) 22:28:54
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20241017120055
2024ふくしま衆院選 福島県内選挙区序盤情勢
2024/10/17 09:09
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衆院選の県内小選挙区に立候補した11人は27日の投票に向け、激しい論戦を繰り広げている。共同通信社は15、16の両日、各選挙区の有権者に電話調査を実施した。福島民報社の取材を加味した序盤情勢は、1区で立憲民主党の前職が先行し、自民党の前職が追走している。2区は立民前職がリードし、自民新人が迫る。3区は立民前職が優勢で、無所属前職が追う展開。4区は立民と自民の新人同士が競り合っている。投票する候補者を決めていない有権者もいるため情勢は流動的で、中・終盤の戦いが勝敗を分けるとみられる。(敬称略。各選挙区の立候補者一覧は届け出順。丸数字は当選回数。☆は比例東北との重複立候補)
■1区 金子氏先行、亀岡氏が追走
県内唯一の与野党による一騎打ちで立民の金子恵美が足場を固め、自民の亀岡偉民に差をつけている。
金子は地元の伊達地方を中心に選挙区全域から広く支持を集めている。亀岡は地盤の福島市を足掛かりに浸透を図っている。
支持政党別に見ると金子が立民、共産、社民の各支持層の9割、無党派層の6割の支持を固めた。亀岡は自民の5割強、公明の8割強をまとめ、支持固めを急いでいる。
年代別では、金子が各年代で強さを見せており、亀岡は20代の支持が比較的厚い。
亀岡偉民 69 自民 前⑤
金子恵美 59 ☆立民 前③
▷福島市、二本松市、伊達市、本宮市、伊達郡、安達郡
▷有権者数=38万141人
■2区 玄葉氏リード、根本氏迫る
11回目の当選を目指す立民の玄葉光一郎が旧3区の田村地方だけでなく、郡山市も手堅くまとめている。ベテラン前職の引退を受けて立候補した自民の根本拓は須賀川市・岩瀬地方などで支持を広げている。
支持政党別では、玄葉は立民の9割超、国民の5割、無党派層の6割にも浸透している。根本は自民、公明の半数以上を固め、維新支持層にも食い込む。年代別に見ると玄葉は40代以上など、根本は20代と30代でそれぞれ他候補を上回っている。
共産の丸本由美子は各地域で伸び悩む。
丸本由美子 62 共産 新
玄葉光一郎 60 ☆立民 前⑩
根本拓 38 ☆自民 新
▷郡山市、須賀川市、田村市、岩瀬郡、石川郡、田村郡
▷有権者数=42万3674人
■3区 小熊氏優勢、上杉氏が追う
立民の小熊慎司が5選を目指して選挙区全域で差をつけている。予定していた比例代表から急きょ選挙区での出馬となった無所属の上杉謙太郎が支持固めを進めている。
地域別に見ると小熊は出身地の喜多方市や会津地方の郡部などで特に安定。上杉は地盤の白河市をはじめ県南地方などを手堅くまとめつつある。政党別で小熊は立民など、上杉は自民などへの浸透が見られた。年代別では、小熊は60代と70代以上、上杉は20代と30代で比較的支持が厚かった。
共産の唐橋則男は共産支持層以外に広がりに欠く。
小熊慎司 56 ☆立民 前④
唐橋則男 63 共産 新
上杉謙太郎 49 無所属前②
▷会津若松市、白河市、喜多方市、南会津郡、耶麻郡、河沼郡、大沼郡、西白河郡、東白川郡
▷有権者数=32万4301人
■4区 斎藤氏と坂本氏競り合う
初当選を懸けた新人3人の争いは、立民の斎藤裕喜と自民の坂本竜太郎が競り合っている。
斎藤は相馬地方を中心に支持を広げている。いわき市と双葉郡は、斎藤と坂本の支持が拮抗(きっこう)している。
支持政党別では、斎藤が立民の8割、無党派層の4割から支持を獲得した。坂本は自民と公明の5割強を押さえた。
年代別に見ると斎藤が50代以上に浸透し、坂本は20〜40代に強い。
共産の熊谷智は支持に広がりを欠いている。
斎藤裕喜 45 ☆立民 新
熊谷智 44 共産 新
坂本竜太郎 44 ☆自民 新
▷いわき市、相馬市、南相馬市、双葉郡、相馬郡
▷有権者数=39万7275人
■調査の方法
15、16日の2日間、全国の有権者を対象に実施した。コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で調査。コンピューターで電話をかける自動音声応答通話(オートコール)方式を採用した。携帯電話にも電話し、同意した人にショートメッセージサービス(SMS)を使って質問に答えてもらった。1選挙区当たり固定電話と携帯電話で計500サンプルを目標にし、全289選挙区で計15万6993件の回答を得た。
2570
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OS5
:2024/10/17(木) 22:32:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/a90f3cde401cfd075b1d3c7ac1c004678a2c6317
「地方創生」を訴える徳島の重鎮2人に若手が挑む 阿波の熱き戦い(徳島2区)【衆院選2024】
10/17(木) 20:40配信
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FNNプライムオンライン
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27日投開票の衆議院議員総選挙、注目するのは徳島2区。
徳島の重鎮2人が政治生命を懸けて直接対決。
【写真】和歌山2区の候補者
地元の名物・渦潮のように混沌としている。 そこに挑む若手の戦い方とはー
■12年ぶりに現職の首相が応援に入る選挙戦
石破茂総裁:国会議員にもいなくてはならない人、いてもいなくてもいい人、いない方がいい人と、だいたいこの3種類いるのでありますが、山口俊一さんは間違いなく絶対にいなくてはならない人。
公示翌日、自民党の石破総裁が応援に熱を入れたのは、11期34年務めた大ベテラン。
徳島2区の自民党・山口俊一さん。
現職の首相が衆院選で徳島に応援に入るのは実に12年ぶりのこと。それもそのはず…
山口俊一さん:20年一緒にやってきて。結構うまくいってたと思うんだけど。正直、非常に残念な思いです。
これまでにない山口さんの危機感の表れでもあった。
■徳島では抜群の知名度の元知事が出馬
徳島では抜群の知名度を誇る飯泉嘉門さんが無所属で出馬。
5期20年知事を務め、去年の知事選で落選した後、国政に挑んできたのだ。
飯泉嘉門さん:多くの皆さん方からのお声を頂き、2区を選ばさせていただきました。
知事と国会議員として…徳島の政治の中心にいた2人が争う徳島2区は、衰退が進む日本の地方の課題が詰まっている。
山口さんは国会議員を務めて34年。 沖縄・北方担当大臣や財務副大臣なども務めてきたが…
山口俊一さん:まだまだやらなあかんことがいっぱい。頑張っていきます。 それが地方創生です。 地方創生の拠点として、郵便局のネットワークを活用していこう。東京は大学の定数を増やしちゃダメ。地方の大学をもっと充実させていきましょうという法律も作りました。今こそ本当の意味での懸け橋になって皆さん方のために働かせていただきたい。
■地方創生を訴える徳島の重鎮2人 訴えは似ているが…
これに対し…
飯泉嘉門さん:2区がなんでこんなに衰退をしてしまうのか。それはまさに日本の縮図であります。人口の減少、そしてこれに伴う経済の衰退、こちらも目を覆わんばかりです。これを何とかする。
飯泉さんが訴えるのも地方創生。
飯泉嘉門さん:例えばスクールバス。学校の送迎行事以外は空いている。空き時間を全部AIで活用することによって1つのコミュニティバス、これを今あるバスと人手で十分にやることができる。
地方が自由に使える交付金の額も増やし、地域の実態にあったものにしなければと訴える。
飯泉嘉門さん:地方創生が『地方、そうせい!』と命令口調になってしまう何の意味もない。
訴えることが似ている2人。なぜ戦う必要があるのかというと…
山口俊一さん:地方創生の交付金もなんだかんだ言いながら、例えば県の方に差し上げるわけです。当時某知事はですね、自分のお好きなような使いかたをしておられた。結果が今の状況です。
飯泉嘉門さん:多くの皆さん方が先生(山口さん)に話をしても聞いてくれない、実行してくれない、だから実績のある飯泉がやるべきだ。こうした意見も2区の皆さん方から多く寄せられている。
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:
OS5
:2024/10/17(木) 22:32:25
■「お金をかけない選挙を」数人のスタッフと戦う新人の祝さんが維新から立候補
愛憎渦巻く2人の政治生命を懸けた戦いに加わるのが…
祝聡さん:私の名前、祝日の祝、祝うと書いて“ほうり”と読みます。どうか皆さま、名前と顔を覚えていただきますよう。
徳島2区に初めて日本維新の会が擁立した、香川県でゲストハウスを経営する祝聡さん。
「お金をかけない選挙を」と、わずか数人のボランティアスタッフと戦いに挑んでいる。
祝聡さん:選管に届ける申請書などがなかなか自分でやってみて大変。ここまで手書きなの?と。
インタビュー中に宅配便が。荷物の受け取りも自分で。
祝聡さん:“為書き”ですね。ありがとうございます。いただくと身が引き締まります。
当然、壁に貼るのも自分。いざ、選挙戦が始まると…
祝聡さん:祝と申します。頑張りますのでよろしくお願いいたします。
祝さんが手作りの選挙戦に挑むワケは…
祝聡さん:この30年間振り返り、自分の暮らしがいまだによくなっていない。 景気が良くなっていない。そう実感しています。デフレから脱却して、株価上がっています。企業も業績はあがっています。ただ、自分たちの暮らしが良くなっていない。どうにかして日本を変えていきたい。
■共産からは新人の浜さんが「歪んだ政治を一掃したい」と訴える
共産党からは浜共生さんが出馬。
浜共生さん:これが始まるといよいよ選挙なんだなと。
党の職員として働く浜さん。自身が選挙に立候補するのは初めてだ。 選挙ポスターを取りまとめ、支援者に手渡すが…
支援者:丸めなアカン。自分で。
指示を受けてしまった。
記者:心強いですね。
浜共生さん:いつもはもう少し厳しく、でも温かく。きょうはカメラが回ってるので…いつもより優しいかな。
支援者:いつもどんな恐ろしいんかと思われるでな。ほんまに。
浜さんは、今の大企業優先の政治が庶民の生活を苦しめていると訴える。
浜共生さん:低賃金・長時間労働、不安定な雇用でだれが笑い、だれが涙を流しているのか。このことを共産党は“矛盾”と捉えてすぐに直していこう。
浜さんが“社会の矛盾”を意識するようになったのは、会社員時代に労災事故で入院した時。
浜共生さん:医療従事者のタイトな労働環境。当たり前のように朝帰った人が夕方『こんにちは』ってやってくる。社会・政治を変えていくことで、私たち国民にとって役に立つ制度に変えていく。
浜さんの信念は、ただ一つ。
浜共生さん:大企業優先、財界優先のこの歪んだ政治を一掃していこうではありませんか。
徳島政界の重鎮2人に割って入ることはできるのか。 阿波の国で熱い戦いが繰り広げられている。
(関西テレビ「newsランナー」 2024年10月17日放送)
関西テレビ
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:
OS5
:2024/10/17(木) 22:36:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/effddaa849ecdc05011d1262fa44fe423808ca0c
衆院選富山県内選挙区の序盤情勢調査 支持政党別や年代別の状況は
10/17(木) 21:07配信
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北日本放送
KNB北日本放送
衆議院選挙の富山県内3選挙区の情勢調査の結果について、数家解説委員と詳しく伝えていきます。
調査は無作為に選んだ固定電話と携帯電話に電話する方法と、インターネットサイトのID保持者による方法を組み合わせて実施しました。県内の18歳以上の有権者2414人から回答を得ました。調査へご協力いただき、ありがとうございました。
上野キャスター)県内3つの選挙区の情勢を支持政党と年代別で見ていきます。まず富山1区です。前職2人と新人3人のあわせて5人が立候補しています。支持政党別の情勢はどうですか。
数家)自民 前職の田畑候補は、自民と、推薦を受けた公明の支持層の5割強の支持にとどまり、「政治とカネ」の問題を巡り組織を固めきれていません。
立憲 新人の山候補は、立憲支持層の7割強を固め、激しく競り合っています。無党派層からは最も支持を得ていて、2割弱を占めています。
無所属 前職の吉田候補は前回公認だった維新の支持層の2割弱、無党派層では1割強の支持を得て追いかけています。
維新 新人の浅岡候補は、維新支持層の5割強を固め、国民支持層の2割強の支持を得ていますが、伸び悩んでいます。
共産 新人の青山候補は共産支持層の7割強を固めていますが苦戦しています。
上)年代別の支持状況はどうですか。
数)田畑候補は30代までの若い世代と、70代以上で広く支持を得ています。山候補は60代と70代以上で2割強と支持が広がっています。
上)続いては、前職と新人2人の戦いとなっている富山2区です。
数)支持政党別では自民 前職の上田候補が自民支持層の8割、公明支持層の7割強を固め優位に立っています。
立憲 新人の越川候補は立憲支持層の8割を固めたほか、国民支持層の4割弱を集め、支持拡大を図っています。
共産 新人の泉野候補は、共産支持層の7割弱を固めていますが、苦戦を強いられています。
年代別では多くの年代で上田候補が支持を広げていますが、40代では越川候補が3割弱と最も支持を得ています。
上)前職と新人2人が立候補している富山3区です。
数)石破内閣で官房副長官に就任した自民 前職の橘候補が盤石の体制です。自民支持層の9割弱を固め、公明支持層の6割の支持を得ています。
国民 新人の大久保候補は、国民支持層の8割弱を固め、立憲からは4割を集めて支持拡大を図っています。
共産 新人の坂本候補は共産支持層の9割弱を固めていますが苦戦しています。
年代別ではすべての年代で橘候補が支持を広げていますが、50代では大久保候補が2割強を得て迫っています。
3選挙区ともに、まだ投票先を決めていない有権者が2割から3割いるので、情勢は今後、変化する可能性があります。
また、石破内閣を「支持する」と答えた人は38%、「支持しない」と答えた人は32%でした。
投票に行くかという質問には、「必ず行く」と「なるべく行く」を合わせると91%にのぼりました。各候補の主張を比較し、自分の意思を示す1票を投じてほしいと思います。
2573
:
OS5
:2024/10/17(木) 22:43:00
落下傘+元社民で 参院選で維新にも負けた山登志浩が「激しく競り合って」って驚きだ
2574
:
OS5
:2024/10/17(木) 23:08:52
https://www.sankei.com/article/20241017-QCZMVKJARNMB3EFY6NEVICETLA/?outputType=theme_election2024
大阪自民なお苦戦 刷新本部立ち上げの茂木氏、維新との接戦区応援で「不記載」言及なく
2024/10/17 21:00
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格清 政典
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衆院選大阪7区の自民候補の応援に駆け付け、集まった人々と握手を交わす茂木敏充前幹事長=17日午後、大阪府吹田市(恵守乾撮影)
衆院選大阪7区の自民候補の応援に駆け付け、集まった人々と握手を交わす茂木敏充前幹事長=17日午後、大阪府吹田市(恵守乾撮影)
衆院選(27日投開票)で自民党は17日、日本維新の会と対決する大阪府内の小選挙区に茂木敏充前幹事長を投入し、てこ入れした。令和3年の前回選で自民は大阪の15小選挙区で維新に全敗。茂木氏は幹事長時代の昨年5月、府連立て直しのため大阪刷新本部を発足させ本部長に就いた。接戦区を中心に議席奪還を狙っているが、派閥パーティー収入不記載事件の影響で今回も厳しい戦いを強いられている。
「身を切る改革」当てこすり
茂木氏は大阪7区(吹田市、摂津市)のJR吹田駅前で、自民元職の渡嘉敷奈緒美氏(62)の応援演説に臨み、維新を批判した。前回の兵庫県知事選で維新が推薦した斎藤元彦前知事=失職=の疑惑告発文書問題を引き合いに「『身を切る改革』と言いながら、最後まで知事を切れなかった」と当てこすった。
茂木氏は厳しさを増す日本周辺の安全保障環境に言及。平成21年衆院選で自民、公明両党が下野した後「日米同盟が揺らぎ、日本の領土を揺るがす事態が相次いだ」として「安全保障を強固なものにするには自公連立政権しかない」と訴えた。
旧茂木派(平成研究会)に属した渡嘉敷氏は「物価高に対して所得が上がっていないという声をよく聞く。これを解決するのは政治の力だ」と述べ、国政復帰への決意をアピールした。
茂木氏は7区のほか、8区(豊中市、池田市)と9区(茨木市、箕面市など)の応援にも駆け付けた。府連立て直しの陣頭指揮を執っただけに、小選挙区候補者を当選させることが総裁候補として再浮上する鍵となる。ただ、7区の演説では不記載事件を巡る謝罪はなく、維新関係者は「茂木氏が来ても票は増えないのでは」と話した。
維新は公約で議論誘発
共同通信の情勢分析では、自民が候補を擁立した大阪の15小選挙区で明確にリードしているところはなく、維新が堅調だ。その中で7区は維新前職の奥下剛光氏(49)と渡嘉敷氏が横一線の争いを展開し、府内有数の激戦区といえる。
平成24年衆院選以降、7区で自民と維新は4回対決し、直近の令和3年を除く3回は自民が制した。今年9月の府議摂津市選挙区補欠選挙では地域政党「大阪維新の会」の候補が敗れ、維新の失速が浮き彫りに。自民は議席奪還の好機とみて、衆院選公示の15日に小泉進次郎選対委員長が入るなど攻勢をかける。
一方の奥下氏は17日朝、吹田市の阪急南千里駅前で利用客にあいさつし、若者の可処分所得を増やすと訴えた。高齢者の医療費窓口負担を「原則3割」に引き上げるとの維新公約を自民や公明が批判していることには「あえて議論になるように挙げた。作戦勝ちだ。社会保障の世代間格差をなくさないと、支えられる側も支える側も共倒れする」と反論した。
7区には共産新人の川添健真氏(42)と参政新人の池上和日子氏(40)も立候補している。(格清政典、沢田大典)
◇
▽大阪7区
川添健真 42 党地区副委長 共 新
奥下剛光 49 党国対副委長 維 前
池上和日子 40 主婦 参 新
渡嘉敷奈緒美62☆元厚労副大臣 自 元【公】
(届け出順。☆は比例と重複、【】の文字は推薦政党の略称)
2575
:
OS5
:2024/10/18(金) 06:15:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/0142daa80b2eb9b31bcc874eb07855daccbfdd59
【衆院選】”区割り変更”で北海道・石狩市が「5区」→「4区」 前回”わずか696票差”で勝敗分けた激戦区・4区に新たに加わった”4万8000票”… 候補者・有権者はどう動く?
10/16(水) 21:20配信
北海道ニュースUHB
”区割り変更” 石狩市が5区→4区に
UHB 北海道文化放送
北口榛花選手が投票を呼びかけるCM。10月16日から期日前投票が始まりました。
共産・新 佐々木明美候補
15日にスタートした衆院選。北海道・石狩市のスーパーの前では4区に立候補した共産党の新人・佐々木明美候補が演説しました。
「石狩が4区に編入して大きな戸惑い感じていると思う。石狩は特定港湾に指定されたと聞いた。自衛隊などが利用できる港になる。戦争する国の準備ではないでしょうか」(共産・新 佐々木明美候補)
石狩市が5区から4区に
石狩市はこれまで札幌市厚別区や千歳市と同じ5区でしたが、区割りの変更で札幌市手稲区や小樽市などの後志地方が含まれる4区になりました。候補者は新たなエリアに支持を広げようと懸命です。
「地域の皆さんが共感を得られるように話していきたい」(共産・新 佐々木明美候補)
有権者は…。
「ここは5区ですよね?4区ですか。小樽と一緒なんだ」
「(Q:どういう候補が出てるか分かりますか?)わからないですね」
「4区に変わった(と知っている)。(これから)候補者を見て自分なりに考えていく」(いずれも石狩市の有権者)
石狩市 ”約4万8000票”の行方は?
3年前の衆院選で4区は自民と立憲の一騎打ち。わずか696票の差で自民に軍配が上がりました。
4区に石狩市の有権者約4万8000人が加わったことで、石狩市での票の行方が勝敗を左右するかもしれません。
自民・前 中村裕之候補
「え、石狩市って (自分に)馴染みがなくて(自分を)知らなかったでしょう?と思って不安だった」(自民・前 中村裕之候補)
石狩市役所の前で正直な思いを口にしたのは、自民党の前職・中村裕之候補です。
道連会長として裏金問題を謝罪しつつ、4期12年の実績をアピール。石狩市が再生可能エネルギーの最先端のマチになれると話し、しっかり後押ししていきたいと訴えました。
「石狩市がカギになってくると思う。石狩市で大きく差がつけるか、つけられるかということがありうるわけですから、石狩市の勝負っていうのは非常に重要だと思ってます」(自民・前 中村裕之候補)
「後志19町村、小樽、札幌、石狩、たくさんいいものそろっている。今こそ地域の底力を見せつけていくところなのではないでしょうか?」(立憲・前 大築紅葉候補)
立憲民主党の前職・大築紅葉候補です。
元フジテレビの政治記者で10月16日、41歳になりました。前回の衆院選で比例復活で初当選。石狩市には区割りが変更となった2年前から通い続け、主に一次産業への支援や防災を訴えています。
「どういう方々に票を入れてもらえるのかわからないですよね。最後の最後まで駆け回っていきたい」(立憲・前 大築紅葉候補)
無所属・新 斎藤佳代候補
このほか4区には無所属の斎藤佳代候補が立候補しています。
2576
:
OS5
:2024/10/18(金) 06:15:58
https://www.aba-net.com/news/news-127845.html
【衆院選】注目選挙区・青森3区は「裏金問題」争点に舌戦 逆風の木村氏、挑む野党の戦略は
2024.10.14(月) 18:45
衆院選の公示が迫りました。総選挙史上最短の短期決戦で、各陣営が急ピッチで準備を進めています。自民党の「裏金問題」が大きな争点となる中、青森3区の動きを取材しました。
3期目を目指す自民党の木村次郎さん。国土交通大臣政務官や防衛大臣政務官を務めた経験がありますが、今回は「裏金問題」の当事者として逆風の中での選挙戦です。
出席した市町村長たちは「厳しい戦い」とした上で。
【弘前市 桜田市長】
「津軽地域14市町村、心を一つにして、人口減少、少子高齢化、そういった対策に取り組んでいく、それを実現できるのは木村次郎さんしかいないんですよ」
【(木村さんの地元)藤崎町 平田博幸町長】
「どうかどうかみなさんのお力を木村次郎、木村次郎に最後の最後まで与えていただくことを心からお願いして、藤崎の後援会長としてのお願いのあいさつとさせていただきます、よろしくお願いします」
青森県庁職員として26年間働いた経験を持つ木村さん。地方の課題を国政の場で解決してほしいという期待を背負っています。
【木村次郎さん】
「大変厳しい戦いでございます。木村次郎、最後の最後まで戦い抜きます。この小選挙区において、何としても勝たせてください。どうか皆様方、絶大なるご支援、ご支持をお力添えを賜りますよう心からお願いを申し上げます。きょうは本当にありがとうございました」
前々回は倍以上、前回も倍近くの差をつけ当選を果たしている木村さん。ただ、今回は「マイナス」からのスタートと語ります。
【木村次郎さん】
「今までのこの2期7年の活動というものは、どうこう言っていられる状況ではないというふうにも思っております。まさにマイナスからのスタートという思いで精一杯勝ち抜いてまいりたいと思います」
立憲民主党の新人・岡田華子さん。午後6時半、事務所での作業を終えてやって来たのは。
【岡田華子さん】
「こんばんは〜、お迎えきました〜」
息子を預けていた叔母の家。この日の活動が終わり、3歳の次男のお迎えです。
【岡田華子さん】
「これからまたね、息子と遊ばなきゃいけないので、もうひと頑張りです」
東京で企業弁護士として働きながら、2児の母として子育てをしてきた岡田さん。2カ月ほど前に次男と共に弘前市に移り住み、選挙活動に追い込みをかけます。
政治経験はありませんが、子育て支援に関する政策で女性を中心に支持拡大を図っています。
【支持者】
「身近に私たちの声がすぐ反映されるというのは、とてもうれしいことです」
【岡田華子さん】
(Q.3区の自民党の地盤は)「正直めちゃくちゃ感じます、本当にやっぱり組織力、資金力全てにおいて圧倒的」
「本当に民主主義の危機ですよ。『私たち庶民の声を全然聞いてないですよ、あの人たち』、というところで共感の輪が広がって、今までの地盤の固さを少しずつ崩していければなと思います」
一番の課題は「知名度の低さ」と話す岡田さん。野党支持層や無党派層をどれだけ取り込めるかに加えて、自民党支持層にどこまで食い込めるかがポイントになりそうです。
【長坂淳也さん】
「これからの未来を背負う子どもたちが、家庭の事情、金銭的な問題で夢を諦めるような社会であってはならないとは思いませんか皆さん!」
日本維新の会の新人・長坂淳也さん。自ら街宣カーを運転し、青森3区内をくまなく回り支持を呼び掛けてきました。およそ1年の活動で走った距離はまもなく6万キロ。その手応えは十分です。
【長坂淳也さん】
「マグマのようなうねりというのを私は今感じております」
「もう言い訳はできないと、やるべきことはやったので準備万端、千載一遇のチャンスも来ていますし、必ず良い結果となるように頑張りたいと、全力で挑みたいと思います」
独自のスタイルは15日以降も崩さず、公示後も選挙カーを自分で運転して、各地を回る予定です。
【長坂淳也さん】
「こっちで運転しながらやった方が、向かいの車とすれ違うので、手を振ってくれるんですよ。助手席だと見えなくて、結構悪くないです」
無所属の新人として立候補する其田寿一さん。元衆議院議員秘書の経験を生かして頑張りたいと、13日に改めて決意表明をしました。
【其田寿一さん】
「やはり他の候補より私はこの津軽地域に対して、いわゆる国政に打って出た際に必ず皆様のお役に立てると確信しましたので、ここに決意として表明させていただきたい」
このほかの選挙区です。青森1区には3人が、青森2区には4人が立候補を予定しています。
2577
:
OS5
:2024/10/18(金) 14:35:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/51bed0e0c0656be523c771fbd0f058bc6b5bb57c
自民が菅原一秀氏の党本部推薦を発表 東京9区に無所属で出馬、自民公認は不在
10/18(金) 12:30配信
日刊スポーツ
第50回衆院選
自民党は18日、衆院選(27日投開票)の東京9区に無所属で立候補している菅原一秀元経産相(62)について、「党本部推薦」とすることを発表した。同区では当初、今村洋史元衆院議員(62)が自民党からの立候補を予定していたが、派閥裏金事件を受けて非公認となった12人のうちの1人となり最終的に立候補をとりやめた。正式な自民党の公認候補は不在となっている。
菅原氏は、第2次安倍内閣で経産相で初入閣した直後、選挙区内で香典を配ったなど公職選挙法違反の疑いを報じられ、辞任。2021年6月、自民党を離党し議員辞職した。その後、公選法違反の罪で罰金40万円、公民権停止3年の略式命令を受け、今年7月に公民権を回復した。衆院が解散された今月9日に自民党への復党が認められたが、今回の衆院選は無所属で出馬している。
今村氏の出馬とりやめの背景には、菅原氏との間で保守分裂選挙となることを避ける流れもあったとみられる。
菅原氏は17日の街頭演説で「無所属なので比例復活はない。この選挙に人生のすべてを懸けて戦う」と訴えていた。
東京9区には立憲民主党前職の山岸一生氏(43)、日本維新の会新人の大河内茂太氏(53)、みんなでつくる党新人の大津綾香氏(31)も立候補している。
2578
:
OS5
:2024/10/18(金) 16:50:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/95a5ee8abc1db8cff51155193aeb484eb7c3087a
政権「危険水域」に動揺 衆院選へ逆風鮮明 時事世論調査【24衆院選】
10/18(金) 7:03配信
時事通信
記者団の質問に答える石破茂首相=17日、首相官邸
石破茂首相の就任後に初めて行われた時事通信の10月の世論調査で、内閣支持率は28.0%にとどまった。
