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大中華世界的話題(その3)

766チバQ:2020/07/05(日) 22:08:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ee25dbcc4b0d9ad374feef1409c14520e814e2c
「紅」に染まる教育現場 写真改竄、デモ歌禁止…「生徒たちに申し訳ない」
7/3(金) 21:00配信

産経新聞
もともとは広げていた5本の指を加工した可能性が指摘されている生徒の集合写真(香港紙・蘋果日報提供)

 6月中旬、香港の教育現場に衝撃が走った。

 九竜(クーロン)地区の公立中学(日本の中学・高校に相当)で、女性教師が9月から始まる新年度の契約を打ち切られたことが分かった。理由は、音楽のテストで反政府デモのテーマソング「香港に栄光あれ」を生徒が演奏するのを止めなかった、というものだった。

 「周りの教師たちは驚き、恐れおののいている。誰もクビになりたくないから、今後は授業で敏感な話ができなくなる。教育の自由が損なわれてしまう」

 別の中学のベテラン教師、林俊仁氏(仮名)=(46)=は顔を曇らせて自嘲気味にいう。

 「このままでは、美術の時間に黄色(反政府デモのシンボルカラー)が使えなくなるかもしれないな」

 当局による学校への締め付けがこれまでになく強まっている。昨年から続く反政府デモでは小中学の生徒約1600人、教職員約100人が逮捕された。中国側が危機感を募らせているのは間違いない。中国で審議中の香港国家安全維持法案にも、わざわざ「学校の監督・管理強化」が盛り込まれているほどだ。

 ある中学校で卒業写真を撮影したときのこと。日本の高校3年に当たる生徒たちが、5本の指と1本の指を掲げて写真に納まった。これは反政府デモのスローガンである「政府への5大要求は一つも欠くことができない」を示すポーズだ。

 香港紙によると、これに驚いた学校側が業者に写真の加工を要求。結局、5本の指を4本に減らしたり、1本の指を2本に増やしたりする改変が行われた。

 香港政府は最近、生徒が校内で政治的なスローガンを叫ぶ行為などを禁止するよう各校に要求。学校側はピリピリしているのだ。

 香港国家安全維持法が施行されると、教師も国家分裂、政権転覆などの罪に問われかねない。

 「教師たちの自己規制はさらに進むだろう。生徒には申し訳ないが…」

 林氏は実は反政府デモの支持者で、前線の若者たちをひそかに支援してきた。

 「あなたは、生徒から『香港に栄光あれ』を歌いたい、と求められたらどうしますか」と聞いてみた。

 林氏はしばらく沈黙した後、「やっぱり、だめだとはいえないな」。顔をゆがめながら声を絞り出した。

 香港では6月、国歌条例が制定され、学校でも中国の国歌「義勇軍行進曲」を歌う機会が増加する。

 もともと抗日運動の歌だった中国国歌は「立ち上がれ、奴隷になることを望まぬ人々よ!」で始まる。

 「この歌詞の意味を教えることで、国歌を中国への抵抗ソングにできるかもしれない。正面からぶつからずに反抗していこうか…」

 香港国家安全維持法を迎える林氏の心は、なおも揺れている。(香港 藤本欣也)


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