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第50回衆議院議員総選挙(任期満了2025年)スレ

1名無しさん:2022/03/06(日) 16:41:15
第49回総選挙(2021年)
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1512569557/l50

第48回総選挙(2017年)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1419422882/l50

第47回総選挙(2014年)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1364563920/l50

第46回総選挙(2012年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/l50

第45回総選挙(2009年)
その2 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/l30
その1 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l30

第44回総選挙スレ(2005年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l30

1569OS5:2024/03/25(月) 08:50:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf0bb9065906704fed0a311e46cc9809e82c38e4
【独自】二階氏 次期総選挙には不出馬の意向
3/25(月) 8:31配信


テレ東BIZ
自民党の二階元幹事長は、次の衆院選に出馬しない意向を固めたことが、テレビ東京の取材で分かりました。今日の会見で表明する見通しです。

https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/readings/1921
【独自】二階氏、処分を前にきょう会見へ
今日 08:14
自民党の二階元幹事長が、きょう午前、自民党本部で会見を開く意向を固めたことがテレビ東京の取材で分かりました。自民党派閥のパーティーをめぐる政治資金事件をめぐって、岸田総理大臣が関係議員への処分を指示しているなか、自らの今後について何らかの言及をするとみられます。

1570OS5:2024/03/25(月) 12:01:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea7596a116516f3ca6686b1161bf273212c13561
不戦敗濃厚、迷走する自民 衆院長崎3区補選の「特別な事情」
3/25(月) 6:00配信

毎日新聞
説明会であいさつする自民党長崎県連の古賀友一郎会長(奥左)=長崎市で2024年3月16日、松本美緒撮影

 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で谷川弥一元衆院議員(82)が辞職したのに伴う衆院長崎3区(長崎県大村市など)の補欠選挙(4月28日投開票)を巡り、自民が迷走している。4月16日の告示まで1カ月を切ったが、候補者擁立が決まらず「不戦敗」が濃厚になっているからだ。背景には裏金問題のみならず、長崎3区を取り巻く「特別な事情」がある。


 「長崎3区をどうするのか、岸田(文雄)首相ならこのまま決めないということもあり得る」。自民長崎県連の関係者が漏らした。県内での国政選挙で自民が候補者を擁立しなければ、1955(昭和30)年の結党以来初めてとなる。

 ◇10増10減で「次はない」

 自民内での擁立作業は、谷川元議員が辞職した1月当初から難航した。裏金事件の逆風に加え、小選挙区定数の「10増10減」がネックとなったからだ。

 長崎県内に4ある小選挙区は「10増10減」で、次期衆院選から一つ減り3となる。自民は既に新1〜3区の候補者を全て決めており、谷川元議員は比例に転出することになっていた。

 そのため、今回の補選でたとえ当選しても、次期衆院選で出られる小選挙区は基本的にない。そんな厳しい条件をのむ候補者は、簡単には見つからなかった。

 連立政権を組む公明党との選挙協力も、選考作業のハードルを高くした。

 九州の小選挙区で議席を持たない公明は、比例票の獲得を重視する。そのため、小選挙区に立候補した自民候補が、公明からの票のバーターを期待し「選挙区は自民、比例は公明」などと有権者に呼び掛けることも珍しくない。

 ところが、今回の補選で自民候補者が当選しても、次期衆院選では比例に回る可能性もあり、小選挙区と比例との自公のすみ分けに支障が出る恐れも生じる。ある九州の公明関係者は「(自民候補が当選した場合は)票のバーターが成立しなくなるので、非常に困る。うちは不戦敗にすべきだとの立場だ」と明かす。

 このような背景もあってか、県連会長の古賀友一郎参院議員ら県選出の国会議員には消極的な姿勢が垣間見えることも多かった。

 2月13日、古賀氏の元に茂木敏充幹事長から1本の電話が入った。3区補選で候補者を擁立する方針を伝える内容だった。

 しかし、古賀氏は同26日に茂木氏らと会談し、立候補の意向を示した県議がいることを報告しながらも「不戦敗が望ましいという意見もある」と擁立に消極的な姿勢を示したとみられる。関係者によると、3月上旬に古賀氏が再び茂木氏と会談した際にも慎重な態度は変わらなかったという。

 党大会前日の3月16日、長崎市内であった3区内の県議らを対象にした県連の説明会。会場からは「あちこちから『戦うべしと言われている』」「(3区内にある)対馬や壱岐、五島(列島)など国境の離島を守るため、自民が候補を出さなくてよいのか」と疑問の声が上がった。

 県連内では県議を中心に主戦論が高まっており、古賀氏の責任を問う声も上がるなど、地方議員と古賀氏ら国会議員との間で不協和音も生じ始めている。会終了後、古賀氏は報道陣にこう強調した。

 「もちろん『戦うべきだ』という意見もあるが、3区特有の事情もある」「(擁立について決断する)ボールは党本部にある」【松本美緒、松尾雅也】

 ◇立憲と維新、野党の一騎打ちか

 4月16日告示、同28日投開票の衆院長崎3区(長崎県大村市など)の補欠選挙には、立憲民主党現職の山田勝彦氏(44)=比例九州=と、日本維新の会新人の井上翔一朗氏(40)が立候補を表明している。自民党の「不戦敗」となれば、野党同士による一騎打ちの構図となる公算が大きくなる。

 山田氏は旧民主党政権で農相を務めた正彦氏の次男。前回2021年衆院選では谷川元議員に2034票差で敗れ、比例代表で復活して初当選を果たした。国民民主党や社民党、連合などの県組織も支援を確認。山田氏は「金権政治を長崎から変えていく」と語る。

 維新は、現長崎4区内の長崎県平戸市で学習塾を経営する井上氏を擁立。次期衆院選では同市を含む新3区から立候補する予定だ。井上氏は「野党第1党を担えるのはどちらなのかを選ぶ、重要な意味合いを持った選挙。長崎の有権者に選択肢を示したい」と話す。

 長崎3区補選は東京15区、島根1区の両補選と同日選で実施される。【松本美緒、松尾雅也、高橋広之】

1571OS5:2024/03/25(月) 12:23:24
「最強幹事長」から非主流派へ…二階俊博氏が次期衆院選不出馬を正式表明/二階氏とは
3/25(月) 11:13配信


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日刊スポーツ
自民党の二階俊博元幹事長(2023年4月撮影)

 自民党の二階俊博元幹事長(85=衆院和歌山3区)が25日、東京・永田町の自民党本部で記者会見を開き、次期衆院選に立候補しない意向を正式に表明した。

 二階氏が会長を務めた二階派では、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件をめぐり元会計責任者が東京地検特捜部に在宅起訴された。また、二階氏の秘書も略式起訴された。

 二階氏自身は不起訴処分となったが、党の調査で2022年までの5年間で3526万円を政治資金収支報告書に記載していなかったことが分かった。不記載額は、キックバックが明らかになった自民党議員82人の中で最多の額。今後党が行うとしている処分では、重い処分は不可避とみられていただけに、今回の表明は党の処分に先手を打ったとみられる。

 二階氏は、和歌山県出身。中大法学部を卒業し、和歌山県議や議員秘書をへて、1983年(昭58)衆院選で旧和歌山2区に自民党から出馬し初当選。これまで当選13回を数える。

 自民党で最大勢力を誇った旧竹下派分裂を経て、1993年に小沢一郎氏らとともに自民党を離党。小沢氏の側近として新生党、新進党、保守党と行動をともにしたが、2003年衆院選後に自民党に復党。総務会長や経産相などを務めた。 第2次安倍政権時の2016年8月、自転車事故で幹事長を退任した谷垣禎一氏の後任として、実質的に党を仕切る幹事長に就任した。菅政権でも幹事長を務め、その期間は歴代最長の約5年2カ月間に及び、「最強幹事長」とも呼ばれた。

 独特の政局観を持ち、政局の節目節目で大きな存在感を示し、党内ににらみをきかせることで権勢を誇った。東京都の小池百合子知事との盟友関係でも知られる。

 岸田首相の首相就任を受け、2021年10月に幹事長を退任。その後は「非主流派」の立場となっていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/537f50b8ba87dec847045281960dd23a77acc3f3

1572OS5:2024/03/25(月) 12:24:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/b835c10beb83e94bef2c422385946db5f0142de2
【速報】自民・二階氏の衆院選不出馬で地元に動揺広がる 県連関係者「世耕氏は不祥事もあるし誰が…」有権者「道路づくりに貢献」と評価も「年齢的にいい引き際」「辞めても説明を」の声も
3/25(月) 11:31配信


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読売テレビ
自民党本部(25日午前10時半ごろ)

 自民党の二階俊博元幹事長(85)が25日、自民党本部で記者会見を行い、いわゆる裏金事件の責任を取り、次の衆議院選挙には立候補しない意向を表明したことを受け、地元・和歌山では動揺や驚きの声が聞かれました。

 二階派の政治資金パーティーをめぐる裏金問題では、東京地検特捜部に派閥の会計責任者が在宅起訴されたほか、二階氏自身の秘書も略式起訴されています。二階元幹事長は、立件された議員を除くと不記載の額が3526万円と最も多く、重い処分は避けられないとの見通しが広がっていました。党による処分が出される前に自ら政治的責任を取った形です。

 二階氏は、午前10時半ごろからの記者会見で「すでに秘書が刑事処分されたが、政治責任はすべて監督責任者である私の責任。自らの政治責任を明らかにすべく、本日、岸田首相に次期衆院選に出馬しないことを伝えました」と話し、後任については「地元の皆様のご判断にお任せする」と自民党和歌山県連の会長に伝えたということです。

 自民党和歌山県連の関係者は「引退の話は私には来ていなかったから会見で何を話すか聞かないといけない」と驚きの声をあげていました。後任については「次の候補者選びはしっかりとした議論が必要」と話しました。和歌山県には、衆院への鞍替えを目論む世耕前参院幹事長もいますが、「世耕氏は不祥事(裏金問題、秘書の過激ダンサー懇親会への出席)もあるし、誰か声を上げているわけでもないから」と語りました。

 地元の有権者からは、様々な反応が上がりました。
 
 御坊市の男性は「(地元・和歌山南部の)道路を作ってくれたり、いろんな貢献をしてくれた。出られるなら出てほしいと思っていた」と、不出馬を残念がっていました。

 一方、70代の女性は「歳も歳だし、良い引き際だと思う」と話し、別の60代の女性は「年齢的にも続けられるのかなと思っていた。政治家は体力のいる仕事。(議員を)辞められても説明しないといけない責任は残る」と指摘しました。

 衆院和歌山3区選出の二階氏は、1939年(昭和14年)和歌山県御坊市生まれ。和歌山県議を経て、1983年に初当選し、これまでに当選13回。運輸相や経済産業相などを歴任し、2016年に幹事長に就任。安倍、菅両政権で5期連続で幹事長を務めていました。

1573OS5:2024/03/25(月) 17:11:59
期待してるけど、今の状況じゃ世耕でれないしょう・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e91ac2a9679ea29c7cd3dd14b6267ba28f69a6b
二階俊博が「電撃引退」を決めた理由がヤバすぎる…宿敵・世耕は無所属で自民党とガチンコ勝負へ
3/25(月) 13:43配信


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現代ビジネス
突然の不出馬会見の意味
3月25日の会見での二階氏 (c)現代ビジネス

 3月25日午前、自民党の二階俊博元幹事長が次の解散総選挙に「出馬しない」と記者会見で述べた。自民党裏金事件について「派閥のものは自分に責任がある」と理由を説明。

【写真】再逮捕された「美人すぎる寝屋川市議」の写真集全カット

 政界引退については「地元の皆さんが決めることだ」と明確にはしなかったが、年齢的な理由や自民党の裏金事件の影響からも、引退は決定的ではないかとみられる。

 「裏金事件で岸田首相は、安倍派幹部の重い処分を実質的に決めている。やがて矛先は自らに向いてくるのでそれを察知して、二階氏は決断した」

 二階派の幹部はそう話す。

 東京地検特捜部が立件した自民党の派閥裏金事件で、二階氏は3526万円もの裏金が発覚した。二階派の会計責任者は略式処分を受けている。

 岸田文雄首相はすでに安倍派の幹部だった西村康稔前経産相、世耕弘成前参院幹事長、下村博文元文科相、塩谷立安倍派座長に対して、厳重な処分を自民党として下す方針を打ち出している。

 安倍派の幹部らに対しては、2022年春の派閥パーティー前に安倍晋三元首相の「キックバック廃止」と指示をしていた。しかし、同年7月に安倍元首相が凶弾に倒れ亡くなった後、8月に前出の西村氏ら4人が集まった会合で「キックバック継続」が決定した。

 違法性がわかっていながら、組織的にキックバックを続ける判断をしたことが、東京地検特捜部が乗り出す刑事事件となり、処分対象になると岸田首相は考えているようだ。4人には、党員資格停止か次期選挙での非公認と重い処分になることが濃厚だ。

世耕封じのための引退
(c)現代ビジネス

 二階氏は、先に辞めることで政治的な影響力を維持したいと考えたとみられる。

 その背景には、参院和歌山選挙区、世耕氏の存在がある。世耕氏がこれまで衆院の転身のタイミングをにらんでいたのは有名な話だ。

 世耕氏は、自身の政治団体「紀成会」に毎年寄附を続けている木材会社(和歌山市)のM氏と東京の高級ホテルで昨年11月に会食した。このことが今年3月報じられ、食事代金は支払わずクッキーを贈っていたことが公職選挙法違反になるのではないかと、政倫審でも追及された。「私が個人的に用意したクッキー。政治資金から支出していない」と防戦に追われた。

 この騒動の「ネタ元」になった、M氏のブログではこう綴られる。

 《「衆院への鞍替えはするのか?」「参院議員のままでの総裁選出馬は?」
「それとも参議院のドンになるのか?」など政治記者というより週刊誌の記者顔負けの質問を繰り出してみました》

 世耕氏の二階おろし、衆院狙いはもはや皆が知るところとなったのだ。

 今回の二階氏の電撃発表は、この世耕氏の動きに呼応するものだ。

 「世耕氏に裏金事件で重い処分は決定的となった。やがて二階氏にも波及する可能性はあるが、世耕氏が身動きをとれないうちに、引退表明をして意にかなう後継者を擁立する。いわば『世耕封じ』の電撃引退でしょう。

 二階氏が責任を取り議員バッジを外すと決めた。安倍派の4人は非公認程度の軽い処分でいいのかと世論はなってくるはず。世耕氏はますます苦しくなる。岸田首相は反対に重い処分を出しやすくなった」(前出・二階派幹部)

1574OS5:2024/03/25(月) 17:12:27

世耕は処分前に議員辞職?
(c)現代ビジネス

 そうなると、二階氏の後継者が誰なのか注目が集まる。

 裏金事件で処分が確実視される世耕氏は、参議院議員としての改選が来年夏だ。裏金事件に加え、クッキー缶疑惑に、和歌山県連の「セクシーダンスショー」を元秘書が主導していたこともわかっている。イメージが悪すぎて、新党や他党への移籍は考えにくい。騒動で非公認以上が決まれば、無所属での出馬しかない。

 二階氏は記者会見で後継候補を問われ「県連でお決めになること」と述べるにとどまった。しかし、自民党の和歌山県議の一人はこう語る。

 「二階先生の後継に必ず自民党は公認候補を出すでしょう。世耕氏は衆院に転出するにせよ、参院選で続けるにしても無所属しか手がない。ただ二階先生も長男と三男が後継者として名前はあがってきたが、兄弟の険悪な仲は有名だ。また世襲批判も巻き起こるだろう。そこで最後は『世耕氏が候補者でなければ誰でもいい』という雰囲気になるんじゃないか」

 だが、経産相、参院幹事長と安倍派の力をバックに権勢を誇ってきた世耕氏も黙っていないはずだ。安倍派の参議院議員はこう指摘する。

 「世耕氏は処分前に参議院議員をやめてケジメをつけ、衆院に転出するんじゃないかとの話もあります。そうなると無所属で自民党とガチンコで対峙することになる。計算高い人なので、総理を狙うにはと思い切った行動に出るかもしれない」

 自民党の政務調査役を長年務めてきた、政治評論家の田村重信氏はこう語る。

 「処分前に引退、責任をとったという感をうまく見せる二階氏はさすがです。先手必勝で今後も自民党と和歌山に影響力を誇示しようという作戦でしょう。ただ二階氏という巨大な壁がいなくなるので、自民党でも和歌山でも政治力学が変わっていく。世耕氏にとってはある意味、絶好のチャンスとも言えます」

 25日の記者会見で二階氏は「高齢」が出馬断念かと聞かれると「年齢制限があるのか、お前もその年がくるんだ」とド迫力で記者を一喝。引退しても「院政」でその影響力を行使していくのだろうか? 

現代ビジネス編集部

1575OS5:2024/03/25(月) 17:12:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/49ae74fb6e712b6a9b27d74ba34dc8a86e9a38d2
「5月に何かが起こる」首相と決裂した茂木幹事長が繰り出す「岸田おろし」決死の一手
3/18(月) 14:00配信


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FRIDAY
自民党の刷新会議を終え、退出する茂木氏

「5月に何かが起こる」

ここ最近、茂木敏充幹事長(68)は意味深な表情を浮かべながら、周囲にそう漏らしているという。

【画像】すごい…!最高級ステーキ店で思わず手すりをつかむ森喜朗元首相

岸田政権は麻生太郎副総裁(83)と茂木氏が支える「三頭政治」が基盤であったが、1月18日の岸田文雄首相(66)の突然の派閥解消宣言で亀裂が生じた。2月29日の政治倫理審査会に岸田首相は現職の総理大臣として初めて出席したが、この決断についても事前の根回しはなかったという。

「3月9日夜、岸田首相は麻生副総裁と都内の日本料理屋で2時間半、会食しました。政治資金パーティーをめぐる裏金問題を抱えた議員の党内での処分について相談したと思われます。派閥解散宣言の3日後も岸田首相は麻生副総裁と会談していました。そこで解散宣言を詫びたといいます。ただ、茂木幹事長とは個別で会食したりはしない。二人はもう修復不能でしょう」(全国紙政治部記者)

三頭政治が華やかなりしころ、麻生氏は「次は茂木で、その次が林(芳正・官房長官)」と嘯(うそぶ)いていた。茂木氏は世襲議員でもなければ、日本新党出身で自民党生え抜きでもない。それでも「ポスト岸田」の最右翼まで駆け上れたのは”官僚も舌を巻く”と評される頭の回転の速さがあるからだ。

政治ジャーナリストの安積明子氏が解説する。

「’18年に経済再生担当大臣として、日米貿易交渉を短期間で終わらせて“タフネゴシエーター(難しい交渉相手)”としてホワイトハウスに認識された。困難な交渉を妥結に導いた功績で外務大臣に就任。当時のトランプ大統領にも認識され、安倍以後の政権でも重用された。

一方で、『瞬間湯沸かし器』とも揶揄されるほど怒りやすい。指示が細かく、少しでも意にそわないことがあると即キレる。官僚の間で“茂木マニュアル”が申し送り事項として共有されているほど。仕事は抜群にできるけど人間性に問題があり、人がついてこない」

岸田首相の派閥解消宣言で茂木派は分裂の憂き目にあった。小渕優子選対本部長(50)は30年前の政治改革大綱「党役員の派閥離脱条項」を理由に派閥を離脱。参議院議員の幹部ら4人があとに続いた。

茂木派若手議員は派内の様子をこう語る。

「木原稔氏を防衛大相に、秋葉賢也氏を復興相に、若宮健嗣氏を万博担当相にしてきたように、当選回数に応じて派閥内で大臣ポストを割り振ってきた。中堅・若手にも副大臣、政務官ポストを与えていたから、ベテランを除けば派閥内で表立って不平・不満は出ていなかった。

清和会(旧安倍派)で幹部が閣僚や党の重職を独占し、中堅・若手の不満が溜まっていたのと対照的。(茂木)会長はフラットな運営を行い、派閥を少しずつ大きくしてきたのにあの派閥解消宣言で、小渕氏らが離脱し、様子見をする議員も出始めた。直接言葉にはしていないが、茂木氏の総理への恨みは深い」

茂木氏は裏金問題についての党内での聞き取り調査などを森山裕総務会長(78)に丸投げ。「職責を放棄している」との批判が出始めている。

政治学者の天川由記子氏は茂木氏の動きを「秋の総裁選に照準を合わした確信的なサボタージュ」だと分析する。

「党内でヘタに敵を作りたくないんですよ。総裁選出馬には推薦人20名が必要で、勝つために一人でも多くの議員を取り込みたいから。サボタージュで空いた時間を使って、茂木氏は清和会の若手議員と会食を重ねている。清和会は裏金問題でガタガタとなっており、幹部は自身の保身で手一杯。若手の面倒を誰も見られない。そのスキをついて距離をつめ、若手を囲い込もうという算段」

幹事長は岸田首相を支える立場である。幹事長の茂木氏が「総裁選に出る」となれば、党内から大きな批判を浴びよう。茂木氏は幹事長を退くタイミングを探っているという。

「4月28日の衆院3補選で2敗すれば、『私の不徳の致すところ』と幹事長を辞職できる。自由な立場となって清和会の若手を引き込んで総裁選に望みたい」(天川氏)

5月に電撃辞任し、9月の総裁選へ――。卓越した頭脳が弾き出したシナリオで、悲願の天下取りとなるか。

取材・文:岩崎大輔

FRIDAYデジタル

1576名無しさん:2024/03/25(月) 19:08:52
二階引退か。腰巾着の林平沢江崎今村あたりも後追うのでは。
次回選挙後は年齢・当選回数上位者がガラッと変わりそう。

1577OS5:2024/03/27(水) 00:12:15
4711 OS5 2024/03/26(火) 17:15:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3ef573fa141f1e534015947e4fd2bdddb145888
「後継者は三男で決まりじゃないか…」二階俊博氏の不出馬表明で注目された“老い”と“世襲”
3/26(火) 10:16配信


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デイリー新潮
記者会見する自民党の二階俊博元幹事長

 私が会長を務めておりました派閥の政治資金問題で、政治に不信を招く要因となったことに対し、改めて国民の皆さま、これまでご支援くださった地元の皆さまに深くお詫びを申し上げます──確かに、一瞬、呂律が回っていない部分があった。自民党の二階俊博元幹事長は3月25日、党本部で記者会見を開き、次の衆議院議員選挙には出馬しないと明言した。

【写真をみる】確かに「一回り小さくなった」? 階段の上り下りもしんどそうな「二階俊博」元幹事長

 ***

 自民党関係者は「会見の生中継を見ていましたが、二階さんがずいぶんと変わってしまったことには驚きました」と言う。

「急に老け込んだ印象で、態度も弱々しく、以前より声も出ていないように思いました。今回の裏金事件で相当なショックを受けたのは間違いなさそうで、よく『一回り大きくなった』という表現を使いますが、二階さんの場合は逆に『一回り小さくなった』という感じですね」

 記者から引退は年齢が原因かと問われると、「バカ野郎」と吐き捨て、ネット上では今でも炎上が続いている。後継問題が大きな関心事の一つであることは言うまでもなく、後継についての質問が飛ぶと、二階氏は「和歌山3区の皆さんが決めることです」と回答。脇に立った林幹雄元経済産業相も「県連にお任せするということで」とフォローした。

「表向きには、ああいう風に答えるしか、なかったのでしょう。とはいえ、二階さんは後継候補を決めています。3人のお子さんがいますが、三男の伸康氏を立候補させたいと思っているのです。実は長男も出馬を考えているようですが、2016年の御坊市長選で落選しましたし、率直に言って地元支持者の評判もよくありません。次男はコロナ禍で緊急事態宣言が発令されていた際、銀座のクラブに通っていたことを週刊文春に報じられました。三男はANAに勤務した経験があり、今は二階さんの公設秘書です。人当たりもよく、地元では『三男で決まり』という声が大勢を占めていました。県連や地元の有力支持者が決めるということになれば、三男が手を挙げれば異論は出ないでしょう」(同・関係者)
ライバル世耕氏も“不戦敗”
 衆議院議員選挙では1票の格差を是正するため10増10減を実施。和歌山県は3つあった小選挙区が2つに減らされた。

 昨年6月、自民党の和歌山県連は新2区から二階氏が出馬すると決定した。もし三男が後継候補として立候補するなら、当然ながら同じ2区の可能性が極めて高い。

「世耕弘成氏は、参議院の和歌山県選挙区で5回連続当選を果たしています。雑誌のインタビューなどで首相を目指す考えを明らかにしており、衆議院議員だった祖父の地盤が新2区にあったことなどから、『二階さんの世襲が現実味を帯びれば、世耕さんも黙ってないだろう』と言われてきました。しかし世耕さんは裏金事件で大きなダメージを受け、自民党の中でも『選挙における非公認』以上の重い処分が下されそうです。とても参院から衆院への鞍替えなどできる状態ではないでしょう。二階さんが引退を決めた背景には、世耕さんは衆院に鞍替えできないということも関係していると思います」(同・関係者)

 これで二階ファミリーの世襲が実施される──思わずそう言いたくなるが、まだまだ不安要素もあるという。

反旗を翻す可能性
「全国の有権者が世襲を厳しく批判するのは確実でしょう。いくら“二階王国”とはいえ、和歌山の新2区でも納得しない有権者はいるはずです。そうした状況の中で注目すべきは野党候補ではありません。自民党の県議や市議などが政治刷新を訴え、無所属で立候補するという展開です。つまり“保守分裂選挙”が起きる可能性があるのです。とはいえ、二階さんは後援会もしっかりしているし、選挙には強いですからね。結局は今のところ、後継者に三男を立てて勝利という可能性が高いと見ています」(同・関係者)

デイリー新潮編集部

新潮社

1578名無しさん:2024/03/27(水) 19:13:37
群馬5区
自民 小渕優子
維新 中島由美子(元榛東村議)
共産 伊藤達也

1579OS5:2024/03/28(木) 23:11:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/127463304000f71fbdd6920fb2a92d353b67ef7b
日本維新の会 群馬5区に元榛東村議の中島由美子氏擁立
3/27(水) 19:52配信

群馬テレビ
(写真:群馬テレビ)

次期衆院選に向け日本維新の会は、群馬5区に元榛東村議の中島由美子さんを擁立すると発表しました。
これは27日、日本維新の会の藤田幹事長が発表したものです。中島さんは、榛東村出身の65歳、元役場職員で2019年と去年、村長選に出馬したほか村議会議員を務めた経験があります。
去年の村長選後、今後の政治活動について県支部にあたる「群馬維新の会」の宮崎岳志幹事長と意見交換をする中で出馬を決めたということです。中島さんが国政選挙に挑戦するのは初めてです。
中島さんは群馬テレビの取材に対し「今の地方は疲弊している。命の尊厳を守るための政治に取り組みたい」と話し、役場での現場経験を活かし、ものづくりの現場で働く人の労働環境の改善や教育環境の充実などに取り組みたいとしています。

1580OS5:2024/03/28(木) 23:12:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/b51b88e5c574ac90d8d6313a403d587809e84cd5
「世耕氏を道連れ」「息子の世襲を画策」自民ナンバー2まで上り詰めた二階氏“電撃不出馬”の真の狙いは? 権力に貪欲、10年ごとに転機を迎えた40年の議員生活
3/27(水) 18:51配信

集英社オンライン
二階氏の引き際をどうみる

約40年間にわたって国会議員を務めてきた自民党の二階俊博元幹事長が、裏金問題の責任を取って次期衆院選には出馬しない意向を表明した。その引き際は、同じく裏金問題に揺れる安倍派幹部に圧力をかけるようタイミングを見定めたものともみられ、最後まで政治家としてのしたたかさを印象付けた。

【画像】二階氏が不記載だった政治資金の使途とした、大量購入した17点の書籍のうち、5000冊ともっと多く買ったのはこの一冊

番記者とも距離が近い“ザ・昭和”の政治家
「お前もその年がくるんだよ、バカヤロウ」

25日の記者会見で不出馬理由について「年齢の問題か」と問われた二階氏は記者に対して凄むように言った。令和の今にあっては失言とも取れるような発言だが、ある意味、現代に染まらない“ザ・昭和”の政治家らしい会見だったと言えるかもしれない。

二階氏は最近でも番記者に対して頻繁に食事をおごり、手土産を持たせる、昔らしい政治家のスタイルを貫いていた。

幹事長時代に二階氏の番記者をしていた大手新聞社の記者は語る。

「二階氏が東京都内で誰かと懇談をするとき、候補となる飲食店は数店舗に限られていたため、各社で手分けをして各店舗を見て回り、幹事長の車を探したものです。無事に見つかって、懇談後にぶら下がり取材をした後には、二階氏が記者たちに夜飯を奢ることが恒例になっていた。地元である和歌山のみかんや梅干しを大量にお土産として持たせることもあった」

昨今は政治家と記者の距離感が問われる時代になったこともあり、こうした光景は永田町ではあまり見られなくなっていたため、よくも悪くも二階氏らしい振る舞いを続けていたと言えるだろう。

ただ、このような豪胆な性格も災いしたか、自民党裏金問題では起訴された3人の議員を除くと、二階氏の収支報告書不記載額が3526万円と最高額となっていた。

会見では、二階氏が自らの裏金問題について国会で説明しないのかとも追及されたが、側近の林幹雄衆院議員が「二階会長は(不記載のお金を何に使ったのか)全部つまびらかにしてご報告を記者にしている」と即座に否定した。