【ひと目でわかる】内閣支持率の推移
危険水域とされる2割台での始動となり、新政権への期待感が早くもしぼんでいることが浮き彫りとなった。衆院選(27日投開票)を戦う与党内には動揺や危機感が広がった。
「きょうはまだ(衆院選)3日目だが、極めて厳しい選挙だ。かつてない逆風の中でやっている」。首相は17日、長野県佐久市で行った自民党候補の応援演説で現状をこう認めた。派閥裏金事件について「どうぞお許しください」と陳謝した。
首相側近は「誰がやっても今は厳しい」と話し、裏金事件への批判がやまない状況へのもどかしさをにじませた。ただ、2000年以降の内閣発足時の支持率で最も低かった森喜朗内閣(33.3%)をさらに下回ったのは、裏金事件だけでなく、首相の発言が次々とぶれて「変節」批判を招いたことも響いたとみられる。
「内閣を支持しない」と答えた理由を見ると、「期待が持てない」が最多で、「首相を信頼できない」が続いた。「選挙の顔」として自民総裁に選ばれたはずだったが、「ご祝儀相場」「ハネムーン」と呼ばれる雰囲気は既に霧消した。
首相は総裁選では、国会の予算委員会で野党との本格論戦に臨んでから衆院を解散する意向を示していたが、その「約束」をほごにした。金融所得課税強化、選択的夫婦別姓制度導入など政策面の発言も後退。自民若手は「裏金はもちろんだが、首相のぶれや発言の分かりにくさが影響している」との見方を示した。
衆院選に関する報道各社の序盤情勢調査では、自民の単独過半数割れの可能性も伝えられた。党関係者は今回の世論調査を踏まえ、「特に比例代表は苦しい戦いだ。単独過半数割れは織り込み済みで(公明党と合わせた)与党過半数が防衛ラインだ」と語る。公明の石井啓一代表は埼玉県草加市で記者団に「首相がそもそも厳しい選挙だと言っている」と引き締めた。
総裁選で首相の対立陣営に加わっていた閣僚経験者は「だから石破氏を首相にしたらいけなかった。選挙後は倒閣運動もあり得る」と警告した。衆院選で議席を大きく減らせば首相の求心力は低下し、支持率の下降傾向にも拍車が掛かりかねない。政権は早くも正念場を迎えつつある。
立憲民主党の小川淳也幹事長は「政治改革の不徹底と、政策の実行力に対する不信感の表れだ」と指摘。「われわれが受け皿とならねばならない」と述べ、与党を過半数割れに追い込む決意を示した。
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OS5
:2024/10/18(金) 16:56:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/60a12fe8f4e0ba0bb141d305f378cbe84075f115
菅直人氏後継の松下玲子氏、斎藤健前経産相に師事した福田かおる氏と激戦 衆院東京18区
10/18(金) 11:44配信
産経新聞
衆院東京18区の立憲民主党新人を支援する菅直人元首相(左)。同区の自民党新人の上司だった斎藤健前経済産業相(奥原慎平撮影)
27日投開票の衆院選東京18区(武蔵野市、小金井市、西東京市)は、立憲民主党の菅直人元首相が牙城を築いたリベラル色の強い土地柄として知られる。78歳の菅氏は昨年引退表明し、今回は後継指名された松下玲子氏(54)が立民の新人候補として菅氏と二人三脚の選挙戦を展開する。対する自民は、公募を勝ち抜いた農林水産省出身の新人、福田かおる氏(39)を擁立し、大物前議員らを続々と投入して議席奪還を目指している。
【表でみる】衆院選で注目される主な女性候補
■「菅さんが首相で良かった」
「福島原発事故の対応も賛否両論あったが、当時の首相が菅さんで良かったと本当に思っている。事実を隠さず、ありのまま国民に伝えた首相が菅さんだ。その後を引き継ぐことはとても責任が重い」
松下氏は公示を2日後に控えた13日夕、JR東小金井駅前で切々とこう訴えた。
松下氏は松下政経塾の出身。民主党の都議を経て、平成29年に武蔵野市長に就任した。令和3年11月に市議会に提出した外国人への住民投票権を認める条例案は外国人参政権につながりかねないと物議を醸し、否決された経緯もある。
松下氏を同市の内外で自身の支援者に紹介して回っているのが菅氏だ。
「女性が首相に就く時代になる。すぐに首相とはいわないが、皆さんの力で育ててほしい」
菅氏は15日、JR三鷹駅前で松下氏に代わってマイクを握るとこう訴えた。
衆院議員を44年務めた菅氏の後継を巡っては、数々の候補が取り沙汰された。菅氏は松下氏について、「原発ゼロなど政策的な部分で近い。行政職をきちんとやり遂げて、国政で十分に通用する。私が長くやったことを誰が受け継いでくれるか、その意味で適任者だ」と産経新聞の取材に語る。
松下氏は取材に「有名な政治家で首相になった人の後で、プレッシャーは半端ではない。対話を大事にしてきた市民政治を受け継ぎたい」と述べ、菅氏のバックアップに謝意を示す。
■「誰の後継者でもない」
「実現不可能な案をきれいな言葉で提案することも、大きな声で批判することも簡単だ。でも、それでは社会は変わらない。大切なのは実行していくこと。意見の違うたくさんの人と向き合って調整し、粘り強く結果を出していく」
福田氏は16日、JR田無駅前でこう強調した。「私は誰の後継者でもない」とも語った。
党は福田氏を大切に育てようとしている。小林鷹之元経済安全保障担当相がメンター(助言者)を務め、選挙戦では石破茂首相や上川陽子前外相らが応援に駆け付けた。16日に福田氏の応援に入った斎藤健前経済産業相は、福田氏について取材に「政治は実行力と期待値だが、その両方でトップクラスの新人だ」と語る。
福田氏は令和4年3月に農水省を退職し、政界への挑戦を決めた。農水行政の分野を超えて、「よりよい日本の姿を次代に引き継ぎたい」といった思いが高まったという。翌月に門を叩いたのが、農水相も務めた斎藤氏の事務所だった。秘書となるための面接で「国政を目指したい。働かせてほしい」と訴えた。同じく官僚出身で、落選経験もある斎藤氏は「やめた方がいい」と突き放したが、翌日も事務所を訪れた福田氏に入所を認め、「立候補させる保証はない。10年かかるかもしれない」と念押しした。
斎藤氏は同年11月に法相に起用され、福田氏も大臣秘書官を経験する。
斎藤氏は街頭演説で、福田氏について「仕事は早い。人当たりもいい。ファンも多い」と述べ、「私の事務所に来て1年後に公募が行われ、選ばれた。強運の候補だ」と持ち上げた。
1年半前は3人しか集まらないこともあったミニ集会は、今では100人を超えるようになった。
2580
:
OS5
:2024/10/18(金) 16:57:13
■選択的夫婦別姓巡り激論
松下、福田両氏が初めて論戦を交わしたのが、11日に小金井青年会議所が主催した公開討論会だ。
松下氏は選択的夫婦別姓の導入を強く唱えたが、福田氏は「通称使用ができるように徹底し、運用部分まで細かく議論する必要がある。戸籍制度をいじる必要があるかは別の問題だ」と慎重な考えを示した。
これを受け、松下氏は15日の街頭演説で「(福田氏が)選択的夫婦別姓に反対とはっきりいった。びっくりした」と疑問視してみせた。
東京18区に立候補した参政党の新人、徳永由紀子氏(47)は看護師として働いてきた。公開討論会では「新型コロナウイルスのワクチンで後遺症となった人が多数いる。学校に行けない、会社に行けないという甚大な副反応の人もいる。迅速な救済制度を行っていきたい」と述べ、薬害の問題に取り組んでいくとした。
共産党の新人、樋口亮氏(37)は、「現役世代の働き方の問題に優先的に取り組みたい」と強調。最低賃金1500円以上への引き上げ、1日の労働時間7時間への短縮などを実現させ、「人間らしい働き方で、ゆとりある生活を送り、家族と過ごす時間をきちんと確保できるような社会を当たり前にしたい」と力を込めた。(奥原慎平)
2581
:
OS5
:2024/10/18(金) 16:58:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/64f44343b39bf146bc1e11a446a830743fc66f6e
[24衆院選 現場から]おわび行脚「みそぎ」狙う…野党、自民批判票に照準
10/18(金) 8:01配信
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)
旧安倍派出身で、かつて元首相の安倍晋三の下で文部科学相を務めたベテラン議員も苦境にあえいでいる。
【図】予想される各党の獲得議席…読売世論調査
「裏金や世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と関係のあった立候補者は、当選すれば『みそぎ』が済んだといえる?」
衆院選公示前の13日、東京11区の板橋区で開かれた候補者討論会。主催者の質問に対し、赤字の「○」のボードを両手で掲げた候補が1人だけいた。政治資金の不記載問題で自民党本部から1年間の党員資格停止処分を受けた下村博文(70)だった。
聴衆の一部からは「えー」という声や失笑が漏れ、立憲民主党の阿久津幸彦(68)ら他の立候補予定者は全て「×」のボードを示した。下村は神妙な面持ちで「信頼回復のために努力していきたい」と繰り返した。
衆院議員9期の28年間、自民の看板を掲げてきた下村にとって、今回は初めて無所属で戦う選挙だ。4月に処分を受けて以来、いつ衆院解散があっても公認なしで戦えるように「おわび行脚」を続けてきた。
公示日の15日には、板橋区役所近くでの出陣式で「まずおわびと説明責任、信頼回復に向けた話をしたい」と切り出した。長く使ってきた水色のたすきからは「自民党公認」の文字がはぎ取られ、古いポスターの「自民党」の文字もテープで隠されていた。
「3月ガソリン代 13万3977円」――。不記載問題を受け、下村はホームページで調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使途や1円以上の政治資金の支出を独自に公開するなど、透明性をアピールしている。
街頭演説やミニ集会では、自らの問題への反省とともに、「開かずの踏切」が多い東武東上線の立体化など、地元有権者の関心が高そうな問題の解決に力を入れる。
下村の元秘書で、同区を地盤とする都議の河野雄紀(54)は15日、同線成増駅前でマイクを握り、「これだけ説明責任を一生懸命果たそうとする人はいない」と理解を求めた。
河野は7月の都議補欠選挙で9万票以上を得て、都議に返り咲いた。補選では自民が8選挙区で「2勝6敗」と大敗しており、河野の逆風下での1勝を巡り、与野党内では「下村票の健在ぶりを示した」との評価が出た。
これに対し、阿久津を擁立した立民は政治とカネの問題に重点を置き、下村の支持基盤を切り崩そうと躍起だ。政治資金の問題があった他の選挙区と同様に、幹部を続々と投入している。
「私たち以上に、自民を真面目に応援してきた人ほど強く怒っている」
最高顧問の枝野幸男(60)は14日、区内での集会でこう呼びかけた。
阿久津は東京都知事も務めた石原慎太郎の秘書として働いた経験も生かし、政治資金の問題に敏感な保守系の無党派層に浸透する戦略をとる。15日夜には、「この選挙、何が問題なのかと言えばやっぱり裏金の問題だ。決着をつけるのは有権者、国民の力しかない。裏金議員にはお引き取りいただく」と訴えかけた。
日本維新の会の大豆生田実(58)も、保守系の批判票に照準を合わせている。15日に応援に駆けつけた維新代表の馬場伸幸(59)は「選挙が終わればすべて水に流れる。自民の裏金議員はそう思っているが、本当にそれでいいのか」と声を張り上げた。
共産党の伊波政昇(72)を含め、野党は「下村包囲網」を敷いている格好だ。もっとも、野党候補の乱立で批判票の受け皿は分散気味となっている。阿久津と下村の競り合いは激しさを増し、勝負の行方は予断を許さないのが実情だ。(敬称略)
(土居宏之、阿部雄太)
2582
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OS5
:2024/10/18(金) 16:58:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/afc6bc1c8263b21c93511c247962462c0e207c59
自民・接戦区テコ入れ、立民・引き締め図る…序盤情勢調査受け
10/18(金) 7:27配信
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)
読売新聞社の衆院選序盤情勢調査で、自民党が単独過半数を維持できるかどうかが焦点となっていることを受け、自民は接戦区のテコ入れに注力する構えだ。議席を伸ばす勢いの立憲民主党は党内の引き締めを図り、攻勢をかける。
調査では自民が苦戦し、公示前の247議席を割り込む情勢だ。定数465の過半数(233議席)を単独で維持できるか微妙で、自民内では危機感が強まっている。
石破首相(自民総裁)は17日、長野市で街頭演説し、「なんとしても自民、公明両党で過半数をいただくべく、それぞれの選挙区で全身全霊、誠心誠意、お願いしていく」と語った。120近い選挙区が接戦とされ、首相は周囲に「態勢を立て直さないといけない。接戦区を中心に入っていくことになる」と強調した。
公明の石井代表も17日、埼玉県草加市で記者団に「政治とカネの問題は確実に響いている」と自民苦戦の背景を分析した。公明は、候補を擁立した11の選挙区の大半が接戦で、さらに組織をフル稼働し、比例票も掘り起こす考えだ。
一方、立民の野田代表は17日、東京都内で記者団に「自民過半数割れの可能性が出たことはスタートダッシュとしてまずまずだ」と述べた。立民は公示前の98議席から伸長が見込まれ、「接戦区に幹部を投入して総力戦で勝ち抜く」と力を込めた。
自民苦戦の報道で各陣営が緩む可能性もあることから、小川幹事長は16日夜、自身のX(旧ツイッター)に「立憲の候補者よ。とにかく浮かれるな。地を這(は)え」と投稿した。
関西以外の地域で勢いに欠ける日本維新の会の吉村洋文・共同代表(大阪府知事)は17日、大阪府庁で記者団に「維新の実績と目指す方向性、自公と違うところを徹底的に訴えていく」と気を引き締めた。
共産党の小池書記局長は同日、「街頭での反応はとても良い」と手応えを語った。比例選で伸長する勢いの国民民主党の玉木代表は、横浜市の街頭演説で「ちょっとだけそよ風が吹き始めている気がする。でも、まだまだ足りない」と述べた。
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OS5
:2024/10/18(金) 17:06:04
https://www.sankei.com/article/20241018-REWF5PEWNNDNRGDS27G4HQEEGU/?outputType=theme_election2024
「カルトにノー、イエス山本」旧統一教会問題争点の衆院神奈川4区、与野党が神経戦
2024/10/18 12:34
高木 克聡の写真
高木 克聡
今回の衆院選(27日投開票)で、野党は「政治とカネ」の問題ばかりでなく、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係についても自民党を厳しく責めている。自民側は令和4年に所属する全国会議員を対象にした調査結果を公表し、旧統一教会との関係断絶を宣言したはずだが、今回も争点としてくすぶり続けているのが実情だ。
「マザームーン」連呼を釈明
「彼女のニックネームがそうだと聞いたので」
公示翌日の16日午後7時前、神奈川県鎌倉市のJR大船駅東口で、通りかかった男性が、衆院神奈川4区に出馬した自民党の前職、山本朋広元防衛副大臣(49)に詰め寄った。
山本氏はチラシを配る手を止め、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が主催するイベントで韓鶴子総裁を「マザームーン」と連呼したことをこう釈明した。「関係がないということを証明するのは難しい」などと10分以上会話を続け、最後は笑顔で握手を交わした。ただ、男性は「悪いけど票は入れないよ」と言い残し、去っていった。
近くに停めていた山本氏の選挙カーからは「カルトにノー、イエス山本とご判断を」と女性運動員の威勢のよい声が響いていた。しかし、「候補者本人とお話をしながら意見を交わしていただけますよう」というアナウンスとは裏腹に、山本氏は演説の予定を明かさないゲリラ戦を展開している。陣営スタッフは「どこで演説するかは本人が決めるので(予定は分からない)」と答えるのみだ。山本氏に真意を尋ねたが「うちの事務所は自立型。勝手にみんなで企画立案をやっている。(自分は)まな板の上の鯉状態」と記者を煙に巻いた。
教団との関係を絶ったことを強調する山本氏だが、地元の声は冷ややかだ。市内に住む50代の男性会社員は「極端だよね。軽く考えているから、『マザームーン』とか、手のひら返して『カルトにノー』とか、いえるのだろう」と語る。
立民、批判も演説は閑散
「旧統一教会問題、裏金事件、一過性のスキャンダルではない。自民党という巨大政党の構造的な問題だ」
17日午後4時半ごろ、JR鎌倉駅でこう訴えていたのは、立憲民主党の前職、早稲田夕季氏(65)だ。
前回の令和3年衆院選では、早稲田氏が同区で約6万6000票を獲得し、議席を確保した。自民党籍を持ちながら無所属で出馬した浅尾慶一郎環境相が6万3000票で2位。山本氏は4万7000票で3位になったが、比例代表の重複立候補で復活当選を果たしている。
同日の午後6時、早稲田氏は横浜市港南区のJR港南台駅に立った。のどの不調で時折せき込みながら「10万票対6万。本当に厳しい選挙だ。政権選択選挙ですから負けるわけにはいかない」と訴えた。
同駅は神奈川2区の管轄内で、自民党の重鎮・菅義偉元首相(75)の地盤だ。ただ、4区の住民の多くが利用するターミナル駅ということも踏まえ、早稲田氏は〝場外乱闘〟を仕掛けた。目と鼻の先では菅陣営がチラシを配布していた。
早稲田氏は、「政治とカネ」や旧統一教会問題など、自民のスキャンダルを執拗にあてこするが、追い風は力強さに欠けている。前回は浅尾氏に投票したという70代の主婦は「どこも決め手がない」と悩まし気な表情を浮かべた。街頭では、早稲田氏に握手を求める人はいたが、演説に足を止める有権者は少なかった。
早稲田氏は新型コロナウイルス禍への対応や介護離職対策、最低賃金の引上げなど、衆院厚生労働委員会での実績を強調したが、30代の会社員の女性は「(立民が)本当に政治を変えられるのと思ってしまう」と語った後、家路を急いだ。
早稲田氏は「情勢調査で自分が優勢といわれても信じない」と話す。山本氏が浅尾氏の支援を強調しているだけに、早稲田陣営も必死だ。
4区には日本維新の会の新人、加藤千華氏(26)、参政党の新人、津野照久氏(57)も出馬した。加藤氏は「全国で2番目の若さの立候補」と強調し、若者や働く現役世代への支援を訴える。津野氏は「可処分所得を増やす」と消費税の減税や廃止を主張している。(高木克聡)
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OS5
:2024/10/18(金) 17:07:12
https://www.sankei.com/article/20241017-HPR6KLZEYBPMRIO3UFQAK4JCTI/?outputType=theme_election2024
衆院選、埼玉の選挙区情勢 5区法相と元立民代表の戦いで混戦 13、14区は6人の激戦
2024/10/17 19:57
衆院選が公示された。埼玉県内では区割り変更で小選挙区が1つ増え、計16小選挙区から計66人が立候補している。各区の情勢を前回令和3年の衆院選と比較しながらみる。
【1区】(さいたま市見沼区、浦和区、緑区)
自民党の前職、村井英樹氏と立憲民主党の元職、武正公一氏の5度目の戦いが軸になるとみられる。前回候補者を擁立しなかった共産党からは新人の矢野由紀子氏が出馬。日本維新の会からは新人の浅野目義英氏、みんなでつくる党からは新人の三上恭平氏が立候補した。
【2区】(北部を除く川口市)
8選の自民前職、新藤義孝氏に4人が挑む構図。共産新人の奥田智子氏、前回比例復活した維新の高橋英明氏、諸派新人の津村大作氏のほか、前回候補者がいなかった立民からは新人の松浦玄嗣氏が出馬している。
【3区】(川口市北部、越谷市)
前回は自民の黄川田仁志氏と立民候補の事実上の一騎打ちで、黄川田氏に軍配が上がった。今回、前回は擁立しなかった共産から馬場浩氏が出馬。維新は石川隆美氏、立民は竹内千春氏が立候補し、前職と新人3人の戦いとなった。
自民・穂坂氏に新人3人が挑む
【4区】(朝霞市、志木市、和光市、新座市)
前回は5人が立候補し、自民の穂坂泰氏が圧勝。今回は穂坂氏に新人3人が挑む構図となった。立民は候補者を擁立しなかった一方、国民民主党からは岸田光広氏、維新からは渡辺泰之氏、共産からは工藤薫氏が立候補している。
【5区】(さいたま市西区、北区、大宮区、中央区)
前回は共産が候補者を擁立せず、自民の牧原秀樹氏と当時立民代表だった枝野幸男氏の一騎打ちで、枝野氏が勝利。牧原氏は比例復活した。今回は両氏のほかれいわ新選組新人の辻村千尋氏と共産新人の山本悠子氏が出馬した。
【6区】(鴻巣市、上尾市、桶川市、北本市)
前回比例復活している中根一幸氏が派閥パーティー収入不記載事件で自民から公認されず、無所属での出馬。維新新人の細谷美恵子氏、8選の立民前職、大島敦氏のほか、前回候補者を擁立しなかった共産からは新人の秋山もえ氏が立候補している。
【7区】(川越市、富士見市)
前回と同じ3人に加え共産新人の佐藤一馬氏の4人の争いに。自民前職の中野英幸氏、立民前職の小宮山泰子氏、維新新人の伊勢田享子氏の前回の結果は中野氏が僅差で小宮山氏を制し、小宮山氏は比例復活している。
自民・柴山氏に3新人挑む
【8区】(所沢市、ふじみ野市、三芳町)
自民前職の柴山昌彦氏と無所属新人の一騎打ちだった前回から一転、維新の市野一馬氏、共産の平井明美氏、立民の市来伴子氏の3新人が柴山氏に挑む。柴山氏は派閥のパーティー収入不記載事件で比例代表との重複立候補をしていない。
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OS5
:2024/10/18(金) 17:07:28
【9区】(飯能市、狭山市、入間市、日高市、毛呂山町、越生町)
5選の自民党前職、大塚拓氏に3新人が挑む構図。立憲民主党からは3回目の挑戦となる杉村慎治氏、共産党からは猪股嘉直氏、日本維新の会からは近藤秀将氏が立候補している。大塚氏は派閥パーティー収入不記載事件で比例代表との重複立候補をしていない。
【10区】(東松山市、坂戸市、鶴ケ島市、滑川町、嵐山町、小川町、川島町、吉見町、鳩山町、ときがわ町)
立候補者は2人で、共産が候補者を擁立しなかった2小選挙区のうちの一つ。立民前職の坂本祐之輔氏と自民前職の山口晋氏の再戦となった。令和3年の前回衆議院選挙は新人だった山口氏が坂本氏を制し、坂本氏は比例復活している。
【11区】(秩父市、本庄市、深谷市、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町、東秩父村、美里町、神川町、上里町、寄居町)
政権交代のあった平成21年の衆議院選挙から自民前職の小泉龍司氏が圧倒的な強さをみせている。共産からは新人の柿沼遥輝氏が出馬。立民からは前回に続き新人の島田誠氏が立候補し、前回の雪辱を狙う。
自民、立民の一騎打ち
【12区】(熊谷市、行田市、加須市、羽生市)
共産は前回に続き候補者を擁立せず、再び自民前職の野中厚氏と立民前職の森田俊和氏の一騎打ちとなった。両氏の戦いは5回目で、前回は初めて森田氏が小選挙区を制し、野中氏は比例復活している。
【13区】(久喜市、蓮田市、幸手市、白岡市、伊奈町、宮代町、杉戸町)
派閥パーティー収入不記載事件で自民から公認されなかった前職の三ツ林裕巳氏が無所属で立候補。共産新人の沢口千枝子氏、れいわ新選組元職の高井崇志氏、維新新人の中原由棟氏、国民新人の橋本幹彦氏、諸派元職の橋本勉氏も立候補しており、6人による乱戦となった。
【14区】(草加市、八潮市、三郷市)
比例北関東ブロックで出馬していた公明党代表の石井啓一氏が与党統一候補として戦う。維新新人の加来武宜氏、無所属新人の関根和也氏、前回比例復活した国民前職の鈴木義弘氏、諸派新人の高橋易資氏、共産新人の苗村京子氏も出馬し激しい選挙戦に。
自・立・維・共・諸の5人が立候補
【15区】(さいたま市桜区、南区、蕨市、戸田市)
自民前職の田中良生氏、立民元職の高木錬太郎氏、維新前職の沢田良氏と、前回と同じ3人が立候補。さらに共産新人の守谷千津子氏、諸派新人の河合悠祐氏が出馬している。前回は田中氏が制し、沢田氏が比例復活。
【16区】(さいたま市岩槻区、春日部市、吉川市、松伏町)
区割り変更により新設された選挙区。前回13区から出馬した自民前職の土屋品子氏が出馬。立民は前回13区で土屋氏に敗れた三角創太氏、維新は中村梨香氏、共産は永堀健氏が立候補し、前職に新人3人が挑む構図になっている。
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OS5
:2024/10/18(金) 17:08:11
https://www.sankei.com/article/20241017-KQAHLZHIG5GBFAQ6CFTUWXSAEA/?outputType=theme_election2024
10年で東京1区→2区→7区「誰が候補なのか」 衆院選区割り、変わりすぎて住民苦悩
2024/10/17 15:10
15日に公示された衆院選は、小選挙区定数「10増10減」などを踏まえた新たな区割りのもとで実施される。「一票の格差」是正のための措置だが、このところ立て続けに区割りが変わっている選挙区もあり、地元有権者は「候補者の把握から始めないといけない」などと戸惑いを隠せない。
「票、託せない」
東京都港区の新橋、浜松町、芝大門などの一部エリアは、今回衆院選の新しい区割りで「東京7区」となった。過去10年で実施された3回の衆院選を振り返ると、平成26年の選挙では「東京1区」、29年と前回令和3年は「東京2区」だった地域に当たる。
例えば同エリアの住民で自民党支持者の場合、自民が選挙区の候補者を変えていないにも関わらず、同党の公認候補は山田美樹氏(50)=平成26年、辻清人氏(45)=平成29年、令和3年、と変遷した。さらに今回は、参院からくら替え出馬する丸川珠代氏(53)が選択肢になる。
「コロコロ変わると、票を託しにくい」。このエリアで、父親の代から60年以上続く写真店を営む男性店主(67)はそう打ち明ける。「長年、地域の集まりなどによく顔を出してくれていて好印象だった議員が、次の選挙では区割り変更で別の選挙区へ移ってしまった。地域住民との接点の多さや距離の近さが私自身の投票行動の判断材料なので、なじみのない顔触ればかりの今回はチョイスがとても難しい」と表情を曇らせる。
そもそも、今回の候補者が誰なのかを把握していない住民もいた。エリア内で長年、菓子店を経営する高齢の男性は、「公示されたが、まだ誰も分からない。まずは掲示板のポスターで顔を知るところからだ」と苦笑する。
東京7区には、届出順に自民の丸川氏と参政党の新人、石川友梨香氏(28)、立憲民主党の元職、松尾明弘氏(49)、日本維新の会の前職、小野泰輔氏(50)が立候補している。
「アダムズ方式」続ける限り
今回の衆院選から、25都道府県の140選挙区で区割りが変更された。小選挙区制は、候補者個人よりも政党を重視する「政党主義」の性格がある。一方で、「候補者は誰でもいいから、支持する政党の候補に投票すればいいだけ」との考えが全体に浸透した場合、候補者とは一体何なのかという根源的な問題が浮上してくる。
区割り変更を巡っては、今回も人口に比例した議席配分方式「アダムズ方式」を基準とした。これを今後も維持した場合、地方の人口減と東京一極集中が続けば、「一票の格差」を是正するため、区割り変更を余儀なくされることはほぼ確実な状況だ。
「アダムズ方式」は人口比を比較的正確に反映させられる基準として平成28年に導入された。ただ、地方の選挙区定数が減少することから批判も少なくない。自民や立憲民主党など与野党6党は昨年、衆院選挙制度の見直しに関する協議会を立ち上げた。6党は7年の国勢調査の結果が判明する時期をめどに選挙制度改革の実現を目指す方針を確認しているが、議論は停滞しているのが実情だ。
今回の衆院選に視点を戻せば、総務省のウエブサイトなどでは、自分が住んでいる地域がどの選挙区なのかといった詳細な区割り図を確認できる。同省は「各種情報を正しく把握し、確実な投票につなげてほしい」と呼びかけている。(中村翔樹)
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OS5
:2024/10/18(金) 17:10:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0f3ad2554b6f1ae75bc165bac57b1d968d758e6
維新が地盤の大阪で大苦戦 公明とのガチンコ勝負、比例復活なしの「背水の陣」は吉と出るか?
10/18(金) 16:32配信
AERA dot.
