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大中華世界的話題(その3)

478チバQ:2020/04/17(金) 21:03:11
「『健康シルクロード』をともに築きたい」

 2月下旬、王毅(ワンイー)国務委員兼外相は、欧州で最も多くの死者が出たイタリアのディマイオ外相との電話会談でこう呼びかけた。そして3月以降、中国はマスクや人工呼吸器など約30トンの医療物資を届け、計3陣の医療チームを送り込んだ。

 イタリアは昨年、主要7カ国(G7)として初めて、習氏が提唱する巨大経済圏構想「一帯一路」への本格的な参加を決めた。習氏が自らイタリア入りして協力の強化を約束するなど、欧州でもその中国シフトが際立つ。

 ディマイオ外相は3月下旬、新型コロナ対応でも中国との関係を重んじる姿勢を示し、「『(健康)シルクロード』をあざ笑っていた人も、中国との友好によってイタリアで命が救われていることを認めなければならない」と話した。

 ただ、イタリアも手放しで中国を受け入れているわけではない。

 政界などには、新型ウイルスによる混乱に乗じた中国のしたたかな戦略に利用されているのではないかとの警戒があり、「競争が不公正で、自由が否定されている国を称賛するのは不適切だ」(野党議員)といった批判が上がる。

 リーダーたろうとする中国に向けられる世界の厳しい目。その理由の多くは、14億人を束ねる独自の政治体制と結びつく。

 中国の初動対応の遅れは武漢の医師の証言などから明らかだが、政府は説明を尽くしていない。医師らが発した警鐘を封じ込めようとした政府の姿勢は、公表する感染者の数にすら疑いを抱かせる。

 医療品の提供など中国による支援がイタリア以外の欧州各国にも広がるなか、欧州連合(EU)の外相にあたるボレル外交安全保障上級代表は3月24日に声明を発表。「中国は、自分たちが米国と違って責任感があり、信頼できるパートナーだとのメッセージを積極的に出している」と指摘し、「我々は、情報戦や『気前のいい政治』を使って影響力を高めようとする地政学的な要素があることに注意しなければならない」と懸念を示した。(ローマ=河原田慎一、ブリュッセル=津阪直樹)

 ■中国が医療チームを派遣した国々

 (4月13日現在、中国外務省による)

 イラン、イラク、イタリア、セルビア、カンボジア、パキスタン、ラオス、ベネズエラ、フィリピン、ミャンマー、カザフスタン、ロシア


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