しかし、その内容はほとんどが書籍代で、二階氏自身や小池百合子氏の活動について記した本など2万7700冊を3472万円もかけて購入したものとなっている。

二階氏の事務所は書籍の購入について、議会関係者などに配り、政策広報に努めるためだったと説明しているが、自身のヨイショ本を書いてもらうために出版社から提示された数量を買っていたのではないかとの指摘も受けているところだ。

「そもそも収支報告書に記載されなかった3526万円は記録をつけない裏金となっていたため、実際のところ何に使われたのかはわからない。ただ、お金に色はないため、もともと二階氏が自身のポケットマネーから書籍を購入していたものを、不記載だった政治資金の使い道として後付けしたのではないかともいわれます。

だからこそ、書籍代3472万円という突飛なものとなってしまい、政治資金の使い道としては疑問符がつく内容になったのだろう」(永田町関係者)

今回の不出馬表明によって裏金問題の責任を取り、国会で自身の裏金について説明する必要も、自民党から処分を受ける理由もなくなった――。二階氏はそんなシナリオを描いているのだろうが、そう簡単に国民が納得できるとは思えない。

1581OS5:2024/03/28(木) 23:13:02
不出馬は世耕氏を道連れにする狙いも?
一方、二階氏の引き際は裏金問題を巡る政局を見定めたものとなった。

裏金を所属議員にキックバックしていたことで大問題となった安倍派の幹部4人に岸田文雄首相自身が聴取をする3月26、27日に先駆けて不出馬を表明することで、安部派幹部らにもきちんと責任を取らせるよう圧力をかける形になったからだ。この4人のうち1人には二階氏と地盤を同じくする世耕弘成前参院幹事長もいる。

自民党関係者は「世耕氏は総理総裁を目指す考えを以前から示しており、参院和歌山選挙区から衆議院に鞍替えすることを狙っている。その選挙区が、二階氏が当選を重ねてきた和歌山3区(次期衆院選では「10増10減」の区割り見直しで和歌山2区となる)だった」としたうえで「二階氏は息子に国会議員を世襲させたいと考えている。安倍派の幹部が聴取を受ける前に責任を取ることによって、世耕氏に重い処分が下される流れを作り、動きを封じ込めようとしたのだろう」と解説する。

冒頭のように、会見では年齢と不出馬の判断は関係がないとして記者に凄んで見せた二階氏だったが、それでも85歳という高齢を迎え、永田町ではいつ国会議員から身を引くかが注目されていた。最終的には、次の選挙での不出馬表明も、政局的な駆け引きのカードとして利用したわけだ。

自民党で幹事長を5年以上務めただけあって、最後の最後まで権力に対して貪欲だったといえるだろう。

ベテラン秘書の1人は「二階氏は10年ごとに大きな転機を迎えてきた」と振り返る。

1983年に初当選を果たした二階氏は1993年に自民党を離党し、小沢一郎氏らとともに新生党を結成。2003年には自らが幹事長を務めていた保守新党が自民党に吸収される形で10年ぶりに自民党に復党している。

2013年には自民党が政権復帰を果たした第2次安倍政権で衆議院の予算委員長となり、2014年には来年度予算案を与野党の人脈を駆使して異例のスピード審議で衆議院を通過させ、その後の総務会長、幹事長就任に道筋をつけた。

そして、2023年に自民党裏金問題が発覚し、今年になって二階派は解散。二階氏自身も国会議員としての活動に区切りをつけることとなった。

新党ブームから民主党政権誕生による自民党下野も含む、激動の40年間の議員人生を自らの政局観で切り開き、自民党ナンバー2の権力者にまで上り詰めた政治家だと言えるだろう。

しかし、時代はすでに令和である。国会議員の思惑が絡み合った永田町の駆け引きによる政治ではなく、求められるのは真に国民生活に向き合った政治だ。ザ・昭和の政治家が国会から去ることによって、現代に即した新しい政治を始めることができるのかが、これからの国会議員には問われている。

取材・文/宮原健太
集英社オンライン編集部ニュース班

1582OS5:2024/03/29(金) 17:01:52
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20240329-567-OYT1T50033.html
乙武洋匡氏、東京15区補選で「ファーストの会」が擁立へ…自民は対応を慎重に検討
2024/03/29 05:00読売新聞

乙武洋匡氏、東京15区補選で「ファーストの会」が擁立へ…自民は対応を慎重に検討

乙武洋匡氏 【読売新聞社】

(読売新聞)

 柿沢未途・前法務副大臣(自民党を離党)の議員辞職に伴う衆院東京15区補欠選挙(4月28日投開票)を巡り、地域政党「都民ファーストの会」が国政進出を目指して設立した「ファーストの会」が、作家の乙武洋匡おとたけひろただ氏(47)を擁立する方向で最終調整していることがわかった。

 都民ファは小池百合子東京都知事が特別顧問を務める。自民は都民ファとの相乗りを選択肢に入れており、対応を慎重に検討する。乙武氏は「先天性四肢切断」の障害を抱え、「五体不満足」の著者として知られる。2022年7月の参院選東京選挙区(改選定数6)に無所属で出馬したが落選し、都民ファの政治塾で講師を務めていた。

1583名無しさん:2024/03/29(金) 18:12:20
https://www.asahi.com/articles/ASS3Y1T37S3YUTFK00CM.html
独自 立憲、東京15区補選で酒井氏擁立へ 共産とも連携の可能性
2024/3/29 15:30
 立憲民主党は29日、衆院東京15区補欠選挙(4月28日投開票)で元江東区議の酒井菜摘氏(37)を擁立する方針を固めた。党幹部が明らかにした。

酒井氏は昨年12月の江東区長選に立候補し、次点で敗れた。しかし、「助産師の経験があり、子育て政策推進などで国政に必要な人材」(党関係者)として立憲が補選での擁立を模索。酒井氏は29日、都連幹部と面会し、国政への意欲を伝えた。来週にも都連が会合を開き、酒井氏擁立を正式決定する見通し。

 共産は同区補選で党地区委員長の小堤東氏(34)を擁立しているが、区長選時に酒井氏を支援した経緯があり、「擁立を取り下げて酒井氏支援にまわる可能性もある」(党幹部)という。

 同補選では、小池百合子・東京都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が作家の乙武洋匡氏(47)を擁立する方針を固めた。日本維新の会の金沢結衣氏(33)、参政党の吉川里奈氏(36)、諸派の飯山陽氏(48)と、同区選出の元自民議員で無所属の秋元司氏(52)が立候補を表明している。(松井望美)

1584OS5:2024/03/29(金) 19:21:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/eba7cbd66c5266457bf99d486b3fdb3bed1cb44d
衆院東京15区補選に酒井菜摘氏が出馬へ 立憲民主党が擁立調整
3/29(金) 19:17配信

毎日新聞
酒井菜摘氏

 立憲民主党は衆院東京15区補選(4月28日投開票)で、元東京都江東区議の酒井菜摘氏(37)を擁立する最終調整に入った。複数の党関係者が明らかにした。

【図解でわかる】そもそも選挙の仕組みの仕組みとは

 酒井氏は区議の2期目途中で立憲を離党し、昨年12月の江東区長選に無所属で出馬。立憲、共産党、れいわ新選組、社民党、地域政党「東京・生活者ネットワーク」の支援を受け、次点で落選したものの約3万4000票を得た。

 東京15区補選では既に共産が独自候補の擁立を発表しているが、立憲は酒井氏支援で共闘した経緯があることから、一本化に向けて共産と検討を進めるとみられる。

 立憲は4月の衆院3補選で島根1区、長崎3区では候補の擁立を済ませており、東京15区のみ未定だった。【松尾知典、中村紬葵】

1585名無しさん:2024/03/30(土) 14:25:47
【独自】衆院長野5区 立民、福田氏で候補調整
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024033000065

千葉日報記者、選挙区内の飯田出身

1586OS5:2024/04/02(火) 13:12:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/4223fad66d030c74ab0b73bad1bf50d851a83431
乙武洋匡氏を自民が推薦へ、東京15区補選でファーストの会が擁立…長崎3区は不戦敗に
4/2(火) 12:00配信

読売新聞オンライン
乙武洋匡氏

 自民党は2日午前、衆院東京15区、長崎3区両補欠選挙(16日告示、28日投開票)を巡り、いずれも公認候補の擁立を見送る方針を決めた。東京は、地域政党「都民ファーストの会」が国政進出のために設立した「ファーストの会」副代表で、無所属で出馬する方向の作家・乙武洋匡氏を推薦する方針だ。長崎は不戦敗となる。


 茂木幹事長が2日午前、党本部で記者団に明らかにした。両補選はいずれも元自民議員の辞職に伴うもので、公認候補を擁立した場合、激しい逆風が予想されていた。長崎は衆院小選挙区の「10増10減」で、次期衆院選から県内の選挙区数が1減となることも考慮した。

 茂木氏は記者団に「現在、我が党は信頼回復に向けて抜本的な改革を進めている途上にある」と擁立見送りの理由を語った。

1587OS5:2024/04/02(火) 14:34:31
塩谷立1950年生まれでどーせ比例重複できないんだから
二階と同じように先に引退表明したほうが良かったのでは・・・?


9468 :OS5 :2024/04/02(火) 14:31:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/917e2f2c91e2d512ef6178569be495a7ed291b87塩谷氏、世耕氏に「離党勧告」検討 政治生命に影響も 自民裏金問題
4/1(月) 23:05配信
 自民党は派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた党内処分で、安倍派の座長だった塩谷立元文部科学相と安倍派の参院側トップだった世耕弘成前党参院幹事長を、8段階の処分のうち2番目に重い「離党勧告」とする検討に入った。党関係者が1日、明らかにした。処分対象者は計39人で、弁明聴取などを経て4日の党紀委員会で処分内容を決める方向だ。

 離党勧告を受けると比例代表への重複立候補ができなくなる上、将来的な復党も難しくなり、対象者の政治生命を大きく左右する。

 塩谷、世耕両氏は安倍派会長だった安倍晋三元首相から現金による還付取りやめを指示されながら、安倍氏の死去後、還付を継続させていた安倍派の2022年幹部会合の出席メンバー。塩谷氏自身の不記載額は234万円にとどまったが、最近まで安倍派の対外的トップだった政治的責任を重く見たとみられる。

 この幹部会合に出席していた下村博文元文科相、西村康稔前経済産業相についても「離党勧告」か3番目に重い「党員資格の停止」、4番目の「選挙における非公認」とする方向だ。

 自民は1日、政治資金収支報告書の不記載があった現職・衆院選支部長85人のうち、安倍派、二階派関係の39人を処分対象とすると発表した。茂木敏充幹事長は記者会見で、「不記載が認められた派閥の幹部の立場にありながら適切な対応を取らなかったと考えられる者」「不記載または不適切な記載の金額が過去5年間で500万円と多額に上った者」のいずれかの基準に合致した人が処分対象だと説明した。

 自民関係者によると、残る対象議員に関しては「1000万円以上」「1000万円未満、500万円以上」など金額の多寡に加え、派閥での役職を考慮し、「党員資格停止」から7番目の「戒告」の処分を検討する。

 ただし不記載額が3526万円と党在籍の現職で最多だった二階俊博元幹事長については、次期衆院選への不出馬を表明したことを理由に処分の対象外にすると決めた。茂木氏は党紀委に1日提出した処分審査の要請書に、二階氏は次期衆院選への不出馬を表明したことで「自ら政治責任を取った」とし「この判断を重く受け止め、党紀委への審査要請はしない」と記した。【高橋祐貴、樋口淳也】

1588OS5:2024/04/02(火) 14:35:08
https://www.tokyo-np.co.jp/article/318812
東京15区補選、自民は独自候補断念 都ファ擁立の乙武洋匡氏を推薦へ 茂木幹事長「なかなか難しい状況あった」
2024年4月2日 11時55分
衆院東京15区補選(4月16日告示)で、自民党の茂木敏充幹事長は2日、東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が擁立する作家で新人の乙武洋匡氏の推薦をする方針を明らかにした。党本部で記者団に述べた。
衆院長崎3区については、候補者擁立を見送る方針を明らかにした。
4月28日投開票の衆院補選の候補者擁立について、記者団に説明する自民党の茂木敏充幹事長㊧と小渕優子選対委員長
4月28日投開票の衆院補選の候補者擁立について、記者団に説明する自民党の茂木敏充幹事長㊧と小渕優子選対委員長

都民ファーストの会は、国政進出に向けて設立した政治団体「ファーストの会」として擁立する。
◆長崎3区も擁立見送りの方針
この日、茂木幹事長は記者団に、候補者擁立の判断が遅れたことについて、「全体の政治状況の話ありますが、それぞれの選挙区の事情もあったと思います。東京15区もそうでありますが、長崎3区においても、補選に至った経緯という中で、わが党にとって、なかなか候補者を擁立しにくい状況もあったのも確かだ」と答えた。
自民は派閥の政治資金パーティー収入をめぐる裏金問題で政党支持率が低迷しており、「小池人気」にあやかる戦略をとる形となった。乙武氏を巡っては公明党、国民民主党も支援を検討している。
乙武洋匡氏=2022年5月撮影
乙武洋匡氏=2022年5月撮影

衆院東京15区補選を巡っては、立憲民主党は元江東区議で新人の酒井菜摘氏を擁立する方向で調整中。共産は新人の小堤東氏が立候補を表明しているが、両党は選挙で協力する可能性もある。
このほか、日本維新の会の新人金沢結衣氏、参政党の新人吉川里奈氏、作家の百田尚樹氏が代表の政治団体「日本保守党」の新人飯山陽氏、元自民衆院議員の秋元司氏が立候補を表明している。
◆「擁立しにくい状況」「厳しい選挙」
茂木幹事長と記者団とのやりとりは以下の通り
Q 補選の告示まで1ヶ月を切る中でなかなか対応が決まらなかった。政治とカネの問題が影響したとみているか
A 全体の政治状況の話はあるが、それぞれの選挙区の事情もあったと思う。東京15区もそうだが、長崎3区においても、補選に至った経緯という中で、わが党にとって、なかなか候補者を擁立しにくいこういう状況もあったのも確かだと考えている。
Q 長崎3区について。長崎3区には立憲民主党と日本維新の会が次期衆院選の候補を擁立する。両候補者が先行して、票の掘り起こしを許すという形になり、地元からは擁立論も根強いが、この辺りはどのように整理したのか
A 確かに地元からは擁立すべきだというご意見も頂いてきた。一方で、今回の補選に至った経緯であったり、選挙区が次回は新しい2区と3区にわかれるといった地元の状況も考えて、擁立するのは困難ではないかと。こういうご意見があったところだ。いずれにしても今日、長崎県連と話をして、候補者擁立を見送るということについてご理解を頂いたので、本選に向けてしっかり1区2区3区とも勝利できるように取り組んでいきたいと思っている。
Q 自民党が対応を決めたこと衆院3補選の構図が固まった。意気込みを。
A なかなか厳しい状況の中での選挙となると思うが、島根においては公認候補を擁立している。東京15区においても候補者の推薦を行うという形で、勝利に向けて全力で取り組んでいきたい。

1589OS5:2024/04/02(火) 17:02:20


8589 :OS5 :2024/04/02(火) 17:01:46
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1251173?yahoo=y&utm_source=yahoo&utm_medium=http&utm_campaign=link_back&utm_content=related
比嘉京子県議の離党 社大党が承認 副委員長職の解任も 沖縄4区から立候補に意欲
2023年11月5日 9:40
社大党(高良鉄美委員長)は4日の中央執行委員会で、次期衆院選沖縄4区で立候補の意欲を示している比嘉京子県議に対して党副委員長職の解任処分を決めた。比嘉氏が衆院選を巡る一連の対応について党に相談していなかったことが理由。比嘉氏が提出していた離党届も承認した。 執行委後、高良委員長が明らかにした。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1333996
比嘉県議擁立へ 女性議員新団体 衆院選4区
2024年3月30日 4:57
 比嘉京子県議や無所属の女性市町村議らが29日、那覇市内で会見を開き、政治団体「沖縄うない」を設立したと発表した。代表は比嘉氏が務める。団体は、衆院選沖縄4区で女性候補者の擁立を目標に掲げ、政治勢力「オール沖縄」候補者の一人として名前が挙がっている比嘉氏を推す構え。



https://news.yahoo.co.jp/articles/b825d32a2affa87cfd6ff6512fe976b206944ece
「うない」、沖縄4区の候補者選考委に参加を要請 衆院選巡り「オール沖縄」に
4/2(火) 15:52配信
 政治団体「沖縄うない」(代表・比嘉京子県議)の玉那覇淑子副代表らが2日、政治勢力「オール沖縄」に対し、衆院沖縄4区の候補者選考委員会に参加させるよう要請した。選考委立ち上げを進める照屋大河県議は「選考委の中で提案し、協議していきたい」と述べた。

 うないはこのほか、公開討論会の開催を沖縄本島や宮古、八重山地域で行うことを求めている。オール沖縄は4区候補者の一本化に向け、政党・政治団体の代表者ら7人で選考委を立ち上げることを確認しているが、会議を構成するれいわ新選組が委員会の意思決定を全会一致とするなどの条件を提示しており、正式発足には至っていない。選考委関係者は3日にれいわやうないの要請について協議する方針。(政経部・又吉俊充)

1590OS5:2024/04/02(火) 17:03:27
>>1585
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb9bb6476e392e2fcf511b824504258f0d153ede
立憲民主党が衆議院長野5区に福田淳太氏30歳擁立で調整、代議士秘書経て元千葉日報記者、7日の常任幹事会で正式決定へ
4/1(月) 18:28配信
立憲民主党長野県連は、衆議院長野5区に新人の福田淳太(ふくだ・じゅんた)さんを擁立する方向で調整しています。

福田さんは飯田市出身の30歳。

大学卒業後、衆議院議員の秘書などを経て、千葉市に本社を置く地方紙・千葉日報で記者を務めていました。

県連は4月7日の常任幹事会で擁立を正式決定し、党に公認申請する予定です。

自民党の宮下一郎(みやした・いちろう)さんが6期目を務める長野5区を巡っては、共産党県委員会が2023年、後藤荘一(ごとう・そういち)さんの擁立を発表する一方で、立憲民主党との候補者調整の余地も残しています。

信越放送

1591OS5:2024/04/02(火) 17:31:17
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/994524/
堀井学氏、次期衆院選で不出馬の可能性言及
佐藤圭史 会員限定記事
2024年3月30日 20:28(3月30日 20:36更新)
【白老】自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、自民党の堀井学衆院議員(比例代表道ブロック)は30日、胆振管内白老町内で開いた同党白老支部への説明会で、事件に関わった議員に対する党の処分が4月4日にも発表される見通しについて触れ、「次(の衆院選)に出ないで、その次に出る選択肢もある」と述べ、次期衆院選に出馬しない可能性について言及した。
 説明会は非公開で行われ、出席した複数の同党白老支部役員が明らかにした。堀井氏は処分について「(衆院選で)非公認の可能性がある」とし、「処分を受けて今後を判断する。無所属で出たり、道議というステージもある。あらゆる選択を考えている」と述べたという。
 堀井氏は安倍派(清和政策研究会)から5年で2196万円のキックバック(還流)を受け、政治資金収支報告書に記載していなかった。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/995265/
裏金…堀井氏の処分に注目 次期衆院選 「非公認」なら不出馬や無所属出馬
斎藤雅史 、佐藤圭史 、犬飼裕一 会員限定記事
2024年4月1日 22:00
自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、同党が4日に発表する見通しの堀井学衆院議員(比例代表道ブロック)への処分に注目が集まっている。「選挙での非公認」の処分になれば、次期衆院選で堀井氏は不出馬や無所属での出馬を迫られる。道9区(胆振、日高管内)の同党関係者は「処分の内容次第で、選挙への臨み方が大きく変わる可能性がある」と見守っている。
■自民関係者 「内容次第で対応変わる」
 「次(の衆院選)に出ないで、その次に出る選択肢もある」。堀井氏は白老町内で3月30日に開いた説明会で同党白老支部役員らに、次期衆院選不出馬の可能性について説明した。一方で「あらゆる選択肢を考えている」とし、無所属での出馬や道議選へのくら替えなどに含みを持たせた。
 党規律規約に基づく処分は8段階あり「選挙での非公認」は4番目に重い。5番目以下は「国会および政府の役職の辞任勧告」「党役職停止」と続く。
 説明会で堀井氏は「非公認の可能性がある」と明かしたといい、白老支部の小西秀延(ひでのぶ)支部長は「(堀井氏)本人の意向を受け入れ、支えていくという声は多い」と話す。
 堀井氏は安倍派(清和政策研究会)から5年で2196万円のキックバック(還流)を受け、政治資金収支報告書に記載していなかった。地元選出のある自民党道議は「処分がどうなるか本当に読めない。非公認になった場合、9区全体の問題として調整が必要だ」と注視する。
 ただ、堀井氏の政治姿勢の問題点を指摘する意見書を本人に送付した自民党苫小牧支部の幹部は「処分にかかわらず、これまでの姿勢を改めてもらえなければ、選挙で支援を続けるのは難しい」と強調する。
 堀井氏は無所属での出馬の可能性についても言及した。西胆振の党支部役員は「処分がどうなるにせよ、次は前回よりも厳しい戦いになる」と覚悟する。
 堀井氏は白老の後、室蘭でも裏金事件の経緯について説明した。同党室蘭支部の役員は「引き続き応援したい気持ちは強いが、今後どうするかは処分内容が出てから考えることになる」と話した。

1592OS5:2024/04/03(水) 21:59:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf23d5482363a36b8cae78ba7be610b31580c716
衆院長崎3区補選 自民・候補擁立を断念、不戦敗が確定 無所属で出馬模索も失速
4/3(水) 10:00配信

長崎新聞
 衆院長崎3区補欠選挙で独自候補擁立を断念した自民党。2月下旬以降、党が擁立しない方向で調整を進めた中、水面下では、無所属で出馬し党支持者の受け皿になろうと模索する自民県議の動きが直前まであったが、「反党行為」と見なされるとの懸念から失速。県内の国政選挙では結党以来初となる自民の不戦敗が確定した。地元の支持者らは「仕方ない」と諦めの声を漏らす一方、野党の攻勢が必至となる次の解散総選挙は「厳しい戦いを強いられる」と危機感を募らせている。
 「国境離島を守るために候補を出さなくていいのか。野党に(議席を)取られていいのか」。3月16日、党県連が候補擁立協議の状況を説明するため長崎市内で開いた会合で、マイクを握った江真奈美県議=同市区=が語気を強めた。3区に含まれる離島の県議らには主戦論が根強く「擁立に後ろ向きではないか」と不満の声が出ていた会場からは、拍手が湧き起こった。
 もともと茂木敏充党幹事長は擁立に前向きだった。2月13日、県連幹部に「戦う準備を」と電話。県連は人選を本格化した。3区県議らの後押しを受け、手を挙げたのは1区を地盤とする江氏だった。
 ただ、3区補選は党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡る谷川弥一氏の議員辞職が発端で、激しい逆風が予想される。県連の古賀友一郎会長は、その後の党本部協議でも「擁立は賛否両論ある」と慎重姿勢を崩さず、協力する公明党との関係悪化も危惧した。
 県連は党本部に3月10日までに擁立の可否を判断するよう求めたが、結論が出ない状態が続いた。関係者によると、業を煮やした江氏は同月下旬には無所属での出馬を真剣に模索。「選挙資金は借金などで用意するめどが立った」と周囲に話し、選挙向けのリーフレットを作る準備も始めていたという。
 一方、江氏を後押しした県議らの間に、無所属での出馬は「反党行為にならないか」「地域支部の協力を得られるのか」といった懸念が広がった。最終的に江氏は「党のための戦いにならない」と判断。同27日、LINE(ライン)で県議団に「無所属で出馬する意味を見出せなくなった」と通知した。
 自民支持者の間では諦めムードが漂う。
 五島市の市議は「ここまで結論を引っ張られると不戦敗でもしょうがない」と淡々とした様子。大村市の関係者は「党内で厭戦(えんせん)気分が広がっている。政権与党の気概が感じられない」と指摘。補選の野党候補は次期衆院選を見据えて名前と顔を売ることができ、「大きなアドバンテージを得る」と警戒心を口にする。

1593OS5:2024/04/03(水) 22:04:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/8875596f1ae75cd2929ab820791c02ea8611d855
須藤参院議員が衆院東京15区補選に出馬へ
4/3(水) 10:18配信
共同通信
 須藤元気参院議員(46)が3日、東京都内で記者会見し、衆院東京15区補欠選挙に無所属で立候補する意向を明らかにした。

1594OS5:2024/04/03(水) 22:49:59
https://mainichi.jp/articles/20240402/k00/00m/010/191000c
“細田氏議席”巡り与野党対決 自民新人vs野党統一候補 島根1区
松原隼斗
目野創
政治

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国政選挙

島根

中国
毎日新聞
2024/4/2 18:40(最終更新 4/2 21:01)
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衆院島根1区補選の主な構図
 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件後、初の国政選挙となる衆院3補欠選挙(28日投開票)は、16日の告示まで2週間を切った。自民は2日、東京15区(江東区)と長崎3区(大村市など)で公認候補の擁立見送りを発表。自民公認の新人と立憲民主党の元職らが名乗りを上げる島根1区(松江市など)が唯一、与野党が直接対決する見通しとなった。岸田政権の行方を左右し、自民にとっては負けられない戦いとなる。対する野党は候補を一本化し、攻勢を強める。

 島根県は竹下登元首相や青木幹雄元官房長官(いずれも故人)らを生んだ「保守王国」で知られる。1996年の小選挙区制導入以降、2021年衆院選まで全国で唯一、県内全小選挙区を自民が独占。1区では、23年11月に死去した細田博之前衆院議長が議席を守ってきた。細田氏の急逝を受け、自民県連は公募で元財務官僚の新人、錦織功政(にしこりのりまさ)氏(55)の擁立を決めた。

 「党に対するみなさんの信頼は地に落ちている。『今まで応援してきた』と言うことすら、はばかられる現状だ」。3月上旬、同県安来市であった党支部の会合で、錦織氏と並んだ地元選出の青木一彦参院議員(幹雄氏の長男)は、危機感をあらわにした。

 細田氏は…

1595OS5:2024/04/03(水) 22:53:35
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20240403-OYT1T50048/長崎3区補選、自民党「不戦敗」に虚無感…支持者ら「党勢が衰えることを懸念している」
2024/04/03 10:08
選挙・長崎
選挙・自民党

スクラップ
 衆院長崎3区補欠選挙(16日告示、28日投開票)を巡り、自民党が候補者の擁立断念を明らかにした2日、同党長崎県連の関係者や支持者からは「選択肢を示すべきだった」と不満の声が聞かれた。一方、候補者を擁立する野党側は「政治とカネ」を巡る逆風下での断念と捉え、議席獲得に向けて攻勢を強めている。

苦境鮮明、自民2補選擁立見送り…東京15区は乙武氏推薦方針でも「既に負け越しが決まった」
 「なくなる選挙区であることを総合的に判断した結果だと承った。党本部の判断を厳粛に受け止める」


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 2日、自民党本部で茂木幹事長と面会した同党長崎県連の古賀友一郎会長(参院議員)は硬い表情で報道陣の前に現れ、こう語った。

 多くの離島を抱える長崎3区は保守の地盤として知られ、小選挙区制導入以来、自民が敗れたのは政権交代選挙となった2009年の1度だけ。そうした選挙区での異例の「不戦敗」の背景にあるのが、衆院小選挙区の「10増10減」だ。

 次期衆院選から長崎の小選挙区数は4から3に減るが、新1〜3区の予定者は既に決まっている。このため、補選に候補者を立てても、次に出馬できる小選挙区はなく、処遇がネックとなっていた。

 加えて、衆院議員を辞職した谷川弥一氏(82)の政治資金規正法違反事件で、保守層からも自民に厳しい目が向けられていた。県連内には当初から、主戦論と慎重論が渦巻いていた。

 一時は主戦派の中から県議の一人が出馬に意欲を示したが、県連と党本部の調整が進まなかった。この県議は「多くの県議や支持者が『戦うべきだ』と考えていた。地元には虚無感が広がっている」と党本部や県連を批判した。

 自民党支持者らからも不満が漏れた。大票田の大村市に住む男性(80歳代)は「非常に残念だ。(不戦敗で)党勢が衰えることを懸念している」とため息をついた。対馬市内の農業男性(70歳代)は「選択肢が少なくなり、過疎が進む地方の活性化や離島振興が停滞するのでは」と話した。

 自民の擁立断念によって、補選は立憲民主党現職の山田勝彦氏(44)(比例九州)と、日本維新の会新人で学習塾経営の井上翔一朗氏(40)の野党同士の一騎打ちとなる公算が大きい。

 山田氏は「金権政治に対する怒りの声を多く聞いた。国民の声をぶつける選挙にする」と意気込む。維新は井上英孝選対本部長代行(衆院議員)の名義で、「腐敗した政治を浄化することを訴え、選挙戦を戦い抜く」とコメントを出した。

1596OS5:2024/04/03(水) 22:56:45
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20240402-OYT1T50156/
苦境鮮明、自民2補選擁立見送り…東京15区は乙武氏推薦方針でも「既に負け越しが決まった」
2024/04/03 08:23
選挙・島根
選挙・東京
選挙・長崎
選挙・自民党

スクラップ
 自民党は2日、衆院3補欠選挙(16日告示、28日投開票)のうち、東京15区、長崎3区について、いずれも公認候補の擁立を見送る方針を決めた。自民が公認候補を擁立するのは島根1区のみで長崎3区は不戦敗となる。派閥の政治資金規正法違反事件を受けた党の苦境が鮮明となった。

島根1区補選、与野党が総力戦…茂木氏「嵐の中の船出」・岡田氏「天王山になる」

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補選の方針について発表する自民党の茂木幹事長(左)と小渕優子選挙対策委員長(2日、党本部で)
 「我が党にとって、なかなか候補者を擁立しにくい状況があったのも確かだ」

 自民の茂木幹事長は2日、党本部で記者団に対し、一連の事件が補選の対応に影響したことを認めた。

 東京15区は公職選挙法違反事件で有罪が確定した柿沢未途・前法務副大臣(自民を離党)の議員辞職、長崎3区は政治資金規正法違反事件で有罪が確定した谷川弥一氏(同)の議員辞職、島根1区は細田博之・前衆院議長の死去を受けて、それぞれ実施される。

 今回の3補選は政治資金規正法違反事件後、初めての国政選挙となり、岸田政権の行方を左右するとみられている。

 東京15区については、地域政党「都民ファーストの会」が国政進出を目指して設立した「ファーストの会」副代表で、無所属で出馬する方向の作家・乙武洋匡氏を推薦する方針だ。

 自民執行部は公認候補を擁立した場合、激しい逆風が予想されるため、都民ファーストの会の特別顧問を務める小池百合子東京都知事との連携を探っていた。自民幹部は「相乗りが最善の道だ。乙武氏が当選すれば、自民の『勝ち星』にカウントできる」と語る。ただ、連立政権を組む公明は乙武氏を支援するかどうか、慎重に判断する構えだ。過去に乙武氏の女性問題が週刊誌で報じられ、党内の抵抗感が根強いためだ。

 自民内からは「東京15区は与党が一枚岩で戦える状況ではなく、島根1区の情勢も厳しい」との声が漏れる。自民の閣僚経験者は、首相の党総裁としての任期が9月に満了することに触れ、「既に負け越しが決まったようなものだ。首相の求心力が低下し、再選戦略に影響を与えるのは避けられない」との見方を示した。

立維一騎打ちか 長崎3区
 一方、自民不在の中で行われる長崎3区は、立憲民主党と日本維新の会の野党候補による一騎打ちとなる公算が大きくなった。

 立民は前回衆院選で比例復活した現職議員を擁立し、「政治とカネ」を巡る自民の批判票獲得を狙う。次期衆院選で野党第1党奪取を掲げる維新は、新人候補を擁立する。維新は「衆院選に向けた前哨戦」(幹部)と位置付け、党本部主導で選挙戦に臨む構えだ。

 東京15区を巡っては、立民は独自候補を擁立する方向で調整しており、共産党と候補者の一本化を模索している。維新も独自候補を擁立する方針だ。

1597OS5:2024/04/04(木) 22:07:28
 <離党勧告>
 塩谷立  1950年生まれ 2021年比例復活 引退?
 世耕弘成 1962年生まれ 2019年当選 2025年選挙どうする?衆院転出は厳しいか?