大阪府内で応援演説をする維新の吉村共同代表
「自民党、政治とカネの問題、裏金議員だって結局は公認している。クリーンな政治とか言っている公明党も自民党、裏金議員を推薦している」
【写真】維新の苦戦の原因のひとつはこの人の問題
衆院選初日、大阪府堺市の繁華街で自民党や公明党を批判していたのは日本維新の会の共同代表、大阪府の吉村洋文知事だ。
だが、集まった聴衆はまばらで、拍手もパラパラと起こる程度。維新が議席を大幅に拡大した2021年の衆院選、22年の参院選、23年の統一地方選では、吉村知事が街頭演説をすれば大勢の聴衆で埋め尽くされていたのに、大違いの風景だ。
維新のスタッフに聞いても、
「前に同じ場所でやった時はすごい人で、歩行者の通路を確保するにも一苦労だった。今日とはえらい違いです」
と寂しげに語っていた。
とくに維新の発祥の地・大阪で、その人気はすさまじかった。21年の衆院選では、大阪府内19の小選挙区のうち、公明党候補がいる4選挙区を除く15選挙区すべての小選挙区で自民と維新の候補が対決したが、維新が全勝。ダントツの強さを見せつけた。
今回、維新は公明党候補がいる選挙区含め19選挙区すべてに候補を立てた。そして、維新は10月8日、候補者決定が直前になった9区をのぞく大阪府内18選挙区で、候補の比例重複を見送ることも公表した。小選挙区で敗れたら議席を失う、「背水の陣」で選挙に臨んでいる。
だが、自民党が10月に実施した情勢調査の結果を入手すると、維新が自民や公明の候補を相手に大苦戦していることがわかってきた。
直近の調査によると、19選挙区のうち、6選挙区で与党の自民や公明の候補がリード。1選挙区では立憲民主党候補がリードしていた。他の小選挙区でも、接戦のところが多く、維新の藤田文武幹事長も、自民党候補とデッドヒートの状況だった。
この情勢について、10月17日、大阪市内で演説をしていた大阪4区(大阪市北区など)の維新前職の美延映夫氏を直撃すると、
「維新に逆風とまではいかなくてもかなり厳しい状況。ただ自民党の裏金への有権者の批判は強く、演説でも反応がいいので、徹底して訴えている」
と話し、こう続けた。
「維新の支持が落ちている一番の理由は兵庫県の斎藤元彦前知事の問題だと思います。万博もいろいろ指摘はあるが私の周りではそう影響はない」
同じ大阪4区では、自民党から元職の中山泰秀氏が出ている。中山氏は裏金で処分を受けた議員だ。美延氏は、こう話した。
「大阪で比例復活がないのは確かにきつい。ただ相手(中山氏)も裏金事件で比例名簿の登載がなく、復活当選もない。お互い同じなのでちょうどいいのではないか」
一方、大阪1区(大阪市中央区など)で立候補している自民元職の大西宏幸氏は、こう言う。
「前回の衆院選では、選挙戦が進むにつれ、維新の突風が吹いて、見えないところまで離された。それがこの選挙では、維新の候補といい勝負になっている手応えがある。それに大阪で公明党が維新との関係を絶って自民党についてくれているのが心強く感じます」
自民党では茂木敏充前幹事長が維新に対抗すべく、「大阪刷新本部」を立ち上げて、新たな候補者の発掘などに力を注いできた。それも自民にプラスになっている模様だ。
これまでの衆院選と今回で大きく変わったのは維新と公明党の関係だ。
維新は掲げてきた大阪都構想の住民投票実現に向け、大阪府議会や大阪市議会で公明党の支援を受けていた。そのため、これまでの衆院選では、公明党が大阪と兵庫で議席を有していた6つの小選挙区には候補者を立てなかった。
しかし、今回は公明党に「宣戦布告」し、6つの選挙区すべてに候補者を擁立し、ガチンコの戦いとなっている。
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OS5
:2024/10/18(金) 17:10:53
そのうち、大阪16区(堺市の一部)では、維新、公明、立憲民主の3候補が激しく争っている。この選挙区は公明党の北側一雄元国交相の地盤だったが、北側氏の引退を受け、公明は参院で当選4回とキャリア豊富な山本香苗氏が衆院へくら替えして出馬。維新は堺市議だった黒田征樹氏、立憲民主党は前回比例当選した前職の森山浩行氏が立候補している。
公明党の堺市議に聞くと、こう話した。
「前回の衆院選までは、表向きは連立与党の自民党をやっていると見せつつ、維新へも支援していたのは事実です。それに吉村知事の人気、知名度が凄かったので、うちの支持者もそれに飲み込まれて維新に投じていた人もいます。全国的にもそんなことが許されていたのは大阪だけでしょう。しかし、今回は維新との協力関係もなくなり、まずは自分の党、プラス自民党って感じですね。維新が6つの小選挙区に候補を当ててきたので、負けてなるものかって雰囲気になっている」
また、立憲民主党の大串博志選対委員長は、こう語る。
「大阪16区は維新と自民党で票が割れるとこちらが浮上できる。関西は自民党、維新、そしてうちという構図。自民党の裏金議員がいる小選挙区ではさらに力が入る」
16区の隣りで、堺市の一部を選挙区とする大阪17区は、維新の馬場伸幸代表の地盤だ。前回は自民党候補を比例復活させないほど、大差で勝利した馬場氏は、地元では、選挙の強さで知られるところだった。だが、自民党の公示前の調査では馬場氏と自民党候補が互角。直近の調査になってようやくリードを広げてきた。
維新の国会議員秘書を務めたことがある選挙コンサルタントの藤川晋之助氏は、こう話す。
「初日から吉村知事が16区の応援に入ったのは、当然、17区の馬場代表の堺市であることも意識してですね。馬場代表が党幹部になれた理由の一つが、選挙に強い絶対的な地元の支援です。今回、馬場代表になって初めての衆院選であり、自民党にプラスして公明党とも全面対決する選挙。代表なので、過去の選挙とは違って応援に時間をとられ、選挙区に戻れる時間がほとんどないのもきついでしょう」
維新にとって鉄壁を誇った地盤、大阪での苦戦状況。藤川氏はこう続ける。
「維新は大阪で勢いをつけて、全国へと広がってきた。その大阪で苦戦しているということは、全国でもかなり厳しい選挙になりかねない。前回比で10議席以上減らすのかな」
(AERA dot.編集部・今西憲之)
今西憲之
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OS5
:2024/10/20(日) 20:52:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/745d919e2216b3157bbf80270f069eb401a4bd6e
吉川元氏はバーテンダー経験・広瀬建氏は神戸製鋼所辞し出馬・衛藤征士郎氏は29歳で町長…衆院選大分2区
10/20(日) 15:08配信
読売新聞オンライン
(右から届け出順に)吉川元候補、広瀬建候補、衛藤征士郎候補
衆院選には、大分県内3選挙区に計10人が立候補している。各候補の政治への思いや人柄といった横顔を紹介する。(届け出順、年齢は投票日現在)
【写真】衆院選山口2区の平岡秀夫候補と岸信千世候補
大分2区
吉川元候補(58)立民 前
政治資金収支報告書の不記載問題では「『裏金議員』の大半が公認された。石破総理も言葉だけだ」と自民党を厳しく批判。選挙区での初勝利を誓う。
香川県出身。大学時代は実家の経済事情で仕送りがなく、バーテンダーや家庭教師などのアルバイト収入で生活した。先輩の勧めで「働く人の代表」と感じた社会党(現社民党)の活動に参加するようになった。
政策秘書として支えた重野安正氏(故人、元社民党幹事長)の後継者として、2012年の衆院選に初出馬。4度の選挙はいずれも比例復活だったが票差を詰め、21年の前回は654票差にまで迫った。
国政では、特に教育と地方自治の充実に取り組んだ。「地域がまちづくりに主体的に参加し、決定できることが地方活性化の唯一の道だ」と語る。自分を一言で表すと「楽天主義」。ラーメンに目がない。
広瀬建候補(50)無所属 新
昨年10月、約25年間勤めた神戸製鋼所を辞し、国政を目指す道を選んだ。「(日本は)まだまだいい国にできる。政治に新風を吹かせたい」と意気込む。
江戸時代の日田の儒学者・広瀬淡窓を生んだ広瀬家に連なる。父は前知事、祖父は日田市長や衆院議員を務めた。東京で生まれ育ったが、昨年春頃、父の支援者からの打診を受け、「世界から見て競争力がなくなっている日本を元気にしたい」と、出馬を決めた。
会社員時代に中東やアメリカ駐在を経験。イランでは「商売上手なペルシャ商人との商談で鍛えられた」。政治資金規正法を巡る事件には「民間では収支をはっきりするのは当たり前だ」と厳しい目を向ける。
3人の子どもと妻を東京に残し、日田市を拠点に選挙区を奔走している。「各地の産業を底上げする工夫はできる。皆さんと一緒に考えたい」と力を込めた。
衛藤征士郎候補(83)自民 前
政治資金収支報告書の不記載問題で党の役職停止処分を受けた。厳しい選挙を覚悟し、「新法にのっとり、政治の改革刷新に努力する」と誓う。
玖珠町山間部の出身。小学3年で中心部の学校に通うために親元を離れた。「生まれ育った場所にバスを走らせたい」との思いが政治を志すきっかけだった。
29歳の時に同町長に就任。参院議員1期、衆院議員13期の計約47年間国政に身を置き、衆院副議長や防衛庁長官も経験したが、「私の原点は地方自治」と語る。
争点に経済対策を挙げ、「賃金と投資による牽引が大事だ」と強調する。憲法への自衛隊の明記といった憲法改正と、拉致問題解決が悲願で、総裁選で支えた石破首相には総裁任期中の実現を求めた。
自身を一言で表すと「決断と実行の人」。尊敬する人物は首相を務めた大平正芳。
2590
:
OS5
:2024/10/20(日) 20:53:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3489a033f0b265fe82de55765c232053bea6092
職を転々、国政選挙への出馬模索も 自民党本部に火炎瓶の容疑者
10/19(土) 20:05配信
毎日新聞
首相官邸前の柵に突っ込んだ車(左)に積まれていたとみられるポリタンク=東京都千代田区で2024年10月19日午前9時16分、和田大典撮影
東京都千代田区の自民党本部前や首相官邸で19日早朝、火炎瓶が投げつけられるなどした事件で、公務執行妨害容疑で逮捕された臼田敦伸容疑者(49)=埼玉県川口市=は事件当時、黄色っぽい防護服を着用していた。過去に原発再稼働に反対する活動に関わっていたとされるが、事件に至る動機は明らかになっていない。
【写真特集】首相官邸前の柵に突っ込んだとみられる車
取材に応じた父親(79)によると、臼田容疑者は私立の全寮制高校を卒業後、ウェブサイトの制作や長距離トラックの運転手といった職を転々とした。
15年ほど前からは、川口市内の自宅で父親と2人で暮らしていた。大学入学を目指して法律を勉強し、行政書士の資格も取得していたという。
2011年の東日本大震災がきっかけで、原発再稼働に反対するようになり、翌12年には関西電力大飯原発3、4号機近くでテントを張り、抗議活動にも参加していた。
活動を共にした埼玉県の男性(81)は臼田容疑者の印象について「悪い人ではなかったが、どことなく陰のあるタイプだった。テントには『反対』などと書いた紙を張っていたが、どこまで本気だったかは分からない」と振り返る。
原発政策の他に、父親に政権への批判は特に語らなかった。一方、国政選挙への出馬を模索した時期もあり、供託金の用意を規定する公職選挙法に不満を抱いていたという。
事件前日の18日午後10時ごろには、事件で使われたとみられるワンボックスカーは自宅に無く、本人もいなくなっていたという。父親は「人間関係がうまく築けない性格だった。事件を起こしたと聞いて驚いたが、責任を取ってほしい」と話す。
警視庁によると、臼田容疑者は逮捕後の調べに黙秘しているといい、ある捜査幹部は「先入観を持たずに何が動機に結びついたか調べる必要がある」と指摘する。【森田采花、菅健吾、近藤綾加】
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OS5
:2024/10/20(日) 21:06:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/79a77dc35acc5588a2d00040278ef09ea921b735
【焦点区を歩く 2024年衆院選】金権政治に根強い忌避感 自公火消し 野党追い風 衆院選広島3区
10/17(木) 7:31配信
中国新聞デジタル
広島3区
「私が先頭に立ち信頼を取り戻す」。衆院選が公示された15日朝、広島3区の公明党前職斉藤鉄夫(72)=自民推薦=は広島市安佐南区の駐車場で開いた出陣式で気を吐いた。自民党派閥の裏金事件で政治不信が渦巻く中、その払拭を「与党統一候補」として誓った。
傍らには前回選に続き比例代表中国ブロックで出る自民党前職の石橋林太郎(46)が立っていた。
広島3区は2019年の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件の主犯である元自民党衆院議員の地盤。事件の発端となった地域でもあり、金権政治への忌避感が根強い。自民党は21年前回選で候補の擁立を見送り、比例中国から転身を図った斉藤の支援に回った。
斉藤は今回も「政治とカネ」で逆風下の選挙となる中、陣営は新政権での国土交通相再任もPR材料に活用する。
対する野党は、裏金事件を追い風に与党批判票の取り込みを図る。
「政治とカネの問題に決着をつける時が来た」。15日、立憲民主党新人の東克哉(43)は安佐南区の街頭で息巻いた。
今回の衆院選では自民党が非公認とした「裏金議員」に公明党が推薦を決めたケースもあった。「連立政権にノーを突きつけられるか。震源地の有権者の行動がこれからの日本をつくる」。大規模買収事件も引き合いに批判の矛先を自公政権に向けた。
共産党は不祥事続きの自民党とともに公明党を「同じ穴のむじなだ」と切り捨てる。党新人の高見篤己(72)は15日の出発式の演説では「裏金は企業による献金で賄賂だ。自民党は裏金議員を非公認にしただけで幕引きは許されない」と徹底追及する構えをみせた。
高見は大規模買収事件の舞台となった19年の参院選広島選挙区に共産党候補として名を連ねていた。「あの時も裏金が買収に使われたのでは」と疑念を持つ。
与野党の思惑が入り乱れる3区には区割りの変更で安芸区が加わった。
16日は斉藤と東が入り街頭演説を展開。斉藤陣営の段取りは、自民党の市議が全て整えるなど与党間の連携で支持拡大を訴えた。東は区民の多くが新区割りの認識がないとみて買収事件に触れつつ票の掘り起こしを図った。17日は高見も区内で活動を予定する。
前回選では公明党前職の斉藤に対し、立憲民主党と日本維新の会の新人たち5人が挑んだ。自民、公明両党が結束して斉藤を支援する一方、野党支持票は分散。斉藤は2位以下に4万票以上の差を付けて圧勝した。今回は維新が直前になって公認候補の擁立を見送った。前回獲得した1万8千の「維新票」の行方も注目される。
無所属新人の玉田憲勲(67)は政党選挙の廃止を訴える。=敬称略
高見篤己72 党県書記長 共 新
斉藤鉄夫72 国土交通相 公 前
東克哉43☆理学療法士 立 新
玉田憲勲67 開業医 無 新
(届け出順、敬称略、☆は比例との重複立候補者)
小選挙区の新たな区割り後で初の衆院選(27日投開票)が幕を開けた。自民党派閥の裏金事件を機に広がった政治への不信感、人口減少や地方経済の疲弊といった課題に候補者はどう向き合うのか。区割りの変更の影響が大きい中国地方の選挙区に焦点を当て、選挙戦の現場を歩いた。
中国新聞社
2592
:
OS5
:2024/10/20(日) 21:07:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/08b88f76b39c94e0cf2e276ece45a420602da398
島根1区 3候補せめぎ合い 自民惨敗の補選経て構図変化【2024衆院選】
10/20(日) 10:02配信
27日投開票の衆院選で島根1区の争いが激しさを増している。与野党一騎打ちとなった4月の補欠選挙で、自民党は「政治とカネ」の問題で逆風を受けて惨敗。この選挙区で初めて立憲民主党に議席を明け渡した。半年後の今回、共産党も候補者を立て構図は一変した。公示後初の週末となった19日、候補者3人はそれぞれ街頭に繰り出し、訴えを響かせた。
「補選だけでなく本選で勝たないといけない。なんとか、また勝たせていただきたい」。立憲民主党前職の亀井亜紀子氏(59)は雨の降り続く松江市のスーパー前で声を張り上げ、疲弊する地方経済の活性化や中小企業の支援を訴えた。
一緒にマイクを握った県議は「政治とカネの問題はこの半年、何も変わっていない」と訴え、自民党派閥の裏金事件への批判を強めた。
半年前の補選は長年、自民党の議席を守ってきた細田博之元衆院議長の死去に伴うものだった。細田氏は裏金事件の発端となった安倍派の元会長。有権者の中に事件への批判が強まる中、亀井氏は自民党の新人候補に2万4千票余りの差をつけて圧勝した。
ただ、亀井氏の陣営は今、自民党への逆風を冷静にみる。幹部の一人は「補選で自民の『みそぎ』が終わったとの受け止めが有権者にある。前回は投票に行かなかった自民支持者が動く可能性がある」と警戒する。
議席奪還を狙う自民党。党比例代表中国ブロック前職の高階恵美子氏(60)もこの日、松江市の集会施設前に立ち「非常に厳しい選挙。助けてほしい」と呼びかけ、地域保健や社会保障の充実を訴えた。応援に来た参院議員は「与党でなければ、声を中央へ伝えられない」と強調した。
高階氏は政治とカネの問題への批判も意識し、場所によっては「不断の改革」を訴えている。
党県連は補選の敗戦後、衆参両院で議員経験のある高階氏を即戦力として選んだ。だが、立候補表明は9月にずれ込んだ。陣営は知名度不足が課題とみて、隣の島根2区の議員秘書たちの応援も受け、浸透を急ぐ。
与野党一騎打ちとなった補選と異なるのは今回、共産党が候補者を擁立したことだ。
党新人の村穂江利子氏(56)も松江市のスーパー前で街頭演説した。12月の再稼働を見込む中国電力島根原発2号機に触れ「再稼働を中止させる。原発ゼロを訴える1区唯一の候補」と、自民党や立憲民主党の候補者との違いを強調した。
共産党が1区に候補者を出すのは2014年以来10年ぶり。補選を含む過去3回の衆院選は候補者擁立を見送り、事実上、他の野党に協力してきた。14年の衆院選で共産党の候補者が獲得したのは1万7千票余り。この票の行方も焦点となっている。
中国新聞社
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:
OS5
:2024/10/20(日) 21:08:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/0172d0d9a67fc778d848031f8361a0757afcc4df
「裏金」推薦、自民とタッグ 初挑戦の公明代表、批判鳴り潜め 衆院埼玉14区ルポ【注目区を行く】
10/17(木) 7:06配信
「厳しい戦いだが、私が負けるわけにはいかない」。公示が間近に迫る13日の昼下がり、石井は東武伊勢崎線・草加駅前で「自公統一候補」として支持を訴えた。隣には首相(自民総裁)の石破茂。手を取り合い、拳を突き上げ、ロータリーを囲む両党の支持者に結束をアピールした。
【写真】演説に耳を傾ける聴衆
「クリーンな政治」は公明の原点だ。裏金事件では政治資金規正法改正の要求を強めた。石井自身、9月下旬の代表就任直後は地元でも「政治改革をリードする」と訴えていた。
だが、13日の演説で石井はこの問題に触れなかった。これに先立つ事務所開きや国政報告会でも「政治とカネ」に関する発言は控えた。いずれの場にも、自民系の地元有力者や業界団体関係者が顔をそろえていた。
◇ぎくしゃく
石井は東京都豊島区の出身。1993年に旧東京5区で政治キャリアをスタートさせ、以後、比例代表東京ブロックと北関東ブロックで当選を重ねた。今回が初の小選挙区挑戦。しかも、事実上の「落下傘候補」だ。
公明は2023年3月に石井擁立を決めた。その頃、「10増10減」に伴う候補者調整を巡り自公関係は悪化し、東京では選挙協力を一時解消する事態に発展。「信頼関係は地に落ちた」と言い切った当時幹事長の石井は、ぎくしゃくぶりの象徴となった。
自民県連は当初、14区で独自候補にこだわった。同党関係者は「党員の中にはわだかまりが残っている」と明かす。
前回21年の衆院選比例代表で自公の14区内の得票は約9万。野党陣営の合計を1万票余り下回った。「自公の結束が勝利の最低条件だ」。自民県議はこう語る。
◇ウィンウィン
公明は9日、裏金事件に絡んで自民に公認されず、埼玉13区に無所属で立つことになった旧安倍派の前職三ツ林裕巳に推薦を出した。三ツ林のもともとの選挙区には、石井の新たな戦いの舞台となった三郷市と八潮市が含まれる。
公明は当初、非公認候補は推薦しない方向だった。転換の理由として「公明支持者への謝罪や説明」があったなどと説明したが、両市に組織票を持つ三ツ林サイドに「見返り」を期待しているのは明らかだ。実際、自民関係者は「三ツ林の後押しが必要な石井、逆風で公明推薦がありがたい三ツ林。2人はウィンウィンだ」と解説する。
ライバルとなる日本維新の会の新人加来武宜、国民民主党の前職鈴木義弘は政権批判票の受け皿になるべく保守層にも狙いを定める。加来は22年参院選の埼玉選挙区で次点。鈴木には自民県議時代に培った三郷市の地盤がある。
石井の戦術は、「クリーン」の看板と矛盾すると批判されるリスクをはらむ。だが、関係者の一人は「選挙ではなりふり構っていられない」と本音をこぼした。
◇衆院埼玉14区立候補者
加来武宜 43 弁護士 維 新
石井啓一 66 党代表 公 前(10)
推(自)
関根和也 44 団体役員 無 新
鈴木義弘 61 党幹事長代理 国 前(3)
高橋易資 68 元会社員 諸 新
苗村京子 65 元三郷市議 共 新
(注)敬称略、届け出順。年齢は投開票日(27日)時点、丸数字は当選回数、「推」は推薦。維=日本維新の会、公=公明党、自=自民党、無=無所属、国=国民民主党、諸=諸派、共=共産党。
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:
OS5
:2024/10/20(日) 21:09:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/6bfd32b0f22f115c56dab5f616c86c8a6ccd92b0
薄れる改革色、維新に逆風 公明、「常勝関西」懸け 衆院大阪16区ルポ【注目区を行く】
10/18(金) 7:05配信
時事通信
大阪を創業地とする日本維新の会は今回、公明党とすみ分けてきた関西6選挙区に候補を立て、議席奪取を狙う。
その一つが堺市の北半分を占める大阪16区。だが、一時の勢いは消え、前兵庫県知事を巡る問題や万博など悪材料が重なって最近は逆風が吹く。一方の公明は強固な地盤を武器に「常勝関西」死守に懸命。立憲民主党も交えて火花を散らす。(敬称略)
◇支持率、半年で3割減
「日本には改革政党が必要だ。裏金政治をぎゃふんと言わせよう」。15日夕、維新共同代表で府知事の吉村洋文が南海電鉄堺東駅前でマイクを握った。もっとも、市の中心部ながら足を止める人は少なく、陣営幹部は「もう少し集まってほしかった」と漏らした。
維新は看板の「大阪都構想」実現へ公明から協力を得る代わりに、大阪の四つ、兵庫の二つの選挙区で候補擁立を見送ってきた。2023年の統一地方選で大阪府・市両議会の過半数を制したことを受け、直接対決に踏み切った。この統一選では全国的に躍進した。
ところが、「失点」を重ねる中で状況は一変した。維新が旗を振ってきた25年大阪・関西万博の追加負担が問題となり、大阪府議のハラスメントも起きた。今年の通常国会終盤には政治改革に関する自民党との中途半端な妥協が混乱を招いた。前兵庫県知事のパワハラ疑惑では維新県議団が最終盤まで辞職を求めず、「かばっている」と批判された。
「改革」イメージの後退は数字に表れた。地域政党「大阪維新の会」が府民を対象に行い、9月下旬に公表した調査結果によれば、現在の支持率は28.5%。この半年で約3割下がった。
維新は4月の大東市長選、8月の箕面市長選で敗れた。箕面では、大阪維新公認の現職首長が府内で初めて負けた点で衝撃を与えた。
維新内には、大阪16区の候補を堺市議だった黒田征樹に決めた昨夏の「予備選」のしこりが残る。衆院選が始まると、予備選で敗北した側の動きの鈍さが気になる。陣営幹部は「統一選直後に思い描いた状況と違う」と認めた。
◇「知人の孫にも」
公明は、引退を決めた当選10回の重鎮北側一雄の後継として、参院でキャリアを重ねてきた山本香苗に白羽の矢を立てた。
勝負を分けるとみるのが無党派層への浸透。維新参戦により、北側に票を投じてきた自民や維新の支持層が相当程度流れると予想するためだ。
合言葉は「知り合いから、その子や孫まで」。支持母体の創価学会を中心に電話掛けを展開。山本は一日中、地域に顔の利く党支持者と共に16区内を徒歩と自転車で回る。
政策面では、現役世代に配慮して高齢者医療費負担を3割に引き上げる維新の公約をやり玉に挙げる。「命と暮らしを守る」を前面に出す。
◇当選ライン低下に期待
立民の森山浩行は民主党が政権を取った09年に初当選したが、小選挙区勝利はこの時のみ。2回続けて落選し、直近2回は比例代表で救われた。維新を交えた三つどもえとなり、当選ラインが下がると見込まれることから、陣営幹部は「選挙区で勝てる最大のチャンス」と意気込む。
選挙戦では政治改革と万博に重心を置く。堺で盛んな製造業などの労働組合が活動の中心。16日、森山も堺東駅前で「自公政権、大阪の維新はそろそろ代え時だ」と訴えた。
◇衆院大阪16区立候補者
黒田征樹 44 元堺市議 維 新
山本香苗 53 元厚労副大臣 公 新
推(自)
森山浩行 53 元党副幹事長 立 前(3)
(注)敬称略、届け出順。年齢は投票日(27日)時点、丸数字は当選回数、「推」は推薦。維=日本維新の会、公=公明党、自=自民党、立=立憲民主党。
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OS5
:2024/10/20(日) 21:09:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/02b975935673e35734a2801c005d39dc34373897
熱帯びる票田争奪戦 新区割り、自・立勢力が競合 衆院福島2区ルポ【注目区を行く】
10/19(土) 7:32配信
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コメント21件
時事通信
集会で「頑張ろう三唱」をする支援者ら=12日、福島県郡山市
衆院小選挙区定数の1減に伴い区割りが変わった福島県。
実質的な合併区と言える新しい2区は、旧2区で地盤を築いた自民党ベテランの長男と、旧3区で当選を重ねた立憲民主党の閣僚経験者が激突する。投開票に向け、票田の郡山市の攻防が熱を帯びる。(敬称略)
◇10回生、1万軒回る
「本当に志と能力があれば、地盤、看板、かばんを全部引き継ぐ必要はない」。立民の前職玄葉光一郎は16日、郡山市東部の街頭でマイクを握ると、党重鎮の体面をかなぐり捨てるように声を張り上げた。
【ひと目でわかる】政治改革に関する各党の主な公約
矛先を向けるのは自民新人の根本拓。復興相や厚生労働相を歴任した根本匠の長男だ。匠が衆院解散直前に引退を表明し、公募を経る間もなく拓が後継に決まった経緯には自民支持層にも不満がくすぶる。ある県議は「手続きを踏んでおけば良かった」とこぼした。
それを突くのが玄葉陣営の戦術。「ちゃっかり世襲」と攻撃を強める。
新2区は旧2区の郡山市、旧3区の須賀川、田村両市と6町3村で構成される。人口32万人弱の郡山は東北地方で仙台市に次ぐ。新2区有権者の6割強が集中し、旧3区の玄葉には不利な構図だ。
立民は昨春、前回2021年衆院選の旧2区で匠に対して善戦した若手を比例代表に回し、玄葉を小選挙区に立てる方針を決めた。以来、玄葉は週末ごとに郡山市内であいさつ回りを重ねた。歩いた軒数は1万。後援会組織も40近く発足させた。同市の伝統校を卒業した縁も活用する。
中選挙区時代から10回連続で当選。旧民主党政権では国家戦略担当相や外相を歴任した。だが、新たな地盤づくりに余裕はない。陣営関係者は「郡山は浮動票が多く、どれだけ取れるか未知数だ」と認め、玄葉本人も「新人の気分」と漏らす。
◇38歳、「世代交代」訴え
福島の小選挙区減は、1票の格差是正を目的とした「10増10減」の一環。東京など大都市の定数が増え、福島と宮城、新潟、山口各県など地方が減らされた。ここにも日本の現実が表れる。
匠は旧岸田派の事務総長として前政権を支えた。玄葉との一騎打ちに備え、地盤である郡山市で引き締めを図った。「与党の政策実現力」を売りに、旧3区の商工会や建設、農業団体の切り崩しも進めた。
