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大中華世界的話題(その3)

670チバQ:2020/05/31(日) 17:58:59
https://digital.asahi.com/articles/ASN5Z65V0N5ZUHBI01C.html?pn=7
94歳の「怒れる虎」 マハティール元首相、復権に闘志
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シンガポール=西村宏治

2020年5月30日 20時22分
 マレーシアのマハティール前首相(94)が28日、ムヒディン現首相らと2016年に立ち上げた「マレーシア統一プリブミ党」から除名を宣告された。マハティール氏は猛反発。党のトップで、現在は鋭く対立しているムヒディン氏の不信任を国会で問う構えで、政界の混乱が避けられない状況になってきた。7月には95歳になるマハティール氏だが、数々の政争をしのいできた闘志は健在だ。

 「私は党の議長だ」。除名宣告の翌日、マハティール氏は党本部に乗り込み、記者会見で訴えた。自ら記者を引き連れ、予告なしで党本部に現れたという。「誰も止められなかった」と居合わせた人は振り返る。地元メディアは「怒れる虎のような反撃」と報じた。

 対立の始まりは2月。マハティール氏が首相を辞任すると、ムヒディン氏が党を率いて当時の与党連合を離脱。野党と組んで首相の座を手にした。マハティール氏は「裏切り」だと反発。党に身分を残したまま5月の国会で野党席に座り、党から除名宣告を受けた。

 新型コロナウイルス対応のため、3月中旬から外出が制限されたマレーシアでは、5月になって制限が緩和されている。外出制限中はランニングマシンなどで健康の維持に努めていたというマハティール氏は、ここに来て現政権への批判のトーンを上げている。

 最近のインタビューでは「(ムヒディン氏が)首相に就く権利はないことを証明する」「彼は大きなトラブルに遭うだろう」と主張している。

 マレーシアでは国会(下院)で過半数の支持を集めた議員が首相に就く。現職のムヒディン氏への支持は過半数ぎりぎりで、数人が造反すれば国会運営が難しくなる。すでに地元メディアでは、造反の動きも取りざたされている。

ここから続き
 ただ、すぐにマハティール氏の復権につながる状況ではなさそうだ。

 マハティール氏が1981〜2003年に続き、2度目の首相の座に就いたのは18年。このとき、連立相手だった人民正義党のアンワル元副首相に「2年以内に首相の座を譲る」と公言した。だが実際にはなかなか譲らず、連立内の亀裂を招いた。そんなマハティール氏は「もう信用できない」といった声もある。

 94歳の「怒れる虎」に復権の可能性はあるのか。マレーシア政治に詳しいシンガポール国際問題研究所シニアフェローのオー・エイスン氏は「彼はまるで機関車で、止まることはない。政界にも国民にも、尊敬している人は多い。2番手で収まる人ではないので、また新党を立ち上げるかもしれない。わずか数時間先の政局が読めない状況だ」と話す。

 ムヒディン政権への不信任が成立して総選挙となることや、ムヒディン氏がマハティール氏にわびて再び手を組むことなど、さまざまな可能性が考えられるという。(シンガポール=西村宏治)


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