 <党員資格停止1年>
 下村博文 1954年生まれ 
 西村康稔 1962年生まれ 泉房穂が出馬すると厳しい?

 <党員資格停止6カ月>
 高木毅  1956年生まれ 山本拓が色気出す?(福井旧2区 21年比例下位落選)

 <党の役職停止1年>
 松野博一 1962年生まれ
 萩生田光一1963年生まれ
 橋本聖子 1964年生まれ 2019年当選
 山谷えり子1950年生まれ 2022年当選 引退?
 三ツ林裕巳1955年生まれ
 堀井学  1972年生まれ 道議からの支持がなさそう

【以下二階派】
 武田良太 1968年生まれ
 林幹雄  1947年生まれ 引退?
 平沢勝栄 1945年生まれ 引退?

1598OS5:2024/04/04(木) 22:07:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce5f7c2ba00cbea806d0d30aca5b51d6b3b9390f
【自民・塩谷氏離党勧告】衆院選静岡8区、無所属なら苦戦必至 前回比例復活、関係者「影響見えない」
4/4(木) 21:55配信

あなたの静岡新聞
処分発表直後の塩谷立衆院議員の浜松事務所が入った建物=4日午後、浜松市中央区

 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で、党から離党勧告を受けた塩谷立氏(衆院比例東海)。次期衆院選への態度は明言していないが、無所属での立候補となれば、前回選は比例復活で勝ち上がっただけに、政党支援のない厳しい戦いを強いられる。

 前回2021年衆院選の静岡8区で立憲民主党の源馬謙太郎氏(51)に約2万3800票差で敗れたが、比例復活で議席を守った。無所属で戦う選択肢を取った場合、国政に残るには選挙区勝利が必至となる。

 離党すると政党からの選挙資金の供給は途絶え、ビラやポスターの作成といった選挙運動にかかる費用の工面は厳しくなる。さらに、関係者は「自民党という『看板の力』が使えない影響がどれほどかが見えない」と吐露する。

 現時点で地元では、塩谷氏に代わる候補擁立を巡る目立った動きは出ていない。ただ、足元の自民市議や支援者からは塩谷氏の裏金事件を巡るこれまでの対応に不満がくすぶる。濃淡はあるが積極的に塩谷氏を支えるムードは薄い。

 塩谷氏は当選10回のうち、2回の落選と2回の比例復活を経験し、自身の得票と野党候補の合計得票がきっ抗する戦いが続いてきた。政権与党への逆風が今後も強まれば、8区の情勢は従来以上に読めなくなりそう。衆院8区には維新の新人寺嶋瑞仁氏(30)も名乗りを上げている。

静岡新聞社

1599名無しさん:2024/04/04(木) 22:25:59
2024-04-04 18:55政治
立民、れいわが候補者調整=衆院東京14、22区
https://sp.m.jiji.com/article/show/3205428
 れいわ新選組は4日、次期衆院選の東京22区で擁立が決まっていた櫛渕万里衆院議員=比例代表東京ブロック=の選挙区を、東京14区に変更すると発表した。立憲民主党東京都連は「東京14区に公認候補を擁立しない」とのコメントを発表。東京22区には立民の山花郁夫元衆院議員が立候補を予定しており、両党で候補者調整を図った形だ。 
[時事通信社]

1600OS5:2024/04/04(木) 22:41:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c3153c841d7e6dbfda48ea7825ae685762844f8
絶体絶命!世耕弘成氏をさらに追い込む二階俊博氏の「息子2人を国会議員に」構想…関係者は「好き勝手にさせない」と激昂
4/4(木) 19:18配信


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SmartFLASH
世耕氏と並ぶ二階氏。その胸中は(2023年)

 政治資金収支報告書をめぐる裏金問題で、自民党が安倍派幹部らの処分を検討している渦中、永田町である記事が話題になっている。

【写真】「清和会キックバック十人衆」の自宅&所有不動産

 現代ビジネスが、4月2日、《息子二人を国会議員に…二階元幹事長「引退会見」のウラにあった、岸田首相との「裏取引」の中身》と題して、先ごろ引退を表明した二階俊博・元幹事長の関連記事を掲載。

 ここに自民党関係者の話として、《世耕(弘成)さんが自滅したので、二階さんは(和歌山)新2区を本命の(三男の)伸康さんに継がせ、さらには(長男の)俊樹さんに参議院和歌山選挙区をあてがうという大胆な計画をぶち上げた。これも岸田さんと話をつけた》という記述があった。<注記の()は本誌で追加>

 参院の和歌山選挙区は、裏金問題で退路が断たれそうな世耕弘成・前参院幹事長の選挙区だ。二階氏は、ここに長男を当てこもうと考えているという。

 この記事を読んだ安倍派ベテラン秘書は、「二階さんがそう言ったとは書いていないものの、もしそう考えているとしたらそれは許されない」とし、こう続けた。

「二階さんの好き勝手にはさせないよ。そんな話が通るのはおかしい。三男の話はまだわかるが、長男を参院議員にねじ込むなんて虫がよすぎる。

 長男は2016年、二階さんのおひざ元の御坊市の市長選で落選した。安倍政権の閣僚や小泉進次郎議員が応援に入ったにもかかわらず、現職市長に大差(9375票と5886票)で負けた人だよ。

 地元のドンの息子だけど、得票数が彼の人望のなさを表している。党内での評判もよくない。世耕さんがコケたからといって、そこに当て込むなんて、長年自民党にいる身として、許してはいけないことだと思っている」

 4日午後、世耕弘成・前参院幹事長には「離党勧告」処分が下される見込みだ。衆院への鞍替えを狙っていた世耕氏にとって、かなりの痛手となる。

 政治部デスクが言う。

「衆参どちらに出るにしても、次の選挙は非公認になると思います。次期衆院選の和歌山2区には出馬しづらい環境になるでしょう。

 2区には、間違いなく、二階さんの三男が世襲として自民党公認で出てきます。ここで世耕さんが無所属で出た場合、反党行為とみなされ、今度は『除名処分』などで復党の道が閉ざされる可能性もある」

 これに対して、前出の秘書は「反党行為にはならない」と指摘する。例にあげるのは、緊急事態宣言のさなか、深夜まで銀座のクラブに出入りし、その責任をとって離党した松本純・元国家公安委員長だ。

「松本純だって離党勧告を受けたけど、9カ月後の衆院選に無所属で出たじゃないか。除名処分にもならなかった。選挙には落ちたけど、 離党から1年後には復党した。

 林芳正・内閣官房長官だって、2021年の衆院選で、河村建夫元官房長官の地盤に鞍替えして当選した。この先例を持ち出せば、世耕さんだって、衆院選にも来年の参院選にも出馬はできる。無所属でも、出て勝ちゃあいいんだよ」

 しかし、前出の政治部デスクは、こう指摘する。

「松本さんの場合は、自民党の候補が出ておらず、野党との戦いでした。林さんの場合は、河村さんとの候補者調整を経て、公認候補として出ました。ですから、事情がまったく違うんです。

 二階氏の三男が自民党の公認候補となった場合、世耕さんが無所属で出ると保守分裂になります。離党勧告処分を受けた身で、保守分裂はさすがにまずいのではないかと思います。ですから、世耕さんは来年夏の参院選に出るしか道はないでしょう」

 世耕氏は、一度大きなチャンスを逃しているという。2023年4月、衆院和歌山1区の補選があった。自民元職の門博文氏が、維新の新人・林佑美氏に負けた選挙だ。

「世耕さんは出るチャンスがあった。地元議員らも、出るなら支援するという考えだった。ところが、世耕さんは1区は自分の出る選挙区ではない、と出馬しなかったんです。

 もともと世耕さんの地盤は、元衆院議員の祖父・世耕耕一、叔父・世耕政隆の地盤で、二階さんの選挙区とダブるため、和歌山3区(新和歌山2区)にこだわったんです。

 選挙区にこだわらなければ1区でもよかったし、昨年の補選では、出馬すれば維新候補に勝てたでしょう。

 まさかこんな最悪の状況に陥るとは予想していませんでしたが、今にして思えば、あのとき決断していればよかったのにと悔やまれますね」(安倍派秘書)

 安倍派幹部の処分、そして二階氏の後継問題は、まだまだ波乱がありそうだ。

1601OS5:2024/04/05(金) 14:32:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0cae8cb482f95b64e9affb731a79a16506ef837
自民党裏金で高木毅氏に処分…関係者「出馬すれば厳しい選挙に」 次期衆院選・福井2区の行方は混沌
4/5(金) 13:54配信

福井新聞ONLINE
自民党の党紀委員会前に開かれた衆院本会議に出席した高木毅氏=4月4日、国会

 自民党安倍派(清和政策研究会)事務総長を務めた高木毅衆院議員(福井2区)に党員資格停止6カ月の処分が4月4日決まり、次期衆院選福井2区の行方が混沌としてきた。6月の国会会期末に合わせた衆院解散の可能性もある中、高木氏は少なくとも半年間は党の公認を得られない。福井県内の自民関係者からは、仮に高木氏が無所属で出馬しても当選は厳しいとの声も漏れる。一方、県内野党は候補者擁立を急ぐが、対決構図はまだ見えない。

 自民党本部によると、党員資格停止によって、処分期間の6カ月間は選挙での公認を得られない。処分が解けた後は、公認は党執行部の判断に委ねられる。

 非公認でも無所属の出馬は可能だが、福井県議会自民会派の山岸猛夫会長は「現実問題として、選挙を無所属で戦うのは厳しい」と話す。処分期間後に衆院選となった場合は公認を得られる可能性もあるが、自民県議の一人は「悪化したイメージを取り戻すのは難しく、どんな形であれ、高木氏が出馬すれば厳しい選挙になる」と吐露した。

福井新聞社

1602OS5:2024/04/05(金) 17:08:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce75553906375450d132ac74765a87449bc49728
与野党幹部が続々、衆院島根1区補選 自民「チャレンジャー精神だ」 立民「勝利が政治改革を進める原動力」
4/5(金) 17:00配信

山陰中央新報
立候補を予定する(右から)錦織功政氏、亀井亜紀子氏、佐々木信夫氏

 細田博之前衆院議長の死去に伴う衆院島根1区補選(16日告示、28日投開票)の告示まで5日で10日余りとなった。新人を擁立する自民党は「政治とカネ」の問題で逆風を受ける中、支持固めで巻き返しを図り、立憲民主党元職で候補者を一本化した野党は攻勢を強める。全国3補選のうち唯一の事実上の与野党一騎打ちとなる見込みで、自民、立民とも幹部らが島根入りし、総力戦を展開している。

【与野党幹部】補選唯一の与野党一騎打ち 自民、立民両幹事長が島根入り 前哨戦で火花

 錦織功政氏を擁立する自民は、3月31日に小渕優子選挙対策委員長が雲南市、1日に石破茂元幹事長(衆院鳥取1区)が松江市に入り、派閥の政治資金パーティー裏金事件を謝罪し、出直す姿勢を強調。6日は上川陽子外相が松江市に入る。党の情勢調査でリードを許す結果に危機感は強く、党本部の職員が同市内の事務所に常駐し、党本部や支援団体の上部組織と連携するほか、岸田政権を支える東京都内の選挙プランナーも陣営入りした。

 1日時点で依頼した176団体のうち137団体から推薦を得た。リーフレットを約20万枚配ったほか、政治改革のアンケートを約14万世帯に配布。電力や自動車などの労組票の切り崩しを狙う。支持者の動きが勝敗の鍵を握るとみられる公明党に推薦を要請した。

 1区選挙対策本部の嘉本祐一事務本部長は「残された時間が本当に少なく、厳しい戦い。チャレンジャー精神だ」と述べ、企業回りや県連地域支部でのミニ集会を重ねる考えを示した。

 野党は立民の亀井亜紀子氏で候補者を一本化。候補者を取り下げた共産党は自主的に、国民民主党は県連レベルで支援する。立民本部は幹部らを投入し、3月30、31日は枝野幸男前代表が隠岐郡を回った。「島根1区での勝利が政治改革を進める原動力になる」などと訴え、辻元清美、逢坂誠二両代表代行らが自身の支持者らに支援を求めるなど地上戦も展開。6、7日は泉健太代表が安来、松江、出雲市などに入る。

 過去の選挙で回っていなかった中小企業や業界団体を訪れ、県土地家屋調査士政治連盟や県司法書士政治連盟などから初めて推薦を得た。連合島根が核となり、約10万枚のリーフレットを配布。告示後に連合本部の芳野友子会長が応援に入り、引き締めを図る。

 立民島根県連の川井弘光幹事長は「各地区に支部がある自民に組織力ではかなわない。投票率を上げるのがミッションだ」と強調。住民との対話集会など通じて勝利の絶対条件となる無党派層獲得を図る構えだ。

 このほか、無所属新人の佐々木信夫氏が立候補を表明。日本維新の会は候補者擁立が難航している。


 ◆立候補予定者◆(敬称略)

錦織功政 (55) 元中国財務局長   自民新
亀井亜紀子(58) 党県連代表     立民元
佐々木信夫(85) 社会福祉法人理事長 無所属新

1603OS5:2024/04/05(金) 17:37:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/91435a1fe170d0cabda944c80e0b6fd73ab45c10
国民民主、乙武洋匡氏を自民推薦なら応援せず 衆院東京15区補選
4/5(金) 17:31配信

毎日新聞
国民民主党

 国民民主党の榛葉賀津也幹事長は5日の記者会見で、衆院東京15区補選(28日投開票)に出馬予定の作家の乙武洋匡氏について「自民党が推薦を出すような人は応援できない」と述べ、乙武氏が自民の推薦を受け入れた場合は支援を取り消す考えを示した。

 乙武氏は、地域政党「都民ファーストの会」の特別顧問を務める小池百合子東京都知事が擁立を公表。榛葉氏は3月29日に「全面的に応援する方向だ」と語っていたが、この日は「今の自民党が応援する方を一緒に応援することは(国民民主党の)都連も望んでいないし、全国(の選挙)に影響を与える」と説明した。

 立憲民主党から立候補する元東京都江東区議の酒井菜摘氏の支援に変更する可能性については、「酒井氏が共産党の応援をもらうようだったら、できるわけない。それも含めてしっかりと見ていきたい」と述べるにとどめた。【田中裕之】

1604OS5:2024/04/05(金) 20:04:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/f449a7dd278d4aaaedfa24c0e65f411cd8aa6c18
自民離党の世耕氏「無所属で衆議院に出る」 衆院『和歌山2区』で二階氏の後継候補とし烈な選挙戦か
4/5(金) 18:38配信
政治資金問題で処分を受け、自民党を離党した世耕前参議院幹事長。和歌山県内の自治体の首長に対して、「無所属で、衆議院のほうに出る」と次期衆議院選挙で“くら替え”する意思を示していたことが分かりました。

5日午前、参議院の本会議に現れた世耕前参院幹事長。周囲から声を掛けられ、それに応えながら席に着きました。

その世耕前参院幹事長に新たな話が浮上しました。
"無所属で、衆議院の方に出る"

自民党では5日、党紀委員会が開かれ、政治資金問題で不記載が明らかになった安倍派などの議員と支部長39人に処分が下されました。その中には関西の国会議員など8人も含まれ、安倍派の「参議院トップ」だった世耕前参院幹事長は「離党勧告処分」を受けました。

すると世耕前参院幹事長は、党に離党届を提出したとして記者会見を開きました。

【自民党に離党届を提出した 世耕弘成前参院幹事長】「私自身が還付(キックバック)の決定に関与したということはなくて。明鏡止水の(澄み切った)心境で、非常に冷静な気持ちで、政治責任を取ってこの事態をできる限り収束させたい」

この記者会見でも、あくまでキックバックには関与していないと主張。それではなぜ離党するのかという疑問がわきます。

Q国民からすると結局、誰に責任があるか不明なままだが?
【自民党に離党届を提出した 世耕弘成前参院幹事長】「それは分かりません。事実関係や理由を超えて政治的責任という意味で今回、処分をしっかり受けさせていただきたい」

■自民離党の世耕氏「無所属で、衆議院の方に出る」
「地元の有力な国会議員が大変厳しい処分だったのでショック」

今後について尋ねられると…

Q今後復党の可能性は
【世耕弘成前参院幹事長】「いや今そういうことは考えていません」

Q次期衆院選へのくら替え出馬は?
【世耕弘成前参院幹事長】「一日一日議員活動を懸命に努めていく、そのことに尽きる」

こう答えていましたが、関係者によると和歌山県内のある首長に対し、処分が決定する前に世耕前参院幹事長から電話があり、こんな話をしていたということです。

"無所属で、衆議院の方に出る"

地元・和歌山県新宮市の田岡市長は今回の処分について、
【新宮市 田岡実千年市長】「地元の有力な国会議員が大変厳しい処分だったのでショックを受けています。ぜひ今後もご活躍いただきたいと思いますので。裏金問題を改めて分かりやすく、皆さんに説明いただきたい」

新宮市民は、
【新宮市民】(Q世耕さんが衆院にくら替えしたら?)「微妙なところですけど、他にどんな方が出るか。今までだったら自民党が強かったけど、今後は変わってくるような気がします」

【新宮市民】「ちゃんとみそぎをやってもらわないと理解できない」

1605OS5:2024/04/05(金) 20:04:46
■兵庫選出・西村康稔前経済産業大臣「裸一貫で再出発する」
「今はある意味で全てを失った」

一方、衆議院・兵庫9区選出の西村康稔前経済産業大臣は、党規約の中では3番目に重い、「党員資格の停止1年間」の処分となり、この間に選挙があれば、無所属での出馬となります。

【西村康稔前経済産業相】「無所属の立候補といういのは非常に厳しい制度になっていて、地元・有権者の皆さまにご理解ご信頼いただけるよう、まさに文字通り原点に戻って、再出発をしていく決意であります」
(Q総理を目指す気持ちは変わらないか)「もう今はある意味で全てを失ったというふうに思っております。裸一貫で、もう一度ゼロから再出発する」

裸一貫からの「出直し」を強調した西村議員。地元、明石市の有権者にはどう映ったのでしょうか。

【有権者】「今後どういう対応をされるかにもよりますけど、応援していきたいと思います。そういう政治手腕をお持ちの方じゃないかと思います」

【有権者】「甘いんじゃないかなと。(議員)辞職するのが普通だと思うけど。他の政党だったら(処分が)違うんじゃないかと思うんですけど」

【有権者】「はっきりとしてほしかったね。(Qまだ説明足りてない?)そうやね、まだ足りないね、あれでは。みんな納得しないでしょ、まだ。知りたいのは、どこそこに使ったとか、自分の懐どないして入れたか、そんなんね」

■大阪選出・太田房江議員は処分がなかったが「私は同罪だと思ってる」
「私は同罪だと思ってる」

そんな中、処分を受けなかった大阪選出の太田房江議員。

Qご自身は処分を免れたような…
【自民党 太田房江参議院議員】「免れたとは思っていませんよ。500万円というところで(処分の)線が引かれたのは事実でありますけれども。かなり以前からあった制度システムだったらしく、その点については私自身も疑問を挟まずに、これまで政治活動を続けてきたわけですから、私は同罪だと思ってる」

今後の選挙にも影響を及ぼすとみられる今回の処分。「再出発」を決意した西村議員、「澄み切った心の状態」を強調した世耕議員、それぞれの真意とは…

■世耕氏“くら替え”なら衆院和歌山選挙区はし烈な争いに
世耕氏“くら替え”で衆院和歌山選挙区はどうなる

自民党の処分から一夜明けて、離党勧告処分が出された世耕氏の新たな動きが分かりました。世耕氏が「無所属で、衆議院の方に出る」と言っているということです。

世耕氏が衆議院にくら替えした場合の選挙戦についてまとめます。和歌山の衆議院小選挙区はこれまで3つあり、3区は二階氏が長い間当選を続けてきました。次の衆議院選挙では和歌山の小選挙区は2つになります。二階氏は次の選挙への不出馬を表明しています。世耕氏は、昨日の処分が出るより前に、地元の首長に対して「次の衆議院選挙に出る」と意欲を示していたと関係者が語っているということです。

仮に二階氏の後継者と世耕氏が争うということになれば、し烈な争いになることが予想されます。今回、世耕氏は自民党から離党することになりましたので、党から出馬を制限されることはなくなりました。

【ジャーナリスト 浜田敬子】「無所属だったら自由に出られます。もともと世耕氏はいつか衆議院にくら替えして、その後に総理総裁を狙いたいと言われていたので、この機会に…ということだと思います。有権者から見たら、二階氏も世耕氏も説明責任を果たしてなくて、やっぱり同じ責任があると見えるわけです。
 結局、自民党内の政局の事情とか権力闘争みたいなことに、処分というものが今回巻き込まれてしまっている。なぜ二階氏は不出馬ということで処分を免れたのか、全くちゃんとした説明がない。報道によると、二階氏は後継者に自分の息子さんを指名するのではないかと言われている。それに対しての有権者は非常に納得いかないです。
 世耕氏については『この機に乗じてくら替えするのか?』と感じるところがある。両方に対してモヤモヤした違和感が残ると思います」

1606OS5:2024/04/05(金) 20:04:58
もし世耕氏が無所属で当選した場合に、いずれ自民党に復党するということはあるのでしょうか?

【関西テレビ 神崎報道デスク】「すぐにというのは難しいと思いますけれども、世耕氏はもともと自民党の人なので、波風の立たないタイミングを見計らって復党することはあると思います」

後継者を探している二階氏の心境はどうなのでしょうか?

【関西テレビ 神崎報道デスク】「二階氏は会見で、出馬をしない、後継者については指名しないで和歌山県連に委ねると、あえて言い切ったんです。でも本心としては息子さんを立てたいという思いはあったと思います。世耕氏についてはくら替えのうわさが前からあったのですが、二階氏がある種ブロックしてきた状態でした。今回、裏金問題があり、まさかこのタイミングでくら替えはないだろうというところで、二階氏は選挙に出ないと言ったので、『このタイミングで出てくるか』というふうに思っているのではないでしょうか」

関西テレビ

1607名無しさん:2024/04/06(土) 21:47:21
>>1597
福井2区は斉木武志が出そうな状況
(県議選の時に当落に関係なく出ると報道)

1608OS5:2024/04/07(日) 08:11:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbfa462be3826b78017d4aee87cf20459ca66f07
自民と立民 島根に党要人投入し前哨戦 衆院島根1区補選
4/7(日) 6:50配信

中国新聞デジタル
上川外相が講演した自民党の「女性のつどい」(松江市)

 派閥の政治資金パーティーの裏金事件を巡り、自民党が議員の処分を決めてから最初の週末となった6日、自民と立憲民主党は、それぞれ衆院島根1区の補欠選挙(16日告示、28日投開票)の選挙区に要人を入れて大規模な会合を開いた。告示まで10日となり、事実上の一騎打ちが熱を帯びる。

泉代表が話した立憲民主党の「島根から政治を変えよう」県民集会(松江市)などの関連写真

 新人の錦織功政氏(55)を立てる自民は、松江市のホテルで女性党員たちを集めた「女性のつどい」を開き、上川陽子外相が出席した。約800人を前に、島根県選出の故細田博之前衆院議長や故竹下亘元復興相との思い出に触れ「錦織さんも日本を背負って立つ一人になると確信している」と語った。講演後は一人一人との握手に応じた。

 錦織氏は、会合後に自民の処分について聞かれ「まだ政治改革に一歩踏み出しただけ。身を引き締める」と答えた。5日には、小渕優子選挙対策委員長が松江市での会議に出席。会議後に「処分は大きな一つのけじめ。本当に苦しい状況だが草の根で回る」と述べた。

 元職の亀井亜紀子氏(58)を擁立する立民は、6日に松江市のホールで「島根から政治を変えよう」県民集会を開いた。約500人が集まり、泉健太代表が壇上で自民の処分に言及。「早期の幕引きを図ったが、岸田総理自身の処分はどうなったのか。責任を取っていない」と指摘。「自民党の党内処分はこんなもの。国民が処分するしかない」と訴えた。

 亀井氏は、人口減少問題や雇用問題に触れ「地方が衰退したら最後に困るのは東京。島根から政治の流れを変えよう」と強調した。立民は3月から幹部を相次ぎ投入。岡田克也幹事長と長妻昭政調会長、枝野幸男元代表が島根入りしている。

 補選ではこのほか、政治団体代表で新人の佐々木信夫氏(85)が立候補を予定している。

中国新聞社

1609OS5:2024/04/07(日) 21:53:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b6a2d3cd8044d5420ac752b92681d0f5c76e495
国民民主、衆院山口1区に新人
4/7(日) 14:22配信
時事通信
 国民民主党山口県連は7日、次期衆院選の山口1区に新人で元コンサルティング事務所代表の野田陽志氏(47)を公認候補として擁立すると発表した。

1610OS5:2024/04/08(月) 17:53:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/674543d255b1a932a9160e75fdc4e9c42d6658e8
次期衆議院選挙山口1区、国民民主党が野田陽志氏を擁立へ「自民党が強い山口から政治変えたい」
4/8(月) 17:42配信

読売新聞オンライン
野田陽志氏

 次期衆院選山口1区に、国民民主党が県連副代表の野田陽志氏(47)を公認候補として擁立すると発表した7日、野田氏は周南市で記者会見を開いた。野田氏は自民党派閥の政治資金規正法違反事件に触れ、「政治への信頼が失われている。自民党が強い山口から政治を変えていきたい」と述べ、投票率の向上を目指す選挙制度改革などに意欲を示した。

【地図】山口県の衆院小選挙区の区割り

 野田氏は愛知県出身。福岡市で起業支援会社の代表を務め、昨年4月の市議選に国民民主党から立候補したが、落選した。今月、山口市に住居を移し、7日付で県連副代表に就任した。

 同席した党幹事長の榛葉賀津也氏は、他の野党候補との競合について「(選挙調整は)野党第一党の立憲民主党の仕事。我々はできるだけ候補者を立て、比例の中国ブロックで1議席を獲得したい」と語った。

 山口1区では、自民党現職の高村正大氏(53)と立憲民主党新人の坂本史子氏(68)、共産党新人の三藤美智子氏(67)が立候補の準備を進めている。

1611OS5:2024/04/08(月) 19:19:35
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-240408X503.html
国民、富山3区に新人
2024/04/08 18:03時事通信

 国民民主党富山県連は8日、次期衆院選の富山3区に新人で元町議の大久保光太氏(46)を擁立すると発表した。

1612OS5:2024/04/09(火) 07:46:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/9213848e3086d6df3dd863d41c107fb0bd4d298e大乱戦の東京15区補選、「岸田政権の命運」も左右 都民ファ・乙武氏に公明難色、立憲も“分裂”で本命不在
4/9(火) 7:36配信