結局、岸田内閣の幕引きを理由に「使命の一つが終わった」と宣言。玄葉との戦いは慌ただしく拓に引き継がれた。
新たな看板は弁護士の経歴と38歳の若さ。還暦を迎えた玄葉を意識する。
「世代交代を推し進め、停滞感を突き破る。そのための選挙だ」。公示日の15日、拓は旧3区の一部だった石川町に入り、フレッシュさをアピール。隣に立った首相(党総裁)の石破茂は「新しい日本をこの福島からつくる」と呼応した。
派閥裏金事件で自民には厳しい風が吹く。だが、選対関係者は「うちは当事者ではないから堂々といける」と踏む。
とはいえ、拓は東京生活が長く、地元への浸透に不安を残す。陣営に加わる地元経済界の一人は郡山市の知人に支持を求めたところ、「あっち(玄葉)をやっている」と告げられた。同様の話は他にもある。12日、郡山の後援会幹部550人を集めて緊急会合を開き、活動強化を指示した。
福島2区には共産新人の丸本由美子も立候補している。
◇衆院福島2区立候補者
丸本由美子 62 元須賀川市議 共 新
玄葉光一郎 60 元外相 立 前(10)
根本拓 38 弁護士 自 新
推(公)
(注)敬称略、届け出順。年齢は投票日(27日)時点、丸数字は当選回数、「推」は推薦。共=共産党、立=立憲民主党、自=自民党、公=公明党。
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OS5
:2024/10/20(日) 21:10:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7bbcc32e4eb98af41a024c9e931bea31ad7e5f0
旧統一教会問題で逆風…自民の山本朋広氏と山際大志郎氏、異例の“ステルス作戦” 衆院選・注目区ルポ
10/20(日) 5:30配信
カナロコ by 神奈川新聞
「カルトにNO!」と掲げる山本朋広氏の選挙チラシ
衆院選では世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点が取り沙汰された自民党の前職2人に強い逆風が吹いている。神奈川4区・山本朋広は「マザームーン」発言が報じられ、神奈川18区・山際大志郎も教団トップと撮影した写真などが決め手となって経済再生担当相のポストを追われた。教団との関係を追及し攻勢をかける野党陣営に対し、序盤戦はマスコミへの露出や街頭活動の告知を控える“ステルス作戦”も展開。これまで地元に十分な説明もなく、有権者が向ける視線は厳しい。=敬称略
【写真で見る】自民・山本朋広氏と旧統一教会との関係を追及するチラシ、山際氏と旧統一教会との関係を涙ながらに告発する県議
■「マザームーン」連呼、他陣営が追及
「本日は母の日で一足早く、マザームーンにカーネーションの花束をプレゼントしました。実の母親にもあんな立派な花束を贈ったことはありません」
公示日の15日、JR本郷台駅前(横浜市栄区)で行われた立憲民主党前職・早稲田夕季の街頭演説。応援に駆けつけた元県議・関口正俊はマイクを握り、山本の“まね”をしたつかみであいさつをしてみせると、聴衆から笑い声が漏れた。
山本は2017年、旧統一教会主催の集会に出席し、教団トップの総裁・韓鶴子(ハンハクチャ)を「マザームーン」と連呼する様子や関連団体から選挙応援を受けていたことが報じられた。山本は取材に「韓鶴子の韓国語の読み方が分からなかった」と釈明したが、関口は「裏金問題で隠れているが、教団の問題を突けば、コアではない公明党支持層を引きはがせる」と勝機をうかがう。
今年6月には早稲田を支持する市民団体が教団問題を追及するジャーナリスト・鈴木エイトを招いて鎌倉市内で講演会を開き、山本と教団との関係を追及。団体の代表者は「多くの被害者を出した教団と関係を持つ人間を再び国会に送るわけにはいかない」と攻め立てた。
■「カルトにノー」も隠密行動
「急所」を突く野党側の攻勢に対し、山本はあえて公約に「カルトにノー」と掲げる作戦だ。チラシや選挙公報で「(教団側が)政治団体を名乗り、接触を図ってきた」と釈明し、関係断絶をアピールする。
ただ街頭では有権者の前でマイクを握って直接説明する場は少なく、立候補予定者4人を対象にした公開討論会も山本は唯一欠席した。山本は「自分が出席できない日程で討論会が開催された」と主張するが、対立陣営は「教団の問題を突かれたくなくて欠席したのでは」と批判を強める。
さらには集会や街頭活動の日程も安全面を理由に告知せず隠密行動。当初は報道陣にも選挙日程すら教えなかった。山本は「テレビカメラが殺到すると困る。マスコミから逃げているわけではない」と釈明。事務所関係者は「選挙カーがマスコミの車に追いかけ回された。ボランティアスタッフも撮影され『もう応援に行けない』と怖がっている」と打ち明ける。
山本は問題発覚から半年近く、地元の会合や祭事なども多くを欠席。その後も人前を避けるかのように街頭に立つ機会も減ったといい、地元では「街頭でほとんど見なくなった。統一教会について有権者に説明していない」との声も広がる。山本がカメラから逃げ回る様子が報道されたことも反感を買い、有権者の1人は「カメラの前で正々堂々と説明せず、鎌倉市民まで恥ずかしい思いをしている」と憤りを見せる。
■報道陣締め出しに雲隠れも
さらにマスコミからも有権者からも身を隠すステルス選挙を展開するのは山際だ。公示日の15日に川崎市高津区のホールで行われた出陣式では代表取材としてごく一部の報道機関しか入れない異例の対応を取った。入り口前では締め出された報道陣やフリージャーナリストが陣営関係者と言い争う場面もあった。
同日夕の武蔵小杉駅前の街頭活動でも本人不在のまま、地元市議や秘書が通勤者らに支持を呼びかけた。序盤では本人が街頭でマイクを握ることはほとんどなく、候補者本人が雲隠れする選挙戦となり、陣営関係者も「本人が決めたことだから仕方がない」と漏らす。日本維新の会新人・横田光弘も「有権者をなめているとしか思えない。どんな年配の議員でも有権者の前に出てくるもの。やはり(教団と)ズブズブなのでは」と首をかしげる。
2597
:
OS5
:2024/10/20(日) 21:11:14
■身内の県議が「反乱」
こうした対応のきっかけとなったのは公示直前、地元県議の小川久仁子(高津区)が山際と教団との関係を告発した週刊誌報道。小川は自民党側に離党届を提出し、鈴木が同席する形で会見も開いた。山際が教団との関係を絶っていないとして、山際の党公認や党県連のこれまでの対応を批判。「このままでは山際氏を応援することはできず離党を決断した」と涙ながらに訴えた。
身内からの「反乱」を潮目に野党も批判を集中。立民新人・宗野創は「新たな事実が出てきたのだから再調査すべき。疑惑があるなら、それに答えないといけない」と指摘。別の陣営も「自民支持者を固めれば勝てると思っている。そういった姿勢が政治不信を招いている」と怒りを口にする。
選挙戦も中盤に入り、山本、山際ともここに来て対応を改める動きを見せてはいるものの、本質を見抜く鈴木は「こそこそとメディアから逃げ回っている。有権者に政策を伝えることを軽視するのは民主主義の否定だ」と2人の姿勢を批判している。
神奈川4区ではほかにいずれも新人で、維新・加藤千華と参政党・津野照久、神奈川18区では共産党・君嶋千佳子、国民民主党・西岡義高が立候補している。
神奈川新聞社
2598
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OS5
:2024/10/20(日) 21:13:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/dcbcccb11b4575d437c30e47f540a634affcc52b
アナ妻支援の無所属候補は「相当な執念」立民野田代表、衆院東京9区の公認前職への支持訴える
10/20(日) 17:41配信
日刊スポーツ
衆院選東京9区の立候補者のポスター掲示板
立憲民主党の野田佳彦代表は20日、27日の投開票まで1週間となった衆院選で、与野党大激戦となっている東京9区(練馬区の一部)の同党公認で前職、山岸一生氏(43)の応援で練馬区に入り、街頭演説した。「東京の選挙区はどこの激戦ですが、特に9区はものすごいデッドヒートになっている」と明かし、党への支持を訴えた。
同区には、選挙区内で香典を配ったなどとして公選法違反罪に問われ、罰金40万円、公民権停止3年の略式命令を受けた後、今年7月に公民権を回復した自民党の菅原一秀・元経産相(62)が無所属で立候補している。菅原氏は衆院が解散された9日に自民党への復党が認められ、公示後の18日に自民党本部推薦、翌19日には公明党の第10次推薦の対象になるなど、与党の支援体制が日に日に強化されている。
野田氏は、こうした経緯を念頭に「彼はずっとバッジをつけずに(公民権停止の)3年間頑張ってきたゆえに、相当な執念をもって国政に復帰しようとしている。だからものすごいデッドヒートになっているが、裏金問題も問題だけれど、公職選挙法違反だって問題ではないか」と指摘。「あんまり思い出したくはないけれど、高級メロンやカニを配ったりしている。自民党の政治文化は金をかけすぎで、回収しようとするから裏金をつくる。悪循環ではないか」と、菅原氏が指摘された問題を念頭に自民党政治への批判を強めた。
「裏金議員も、いろんなものをばらまいた議員も、絶対許してはいけない。政治とカネの問題をこの選挙区で根絶しようではないですか」とも訴えた。
一方、菅原氏は街頭活動や自転車遊説などを連日行い、支持拡大を目指している。これまでに親交がある高市早苗・前経済安保相が応援に入ったほか、今年5月に結婚したフリーアナウンサー岡安弥生(52)も、夫の選挙戦を支えている。
東京9区には、日本維新の会新人の大河内茂太氏(53)、みんなでつくる党新人の大津綾香氏(31)も立候補している。
2599
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OS5
:2024/10/20(日) 21:14:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac9a3d7ec4380aa0d3561f5432c6ed8545dde4b4
山形県の吉村美栄子知事、知事選で戦った自民候補を激励へ…「大雨対応でご尽力いただいた」
10/20(日) 12:52配信
読売新聞オンライン
吉村知事
衆院選での対応について、山形県の吉村知事は17日の定例記者会見で、自民党候補の事務所を激励のため訪問する方針を示した。吉村知事は2021年の前回知事選で自民が擁立した候補と戦っており、選挙戦での自民候補への激励は極めて異例の対応となる。
吉村知事はこれまで、政治的スタンスとして、知事選で自身を支援した人が選挙に出る場合は、「恩返し」と称してその候補を応援してきた。21年の衆院選でも、山形1〜3区に出馬した野党と無所属の3候補の各事務所を1回ずつ訪れ、激励した。
今回の衆院選には、県議会の知事与党会派「県政クラブ」出身の元県議3人が、1〜3区でそれぞれ出馬し、自民候補などと議席を争っている。吉村知事はこの3陣営を優先して訪問するが、その後に自民候補の事務所も訪問するという。
自民側を訪問する理由として、吉村知事は7月の記録的大雨発生後の自民候補(いずれも前議員)の対応を挙げた。「政府とのパイプ役で大変ご尽力いただいた」と謝意を示し、「そのことに対するお礼の気持ちも表さなければならない」と語った。
2600
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OS5
:2024/10/20(日) 21:17:03
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024101900362&g=pol
自民非公認、失った金看板 「裏金」候補、保守派が支え―衆院東京24区ルポ・「みそぎは済むのか」(3)・完【24衆院選】
時事通信 政治部2024年10月20日06時55分配信
東京24区の候補者演説を待つ聴衆ら=17日、東京都八王子市
東京24区の候補者演説を待つ聴衆ら=17日、東京都八王子市
自民党派閥の裏金事件に絡んで公認を得られず、無所属で衆院選に立った10人は批判を浴びながら孤独な戦いを進める。代表格が東京24区の元政調会長萩生田光一。自民党という「金看板」を失い、公明党の支援も計算できない中、「みそぎ」に向けて支えとするのは自身が築いた組織と保守派の勝手連だ。野党は議席奪取の好機とみて攻勢を強める。(敬称略)
規正法、再改正なるか 政活費、企業献金が焦点―「みそぎは済むのか」(2)【24衆院選】
◇消えた為書
「今はぐっと我慢し、この処分に対して結果を出すことで皆さんの信頼を得ていきたい」。公示を前にした12日、東京都下の八王子市内。萩生田は選対事務所の開所式でこう力を込め、陣営幹部らに深々と頭を下げた。
本来なら自民総裁の石破茂から贈られるはずの「為書(ためがき)」は張られていない。「祈必勝」と大書するポスターのことだ。党四役や閣僚の来援もない。比例代表で復活当選する道もない。選対の風景は前回までと一変した。
「かつてない厳しい選挙だ」「試練を与えられた」。萩生田の前にあいさつした地元の商工会議所会頭や党支部役員は一様に険しい表情を見せた。
◇急転
八王子市議、都議を経て40歳で国政に進出した萩生田は、同じ派閥に属した元首相の森喜朗や安倍晋三に胆力や調整力を見込まれ、出世の階段を上った。安倍は「派の後継会長候補」とみていた。
その安倍が2022年7月に急死した頃から風向きが変わった。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係がまず問題となった。裏金事件では2728万円の政治資金収支報告書不記載が明らかになり、党の役職停止1年の処分を受けた。
今年7月、八王子の都議補選で自民候補が大差で敗れた。後援会幹部は「あの時から本人はピリピリしている」と明かす。
東京24区で公明の組織票は「4万程度」(地元都議)。一部の非公認候補には出た推薦が、萩生田には出なかった。「統一教会」と「裏金」のダブルで問題を抱え、全国的な注目が集まる事情が影響したようだ。公明幹部は「今さら推薦する時間はない」と突き放す。4万票の行方は見えない。
◇最重点区
「信じて良かった、と言われるように国会に戻れば働いて働いて働く」。17日、JR八王子駅前で街宣車に上った萩生田は、「裏金!」とヤジが飛ぶ中、いかに地元に貢献したか力説した上でこう声を張り上げた。
隣に立ったのは前経済安全保障担当相の高市早苗。共通項は「保守派の安倍門下生」だ。閣外に出たため、非公認候補の支援も黙認されている。「ブルドーザーのように働き、着実に実績を出した」と支持を呼び掛けた。
萩生田の選対事務所には安倍の遺影が置かれている。安倍夫人の昭恵やジャーナリスト櫻井よしこも駆け付けた。18日の決起大会には都知事小池百合子がビデオメッセージを寄せ、出席者によると「都政のために応援する」と表明した。
立憲民主党は、萩生田の対抗馬に元参院議員の有田芳生を擁立した。ジャーナリストとして統一教会問題を追及してきたことで知られる。「不公正な政治を八王子から変えていこう」と訴える。
代表の野田佳彦は15日の第一声をJR八王子駅前で上げた。カメラの向こうを意識し、「裏金議員を裏で支えた旧統一教会」と強調した。党最高顧問の枝野幸男もてこ入れした。最重点区として総出で当たる。
日本維新の会の佐藤由美、国民民主党の浦川祐輔、参政党の與倉さゆりら4新人も立候補した。野党乱立を自民関係者は「うちに有利に働く」と期待を込めてみている。
◇衆院東京24区立候補者
與倉さゆり 40 会社員 参 新
有田芳生 72 元参院議員 立 新
畑尻文夫 69 元学習塾経営 無 新
浦川祐輔 31 弁護士 国 新
佐藤由美 52 元都議 維 新
萩生田光一 61 元経産相 無 前(6)
(注)敬称略、届け出順。年齢は投開票日(27日)時点、丸数字は当選回数。参=参政党、立=立憲民主党、無=無所属、国=国民民主党、維=日本維新の会。
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OS5
:2024/10/20(日) 21:20:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec0c4826a910a7661b9dd8b29672e816f217df6f
衆院東京15区、補選の「つばさの党」選挙妨害踏まえ選挙戦様変わり 保守票の行方も注目
10/20(日) 14:18配信
産経新聞
衆院東京15区に立候補した共産党新人の小堤東氏、無所属新人の須藤元気氏、立憲民主党前職の酒井菜摘氏、自民党新人の大空幸星氏、無所属新人の金沢結衣氏(左から、奥原慎平撮影)
27日投開票の衆院選東京15区には、4月の同区補欠選挙に出馬した若い候補が再挑戦する姿も目立っている。この補選では、候補者の多くが公職選挙法違反罪で幹部が起訴された政治団体「つばさの党」陣営に罵詈雑言を浴びせられた。そのためか、今回の選挙は互いの活動に敬意を示す言葉があちこちで聞かれた。
【リストでみる】夕刊フジが作成した「東京全選挙区当落予測」
■金沢氏「報われる社会」初心は今も
「追いかけられた場所をみると、(つばさの党騒動を)ちょっと思い出す。本当に怖い思いをした人がたくさんいた。政治不信がほかの選挙区と比べて大きいのに、そこに選挙妨害…今回、安心安全に選挙演説を聞けるような状況になったことは、まずはよかった」
15区に無所属新人として立候補した金沢結衣氏(34)は、日本維新の会の候補として臨んだ補選で、つばさの党陣営から執拗に追いかけられた経緯を振り返りながらこう語る。
5年近く街頭演説を重ねてきた金沢氏。17日午前には、東京メトロ門前仲町駅前でビラを配っていた。相手の目を見ながら、一枚一枚丁寧に手渡すよう心がけている。維新の選挙カーが通り過ぎると、互いに手を振った。令和2年に維新の東京15区支部長に就任したが、10月に離党届を出した。「反対があっても、国民のためになると思ったら貫き通す熱量がだんだん失われていった」と感じたためだ。
2時間かけて朝のビラ配りを終えた金沢氏は、1人で近くの富岡八幡宮に向かうと、政治団体「日本保守党」の幹部らと一緒になった。新嘗祭の式典に参列するのだという。
金沢氏は神社仏閣巡りが趣味で、維新の支部長就任以来、参列を欠かさない。同区選出の自民党議員も相次いで逮捕されたことで、今回の候補者で参列しているのは金沢氏だけになった。
今は事務所の経費の工面などに苦労しつつ、活動はボランティアに支えられている。「仕事も教育も頑張っている人が報われる社会にしたい」という政治家を志した動機は今も変わらない。5年たって、支援者らの声援に応えないといけないとの思いも高まっている。
先の補選では、保守的の参政党と日本保守党の候補の得票率が合わせて19%に達した。当時は自民が公認候補を出さなかったことも合わせ、今回の同区の選挙では保守票の行方がどうなるかにも注目が集まっている。
■須藤氏「練習の仕方で試合は変わる」
「目標は究極的に世界平和の実現だ」
16日午後7時半過ぎ、東京メトロの東陽町駅前。全国から駆け付けたボランティアスタッフらとビラを配っていたのが元格闘家の無所属新人、須藤元気氏(46)。キラキラ光るネオンのタスキがトレードマークだ。
参院議員、総合格闘家、書家、レスリング部監督、ダンサー、俳優、調理師、利酒師…さまざまな肩書を持った須藤氏には写真撮影を求める人が相次ぐ。
須藤氏は9人が立候補した4月の補選で2位となり、存在感を示した。敗北した翌日から街頭演説を再開し、電飾を施した電気自転車で選挙区内を走り回ってきた。
「練習をいかにやってきたかで、試合の結果は変わる。今は試合だ」と力を込める。
「政治とカネは結局、選挙制度の問題だ。選挙でお金を使えば、得票数も伸びるような政治を終わらせる。選挙にお金をかけない制度ができれば、政治とカネの問題もクリアになるはず」と述べ、自らも選挙費用の削減に努めている。電気自転車のバッテリーは切れっぱなしだという。
4月と比べ、ビラを受け取る確率も上がっているという。「お金をかけなくてもドブ板をやって、足りない部分は元気でカバーすればいい。やれることはやってきた。疲れているけど、すがすがしい気持ちだ」と語った後、自転車「元気号」で去っていった。
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OS5
:2024/10/20(日) 21:21:03
■「この国を良くしたい思いは同じ」
4月の補選ではつばさの党陣営が威圧的で乱暴な言葉遣いで相手候補を罵倒した。今回出馬した5人の候補はいずれも主義主張は異なるものの、互いの活動に敬意を払っている。
金沢氏は「日本の豊かさや国民の幸せを願うというゴールは一緒だ。手段が違うだけで、いがみ合っても良くはならない。切磋琢磨議論をして、政策をブラッシュアップしていけばいい」と強調した。
須藤氏も「アスリートなのでフェアプレーは当たり前。相手の悪口も言わない。政策の違いがあるので論争はするが、ほかの候補者もこの国を良くしたいという志がある。そこはリスペクトしながらが大事だ」と述べる。
自民から出馬した新人の大空幸星氏(25)も「立民には絶対に政権を任せられない。共産党が権力を持つことはあってはならない」と述べるが、「この国を良くしたい思いは同じ。希望に満ちた選挙をやっていきたい」と語った。
補選ではつばさの党の選挙妨害を避けるため、候補者同士で情報交換を行い、お互いの演説機会を確保するため、相手候補の選挙カーが通り過ぎると街頭演説のマイクの音量を下げた。今回も相手陣営とすれ違う際に、手を振り合うなどエールを送る場面があった。
東京15区には、4月の補選を制した立憲民主党の前職、酒井菜摘氏(38)、共産党の新人、小堤東氏(35)も立候補している。(奥原慎平)
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OS5
:2024/10/20(日) 21:26:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/c93c5a7930131acb92341b1709f065202223753c
辻元清美氏の地盤で立民奪還なるか 自民、維新との三つ巴に党幹部投入 大阪10区
10/19(土) 20:55配信
産経新聞
大阪10区で演説を聞く有権者ら=19日午後、大阪府高槻市(泰道光司撮影)
立憲民主党の枝野幸男最高顧問が19日、衆院選(27日投開票)の大阪10区(高槻市、島本町)に入り、辻元清美代表代行の地盤を受け継いだ候補の応援に駆け付けた。立民は令和3年の前回選で府内13小選挙区に候補を擁立したものの全敗。10区は大阪を本拠地とする日本維新の会、自民党との3つ巴の構図で、党勢回復に向けて負けられない戦いと位置づけている。
【リストでみる】夕刊フジが作成した「大阪全選挙区当落予測」
枝野氏はJR高槻駅前で、立民元職の尾辻かな子氏(49)と並び応援演説に臨んだ。自民や維新が推進する2025年大阪・関西万博の会場建設費が、当初の1・9倍に増額された経緯などを踏まえ「半年間のイベントにこれだけのお金をかけるのは間違っている」と批判した。
10区では辻元氏が自民や維新の候補と議席を争ってきたが、前回選では維新の勢いの前に比例復活すらならなかった。その辻元氏は参院にくら替え。地盤を継いだ尾辻氏は「辻元さんは『あかんものはあかん』とはっきり言ってきた」とし「私もバトンを受け、自民と維新がおかしな方向へ行こうとしたらしっかりと止めていく」と後継であることをアピールした。
立民は今回、5つの小選挙区への擁立にとどまった。党関係者は「大阪では地方議員も含め、維新に人材が流れている」と嘆き、衆院選での巻き返しを図る。
迎え撃つ維新は、前職の池下卓氏(49)が前回選の再現を狙う。辻元氏と争った前回は吉村洋文共同代表(府知事)がひんぱんに応援に駆け付けたが、今回は公示日以降、選挙区入りが実現していない。
池下氏は地方議員らと街頭演説を展開し、教育費無償化などを中心に訴えている。維新は府内の地方選で苦戦が続く。兵庫県知事の文書問題などへの対応の影響が指摘されており、陣営関係者は「厳しい選挙戦だが最後まで戦い抜く」と話す。
自民新人の加納陽之助氏(44)は地方創生や防災力の強化を訴える。派閥パーティー収入不記載事件に関係したとして、比例重複立候補が認められなかっただけに陣営の危機感は強い。
加納氏は19日、産経新聞の取材に「戦う以上は気持ちを切り替えた。政策を実現するための具体的なビジョンを示していきたい」と前を向いた。(山本考志、格清政典)
◇
▽大阪10区(3人)
池下卓 49 元法務委理事 維 前
尾辻かな子49☆元参院議員 立 元
加納陽之助44 元国交省室長 自 新 【公】
(届け出順、☆は比例と重複)
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OS5
:2024/10/20(日) 21:27:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/92a0088bc837a8f84bceb84b10c2518ecb1ecba3
あまりにしゃくし定規? 台湾在住の日本人が直面する在外投票の壁
10/19(土) 18:04配信
毎日新聞
1票を託す有権者(イメージ)=竹内紀臣撮影
27日投開票の衆院選で、台湾に住む日本人が直面する「投票の壁」がある。在外投票でよく使われる現地の大使館での投票ができないのだ。
【写真で見る】台湾在住の日本人に向けて届いたメール
世界の注目を集める台湾海峡情勢への対応も選挙では問われており、現地の日本人からは「自分や家族の安全を左右するかもしれない選挙に参加しやすくしてほしい」との声があがる。
「海外にいると、日本人であることを強く意識します。政府が外交問題で明確に方向性を示してくれないことがはがゆい」
福井幸子さん(68)=台北市=は結婚を機に1983年から台湾で暮らす。政治への関心は高いが、20年以上投票していない。
2000年に導入された国政選挙の在外投票制度には、大使館や領事館などで投票する「在外公館投票」▽有権者自身が日本との間で郵便で投票用紙をやり取りする「郵便等投票」▽一時帰国して投票――の投票方法がある。21年の衆院選(比例代表)の在外投票では約92%が在外公館投票を利用していて、最も一般的だ。
台湾の在留邦人は2万人を超えるが、日本は台湾との間に正式な外交関係がなく、公益財団法人「日本台湾交流協会」が実務関係を担う。台北と南部・高雄にある協会事務所が邦人保護やパスポートの更新などを担当している。ところが公職選挙法では在外公館のみを投票所の条件としているため、対象外となってしまうのだ。
郵便投票は可能だが、日本で暮らしていた市区町村の選管に郵送で投票用紙を請求して取り寄せ、投票先を記入して返送する手続きが煩雑で、今回のように選挙期間が短い場合は間に合わない可能性もある。福井さんも1度郵便投票をしたが、面倒な手続きに閉口して利用しなくなった。
大手メーカー駐在員の男性(55)は赴任後初となる投票の機会を生かすつもりだった。だが、首相就任から衆院解散・総選挙まで戦後最短の早さだったことで、関西地方の自治体に請求した投票用紙を17日時点で受け取れていない。
男性は「台湾には『在外公館』がないから投票所を設置できない、というのはしゃくし定規にみえる。できるだけ選挙権が損なわれないような仕組みを考えてほしい」と話した。
そもそも郵便投票の制度を巡っては、台湾以外の国や地域で暮らす在留邦人からも使いにくいと指摘されている。「海外有権者ネットワークNY」の竹永浩之共同代表は日本や諸外国で郵便サービスが低下する中、今後は制度としてむしろ劣化すると指摘。マイナンバーカードが海外転出後も利用できるようになったことなどを踏まえ、在外投票にネット投票を導入することを提言している。【台北・林哲平】
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OS5
:2024/10/20(日) 21:28:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/afd19dbce9adbf4a16c5bbd1eb7cc4731504cc8d
立民・野田代表、3閣僚を標的に「激震つくろう」 伊藤復興相・牧原法相ら小選挙区敗北を画策 支持率〝歴代最低〟の石破自民に引導
10/19(土) 17:00配信
夕刊フジ
立憲民主党の野田佳彦代表
立憲民主党の野田佳彦代表が、10・27衆院選で、伊藤忠彦復興相と牧原秀樹法相、坂井学国家公安委員長に照準を合わせた。報道各社の世論調査で、石破茂内閣の支持率は「歴代最低」を記録している。3閣僚を小選挙区敗北に追い込むことで、石破自民党に引導を渡す狙いのようだ。
「3人閣僚が負けたら激震だ。激震をこの選挙区からつくろう」
野田氏は18日、愛知県東海市の街頭演説で、こう呼びかけた。同市は伊藤復興相が立候補する愛知8区に含まれている。ちなみに、牧原法相は埼玉5区、坂井国家公安委員長は神奈川5区である。
