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大中華世界的話題(その3)

463チバQ:2020/04/16(木) 19:37:24
https://digital.asahi.com/articles/ASN4J64BHN4JUHBI01G.html?pn=9
照準は大統領選へ コロナ、日韓関係改善の契機になるか
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ソウル=鈴木拓也、神谷毅 聞き手・神谷毅

2020年4月16日 19時23分
 15日に投開票された韓国の総選挙(定数300、任期4年)で、文在寅(ムンジェイン)政権を支える進歩(革新)の与党「共に民主党」が6割の議席を得て圧勝した。選挙戦では新型コロナウイルスの対策をめぐり、政権安定の重要性を訴えた。韓国政界は今後、2年後の大統領選に向けた動きが激しくなりそうだ。(ソウル=鈴木拓也、神谷毅)

 文大統領は16日、選挙結果を受けて「偉大な国民の選択に、喜びより前に重大な責任を感じる」との談話を出した。

 中央選挙管理委員会によると、与党「共に民主党」系は現有議席から54議席を積み増して183議席、保守の最大野党「未来統合党」系は103議席に減らした。中小政党は振るわず、2大政党化が進んだ。

 共に民主党は、進歩勢力の地盤である南西部・全羅道地域で圧勝。新型コロナウイルスへの政権対応が高く評価されたため、勝敗を左右するソウル首都圏でも議席を伸ばした。

 文政権は今後、政府高官の不正を捜査する新機関「高位公職者犯罪捜査庁」の人事などを含む検察改革を、さらに強く進めていくものとみられる。

 一方、未来統合党は、保守色の強い南東部・慶尚道地域で強さを見せたが、首都圏などでは訴えが浸透せず、惨敗した。同党の黄教安(ファンギョアン)代表も落選し、代表の辞意を表明した。

次期大統領選の行方は
 韓国の総選挙では毎回「次の大統領選の候補に誰がなるのか」に注目が集まる。今回も2年後の本番に向けた動きがみられた。

ここから続き
 ソウル中心部の選挙区では、世論調査で候補の上位に名前が挙がる与野党の大物が対決。共に民主党で前首相の李洛淵(イナギョン)氏が、未来統合党代表の黄氏を大差で下した。李氏は与党の選挙対策の責任者も務めて勝利を導き、大統領候補に一歩近づいた格好だ。

 野党の未来統合党では、安氏が大統領候補から外れることになった。ほかに意欲をみせる当選者はいるものの、ベテランばかりだ。韓国の政治学者は「今回の保守野党の惨敗は、有権者が保守に新たな変化を求めた結果」として、立て直しが急務だと指摘した。

 ただ、与党内も一枚岩とはいえない。文政権を支える「親文派」と呼ばれる中心勢力は南東部の釜山出身者が多く、南西部の全羅道を地盤として金大中元大統領の流れをくむ李氏との距離は近くない。政界関係者は「総選挙が終わり、親文派が自分たちの候補を打ち立てようと動く可能性は高い」と指摘する。

康元沢・ソウル大教授 「コロナを関係改善の契機に」
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康元沢(カンウォンテク)・ソウル大教授

 選挙戦が始まる前の3月下旬までは経済の低迷などで政権与党「共に民主党」に厳しいとみられたが、新型コロナウイルス感染拡大のなかで争点は「危機」への対応一色になった。

 不安を感じた有権者は政権の感染抑制を評価し、国政に安定を求めて与党圧勝につながった。問われるべき経済政策や日韓をはじめとした外交関係、北朝鮮の核問題などは全く議論されなかった。

 文在寅(ムンジェイン)政権の残り任期は2年。目立った政治的成果を残さないといけないが、現時点ではない。政権基盤を強化したことで日本に強い姿勢で臨むとの声はあるが、政治的に余裕ができ、むしろ成果を求めるのではないか。

 「反日主義者」とみなされる文大統領だが、政権の政治的成果を考えれば両国関係を悪化させたままにはしないだろう。新型コロナウイルス対応が両国関係の改善のきっかけになりえる。文政権が柔軟性をみせた際に日本側が応じれば、関係改善のきっかけになる。(聞き手・神谷毅)


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