東洋経済オンライン
記者会見で衆院東京15区補欠選挙への立候補を表明する乙武洋匡氏(写真:時事)

 岸田文雄政権の命運も左右するとされる衆院東京15区、同島根1区、同長崎3区の「4・28トリプル補欠選挙」も、いよいよ16日の告示まで残り1週間。その中で、今後の政局展開とも絡んで注目されているのが、公職選挙法違反で議員辞職した柿沢未途氏(自民離党)の後継を決める衆院東京15区補選だ。

 自民が候補者擁立を断念する一方、立憲民主、日本維新の会両党と地域政党「都民ファーストの会」や、「日本保守党」「参政党」などの新興勢力に、地元出身の現・元職の衆院議員までが参戦。しかも、一定以上の得票が見込まれる候補が多いため、各陣営の戦略や思惑が複雑に絡み合う「過去に例のない大乱戦」(自民選対)となっているからだ。

 他の2補選をみると、細田博之前衆院議長の死去に伴う島根1区は、自民と野党統一候補の事実上の一騎打ち。裏金事件で東京地検に立件された谷川弥一前衆院議員(自民離党)の議員辞職に伴う長崎3区は、自民の不戦敗で立憲と維新の激突となる。

■東京15区に中央政界の注目が集まる理由

 そうした中、これまでの各種情勢調査などから、全国有数の保守王国の島根は、故細田氏が、裏金事件を起こした清和研(安倍派)の会長を長期間務めていたことに加え、議長時代の担当女性記者への「セクハラ疑惑」への批判や反発も重なって、「自民敗北の可能性大」(選挙アナリスト)との見方が少なくない。

 一方、長崎3区は「『10増10減』に伴い次期衆院選で新2区に移行する」こともあり、自民は土壇場で不戦敗を決定。これを受け、前回衆院選の同区で比例復活した立憲現職と、維新の新人が「野党第1党争いを意識したがっぷり四つの戦い」を展開する見通しだ。

 こうしたことから、3補選の構図は自民にとって「形式的には劣勢1不戦敗2の最悪の事態」(選挙アナリスト)となる。ただ、岸田首相や自民執行部は「東京15区で都民ファ候補への相乗りで勝てれば、全敗は免れる」(自民選対)と判断しているとされる。だからこそ、同区の戦いに中央政界の注目が集まるのだ。 

■須藤氏の参戦で選挙戦の構図がさらに複雑化

 自民党は2日、東京15区と長崎3区での公認候補擁立見送りを正式決定。これにより、同党の公認候補擁立は島根1区だけとなった。同日午前、茂木敏充幹事長が萩生田光一・党東京都連会長、古賀友一郎・党長崎県連会長とそれぞれ会談した際、茂木氏は二つの補選が「自民現職議員による『政治とカネ』の問題が発端で、擁立しにくい状況だった」として、擁立見送りを表明した。

 その一方で、公職選挙法違反で有罪が確定した柿沢未途前法務副大臣=自民離党=の辞職による東京15区補選では、事実上地域政党・都民ファを率いる小池百合子都知事が、3月29日に作家の乙武洋匡氏(47)の擁立を公表した際、茂木氏は無所属で立つ乙武氏を自民が推薦する方針を示していた。

 これに対し、3日には立憲民主を離党していた元格闘家の須藤元気参院議員(46)が無所属での出馬を表明。翌4日には江東区議の酒井菜摘氏(37)が立憲民主から立候補を表明したことで、立憲民主陣営は「実質的には分裂選挙」(党幹部)となった。

 これにより、乙武、須藤、酒井氏以外で東京15区の立候補予定者や擁立の調整が進んでいるのは維新・金澤結衣氏(33)=元会社員=、参政党・吉川里奈氏(36)=看護師=、日本保守党・飯山陽氏(48)=イスラム思想研究者=、政治団体「つばさの党」・根本良輔(29)=党幹事長=、無所属・秋元司氏(52)=元衆院議員=の6人となる。

1613OS5:2024/04/09(火) 07:47:23
■組織票で優位の乙武氏に「女性問題」の不安

 この顔ぶれの中では、同区でも圧倒的な人気を誇る小池都知事をバックに出馬し、自民も支持表明している乙武氏が「組織票も含めて最も優位な立場」(選挙アナリスト)とみられている。

 ただ、過去に女性問題を起こして「涙の謝罪」でザンゲした乙武氏については、公明党が支援に慎重なのが「大きな不安要因」(都民ファ選対)だ。公明党東京都本部代表の高木陽介政調会長は3日の記者会見で、乙武氏について、「(女性問題で)地元の声は大変厳しい状況だ」と指摘するなど、支援見送りの可能性も示唆した。

 そうした中、乙武氏は8日の記者会見で「無所属での出馬」を正式に表明したうえで、「誰よりもサポートを受けることの重要性を実感してきた私だからこそ、政治によってを人々をサポートしていきたい」と熱っぽく有権者の支持を訴えた。

 立憲民主も、8日に共産が候補を取り下げたことで、同党と野共闘態勢は確保したものの、酒井氏と須藤氏の“競合”で、「支持票が分かれて当選の目途が立たない」(党選対)と頭を抱える。同党内ではもともと、須藤氏を推す声が根強かったが、「前回都知事選での党方針に反して離党したことを問題視する党執行部が、最終的に酒井氏に乗り換えた」(同)のが実態とされる。

 これに反発した須藤氏は3日の出馬会見で「(現時点では)江東区生まれ江東区育ちは私だけ」「自民党は一度壊してつくり直すべき。与党も野党も壊すべきだ。私は右でも左でもない、候補者が乱立した方が面白い戦いができる」と胸を張った。ただ、江東区を地元とする現職議員の須藤氏の挑戦が、補選の構図をさらに複雑化させた」(有力ジャーナリスト)ことは否定できない。

■保守票割れ、無党派層の動向が勝敗のカギに

 さらに、当初、乙武氏の支援を表明していた国民民主党は榛葉賀津也幹事長が5日の記者会見で、「自民党が推薦を出すような人は応援できない」と明言、自民が乙武氏を推薦か支持した場合は支援しない考えを示したことで、「都民ファの推薦候補を自公と国民民主が支援する構図は完全に崩壊した」との指摘も少なくない。

 こうしたことから、選挙アナリストの間では「表向きは一定の組織票が見込める乙武、酒井両氏が優勢にみえるが、日本保守党、参政党に加えて、秋元氏の挑戦で保守票が割れるため、無党派層の動向が優劣のカギになる」との見方が広がる。

 特に、自民現職議員の「政治とカネ」の問題で辞職が連続した東京15区では「有権者の『反自民』意識は極めて強い」(有力選挙アナリスト)とみられている。しかも「自民候補不在の中で、無党派層が一体誰に投票するのか。さらに、投票率も影響する可能性が大きく、今回ばかりは極めて読みにくい選挙戦になる」(同)と嘆息する。

1614OS5:2024/04/09(火) 07:47:42
 いずれにしても、今回の東京15区補選の結果は「岸田政権にとって、トリプル補選全敗の危機を回避できるかどうかのカギとなる」(官邸筋)ことは間違いない。それも踏まえ、岸田首相や自民執行部の間からは「投開票日までの3週間には、岸田首相の国賓訪米(8日から14日)があり、それと並行して景気回復ムードが広がれば、党・内閣支持率も底打ちするはず」(自民幹部)との期待の声も漏れる。

 しかし、野党側は今週中に衆参に設置される見通しの「政治改革特別委員会」で、裏金事件の追及をさらに強める構え。さらに、最新の世論調査結果でも「国民の大多数が岸田首相や自民党への不信、不満を募らせている」(有力アナリスト)だけに、「岸田首相らの思惑通りの展開になるかどうかは極めて不透明」(自民長老)だ。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

1615OS5:2024/04/10(水) 08:44:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/38bdf78a2c71312de03131b7acfbc3841072520b
次期衆院選の立・国連携、「対共産」焦点に 15区補選で確執「参加しづらい」
4/9(火) 20:54配信
産経新聞
次期衆院選を見据えた思惑

次期衆院選での立憲民主、国民民主両党の連携の成否を巡り、共産党との関係をどう整理するかが論点として浮上している。立民が、共産を含む枠組みで候補を一本化する可能性を排除していないのに対し、国民民主は国政選挙での共産との共闘を否定しているためだ。衆院選の前哨戦の一つに位置づけられる衆院東京15区補欠選挙(16日告示、28日投開票)では、共産との関係が一因となり、両党がたもとを分かつことが確実な情勢となった。

「憲法、安全保障、エネルギー政策という基本政策のある程度の一致が必要だ。共産と調整するということになると、その枠組みに参加しづらくなる」

国民民主の玉木雄一郎代表は9日の記者会見でこう指摘し、15区補選の立民公認候補の支援を見送る方針を明らかにした。共産が8日、自らの立候補予定者を取り下げて、立民新人で元東京都江東区議の酒井菜摘氏(37)の支援に回ると発表したからだ。

国民民主幹部によると、現状では無所属新人で作家の乙武洋匡氏(48)を応援することを検討している。

立民、国民民主両党は、次期衆院選を見据えて基本政策一致を図る協議の可能性を模索し始めたばかりだ。しかし、15区補選を巡って生じた確執は、関係改善の機運に影を落としかねない。

玉木氏は、立民が共産との連携に傾くことで「わが党との関係、日本維新の会との関係は、なかなか(候補者調整が)進んでいない」と持論を述べた。その上で、基本政策協議に言及し「野党全体の議席を増やしたいということであれば、基本政策の議論から逃げてはだめだ」と重ねて主張した。

両党の支援組織である連合も「共産切り」を求める姿勢は同じだ。連合は、次期衆院選の基本方針に、共産を念頭に置いた「異なる社会の実現を目的に掲げる政党から支援を受ける候補者は推薦できない」との文言を盛り込んでいる。

一方、立民の岡田克也幹事長は9日の会見で、国民民主に対し「ぜひ一緒に酒井氏を応援してもらいたい」と求めた。自民党派閥パーティー収入不記載事件を念頭に「乙武氏は自民が事実上その後ろにいる。そういう候補者との戦いだ」とも述べ、非自民勢力結集の意義を強調した。(深津響)

1616OS5:2024/04/10(水) 11:26:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/207ef44f0002822a2cd882d1831951583eee89ba
乙武氏対応、自公国定まらず 裏金・女性問題が影響 東京15区
4/10(水) 7:07配信

時事通信
記者会見する公明党の山口那津男代表=9日午前、国会内

 衆院東京15区補欠選挙(16日告示、28日投開票)を巡り、自民、公明、国民民主3党の方針が定まっていない。


 いずれも、東京都の小池百合子知事に近い政治団体「ファーストの会」副代表を務め、無所属で出馬する作家の乙武洋匡氏の推薦や支援を検討。しかし、自民派閥の裏金事件や、乙武氏の過去の女性問題が影響し、結論を出せずにいる。

 乙武氏の扱いについて、自民の小渕優子選対委員長は9日の党役員連絡会で「都連とも連携しつつ調整を進めたい」と述べるにとどめた。

 自民は、東京補選で独自候補の擁立を断念。小池氏と共同歩調を取り、事実上の「勝利」を目指す戦略を描いていた。ただ、乙武氏は8日夜、自身のX(旧ツイッター)に「現時点で自民に推薦依頼は出してないし、予定もない」と投稿。告示まで1週間と迫る中、先行きは見通せない。

 4月の衆院3補選を巡り、自民は長崎3区でも独自候補の擁立を見送り、島根1区は苦戦が伝えられる。党中堅は「乙武氏に推薦を出せなければ補選は0勝になる」と嘆いた。

 国民は、小池氏と旧希望の党以来のつながりを持つ。当初は乙武氏の推薦に前向きだったが、自民が推薦の動きを見せると態度を一変。背景には、裏金事件への世論の厳しい批判を踏まえた判断がある。玉木雄一郎代表は9日の記者会見で「自民との相乗りは想定できない」と明言した。

 一方、小池氏と都政で良好な関係を築く公明も対応に苦慮。女性問題に厳しい党の支持母体、創価学会の女性部を中心に、乙武氏の推薦には反発が強いという。山口那津男代表は9日の会見で「(乙武氏は)公明に推薦を求めてきていない」と慎重姿勢を崩さなかった。

 3党とも小池氏の本音が読めず、主導権を握られている。自民幹部は「小池氏に『推薦の準備を』と言われたから待っている」と困惑。国民幹部も「小池氏が整理してくれているのか分からない」と語った。

1617OS5:2024/04/11(木) 00:25:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/2dd546f141bec1c41076109a48b62360f9158dfd
乱立の衆院東京15区補選ルポ㊤本当の保守政治家、異例の刑事被告人、捨て身の元格闘家
4/8(月) 17:27配信


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産経新聞
衆院東京15区補選の出馬予定者の演説に耳を傾ける通行人ら

衆院東京15区(江東区)補欠選挙(4月16日告示、28日投開票)に、作家で政治団体「ファーストの会」副代表の乙武洋匡氏(48)が8日、無所属での出馬を表明した。同補選は江東区長選を巡る公選法違反事件で有罪が確定した柿沢未途前衆院議員の辞職に伴うもので、乙武氏のほか、主に7人の候補者が既に名乗りを上げている。国民民主党は擁立を見送る方向だが、野党候補の乱立で政権批判票の分散を避けようと、立憲民主党と共産党は候補者調整を本格化させる。事実上の選挙モードに突入している候補者や陣営の動きを追った。

【写真】乙武氏、「女性との不適切関係」払拭なるか

■自民は保守ではない

「自民党は保守を自称しているが、やっていることはリベラルだ。金や地盤を子供に継がせることばかり考えている議員にまともな政治ができるわけがない。本当の保守、本当に国を守る政治を始めていきたい」

政治団体「日本保守党」が擁立した飯山陽(いいやま・あかり)氏(48)は7日、江東区内の事務所で記者会見し、こう強調した。事務所は6日に開設したばかり。飯山氏の両脇を作家の百田尚樹代表、名古屋市長の河村たかし共同代表が固め、ジャーナリストの有本香事務総長が会見の進行と撮影係を兼任している。

飯山氏は「誰一人われわれを知らない状況から始めたが、声をかけられることが増えてきた」と手応えを口にする。最近は「自転車街宣」を得意とする河村氏が名古屋市から持ってきたという「お古」の自転車で区内を回っているという。

この日の会見は有本氏によれば、飯山氏の活動が報じるメディアが少ないため、セットしたという。

日本保守党は昨年10月、LGBTなど性的少数者への理解増進法を成立させた自民党の「保守政党」としての姿勢に百田、有本両氏が不信感を覚えたことで設立した背景がある。

会見で飯山氏の矛先が向かった先は自民の現状。岸田文雄政権の「保守政策」について「全部不満だ」と突き放し、「今年に入って一度も衆院憲法審査会(で実質的審議)が開いていない。首相は中国企業や中国人を日本の内部に浸透させて平気な顔をしている」などと指摘し、自民が乙武氏への推薦を調整することについても、「乙武氏が掲げる政策は自民党とは違う」と怒りをにじませた。

■政治不信の発端でも無罪訴え

「江東区の政治不信は私がスタートを切ってしまったのでじくじたる思いだ。だが事実無根。着せられたぬれぎぬは晴らしていく。政治不信をリセットさせたいとの思いで、出馬の意思を固めた」

カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で収賄などの罪に問われた元衆院議員、秋元司被告(52)=自民党離党=は8日朝、同区内の駅前で通行人らにこう訴えた。経済力の衰退や人口減少の進展など社会課題を挙げて、「時代の転換点だ。政治が決断して前に進ませていきたい」とも強調した。

秋元被告に対しては、1審東京地裁に続き2審東京高裁も3月22日、懲役4年、追徴金約758万円の実刑判決を言い渡した。一方、秋元被告は一貫して事件への関与を否定しており、即日上告した。

刑事被告人が国政選挙に出馬するのは異例といえ、秋元被告に対して政治とカネを巡る深刻な政治不信を引き起こしたとして批判する声は根深い。一方で、平成24年から江東区を地盤として活動する秋元被告に握手を求める有権者もいる。

秋元被告は取材に「知名度はないわけではない。地に足をつけて地元で活動を続けてきた候補は自分だけという自負もある。『裁判に勝てるといいね』と応援してくれる人もいる。手応えは投票の結果でしか分からない」と語った。

1618OS5:2024/04/11(木) 00:26:05
■下町を元気に…押忍

「スポーツの力を信じて日本の未来を変えていく。この施設では中学生の頃、よく友達とバスケットボールをしていました」

7日午前、江東区スポーツ会館前。無所属の須藤元気参院議員(46)はスポーツ大会に向かう親子連れらにマイクでこう語りかけた。レスリングの日本代表監督時代のジャンパーの上には、胸に「江東」とあしらった道着を羽織った。元格闘家としてスポーツマンの姿勢をPRする狙いがありそうだ。

子供や若者らも須藤氏の現役時代の経歴に触れ、「(プロ格闘家だった)山本KID徳郁さんとの試合、ビデオで見ましたよ」などと声をかけていく。


須藤氏は令和元年の参院選で旧立憲民主党から比例代表で出馬し初当選した。だが、党執行部と考えの違いが表面化し、2年9月の旧立民と旧国民民主党が合流した立憲民主党には加わらなかった。

母の死を機に、居酒屋を営む父をサポートするため昨年12月、生まれ育った江東区に戻った。直後に柿沢前議員が東京地検特捜部に逮捕される。居酒屋のお客も店の手伝いをする須藤氏に対し、政治不信や経済的な苦しさを訴える。

子供の頃から衆院議員を志望していたという須藤氏は「戦いにはタイミングがある」として今年1月に出馬を決めたという。

須藤氏は取材に、「与党も野党もダメで国民の半分以上が投票先がなくなっている」と指摘した上で、「完全無所属で後ろ盾がない中で勝利し、政治のあり方を変えるきっかけにしたい。捨て身の覚悟は伝わるはずだ。元格闘家として負ける戦いをするつもりはない」と強調した。(奥原慎平)

1619OS5:2024/04/11(木) 00:28:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/2df9690b83303e7018776c4afcc63529d1889e29

乱立の衆院東京15区補選ルポ㊦辻立ちの雑草クイーン、結党初の挑戦、野党結集の旗頭
4/8(月) 17:33配信



衆院東京15区(江東区)補欠選挙(4月16日告示、28日投開票)に、作家で政治団体「ファーストの会」副代表の乙武洋匡氏(48)が8日、無所属での出馬を表明した。同補選は江東区長選を巡る公選法違反事件で有罪が確定した柿沢未途前衆院議員の辞職に伴うもので、乙武氏のほか、主に7人の候補者が既に名乗りを上げている。国民民主党は擁立を見送る方向だが、野党候補の乱立で政権批判票の分散を避けようと、立憲民主党と共産党は候補者調整を本格化させる。事実上の選挙モードに突入している候補者や陣営の動きを追った。

【写真】「こんばんは。本人です」白いスーツ姿で街頭に立つ日本維新の会の金沢結衣氏

■辻立ちは1万6千回

「こんばんは。本人です」

日本維新の会が擁立する金沢結衣氏(33)は6日夜、江東区のJR亀戸駅前で通行人らにビラを配っていた。

地方議員約10人や同党所属の国会議員秘書ら約15人も周囲でビラ配りを手伝う。維新は組織戦を展開し、各地に街宣車を走らせて、金沢氏の名前を連呼。国会議員秘書会には今月に入り、金沢氏の側面支援が指示されたという。

金沢氏は大手菓子メーカーに勤めていたが、有能だった女性社員が産休や育休を経てキャリアをあきらめる姿を見て、政治家を志した。関西勤務時代に公園などの公共施設がきれいに整備されるなど維新の政策で変化したことで、維新入りを決めたという。

同区民にとって、上下の白いスーツ姿で街頭に立つ姿はなじみの光景になりつつある。

令和2年3月に東京15区支部長に就く前からを含めて5年近く辻立ちを重ね、その数は1万6千回に近づきつつあるという。当初は無反応だった通行人にも次第に顔見知りが増え、「結衣ちゃん、頑張ってね」「地元を任せた」といった声も聞こえるようになったという。

乱立傾向にある同区補選だが、辻立ちを重ねた経験について金沢氏は「私は雑草タイプ。泥臭くやってきた」と自信を持つ。江東区がスキャンダルと関連付けて報じられる状況に、「地元の人の気持ちからすれば江東区が暗い話題でメディアに出るのが嫌。政治不信を払拭して、地元の誇りと愛着を取り戻したい」と語る。

■ののしり合ってもよくならない

「日本の子供のため、国を支えるリーダーとして活動していく。テレビでは取り上げられないから、党員が頑張って活動している」

7日午後、同区のショッピングセンター前。参政党の候補予定者、吉川里奈氏(36)は車上でこう声を張り上げた。令和2年4月に設立した同党にとって、初めて衆院選に擁立する候補者となる。

吉川氏は看護師として働いていたが、医療分野の行き過ぎたビジネス化に問題点を感じたといい、参政党の活動に加わった。当初は東京1区から出馬予定だったが、今年3月に東京15区補選への擁立が決まった。

約50人の支援者らが拍手や口笛で吉川氏や応援に駆け付けた松田学前代表の演説を盛り上げていく。街宣車の前には10台近くの三脚が並び、吉川氏らの演説をインターネット中継しているようだ。各地の党員が手弁当で集まり、会場の警備などに当たっているという。

聴衆には参政党の主張に反対を唱える人も交じっているようだ。松田氏が演説を終えようとすると、ある来場者が「陰謀論だ」などと罵声を浴びせてスタッフともみ合う場面もあった。

吉川氏は取材に「政治を考える人は右や左の思想にこだわってけんかしているようにみえる。ののしり合っても国はよくならない。参政党を通じて古くからある日本の文化や伝統、歴史をなくしてはいけないと伝えていきたい」と語った。

1620OS5:2024/04/11(木) 00:28:42
■古い政治と決別を

「江東区では衆院議員が2人続けて逮捕され、政治不信が募っている。古い政治と決別する分岐点が今だ。自民の利権政治はだめだという人は立憲民主党に期待してほしい」

立民の酒井菜摘氏(37)は7日、区役所近くの大型スーパー前でこう強調した。

酒井氏は北九州市出身。高校卒業後、東京に引っ越し、看護師や助産師としてキャリアを積んできた。平成26年、28歳の頃に子宮頸がんに罹患し、克服した経験を持つ。

29年に長女を出産後、政治活動を始める決意を固め、31年4月の江東区議選で旧立民から初当選した。昨年12月の江東区長選では立民や共産党の支持を受けて無所属で出馬したが、自民党や都民ファーストの会が推薦する候補に敗れていた。

酒井氏はX(旧ツイッター)に「励まし、お声掛けをいただきありがとうございました。今後様々な所へ参ります」と書き込んだ。

立民は酒井氏当選のために総力を挙げる構えだ。泉健太代表は5日の記者会見に酒井氏を同席させ、記者団に酒井氏の資質をアピールしてみせた。酒井氏も「野党の力を結集して戦わなければいけない。短い期間だが全力を尽くしたい」と強調した。その後、立民の所属議員に出馬のあいさつのため、議員会館を訪ねて回った。

共産党が擁立を決めた小堤東氏(34)は「カネで動く政治一掃、暮らし第一に転換を」と訴える。7日には同区内で団体回りなどを行ったという。共産党は立民の酒井氏擁立を受けて、候補者を一本化する協議を本格化させている。(奥原慎平)

1621OS5:2024/04/12(金) 17:33:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/08971ac4f6f9ec6eaa29a1489a00071b9e332c8f
中之島線30年延伸を断念…京阪HD、IR撤退リスク見極め
4/12(金) 17:30配信

読売新聞オンライン
【図表】京阪中之島線の延伸構想

 京阪ホールディングス(HD)は京阪電鉄中之島線を大阪メトロと接続させる延伸構想について、2030年秋までの開業を断念することを明らかにした。カジノを中核とする統合型リゾート(IR)が大阪市の人工島・ 夢洲(ゆめしま)に開業するまでの延伸を目指していたが、間に合わないことが確実となった。IRが白紙撤回となる可能性が残されているためで、判断を先送りする。

 構想は、大阪市内の地下を東西に走る中之島線を、中之島駅(大阪市北区)から大阪メトロ中央線九条駅(同市西区)まで約2キロ延伸するもので、延伸工事中の大阪メトロに乗り継ぐことで京都と夢洲がつながる。

 京阪HDは昨年7月以降、構想を検討してきた。だが、大阪府とIR事業者が昨秋、締結した実施協定に、事業者が26年9月末まで違約金なしで撤退できる「解除権」が盛り込まれ、リスクが大きいと判断した。

 京阪HDの加藤好文会長は読売新聞の取材に対し、「延伸したいが、はしごが外される可能性が出てきた。延伸は解除権の見通しが立つのが最低限(の条件)だ」と述べた。

 物価の上昇や人手不足による人件費の高騰で事業費が膨らむ懸念もあり、加藤氏はIRの状況を踏まえ、延伸の是非も含めて改めて判断する考えを示した。

1622OS5:2024/04/12(金) 17:44:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3ad373d613e47ae321399201b2710d10023216b
国民民主 次期衆院選富山3区に大久保光太さん擁立
4/8(月) 20:08配信
KNB北日本放送

国民民主党富山県連は8日、次の衆議院選挙の富山3区に大久保光太さん(46)を擁立すると発表しました。

擁立会見には、国民民主党の玉木代表も同席しました。

衆院選富山3区の国民民主党候補となる大久保光太さんは朝日町出身で射水市在住の46歳。

朝日町議会議員を1期務めたあと、去年の県議選下新川郡選挙区に立候補して落選しました。

その後、国民民主党に入り現在は県連の常任幹事です。

国政選挙は初めてで「人口減少や経済格差、農業の問題などに取り組み、国民全体が豊かと幸せを感じる政策を掲げていく」と決意を表明しました。

次期衆院選の富山3区には、自民党・現職の橘慶一郎さんの立候補が見込まれるほか、共産党が坂本洋史さんの擁立を決めています。

1623OS5:2024/04/14(日) 17:15:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/76fed0c9fc305b5454d09c2216066bd315461b60
衆院3補選、政権の命運左右 裏金で論戦、16日告示 自民異例の2不戦敗
4/14(日) 7:06配信

時事通信
衆院東京15区補欠選挙の告示を控え、立候補予定者の街頭演説会に集まった聴衆=13日午後、東京都江東区

 春の衆院補欠選挙が16日、東京15区、島根1区、長崎3区で告示される。

 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた初の国政選挙で、「政治とカネ」の問題を巡る岸田政権の一連の対応に有権者が評価を示す機会となる。9月には岸田文雄首相の自民総裁の任期切れを控えており、結果は政権の命運を左右しそうだ。投開票は28日。

【ひと目でわかる推移グラフ】政党支持率

 首相は訪問先の米南部ノースカロライナ州で12日(日本時間13日)、3補選について「政治の信頼回復、経済、震災対応などへの実行力を訴えていくのみだ」と記者団に語った。

 3補選のうち、東京15区と長崎3区は裏金事件などで立件された前職(ともに自民離党)の辞職に伴い実施される。自民への逆風は強く、両選挙区とも同党が候補擁立を断念し、不戦敗に追い込まれる異例の展開となった。

 島根1区は細田博之前衆院議長の死去によるものだが、同氏は長年にわたる組織的な裏金づくりが判明した清和政策研究会(安倍派)の元会長。同区でも「政治とカネ」の争点化は避けられない。同氏は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係も取り沙汰され、教団問題での批判もくすぶる。

 保守地盤の島根は唯一の与野党対決の舞台となる。自民は元財務官僚の錦織功政氏を擁立。週明けには公明党が推薦を決める方向だ。野党系候補は立憲民主党の元職、亀井亜紀子氏に絞られ、事実上の一騎打ちの構図となる。

 首相は21日に島根入りする方向で調整しており、「天王山」(岡田克也幹事長)と位置付ける立民も党幹部を相次いで応援に投入する。

 一方、東京と長崎では次期衆院選を見据え、野党各党が政権批判票の争奪戦を繰り広げそうだ。東京15区では立民が元区議の酒井菜摘氏を擁立。共産党は候補を取り下げ、立民の支援に回った。

 日本維新の会は新人の金沢結衣氏を公認。小池百合子東京都知事が擁立を主導した作家、乙武洋匡氏は無所属で出馬する。自民は当初、乙武氏推薦を模索したが、乙武氏側に難色を示され、断念した。国民民主党は乙武氏を推薦する。

 立民の泉健太代表は13日、東京15区の応援に入り、記者団に対し「裏金問題にイエスかノーかの戦いだ」と強調。乙武氏陣営を「反自民なのか、自民とともに歩むのか曖昧だ」とけん制した。小池知事は街頭演説で「(乙武氏は)五体不満足だが有権者には満足できる人材だ」と訴えた。14日には維新の吉村洋文共同代表(大阪府知事)も同区に入る。

 長崎3区は「野党第1党」の座を争う立民と維新が激突する構図となる見通しだ。立民からは比例代表九州ブロック選出の現職、山田勝彦氏が出馬し、維新は新人の井上翔一朗氏を公認した。

1624OS5:2024/04/14(日) 17:15:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2466f97d2b66ca65b572bca2c050d4430c99706
【衆院島根1区補選 直前リポート】「政治とカネ」自民に逆風 支持固め進まず 立民は「天王山」と位置付け攻勢強める
4/14(日) 7:00配信


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山陰中央新報
右から錦織功政氏、亀井亜紀子氏、佐々木信夫氏