石破首相の「変節」連発や、安倍晋三元首相を「国賊」と罵倒した村上誠一郎氏の入閣などが影響したのか、石破内閣は極めて不人気だ。
時事通信が17日に公表した世論調査では、石破茂内閣の支持率は28%と、2000年以降で「最低」のうえ、発足直後から「危険水域」に突入した。日経新聞・テレビ東京が1、2両日に実施した緊急世論調査でも、内閣支持率は51%と、02年以降で「最低」を記録している。
報道各社は、衆院選の序盤情勢調査で、定数465議席のうち、自民党は単独過半数(233議席)に届かない可能性を報じている。
こうしたなか、自民党の森山裕幹事長は18日のBSフジ番組で「政策的に一致することができれば、会派を同じくして日本の発展のために一緒に頑張ることも大事だ」と語り、衆院選の結果次第では、自公連立政権の枠組みを拡大することに含みを持たせた。
まさか、選挙戦の途中で「自公でも過半数割れ」を想定しているのか。
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OS5
:2024/10/20(日) 21:28:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/a237a9e8d83a8d465a884570c1e00c5e591d9789
接戦2氏 下北注力/衆院選・青森県1区
10/19(土) 11:24配信
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Web東奥
27日投開票の衆院選青森県1区で自民党・津島淳候補(58)と立憲民主党・升田世喜男候補(67)が、序盤4日間の多くを下北5市町村の遊説に充てている。過去2回の選挙戦では、ともに自民候補が倍以上の票を得た地域。1区全体で接戦を繰り広げる中、津島陣営は下北での票固めを、升田陣営は切り崩しを狙う。宮下宗一郎知事のお膝元でもあるだけに「宮下票」の取り込みを意識した発言も見られる。
▼自民・津島氏 票固め急ぐ
「新しい自民党をつくろうというエネルギーの一人。愚直でたくましい津島淳という力を失うわけにはいかない」。17日、津島氏のむつ事務所を訪れた大島理森元衆院議長は、集まった県議・市議、党支部長ら約50人を前に力を込めた。
「自民党が野党になった時の選挙と似ている。非常に厳しい選挙」との認識を示し、「選挙はこれから」とハッパをかけた大島氏。司会が「もう一段ギアを上げ、むつ下北でできる限りの貯金をつくろう」と呼びかけると、「そうそう」と声を合わせた。
公示日の15日午後、下北半島南西端のむつ市脇野沢に立った津島氏は「下北に早く入りたい。これは私のこだわり」と明かし、「昨年から今年にかけて、下北の皆さんにいろんな思いをさせた。その思いを受け止めた上で、脇野沢、下北のために全力を挙げると訴えたかった」と続けた。
「いろんな思いをさせた」理由の一つが、昨年の知事選推薦を巡る自民党県連の対応。県連の候補者選考委員会で、推薦は当時むつ市長だった宮下氏ではなく、別の新人に一度決まりかけた。これに党地元支部を中心に反発が強まり、県連会長の津島氏が自主投票に覆した経緯がある。
16日、佐井村で応援のマイクを握った太田直樹村長は「知事選では県連会長として中立を貫き、その結果、民意が反映され、宮下知事の誕生に貢献した」とアピール。津島陣営の県議の一人は、自民派閥による裏金問題を巡る逆風を踏まえ、無党派層の多い青森市の支持は五分五分-との見立てを示した上で「むつ下北が勝負だ」と息巻いた。
▼立民・升田氏 浸透手応え
「早い。このタイミングで大島先生が動くとは」。17日、むつ市での街頭演説の合間に大島氏の来訪を耳にした升田氏は、驚きとともに津島陣営の引き締めに警戒感をにじませた。
升田氏が下北5市町村で衆院選を戦うのは3回目。自民支持層が厚い土地で、過去2回はダブルスコアで自民候補の後塵(こうじん)を拝した。組織力の違いは身にしみている。ただ今回は裏金問題などもあり、これまで以上の追い風を感じている。山本信悦・むつ地区後援会長は、支持者約40人が出席した16日の総決起集会で「これまで自民支持だった人から『今回は升田』とのLINEが来た」とのエピソードを披露してみせた。
16日夕、むつ市に入った升田氏はつじ立ちや集会をこなし、政治とカネ、東京一極集中などの問題を提起。さらに自民党県連の知事選候補選考にも触れ「あたかも自民党が推薦すれば勝てるということで、面接をして、誓約書へのサインを求めた。この『上から目線』こそが自民の体質で、今回の裏金問題にもつながった」と批判を強めた。
また「国会にカムバックできたら宮下県政に大いに協力したい」と表明。街頭に駆け付けた青森市の医師・大竹進氏が「升田事務所には宮下さんのため書きがある。宮下さんは升田さんを応援している」と言及する場面もあった。
18日、取材に応じた升田氏は、下北で引き離された過去の結果を踏まえ「一歩だけじゃなく、二歩は差を縮めたい。今回はその手応えはある」と強調した。
▼共産・斎藤氏 原発ゼロ訴え
共産党・斎藤美緒候補(44)は18日、公示後初めてむつ市に入り、スーパー前で支持を呼びかけた。「原発ゼロ、核燃料サイクルからの撤退、石炭火力もゼロにして気候危機を打開し、再生可能エネルギーへの大転換を進める」などと訴えた。
2607
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OS5
:2024/10/20(日) 21:29:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/bfd1682d9b312b94db65ba4ab98200beb75a9174
菅直人元首相の地元東京18区、立民と共産の調整至らず混戦か 菅氏後継「心の中で一本化」
10/19(土) 9:19配信
産経新聞
後継の候補者の応援に駆け付け、熱弁をふるう菅直人元首相=16日、東京都西東京市
立憲民主党の菅直人元首相は今回の衆院選(27日投開票)に出馬せず、東京都武蔵野市を中心とする東京18区を立民新人の元武蔵野市長、松下玲子氏に譲った。立民と共産党などの野党共闘が進んだ平成29年の衆院選以降、共産は菅氏に対抗馬をぶつけてこなかった。だが、立民と共産の選挙協力が不調に終わり、10年ぶりに共産も交えた混戦となっている。
【リストでみる】夕刊フジが作成した「東京全選挙区当落予測」
「候補者名を書く小選挙区は樋口亮(まこと)へ。金権腐敗政治を終わらせたいという願いを託してほしい」
16日正午、共産新人、樋口氏は西東京市の西武新宿線田無駅前で街頭演説を始めた。演説では、党機関紙「しんぶん赤旗」が自民党の派閥パーティー収入不記載事件を暴いた党の実績や独自政策を訴えた。共産候補の演説は、舌鋒鋭く政権与党を批判するのが定番だが、どことなく落ち着かない印象を受けた。
それもそのはずだ。同じ時刻の同じ場所で立民側も街頭演説を予定し、鉢合わせたのだ。先着した共産側は「立民が来るかもしれないから15分ぐらいで」と樋口氏に耳打ちした。
演説開始から約20分後、松下陣営が現場に姿を見せると、樋口氏は10分ほどで演説を切り上げた。かつて共闘した両党だが、去り際のエール交換もなかった。
■共産は比例票の掘り起こし狙う
「自民と公明党はがっちり手を組んでいるが、野党はバラバラ。自民への批判票や『政治とカネ』の問題を解決したい皆さんの思いが分散してしまう」
松下氏も演説で「政治とカネ」の問題を批判し、「大切な一票を託してほしい」と声を張り上げた。
松下氏の指摘通り、前回の令和3年衆院選では与党と対決するため、野党候補を菅氏に一本化して戦い、自民候補を下した。
だが、今回は多くの小選挙区で立民と共産が競合し、野党共闘は不発に終わっている。共産側は立民の野田佳彦代表の保守的姿勢に原因があると主張するが、立民側は「共産側が組織延命に走ったためだ」(党関係者)とみる。
野党共闘を始めて以降、共産は国政選挙での比例得票数を落としてきた。今回の衆院選で共産は、比例代表で650万票などの目標を掲げ、小選挙区に積極的に候補者を立てて比例票の掘り起こしを図る。
一方、立民側にも前回の衆院選で「立憲共産党」と批判を招いた事態の再来を避けたいとの思惑が透ける。前回、立民と共産は200超の小選挙区で協力したが、今回は140超で競合する。
共産は包括的な選挙協力は拒否する一方、限定的な共闘は認めた。東京18区についても公示日前日まで連携を模索したが、折り合わなかった。松下陣営の関係者は「小選挙区では立民、共産の支持層に加えて無党派層も乗ってこないと勝てない」と共闘が不調に終わったことを嘆く。
松下氏は演説する樋口氏に背を向け、こう恨み節をこぼした。
「共闘を支援してきた市民連合からは『私たちの心の中で統一化しました』といわれた。心の中で私に一本化してもらうしかない」
■菅氏「勝てないなら一本化進を」
この日の夕刻、菅氏と松下氏の姿は再び田無駅前にあった。菅氏は「菅直人が辞めた後の衆院の中で活躍をしてもらいたい」と松下氏への支持を呼び掛けた。
菅氏は演説後、産経新聞の取材に対し、共闘が成就しなかったことについて「立民幹部の中に『共産党の応援はいらない』というような発言があったことが影響した。客観的に自民に勝てない状況であれば、野党の候補者の一本化は進めていい」との見解を示した。
自民新人の元法相秘書官、福田かおる氏は、野党がバラバラな状況について「有利とか不利ではなく、どの候補者よりも一生懸命働いて結果を出していく。それに尽きる」と述べるにとどめる。陣営関係者も「表から見て割れていても、本当に割れているかはわからない」と警戒を緩めていない。(深津響)
2608
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OS5
:2024/10/20(日) 21:30:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/96231d70b10a537242c1f44439b42a77d76a9fc1
高市氏、裏金候補を精力的に支援 岸田氏、影響力維持へ思惑【24衆院選】
10/19(土) 7:28配信
自民党の高市早苗前経済安全保障担当相が衆院選で、派閥裏金事件に関係した前職らを精力的に支援している。
次期総裁選も念頭に、党内の支持基盤を固める狙いがある。岸田文雄前首相も影響力維持に向け、自身が率いた旧岸田派の前職らの選挙区を中心に足を運ぶ。
「こんなすばらしい政治家を押し上げなくてどうするのか」。高市氏が17日、東京都八王子市の街頭演説で持ち上げたのは、裏金事件を受けて自民を非公認になった前職の萩生田光一氏(東京24区)だ。
萩生田氏は、党政調会長や経済産業相などを歴任し、旧安倍派で「5人衆」と呼ばれた実力者の一人。しかし、今回は無所属での出馬となり、立憲民主党の野田佳彦代表が「象徴区」として第一声の場所に選ぶなど、厳しい戦いを強いられている。
高市氏は15日の公示以降、同じく非公認となった小田原潔氏(東京21区)、細田健一氏(新潟2区)らの応援にも駆け付け、陣営から「高市氏が頼みの綱だった」と感謝の声が上がっているという。選挙期間中の応援要請は120件を超え、現在も「どんどん増えている」(周辺)状況だ。
高市氏の動向について、党関係者は「苦しんでいる人を助けて仲間を増やし、『次』に備えようとしているのだろう」との見方を示す。9月の総裁選では、議員票の比重が増える決選投票で石破茂首相に競り負けた。高市氏にとって党内の仲間づくりは最大の課題だ。
岸田氏も精力的に全国を回っている。18日は旧岸田派の元職2人を応援するため、日本維新の会が強固な地盤を持つ大阪入り。「つかみ掛けた明るい兆しを継続できるかどうかが、この選挙で問われている」と述べ、岸田政権の政策継続を訴えた。
岸田氏は1月、派閥解散の検討をいち早く表明。8月には、党総裁として裏金事件の責任を取って退陣する意向を示した。衆院選の全国行脚について、党関係者は「(同僚らに)迷惑をかけたとの思いがあるのだろう」と推しはかる。
一方、旧岸田派でナンバー2の座長を務めた林芳正官房長官は、総裁選の1回目の投票で4位に食い込んだ。存在感を増す林氏に対し、「(党内で)影響力を残したい」(旧岸田派関係者)との思惑もありそうだ。
2609
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OS5
:2024/10/20(日) 21:31:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/61e6fe064be8b1cde59767cad1f7d983e1bfdcc9
自民比例重複「不可」が生んだ溝 幹部ら続々応援も、陣営は複雑「拒否するわけにも…」
10/18(金) 23:02配信
産経新聞
衆院選大阪19区の自民党候補の応援に駆け付けた森山裕幹事長(手前右)=18日午前、大阪府阪南市(泰道光司撮影)
27日投開票の衆院選で自民党幹部らが、派閥パーティー収入不記載事件を受けて公認しながら比例代表との重複立候補を認めなかった候補の応援に続々と入っている。閣僚経験者が非公認候補と街頭で並ぶ場面も。ただ重複「不可」などの党執行部の判断は溝を生み、陣営側はどこか割り切れない思いを引きずる。
■「どうしても必要」
「間違いなき国政の運営ができるのは自民党と公明党の連立政権だ」
自民の森山裕幹事長は18日、応援に入った大阪19区の街頭演説でこう訴えた。公認候補である前職の名前を挙げ「(国政に)どうしても必要だ」と力説した。
ただこの前職は不記載事件に関わったとして、比例重複が認められていない。森山氏は石破茂首相(自民総裁)や小泉進次郎選対委員長とともに党執行部としての決定過程の中枢にいた人物だ。
前職は記者団に「党執行部の決断は真摯(しんし)に受け止め、それでも応援に来ていただくのは期待されているのだと思う」と述べた。陣営幹部は「応援の効果は疑問だが、拒否するわけにもいかない」と複雑な思いをにじませた。
17日には小林鷹之元経済安全保障担当相が大阪13区(東大阪市)に入った。19区と同様に比例重複が認められなかった自民前職が立候補しており、小林氏は「落とす(落選させる)のは国の損失だ」と訴えた。首相も愛媛県で、同じ境遇の公認候補を応援した。
■無役の非公認応援は「黙認」
応援に入るのは、党幹部だけではない。自民総裁選で首相との決選投票に敗れ、無役となった高市早苗前経済安保担当相には応援依頼が殺到。これまでに比例重複が見送られた候補に加え、新潟や東京で自民が非公認としたため無所属で戦う候補を支援している。
自民関係者によると、幹部や閣僚級の遊説日程は党本部側が提案し、応援に入る側の意向も踏まえた上で党執行部が決定する。党本部側は独自の情勢調査などをもとに、接戦の選挙区を対象に効果が高いと見込まれる配置を考えている。
小林氏のケースは、大阪13区の自民前職が総裁選で小林氏を支持したため恩返しの意味合いもあった。党執行部の一人は比例重複なしの候補への応援について「党公認なのだから応援するのは当たり前だ」と述べた。
非公認候補については党幹部や現職閣僚が応援に入らないようにし、執行部ではない閣僚経験者らによる応援は個々の判断に任せている。高市氏は党本部に日程調整の協力は得ているものの、指示は受けていないという。(沢田大典)
2610
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OS5
:2024/10/20(日) 21:32:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/aaf3d5177516dab56e199c5ae4172820295147c6
「助けてください!」維新から大阪の議席奪還へ 自民の比例重複なし候補に大物の応援続々
10/18(金) 21:58配信
産経新聞
衆院選で大阪19区の自民党候補の応援に駆け付けた森山裕幹事長(中央)=18日午前、大阪府阪南市(泰道光司撮影)
自民党の森山裕幹事長は18日、衆院選(27日投開票)で日本維新の会が本拠地とする大阪府内の小選挙区の議席奪還を目指し、公認候補の応援に駆け付けた。派閥パーティー収入不記載事件に関係したとして比例代表との重複が認められなかった候補もいるが、小選挙区の議席積み増しに支援が必要と判断した。石破茂首相(自民総裁)も近く大阪入りする予定だ。
森山氏は18日、大阪19区(貝塚市、泉佐野市、泉南市、阪南市など)で維新と議席を争う自民前職の谷川とむ氏(48)の応援のため、阪南市で街頭演説に立った。
森山氏は「大阪の発展なくしてわが国の発展はない」と強調し、物価高対策に取り組む考えを示した。令和3年の前回選で自民は府内の15小選挙区に候補を擁立したが、維新に全敗。森山氏は、党本部が昨年5月に大阪立て直しのために設置した「大阪刷新本部」について、提案したのは「谷川氏だった」と明かし、理解と支持を求めた。
党執行部は旧安倍派に属した谷川氏の比例重複立候補を認めなかった。谷川氏は「小選挙区一本だ。助けてください」と訴えた。物価高対策として、10月使用分で終わる電気・ガス料金補助などの継続を「約束する」と主張した。
谷川氏と接戦を演じる維新前職の伊東信久氏(60)も比例重複はない。伊東氏は18日、泉佐野市で演説し、不記載問題を「許すことはできない」と批判。「覚悟を持って重複を辞退した。議員定数削減のため比例代表制度をなくしたい」と述べ、維新の看板政策である「身を切る改革」をアピールした。
19区には共産新人の北村みき氏(58)も立候補している。
▽大阪19区
伊東信久 60 元財金委理事 維 前
北村みき 58 党地区役員 共 新
谷川とむ 48 元総務政務官 自(安)前【公】
(届け出順。()の文字は出身派閥の旧安倍派、【】の文字は推薦政党の略称)
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OS5
:2024/10/20(日) 21:32:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f2138e7c4e3377ea2d0a5fa8ee13c4033665d81
衆院選、自民は千葉8、10区で短期に新人擁立 運動量豊富な立民前職に挑む
10/18(金) 21:42配信
産経新聞
千葉10区の候補者の演説に耳を傾ける有権者ら=17日、千葉県香取市(松崎翼撮影)
衆院選(27日投開票)を巡り、自民党は千葉8区(千葉県柏市)と10区(同県成田市など)でベテランの相次ぐ引退を受け、極めて短期間の公募でそれぞれ新人を擁立した。自民はただでさえ「政治とカネ」問題などで逆風にさらされているが、2人の新人は知名度不足を懸命にはねのけながら、野党のライバル候補らと渡り合っている。
【リストでみる】夕刊フジが作成した「埼玉・千葉全選挙区当落予測」
「私の親族には、政治家はおりません」
16日、混雑するJR柏駅前で、8区に出馬した弁護士の自民新人、松本泉氏(42)は声を張り上げ、フレッシュさをPRした。だが、立ち止まる有権者はまばらだ。松本氏は「名前を浸透させる時間がないんです」と、懸命にビラを配り続けた。
8区の有権者は約36万人。都心への典型的なベッドタウンで、与野党とも「無党派層の取り込みが勝敗を左右する」とみる。
衆院の解散日程が急遽決まると、党は公認候補予定者を今月1日からわずか3日間の公募で選んだ。当初は地元県議らが推す桜田義孝県連会長(74)の長男や秘書の名前も挙がったが、党県連の政治塾生でもあった松本氏に決まった。
桜田氏は複雑な思いを抱きながらも、後援会を動かし、松本氏に「私にできることがあれば何でも言って」と頻繁に電話で連絡を取りながら選挙区を回る。
一番のライバルは岡田克也前幹事長の政策秘書を務めた立憲民主党前職、本庄知史氏(50)だ。普段から毎朝、駅頭に立つ。
16日も柏駅前で「自民党が信頼を取り戻すのは難しい。政権交代以外に道はない」と何度も訴えていた。
自民県連幹部は「本庄氏の運動量は、けた違いだ。動くしかない。なんとか追いつき、追い越さねば」と必死に支持を訴えた。
16日には猪口邦子元少子化担当相(参院千葉選挙区)が来援した。19日には知名度抜群の小泉進次郎選対委員長もテコ入れする。
選挙戦は中盤に差しかかった。連立政権を組む公明党の地元県議は「立民の本庄氏は当初、100メートル先にいたが、光は見えてきた」と、差を縮めるのに手応えをつかみつつあるようだ。
一方、千葉10区には自民が元県議の新人、小池正昭氏(58)を擁立した。小池氏は、これまで10回の当選を重ね、選挙地盤を盤石にしてきた林幹雄元経済産業相(77)頼みの選挙戦を繰り広げる。17日の個人演説会も2人そろって壇上から支持を訴えた。
林氏は「小池候補の知名度はイマイチ。皆さんの力で当選させてほしい」と自身の支援者らに呼びかけた。
ただ、地元にはあまりに急な「林氏ロス」の雰囲気も漂う。
最大のライバルとなる立民の谷田川元氏(61)も本庄氏と同様、すすんで駅頭に立つ姿が日常となっている。林氏の支持者からは「これほど短期間で地盤を引き継げるのか」と危ぶむ声も聞かれる。
それでも、小池氏は「厳しい選挙戦なのは承知している。責任を持った政治をやりたい」と語り、選挙カーに乗り込んだ。
千葉8区には、本庄、松本両氏のほかに、日本維新の会の新人、石塚貞通氏(57)、参政党の新人、宮本寛之氏(39)、共産党の新人、高橋敏氏(67)が出馬している。
千葉10区には、谷田川、小池両氏のほかに、参政党の新人、椎名亮太氏(40)、共産党の新人、仲幸子氏(69)、無所属の新人、今留尚人氏(59)が出馬している。(松崎翼)
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OS5
:2024/10/20(日) 22:17:46
https://tosonline.jp/news/20241016/00000009.html
【シリーズ衆院選】大分1区 各候補の訴えと構図 無所属の現職に自民・共産・参政の新人が挑む
2024年10月16日 18:50更新
15日に公示された今回の衆院選について、シリーズで大分県内の各候補者の訴えや戦いの構図などをお伝えしていきます。
初日の15日は、前職と新人合わせて4人が立候補した大分1区です。
大分1区に立候補したのは届け出順に、自民党・新人の衛藤博昭候補。
参政党・新人の野中しんすけ候補。
共産党・新人の山下魁候補
無所属・前職の吉良州司候補
以上の4人です。
◆自民・新 衛藤博昭候補
「古い自民党から新しい自民党、新しい政治にしっかりと変わるように」
自民党・新人の衛藤博昭候補です。会社員を経て県議会議員を2期8年務めました。
事務所開きには、父で参議院議員、衛藤晟一氏など自民党関係者のほか公明党関係者の姿も。
公明党は前回、大分1区の自民党候補者を推薦しませんでしたが、今回は衛藤候補を推薦していて与党一体で議席奪還を目指します。
◆自民・新 衛藤博昭候補
「まずは政治の信頼回復をしっかりと訴えていきたいと思う」
「経済を成長させ、教育も充実させ、少子高齢化、人口減少対策の道を切り開いていく。将来に対して次の世代に、また希望にあふれる社会を手渡していく」
看護師資格を持ち、チャンネル登録者12万人のユーチューバーとして活動している参政党・新人の野中しんすけ候補は、福岡から地元の大分市に戻り、出馬しました。減税のほか、少子化対策など次世代への支援を訴えています。
◆参政・新 野中しんすけ候補
「私が訴えたいのは減税。これをまず訴えたい」
「消費税や所得税、そういうものを下げていくのはもちろんだが、それだけではなくて内需でお金を回していける、そこまでしっかり持っていきたいと思っている」
◆共産・新 山下魁候補
「腐敗政治を一掃する。そうした選挙にしていきたいと思います」
共産党から立候補したのは、国政選挙12回目の挑戦となる新人の山下魁候補です。
9月下旬に立候補を表明しましたが、県内では一定の知名度を誇り市民団体も支援をしています。この20年間、選挙に挑み続ける中で地域や社会の状況は悪くなっていると感じていて、それは政治に責任があると指摘します。
◆共産・新 山下魁候補
「この物価高は自然現象ではなくて政策の失敗によるものだ。特に10年以上続いたアベノミクスが極端な金融緩和を行う中で円安も起こりそしてこの物価高が起こっているということで、政治を変えてこそ、本当に皆さんの家計を温めて暮らしを守ることができると思っている」
◆無所属・新 吉良州司候補
「まずは自民党体質にノーをつきつける」
7回目の当選を目指す無所属・前職の吉良州司候補は、今回も自身の後援会を基盤に選挙を戦います。
ここに、連合大分を中心に立憲民主党県連、国民民主党県連、社民党県連がそれぞれバックアップします。
労働組合と政党が支える形で野党系の議席の死守を目指します。
◆無所属・前 吉良州司候補
「現職参議院議員とその息子さんが候補という私にとってはもう2人相手にする厳しい選挙なんですね」
「生活者主権の国作り、そして将来世代優先の政治。国民が悲鳴を上げてると言える物価高。この根本的解決について訴えていく」
前職と新人、合わせて4人が激突する大分1区。過去4回の選挙では、吉良候補と自民党の候補が議席を奪い合ってきました。
野党系の勢力が支援する無所属の前職に対し、与党一体となって挑む自民党新人の戦いを軸に共産党、参政党それぞれの新人が挑む構図となっています。
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OS5
:2024/10/20(日) 22:18:49
https://tosonline.jp/news/20241017/00000009.html
【シリーズ衆院選】大分2区 保守分裂で三つどもえの戦いの激戦区 各候補の訴えと構図
2024年10月17日 17:10更新
政治への信頼回復が求められている今回の衆院選。シリーズで各候補者の訴えや戦いの構図などをお伝えしています。
17日は、保守分裂で三つどもえの戦いとなり、県内一の激戦区といわれる大分2区です。
大分2区に立候補したのは届け出順に、
立憲民主党の前職、吉川元候補。
無所属の新人、広瀬建候補。
自民党の前職、衛藤征士郎候補。
以上の3人です。
◆立憲・前 吉川元候補
「私はこの政治を、この社会のありようを変えていく」
立憲民主党から立候補したのは吉川元候補です。前回は自民党の前職、衛藤征士郎候補に654票差という僅差で敗れ、比例復活での当選となりました。
衛藤氏とは5度目の対決となる今回の選挙。「小選挙区で勝たなければいけない」と意気込んでいます。
事務所開きには、推薦する連合大分の幹部などが出席。労働組合の支援を受けながら野党勢力を結集させ、小選挙区で悲願の初当選を目指しています。
◆立憲・前 吉川元候補
「中小、地場の所にきちんと支援をして賃上げができる、賃上げをできるようなそういう制度を作っていきたい」
◆無所属・新 広瀬建候補
「大分2区、変化が必要だと思います。進化が必要だと思っています」
大分2区の構図を一変させたのが、前知事・広瀬勝貞氏の次男で無所属・新人の広瀬建候補です。
勤めていた神戸製鋼を辞め2023年10月、日田市に移り、出馬表明しました。およそ1年、選挙区内を回りながら知名度アップを図ってきました。
希望していた自民党の公認は得られませんでしたが、海外駐在の経験もアピールしながら保守系として初当選を目指します。
◆無所属・新 広瀬建候補
「特に一次産業、農林水産業、このあたり大分県は裾野が広いので、今のビジネスのやり方でもまだまだ広げてまだまだ深めていける」
◆自民・前 衛藤征士郎候補
「最後の選挙で集大成として、これを何としてでも挑戦していきたい」
自民党から立候補したのは大ベテランの前職、衛藤征士郎候補。1971年に29歳で玖珠町長に当選して政治家の道へ。その後、半世紀近く国会議員を務めてきました。
しかし、派閥の政治資金を巡る問題では、収支報告書への不記載が明らかになりました。
逆風の中での選挙戦となりますが、自らの政治の集大成と位置づけて、衆院選14回目の当選を目指しています。
◆自民・前 衛藤征士郎候補
「地方の経済を立て直していく、 新しい地方経済の再生、創生をやる」
与野党一騎打ちだった前回とは大きく構図が変わった大分2区。
日田市から佐伯市まで県内で最も広い選挙区を舞台にいかに浸透できるかが選挙戦のカギとなりそうです。
14回目の当選を目指す自民党の前職と、小選挙区で悲願の初勝利を目指す立憲民主党の前職の戦いに、保守系で無所属の新人が割って入る保守分裂、三つ巴の構図となっています。
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OS5
:2024/10/20(日) 22:20:47
https://tosonline.jp/news/20241018/00000011.html
【シリーズ衆院選】大分3区 ベテランの現職大臣に野党の新人2人が挑む
2024年10月18日 20:30更新
シリーズで衆院選の候補者の訴えや戦いの構図などを特集しています。
18日はベテランの現職大臣に野党の新人2人が挑む大分3区についてお伝えします。
大分3区に立候補したのは届け出順に、
立憲民主党・新人の小林華弥子候補。
自民党・前職の岩屋毅候補。
共産党・新人の大塚光義候補。
以上の3人です。
◆立憲・新 小林華弥子 候補
「まっとうな政治に変えていく最大のチャンスなんです。ここで私たちが変えなければ、私たちの子どもたちの世代、私たちの将来が危うい」
立憲民主党から立候補した新人の小林華弥子候補はエチオピア生まれ、香港育ちの元由布市議です。社会にあるさまざまな格差の是正などを訴えています。
大分3区は長年、岩屋毅候補と議席を争ってきた横光克彦氏が前回の選挙で引退し、立憲民主党県連の候補者選びが難航する中、小林候補に白羽の矢が立ちました。
出馬表明した去年6月以降は横光氏の後継者としてアピールしてきました。
◆立憲・新 小林華弥子 候補
「本当に今の自民党の政治、おかしいなと思うこといっぱいあるので、それを私たち、女性の声と生活者の声で変えていきたいと思っている」
◆自民・前 岩屋毅候補
「政治の信頼回復と日本の創生、これがテーマ」
自民党・前職の岩屋毅候補は石破内閣で外務大臣として入閣しました。入閣後は公務などのため、選挙期間中も地元入りできる日数は限られています。
こうした中、妻・知子さんや自民党の県議会議員など地元関係者が一丸となって10回目の当選を目指す岩屋候補の選挙戦を支えます。
◆自民・前 岩屋毅候補の妻・知子さん(岩屋候補のメッセージを代読)
「今回の衆議院選挙は、自民党を立て直していくための選挙、そして日本を創生させていくための選挙です。外交の力で分断と対立に向かう世界を、協調と融和へと引き戻す役割を果たしていきたいと決意しています」
◆共産・新 大塚光義 候補
「自民党に政治改革を期待することはできません」
過去2回、与野党一騎打ちだった戦いに割って入ったのが、共産党・新人の大塚光義候補です。旧挾間町の元町議で、大分3区は3回目の挑戦となります。2015年に成立した安保法制をめぐり立憲民主党が廃止しない姿勢を示したことに反発。今回、野党共闘を選択せず、2014年の衆院選以来となる出馬となりました。選挙戦では自民党の「裏金問題」を厳しく批判しています。
◆共産・新 大塚光義候補
「消費税を5パーセントに減税させ、働く皆さんの賃金を大幅に引き上げることまた年金、医療、介護など社会保障を充実させてまいります」
大票田で観光地の別府市や自動車産業が盛んな中津市などが対象の大分3区。
外務大臣として注目を集め、10回目の当選を目指す岩屋候補の牙城に、3区初の女性議員を目指す小林候補と、比例票の掘り起こしも狙う大塚候補が挑む構図となっています。
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OS5
:2024/10/20(日) 22:21:26
https://www.fnn.jp/articles/-/773084
【衆院選大分2区】自民と立憲前職2人の戦いに割って入った無所属・新人 三つ巴の戦いで県内一の激戦区か
テレビ大分
2024年10月15日 火曜 午後9:05
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三つ巴の戦い 日田市や佐伯市など県内で最も広い選挙区
衆議院議員選挙が15日、公示されました。県内では3つの小選挙区に合わせて10人が立候補しました。
大分2区は日田市や佐伯市、臼杵市など、西部から南部まで県内で最も広い選挙区となっています。有権者数は25万4255人です。
立候補したのは届け出順に、
立憲民主党の前職、吉川元候補。
無所属の新人、広瀬建候補。
自民党の前職、衛藤征士郎候補。
以上の3人です。
3人はそれぞれ各地で出陣式を開いて12日間の選挙戦をスタートさせました。
悲願の小選挙区当選を目指す立憲・前職の吉川元候補
◆立憲・前職吉川元候補
「政治への信頼は地に落ちました。その原因は言うまでもなく、裏金問題」
「政治への信頼を勝ち戻す、取り戻すために、負けるわけにはいかない戦い」
「地場、中小をしっかり支援しながら、最低賃金を引き上げていく」
前回、衛藤候補との一騎打ちで654票差で敗れた立憲民主党・前職の吉川元候補は、政治とカネの問題を厳しく批判し、教育格差の是正や地域活性化を訴えます。
過去4回はいずれも比例復活だったため悲願の小選挙区での初当選を目指しています。
前知事の次男で、初の選挙で当選を狙う無所属・新人の広瀬建候補
◆無所属・新人 広瀬建候補
「日本を取り巻く状況、刻一刻といろんな動きが出てきております」
「今までの従来の自民をこのまま選んでいくのか」
「批判ばかりする立憲民主を選ぶのか、はたまた新しい政治をしよう、何か変化を大分県にもたらそう、何か変化を国にもたらそうとしている新しい政治を選ぶのか」
与野党一騎打ちだった戦いに割って入ったのが、無所属・新人の広瀬建候補です。
父は前県知事の広瀬勝貞氏ですが、自民党からの公認は得られず無所属で出馬に。
民間企業で働いていた経験をアピールし、地域産業の発展などを訴えています。
当選14回目を目指すベテランの自民党・前職の衛藤征士郎候補
◆自民・前職 衛藤征士郎候補
「派閥の政治資金パーティーのことで大変皆さん方にご迷惑おかけしました。深くお詫びを申し上げます」
「皆さんとともに積み上げてきた、この地方自治。そして47年の国政のこの実行力、これを最後の選挙で集大成として、何としてでも挑戦していきたい」
自民党・前職の衛藤征士郎候補は当選13回のベテランで、今回の選挙を自身の集大成と位置づけています。
出陣式では党の役職停止の処分を受けた政治資金の問題を説明し、謝罪。
その上で、国会議員47年の実績を訴えるとともに高齢者の代表として国会に送り出してほしいと支持を求めています。
2616
:
OS5
:2024/10/20(日) 22:34:42
本村賢太郎 旧自由党系
https://www.kanaloco.jp/news/government/electiondata/article-1118475.html
首長頼みの「誤解」払拭 対照的な候補 衆院選・神奈川20区ルポ
衆院選
選挙
選挙 | 神奈川新聞 | 2024年10月18日(金) 05:00
神奈川20区:相模原市南区、座間市
「甘利さんに対しては皆さんの厳しい目線もある。いろいろな誤解を持っている方もいらっしゃる」
衆院選公示前日の14日、小田急線相模大野駅前。隣に立つ自民党の重鎮・甘利明に代わり「誤解」を払拭しようと熱弁を振るう相模原市長の本村賢太郎の姿があった。
本村が「誤解」という言葉を3回も使って釈明したのは、2016年に発覚した甘利の現金授受疑惑だ。21年の前回選では説明が不十分との批判が影響し、地盤としてきた旧13区で立憲民主党の新人に敗北。比例復活したものの就いたばかりの党幹事長の座を追われた。
2617
:
OS5
:2024/10/20(日) 22:36:59
https://news.goo.ne.jp/article/nagoyatv/region/nagoyatv-026926.html
衆院選 "企業城下町"愛知11区の構図が激変 注目は「労組票」の行方
2024/10/17 17:58メ〜テレ(名古屋テレビ)
衆院選
衆院選 "企業城下町"愛知11区の構図が激変 注目は「労組票」の行方
(メ〜テレ(名古屋テレビ))
豊田市・みよし市の2つの自治体が選挙区の愛知11区。約38万3000人の有権者がいます。注目されるのは、「トヨタ系労組票の行方」です。
愛知11区の候補者
トヨタの本社や工場など、自動車関連の企業などが数多く集まる「企業城下町」豊田市とみよし市が選挙区の「愛知11区」。関連産業で働く有権者も多いエリアです。
過去の選挙でも、「トヨタ系の労働組合」が影響力を示してきました。
1969年の選挙から、トヨタグループの労働組合内から擁立したいわゆる「組織内候補」が当選を重ねてきました。
2003年からは組織内から擁立された古本伸一郎氏が6回連続で小選挙区を制し、民主系の候補が強い選挙区でしたが、その「歴史」に異変が起きたのは3年前。
「私、古本伸一郎はこの度の総選挙に出馬しません。良質な保守が政策を競う2大政党を夢見たが、叶いませんでした」(元衆議院議員 古本伸一郎氏)
前回の衆院選直前に、古本氏が立候補を断念。約50年にわたり続いてきた「組織内候補」擁立の流れに終止符が打たれました。
今回の衆院選、愛知11区からは次の3人が立候補しています。
自民・前 八木哲也氏(77)
自民・前 八木哲也氏
トヨタ系労組の「組織内候補」不出馬により、前回は「小選挙区」で圧勝した自民党の前職・八木哲也氏。5回目の当選を目指します。
先月の自民党総裁選で、八木氏は石破新総理の推薦人に名を連ねていました。
「石破総理を支えてきて、僕としてはこれが正しかったという証明になった」(自民・前 八木哲也氏)
動き出したばかりの「石破政権」。しかし地元で感じるのは、自民党の古くからの「体質」に対する批判の声だといいます。
「裏金というと語弊ありますが、収支報告書の不記載ですが私はその対象でないことは事実。あちらに行ってもこちらに行っても、『しっかりしろよ』と言われることはあるので、議員ひとりひとりが身を引き締めなければいけないと思う」(八木氏)
公示前の週末、地元の祭りに顔を出した八木氏。賑わう神社の境内で思いをはせるのは、ふるさとと国の未来です。
「東京一極集中を是正しろと言われているが、豊田市の中でも町の中に一極集中。地方自治体の中で一極集中をどのように対応するかが国につながっていく」(八木氏)
八木氏は、地元の問題を解決できなければ東京一極集中の解消にはつながらないと訴えます。
国民・新 丹野みどり氏(51)
国民・新 丹野みどり氏
地元に伝わる「木遣り唄」。保存会の集いに訪れたのは、国民民主の新人・丹野みどり氏です。
かつてトヨタ系労組が支持してきた「民主系」からの立候補ですが、丹野氏はこれまで名古屋のテレビ局でアナウンサーとして活動。労働組合出身ではない「組織外候補」です。
トヨタグループの労組からも推薦を受けていますが、陣営からは「労組の全面支援」について懸念の声も聞かれます。
「ふるちゃん(古本氏)の時のように組合員がたくさん応援に来ることはない。地域でどれだけいろんな人が支えてくれる組織を作って活動するか、それが本来の議員の後援会のあり方だと思っている」(丹野氏の後援会長 東正元さん)
「この2年間50カ所以上、のべ800人以上の方にご参加いただき、おしゃべり会を各地の交流館でやってきました。何よりもの成果は、皆様との出会い」(国民・新 丹野みどり氏)
「組織外候補」だからこそ、地域とのつながりをより重視してきたと丹野氏は訴えます。
「長年ニュースキャスターをやっているが、20年間ニュースの中身は変わらないし、政治とカネの問題自体も全然解決しない。いろんな方が生きやすい社会につながると思っているので、女性が働きやすい環境、女性が生きやすい環境を議員として届けていきたいと思っている」(丹野氏)
2618
:
OS5
:2024/10/20(日) 22:37:14
共産・新 植田和男氏(75)
共産・新 植田和男氏
「政治にはやらないといけないことがたくさんあります。第一に物価高で苦しんでいる皆さんの生活を少しでも助けること。ところが今の自民党政権、そういうことには冷たい」(共産・新 植田和男氏)
共産党の新人・植田和男氏は「物価高対策」を第一の政策に掲げます。子どものころの自身の経験が、今の政治信条につながっているといいます。
「父親が大阪で鉄工所を経営していて、朝鮮戦争の時に特需があり、借金をしてたくさん機械を入れて、これからというときに特需がなくなり、借金だけが残って、倒産した。夜逃げみたいに。朝起きたら親父とお袋がいなかった。幼い妹を連れて」(植田氏)
その後、両親らが名古屋にいることがわかり、再び一緒に暮らすことができたと話します。
「大変な極貧というような生活から始まった。『自分たちが十分勉強してなかったから、世間にだまされた』みたいなことをよく母親が言っていた。だから子どもだけはちゃんと勉強させたいと」(植田氏)
大学在学中に、共産党に入党した植田氏。消費税の引き下げや、職場の労働環境の改善を推し進めていきたいと訴えます。
「愛知11区はトヨタの街。働く人がたくさんいる。働き方というか働かされ方の改善を政治の力でやっていく。日本経済を支える土台にもなるし、今の生活を改善するためにも必要だと思うので訴えていきたい」(植田氏)
「組織内候補」と「組織外候補」の違い
トヨタグループの労働組合の「全ト」元会長の東さんによりますと、「組織内候補」と「組織外候補」の違いは「組合員による支援活動に濃淡がある」とのことです。
選挙運動の8割以上を組合の中で行う「組織内候補」と比べ、「組織外候補」の場合、選挙区内の地域を回る演説会や街頭演説の割合がはるかに大きいとのことです。
労組としての支援・推薦という動きはあるものの、組合員の投票先は「自由」です。
労組系の候補が出馬しなかった前回の衆院選で八木氏に数多く集まった票が今回、丹野氏や植田氏にどの程度流れるのかが勝敗の行方を左右するとみられます。
2619
:
OS5
:2024/10/20(日) 22:42:43
自公で過半数割ったら石破続投できるのか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/9805a2972490916d1e37f9c656416a16fcbe23dc
自公過半数、微妙な情勢 自民は単独過半数割れの公算 朝日情勢調査
10/20(日) 21:51配信
朝日新聞デジタル
情勢調査に基づく議席推計
27日投開票の衆院選(定数465)について、朝日新聞社は19、20日、全国約36万人の有権者を対象に電話とインターネットによる調査を実施し、全国の取材網の情報も加えて、選挙戦の情勢を探った。現時点では、(1)自民党、公明党の与党は過半数(233議席)を維持するのが微妙な情勢で、自民は公示前の247議席から50議席程度減る見通し(2)立憲民主党は公示前の98議席から大幅増(3)国民民主党、れいわ新選組に勢い――などの情勢となっている。
選挙区はインターネット調査で、比例区は電話調査で情勢を探った。調査時点で投票態度を明らかにしていない人が、選挙区、比例区とも4割ほどおり、今後、情勢が大きく変わる可能性もある。
自民は、選挙区では公示前の182議席から40議席前後の大幅減となる可能性がある。比例区も公示前の65議席を下回り、10議席前後減らす見通し。
自民は、政権を奪還した2012年の衆院選以降、単独で過半数を維持してきたが、今回は割り込む公算が大きい。
朝日新聞社
2620
:
OS5
:2024/10/20(日) 22:44:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/b01768d51d7324ceca3dd5e3d1bce767afc42057
衆院選公示後初の週末 激戦の鹿児島2区、福岡10区で候補者火花
10/19(土) 20:11配信
毎日新聞
衆院選立候補者の街頭演説会でガンバロー三唱する聴衆=鹿児島市で2024年10月19日午後2時22分、梅山崇撮影
27日投開票の衆院選は19日、公示後初めての週末を迎え、立候補者たちが繁華街などで支持を呼び掛けた。鹿児島2区では保守系2人が火花を散らし、福岡10区では野党前職と与党新人らが攻防を繰り広げている。1週間後の投開票に向け、選挙戦は激しさを増している。
◇保守分裂選挙の鹿児島2区
「保岡さんは私利私欲なくまっすぐで誠実。日本、自民党、次の時代に必要な人だ。若手のリーダーとして国政に送ってほしい」
19日、公示後初めて鹿児島に入った石破茂首相は鹿児島市南部の商業施設近くでマイクを握り、自民前職、保岡宏武氏(51)への支持を呼び掛けた。
鹿児島2区(鹿児島市の一部や奄美市など)は、自民会派で活動していた無所属前職、三反園訓(みたぞのさとし)氏(66)と保岡氏による保守分裂選挙となっている。
三反園氏はテレビ朝日記者を経て、鹿児島県知事を1期務めた。2020年の知事選で敗れた後、21年10月の前回衆院選で鹿児島2区に無所属で立候補し、自民前職を破って初当選。当選後は自民との距離を徐々に詰め、22年3月に二階派(当時)の特別会員に、23年2月には衆院の自民会派に入った。
その月、空席となっていた衆院鹿児島2区の党支部長に就いたのが保岡氏だった。父は法相などを務めた興治(おきはる)氏(19年に死去)。保岡氏は17年の衆院選で父の後を継いで鹿児島1区から出馬したが落選し、21年の前回選は比例単独に回って初当選した。2区の支部長に選ばれた背景には、選挙区に含まれる奄美地方がかつて興治氏の地盤だったという事情もあった。
衆院選を前に、県連内では三反園氏の公認を求める声も上がったが、党本部は保岡氏を公認候補に。三反園氏は今回も無所属での選挙戦となったが、自民との近さをアピールし、「与党だからこそ国民の要望に応えられる」と強調する。奄美地方にも度々、足を運んで要望を聞き取ってきたといい、保守層への浸透に自信をにじませる。
序盤情勢では三反園氏が先行と報じられ、保岡氏の陣営では危機感を募らせる。党本部は知名度の高い小渕優子・党組織運動本部長や野田聖子元総務相らを鹿児島入りさせ、てこ入れを図る。石破首相の来援を受けた19日、保岡氏は「私を通していただいたら15年、20年はお役に立てる。新しい2区の未来のために、皆さまのご支持を賜りたい」と声をからした。【梅山崇】
2621
:
OS5
:2024/10/20(日) 22:44:13
◇自民が議席奪還狙う福岡10区
福岡10区(北九州市小倉北区など)は、5選を目指す立憲民主党前職の城井(きい)崇氏(51)に、元県議で自民新人の吉村悠(はるか)氏(39)や元北九州市議で自民を除名となった無所属新人の大石仁人(じんと)氏(39)らが挑んでいる。
「北九州には自民党の代議士がいない。国との関係がうまくいっていない。(私は)地域に必要な予算を引っ張ってくる」。吉村氏は19日、北九州市門司区の街頭で支持を呼びかけた。
21年の前回選で、自民は北九州市内の福岡9区(八幡西区など)と10区でいずれも議席を失った。今回、9区は衆院へのくら替え出馬を目指した大家敏志参院議員が公認を得られず公示直前に立候補を断念したため「不戦敗」に。15日の公示日、小倉北区であった10区の吉村氏の出陣式には9区を地盤とする市議や県議も駆け付け、北九州市での議席奪還に総力戦で臨む。
企業・団体の全面支援を受け、組織戦での勝利を目指すが、初めての国政出馬で準備が整わず、公明党からの推薦決定は18日にずれ込んだ。陣営幹部は「これで態勢が整った。まだまだ伸びしろがあるので1週間で詰めていく」と話す。
一方、23年2月の北九州市長選で自民推薦候補と争った武内和久市長を支援して自民から除名処分を受けた大石氏は、SNS(ネット交流サービス)を駆使するなどして自民支持層や無党派層に働きかける。18日に小倉北区で開いた集会には武内市長が駆け付け、「(大石氏は)北九州だけでなく日本の未来を照らす政治家になる」と激励した。
保守系2人らの挑戦を受けて立つ城井氏は19日、小倉北区で総決起集会を開いた。「今こそ政治を変える時です。誇れる日本を子どもたちに引き継いでいきたい」と訴えると、約600人の聴衆から拍手が湧いた。
前回選では共産党が候補擁立を見送って野党共闘が実現し、9選を狙った自民候補に約3500票差で競り勝った。だが、今回は共産や日本維新の会が候補を擁立し、自民への批判票の分散は免れない。
報道機関の情勢調査で城井氏優勢が伝えられる中、陣営は緩みを警戒し、支持母体の連合福岡を中心に組織の引き締めを図る。05年の衆院選で、城井氏は郵政民営化の是非を巡る保守系2人の争いに埋没し、落選した。城井氏は19日の集会で当時の経験を引き合いにこう訴えた。「皆さまに掛けられる言葉がある。『今回は大丈夫』。でも『大丈夫』はない。どうか力を貸してください」【山下智恵、反田昌平】
2622
:
OS5
:2024/10/21(月) 07:52:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/47e110b32043dfb594ba50f0258707f17aeb97bf
与党過半数うかがう 立民議席増の見通し 衆院選情勢【24衆院選】
10/21(月) 7:01配信
時事通信
衆院選の投開票を27日に控え、時事通信社は全国の支社・総支局の取材などを基に、世論調査の結果や過去の得票実績を加味して情勢を探った。
自民、公明両党の与党で定数465議席の過半数(233議席)をうかがう。自民は派閥裏金事件による逆風で公示前の256議席から減らし、単独では過半数に届かない可能性がある。立憲民主党は公示前の98議席から増やす見通しだ。
ただ、自民は野党や無所属の候補と141の選挙区で接戦となっており、終盤の情勢によっては結果が変動しそうだ。
自民は伝統的に地盤の厚い中国、四国、九州でおおむね堅調。北海道と東北のほか東京、愛知、大阪といった都市部で苦戦が目立つ。候補を擁立した266選挙区のうち87で当選圏に入り、接戦区では64で優勢だ。比例代表は前回2021年に獲得した72議席を下回る可能性がある。
公明は候補を立てた11選挙区のうち一つを確保し、激戦の10選挙区では五つで優位。比例は前回23議席の維持は見えず、全体では公示前勢力32に届くか微妙だ。石破茂首相(自民総裁)は勝敗ラインを「自公で過半数」と設定している。
立民は公認候補がいる207選挙区のうち、24で議席確保のめどが立った。122の接戦区では半数超でリード。比例は前回の39を上回りそうだ。
日本維新の会は強固な地盤を誇る大阪で7議席を固め、残る12選挙区は大半でやや優勢だ。ただ、他の都道府県では支持の広がりに欠け、比例も前回の25議席に届かない可能性がある。公示前勢力43の維持は不透明だ。
共産、社民は前回勝利した沖縄で激戦。国民民主党は3選挙区が当選圏内で、比例は前回の5議席から伸ばしそうだ。れいわ新選組、参政党、政治団体「日本保守党」は比例を中心に議席を獲得する可能性がある。
衆院の定数は選挙区289、比例176。1344人が立候補した。
2623
:
OS5
:2024/10/21(月) 12:16:53
>>2596
>「本日は母の日で一足早く、マザームーンにカーネーションの花束をプレゼントしました。実の母親にもあんな立派な花束を贈ったことはありません」
>公示日の15日、JR本郷台駅前(横浜市栄区)で行われた立憲民主党前職・早稲田夕季の街頭演説。応援に駆けつけた元県議・関口正俊はマイクを握り、山本の“まね”をしたつかみであいさつをしてみせると、聴衆から笑い声が漏れた。
これ単なるイジメじゃん
2624
:
OS5
:2024/10/21(月) 12:58:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/106e0059af6f4af11af686dcacfee863af38d997
衆院選で逆風、武田良太候補のライバル山本幸三氏が応援「危機感伝わってきた」…「政治とカネ」で様相一変
10/21(月) 10:20配信
読売新聞オンライン
握手で支持を訴える候補者(右)(20日午後、福岡県行橋市で)=佐伯文人撮影
27日投開票の衆院選期間中、唯一の「選挙サンデー」となった20日、各候補者は街頭などで声をからした。政治資金収支報告書の不記載問題で比例重複が認められなかった自民党の前議員らは支援者に陳謝し、支持を求めた。一方、野党候補は「政治とカネ」の問題への批判を強めた。
【地図】衆院小選挙区の区割り…福岡11区など
福岡11区
福岡11区は、8選を目指す元総務相で自民前議員の武田良太候補に前回選と同じ新人2人が挑む構図だが、「政治とカネ」で自民に逆風が吹く中、様相は大きく変わっている。
「心から反省し、再発防止に責任を果たす」。20日、家族連れらでにぎわう福岡県行橋市の商業施設前。武田候補は不記載問題を陳謝した。隣には、かつて11区を地盤とした自民の元衆院議員、山本幸三氏が立ち、「武田候補を勝たせていただきたい」と呼びかけた。2人は11区で4度争ったライバル。演説を聞いた高齢男性は「2人がそろうなんて驚いた。危機感が伝わってきた」と話した。
旧二階派の事務総長を務めた武田候補。不記載問題では党の役職停止(1年)の処分を受けた。比例復活の道が閉ざされる中、情勢調査で相手候補と「横一線」と報じられた。陣営は17日、緊急の選対会議で引き締めを図った。
前回選では全国を応援で駆け回り、地元にいたのは2日間だけだったが、今回は丸一日離れた日はないという。大島道人・選対本部長は「『どぶ板選挙』で支持を浸透させる」と語る。
元経済産業省職員で日本維新の会新人の村上智信候補も20日、行橋市の別の商業施設前でマイクを握った。買い物客らに「金のかからない政治ができる社会に作りかえたい。クリーンな政治を実現する」と支持を求めた。
村上候補が武田候補に挑むのは3度目だ。今回は「政治とカネ」の問題を前面に打ち出し、政治改革の必要性を強調している。村上候補は「『裏金問題にがっかりした』『自民党を応援してきたが今回は投票したくない』という声が多く寄せられている」と手応えを明かす。武田候補が選挙事務所を設置する福岡県田川市では昨年の市長選で、自民推薦の現職が新人候補に敗れた。陣営は「村上候補の支持の追い風になっている」とみている。
中山敏幸・選対本部長は「武田候補の背中が完全に見えている。残り1週間が勝負だ」と意気込む。
元高校教諭で社民新人の志岐玲子候補は20日、各地で選挙カーを走らせ、「命と暮らしを守る政治に変える」と訴えた。
◇福岡11区◇ 田川市、行橋市など
志岐玲子 71 社新
武田良太 56 自前《7》〈公〉
村上智信 55 維新
(届け出順、年齢は投票日現在、《 》囲みの数字は当選回数、党派名の〈 〉囲みは推薦)
2625
:
OS5
:2024/10/21(月) 12:59:15
長崎2区
「1票の格差」是正のため、選挙区が4から3に減った長崎県。旧3区の離島も加わって誕生した新2区では不記載問題も重なり、情勢は混沌としている。
「不徳のいたすところ。ご心配をおかけした」。自民前議員の加藤竜祥候補は20日、諫早市の公民館に集まった100人超の支援者らを前に頭を下げた。
不記載問題で重複立候補が認められず、陣営幹部は「1票でも負けたら終わり」と背水の陣の構えだ。会場には、公示直前に推薦を出した公明党のポスターも所狭しと貼り出され、「自公協力」を前面に掲げて議席死守を目指す。
競り合いを演じるのは、「政治とカネ」を巡る現職議員の辞職に伴い、4月の旧3区補選で当選したばかりの立憲民主前議員、山田勝彦候補だ。新天地で顔を売り込むため、各地で有権者と握手して回った。
演説では不記載問題を念頭に「腐敗している金権政治を大掃除する戦いだ」と強調。「もう、けじめをつけよう。政権交代しかない」と声を張り上げ、補選での勝利の再現を狙う。
参政新人の高木聡子候補は街頭に繰り出し、「これまでの政治家に任せてはいられない」と訴えた。
維新新人の横田朋大候補も「有言実行、約束を守る、そんな日本の政治を取り戻そう」などと支持を求めた。
◇長崎2区◇ 諫早市、大村市、島原市、対馬市など
加藤竜祥 44 自前《1》〈公〉
山田勝彦 45 立前《2》
高木聡子 43 参新
横田朋大 37 維新
(届け出順、年齢は投票日現在、《 》囲みの数字は当選回数、党派名の〈 〉囲みは推薦)
2626
:
OS5
:2024/10/21(月) 13:11:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac09f1c1077b65e3524b37092c8900222782e65a
県都決戦、狙いは浮動票 前職2人に新人が挑む激戦区 党幹部らも現地入り、「裏金」だけじゃない三者三様の訴え続く〈衆院選鹿児島1区〉
10/21(月) 11:45配信
南日本新聞
街頭演説を聞く有権者=20日、鹿児島市
3人が立候補し激戦となっている衆院選鹿児島1区。自民党前職の宮路拓馬さん(44)は女性活躍を訴え、立憲民主党前職の川内博史さん(62)は生活に寄り添う姿勢を強調する。「最年少」を前面に打ち出す参政党新人の昇拓真さん(34)も交え、各陣営は浮動票獲得に奔走する。
〈衆院選序盤情勢〉鹿児島県内1〜3区は自民やや苦戦
「裏金問題は許せないが、政策を実現する力も大切。見極めが難しい」。鹿児島市下荒田1丁目のパート女性(30)は17日、保育所から迎えた長女(1)を抱きながら天文館を練り歩く候補者を見つめていた。「この子が暮らしやすい社会をつくってくれるのは誰なのか」とこぼす。
公示後初の日曜となった20日、宮路さんは同市照国町で街頭演説した。近くであった外国人と市民との交流イベントに触れ「多様で公正な社会こそ人口減少を乗り越えられる社会だ」と力説した。イベントに参加した同市の短大生女性(18)は「外国人にとっても、暮らしやすい社会になるといい」と話した。
個人演説会も精力的に開く。19日の女性の集いは野田聖子元総務相も駆け付けた。宮路さんは女性特有の健康課題を最新技術で解決する「フェムテック」商品や自身が立ち上げた議員連盟を紹介。同市の女性(75)は「女性が活躍できる社会を目指すことに感銘を受けた。仕事と家庭が両立できる環境づくりを進めて」と期待した。