 細田博之前衆院議長の死去に伴う衆院島根1区補選(16日告示、28日投開票)が近づいてきた。全国3補選のうち、唯一の事実上の与野党一騎打ちとなる注目区の前哨戦を追った。

【衆院補選島根1区】要人次々、県警が厳戒警備 襲撃事件受け強化 鉄柵設置や探知機で検査

(写真:山陰中央新報社)

 「岸田(文雄)首相にとって島根1区が政権の行方を左右する」。11日、松江市内であった自民党県連松江支部の会合で党本部の職員が強調した。21日の首相の島根入りが報告されると、出席者から「首相が来て(遊説計画を)壊されるのは困る」との声が上がったが、党本部職員は「首相がお願いするのは異例だ」と理解を求めた。

 細田氏がかつて会長を務めた安倍派を中心にした派閥の政治資金パーティー裏金事件。「政治とカネ」の問題が最大の争点となる中、逆風は収まらず、4月上旬の党の情勢調査で、自民が擁立する新人の錦織功政氏が立憲民主党元職の亀井亜紀子氏にリードを許しているとの結果が出た。

 石破茂元幹事長や小渕優子選対委員長らが街頭に立ち、参院議員らも毎日数人訪れ、業界団体を回って地上戦を展開。9日の党本部役員連絡会では関口昌一参院議員会長が「衆院側も全力でやってくれ」と発破をかけた。党本部は国会議員の派遣を強化し、議席死守に全力を注ぐ構えだ。

 ただ、地元の支持者の熱は低い。松江市内の地区を仕切る世話人に「今回は投票に行かない」との声が届く。実際、陣営から配布を受けた約400枚の後援会カードも書いてもらえたのは約50枚という。「今回は難しい。もう無理だ」。10日にはポスターと残ったカードを返却した。「細田」「自民」の看板が重くのしかかり、支持固めは思うように進んでない。

 全国3補選のうち島根1区を「天王山」と位置付ける立民は攻勢を強める。

 7日、出雲市内で亀井氏と並んだ泉健太代表が自民の裏金事件を念頭に「東京の政治は『腐臭』が漂っている」と声を張り上げた。傍らには2009年衆院島根2区に立候補した際に亀井氏の父・久興氏が使った「島根の怒りが、国を変える」と記したオレンジ色ののぼり旗があった。

 岡田克也幹事長や枝野幸男前代表ら国会議員が続々と訪れ、総力戦を展開。泉代表は首相が来県する21日に連合の芳野友子会長とともに応援に入る予定で、序盤戦での来県も調整する。

 自民の牙城での勝利は無党派層の取り込みが絶対条件。12日、松江市内で立民県連や連合島根などが遊説日程を確認した会合の後、立民県連幹部が「55%はほしい」と目標を口にした。

 補選は総選挙に比べて投票率が下がる傾向があり、立民県連の川井弘光幹事長は「選挙があることすら分かっていない有権者も多い」と低投票率を懸念。亀井氏は計60回の対話集会を開き、700人超が参加したが、陣営内では「どれだけ票につながるか分からない」との声が聞かれる。

 もう一つの勝利の条件である自民支持層の切り崩しも道半ばだ。亀井氏は党本部の景気を聞くアンケートに返信があった企業などを回るものの、「選挙は行かない」「亀井の名前を書くわけにはいかない」と告げられる。推薦を求めた業界団体からの反応も薄い。

 告示まであと2日。与野党とも課題を抱えながら、選挙戦で激突する。

 このほか、無所属新人の佐々木信夫氏が立候補を予定している。

◆立候補予定者(敬称略)
錦織功政  55 元中国財務局長   自民新
亀井亜紀子 58 党県連代表     立民元
佐々木信夫 85 社会福祉法人理事長 無所属新

1625OS5:2024/04/14(日) 17:19:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/eeaba800a831f4a36a7d82ce40c1ceaf9e1d0b2a
衆院3補選へ勢いづく立民、「全勝」観測も次期総選挙へ正念場 2敗なら代表選に対抗馬か
4/12(金) 20:38配信


産経新聞
記者会見に臨む立憲民主党の泉健太代表=12日午前、国会内

衆院3補欠選挙(島根1区・東京15区・長崎3区、4月16日告示・28日投開票)に向け、野党第一党の立憲民主党が勢いづいている。派閥パーティー収入不記載事件に伴う自民党への逆風などを追い風に、党内には「3勝できるのではないか」との観測も飛び交う。補選で戦果を出して次期衆院選へ弾みをつけたい考えだが、不調に終わった場合は執行部の責任論が噴出する可能性もある。

■島根1区「負ける要素がない」

立民の泉健太代表は12日の記者会見で、不記載事件に言及しながら3補選への意気込みを語った。

「政治改革に向けての国民の意思が問われる選挙になる。『自民党の議員たちが喜ぶような政治改革案にしてはいけない』と国民の声で示していただく」

3補選のうち、立民が最重点区と位置づけるのは、与野党対決の構図の島根1区だ。自民新人と立民元職が対決する見通しだが、立民内には「負ける要素がない」(中堅)という強気の見方すらある。全国屈指の「自民王国」とあって、勝利すれば政権への大打撃となることは必至だ。

■東京15区は政権批判票分散も

東京15区と長崎3区では自民の不戦敗が決まり、立民と日本維新の会の争いが軸となる公算が大きい。

長崎は、比例選出の立民現職と維新新人が争う。地盤の厚さでは立民に分があり、維新からも「現職はさすがに強い」(幹部)との声が漏れる。

ただ、東京では、立民、維新両党の公認候補以外にも現職参院議員ら多数の候補が出馬する見通しだ。このため、政権批判票が分散して情勢が読みにくくなる可能性も高く、立民中堅は「最も流動的な選挙区だ」と気をもむ。

■野田元首相に待望論

党内を俯瞰(ふかん)すると、「1敗」であればともかく、「2敗」となると執行部批判が起きかねない状況といえそうだ。ある中堅は、補選の結果によっては次期代表選に向けた泉氏の対抗馬擁立の動きが加速すると予想し「野田佳彦元首相への待望論もある。本人も動くかもしれない」と見立てを語った。

すんなりと補選で全勝することは難しいという声も根強い。これまでにも政権追及の好機は何度も訪れたが、立民やその前身の野党は党勢浮揚に結びつけることができなかったからだ。

「日本人は〝寛容〟だ。森友・加計学園問題に『桜を見る会』問題…。さまざまなことが起きたが、それでも自民政権が続いてきた」

立民幹部はこう懸念を口にした。(深津響)

1626OS5:2024/04/14(日) 17:32:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b05734327379bc41d8b28b16a73a5211382836a
東京15区補選、自民不戦敗 国民は乙武氏推薦
4/12(金) 12:13配信



時事通信
衆院東京15区補欠選挙への立候補に当たり、取材に応じる乙武洋匡氏=11日、都庁

 自民党は12日、衆院東京15区補欠選挙(16日告示、28日投開票)に無所属で出馬する作家の乙武洋匡氏への推薦を見送ることを決めた。

【ひと目でわかる】4月に実施される衆院3補選

 地元から推薦を出さないよう要望があったことなどを理由としている。衆院3補選のうち、自民は独自候補を擁立しない長崎3区とともに東京15区も不戦敗の公算となった。

 自民執行部は当初、乙武氏への推薦を検討。しかし、小渕優子選対委員長は12日、「本人から推薦要請がないこと、選挙区である江東総支部から推薦を出さないでほしいと要望があがっている」とのコメントを公表した。

 乙武氏は、小池百合子都知事系の「ファーストの会」の副代表。自民や公明党への推薦要請については否定的な考えを示していた。

 公明の石井啓一幹事長は12日の記者会見で、「自主投票になるかも含めて対応は未定だ」と述べるにとどめた。小池知事は会見で、公明について「政策的に親和性が高い。丁寧に当たりたいと(乙武氏)本人も考えている」と含みを持たせた。

 一方、乙武氏は12日午後、国民民主党の玉木雄一郎代表ら党幹部と国会内で面会し、推薦を正式に依頼。同党は乙武氏が自民の推薦を受けないことを確認し、持ち回り会議で推薦を決めた。

1627OS5:2024/04/14(日) 22:28:45
2489 OS5 2024/04/14(日) 17:40:34
https://www.tokyo-np.co.jp/article/321128
「柿沢票」はどの候補へ? 混沌とする東京15区補選は告示直前 有権者は「またか」「もう勘弁」
2024年4月14日 06時00分
 公職選挙法違反罪で有罪判決を受けた柿沢未途氏=自民離党=の議員辞職に伴う衆院東京15区(江東区)補欠選挙(16日告示、28日投開票)を前にした13日、早くも街頭は選挙モードの様相を見せた。自民が候補者の擁立、推薦を断念するなか、現時点で立候補を予定するのは8人に上り、情勢は混沌(こんとん)。政権批判票の行方が注目される。(押川恵理子、渡辺真由子、三宅千智、井上真典)
◆この1年で区長選2回、そしてこの衆院補選
 タワーマンションが林立する東京メトロ豊洲駅の周辺には、立候補予定者が相次ぎ訪れた。ある新人は党幹部とともに商業施設前に立ち「古い政治と決別するため力を貸してください」と訴えた。近くのホームセンター前には別の新人が党首級の応援弁士らと声を張り上げた。「一人一人に寄り添う政治をしたい」
街頭演説する衆院補選東京15区の立候補予定者
街頭演説する衆院補選東京15区の立候補予定者

 江東区は昨年4月に初当選した区長の辞職で、12月に区長選があったばかり。会社員男性(56)は「もう勘弁してほしい。ちゃんと政治をして」。子育て中の40代会社員女性は「またかとの思い。子育てや社会保障の政策をしっかりする人を選びたい」と話した。
   ◇ 
◆どんな人たちが立候補する予定なのか
 無所属新人の作家乙武洋匡さん(48)は、小池百合子都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が母体の「ファーストの会」と、国民民主党が推薦する。
 当初、乙武さんに相乗りする方針だった自民だが、党内には「選挙で自民の批判をしていた」(党関係者)などの反発が根強い。乙武さんからの推薦申請もなく「押し売りもできない」(都議)となった。小池知事と関係が良好の公明も、乙武さんの過去の女性問題に「アレルギーがある」(党関係者)という。
 立憲民主は新人で元区議の酒井菜摘さん(37)を擁立した。共産が候補者を取り下げ、支援する。
 この選挙を7月の都知事選の「前哨戦」と位置付ける両党が、一時擁立を検討していたという参院議員須藤元気さん(46)は、無所属での出馬を表明した。「右でも左でもない、私たちのリアルな生活を取り戻す」と訴える。
 維新新人の元会社員金沢結衣さん(33)は、2021年衆院選に続く東京15区での出馬。「しがらみのないクリーンな政治」などを掲げる。党共同代表の吉村洋文・大阪府知事らが応援に入る。20年結党で、これが初の衆院選となる参政党の新人、看護師吉川里奈さん(36)は出馬会見で「政治をあきらめないで、きちんと考えて参加してほしい」などと訴えた。
 このほか、無所属、諸派の3人が出馬する見込み。
衆院東京15区補選の立候補予定者
酒井菜摘(37)立・新
金沢結衣(33)維・新
吉川里奈(36)参・新
秋元司 (52)無・元
飯山陽 (48)諸・新
乙武洋匡(48)無・新
須藤元気(46)無・新
根本良輔(29)諸・新
(敬称略)

◆「未途一派」はバラバラになった
 21年の衆院選で7万6261票を集めた柿沢氏の後援会関係者は「今回は静観」と話し、組織だった動きはない。「柿沢党」の票はどこへ流れるのか。(井上真典)
柿沢未途氏のポスター=2023年12月、江東区内で
柿沢未途氏のポスター=2023年12月、江東区内で

 柿沢氏は元外相の父親、故弘治氏の跡を継いだ。後援会関係者によると「基礎票だけで4万票弱」があるとされ、固い地盤を誇ってきた。だが、今回の事件を受けて「歴代の『未途一派』と呼ばれた区議はバラバラとなった」状態で、一致した行動はとれないでいる。
 事件後、柿沢氏は夫妻でおわび行脚。2月には連合後援会長名義で下部組織に謝罪文を送り「今後の活動のお話できる機会をもうけたい」と伝えたというが、その後の動きはない。柿沢氏の元秘書は「支援者は、政党でなく『柿沢』個人についてきてくれた人たち。今回は選挙に行かないという声も聞く。自主投票になる」と話した。

1628OS5:2024/04/15(月) 10:21:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a2e08f4c97bad14ca32f61f7278834c3bc4a68a
衆院長崎3区補選 立民・山田、維新・井上両陣営 自民支持層の切り崩しへ 告示直前情勢 
4/15(月) 10:15配信

長崎新聞
(写真:長崎新聞)

 衆院長崎3区補欠選挙(28日投開票)の告示が16日に迫った。立憲民主党現職の山田勝彦氏(44)=比例九州=と日本維新の会新人の井上翔一朗氏(40)が立候補を予定。保守地盤とされる長崎3区で自民不在の選挙戦を迎える見通しの中、両陣営とも保守層の切り崩しを狙う。熱を帯びる前哨戦を追った。
 13日、大村市のJR新大村駅東口。山田氏の街頭演説に野田佳彦元首相が駆け付け「政権交代こそ最大の政治改革」と訴えた。だが、論戦の相手と想定された自民は「今回逃げちゃった」(野田氏)。立民県連幹部は「審判を下せない」と憤る。
 補選を「最重点」と位置付ける党本部からは、泉健太代表をはじめ重鎮が続々現地入り。党幹部は「長崎は圧勝しなければ」とげきを飛ばす。前回谷川弥一氏に惜敗した山田氏は「今度こそ選挙区で勝つ」と意気込み、離島振興などを訴え保守層への浸透を図ってきた。山田氏は「地域課題を解決する政策は幅広く共感される」と手応えを口にする。
 ただ、自民の不戦敗は必ずしもプラスに働かないとの見方も。蓮舫参院議員は5日、同市で記者団に対し「相手は自民の金権政治」と息巻いたが「政治とカネ」は自民の不在で争点としてぼやけた格好だ。
 前回、世代交代などを訴えて保守層に食い込み、谷川氏に肉薄した山田氏。今回は維新に保守票が流れるという危機感がある。投票率の低下も懸念。支持者の間では「自民が出た方が良かった、となる可能性もある」とささやかれる。後援会幹部は不安を振り払うかのように「敵は自らにあり」と語り、組織の引き締めを図る。
 井上氏は本土を中心に、つじ立ちや街頭演説を重ね浸透を急いでいる。「補選は国会で注目されている」と、維新の国会議員が公務の合間に日替わりで応援演説に入っている。
 12日、大村市内のスーパー前。聴衆は数人だったが、応援演説を終えた青柳仁士衆院議員(大阪14区)は、その場にいた高校生に語りかけた。井上氏は「維新と私自身を知ってもらう選挙。維新と立民、違いも分かってもらえる」と手応えを語る。馬場伸幸代表は5日、同市での街頭演説で立民を批判。「改革保守」政党と訴え旧来の自民支持層にアプローチを図った。
 維新が県総支部を立ち上げたのは2022年5月。昨年の統一地方選で長崎、大村で計3市議が誕生したが、その後離党。馬場代表も「3歩進んで2歩下がるようなこと」と述べ、地方組織は立民と比べ手薄なのは否めない。
 さらに、井上氏の出馬表明はわずか2カ月前。演説では6年前に福岡市から平戸市へ移住した経歴にも触れ「地盤も看板も知名度もお金もない」と強調。取材に「相手候補は父の代から続く地盤と知名度がある」と危機感をあらわにする。
 陣営関係者は「大票田の大村や佐世保が肝になる」と分析。応援に入った国会議員は「党としても総力戦。できることは全てやる」と話した。

1629OS5:2024/04/16(火) 07:57:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fd1c3ef4ff1ef2a46eb4bb132daed1baed6e740
三木元首相孫が立候補意向 衆院徳島1区、立民と協議
4/15(月) 23:02配信



共同通信
 三木武夫元首相の孫で広告会社に勤務していた高橋永氏(48)が、次期衆院選に徳島1区から立候補する意向を示していることが分かった。関係者が15日、明らかにした。徳島1区では自民党、日本維新の会の現職と共産党新人が出馬を予定。立憲民主党が擁立に向けて高橋氏と協議している。無所属となる可能性もある。

 関係者によると、高橋氏は10日、周辺に立候補の意向を伝えた。当初は自民からの出馬も検討したという。高橋氏は三木氏の長女で参院議員を1期務めた高橋紀世子氏を母に持つ。三木氏は徳島出身。

1630OS5:2024/04/16(火) 15:26:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/85ff4b32dcfd0e49714816fab13d0f348daff976
「おわび行脚」の自民、離島では谷川氏擁護の声も 長崎3区補選
4/16(火) 15:10配信


毎日新聞
支持者の声を聞く自民党長崎県連の前田哲也幹事長(奥左から2人目)ら=長崎県新上五島町で2024年4月13日午前11時12分、松本美緒撮影

 16日告示された衆院長崎3区(長崎県大村市など)の補欠選挙で候補者擁立を断念した自民党の県連幹部が、選挙区内を回る「おわび行脚」を続けた。同行取材をすると支持者から聞こえてくるのは、派閥の政治資金パーティー裏金事件で立件されて辞職し、補選のきっかけとなった谷川弥一元衆院議員(82)への同情とも言える声だ。そこには、離島を抱える選挙区ならではの事情も浮かぶ。

 「今回、不戦敗ということになった。大変残念な思いと憤りをお感じになっていると思う。本当に申し訳ありませんでした」

 告示直前の13日、五島列島北部の島からなる新上五島町。県連幹事長の前田哲也県議は、地元議員の事務所に集まった支持者約10人に深々と頭を下げた。県連幹部らは4月初旬以降、同町のほか壱岐や対馬など離島を抱える選挙区内の支部を回りながら、不戦敗の経緯を説明した。

 新上五島町の人口は約1万7000人。10年間で2割減っており、少子高齢化や過疎化が進む。町の南側に隣接する五島市出身の谷川氏は地元の激しい人口減少に危機感を抱いたといい、2016年には自らが中心となって「国境離島新法」を成立させた。

 「離島地域の領海の保全などに関する活動拠点としての機能を維持する」とうたう同法に基づき、政府・自民は離島振興策を進めてきた。島民の航空・航路運賃の低廉化や物流費の負担低減、雇用機会の拡充などを目的とした施策が長崎3区の離島にももたらされてきた。

 このような経緯もあり、新上五島町では谷川氏が厚い支持を集めてきた。4人が議席を争った前回21年衆院選では、谷川氏の得票率は5割を超えた。支持者の一人は事務所近くの道路を指さしながら「この道も谷川先生が造ってくれた」と誇らしげに語った。

 それだけに、谷川氏の辞職と1955年の自民結党以来初の不戦敗に、新上五島町の支持者の間には激震が走った。事件の逆風だけでなく、衆院小選挙区の「10増10減」で長崎県内の選挙区が次期衆院選では4から3へと1減になり、今回当選しても次の議席を確保できるとは限らないことなども不戦敗の要因となった。

 この日、集まった支持者たちが口々に話したのが今回の補選への対応だった。

 支部の役員の一人は「今回は仕方なく白票を入れる」としながらも「補選で『今回だけは』とお願いされて自民候補以外の名前を書いた人は、次(の衆院選)もそっちに行ってしまう(名前を書いてしまう)かもしれない」と危機感を口にする。

 建設会社を営む男性は、他党が離島に幹部を投入して支持拡大を図ろうとする動きに危機感を募らせ「離島(振興)政策をしたのは谷川さんだ、自民だ、と県連として各地区でチラシを配るなどの対応をしてほしい」と注文を付けた。別の支持者は「谷川先生が悪者になっている。それを覆すのは大変だ」と強調する。

 「よそで言われている谷川先生の評価と、ここでの谷川先生の評価は全然違う」。離島の地元議員が強調する。そんな自民の姿勢に、離島で勤務経験のある看護師の男性(74)=大村市=はあきれたように語った。「谷川氏は旧態依然とした政治家で、事件のことは恥ずかしい。自民は堂々と闘うべきで、選挙から逃げている」【松本美緒】

1631OS5:2024/04/16(火) 15:27:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1aaead56c53de4ca2eec0684bdaa82d77213d53
「保守王国」与野党一騎打ち、岸田政権の命運を握る戦いに火ぶた 衆院島根1区補選告示 自民・錦織氏、立民・亀井氏が立候補
4/16(火) 10:21配信

山陰中央新報
第一声の演説をする(右から届け出順)錦織功政氏、亀井亜紀子氏=いずれも松江市内

 衆院3補欠選挙が16日告示された。細田博之前衆院議長の死去に伴う島根1区は、3補選のうち唯一の与野党一騎打ちの構図となり、岸田政権の命運を握る注目区。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた「政治とカネ」の問題が最大の争点となり、28日の投開票に向けて12日間の選挙戦に突入した。


 島根1区は届け出順で、自民新人で元中国財務局長の錦織功政氏(55)=公明推薦、立憲民主党元職で党県連代表の亀井亜紀子氏(58)が立候補。立候補表明していた無所属新人の佐々木信夫氏(85)は午前10時時点で届け出ていない。

 錦織候補は松江市殿町の島根県庁前で第一声。「有権者への政治改革に向けたアンケートをまとめて党本部に提出した。自民党、国会は政治改革に向けた動きが進んでいる。後ろからしっかり押していける立場になりたい」と主張。自民党本部の小渕優子選挙対策委員長が応援に駆けつけた。

 亀井候補は同市朝日町の松江テルサ前で第一声に臨み、「裏金事件が発覚してから初めての選挙。ここで勝てば岸田政権に大打撃を与えることができる。自民王国を崩すことで真面目に日本を変えよう」と訴えた。立民党本部の辻元清美代表代行、福山哲郎元幹事長がマイクを握った。

 島根は1996年の小選挙区制導入以降、2021年衆院選まで県内全小選挙区の議席を自民が独占した「保守王国」。自民は3補選のうち、東京15区、長崎3区での候補者擁立を断念し、自民、立民とも島根1区に告示前から党幹部や国会議員が応援に入り、総力戦を展開してきた。

 告示後も21日の日曜日に自民総裁の岸田文雄首相と立民の泉健太代表が島根入りを予定。自民が島根1区を落として全敗となれば、首相への大きな打撃となるのは確実で、激しい戦いが予想される。

 15日現在、島根1区の選挙人名簿登録者数は26万1528人(男12万4955人、女13万6573人)。

1632OS5:2024/04/16(火) 21:59:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/781109cc62ce5b2da1b1a2defa7b0cdbb9bd8c67
スピンオフ満載の東京15区補選告示「小池劇場」の行方、立民vs維新の舌戦…9人乱立戦の行方は
4/16(火) 21:41配信

日刊スポーツ
衆院東京15区補選で第一声を行う乙武洋匡氏(左)との応援に入った玉木雄一郎氏(中央)と小池百合子都知事(撮影・中山知子)

 裏金事件をめぐり自民の「2不戦敗」がすでに確定ずみの衆院3補選が16日、告示された。

 島根1区だけは与野党一騎打ちだが、長崎3区は立憲民主党VS日本維新の会の野党対決。一方、公選法違反事件を受けた東京15区には、9人が立候補する大乱戦。こちらでも立民と維新の幹部が舌戦を展開したほか、「小池劇場」の行方も占う「スピンオフ」満載の戦いだ。結果は岸田政権の命運だけでなく、野党間の主導権争いにも大きく影響する。4月28日投開票。

    ◇   ◇   ◇

 東京15区補選は、公選法違反事件による柿沢未途氏(自民党離党)の辞職に伴うもの。自民は候補者の擁立も推薦も見送り、9人が立候補を届け出た。結果以外にもさまざまな「スピンオフ戦」に注目が集まる。

 まずは「小池劇場」の行方。小池百合子都知事が出馬を打診した無所属の乙武洋匡氏(48)は第一声で「2人も(自民党議員の)逮捕者が出た江東区の政治とカネの問題を、今度の選挙でしっかり断ち切りましょう」と訴えた。

 小池氏と、小池氏が特別顧問を務める都民ファーストの会とともに推薦する国民民主党の玉木雄一郎代表が応援に入る中、他陣営の候補が近づき、マイクでやじを飛ばし続けるひと幕も。乙武氏陣営は「やじには応酬せず」の小池氏方針に従ったが、波乱の第一声だった。

 最近の東京の選挙で「勝ちパターン」だった小池氏と自公の連携は、乙武氏の過去の女性問題などもあって実現せず、小池氏自身が前面に立つ戦いに。結果は学歴詐称疑惑が再燃している小池氏の求心力も、左右しかねない。

 与党不在の選挙戦では、野党間対決も激化。立憲民主党、日本維新の会の幹部が、初日から舌戦を展開した。

 立憲民主党の酒井菜摘氏(37)の応援に入った蓮舫参院議員は、来年の大阪・関西万博の建設費をめぐり、維新側が増額分について国の負担を要請したことに触れ「さすが身を切る改革だ。今回の選挙で政党を選ぶ際の参考にしていただきたい」と当てこするように皮肉った。一方、金沢結衣氏(33)の応援に入った維新の馬場伸幸代表が、国会議員に月額100万円支給される「調査研究広報滞在費」(旧・文通費)の使途公開に立民が消極的だと主張し「立憲の候補を国会に送らないでいただかなくて結構だ」と、立民を名指しで批判する場面もあった。

 東京15区補選結果は7月の東京都知事選や次期衆院選での首都決戦にも影響する。永田町では、情勢について「結末が見通せない」「主役なき大乱戦」の声も出ている。【中山知子】

1633OS5:2024/04/16(火) 23:29:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e5fd640cebd1a591a5bc7ea4d67d2d866ff2f2b東京15区補選の舞台は「江戸の下町」と「タワマン」混在 政界は江東御三家が覇権争い
4/16(火) 19:23配信


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産経新聞
1627年に創建された富岡八幡宮=東京都江東区

16日告示された衆院東京15区補欠選挙(28日投開票)の舞台となる東京都江東区は東京ビッグサイト、有明アリーナなど大型イベント施設を抱える湾岸エリア、富岡八幡宮や亀戸梅屋敷が点在する古き良き深川・城東エリアに分かれ、新旧の町並みが交錯する。同補選に立候補した新人や元職9人は義理人情深い「江戸の下町」とタワーマンションが林立する「近代都市」で12日間の選挙戦に挑む。長年、江東区を舞台にした選挙で対立を繰り返した「江東御三家」といわれる家系が姿を消した選挙という側面もある。


東京メトロの門前仲町駅から徒歩3分の富岡八幡宮は江戸時代の寛永4(1627)年に創建された。毎年8月の「深川八幡祭り」は「水かけ祭り」として親しまれ、江戸勧進相撲発祥の地としても知られる。貞享元(1684)年から約100年間、境内で行われた勧進相撲は現在の大相撲の礎となったとされる。

同駅周辺は寺社仏閣や古き町並みが目立つ。日本初の本格的な地図「大日本沿海輿地全図」を作製した伊能忠敬ゆかりの地でもあり、同駅の北西には「伊能忠敬住居跡」の標柱が立っている。

昭和の香りただよう木造家屋が並んだ下町の光景も臨海部に近づくと20階以上のタワマンが並び立つなど様相を異にする。

区の人口は平成21年末は約44万人で、15年後の令和6年3月には約54万人になった。湾岸エリアが人口増を牽引(けんいん)している形だ。令和2年8月には、タワーマンションや大型商業施設、劇場型ホールなどを備える複合施設「有明ガーデン」も臨海部に開業し、区外からの集客力の向上が想定される。

江東区政界を巡っては、木村家、山崎家、柿沢家と3つの家系を中心に展開されてきた。

木村勉氏(84)は江東区議、都議を経て、衆院議員を務め、平成21年の衆院選で落選。長女の木村弥生氏(58)は京都を地盤に衆院議員を務めていたが、令和5年4月の江東区長選で初当選。

令和5年に死去した山崎孝明氏(享年79)も区議や都議を歴任し、区長を4期務めた。長男の山崎一輝氏(51)は都議を4期務めた。
平成21年に死去した柿沢弘治氏(享年75)は衆院議員や外相を歴任。長男の柿沢未途氏(53)は衆院議員時代、みんなの党や結いの党、維新の党、民進党、希望の党、自民党と所属政党を転々としつつ、江東区を地盤に活動してきた。

長く江東区の政界で覇権争いを展開してきた「江東御三家」が転機を迎えたのが5年4月の区長選。山崎一輝氏は都議から区長への転身を図ったが落選した。その後、同区長選を巡る公選法違反事件が発覚し、柿沢未途氏は木村弥生氏を当選させる目的で区議らに選挙運動の報酬の提供を持ち掛けるなどして立件され、有罪が確定。衆院議員も辞職した。木村氏も江東区長を辞職し、在宅起訴されている。

今回の同補選には御三家がいずれも立候補しない。現行の選挙区制度になった平成8年の衆院選以来初めてとなる。(奥原慎平)

1634OS5:2024/04/17(水) 20:27:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/df03facd8cfb8825152da781a9e3efceda629909
最多9人の乱戦 東京補選に「再選挙」の声も
4/17(水) 20:15配信

朝日新聞デジタル
衆院東京15区補選で車から手をふる候補者=2024年4月16日午前10時44分、東京都江東区、土舘聡一撮影

 16日告示の衆院東京15区(江東区)の補選は、同区では過去最多の9人が争っている。過去2回の衆院選で同区を制した自民が候補擁立を見送る一方、複数の野党が候補を立て、初挑戦の諸派なども参戦したためだ。これまでにない構図の選挙戦に、関係者から「票が読めない」との声が上がる。法定得票に達する候補がいない「再選挙」の可能性もささやかれている。