川内さんは20日、同市金生町のアーケード街に立民の村田享子参院議員=鹿児島市出身=や県議、市議ら女性9人と並んだ。政治とカネの問題を批判しながら「みんなの生活を徹底的に支え、消費を活発にする」「国民の命と暮らしを守る」と呼びかけた。聞いていた同市の女性(38)は「所得は変わらないのに物価高で貯金を切り崩した。国民目線でぶれない政治を」と望んだ。
選挙戦初日から、街宣車に乗り込み演説を繰り返す。17日は郡山地域の団地で消費税停止や社会保障の充実を強調した。「ここまで来てくれて親しみを感じた。年金の支給額を増やしてほしい」。夫と耳を傾けていた近くの女性(64)は願った。
昇さんは3候補の中で最年少。街頭演説で「国民は困窮して国力が低下している。若者の投票率を上げ、日本を変える」と減税と財政出動を唱える。20日は同市中央町で神谷宗幣代表と演説した。
南日本新聞 | 鹿児島
2627
:
OS5
:2024/10/21(月) 13:12:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc7181dee2bff098a093d6ba19aeec155aeb6437
創価学会票減少で“全敗”の声もある「公明党」に好機? 元「維新」引退議員がSNSで大暴れ
10/21(月) 6:00配信
デイリー新潮
石井啓一・公明党代表
3年ぶりとなる衆院選の号砲が鳴った。国民の主な関心は自民党の裏金議員の去就とされるが、永田町では公明党と日本維新の会との綱引きが話題だ。
学会員の高齢化
政治部デスクが解説する。
「舞台は関西。大阪3、5、6、16区と兵庫2区と8区の計6選挙区で、公明党は日本維新の会とのガチンコ対決を控えています」
公明党にとって大阪は特別な地だ。昭和31年、支持母体の創価学会は参院選に推薦候補を擁立した。池田大作名誉会長(故人)の陣頭指揮のもと、学会は大阪地方区で初の議席を獲得。以来、大阪は“公明党発祥の地”とされ、平成8年に衆院で小選挙区制が導入された後、同党は先の6選挙区で“常勝関西”と胸を張ってきた。
「公明党は維新の看板政策だった『大阪都構想』に理解を示すなど、府議会を中心に協力関係を築いてきました。維新は6選挙区で候補擁立を見送ってきたのですが、昨春の統一地方選で大躍進を遂げたことで、公明党の協力を不要と判断。今回は6選挙区のすべてに候補者を立てたのです」
創価学会では高齢化が進み、組織票を底上げする動員力の低下も指摘される。
「維新」に不協和音
事情を知る関係者が言う。
「維新は関西を中心に、国政選挙の手足となる地方議員を着々と当選させてきた。公明党の支持層にも食い込んでおり、地元では“公明党は全敗”との声もある。一方で、当の維新が大失速しているのも事実です」
主な理由は大阪・関西万博のコスト膨張、推薦した前兵庫県知事のパワハラ疑惑、補選や首長選での連敗など。さらに最近は、こんな“逆風”も吹き始めた。
維新幹部がそっと明かす。
「先日、政界引退を表明した元維新の足立康史前衆院議員の“口撃”がとにかくすごい。SNSでウチを“政策詐欺”とか“公約詐欺”と徹底的に批判しているほか、大阪の公明党候補を“国士”と持ち上げたり“がんばってください!”とエールを送ったり。批判の矛先を馬場伸幸代表に向けることもあり、困ったものですわ」
足立氏は4月の衆院東京15区補欠選挙の際、陣営による機関紙配布に違法性の疑いを指摘。それに音喜多駿政調会長や柳ヶ瀬裕文総務会長が激怒し、政界引退に追い込まれた。
「単なる逆恨み。負け犬の遠ぼえですよ」
別の維新幹部はそう冷静を装いつつも、
「足立は元経産官僚だけに政策論には定評がある。変わり者ですが、地方議員や党の学生部にシンパが多いのも事実。“足立新党”はないでしょうが、彼を巡る混乱は尾を引くかもしれない」
不安要素はほかにも。
「創業者の橋下(徹・元大阪市長)さんは、馬場代表や藤田文武幹事長ら執行部を苦々しく見ている。最近は都知事選で知名度を上げた、石丸伸二前安芸高田市長と動画で共演するなど親しい関係にある。この二人が吉村洋文府知事に呼びかけて、党を割らせる可能性も捨て切れません」
不協和音が鳴りやまない維新の隙を突いて、公明党はこんな狡猾な動きも。
「立憲民主党は大阪6区と兵庫2区に新人を擁立していますが、水面下で後押ししたのは公明党の関係者とも。反公明票を維新と立民に分散させる狙いだとか」(大阪府政関係者)
「週刊新潮」2024年10月24日号 掲載
新潮社
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OS5
:2024/10/21(月) 13:14:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a9391128103d5e76f00d1bd7175db233e7b61a8
長崎の離島住民「声どこまで拾う?」 小選挙区が再編…各陣営、時間確保に苦心 2024衆院選
10/21(月) 12:15配信
長崎新聞
慌ただしく離島を駆け巡り、マイクを握る候補者=五島市内
衆院選公示から3日目の17日午前5時40分、暗がりの長崎県新上五島町青方港に入ったフェリー「太古」から、3区に立候補した前職、元職の2人が下り立った。
前日、2人は本土での選挙運動を終えると、午後11時45分博多港発の「太古」に乗り込んだ。タイトなスケジュールを組んでまで同町に朝一番に着く船便を利用したのは、「できるだけ離島での遊説時間を確保したかった」(両陣営)から。そんな思惑が、しのぎを削るライバル同士の“呉越同舟”となった。
このうち、1人は福江島で予定していた夜の個人演説会に向かうため、二次離島の奈留島からは海上タクシーをチャーター。到着した福江島では待ち受けた顔なじみのドライバーに表情を緩ませ、「疲れました」と息をついた。
区割り改定で、県内小選挙区が四つから三つになって初めての衆院選。これまで同じ旧3区だった五島、対馬、壱岐各市と新上五島町は2区(対馬、壱岐)と3区(五島、新上五島)に再編された。
小選挙区数が減り、1選挙区当たりの有権者数が増加したのとは裏腹に、これら離島の有権者が占める比率は大幅に低下。陣営が本土から離島まで広範囲の選挙区をカバーしなければならない一方で、島の有権者からは「(ウエートが低くなった)離島の声をどこまで拾ってくれるのだろうか」との懸念が聞かれる。
18日、五島市のある集落。候補者を乗せた選挙カーが姿を見せたが、別の場所に準備された演説会場へ向かうため、街頭に立つことなく慌ただしく通り過ぎた。長年、ここで店を営む女性(68)は「昔は約150世帯あったが、今は50世帯ほどで高齢者がほとんど」とぽつり。それでも「ここ数年、居心地の良さに引かれて若い人が移住してきている」とし、候補者たちには「離島の隅々まで目を向け、可能性にもっと光を当ててほしい」と注文した。
そうした願いは2区の離島の有権者も同じだ。公示日の対馬。過熱する選挙報道とは対照的に候補者の姿はなかった。4人の候補者のうち、最初の1人が対馬入りしたのは18日。慌ただしく街頭演説をすると夕方前には島を離れた。別の陣営は「対馬へ行く時間が取れず、あきらめている」と語り、移動に時間を要する離島での選挙運動の難しさを口にする。この陣営は交流サイト(SNS)で支持を訴えていくという。
本土以上に過疎化が進み、若者定住や雇用創出、高齢者対策など多くの課題に直面する離島。「もっと顔を出してほしいけどね」。対馬の70代男性は、本土の大票田に注力せざるを得ない候補者の事情に理解を示しつつ、寂しさをにじませた。
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OS5
:2024/10/21(月) 18:39:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d44ba79253ce02236cba18ed91ad4442d69836c
[24衆院選 現場から]小沢一郎氏「最後の戦い」、自民・藤原崇氏「三つの不祥事」で逆風…岩手3区
10/21(月) 15:04配信
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)
衆院選公示から初の週末となった19日午後、世界遺産の中尊寺(岩手県平泉町)からほど近いJR平泉駅前に、かつて「剛腕」の異名を取り、政権交代の立役者となった立憲民主党の小沢一郎(82)の姿があった。
【グラフ】予想される各党の獲得議席…読売情勢調査
「3度目の政権交代を何としても実現したい。そしてその後、きちんと次の世代にバトンを譲りたい」
握手で支持を訴える小沢氏(20日、岩手県一関市で)
小沢は集まった100人近い聴衆にこう言い切ると、両手でピースサインを作って空高くに突き上げた。
47歳で自民党幹事長を務めた小沢は、自民を離党した1993年に細川連立政権、2009年には民主党政権を誕生させた。自身の地元でも強固な地盤を築き、衆院選では初当選から17回連続で選挙区を勝ち抜いたが、21年の前回選で初めて敗北を喫し、比例復活に甘んじた。
「危ねえとなりゃまた入んないと。悪くはないと思うけど、選挙は分からん」
公示翌日の16日、奥州市の商店街で「第一声」のマイクを握った後、こう語っていた小沢は、19〜20日に再び地元入りした。参院岩手選挙区補欠選挙の告示日の10日にも花巻市内で立民公認候補と並んで街頭演説を行っており、終盤に2度目の地元入りをして「異例」と言われた前回選を上回るペースだ。
後援会は高齢化が進み、小沢が12年に民主党を離党した後、小沢に近い地元の地方議員は分裂した。
10日の演説後、小沢は駆けつけた後援会連合会の会長代行の高橋浩(89)に「迷惑かけるね」と声をかけた。高橋が「先生と共に生きてきたんだから」と励ますと、小沢は「最後はしっかりやるよ」と応じた。
握手を交わし支持を訴える藤原氏(15日、岩手県奥州市で)
「最後の戦い」に向け、高橋は「今回は圧倒的な差をつけて、この岩手3区で勝たなければならない」と意気込む。
小沢と5度目の対決となる自民の藤原崇(41)は、徹底したどぶ板選挙を展開している。コンビニ、スーパー、市役所、交差点――。藤原の遊説計画には、ほぼ15分刻みで立ち寄り先が書き込まれ、一日で数十か所を回る。
前回は「政権交代より世代交代」を掲げて約9000票差で小沢に競り勝ち、22年の参院選では、岩手選挙区で広瀬めぐみ(58)が自民候補として30年ぶりに議席を得た。
だが、小沢の牙城を崩した勢いは、「三つの不祥事」で一変した。
今年に入り、藤原は所属した安倍派の政治資金規正法違反事件を巡り、収支報告書に14万円の不記載があったことが判明。直後の3月には、自民和歌山県連主催の会合後、露出の多い衣装を着た女性ダンサーのショーを含む懇親会に参加していたとし、党青年局長の辞任に追い込まれた。
さらに8月には、広瀬が国から公設秘書の給与などをだまし取ったとして詐欺罪で在宅起訴され、追い打ちをかけた。広瀬の議員辞職に伴う補選と衆院選の投開票日が重なることも、猛烈な逆風が吹く要因だ。
「大きく党や政権への信頼を損ねてしまったこと、私も一端に関与していたことについて、改めておわび申し上げたい。誠に申し訳ございませんでした」
藤原は19日夕、花巻市の福祉センターで行った演説会の冒頭、集まった住民約80人に深々と頭を下げた。SNSで「未来を変えるのは82歳より41歳」とアピールし、この日も「国の未来を変えるのは我々若い人間の仕事だ」と強調した。
演説会後、会場の出口には公明党関係者が並び、比例選での公明への投票を呼びかけてビラを配った。不記載で比例選への重複立候補が認められなかった藤原はこれまで以上に公明と連携を強め、こうつぶやく。
「腹をくくるしかない。ガチンコ勝負だ」(敬称略)
(金山真梨、盛岡支局 松本茉莉)
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OS5
:2024/10/21(月) 18:40:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/512f615d84406bac0dfc4854db87f2f1c90874dc
[24衆院選 現場から]保守分裂で「王国」揺らぐ、紀州戦争に「しこり残る」…和歌山2区
10/21(月) 14:40配信
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)
小選挙区制が導入された1996年以降、自民党元幹事長の二階俊博(85)が連続当選を重ねてきた「二階王国」は、二階の引退に伴い、保守分裂の戦いに突入した。
【グラフ】予想される各党の獲得議席…序盤情勢
「離党して裸一貫となったが、即戦力で仕事できるのは私だけだ。もう一回、政治の中枢で頑張るチャンスをいただきたい」
18日午前、和歌山県海南市で家庭用品の製造販売会社を訪れた前参院幹事長の世耕弘成(61)は、ロビーに集まった約30人の従業員を前にこう声を張り上げた。
派閥の政治資金問題で離党勧告を受けて自民を離党し、衆院解散4日前の今月5日、衆院へのくら替え出馬を表明した。元首相・安倍晋三の形見として譲り受けた茶色の運動靴を履き、安倍の下で官房副長官や経済産業相を務めて自民政権の「中枢中の中枢で仕事してきた」とアピールする。
これに対し、二階の三男、伸康(46)は、自身が正統な後継候補であることを強調する。
「街角に目を向ければ、私と相手候補のポスターが同じ軒先に並べて貼られている。この景色を見る度に胸が痛む」
公示日の15日、伸康は田辺市で行った出陣式で、世耕との分裂選挙になったことをわびた上で、「私は自民党の公認をいただいた身だ。政権とのパイプを守らせてください」と呼びかけた。600以上の企業・団体から推薦を受け、選挙事務所には総裁の石破茂や副総裁の菅義偉ら党執行部のため書きが所狭しと並ぶ。
17日夜に伸康の応援に駆けつけた自民幹事長の森山裕(79)は、名指しこそしないものの、「自民が苦しい選挙をしている時に、政治家として配慮があっても良かった」「政治の道を踏み外してはいけない」などと世耕への批判を展開した。
和歌山では、しばしば二階と世耕が主導権争いを繰り広げてきた。県議時代を含めて半世紀にわたって政治活動を続け、運輸族として知られた二階は、高速道路の整備や南紀白浜空港(白浜町)への国際チャーター便就航に尽力し、「圧倒的な実力者」(自民県議)として君臨してきた。
一方、世耕はかねて首相を目指す意向を公言し、衆院にくら替えする機会を狙ってきた。二階が政治資金問題の責任を取って引退するタイミングは、絶好の機会となった。
和歌山は衆院小選挙区の「10増10減」で選挙区が3から2に減り、2区は、二階の地盤だった旧3区に7市町が加わり、県内30市町村のうち27市町村からなる。参院議員として県内全域を選挙区とし、5回の当選を重ねた世耕にとって有利に働くとの見方もある。
世耕陣営が神経をとがらすのは二階の影だ。二階は公示後、表立った動きは見せておらず、世襲や政治資金を巡る問題への批判をかわすためと見る向きもある。それでも二階の老練な政治手腕を知る世耕は「竹やりで戦車に向かうような選挙だ」と警戒する。
世耕は圧倒的な票差をつけて勝利し、将来的な復党につなげたい考えだが、自民執行部の一人は「自民公認候補の対抗馬として立候補したのは、明確な反党行為だ。復党させるわけがない」と言い切る。地元の自民関係者は「世耕と二階の対決となった『紀州戦争』のしこりは、選挙後も残り続ける」と危惧する。
野党は世耕、伸康の双方に矛先を向ける。立憲民主党の新古祐子(52)は「和歌山を変えなければ日本は変わらない」と政治資金や世襲の問題をやり玉に挙げ、共産党の楠本文郎(70)も「クリーンな政治」を訴えている。(敬称略)
(田ノ上達也、和歌山支局 竹内涼)
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OS5
:2024/10/21(月) 18:42:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ce1a78b293bdd1815a8eae377f40db48e24a7d1
衆院選終盤情勢、与党過半数割れも 立民は大幅増 日本保守党が政党要件満たす可能性
10/21(月) 16:17配信
産経新聞
産経新聞社は21日、FNN(フジニュースネットワーク)と合同で実施した衆院選情勢調査(19、20両日実施)に取材を加味し、27日の投開票に向けた終盤情勢をまとめた。自民党は大きく議席を減らす見通しで、連立政権を組む公明党と合わせても過半数(233議席)を割り込む可能性がある。一方、立憲民主党は公示前に比べ大幅に議席を積み増す勢いだ。
衆院選は、全国289小選挙区と11ブロックの比例代表の計465議席を争う。
自民は、公示前の256議席から60議席程度減少する可能性があり、与党全体でも公示前の288議席から70議席程度落ち込みそうだ。
一方、公示前に98議席だった立民は50議席程度を増やし、7議席だった国民民主党は15議席程度を積み増すと見込まれる。10議席だった共産は数議席を増やす可能性がある。日本維新の会は、公示前の43議席を維持するのは困難な情勢だ。
小規模の党派が躍進する傾向がみられ、れいわ新選組(公示前3)が数議席を増やすと予想されるほか、政治団体「日本保守党」が公職選挙法上の「所属国会議員5人以上」の政党要件を満たす可能性がある。
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OS5
:2024/10/21(月) 18:43:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4e022102c95067db132994deb1a93e5a9c39a3f
自民単独過半数は厳しく与党の過半数維持巡る攻防に…立憲・国民・れいわ議席増で維新は苦戦か【衆院選中盤の情勢調査】
10/21(月) 11:32配信
FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
FNNプライムオンライン
27日投開票の衆議院選挙について、FNNが世論調査で中盤の情勢を探ったところ、自民党の単独過半数は厳しい状況で、与党の過半数維持を巡る攻防となっていることがわかりました。
調査はきのうまでの2日間、すべての小選挙区と比例ブロックを対象に行い、全国の有権者14万人近くが回答しました。
自民党は、約80の選挙区で公認候補が先行しているものの、東京など大都市圏を中心に接戦の選挙区が多くあります。
また比例については前回の72議席を確保できるか微妙な状況で、現時点では、単独過半数が厳しい情勢となっています。
公明党は、小選挙区に11人の候補者を立てましたが、現時点で、優勢な選挙区は1つにとどまっていて、与党による過半数確保を巡る攻防となっています。
野党側では、立憲民主党が前職を中心に50近くの選挙区で先行しています。議席を増やす公算が大きく、後半の選挙戦でどこまで伸ばせるかが焦点です。
一方、日本維新の会は近畿の10選挙区ほどで優位な戦いですが、接戦や苦戦の選挙区が多くあります。比例で議席を減らす可能性もあり、現時点では、勢力の確保が難しい情勢です。
共産党は、沖縄の選挙区で競り合っていて、比例とあわせ、議席10が微増する可能性があります。
国民民主党(7)は東海地方などで優勢な選挙区があり、比例も大きく伸ばし、全体で倍増の勢いです。
れいわ新選組(3)も都市部での支持を背景に、比例で議席を増やす可能性があります。
社民党は、1議席確保の情勢で、参政党は、議席の確保が難しい状況です。
また、日本保守党が複数の議席をとる可能性があります。
一方、今回の調査では、おおむね4分の1の選挙区で接戦となっていて、投票の態度を決めていない有権者が3割程度いるため、選挙戦の後半で大きく情勢が変わる可能性もあります。
フジテレビ,政治部
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OS5
:2024/10/21(月) 18:44:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd9f88aa6a2526407ceb4d71f373fde375c8ddd0
自民・丸川珠代氏追う展開 立民・松尾明弘氏リード 衆院東京7区、産経・FNN終盤調査
10/21(月) 17:01配信
産経新聞
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が実施した衆院選の終盤情勢調査で、東京7区は立憲民主党の元職、松尾明弘氏が自民党の新人、丸川珠代氏や日本維新の会の前職、小野泰輔氏らをリードする展開。丸川氏は五輪相や環境相などを歴任し、参院議員から衆院にくら替えを図ったが、派閥政治資金パーティー収入不記載事件で逆風に直面している。
同区は小選挙区定数「10増10減」を踏まえた新たな区割りで行われる。
丸川氏は衆院転身を目指して令和5年4月に同区支部長に就任。今回、安倍晋三元首相の妻、昭恵氏らが応援に駆け付けた。一方、政治資金収支報告書に不記載が確認されたため、比例代表と重複立候補が認められなかった。
▽東京7区(4人、敬称略)
丸川珠代(53)元五輪相 自民党(旧安倍派)新人
石川友梨香(28)写真館従業員 参政党新人
松尾明弘(49)☆弁護士 立憲民主党元職
小野泰輔(50)☆元経済産業委員会理事 日本維新の会前職
(届け出順、☆は比例と重複)
https://news.yahoo.co.jp/articles/86be4ab767483dabd7a706114bdf79f63c0da11d
苦戦の萩生田光一氏、有田芳生氏がわずかにリード 衆院東京24区、産経・FNN終盤調査
10/21(月) 16:26配信
産経新聞
衆院選に立候補した候補者の街頭演説に耳を傾ける聴衆=15日、東京都八王子市(桐原正道撮影、写真は加工してあります)
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が実施した衆院選の終盤情勢調査で、東京24区は立憲民主党の新人、有田芳生元参院議員がわずかにリードする展開だ。無所属の前職、萩生田光一元自民党政調会長は苦戦を強いられている。
萩生田氏は派閥のパーティー収入不記載事件で党公認を得られず、比例代表の復活当選が閉ざされている。街頭演説や個人演説会を重ね、高市早苗前経済安全保障担当相や日本維新の会前代表の松井一郎前大阪市長らが応援に駆け付けた。自民の茂木敏充前幹事長、小林鷹之元経済安保担当相らも応援を予定し、テコ入れを急ぐ。
一方、有田氏は不記載事件や旧統一教会(世界平和統一家庭連合)と萩生田氏の関係を争点化し、市民運動家らを前面に出した選挙戦を展開している。立民の野田佳彦代表が公示日に駆け付けたほか、小川淳也幹事長も22日に東京24区入りする。
▽東京24区(6人、敬称略)
与倉さゆり(40)元会社員 参政党新人
有田芳生(72)☆元参院議員 立憲民主党新人
畑尻文夫(69)元学習塾経営 無所属新人
浦川祐輔(31)☆弁護士 国民民主党新人
佐藤由美(52)☆元都議 日本維新の会新人
萩生田光一(61)元経済産業相 無所属(旧安倍派)前職
(届け出順、☆は比例と重複)
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OS5
:2024/10/21(月) 18:45:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/727ba9f308a9b22b976e94e5a1c50c8081816ba3
日本保守党が複数議席獲得の可能性 衆院愛知1区は河村氏リード、産経・FNN終盤調査
10/21(月) 17:47配信
産経新聞
日本保守党の百田尚樹代表=15日午前、東京都港区(相川直輝撮影)
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が実施した衆院選の終盤情勢調査で、愛知1区は政治団体「日本保守党」共同代表の元職、河村たかし前名古屋市長が立憲民主党の前職、吉田統彦氏、自民党の前職、熊田裕通氏らをリードしている。日本保守党は比例代表でも複数が当選する可能性が出ている。いずれも実現すれば、昨年10月の設立以来、衆参通じて初の議席獲得となる。
【表でみる】夕刊フジが作成した「落選危機にある大物・著名候補21人のリスト」
河村氏は平成5年衆院選で初当選し、21年からは名古屋市長を4期連続で務めた。今回は同党の公認候補として衆院選へのくら替え出馬を決めた。
▽愛知1区(4人、敬称略)
山本耕一(47)☆元高校教諭 日本維新の会新人
河村たかし(75) 前名古屋市長 諸派元職
熊田裕通(60)☆元総務副大臣 自民党前職
吉田統彦(49)☆元消費者問題特別委員会理事 立憲民主党前職
(届け出順、☆は比例と重複)
https://news.yahoo.co.jp/articles/99b283f3730c4143528b73900fae25fb375c11a7
世耕弘成氏が優勢、二階伸康氏らは伸び悩む 衆院和歌山2区、産経・FNN終盤調査
10/21(月) 17:12配信
産経新聞
保守分裂の構図となった和歌山2区で支持を訴える立候補者=15日午後、和歌山県御坊市(彦野公太朗撮影、写真は加工しています)
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が実施した衆院選の終盤情勢調査で、和歌山2区は自民党を離党した無所属新人、世耕弘成氏が、自民党の新人、二階伸康氏らを抑えて優勢となっている。
世耕氏は自民の派閥パーティー収入不記載事件の責任を問われ、党から離党勧告を受けて離党届を出した。参院議員を5期務め、経済産業相や党参院幹事長を歴任。今回、無所属で衆院にくら替え出馬した。
二階伸康氏は、引退する二階俊博元幹事長の三男。自民和歌山県連は伸康氏の公認を申請し、党本部も公認を出した。石破茂首相(党総裁)や森山裕幹事長らが応援に入っているが、伸び悩んでいる。
和歌山2区(5人、敬称略)
楠本文郎(70)元県議 共産党新人
新古祐子(52)☆元和歌山市議 立憲民主党新人
二階伸康(46)☆元議員秘書 自民党新人
高橋秀彰(42)政治団体代表 諸派新人
世耕弘成(61)元経済産業相 無所属新人
(届け出順、☆は比例と重複)
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OS5
:2024/10/21(月) 18:45:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/3735c243e77ba3741d75b8876896e9a0135b5777
衆院選中盤に 接戦の愛媛2区は立憲候補やや優勢 1区と3区は自民候補リード【愛媛】
10/21(月) 17:35配信
テレビ愛媛
テレビ愛媛
衆院選の投票まであと6日、FNNが週末世論調査を行ったところ、県内3つの選挙区のうち1区と3区は自民党候補がリードする一方、激戦が予想される2区は立憲民主党の候補がやや優勢となっていることが21日までに分かりました。
調査は20日までの2日間実施。全国の有権者14万人近くが回答しました。
愛媛1区は自民で前職の塩崎さんが自民・公明の支持層を手堅く固め、野党候補をリードしています。国民の石井さん、立憲の香曽我部さんは各支持層を中心に巻き返しを図っていて、無党派層の取り込みにも力が入っています。共産の石本さんは出遅れ感が出ています。
愛媛2区では立憲で前職の白石さん、自民で前職の井原さんが接戦です。白石さんは自民党の裏金問題を巡り攻勢を強めていて、立憲のほか共産、社民の支持層も固めているほか、自民支持層の一部や無党派層にも食い込み、やや優勢になっています。政治資金収支報告書で不記載があった井原さんは、自民・公明の支持層をまとめるものの、「政治とカネ」の問題が響いているためか、無党派層への広がりを欠いています。維新の梶野さんは維新支持層以外への浸透が課題です。
愛媛3区では自民前職の長谷川さんが保守の地盤を生かした手堅い組織戦で、自民・公明支持層を固めリードしています。立憲の越智さんは立憲支持層の支持を固めたものの、浸透しきれていません。共産の西井さんは共産支持層を固め、無党派層の取り込みも目指します。
ただ、どの選挙区も2〜3割が投票先を決めておらず、情勢は変わる可能性があります。
衆議院選挙は27日に投開票されます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e713df16597540bcdff529dd5400ec4b10e59b8
【衆院選】福岡1〜5区の中盤情勢 2区で立憲・稲富氏と自民・鬼木氏が激しく競り合う
10/21(月) 18:14配信
TNCテレビ西日本
福岡の選挙区の中盤情勢は?