 区選挙管理委員会によると、1994年の小選挙区制導入以降、15区の候補数は2021年の7人が最多だった。今回は、立憲、維新、参政、N国の4野党候補のほか、国民民主が無所属候補を推薦。諸派や、政党支援のない無所属候補もいる。ある陣営の関係者は「候補者が多い上に、(候補不在の)自民支持層の票が割れる」と票の読みづらさを指摘する。

 「法定得票に達しない、再選挙の可能性もある」(別陣営の関係者)との声も。衆院選の場合、当選に必要な法定得票は「有効投票総数の6分の1」。達した候補がいなければ再選挙となる。

 区選管によると、今回の補選の経費は、選挙事務従事者の人件費や票の輸送費など予算計上済み分だけで約1億6600万円。総務省によると、選挙後に、選挙公報や演説会の公営施設使用料など選挙運動費用分も計上される。全額国費負担で、1小選挙区あたり2億〜3億円だという。

 江東区は、昨春の区長選の後、選挙違反事件を受けて区長が辞職した。昨年12月の区長選、今回の衆院補選と同事件に伴う選挙が続いている。区選管によると、昨年12月の区長選の経費は概算で約1億5800万円という。(中村英一郎)

朝日新聞社

1635OS5:2024/04/18(木) 15:02:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c472aa597a4170bf700ac7fdb5e6df54dc9a5da
衆院補選火ぶた、政権の分水嶺 自民、東京・長崎で不戦敗 「政治とカネ」立民攻勢〔深層探訪〕
4/18(木) 7:00配信


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時事通信
記者団の取材に応じる岸田文雄首相=16日午後、首相官邸

 岸田政権の分水嶺(れい)となる衆院3補欠選挙が16日、告示された。自民党の派閥裏金事件で逆風が吹き荒れる中、岸田文雄首相にとって、与野党対決の島根1区で敗れ3敗を喫すれば求心力の低下が一気に進む可能性がある。野党は、東京15区、長崎3区で立憲民主、日本維新の会の両党が激しく争う。

【写真】街頭演説する立憲民主党の泉健太代表

 ◇「長崎は出すな」
 「大いに反省しもう一度国民から信頼されるよう、誓いたい」。16日午前、松江市内で島根1区の街頭演説に立った自民の小渕優子選対委員長の第一声は、裏金事件の陳謝から切り出さざるを得なかった。

 今回の補選は裏金事件を受けた初の国政選挙。自民は、同党議員による「政治とカネ」の不祥事に端を発した東京15区、長崎3区で独自候補の擁立を断念した。長崎では一時、茂木敏充幹事長が県連へ擁立を打診したが、首相自ら「長崎は出さないように」と待ったをかけたと、政府関係者は明かす。

 自民が異例の「2不戦敗」となった背景には、政権への打撃を最小限にとどめたい狙いがある。菅政権下で行われた2021年4月の衆参補選・再選挙で自民は全敗。総裁選を控え、「菅降ろし」の機運が高まった。その後、総裁選不出馬に追い込まれた菅氏を目の当たりにした首相にとっては「同じ轍(てつ)を踏むわけにはいかない」というのが本音だ。

 ◇「09年よりつらい」
 唯一の与野党対決となった島根はこれまで、自民が厚い支持基盤を誇っていた。しかし、同党中堅は「有権者の視線は09年の政権交代時より厳しい。自民の看板がこれほどつらかったことはない」と漏らす。立民の泉健太代表は東京都内で記者団に「裏金対応に答えを出す選挙だ。自民ではだめだとの声を国民の皆さまに上げてもらいたい」と強調。「島根1区で必ず勝利したい」と語った。

 与党内では早くも、「3敗」シナリオも取り沙汰されている。自民重鎮は、「補選が終われば、党内は『どうすれば自分が生き残れるか』を考え始める」と指摘。「岸田降ろし」は不可避との見方を示す。公明党内からも「衆院解散は総裁選後の秋以降」(幹部)といった声が出ている。

 ◇立民・維新が激突
 立民は3選挙区に公認候補を擁立したのに対し、次期衆院選で野党第1党を目指す維新も東京15区と長崎3区に候補を立て、激しいつばぜり合いを繰り広げる。

 維新の馬場伸幸代表は16日、東京15区の応援に入り、「立民議員を何人増やしても一緒だ」と訴えた。これに対し、立民は知名度の高い蓮舫氏を投入。「大阪万博の建設費は当初の倍に膨れている。さすが身を切る改革だ」などと維新を当てこすった。蓮舫氏による応援には、共産党の田村智子委員長、社民党の福島瑞穂党首がそろい踏みした。

 立民幹部は「東京と長崎で維新に勝利し、政権批判票の受け皿となる」と話す。一方、維新は万博建設費の膨張で批判にさらされ、「簡単な選挙ではない」(党関係者)と危機感をにじませる。

 東京15区では当初、東京都の小池百合子知事が国政への返り咲きを目指すのではとの観測もあった。16日、自ら擁立を主導した無所属候補の街頭演説で、小池氏は「日本をここから変える思いで、戦いに臨んだ」と訴えた。

1636OS5:2024/04/18(木) 19:37:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/5dd485b4c5ae1f5d3da7f1d240a82835124a1871
鶴保庸介氏くら替え断念視野 自民和歌山、見送り要請で
4/18(木) 19:03配信

共同通信
鶴保庸介参院議員

 自民党参院議員の鶴保庸介元沖縄北方担当相(57)=和歌山選挙区=の衆院和歌山1区からのくら替え出馬を巡り、党県議団有志が見送りを要請したことが分かった。複数の関係者が18日、明らかにした。鶴保氏は昨年6月に衆院選の公認候補となる1区支部長の予定者に決定。派閥の政治資金パーティー裏金事件で党勢が低迷する中、くら替え断念も視野に調整している。

 衆院小選挙区定数「10増10減」の対象となる和歌山県の旧1区は和歌山市が選挙区で、現職は昨年4月の補欠選挙で初当選した日本維新の会の林佑美氏。定数減後の1区も和歌山市が大票田となる。次回選では林氏に鶴保氏が挑む構図が見込まれていた。

1637OS5:2024/04/18(木) 19:38:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/87757c5e540d8d079b2700577b1cd49095ac9bed
悩む公明、支持者動くか 「政治とカネ」拒否感、自民に「貸し」つくる必要も 衆院補選島根1区
4/18(木) 18:28配信

山陰中央新報
自民候補の第一声で応援マイクを握る公明党の谷合正明参院幹事長(中央)=16日、松江市殿町、島根県庁前

 16日に告示された衆院島根1区補選で、自民党と与党を組む公明党が悩んでいる。自民新人の推薦が告示直前になったことに加え、「政治とカネ」の問題などへの拒否感や見返りがない補選特有の事情があり、支持者の動きが見通せないためだ。党勢維持の課題を抱え、次期総選挙に向けて自民に「貸し」をつくる必要もあり、前例のない戦いを迎えている。

【特集】衆院補選 島根1区 「保守王国」勝敗の行方は 関連記事総まとめ!

 「唯一の与党候補が負けるわけにはいかない」。16日、松江市殿町の県庁前であった自民候補の第一声に駆けつけた公明の谷合正明参院幹事長が声を張り上げた。前日に岸田文雄首相と公明の山口那津男代表との会談があったことも明かしながら、約900人の聴衆の前で推薦状を手渡し、全面的に支援する姿勢を強調した。

 衆院3補選のうち、唯一の与野党対決となった島根1区。党の情勢調査などで立憲民主党元職にリードを許す自民にとって、選挙区内で2万票とされる公明票の獲得は勝利の絶対条件となる。

 3月20日、松江市内であった自民県連と党1区支部の関係者らを集めた会合で、公明の動向を聞く出席者の質問に対し、県連幹部は「3月中には推薦をいただけると確信している」と強調。党本部の茂木敏充幹事長に公明側への働きかけを求める考えを示したものの、自民派閥による政治資金パーティー裏金事件の影響を注視する公明の腰は重く、決定は告示日前日にずれ込んだ。

 実際、支持者の裏金事件への拒否反応は根強い。

 「『政治とカネ』の問題をうやむやで終わらせないで欲しい」。今月13日に奥出雲町内であった公明の会合で、支持者の一人がくぎを刺した。さらに、島根1区の議席を守ってきた細田博之前衆院議長の旧統一教会との関係やセクハラ疑惑も懸念材料としてくすぶる。

 補選は比例区がなく、公明が選挙区で自民候補の集票に協力する代わりに、比例で支援を受ける「バーター」が成立しない。逆風にさらされる自民にあえて協力することの「うま味」は少ないとの見方がある一方、自民支援に動く必要がある事情も抱える。

 次期衆院選は選挙区の「10増10減」の影響で、比例中国ブロックの定数が1減の10人となる。2005年衆院選で約66万票あった中国ブロックの得票は21年に約44万票まで減り、現有2議席確保へのハードルは高くなっている。

 さらに、17年と21年の衆院選の最下位当選はいずれも公明候補で、11番目が「指定席」となっており、県本部の吉野和彦代表は「並大抵の努力では議席確保はできない。自民とは今後も協力していく必要がある」と述べ、関係維持の必要性を説く。

 ただ、推薦決定が直前までずれ込んだことで集会の予定は立てられず、告示前に想定していた自民候補が公明支持者に政治改革方針を説明する機会も確保できていない。

 20、21日の街頭演説などを中心に支持者の動員を予定しているものの、支持母体の創価学会の幹部は「ただでさえ補選で投票率は下がる。地道にやるしかないが、時間がない」と手詰まり感を漂わせた。

1638OS5:2024/04/22(月) 09:53:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/1870f705ee3ea2ec83407e703111b53f83b6e3cd
衆院3補選、立民が先行 島根対決、自民苦戦
4/22(月) 5:00配信



 共同通信社は20、21両日、衆院3補欠選挙について電話調査や取材を基に情勢を探った。唯一、与野党対決の構図となった島根1区は立憲民主党元職が先行し、自民党新人は苦戦。9人が立候補した東京15区は立民新人がややリードし、日本維新の会新人らが追う展開だ。長崎3区は立民前職が維新新人に対し、優位に戦いを進める。投票先未定の有権者もおり、28日の投開票日までに情勢が変わる可能性がある。

 島根1区は、立民元職の亀井亜紀子氏(58)が立民支持層の9割強、支援を受ける共産党の支持層の8割程度を確保。自民支持層の2割強を切り崩した。自民新人の元中国財務局長、錦織功政氏(55)=公明推薦=は自民支持層、公明支持層について、それぞれ6割弱、5割程度をまとめるにとどまっている。亀井氏が「支持する政党はない」とした無党派層の6割を獲得し、1割の錦織氏に大差をつけた。地域別で見ても、大票田の松江市でリードしている。

1639OS5:2024/04/22(月) 09:54:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/b56fb93a65e95236151b1d3b4c2a83149e1ffac4
乙武洋匡氏演説中に転倒させられ…大田区議ブチギレ「これが選挙か?」 内縁の妻が声明「本人は反省」
4/22(月) 9:36配信



 昨年4月に政治家女子48党(現みんなでつくる党)から新宿区議会議員選挙に出馬した斉藤ゆり氏が22日、自身のX(旧ツイッター)を更新。内縁の夫でつばさの党・根本良輔氏の行為について声明を発表した。

 21日、衆院東京15区補選(28日投開票)に無所属で立候補した乙武洋匡氏の演説中に、選挙妨害による逮捕者が出る騒動が起こった。乙武氏の応援に駆け付けていた大田区議会議員の荻野稔氏が、つばさの党・根本良輔氏に転ばされる事件があった。

 荻野氏はSNSに当該動画を公開し、「選挙の姿か?これが」と怒りをあらわに。「本日は午後から東京15区の補欠選挙、乙武ひろただ候補の応援に。小池百合子都知事の応援中に選挙妨害で話題になっている陣営に転ばされました」と説明し、「色々と言いたい事があったとしても、民主主義の根幹である選挙を歪めてよい筈がありません。怒りもありますが残りの期間、しっかりとお訴えをしていきます」とした。

 根本氏の内縁の妻・斉藤氏は「根本良輔の内縁妻の斉藤ゆりです。この度はお騒がせしております。この件につきましては、根本良輔本人も反省しているようですので 事の流れもあるかと思いますが、彼が今回反省している思いについてはどうかお聞き入れいただけませんでしょうか」と呼びかけた。

 続けて「私も今回の動画を確認した限りにはなりますがおぎのさんも現場で綺麗な後ろ受け身を取られているあたり、こうなる状況もある程度想定内だったのではないかと感じております」とも。

 「自分の旦那の肩を持つ訳ではありませんが、本人も反省の意を示しております以上は歩み寄ってくれとまでは言いませんが、どうか本人の反省の意だけでも受け止めていただけないかという思いです。以上のほど、よろしくお願いします」と理解を求めた。

1640OS5:2024/04/22(月) 10:01:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/3207052a6784f34ae83909b835546386cf2b432c
「野党第1党」懸け立・維しのぎ 自民不在、保守票を意識 衆院長崎3区補選ルポ
4/22(月) 7:03配信
 自民党衆院議員だった谷川弥一が安倍派の裏金事件で議員辞職したことに伴う長崎3区補欠選挙。

 自民が不戦敗を選び、立憲民主党と日本維新の会の一騎打ちとなった。両党とも政権批判票の掘り起こしを重視するとともに、自民を支持してきた保守票の取り込みを意識。次期衆院選での野党第1党争いを見据え、しのぎを削る。(敬称略)
 ◇離島振興に照準
 「国民は増税、自民は脱税、こういう政治は許さない」。立民元職の山田勝彦は17日夜、長崎県大村市で開いた演説会で約70人を前に声を張り上げた。日中の街頭演説でも裏金事件への批判を軸に据え、長崎弁を用いながら「金権政治ではなく、まっとうな政治へもう変えんば」と訴えた。

 個人演説会などで立民支持層を固め、街頭活動で無党派層へ浸透を図るのが基本戦略。だが、長崎3区は1996年の小選挙区制導入以降、ほぼ自民の議席だった「保守王国」だ。陣営関係者は「保守票をどこまで積み上げられるかだ」と語る。

 保守地盤の代表例は五島市などの離島。立民は補選告示日直前、離島への航路や航空路の運賃割引対象を島民から観光客などにも広げる法案を衆院に提出した。離島振興に力を入れる姿勢をアピールする思惑は明らかだ。

 立民はこの保守王国で議席を得て、次期衆院選で目指すとする政権交代へ弾みをつけたい考え。自民批判が中心だが、野党第1党の座を狙う維新への「口撃」も忘れない。17日の演説会に駆け付けた代表代行の逢坂誠二は「維新は身を切る改革と言うが、大阪・関西万博は出血大サービスの予算倍増。どこが『身を切る』だ」と皮肉った。

 ◇空中戦に活路
 維新新人の井上翔一朗は「知名度が圧倒的に足りない」(陣営関係者)のが課題だ。大阪発祥の維新は全国政党化を目指すが、長崎では「新参者」。次期衆院選に向けた足場固めの狙いも込め、街宣車を使った遊説や街頭演説会で名前や政策を売り込む「空中戦」に徹する。

 井上は立民との違いを訴えて差別化を図り、行き場を失った自民票の受け皿として存在感を示そうと躍起だ。維新関係者は「自民と立民は水と油だが、維新は自民と似たところがある。自民支持者が維新に投票するのに違和感はないだろう」とみる。

 17日午後、波佐見町のスーパー前に立った井上は、維新が企業・団体献金の禁止や調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使途公開を党独自で行っていることを「実績」として強調。「立民はアイデアは言うが実践していない。きれい事を並べて実行しない」とこき下ろした。

 その日の夕方、自衛隊の駐屯地や基地がある大村市に入ると、共産党が立民候補を「自主支援」している点を演説内容に加えた。「自民も立民もさまざまなしがらみを持って政治を行っている」と同列に並べて批判。「改革保守」の独自の立ち位置を売り込んだ。

 ◇支持者離れ
 自民を支援してきた業界団体は補選には関わらない。ある団体幹部は「自民が候補を擁立せず拍子抜けだ。白票や棄権が増えそうだ」と予想する。大村市で農業を営む70代の女性はこれまで自民に投票してきたと明かし、今回の補選について「投票には行くが白票を入れるしかない」と語った。

 立民と維新の戦いを、自民は静観するしかない。ただ、支持層は維新にある程度流れるとみられ、気が気ではない。ある自民県議は「一度離れた票はそう簡単に戻ってこない」と漏らした。

 
 ◇衆院長崎3区補選立候補者
 山田勝彦  44 元衆院議員  立 元
                 推(社)
 井上翔一朗 40 学習塾経営  維 新
                 推(教)
(注意)届け出順。敬称略。氏名の後に投票日(28日)時点の満年齢、肩書、党派、元職・新人の別。立=立憲民主党、維=日本維新の会、教=教育無償化を実現する会、社=社民党。「推」は推薦。

1641OS5:2024/04/22(月) 10:02:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/43ad52eb7b6ccc85ed625c0a26d967b3c4211b08
「動いたら逆効果」自民区議らは諦め 衆院東京15区補選、不祥事続きで候補者不在
4/21(日) 21:18配信
「政治とカネ」の問題が噴出する中で行われる衆院3補欠選挙(28日投開票)は21日、告示後初の日曜日を迎えた。令和に入り、汚職事件や選挙買収事件で地元選出議員が2人逮捕された東京15区では、自民党が候補者擁立を断念。事件の当事者ともなった地元区議らには、国政選挙にも関わらず身動きが取れないもどかしさと諦めが渦巻いている。

「異常事態だ。選挙が始まったのに全く汗をかいていない…」。東京都江東区のある自民区議は、党が支援する候補者が不在となった状況に言及し、こう語った。

江東区全域を選挙区とする東京15区の補選は、昨年4月の区長選で前区長を当選させるために地元の自民区議らに現金を配ったなどとして、買収事件で有罪が確定した柿沢未途元衆院議員(53)=自民離党=の辞職に伴うものだ。

柿沢氏の自民入党前、自民の現職議員として議席を争ってきた秋元司元衆院議員(52)は今回、無所属で立候補。統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で逮捕後に離党し、収賄などの罪で1、2審で実刑判決を受け、無罪を主張して上告している経緯がある。

地方議員にとり、国政選挙は自身の政治的な影響力を強める好機でもあるが、地元選出国会議員の相次ぐ不祥事を念頭に自民区議は「下手に動くと自分にとって逆効果になる。今は動かないことに徹している」と話す。

こうした中、区議の間で悩みの種となっているのが、江東区長選を巡り柿沢氏とともに公選法違反罪で起訴された同氏の元私設秘書の公判だ。

現在進行中の公判には現金を受け取ったり、受領を断ったりした複数の自民区議が証人として出廷しており「もはや選挙どころではない」と話す区議も多い。区議会関係者は「事件の裁判もあるし、前区長が半年で辞めた後の残務処理も残っている」と事情を明かす。

自民は党公認候補の擁立を見送り、無所属新人の乙武洋匡氏(48)=国民民主推薦=に推薦を出すことも模索したが、地元区議らの反対もあって見送られた。自民支持層の受け皿がない状況に区議会関係者は「白票を投じる有権者もいるかもしれない。どこに票が流れるのか全く読めない」とため息をつく。

同補選には秋元、乙武両氏の他に、いずれも新人で立憲民主の酒井菜摘氏(37)、日本維新の会の金沢結衣氏(33)=教育推薦=ら7人が立候補している。(桑波田仰太、久原昂也、星直人)

1642OS5:2024/04/22(月) 10:02:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/b56aba6bad9a0f205482b800a087fb573bb39003
揺らぐ「保守王国・島根」 危機感にじむ自民・岸田総裁 笑顔振りまく立民・泉代表 衆院島根1区補選ラストサンデーで対照的な表情
4/22(月) 6:50配信
自民党総裁の岸田文雄首相と立憲民主党の泉健太代表が選挙戦のラストサンデーで同時に現地入りした衆院補欠選挙島根1区。1996年導入の小選挙区制で自民が全勝してきた保守王国は、自民党派閥の裏金事件で揺らぐ。21日、支持拡大に奔走した2人の党首は対照的な表情を見せた。

島根県内で支持者と握手やグータッチする両党首

 「厳しい戦いです」「最後まで支えてください」。自民新人錦織功政氏(55)の応援で島根入りした首相は3カ所での街頭演説後いずれも聴衆に駆け寄り、グータッチを繰り返した。告示前から伝わる「劣勢」を覆したい危機感がにじんだ。

 安来市で臨んだ党員との車座対話では、厳しい批判の声にさらされた。「党員として恥ずかしい気持ちでいっぱい」「かつての保守王国島根はない」―。険しい表情で聞き入った。

 この日は党首自ら組織固めにも努める。演説の合間に県連幹部らが待つ松江市内のホテルに急行。6人の前で裏金事件を陳謝し「負けるわけにはいかないんです」と頭を下げた。

 当初、反発も受けた島根入り。陣営の福田正明選対本部長は「泣いても笑ってもあと6日。一票一票どう上積んでいくか。最後まで力を尽くす」と前を向いた。

 立民は攻勢を強める。泉代表は元職の亀井亜紀子氏(58)の応援演説で、裏金事件を起こした自民の体質を真っ向から追及。「大きな政治改革の戦いだ」と、クリーンな政治の実現を唱えて支持拡大を図った。

 演説中やその後の支持者との握手。笑顔が目立った。安来市の商業施設前では「止められるまで握手を続けますよ」。軽快な足取りで聴衆を回った。

 選対を仕切る立民県連の川井弘光幹事長は「リードしていると言われるが、気を引き締めないといけない」との思いを強めた。「電話作戦などできることをやり尽くす」

 政権の行方を占う戦いも残り6日。演説会場には投票先を迷う有権者も多く駆け付けた。出雲市の首相演説を聴いた同市の60代男性は「長く自民を支持してきたが、今回は決めかねている」。安来市で泉代表の言葉に耳を傾けた同市の会社員石原幸介さん(44)は「企業誘致や人口減少対策の具体策も踏まえて投票先を決めたい」と話した。

中国新聞社

1643OS5:2024/04/22(月) 10:52:22
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024042000335&g=pol
小池知事参戦、波立つ与野党 自民迷走、9候補が乱立―衆院東京15区補選ルポ
時事通信 政治部2024年04月21日07時11分配信
街頭演説に耳を傾ける人たち=20日午後、東京都江東区
街頭演説に耳を傾ける人たち=20日午後、東京都江東区

 小選挙区選出議員が2代続けて逮捕される異例の事態となった衆院東京15区。自民党の地元組織が壊滅的な打撃を受けた間隙(かんげき)を縫うように東京都知事の小池百合子が補欠選挙に参戦した。自民は迷走し、宙に浮く保守票を狙って候補が乱立。野党共闘にも余波は及ぶ。(敬称略)



 ◇インクルーシブ

 「日本をここから変える」。告示日の16日、自身が擁立を主導した作家乙武洋匡の応援に駆け付けた小池は、JR亀戸駅前でこう訴えた。遊説で触れるのは駅前のバリアフリー化やマンション防災など都政の課題や実績が中心だ。

 小池は7月に2期目の任期が満了する。態度を明確にしていないが、3選出馬を予想する向きが多い。来夏には都議選も控える。演説にはこれらに向けた思惑が透ける。

 小池系の「ファーストの会」が乙武擁立(無所属で出馬)を決めた際、小池は「インクルーシブ(包摂的)社会を体現する人物だ」と理由を説明した。乙武は先天性四肢欠損症で知られる。姿を聴衆が見やすいように街宣車は演台を高くした。そこから「誰一人取り残さない社会」を訴える。

 自民は候補を立てられず、公明党は「包摂社会」に共鳴する―。当初、小池は自公との共闘を描いた。

 だが、自民の裏金事件への批判は収まらず、相乗りは得策でないとの判断に傾いたもよう。公明は過去の女性問題を引きずる乙武について「うちは推せない」と支援に難色を示した。結局、小池と歩調をそろえたのは国民民主党だけになった。

 ◇江東御三家

 自民も目算が狂った。まず独自候補擁立を断念。それでも「勝ち組」入りを狙い、乙武に推薦を出す方向で都連が調整を進めた。最終的に推薦依頼が来ず、はしごを外される形で12日に不戦敗が確定。党本部は「推薦を見送ることと致しました」とする1枚紙の談話を出しただけだった。

 江東区全域と重なる東京15区は自民にいわく付きの選挙区だ。柿沢、木村、山崎の保守系「御三家」が長年しのぎを削ってきた。昨春の区長選は自民衆院議員だった柿沢未途が支援に回った木村弥生が当選。自民元都議の山崎一輝が敗れた。

 この選挙を巡る公選法違反(買収など)事件で柿沢は逮捕され議員辞職。木村も区長を辞職した。

 柿沢の前に自民の地元選出議員だった秋元司はカジノを含む統合型リゾート(IR)事業汚職で逮捕され、前回衆院選は不出馬となった。「政治とカネ」の不祥事が続き、補選は事実上の自主投票がなし崩し的に決定。党江東総支部の事務所に補選関連の人の出入りはない。関係者は「当面は候補を立てられないだろう」とため息をもらす。

 ◇立・国分断

 「野党を少しでも強くし、政権を代えなければならない」。18日に江東区の商店街でマイクを握った立民新人の酒井菜摘はこう訴えた。政権批判票の受け皿になるため、立民と共産は候補を一本化。16日の街頭演説では立民参院議員の蓮舫、共産委員長の田村智子に加え、れいわ新選組共同代表の櫛渕万里、社民党党首の福島瑞穂が並び、存在感をアピールした。

 ただ、連合会長の芳野友子は立・共のタッグについて「容認できない」と明言し、連合東京は自主投票を決めた。連合が求めるのは、ともに旧民主党を源流とする立民と国民民主の共闘だ。しかし、小池の参入もあって股裂きは続く。

 立民に野党第1党争いを仕掛けた日本維新の会は新人の金沢結衣を擁立。18日の街頭演説で金沢は「裏金まみれの政治を刷新したい」と訴えた。代表の馬場伸幸も遊説を重ねており、政治改革に関し、「一番高めの球を投げて満足している」として立民批判を展開した。

 参政党や日本保守党といった保守系の政党・政治団体も加わり、計9人による争いとなった。

1644OS5:2024/04/22(月) 10:56:13
https://www.sankei.com/article/20240420-ULLGASVCPRPOBIIE5N76RL54YM/
自民、衆院愛知3区で候補公募 不記載事件で支部長除名
2024/4/20 19:10
自民党愛知県連は20日、自民党派閥パーティー収入不記載事件を巡り、政治資金規正法違反罪で起訴された衆院議員、池田佳隆被告の党除名を受け、次期衆院選愛知3区の候補者を公募すると決めた。県連大会を開催予定の7月ごろまでに決定する方針。

公募期間は4月22日〜5月15日。県連の丹羽秀樹会長は20日、名古屋市での会合で「現在の自民党は崖っぷちだ。緊張感を持って臨んでいかなければならない」と述べた。池田被告は3区支部長を務めていたが、除名に伴い解任された。

1645OS5:2024/04/22(月) 10:57:36
https://www.sankei.com/article/20240419-ZENKWVR5NRIAPHPUAOPJKH4BJE/
「弔い選挙」なのに見えぬ安倍派の支援 自民内に不信と不満、衆院島根1区補選
2024/4/19 19:58
竹之内 秀介

衆院島根1区補欠選挙(28日投開票)を戦う自民党の中で、安倍派(清和政策研究会)の影が薄くなっている。同派元会長の細田博之前衆院議長の死去に伴う「弔い選挙」だが、政治資金パーティー収入不記載事件の批判が同派に集中する中で活動を封じられているようだ。衆院3補選の中で唯一、公認候補を擁立した島根の戦いを落とすことになれば岸田文雄首相にとっては大打撃となる。

「全力を挙げて戦いに臨まなければいけない。これは党の命運をかけた選挙だと考えるべきだ」。自民の渡海紀三朗政調会長は3補選が告示された16日、党本部の会合で島根1区の戦いについてこう強調した。ただ、渡海氏の気迫とは裏腹に戦況は厳しい。


複数の安倍派幹部は国会などで、事件の根幹の資金還流は歴代の「会長案件」と説明してきた。細田氏は平成26年から令和3年まで会長を務めており、不祥事に関わっていた可能性が指摘されている。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点も取り沙汰されており、「同情票」を期待できるとされる弔い選挙の雰囲気は「ゼロ」(自民ベテラン)なのが実情だ。

自民が擁立した新人の元中国財務局長、錦織功政氏は16日、島根県庁前で「第一声」を行ったが、生い立ちや政策に触れる一方で細田氏には言及しなかった。陣営幹部は「今回ばかりは(細田氏に触れることは)逆効果だ」と声を潜める。


生前の細田氏を支えた安倍派は表立った活動を封じられている。事件の震源地となった同派では所属議員の4割近くが党による処分を受けており、錦織氏への逆風となりかねないからだ。

もっとも陣営幹部によると、団体回りなど「裏方活動」でも同派の存在は感じられないという。同派幹部の多くが離党勧告や党員資格停止といった重い処分を受けて取りまとめ役を欠く中、安倍派中堅は「いまは地元のおわび行脚で手いっぱい。よその選挙なんか気にしていられない」と本音を吐露した。


島根は保守王国だが、今回は立憲民主党が立てた元職の亀井亜紀子氏の大攻勢に直面している。自民は3補選のうち東京15区と長崎3区で候補者擁立を見送っており、島根1区を落とせば岸田政権の土台が揺らぎかねない。動きの鈍い安倍派に対して首相周辺は「当事者意識がない」と奮起を促した。(竹之内秀介)