10月27日に投開票を迎える衆議院議員選挙について、19日と20日の2日間、FNNでは電話とインターネットで世論調査を行いました。
その結果などを元に、福岡の選挙区の中盤情勢を探りました。
福岡1区 立候補者
福岡市の東区と博多区からなる福岡1区では、自民党・前職の井上貴博氏(62)が自民支持層を固めて先行し、立憲民主党・新人の丸尾圭祐氏(42)が追う展開です。
日本維新の会・前職の山本剛正氏(52)、共産党・新人の綿貫英彦氏(58)がそれに続いていますが、参政党・新人の緒方貴恵氏(40)、社民党・新人の村田峻一氏(32)は支持の広がりを欠いています。
福岡2区 立候補者
九州一の都市型選挙区、福岡2区では、立憲民主党・前職の稲富修二氏(54)と自民党・前職の鬼木誠氏(52)が激しく競り合っています。
共産党・新人の松尾律子氏(52)、参政党・新人の黒石裕子氏(32)、無所属・新人の沖園理恵氏(50)、日本維新の会・新人の本司敬宏氏(39)は伸び悩んでいます。
福岡3区 立候補者
福岡市の西部と糸島市からなる福岡3区は、自民党・前職の古賀篤氏(53)が一歩リード、立憲民主党・新人の仁戸田元氣氏(45)がそれを追う展開。
れいわ新選組・新人の奥田芙美代氏(47)、日本維新の会・新人の瀬尾英昇司氏(49)、参政党・新人の重松雄子氏(65)、共産党・新人の山口湧人氏(35)は伸び悩んでいます。
福岡4区 立候補者
福岡市と北九州市の中間に位置する福岡4区は、保守分裂の選挙戦となっているものの、自民党・前職の宮内秀樹氏(62)がややリードしています。
それを国民民主党・新人の許斐亮太郎氏(50)、無所属・新人の吉松源昭氏(56)、日本維新の会・前職の阿部弘樹氏(62)が追う展開。
社民党・新人の宗晶子氏(53)、参政党・新人の行平佳弘氏(38)は支持の広がりを欠いています。
福岡5区 立候補者
福岡市のベッドタウンと農村部が混在する福岡5区では、自民党・新人の栗原渉氏(59)と立憲民主党・前職の堤かなめ氏(64)が競り合う展開です。
日本維新の会・新人の松尾嘉三氏(56)、無所属・新人のタコスキッド氏(48)、参政党・新人の岡部吉高氏(42)は支持の広がりを欠いています。
まだ各選挙区で多くの有権者が投票先を決めておらず、27日の投票日に向けて情勢が大きく変わる可能性があります。
(22日は福岡6区から11区の最新情勢をお伝えします。)
テレビ西日本
2636
:
OS5
:2024/10/21(月) 18:46:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/df9a1abfa58b0be06e89c80ac7c898f2e71bd7be
衆院選 各選挙区の中盤情勢 1,2区で野党候補が有利な戦い【長崎】
10/21(月) 17:09配信
KTNテレビ長崎
テレビ長崎
10月27日に投開票を迎える衆議院議員選挙についてこの週末、FNNでは世論調査を行い、各選挙区の情勢をまとめました。
FNNでは19、20日の2日間、衆院選に関する世論調査を電話とインターネットで行い、県内では1581人から回答を得ました。
長崎1区では国民民主党の前職 西岡秀子さん(60)が優勢で自民党の新人 下条博文さん(49)が追う展開となっています。
日本維新の会の新人 山田博司さん(54)、参政党の新人 黒石隆太さん(33)、共産党の新人 内田隆英さん(68)はいずれも浸透していません。
長崎2区では立憲民主党の前職 山田勝彦さん(45)がリードしていて、自民党の前職 加藤竜祥さん(44)が追う展開です。
日本維新の会の新人 横田朋大さん(37)と参政党の新人 高木聡子さん(43)は苦戦を強いられています。
長崎3区では自民党の金子容三さん(41)が先行しています。
立憲民主党の元職 末次精一さん(61)が追っていて、日本維新の会の新人 井上翔一朗さん(41)は十分に浸透していません。
ただ、世論調査に回答した2割から3割ほどの人が投票先を決めておらず、今後、情勢は変わる可能性があります。
テレビ長崎
2637
:
OS5
:2024/10/22(火) 01:31:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d4356339b51d728687907deb5e0f20a6b61e64e
維新、本拠地・大阪で堅調 公明は苦戦も兵庫ではやや優勢 自民は危機感強め幹部投入
10/21(月) 22:36配信
産経新聞
衆院選候補者の演説を聴く有権者ら=20日、大阪市住之江区(柿平博文撮影)
産経新聞社とFNNが合同世論調査をもとに分析した衆院選の終盤情勢のうち、関西では日本維新の会が本拠地の大阪府で堅調だ。公明党と初対決する大阪と兵庫の計6小選挙区のうち、大阪の3小選挙区で先行。自民党の派閥パーティー収入不記載事件で争点化した「政治とカネ」の問題を追及し、大阪では自民と議席を争う15小選挙区の大半でリードしている。
【地図でみる】衆院選で注目される関西の小選挙区 維新VS公明の6選挙区の行方は
終盤情勢分析では、維新と公明が対決する大阪の4小選挙区のうち、大阪3、5、6区はそれぞれ維新新人が公明前職に先行している。公明前職が引退した16区は維新新人と立憲民主党前職が競り合い、公明新人が猛追している。
兵庫2、8区ではいずれも公明前職がやや優勢で、維新新人が迫る展開だ。維新は兵庫県の告発文書問題での対応が批判を呼んだほか、衆院選公示直前に8区の候補予定者が県知事選に転出することになり、急遽(きゅうきょ)候補を差し替えたことなどが影響しているとみられる。
選挙期間中、唯一の日曜日だった20日、石破茂首相(自民総裁)と公明の山口那津男前代表は6小選挙区でそろって街頭演説。大阪で支持層が厚い維新との対決に危機感を持っている表れといえる。公明の石井啓一代表も支持拡大に向け、選挙戦終盤の23日に大阪と兵庫に入る予定だ。
維新と自民が争う大阪の15小選挙区では、8小選挙区で維新が安定した戦いを展開し、3小選挙区で優勢。ほか4小選挙区は競っている。
首相は21日、大阪で自民が追う展開となっている5小選挙区の応援に入った。野党に対し「各党によって言っていることが全く違う。われわれは調子いいことを言って国を引っ張れると全く思っていない。どのような政権を作るのか全く分からない人たちに、この国を任せていいはずがない」と批判した。小渕優子組織運動本部長は接戦区を中心にてこ入れした。
地域政党「大阪維新の会」の横山英幸幹事長(大阪市長)は21日、政治とカネの問題について記者団に「選挙前はそれほど関心がないと思ったが、(国民の)内に秘めた怒りのようなものを感じる」との見方を示し「政治改革を進め、社会保障改革、経済対策を訴える」と強調した。(沢田大典)
2638
:
OS5
:2024/10/22(火) 01:33:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/151b3ba002d4c5c338a46f868b72e6daa09d7155
《衆院選2024・福島》1区は前職同士の一騎打ち 区割り変更で新たに加わった二本松票 勝敗のカギに
10/21(月) 21:00配信
福島テレビ
27日に投開票が迫った衆議院選挙について、21日からは福島県内4選挙区の構図を特集で伝える。
まずは県内唯一の一騎打ちとなった“福島1区”。新たな区割りにより、相双地域の北部が外れた一方、新たに加わったのが二本松市などのエリア。この“二本松票”の獲得が選挙の行方を左右するとみられている。
<自民党の前職・亀岡偉民候補の第一声>
「選挙のためではなく、党派のためではなく、皆さんのために働く政治家として、もう一度皆さんの力を与えて下さい」
自民党の前職・亀岡偉民さんは、有権者の6割を占める“大票田”の福島市から選挙戦をスタート。今回は小選挙区で負ければ議席に届かない「背水の陣」だ。
前々回・前回と小選挙区で相手候補に敗れ、2回連続の「比例復活」だったこともあり、党本部が「比例重複」を認めなかったためだ。
「頑張りますんで。裏金は一切やってませんから」「ははははは」
さらに裏金問題をめぐっては、自らも派閥からキックバックを受け取り、不記載があったため「幹事長注意」に。しかし、発覚前から「個人の借り入れ」として記載してきた経緯からオモテに出ていない“裏金”にはあたらないと理解を求めている。
自民党の亀岡候補は「裏金は一切やっていません、私30年間、真面目にやってきて、30年間の真面目にやってきたことがたった一瞬で疑われるのは非常に残念なんですが、これからも私ども真面目にしっかりやっていきますので、皆さんのためにできることは何でもやると約束しております」と話す。
6回目の当選に向けて食事中も支持者と交流を重ねる。
「ご苦労さん、社長頼むよ、若い衆皆に」「お世話になります。よろしくお願いします」「絶対に落とせないから、よろしく」
「三度目の正直」で一騎打ちを制するために、亀岡さんの陣営が力を入れるのが新たな区割りで加わった二本松市での支持拡大だ。有権者の1割程を占め勝敗を左右するとみられている。
自民党・石破茂総裁:「本当の人々のためを思い、二本松のためを思い、福島から新しい日本を作る、その思いでずっとやってきたのが亀岡偉民。どうぞ皆さん力を貸してください」
公示日には石破総裁も応援に駆け付け、票の掘り起こしを急ぐ。
「ガンバロウ!ガンバロウ!ガンバロウ!」
復興副大臣などを歴任した亀岡さんにとって「復興の完成形」を見届けるためにも負けられない選挙戦だ。
自民党の前職・亀岡偉民候補は「これからの5年間が大事だと。復興を完成させるときに何をしたらいいかということをしっかりと我々は頭の中に描いてますので、前回の5年間の予算よりも多く取らないと完成形は作れないと。エフレイ含めて福島県の目玉を国が中心に作ってあげなければ完成形は成功しないと思っていますので、ここは何としても多くの有権者の皆さんにご理解いただいて、踏ん張っていきたいと思っています」と話した。
2639
:
OS5
:2024/10/22(火) 01:33:40
3回連続の一騎打ちとなった福島1区。
<立憲民主党の前職・金子恵美候補の第一声>
「こうやって一騎打ちの戦いにまたなりました。今回の選挙戦は絶対に、絶対に負けられない」
立憲民主党の前職・金子恵美さんも第一声を上げたのは“大票田”の福島市。今回も接戦が予想されている。その後、直ぐに向かったのは、これまでの選挙戦を支えてきた地盤でもある出身地の伊達市。
「ありがとうございます」「頑張ってくださいね」「三日市通ってきて皆出てこないなと、こっちにいてくれた。ははは」
前回3年前の選挙でも、この伊達市の得票率が選挙区内で最も高くなり、わずか5546票差の勝利につながった。県内で唯一共産党が候補者擁立を見送った福島1区、「野党全体の受け皿」としても期待されている。
「金子恵美、必勝に向けて団結してガンバロウー、ガンバロー、ガンバロー」
4期目の衆議院議員を目指す金子さん。「社会的な弱者をつくらない」という政治信念を持つきっかけとなったのは、障がいを持つ妹・美智さんだった。毎日送られる折り鶴が元気の源になっている。
立憲民主党の金子候補は「私たちは差別を受けてきました。でもだからこそ、障がい者差別、本当は禁止法にしたかったけど、障害者差別解消法という法律も作りました。そこに携わることができていて、国政で働いてきたことが実現できているのはうれしいことですし」と話す。
金子さんの陣営も支持拡大に力を入れるのが新たな区割りで加わった二本松市だ。
選挙序盤の17日には立憲民主党の小川幹事長も応援に駆け付けた。
立憲民主党・小川淳也幹事長:「農林水産業をはじめとして、党の政策議論を前面に立って引っ張ってくださっています。党にとってなくてはならない。これをぜひ地元二本松の皆さまにお伝えしたいと思って参りました」
「政治とカネ」が選挙の争点になる中、特に強く訴えているのは政治不信の払拭だ。
立憲民主党の前職・金子恵美候補は「政策や地元のニーズに対応することの前提となるのは、やっぱり私たちが政治への不信感というものを少しでも取り除いていかなくてはいけない。政治への信頼回復というのが大前提になっていくと思います」と話した。
2640
:
OS5
:2024/10/22(火) 01:34:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/f54d3fb805ca4ee0d5c0dfa2f457d22642ee2c9d
【衆院選あきた】中盤情勢 秋田1区は前職2人が横一線で競り合う
10/21(月) 20:29配信
秋田テレビ
秋田テレビ
秋田県内3つの小選挙区で論戦が展開されている衆議院議員選挙は、後半戦に入った。FNNは世論調査で中盤の情勢を探った。21日は秋田1区を見ていく。
秋田1区には、立憲民主党の前職・寺田学氏、日本維新の会の新人・松浦大悟氏、自民党の前職・冨樫博之氏、共産党の新人・鈴木知氏の4人が立候補している。
FNNは20日までの2日間に、電話とオンラインによる情勢調査を実施し、全国の有権者約14万人が回答した。
秋田1区は、立憲民主党の寺田氏と自民党の冨樫氏が横一線で激しく競り合っている。
維新の新人・松浦氏と共産党の新人・鈴木氏は支持の広がりが限定的だ。
一方で、約3割の有権者が投票先を「決めていない」もしくは「分からない」としていて、情勢は変わる可能性がある。
秋田テレビ
2641
:
OS5
:2024/10/22(火) 01:36:07
>>2631-2632
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb75decba2685ed7736c2ea0282e9bccea5fc3f6
衆院選後も混乱不可避 自公過半数割れの可能性、連立拡大模索か 産経・FNN終盤調査
10/21(月) 20:22配信
産経新聞
自公党首会談で連立政権合意書を交わす自民党の石破茂総裁(右)と公明党の石井啓一代表=9月30日午後、国会内(春名中撮影)
産経新聞社とFNNが合同で実施した衆院選の情勢調査では「自公過半数割れ」となる可能性があり、その場合、連立政権の再編を含む政界の混乱は避けられない。石破茂首相(自民党総裁)が政権維持を図り、新たな政党の連立参加や閣外協力を模索する展開になりそうだ。
派閥パーティー収入不記載事件への反発はやまず、首相は議席減を覚悟の上で衆院解散に踏み切ったが、自公過半数割れなら想定を超える。
「厳しい情勢だ。日本維新の会や立憲民主党はどんな政権を作ろうとしているのか。外交・安全保障、社会保障、農業政策が全然わからない」
首相は21日、大阪府寝屋川市での街頭演説でこう語り「日本国の独立性を必ず守っていけるのは自民と公明党の連立政権しかない」と訴えた。
自公過半数割れの場合も、政権交代が起きる公算が大きいわけではない。立民単独では過半数に遠く及ばず、衆院選後の特別国会の首相指名選挙で野党が一致して立民の野田佳彦代表に投票するとも考えにくい。維新は立民との違いを鮮明にし、共産党は142の小選挙区で競合した。
とはいえ自公政権が続いても、衆院で過半数割れでは行き詰まる。自民の森山裕幹事長は20日のNHK番組で、連立の枠組み拡大に言及した。
「過半数割れしようとしまいと、同じ政策をもって国の発展を図ろうという政党とは前向きに協議していくべきだ」
特定の政党を念頭に置いてはいないとも説明した。党内では、新たな連立パートナーとして憲法改正などで方向性が近い維新や国民民主党がささやかれている。ただ、両党は自民の政治改革の姿勢に批判的で、連立協議は難航しそうだ。
首相自身が掲げた「自公で過半数」の勝敗ラインが未達成となれば、自民党内では首相の責任論が強まるとみられる。特に多くの前職が非公認や比例重複立候補禁止に処された旧安倍派は反感を募らせている。
情勢調査では小選挙区で劣勢の旧安倍派候補が目立った。衆院50人以上だった旧安倍派の勢力減少は避けられない。党幹部の一人は「『石破おろし』は起きない」との見方を示したが、公明内から重視する来年夏の参院選と東京都議選前の首相交代論が出る可能性もある。(田中一世)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f16c058ecb2947d2345a617e5ee924f1971a056e
立民・国民、大きく躍進も 政権批判票取り込む 共闘不発の影響は限定的 衆院選終盤情勢
10/21(月) 20:28配信
産経新聞
立憲民主党の野田佳彦代表(左、鴨志田拓海撮影)と国民民主党の玉木雄一郎代表(柿平博文撮影)
産経・FNNの衆院選情勢調査では、立憲民主党と国民民主党が大幅に議席を積み増し、小選挙区に多数の候補者を立てた共産党も伸ばしそうだ。一方、日本維新の会は現有議席の維持が難しく失速気味だ。
選挙戦で立民は、自民党の「政治とカネ」の問題に照準を絞り、政権批判票の掘り起こしに努めてきた。立民幹部は「全国の小選挙区を回ると、『自民を懲らしめたい』という有権者が実に多い。政権交代すると感じるぐらいの反応だ」と上機嫌に話す。
実際、終盤情勢を見ると、過去に自民と競り合っていた小選挙区での立民優勢が目立つ。立民と共産は142の小選挙区でぶつかるが、立民は順調に政権批判票を取り込んでおり、乱立の影響は限定的なようだ。
国民民主も大きく伸ばす見通しだ。国民民主幹部は「演説会場に多くの人が足を運んでくれる」と語る。選挙戦では「手取りを増やす。」のキャッチフレーズを前面に打ち出したが、狙い通り若年層や現役世代の取り込みに成功しつつある。支援する労組幹部は「想定以上の伸びかもしれない」と胸を膨らませる。
維新は2025年大阪・関西万博のコスト増問題などが響き、関西圏外で苦戦。立民や共産などは10年ぶりに政党同士の包括的な選挙協力なしで激突する。与党と主要野党の一騎打ちの小選挙区は52のみで、各党の地力の差が選挙結果にも表れそうだ。(千田恒弥)
2642
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OS5
:2024/10/22(火) 01:36:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/902ac1023d0d0f6c53ad7c0ac54f2be3abff9338
「自民王国」滋賀 区割り変更で混沌 維新は“くら替え”で初議席目指す 裏切り許さないと立憲(滋賀2区)【衆院選2024】
10/21(月) 20:17配信
FNNプライムオンライン
FNNプライムオンライン
27日に投開票が迫る総選挙。自民王国が続く滋賀でも「政治とカネ」の逆風が。
滋賀2区では、元立憲の前衆議院議員が維新公認で立候補するなど混沌としている。
【写真】滋賀の選挙区はこう変わった
面積の6分の1を琵琶湖が占める「湖国」滋賀県。
過去4回の総選挙で、全ての小選挙区を自民党が制してきた、まさに「自民王国」だが…
■自民・上野賢一郎さん「政策活動費」の廃止訴える
自民党・上野賢一郎候補:自民党を取り巻くさまざまな不祥事、政治資金の不記載の問題がございました。自民党の一員として深くお詫びを申し上げたいと思います。
謝罪の言葉で選挙戦をスタートさせた、自民党の上野賢一郎さん(59)。
これまで2区では5回の当選を重ねてきた。
自民党・上野賢一郎候補:今問題になっている政策活動費は、きっぱりと廃止するべき。自民党が与党として主導できるように私は党の中から声を出していきたい。
自らが政治改革を進めていくと訴え、返す刀で、5期16年の実績とともに、経済対策を訴えている。
自民党・上野賢一郎候補:賃金がなかなか上がらない、コストカット型経済の中で、給料が上がらない状況が続いてきました。私はそのために予算や税制をフルに活用して皆さんの賃上げを応援していく。そういった政策を強力に進めていきたい。
■滋賀2区は小選挙区が4つから3つに減った影響を大きく受ける
こう訴える上野さんですが、今回、逆風だけではない、別の危機感も抱えながら選挙戦を進めている。
滋賀県では、小選挙区の区割りで4つあった選挙区が3つに減り、滋賀2区は大きな選挙区になった。
旧4区の大部分と一緒になったことで、上野さんは初めて維新の候補と戦うことになったのだ。
■維新・徳永久志さんは立憲から「くら替え」で立候補
日本維新の会・徳永久志候補:政治家自らが自らの襟を正す。私は政治改革とは政治家改革に他ならないと思っております」
参議院議員1期、衆議院議員1期を務めた徳永久志さん。
今回、日本維新の会に「くら替え」しての出馬だ。
前回衆院選は、立憲民主党で滋賀4区から立候補し、比例復活を果たしていたが、去年「教育無償化を実現する会」を立ち上げ。
衆院解散の翌日に、維新入りしたのだ。
日本維新の会・徳永久志候補:『これでやっと応援できるわ』と言って下さる方もおられるので、うれしいですよね。
これまで滋賀には維新の衆議院議員はいない。
初の小選挙区勝利を目指す徳永さん。
一貫して「教育無償化」を訴えている。
日本維新の会・徳永久志候補:大学に行きたいけれども家庭の環境ではいけないといって断念するお子さんがたくさんいます。人の力をより高める、人材の力を高めることにスポットライトを当てる、政治の光を当てることをぜひやりたい」
同じく維新入りした元知事の嘉田由紀子参議院議員も滋賀での活動を後押し。
今度こそ、滋賀から維新の衆議院議員誕生を目指している。
2643
:
OS5
:2024/10/22(火) 01:36:59
■立憲からは米原市長4期務めた平尾道雄さんが地方創生など訴える
その一方で…。
立憲民主党 辻元清美代表代行:維新はあきませんよ。皆さん。
有権者:そうだ!
立憲民主党 辻元清美代表代行:そんなところ(維新)に走る人が滋賀にもいてるというて、びっくりしました。なんか人気のある方にすりよって、自分の議席を得たい 自分が比例復活を維新だったらできるんちゃうかとか。そんな人たちに負けるわけにはいかない。
『裏切り者、許すまじ』。
舌鋒鋭く批判するのは、おなじみ、辻元清美さん。
立憲は徳永さんの離党を認めず、除名処分に。
前米原市長の平尾道雄さんを擁立し、強力にバックアップする。
米原市長を4期・およそ16年務める間に、伊吹山で発生した大規模な土砂崩れがあり、その原因となった地球温暖化への対策や地方創生などを訴えかける。
さらに…
立憲民主党・平尾道雄候補:この裏金脱税問題を含めて、今の政権・政治に対してきわめて不信。私は4期16年、地方自治、民主主義の中で行政を進めてきた立場から言うと、政治も行政も基本は、有権者や住民と国民との間の信頼関係じゃないですか。
区割りがもたらした構図の変化。 湖国の有権者たちはどう選択するのか。
(関西テレビ「newsランナー」 2024年10月21日放送)
関西テレビ
2644
:
OS5
:2024/10/22(火) 01:37:51
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100733&g=elc
都道府県別情勢 北海道【24衆院選】
2024年10月21日16時16分配信
◇5区、池田と和田が激戦
1区は立民前職道下が自民新人加藤をわずかにリード。2区は立民前職松木がやや先行し、自民前職高橋が追う展開。3区は立民荒井と自民高木、4区は立民大築と自民中村の前職同士が拮抗(きっこう)する。4区は新区割りで編入された石狩市票の行方がカギを握る。
5区は立民元職池田が自民前職和田と激戦を演じる。裏金事件で比例重複立候補が認められなかった和田は、千歳市のラピダス工場を軸とした経済活性化を訴え支持固めに懸命。6区は自民前職東と立民新人の元旭川市長・西川が競り合う。
与野党一騎打ちの7区は、自民前職鈴木が高い知名度で立民新人篠田をリード。8区は優位に立つ立民前職逢坂を自民新人向山が追う。9区は立民前職山岡が自民新人松下を引き離し安定した戦い。
10区は、立民前職神谷を自民の支援も受ける公明前職稲津が猛追。11区は立民前職石川と自民前職中川が競る。12区は自民前職武部を立民新人川原田が追い上げる。共産は9選挙区、維新は3選挙区に擁立したがいずれも厳しい。
▽1区(5人)
小林悟 60☆医師 維新
道下大樹 48☆元道議 立前(2)
田中義人 52☆元倶知安町議参新
千葉尚子 44 元札幌市議 共新
加藤貴弘 41☆元道議 自新
推(公)
▽2区(4人)
山崎泉 51☆元道議 維新
宮内史織 32☆党道常任委員共新
松木謙公 65☆元農水政務官立前(6)
高橋祐介 44☆元議員秘書 自前(1)
推(公)
▽3区(5人)
増田健治 70 薬剤師 無新
荒井優 49☆党副幹事長 立前(1)
鳥越良孝 68☆元道議 維新
伊藤理智子63 元札幌市議 共新
高木宏寿 64☆復興副大臣 自前(3)
推(公)
▽4区(4人)
佐々木明美63 元札幌市議 共新
中村裕之 63☆元農水副大臣自前(4)
推(公)
大築紅葉 41☆党国対補佐 立前(1)
斎藤佳代 41 元静岡市議 無新
▽5区(3人)
和田義明 53 元内閣副大臣自前(3) ■重複なし(自民不記載問題)
推(公)
池田真紀 52☆社会福祉士 立元(1) ■
>>2396
比例名簿1位
鈴木龍次 64 党道委員 共新
▽6区(3人)
荻生和敏 74 党地区副委長共新
西川将人 55☆元旭川市長 立新
東国幹 56☆元道議 自前(1)
推(公)
▽7区(2人)
篠田奈保子52☆弁護士 立新 ■
>>2396
比例名簿1位
鈴木貴子 38☆元外務副大臣自前(4)
推(公)
▽8区(3人)
逢坂誠二 65 元党代表代行立前(5) ■
>>2396
重複辞退
本間勝美 56 元函館市議 共新
向山淳 40☆元商社員 自新
推(公)
▽9区(3人)
立野広志 67 元洞爺湖町議共新
松下英樹 34☆会社役員 自新
推(公)
山岡達丸 45☆党総務局長 立前(3)
▽10区(2人)
神谷裕 56☆元議員秘書 立前(2)
稲津久 66 元厚労副大臣公前(5) ■重複なし(公明)
推(自)
▽11区(3人)
石川香織 40☆党副幹事長 立前(2)
中川郁子 65☆元農水政務官自前(3)
推(公)
佐藤耕平 48 元中札内村議共新
▽12区(2人)
武部新 54☆文科副大臣 自前(4)
推(公)
川原田英世41☆元網走市議 立新
2645
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OS5
:2024/10/22(火) 01:38:08
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102100753&g=elc
都道府県別情勢 東北(1)【24衆院選】
2024年10月21日16時39分配信
◇全区で伯仲=青森
1区は、自民前職津島と立民元職升田が横一線の戦いを繰り広げる。津島は前回コスタリカ方式で比例代表に回り、小選挙区は7年ぶり。2区は自民前職神田と、立民県連が「公認並み」で支える無所属新人松尾が接戦。神田は地盤を引き継いだ大島理森・元衆院議長から全面支援を受ける。国民新人金浜は連合の推薦を得たが厳しい。3区は立民新人岡田と自民前職木村が伯仲。木村は派閥裏金事件の当事者として逆風に苦しむ中、強固な地盤を生かした組織戦を展開する。
▽青森1区(3人)
津島淳 58☆元法務副大臣自前(4)
推(公)
升田世喜男67☆元県議 立元(1)
斎藤美緒 44 党地区委員長共新
▽青森2区(4人)
金浜亨 36☆元教員 国新
神田潤一 54☆内閣府政務官自前(1)
推(公)
久保将 70 元八戸市議 共新
松尾和彦 61 元三戸町長 無新 ■立憲民主党系
>>2026
▽青森3区(4人) ■保守分裂
木村次郎 56 元防衛政務官自前(2)■重複なし(自民不記載問題)
推(公)
岡田華子 44☆弁護士 立新
其田寿一 38 元議員秘書 無新
長坂淳也 48☆コンビニ店長維新
◇3区、小沢やや先行=岩手
1区は、7選を目指す立民前職階が労組など支持基盤を固め、自民米内、共産吉田の2新人に対し優位な戦い。2区は自民前職で党総務会長の鈴木が財務相経験などの実績を掲げリード。立民新人中村が政治改革を訴え懸命に追う。3区は前回初めて小選挙区で敗れ、19選に向け雪辱を期す立民前職小沢がやや先行。裏金事件で比例重複立候補がかなわなかった自民前職藤原が背水の陣で巻き返しを狙うが、「政治とカネ」を巡る自民議員の不祥事に伴う参院岩手選挙区補欠選挙も影を落とす。
▽岩手1区(3人)
米内紘正 37☆元県議 自新
推(公)
階猛 58☆元総務政務官立前(6) ■県連に籍なし
吉田恭子 43☆党県副委員長共新
▽岩手2区(2人)
鈴木俊一 71 党総務会長 自前(10)■重複なし(自民執行部)
推(公)
中村起子 59☆会社役員 立新
▽岩手3区(2人)
藤原崇 41 元党青年局長自前(4)■重複なし(自民不記載問題)
推(公)
小沢一郎 82☆党選対役員 立前(18)
◇4区で閣僚経験者接戦=宮城
1区は小選挙区での初勝利を狙う立民前職岡本が自民派閥裏金事件への批判を強め、わずかにリードする。自民前職土井は公明との連携など組織戦を徹底し、激しく追い上げる。維新新人高橋は知名度向上に懸命だ。
2区の自民前職秋葉は政治資金問題で復興相を更迭されたことなどが響き、立民前職鎌田に一歩後れを取る。3区は地元民放アナウンサーだった立民新人柳沢と、裏金事件で戒告処分を受けた自民前職西村が激しく競り合う。
4区は県内の小選挙区1減に伴い閣僚経験者同士の初対決となった。立民前職安住と自民前職伊藤が互いの地盤への浸透を競い、デッドヒートを繰り広げる。5区は石破政権で政調会長に就いた自民前職小野寺が維新新人境らを相手に安定した戦いを進める。
▽宮城1区(3人)
岡本章子 60☆元仙台市議 立前(2)
高橋浩司 61☆元鎌倉市議 維新
土井亨 66☆元復興副大臣自前(5)
推(公)
▽宮城2区(3人)
早坂敦 53☆元仙台市議 維前(1)
鎌田さゆり59☆元県議 立前(3)
秋葉賢也 62☆元復興相 自前(7)
推(公)
▽宮城3区(2人)
西村明宏 64 元環境相 自前(6)■重複なし(自民不記載問題)
推(公)
柳沢剛 61☆元民放アナ 立新
■水戸由美(維新)出馬断念
▽宮城4区(4人)
伊藤信太郎71☆元環境相 自前(7)
推(公)
大林正英 60☆元釜石市議 れ新
佐藤雄一 45☆元石巻市議 維新
安住淳 62☆元党国対委長立前(9)
▽宮城5区(3人)
中嶋廉 71 元県議 共新
小野寺五典64 党政調会長 自前(8)■重複なし(自民執行部)
推(公)
境恒春 45☆元県議 維新
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