1646OS5:2024/04/22(月) 11:01:16
https://news.goo.ne.jp/article/nagasaki/region/nagasaki-20240420105623.html
衆院長崎3区補選 自民の「牙城」離島票奪取へ 野党一騎打ち 白票で“抵抗”も
2024/04/20 12:00長崎新聞

衆院長崎3区補選 自民の「牙城」離島票奪取へ 野党一騎打ち 白票で“抵抗”も

野党候補の一騎打ちとなった衆院長崎3区補選。自民党の「牙城」である離島の自民地域支部では、投票先に戸惑う声も上がっている=五島市

(長崎新聞)

 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、谷川弥一前衆院議員=自民離党=が辞職したことに伴う衆院長崎3区補欠選挙は、立憲民主党と日本維新の会の野党候補2人が一騎打ちを繰り広げている。自民候補が不在の中、両陣営は自民の「牙城」である離島での票奪取を狙うが、自民支持者の中には投票先を決めきれず白票で“抵抗”しようとの動きも。両陣営は投票率低下や無効票の増加という「見えない敵」を意識した戦いを強いられている。

 18日午後、対馬市厳原町の商業施設前。維新新人、井上翔一朗候補(40)の街頭演説に、自民党員の60代男性が耳を傾けていた。男性は保守派を長年自負し、立民よりも維新に考えが近い。それでも「(投票用紙に)知らない名前を書く気にはなれないな…」。その場から静かに立ち去った。
 維新と争う立民前職の山田勝彦候補(44)はこの日、五島市にいた。前回衆院選から離島で人脈を広げてきた。ただ、今月の壱岐市議補選では現地で「全力応援」した立民候補が保守系候補に敗北し、足場の弱さが露呈した。自民関係者は「離島の票は簡単に切り崩せない」とほくそ笑む。
 自民は裏金事件への厳しい逆風などを理由に、県内の国政選挙で初めて独自候補擁立を断念。党県連の古賀友一郎会長は7日の選挙対策委員会で自主投票とする方針を示した。
 その後、県連幹部は3区内の地域支部を回る「おわび行脚」で経緯を説明した。ある離島の党員はその場で「野党の名前を書いていいのか」と質問。県連側が返答に窮する場面があった。この党員は「自主投票は建前。本音は白紙投票を望んでいる」と感じた。
 前回の衆院選長崎3区は4人が出馬。投票率は60・93%で県内4選挙区で最高だった。谷川氏は投票総数の4割に当たる約5万7千票を獲得。中でも離島5市町(五島、対馬、壱岐3市と新上五島、北松小値賀両町)での得票数は次点の山田候補を大きく上回った。
 今回の補選では、この自民票が宙に浮いた格好になっている。自民の各地域支部によると「名前を書く」と割り切る党員がいる半面、野党への抵抗感から白紙投票や棄権を選択するという声がある。
 離島選出の自民県議の一人は「投票に迷う支援者から20件以上の相談があった。『自民党』と書くという人も多い」と明かす。五島列島のある支部からは「党員は戸惑っている。受け皿となる候補を立てるべきだった」と恨み節が漏れる。
 山田、井上両陣営は、こうした複雑な心情を抱く自民支持層の存在も念頭に「候補者の名前と政策をしっかり訴えていく」と口をそろえる。

1647OS5:2024/04/22(月) 11:59:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c7646bf66bfae8986883982d2b2bb728d5a77e8
立民「保守切り崩し」維新「自民票狙い」…自民不在の長崎3区、野党2候補の戦略対照的
4/21(日) 13:50配信

読売新聞オンライン
 衆院長崎3区補欠選挙(28日投開票)は、立憲民主党と日本維新の会による野党対決となった。自民党候補不在の中、立民は政権批判で保守地盤の切り崩しをもくろみ、維新は「自民票」の獲得に注力する。次期衆院選での野党第1党争いを占う戦いの最前線を歩いた。(政治部 峰啓、長崎支局 勢島康士朗)



衆院長崎3区補欠選挙に立候補した井上翔一朗氏(左)と山田勝彦氏

 「県民は裏金、脱税、金権政治を許さない」

 雨が降りしきる20日夕、傘を差さず東彼杵町役場前に立った立民の山田勝彦氏は、そう力を込めた。応援に駆けつけた泉代表も「有権者は黙っていない、なめては困ると意思表示していただくことが大事だ」と強調。周囲には「もう変えんば!」と政治の転換を訴えるのぼりが並んだ。

 長崎県は、次期衆院選で「10増10減」に伴い小選挙区数が4から3に減り、現3区は新2区と新3区に分割される。山田氏は次期衆院選で新2区から出馬する予定だが、18、19日は新3区に組み込まれる離島を精力的に回り、新3区の出馬予定者を帯同した。

 立民幹部は「自民候補がいない今回の補選は、党勢拡大の好機。維新だけでなく、次期衆院選を見据えて自民にも勝てる基盤を作り上げる」と語る。

(写真:読売新聞)

 維新の井上翔一朗氏は20日午前、大村市での街頭演説で「大きな論点は政治改革。維新はしがらみのない政治ができる」と声を上げたが、自民派閥の政治資金規正法違反事件には直接触れなかった。陣営幹部は「自民支持者を必要以上に刺激しない戦略だ」と明かす。憲法改正や安全保障政策への言及も多く、保守票の受け皿を意識する。

 昨年春の統一地方選で、維新は大村市などで新人市議3人を誕生させたが、いずれも党運営の不満から年末に離党。長崎県内の地方議員はゼロで、選挙態勢には不安も残る。

 こうした事情も手伝ってか、馬場代表の立民批判はヒートアップしている。馬場氏は18日の記者会見で「立民はたたきつぶす必要がある」と発言したほか、長崎3区以外の応援演説でも「立民には投票しないで」などと呼びかけている。

1648OS5:2024/04/22(月) 14:40:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b0cd51731dab0b904138d4a452302b059ec81a5
国政補選、政権浮沈に影響 福田・菅首相退陣の引き金 衆院補選
4/20(土) 7:05配信
 自民党派閥の裏金事件後、初の国政選挙となる衆院3補欠選挙は、「政治とカネ」の問題が最大の争点だ。


 逆風下の自民は2選挙区で候補擁立を見送り、既に負け越しが確定する異例の展開。過去には補選の結果が引き金となり、時の首相が退陣に追い込まれた事例もある。岸田文雄首相にとって、求心力を保てるか正念場の戦いとなる。

 「残り1週間余りだが、さらなる力添えを心からお願いする」。自民の松山政司参院幹事長は19日の党会合で、唯一候補を立てた島根1区の勝利に全力を挙げるよう所属議員に求めた。同氏は組織票を固めるため、この直前まで現地入りしていた。

 島根補選は、細田博之前衆院議長の死去に伴う。自民にとっては、有利とされる「弔い選挙」だ。しかも、島根は1996年の小選挙区比例代表並立制の導入以降、自民が小選挙区で負けたことのない「保守王国」。本来なら「勝って当然」(関係者)の選挙だが、細田氏が裏金事件の中心となった清和政策研究会(安倍派)の会長を務めていた影響などで、苦戦が伝えられている。

 過去の補選では、結果が政権の命運を左右したこともある。顕著な事例は、2021年4月の衆参3補選・再選挙だ。自民は不戦敗を含めて全敗。菅義偉首相(当時)は求心力が低下し、同年9月の党総裁選への出馬断念に追い込まれた。

 08年4月の衆院補選も、保守地盤の山口2区で自民が敗北。福田康夫首相(同)は同年9月に退陣し、自民は翌09年の衆院選で政権を失った。

 一方、安倍政権下の19年4月の衆院2補選は、自民が全敗したものの、同年夏の参院選で与党は改選過半数を確保して乗り切った。

 岸田政権下では、23年4月の衆参5補選で、自民が当初の劣勢予想を覆して4勝した。翌5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)による浮揚効果もあり、政府・与党内で一時、衆院解散・総選挙の「好機」との声が広がった。

 今回、岸田首相は島根で勝利を収め、反転攻勢のきっかけとしたい考え。ただ、敗北すれば打撃は大きく、党内で「岸田降ろし」が表面化する可能性もある。党中堅は「『選挙の顔』を変えるのが解散の前提になる」と指摘した。

1649OS5:2024/04/22(月) 21:46:52
>>1639つばさの党・根本良輔
https://news.yahoo.co.jp/articles/71090350add6a9c9d8e2d708a72893ba17b1e44d
「まともに選挙活動行えない」保守党・有本氏 逮捕者も大混乱の東京15区、複数陣営が妨害激白 小池都知事「命の危険感じる」
4/22(月) 17:00配信

衆院3補選(東京15区、島根1区、長崎3区=28日投開票)は中盤戦に突入し、各候補が舌戦を展開している。中でも、東京15区は候補者9人が出馬する大乱戦だが、複数の候補者や陣営が他陣営による過激な妨害行為を受けて、警視庁に通報・相談する異常事態となっている。警視庁は21日、街頭演説で男性を突き飛ばしたとして、暴行容疑で男を現行犯逮捕した。選挙演説は、有権者が候補者を選択する重要な機会であり、公職選挙法や紳士協定で秩序が守られてきた。これは法律や司法の限界なのか。民主主義の根幹である選挙が壊されてはならない。

「街の人々にも迷惑になるばかりではなく、警戒して街宣場所の告知もできないなど、まともに選挙活動を行えない実態もある」

イスラム思想研究者の飯山陽氏(48)を擁立した日本保守党の有本香事務総長は22日朝、夕刊フジの電話取材にこう語った。一連の妨害行為には、法的措置を検討しているという。

東京15区での妨害行為や混乱ぶりは、ユーチューブなどにも動画が公開され、批判が噴出している。

小池百合子都知事は19日の定例会見で、自身が応援している無所属新人の作家、乙武洋匡氏(48)が受けた妨害行為について、以下のように語った。

「これまでに経験したことのない選挙妨害が発生している」「乙武候補の街宣車のところにグーッと入り込まれ、選挙スタッフも命の危険を感じるような場面もあった」「選挙は主張を有権者に伝え、選択できる環境をつくっていくのが民主主義の根幹」「選挙のあり方について、法律上もう一度見直していただけないかと強く感じている」

各種の情勢調査でトップを走る立憲民主党の元江東区議、酒井菜摘氏(37)の陣営も被害に遭っている。

同党の大串博志選対委員長は19日、国会内での代議士会で、「威嚇して選挙をおかしくしようとする狙いがあるならとんでもない」と語った。

日本維新の会の新人、金澤結衣氏(33)の陣営は20日の街頭演説で〝直撃〟を受け、吉村洋文共同代表(大阪府知事)の応援演説後、他陣営に大声でヤジを飛ばされた。

吉村氏は同日のXで、「さすがに前代未聞の状態だと思う。街頭演説の事前告知も控えざるを得なかった。それでも、この状態。大変な状況だが、最後までやるしかない」と投稿した。

ついに逮捕者も出た。

共同通信によると、警視庁城東署は21日午後7時過ぎ、JR亀戸駅前での乙武氏の演説会場で、陣営関係者とみられる男性を突き飛ばしたとして、暴行容疑で男を現行犯逮捕した。小池氏と国民民主党の玉木雄一郎代表が応援演説のため会場にいたが、けがはなかった。

乙武氏の陣営幹部によると、東京メトロ有楽町線豊洲駅前での街頭演説会でも同日夕、スタッフの男性2人が引き倒されるなどして負傷した。傷害容疑などを視野に警視庁に被害届を出すとしている。

選挙が過激化している一因には、司法判断の影響もありそうだ。

2019年の参院選期間中、安倍晋三首相(当時)の街頭演説にヤジを飛ばし、北海道警に排除された男女2人が「表現の自由」を侵害されたとして道に計660万円の損害賠償を求めた。札幌地裁は22年、道に計88万円の賠償命令を出した。道は札幌高裁に控訴した。札幌高裁は23年6月、男性の賠償命令は取り消したが、女性については道の控訴を棄却し、1審の55万円の賠償命令を維持した。原告の男性、被告ともに上告している。

警察が萎縮しかねない判決といえる。今後、東京15区などで警察は動くのか。

元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士は「演説会場での妨害行為は、現行犯の方が動きやすい面もある。警察が動きづらいのも、札幌地裁の判決の影響もゼロではないだろう。警視庁が選挙後に動くか否かは、各陣営が妨害の様子を動画に収めるなど証拠がそろっているかがポイントになる」と語った。

1650OS5:2024/04/22(月) 22:31:56
https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202404/0017564793.shtml
次期衆院選 立民が兵庫5区に田村直也氏擁立へ 五輪ショートトラック元代表
2024/4/20 18:25
 立憲民主党兵庫県連は20日、常任幹事会を開き、次期衆院選の兵庫5区(豊岡、三田、丹波篠山、養父、丹波、朝来市、川西市北部、猪名川、香美、新温泉町)に、新人で冬季五輪元日本代表の田村直也氏(44)を擁立する方針を決めた。

1651OS5:2024/04/23(火) 00:25:35
https://www.sankei.com/article/20240422-6J6EUAICVBGDZM3MDSN3SMYQKA/
立民蓮舫氏も選挙妨害被害「対応が遅くて怖かった」 東京15区補選「でも、負けない」
2024/4/22 18:44
立憲民主党の蓮舫参院議員は22日、衆院東京15区補欠選挙(28日投開票)で立民新人の応援のため21日に選挙カーで活動した際、他陣営の選挙カーに追いかけられたと、X(旧ツイッター)で振り返った。

「警察署前で車を止め、スタッフが警察署に駆け込み相談をしている間に車の窓を叩かれ暴言を浴びせられ、動画を撮られていました」と投稿した。

蓮舫氏は「警察の対応が遅くて怖かったです」と苦言を呈した上で、「でも、負けない」と書き込んだ。

東京15区補選を巡っては、立民の大串博志選対委員長も19日に選挙カーで活動した際、他陣営の選挙カーに30分間追跡され、マイクで威嚇的な言葉を投げかけられたという。

1652OS5:2024/04/23(火) 00:35:19
https://www.sankei.com/article/20240422-FAJLOKD5YBDBXGAPINO3VPP2SU/
東京15区補選、トラブル避けて各陣営が苦肉の「ゲリラ街宣」 大半はフェアプレーも
2024/4/22 17:23
奥原 慎平の写真
奥原 慎平
東京都江東区で繰り広げられている衆院東京15区補欠選挙(28日投開票)の選挙戦では、各陣営がSNSなどで遊説日程の事前告知を控える傾向にある。告知すれば一部陣営が押し掛けて大声で候補者に〝質問〟を浴びせるなど、円滑な選挙活動が妨げられる恐れがあるためだ。同補選を巡っては、演説会場で陣営関係者が暴行され逮捕者が出る事件も起きているが、大半の候補は選挙カーが別の候補者の演説会場近くを通り過ぎる際は音声を控えるなど、フェアプレーに徹している。


「なにビビってんだよ」
「出てこいよー。おーい。居るんだろ。議論しよーぜ。なにビビってんだよ」

20日午後7時前、東京メトロ門前仲町駅近くの商店街。同補選に新人の飯山陽氏(48)を擁立した政治団体「日本保守党」の選挙事務所前で、政治団体「つばさの党」新人、根本良輔氏(29)らが声を張り上げていた。日本保守党の百田尚樹代表らとの議論を求めているという。

周囲は日本保守党の支援者とみられる数十人が囲んでいる。根本氏は支援者らにも矛先を向けた。


「保守党信者の皆さんがお願いしてくださいよ。こんな奴ら論破してくださいと。本当に応援しているんだったら、言えよ」

根本氏は選挙を通じて他陣営の政策の矛盾やスキャンダルの有無を徹底的に明らかにしたい思惑があるようだが、大声が飛び交う異様な光景に通行人らはぎょっとした表情を浮かべていた。

根本氏は告示された16日に無所属新人の乙武洋匡氏(48)=国民民主推薦=が行った演説会場に押し掛けるなど、ほとんど全ての候補者の前に現れて大声を上げている。


立憲民主党新人の酒井菜摘氏(37)が同日、東京メトロ清澄白河駅近くの交差点で実施を告知していた街頭演説は行われなかった。駅前でビラを配っていた国民民主党関係者は「根本氏が現場にやってきたので、急遽取りやめたようだ」と語った。

空手有段者に元警察官
こうした事態を受け、各陣営はSNSで街頭活動の告知を取りやめるなど、選挙活動の修正を余儀なくされている。どの候補者も選挙期間中には一人でも多くの聴衆に政策や人柄を知ってもらいたいはずで、苦肉の策といえる。


通常、国政選挙の候補に警備はつかないが、警察も対応に乗り出している。日本保守党の事務所前には21日、警察車両が待機していた。妨害活動に対する警備のためだという。事務所のドアには「アンチが皆さんへのアピール目当てに寄ってきますので事務所前の滞留はご遠慮ください」と書かれた紙が貼られていた。

1653OS5:2024/04/23(火) 00:35:30

参政党新人、吉川里奈氏(36)の陣営は空手の有段者や元警察官のスタッフが胸元に「警護」と書いたマークをつけているという。陣営関係者は、警備係が待機していることを聴衆に知らせ、安心感を与える狙いがあると説明する。


21日夕にはある陣営の演説会場で酔っ払いとみられる通行人が「政治には金がかかるんだよ」と叫び、止めに入った陣営関係者を押し倒す場面もあった。

選挙が終わっても暮らしは続く
一方で多くの陣営は、互いの選挙活動に敬意を払った行動を心がけている。

9候補が乱立する衆院東京15区補選では、選挙カー同士が鉢合わせすることも多い
9候補が乱立する衆院東京15区補選では、選挙カー同士が鉢合わせすることも多い
21日夕、日本維新の会新人の金沢結衣氏(33)=教育推薦=が門前仲町駅前の交差点で行った演説会。参政党の選挙カーが吉川氏への支援をマイクで訴えながら近づいてくると、維新の演説に気が付いたようで、交差点の数十メートル前で音を消した。維新の陣営スタッフも参政党の選挙カーに近づいて頭を下げていた。


立憲民主党の選挙カーも同駅近くで演説していた無所属元職の秋元司氏(52)が通り過ぎる際、マイクで「失礼しました」と発言し、音声を切っていた。

同駅近くの交差点でビラを配っていた候補者は地面に拡声器を置いたままだった。理由は約50メートル先で別の候補が選挙活動を行っているからだという。

この候補は周囲に「選挙には互いの演説機会を確保する紳士協定がある」と述べ、「選挙が終わっても自分たちはこの町で暮らしていく。暴れて住民に迷惑をかけることなんて考えられない」と語った。


無所属新人の須藤元気氏(46)は告示前から他の候補の迷惑になりかねない行動はやめようと陣営で意思統一していたという。このため、辻立ちなどを予定していた場所で他の候補が選挙活動を行っていた場合、中止することは当然、選挙カーのマイクの音量も須藤氏の指示で低めに設定している。

衆院東京15区補選は他に諸派新人の福永活也氏(43)も出馬している。(奥原慎平)

1654OS5:2024/04/23(火) 00:36:21
参政党や保守党がまともに見えてくる・・・

1655OS5:2024/04/23(火) 11:17:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5fe1a3c5b98d8148fb50244f594ac54171238fa
裏金直撃、揺れる保守王国 自・立、「天王山」に幹部動員 衆院島根1区補選ルポ
4/23(火) 7:05配信


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コメント35件


時事通信
衆院島根1区補欠選挙の応援演説に耳を傾ける人たち=20日、松江市

 全国有数の「保守王国」島根が揺れている。

 衆院島根1区補欠選挙は自民党の派閥裏金事件が生んだ強烈な逆風が陣営を直撃。1996年の小選挙区制導入以来初めて議席を失いかねないとの危機感が覆う。一方、立憲民主党は追い風を背に牙城を崩そうと必死。衆院3補選で唯一両党がぶつかる「天王山」だけに、双方とも幹部を投入して総力戦を展開している。(敬称略)
 ◇破られた名刺
 「大変厳しい。肌感覚で強く感じている」。自民新人の錦織功政は告示日の16日、松江市内の出陣式でこう悲壮感をあらわにした。東京から駆け付けた党選対委員長の小渕優子は、島根選出だった元首相・竹下登や元官房長官・青木幹雄(ともに故人)らを挙げ、「ふるさとを思う政治家の火を消さないで」と訴えた。

【ひと目でわかる】特定パーティー収入ランキング

 補選は前衆院議長・細田博之の死去に伴う。細田は前回衆院選まで11回連続で当選したが、会長を務めた清和政策研究会(安倍派)は裏金事件で強い批判を浴びた。細田は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との親交も疑われた。錦織は演説で細田に触れない。

 関係者によると、錦織があいさつ回りを始めた当初、裏金問題に憤る有権者に名刺を破られた。細田の父吉蔵の代から続いてきた後援会の幹部はほとんど引退した。

 基本戦略は自民支持層への浸透。17日は街宣車に乗って漁協事務所や農協支店、中小企業の駐車場で街頭演説を重ねた。党本部職員が調整に加わり、業界団体に働き掛ける。ある県議は「地盤固めに徹する」と語った。

 自民は東京15区と長崎3区で不戦敗を選択した。政権の命運が懸かるため、島根では党を挙げた態勢を取る。幹事長の茂木敏充、元幹事長の石破茂、元環境相の小泉進次郎らも姿を見せた。

 首相(党総裁)の岸田文雄も21日にてこ入れに訪れ、計4カ所で車座対話と街頭演説を行った。ただ、内閣支持率は低迷。来援が勝利につながるかは微妙だ。「来なくていい」。陣営からはこんな声も漏れた。

 ◇最後の壁
 「裏金と統一教会問題で全国の有権者が怒りに燃えている。島根から声を上げ、政治を変えよう」。立民元職の亀井亜紀子は第一声でこう呼び掛け、「自民王国で勝てば、政権に大打撃を食らわすことができる」と力を込めた。

 亀井は2021年の前回衆院選で細田に小選挙区で敗れ、比例代表での復活当選もできなかった。この1年、中山間地域などで重ねた茶話会や青空集会は60回を超える。選挙戦では子育て支援に伴う国民負担増を批判し、「一刻も早く国会に戻って止めたい」と訴える。

 自民党時代に国土庁長官を務め、旧国民新党の幹事長だった父久興も動いた。05年に郵政民営化関連法に造反した際、圧倒的な「小泉旋風」にあらがって議席を確保した。「亀井党」とも言われたかつての支援者を精力的に回る。

 立民は代表の泉健太らが繰り返し島根入り。これまで推薦願いを出してこなかった企業や業界団体に攻勢を掛ける。自民関係者は「どんどん歩いている。遠慮がない」といら立ちを見せた。

 ただ、亀井が頼みの浮動票をどの程度獲得できるかは見えない。カギを握るのは投票率。陣営幹部は「有権者の盛り上がりはほとんどない」と不安を漏らす。

 「46都道府県で意識が変わっても、最後まで変わらないのが島根だ。皆、自民の政治家がいなくなったら大変だと思っている」。保守王国がいかに頑強か肌で知る関係者はこう指摘した。

1656OS5:2024/04/23(火) 11:30:57
https://www.asahi.com/articles/ASS4Q3PGTS4QUTFK00BM.html
裏金事件で逆風の自民「沈みかけた船」 補選に立ち向かう一体感なし
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藤原慎一 川辺真改 伊沢健司 小林圭2024年4月22日 21時30分
 28日投開票の衆院トリプル補欠選挙について20、21両日に行った朝日新聞の情勢調査では、自民党が唯一擁立した島根1区でも野党側がリードしていることがわかった。党執行部は3戦全敗を防ごうと「1勝」をめざすが、裏金事件の逆風は強い。勢いに乗る立憲民主党は失速を懸念し、引き締めを図る。

 島根1区に入る与党議員から漏れるのは、自民が政権から転落した2009年衆院選でも議席を守ってきた地元組織が、初めて直面する逆風選挙への対応力の乏しさだ。

 自民は3補選のうち、東京15区、長崎3区の二つで不戦敗となり、負け越しが確定。与野党一騎打ちの島根1区も苦戦がささやかれるなか、岸田文雄首相や小渕優子選挙対策委員長、石破茂元幹事長、小泉進次郎元環境相らが続々と入った。

 選挙区で企業を回った公明党のベテランは、自民支持者が「タレントのような議員がこんなに来るなんて。もう大丈夫じゃないか」と語るのを聞いて驚いた。「島根は保守王国だったし、厳しい選挙に不慣れなんだろう。危機感が薄い」

 関東選出の副大臣経験者は、1996年に初めて小選挙区で行われた衆院選以降、大差で勝ち続けてきた細田博之・前衆院議長を支えてきた後援組織の「勤続疲労」を口にする。「支援者の多くは高齢者。細田氏には旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の問題が出たし、亡くなった後に政治資金の問題も出た。『もう政治に疲れた。今回は選挙運動はしない』と言う人が多かった」。細田氏は生前、教団との深い関係が指摘された。裏金事件を引き起こした安倍派のかつての会長でもあった。

 細田氏の死去に伴う補選は、地元にとって経験のない逆風下にある。朝日新聞を含む各社の情勢調査で伝えられる自民候補の劣勢をはね返すには、党を率いる首相への信頼回復が不可欠だが、むしろ目立つのは逆風に目をつむるかのような首相の姿勢だ。

首相答弁にざわつく委員会室

1657OS5:2024/04/23(火) 15:38:05
次々点:比例下位の森由起子が繰り上げへ
https://news.yahoo.co.jp/articles/42da039957effbb5cd44658c426a585f7ea8756c
【独自】「しゃべるな!」の自民党・安倍派の宮澤博行 衆議院議員が辞職意向固める 不祥事で引責か 静岡
4/23(火) 13:40配信
静岡県磐田市や掛川市などを地盤とする宮澤博行 衆議院議員(比例東海ブロック選出)が議員辞職する意向を固めたことがわかりました。

磐田南高校・東京大学を卒業後、磐田市議などを経て2012年の解散総選挙で初当選した宮澤議員(49)は現在当選4回で、これまで防衛大臣政務官や防衛副大臣を歴任したほか、党の防衛部会長などを務めています。

関係者によりますと、4月25日発売の週刊誌に宮澤議員の不祥事に関わる記事が掲載される見通しとなったことから辞職する意向を固め、周囲には「自民党からもらった議席なので返すのが筋」などと話し、既に党幹部にも辞職の意向を伝えているということです。

宮澤議員をめぐっては2023年12月、所属していた清和政策研究会(安倍派)の裏金事件に関し、「しゃべるな!しゃべるな!これですよ」と述べ、派閥内でかん口令が敷かれたことを示唆したことで一躍、注目の議員となっていました。

テレビ静岡

1658OS5:2024/04/23(火) 15:39:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/744698a6451d214a8168ebce077e853557c7aaf2
自民・塩谷立衆議院議員“勧告”受け入れ離党の意向初めて示す 自民党派閥の裏金事件めぐり【速報】
4/23(火) 12:44配信
自民党派閥の裏金事件をめぐり、離党勧告の処分が確定した安倍派の塩谷立衆議院議員は4月23日午前、地元・浜松市で支援者たちに向けた会合を開き、離党勧告を受け入れ、自民党を離党する意向を初めて示しました。

静岡8区が地盤の塩谷立議員は、党に再審査を請求したものの、4月16日に「離党勧告」が確定しました。塩谷議員は、25日までに離党届を提出しなければ党から「除名」となります。

そうした中、23日には地元・浜松市で、塩谷議員を支援する地元企業や団体、県議会議員、市議会議員の一部を集めた会合が開かれました。

参加した関係者によりますと、会合は塩谷議員の「ご迷惑をおかけした」という謝罪からスタート。そして「党からの離党勧告を受け入れる」と報告したということです。

離党届を提出する日時は示さなかったものの「すぐにでも」と話したということです。また、今後の進退については明言を避け「よく考える」と報告しました。参加者からは、後継候補について質問がありましたが、塩谷議員は何も語らなかったということです。

静岡放送

1659OS5:2024/04/23(火) 18:34:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/db5f96260e77e6997f2f9a657359a14a4f371a65
【速報】自民離党の塩谷氏「無所属で政治活動続ける」次期衆院選の出馬にも意欲
4/23(火) 16:52配信
自民党の派閥の政治資金事件をめぐり、党からの処分に従って離党した安倍派の塩谷元文部科学相は23日記者会見し、処分を不服として再審査を申し立てたものの却下された経緯を振り返った上で「事実に基づいた公平公正な判断がなされないまま、今回の決定がされたことを誠に遺憾に思っているが、党として最終的に処分が下された段階で離党届を提出した」と述べた。

その上で「今後は無所属の議員として、改めて国のため、地域のため、国民のために努力して参りたい。大変厳しい批判があるのも承知の上で、正しいこと、言うべきことを言って政治活動を続けていく」と、政治活動継続への意欲を強調した。

塩谷氏は次の衆院選についても「当然しっかりと挑戦していこうという気持ちだ。これだけ逆風の中で大丈夫かという意見も多々あり、そういったことも含めて最終的には判断したいと思うが、しっかりとこれから活動して次期総選挙にも出る覚悟で努力をしていきたい」と、出馬する意向を示した。

フジテレビ,政治部


https://news.yahoo.co.jp/articles/fb9f94183836cd945cc83a45ee4272f41de0f912
【速報】自民党安倍派・塩谷元文科大臣の離党届を受理
4/23(火) 15:49配信
自民党派閥の裏金事件をめぐり、離党勧告の処分が確定した安倍派の塩谷立元文部科学大臣が23日、離党届を提出し、受理されました。

塩谷議員は23日、浜松市内で行われた支援者の会合に出席しました。

関係者によりますと、塩谷議員は「ご迷惑をおかけした」と謝罪したうえで、「党からの離党勧告を受け入れる」と語ったということです。

その後、塩谷氏は自民党に離党届を提出し、受理されました。

塩谷議員をめぐっては、自民党派閥の裏金事件で党から離党勧告を受け再審査を請求したものの、受け入れられず先週16日に離党勧告が確定しました。

塩谷議員は、あさって25日までに離党届を提出しなければ党から「除名」となっていました。

TBSテレビ

1660OS5:2024/04/23(火) 18:37:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c127d96bbba4433f36eb7937f796c4226acc6df
「安倍派を介錯」派閥批判の宮沢氏が議員辞職 女性問題原因か「私の不祥事重なった」
4/23(火) 17:08配信
自民党安倍派の宮沢博行衆院議員=比例東海=が23日、額賀福志郎衆院議長に議員辞職願を提出した。提出後、宮沢氏は記者団に対し、「私の不祥事が重なり辞職を決意した。政治不信を増幅しかねないということもあった」と辞職の理由を述べた。不祥事の内容については「週刊誌に出る」とだけ話したが、自身の女性問題とみられる。

宮沢氏は当選4回。令和3年衆院選では静岡3区で落選し比例復活した。昨年12月には、派閥パーティー収入不記載事件を受け、防衛副大臣を辞任した。

不記載事件を巡っては、「安倍派を介錯する」と派閥解消論を唱え、「多くの仲間は身の潔白を証明したいと思っているが、派閥からしゃべるなと言われている」などと派閥幹部を公然と批判していた。

不記載事件を受け、同日に自民党へ離党届を提出した安倍派の塩谷立元文部科学相や、18歳の女子学生に飲酒させたと報じられながらも議員辞職を避けた吉川赳衆院議員=自民を離党=も静岡を地盤とする比例東海選出の議員だ。

自民静岡県連は同日、静岡県知事選(5月9日告示、16日投開票)の候補者の推薦を党本部に上申したばかりだった。党幹部は「知事選への影響は避けられない」と頭を抱えた。

宮沢氏の辞職を受け、3年衆院選の自民比例名簿に基づき、森由起子氏が繰り上げ当選する見通し。

1661OS5:2024/04/23(火) 18:38:21
二階伸康
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5de0ac74e50c13ebc96d756448da6265abb1cfc
【速報】和歌山県町村会が二階氏の三男に出馬要請、引き受ける意向 次期衆院選の新・和歌山2区候補に
4/23(火) 15:48配信
 和歌山県町村会は23日、次期衆院選の新・和歌山2区の候補者について、不出馬を表明した自民党元幹事長の二階俊博氏の三男・伸康氏に出馬要請することを決めました。

 三男・伸康氏は二階氏の公設秘書を務めていて、年齢が若く、和歌山県で暮らしてきたことから、23日に和歌山県町村会の臨時理事会で全会一致で決まったということです。24日に印南町役場で推薦状を渡すとしています。

 和歌山県町村会長を務める、岡本章・九度山町長は23日の会見で「彼は和歌山県のことでお願いをすると和歌山県のために動いてくれる。推薦したら和歌山のためになると感じた。世襲が気になると思うが、そういう話ではない。出馬要請した理由は世襲批判を和らげる方法の一つだと思った」と話しました。

 伸康氏本人とも話し、伸康氏は引き受ける意向を示しているということです。

■裏金問題で不出馬を表明 世耕氏の鞍替え出馬は?新2区の動向に注目
 衆院和歌山3区選出の二階氏は、1939年(昭和14年)和歌山県御坊市生まれ。和歌山県議を経て、1983年に初当選し、これまでに当選13回。運輸相や経済産業相などを歴任し、2016年に幹事長に就任。安倍、菅両政権で5期連続で幹事長を務めていました。

 一方で、 二階派の政治資金パーティーをめぐる裏金問題では、東京地検特捜部に派閥の会計責任者が在宅起訴されたほか、二階氏自身の秘書も略式起訴され、二階氏は先月25日、自民党本部で会見を開き、次の衆議院選挙には立候補しない意向を表明していました。

 次期衆院選では、「10増10減」の選挙区調整で、和歌山県の選挙区は1減となり、長年二階氏が守ってきた和歌山3区は、和歌山市など北部の3市を除いた全市町村を選挙区とする新・和歌山2区となります。

 二階氏は先月の会見で、後任について「地元の皆様のご判断にお任せする」と話していましたが、この新2区では、裏金問題で離党し現在は無所属となっている世耕弘成・参院自民前幹事長が鞍替え出馬するかどうか、現・和歌山2区の石田真敏元総務相、参院議員の鶴保庸介元沖縄北方担当相の動向にも注目が集まっていました。

1662OS5:2024/04/23(火) 18:40:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/87cad361d8cd58be085ebece96c5019d5969a0b7
衆院3補選、自民は保守王国・島根1区も劣勢で「全敗」危機 茂木幹事長ら現地入りへ
4/22(月) 20:36配信
産経新聞
3月20日、衆院島根1区補欠選挙の自民党公認候補の事務所開きで気勢を上げる茂木敏充幹事長(中央)=松江市(永井大輔撮影)

衆院3補欠選挙(28日投開票)を巡り、自民党が逆風に直面している。東京15区と長崎3区の不戦敗が決まっているが、唯一、公認候補を擁立した島根1区も報道各社の情勢調査で劣勢が報じられている。終盤に向けて攻勢に転じられるかが焦点となる。

【グラフィックで見る】衆院3補欠選挙の主な構図

「厳しい声をいただく中、党の再生と信頼回復への強い覚悟を訴え、政策の実行力を丁寧にアピールしていく。党を挙げて戦い抜いていきたい」。岸田文雄首相(自民総裁)は22日の自民役員会で、島根の補選についてこう強調した。茂木敏充幹事長も同日の記者会見で、「組織の運動量は確実に上がっている。新人で知名度がない中、支援の輪を有権者一人一人にまで広げることが最大の課題だ」と分析した。

共同通信社が20、21両日に行った情勢調査によると、島根1区は立憲民主党の元職、亀井亜紀子氏が立民支持層の9割強と共産党支持層の8割を固めた上、自民支持層の2割強を切り崩した。一方、自民新人の元中国財務局長、錦織功政氏=公明推薦=は自民、公明の支持層をそれぞれ6割弱、5割程度しかまとめられていない。

島根県は衆院小選挙区導入後、全選挙区で自民の議席独占が続く保守王国だ。しかし、今回は派閥パーティー収入不記載事件を受け、支持団体の動きが鈍く、県連関係者は「回っても反応が悪い」と肩を落とす。平成31年の県知事選の対応で自民内の足並みが乱れたしこりも残り、「政権の危機なのに地元がまとまっていない」(党幹部)との事情もある。

終盤は茂木氏らも島根入りを予定しており、総力戦で追い上げを図る。(永井大輔)

1663OS5:2024/04/23(火) 18:41:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b43501c2e65db55643a1fe33d4f13ecc8ecb873
自民王国に異変、漂流する保守票 岸田政権の命運かかる衆院島根1区補選ルポ
4/23(火) 18:09配信
衆院3補欠選挙(28日投開票)で自民党が唯一候補者を擁立した島根1区は、岸田文雄政権の浮沈がかかる与野党一騎打ちの総力戦になっている。島根県は小選挙区制が適用された平成8年の衆院選以来、自民が議席を独占してきた。今回は派閥パーティー収入不記載事件の逆風を受け「自民王国」に異変が起きている。

■「静かな選挙」

「自民の政治とカネの問題で大きな政治不信を引き起こしてしまっている」。21日、松江市郊外のスーパーの駐車場。岸田首相(自民総裁)は自民新人、錦織功政氏の応援演説で陳謝した。

陣営が支持団体などに動員をかけ、集まった聴衆は1千人余り。演説を始めるにあたり首相が紹介された際、拍手で盛り上げたのはその数分の一程度に過ぎなかった。

とはいえ批判のやじも飛ばない。「恥ずかしがり屋の県民性」(陣営幹部)ともいえるが、東京から応援入りした自民関係者は「熱気に欠ける、静かな選挙だな」と印象を語った。

今回の補選は自民の細田博之前衆院議長の死去に伴い実施。細田氏は不記載事件の震源地、安倍派の元会長である。

「『自民党に反省してほしいから自民候補に投票したくない』という友人もいる」。錦織氏の親族はこう明かす。

首相は21日、松江市の隣の同県安来市で車座対話に臨み、参加者の男性から「党員として恥ずかしい気持ちでいっぱい」と痛烈な一言を浴びた。

■自民公認がマイナス

自民の閣僚経験者は「錦織さんが細田さんの後継であること、自民党公認であることがマイナス」と指摘する。

約2週間前、党本部から錦織氏陣営に首相来援の逆オファーが届いた。首相は自民の「顔」であり、有権者に不記載事件を想起させる存在だ。現地の地方議員からはこんな反発が上がった。

「首相に来てもらってもプラスにならない」

報道機関の情勢調査で錦織氏は劣勢で、自民議員も街頭演説で「いかんせん負けている状況」(舞立昇治参院議員)と公言している。そんな中、小渕優子選対委員長がほぼ張り付き、石破茂元幹事長や小泉進次郎元環境相ら不記載事件のイメージが薄い無派閥議員が応援入りしている。

「悪いのは今の自民党です。悪いのは錦織さんではない」。小泉氏は20日、松江市での街頭演説でこう訴えた。

支持者をつなぎ止めるのは過去の記憶か。首相は街頭演説で、事件や賃上げなどに先んじて、鬼籍に入った島根県選出の大物議員に言及した。

「細田博之先生はいうまでもないが、竹下登先生(元首相)、竹下亘先生(元復興相)、青木幹雄先生(元官房長官)。そうそうたる先輩方がそろっておられた」

■与党支持者に立民支持呼びかけ

首相と同じ21日、立憲民主党の泉健太代表も、立民元職の亀井亜紀子氏の応援のため島根1区に入った。JR松江駅前(松江市)での雨に打たれながらの演説は、高揚感があふれ出ていた。

「立憲民主党だけの戦いではない。政治改革全体の戦いなんだ」

立民幹部は、自民の不記載事件批判を徹底している。ターゲットは明確だ。泉氏は演説で与党支持者に呼びかけた。

「本当は今の自民党政治に嫌気が差しているんじゃないですか。公明党支持の皆さん、自民党を応援してきた皆さん、今こそ一緒に立ち上がりましょうよ」

ただ、駅前にも関わらず聴衆の数は首相の半分程度の印象だった。松江市など島根1区エリアは中選挙区時代を含め60年以上、自民の細田吉蔵氏と博之氏の親子が議席を得てきた。投票用紙に「亀井」と書いてもらうのは簡単ではない。

■自民投票が「習慣」

亀井氏の父は、島根県が地盤だった亀井久興元国土庁長官。自民の国会議員だった当時の人間関係をたどり、支持を依頼しているが、漂流する保守票を取り込めている実感はないという。

「長年の自民党支持の人も『今度ばかりはひどいよね』と言うが、こっちに投票してくれるかというと必ずしもそうではない。投票に行きたくない人が増えている」

自民を批判しつつも「やはり自民に入れようかな」と話す有権者もおり、理由を聞くと「それが習慣ですから」との答えが返ってきたという。

業界団体の推薦状が壁一面に貼り出された錦織氏の事務所とは異なり、亀井氏の事務所の推薦状は数えるほど。立民の地方議員数も自民に比べはるかに少なく、足腰は弱い。21日、泉氏の演説会場近くで陣営スタッフからチラシを受け取り、「どこの党ですか?」とピンと来ていない様子の通行人の姿がみられた。

野田佳彦元首相、蓮舫参院議員、辻元清美代表代行ら著名議員が応援入りしている。陣営幹部は「党本部は気合が入っている。現場は投票に行くようお願いし、投票率を上げることに尽きる。リードしているという手応えはない」と語る。(田中一世)

1664OS5:2024/04/24(水) 08:59:38
長男推しとか無理のある記事でしょう

二階俊樹
二階伸康

https://news.yahoo.co.jp/articles/2f26c6f11e0137c7fe137b435c17436f3e5bbb1d
二階氏「体調不良」で後継選びが急展開 二階家兄弟の争いで世耕氏「漁夫の利」も
4/24(水) 6:32配信
次期衆院選への不出馬を表明した自民党の二階俊博・元幹事長(85)が、体調不良で療養している。二階氏が不在の中で、地元の和歌山では二階氏の後継選びが急展開。和歌山県町村会は二階氏の三男への出馬要請を要請する方針を決めたが、二階氏の長男を推す動きもある。次期衆院選の候補選びで、和歌山県内は混沌としてきた。

 4月23日、和歌山県町村会は臨時理事会を開き、次期衆院選で二階俊博氏の後継となる新和歌山2区の候補者について、二階氏の三男で公設秘書をしている伸康氏に出馬を要請することを決定した。伸康氏は応じる意向だという。

 急な動きには、二階氏の体調不良の影響がありそうだ。

■「発熱が続いている」

 この6日前の17日、都内のホテルで政治評論家・田原総一朗氏の卒寿と出版を祝うパーティーが開催された。小泉純一郎元首相ら政治家、ジャーナリスト、作家らそうそうたる顔ぶれがそろったが、挨拶予定だった二階俊博氏の姿は会場になかった。

「体調不良のためだと聞いています。二階先生は、4月16日の都内の会合や、21日にあった地元和歌山県連の役員会も欠席しました。永田町では真偽不明の『重病説』まで飛び交っています」(旧二階派の国会議員)

 二階氏は都内の病院に入院しているという情報もある。そこで、二階氏の親族に聞くと、

「(二階氏は)発熱が続いていると聞いて心配しています。ただ、重病とかではありません。引退表明をしたことで、一気に力が抜けてしまったのでしょうか。それと、後継者を誰にするかの心労もあったのかと思います」

 と、体調不良が続いていることを認めたが、「重病説」は否定した。

 自民党の裏金問題で、現職議員として最多の3526万円もの政治資金報告書への不記載があった二階氏だが、次期衆院選への不出馬を表明したことで、党の処分を免れた。とはいえ、派閥を解散し、事実上の「引退表明」をしたうえ、体調不良という状況もあって、周囲が後継選びを急ピッチで進めているようだ。

■「後継は長男だと思っていた」

 二階氏の地元和歌山県は、次期衆院選で現在3つある県内の小選挙区が2つに減ることが決まっている。党は新2区の公認候補に二階氏を決めていたが、二階氏の不出馬表明で白紙になっていた。

 実は、三男の伸康氏より、長男の俊樹氏が後継ではないかという声が地元では多かった。長男の俊樹氏は2016年に御坊市長選に出馬して敗退したが、その後も政界進出を狙いつつ、二階氏の名代、筆頭秘書として地元事務所を取り仕切ってきた。

 二階氏の政治団体「二階俊博新風会」の幹部が4月10日ごろから、「後継には俊樹氏で」と地元の町議や市議らに支援を求めていた動きもあった。

 町村会メンバーのある町長は、
「政治団体の幹部は『俊樹氏はオヤジのあとは自分しかいないと思っている』『出馬準備もはじめている』と言っていたので、二階氏の家族でも俊樹氏で話がついているのかと思っていた。町村会幹部からも、事前に伸康氏に要請するとは聞いておらず、驚くばかりや」
 と話し、こう危惧する。

「地元では二階氏の名代といえば、俊樹氏。陳情ごとはなんでも俊樹氏が仕切っており、後継は俊樹氏だと思っていた人も少なくない。そこに町村会が伸康氏に要請して、本人も出馬の意欲満々という。二階氏は町村会とは以心伝心というほどつながりは強固なので、裏で『伸康で』と手をまわしたのだと思います。しかし俊樹氏も一度決意したら簡単にはひっくり返すような人物ではないので、解散総選挙となれば伸康氏に弓を引き、出馬するかもしれない。二階家が兄弟で戦い、分裂しかねないので、ヤバイ」

1665OS5:2024/04/24(水) 08:59:59
 そしてもう一人注目されるのが、裏金事件で自民党から「離党勧告」を受け、離党を余儀なくされた世耕弘成前参院幹事長だ。かねて参院から衆院へのくら替えがささやかれていた世耕氏。衆院選に出るなら同じ新2区からとみられている。二階氏の兄弟が争うことになれば、世耕氏に有利に働くはずだ。

「離党後はこっそりと県内をまわっているが、無所属なので止めようがない。衆院への色気でいっぱいだと聞く。世耕氏がくら替えで次期衆院選に出馬するとなれば、新和歌山2区は大混乱だ」(前出の町長)

■和歌山新1区も候補見直し

 一方、和歌山の新1区でも急な動きが出ている。この選挙区では、参院議員の鶴保庸介元結縄北方担当相が、参院からくら替えして立候補することがいったん決まっていた。だが、県内の自民党の参院議員が不在となることから、県議の一部がくら替えの見送りを要請し、鶴保氏も応じるという。

 21日の県連役員会に出席した地方議員は、こう話す。

「鶴保氏は二階先生がいるから、大臣まで出世できたと地元ではみられている。通常なら県連会長も務める二階先生がいない場で、鶴保氏のくら替えについて論議されることはないが、そういう気配がなかった。二階先生の後を見据えた動きが加速しています」

 永田町でも二階氏の不在であたふたとした動きがある。

「旧二階派のメンバーは、みんなバラバラに好き勝手なことをやっている。同じく解散となった旧安倍派の一部と、新しいグループを立ち上げようと密談をしている議員もいますよ。二階氏が元気なら、そんなことがバレると一喝されてえらいことになっていたはずですが、影響力が一気に落ちた」(前出・旧二階派の国会議員)

■小池知事には誤算では…

 二階氏不在の影響は、進行中の衆院補選にまで及びそうだという。

 衆院補選東京15区で、自民党は候補者を出せず「不戦敗」が決定。東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める「都民ファーストの会」が「五体不満足」で有名な作家、乙武洋匡(ひろただ)氏を選挙直前に擁立した。

 4月20、21日に行われた報道各社の情勢調査では、東京15区ではいずれも立憲民主党の元江東区議・酒井菜摘(なつみ)氏がトップを走り、乙武氏は維新の金澤結衣(ゆい)氏、日本保守党の飯山陽(あかり)氏、無所属で元参院議員の須藤元気氏と、2番手、3番手争いと伸び悩んでいると伝えた。

 小池氏と二階氏の「蜜月」ぶりはよく知られている。小池氏が再選を目指した2020年の都知事選の前には、党幹事長だった二階氏が独断で「小池知事が出馬すれば、全面協力は当たり前」と明言した。昨年4月の衆院補選では、二階氏の求めに応じて小池知事は和歌山1区まで応援に出向いた。

 今回、自民党は乙武氏を推薦しなかったが、
「二階先生は『小池知事には去年の借りを返さないと』と漏らしていた。二階先生は公明党やさまざまな業界団体などとも太いパイプを持っているので、小池知事も期待していたはず」
 と二階派の国会議員は心配そうに話す。

 自民党政務調査会の調査役を長年務めた政治評論家の田村重信氏はこう話す。

「大物の二階氏が体調不良で動けないというのは政局に大きく影響します。国政への野望を持っていた小池知事も二階氏の体調不良と影響力の低下は大きな誤算でしょう。反対に、人気抜群の小池知事の失速に、岸田文雄首相はほっと胸をなでおろしているはずです」

(AERA dot.編集部・今西憲之)

今西憲之

1666OS5:2024/04/24(水) 10:24:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab808bfd8a5ab2178fdf221cd2895fd2b8ec747f
市井紗耶香氏、本人が繰り上げ当選を辞退しても”強制的に”参議院議員に…辞職するまで歳費はいくら支払われる?
4/24(水) 6:01配信
「バカバカしい制度設計になっていて、手続きが面倒臭いんですよ…」。こう愚痴るのは立憲民主党の関係者である。立憲民主党の比例代表で当選した須藤元気前参院議員が、衆院東京15区の補欠選挙に出馬したことに伴う繰上げ当選の話である。すでに次点だった元「モーニング娘。」の市井紗耶香氏(40)が辞退の意向を示しているが、制度上「当選してしまう」というのだ。いったいどういうことなのかーー。

 ***

当選後、「即辞職」してさらに繰り上げ
 比例代表の選挙では落選しても次点だった候補者には、突然、議員になるチャンスが舞い込んでくることがある。現職が死亡や辞職で失職した時だ。2019年の参院選で旧立憲民主党の比例候補として出馬したが、惜しくも次点で敗れた市井沙耶香氏もその一人だ。

 同選挙で旧立民の比例候補として当選した須藤元気氏(その後離党して無所属)が、今週末投開票を迎える衆院東京15区の補欠選挙に出馬し、自動失職したためチャンスが巡ってきた。

 あれから5年。選挙戦では「未来の子どもたちのために精いっぱい頑張ります!」と必死に支持を訴えていた市井氏だったが、その後、政界への興味を失ったのか「子育てとの両立が難しい」と繰り上げ当選を辞退した。

 その結果、次々点だった音楽グループ「RAG FAIR」のメンバー・奥村政佳氏が当選することになったことは既報の通りだ。だが実は「無駄に」ワンクッション置かなければ奥村氏は議員バッジをつけられないのである。

「制度の都合で市井さんがまず当選してしまう。市井さんが当選後にすぐに辞職した後、さらに名簿が繰り上がり、奥村氏が当選する流れになります」(同)

理由は「旧立憲民主党」が“消滅”したから
 国会議員になりたくないと言っている人が、いわば“無理やり”当選させられてしまうというのだから、耳を疑う話である。いったいどういう理屈なのか。

「市井さんが立候補していた19年当時の立民がいまは存在しないからです。22年に旧立民は解党し、今の立民は国民民主党の議員が合流して新党として結成されました」

 すでに存在しない党の名簿は、誰もいじれないというのだ。

「旧立民の名簿に沿って、自動的に繰り上げが決まります。存続している党であれば離党した議員などを名簿から外すことができるのですが、存在していない党の名簿は後進となった党でさえ変更できないのです」

 総務省に確認すると、上記した理由で市井氏が当選することは事実とのことだった。

「23日に中央選挙管理会が開催され、当選者を決定する『選挙会』を25日午後3時に開催することが決定しました。同会で市井氏の当選が正式に決定し、官報に告示された時点で国会議員となります」(選挙部管理課)

1日で働かずに辞めるのに「7万6466円」が支給
 その後、どうように辞任して奥村氏にバトンタッチするのか。参議院事務局に確認すると、

「本会議に辞職願を提出し、議決を経て辞職が認められます。辞職願は代理でも提出が可能です」(参議院事務局議員課議員係)

 先の立民関係者によれば、こうした手続きをなるべく早く終わらせなければならないため、根回しが大変だというのである。手続きを急がなければならない理由の一つに「給料」の問題がある。

「仮に1日だけの在職であっても、月額129万4000円の歳費と同100万円の調査研究広報滞在費が日割りで支給されると歳費法で定められています。4月の場合は30で割ることになるので、小数点は切り捨て1日あたり歳費が4万3133円、調査研究広報滞在費が3万3333円、計7万6466円が支給されることになります」(参議院議員課歳費係)

返納もできない
 立民はなるべく早く本会議で市井氏を辞職させる予定だというが、2日、3日と延びれば、その分無駄に税金が支払われることになる。当然、市井氏も批判を気にして受け取りたくないと考えるだろう。だが、ここでも再び制度上の問題がーー。

「市井氏は受け取りを拒否できません。例え国庫への返納であっても、公職選挙法で禁じられている寄付にあたってしまうからです」(政治部デスク)

 こんなややこしい話になってしまうのも、出馬当時の党が消滅したばかりでなく、次点が辞退という異例の事態が発生したためだが、あまりに馬鹿馬鹿しい話である。もっと柔軟に対応できないものだろうか。

デイリー新潮編集部

新潮社

1667OS5:2024/04/24(水) 11:26:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/883f0a2a2916494c4ec00424728aa3d9e10cd62d
立民と国民民主「対共産」で温度差大きく 東京15区補選で顕在化、衆院選連携にも影
4/23(火) 21:34配信



衆院東京15区補欠選挙(28日投開票)で、立憲民主党が共産党との「共闘」に突き進んでいる。ただ、立民の最大の支援組織である連合は共産との選挙協力を否定する立場を鮮明にしており、ハレーションが生じていることは否めない。立民が次期衆院選での連携先と見据える国民民主党も、国政選挙での共産との関係の在り方に疑問を示している。

共産は15区補選で、擁立予定者を取り下げて立民新人の支援に回った。17日付の機関紙「しんぶん赤旗」は、田村智子委員長と立民新人らが並んだ写真を1面に掲載し、田村氏の「全力で応援します」という街頭での訴えなどを紹介した。

こうした動きに対し連合は露骨に不快感を示す。芳野友子会長は翌18日の記者会見で、15区の構図は「容認できない」と断じた。

連合は、次期衆院選の基本方針に、共産を念頭に置いて「異なる社会の実現を目的に掲げる政党から支援を受ける候補者は推薦できない」との文言を盛り込んでいる。立民の岡田克也幹事長は23日の会見で「連合の選挙についての考え方を尊重しながら活動している。矛盾がないと考えている」と説明し、15区での「共闘」は理解を得られるとの認識を示した。

とはいえ、15区で国民民主との連携が実現しなかった遠因の一つが、共産との関係であることは否定できない。国民民主の玉木雄一郎代表は23日の会見で、安全保障などを巡る立民と共産の見解不一致に言及して「芳野氏やわれわれだけではなく、国民が疑問を感じる」と強調した。

立民の泉健太代表と玉木氏は、次期衆院選を見据えて基本政策一致を図る協議の可能性を模索している。両党が合意に至るには、政策的に隔たりが大きい共産との関係を整理することが避けられない。

15区では立民候補が他の8人に先行していると伝えられるが、仮に勝利したとしても、次期衆院選に向けた国民民主などとの共闘の議論に禍根を残す可能性が高い。(深津響)

1668OS5:2024/04/25(木) 14:10:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ff8c1b35375a695def47873442da36497161e8a
衆院長崎3区補選 「消える選挙区」の戦い 立民、維新両陣営 新区割りをにらんだ動きも
4/25(木) 11:00配信
 補欠選挙(28日投開票)が行われている衆院長崎3区は、次の衆院選から新2区と新3区に分割される“消える選挙区”。補選に出馬した立憲民主党と日本維新の会の両陣営は、新選挙区をにらんだ動きを見せつつも「まずは目の前の戦いに全力を尽くす」と口をそろえる。補選は不戦敗となった自民党だが、次の衆院選では新選挙区で両陣営との激突が必至。補選は野党の両陣営に有利に働くとの見方もあるが、自民支持層をどの程度突き崩せるかは未知数のままだ。
 衆院小選挙区定数「10増10減」に伴い、現3区の大村、壱岐、対馬は新2区に編入。佐世保、東彼、五島列島は新3区になる。補選を戦う立憲民主党の山田勝彦候補(44)は次の衆院選で新2区に出馬予定、日本維新の会の井上翔一朗候補(40)は新3区の候補予定者となっている。
 「今回は準決勝」。立民の長妻昭政調会長は21日、大村市で開いた山田候補の個人演説会で持論を展開。6、7月の衆院解散を予想し、総選挙を決勝と位置付けた。「準決勝をいい成績で勝ち、決勝を勝たなければ」と発破をかけた。
 立民が新3区で擁立を予定する末次精一氏は、補選に合わせて五島列島などを巡回し、山田候補の個人演説会で応援弁士として登壇。20日に東彼東彼杵町であった演説会では、泉健太代表が「この選挙で勝てばもう一人育てられる」と末次氏を紹介し、次の衆院選をにらんで支持を訴えた。
 ただ、陣営の動向からは目の前の補選を勝つという姿勢が強くうかがえる。山田候補は告示直前「現3区で(支持を広げる)十分な時間の確保は難しかった」と話し、告示後は現3区エリア全域を奔走。初の週末となった20日は佐世保と東彼で終日費やした。
 目の前の戦いに全力を投入しているのは一方の井上候補も同じ。同日、井上候補は新3区エリアではなく新2区エリアの大票田、大村市を駆け回っていた。翌21日には維新の共同代表、吉村洋文大阪府知事が大村入りし、市内数カ所で街頭演説に立った。
 党の新3区支部長となった井上候補は選挙事務所を佐世保市南部に置き、3月上旬から同市早岐地区の交差点で朝夕のつじ立ちを始めた。大村に主たる事務所を構えないのは、現3区の戦い方としては異例。当初、他党関係者からは「次期衆院選に向けた顔見せが目的」との見立てがささやかれた。
 だが、ふたを開けてみると現3区のセオリー通り、主戦場は大村に。大村には自衛隊の拠点があり、党関係者は「安全保障への関心は佐世保も高い。他党との違いを訴えることは次期衆院選につながる」と話す。
 両候補の訴えは次の衆院選の対戦相手を見据えているとの見方もある。「政治とカネ」問題で政権批判を強めている山田候補は新2区で、自民派閥の政治資金パーティー裏金事件で収支報告書への不記載があった加藤竜祥衆院議員らと戦う予定。世襲批判に言及する井上候補は、新3区で元農相の長男である金子容三衆院議員と相対する見通しで、いずれも“攻撃材料”となり得るからだ。
 こうした状況に自民関係者は「選挙期間中は政治活動ができず、どうしようもない」と手をこまねく。


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