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大中華世界的話題(その3)
450
:
チバQ
:2020/04/13(月) 20:54:37
「皇帝の座にしがみつくピエロ」
Photo by gettyimages
文章は中国政府の新型コロナウイルス対策を厳しく批判し、感染が拡大した理由を「言論の自由がないためだ」と指摘した。習氏については名指しを避けながらも、「化けの皮がはがれても皇帝の座にしがみ付こうとしているピエロ」と揶揄し、「遠くない将来、共産党はこの悪夢から目が覚め、もう一度『四人組』を打倒し、この民族と国家を救うかもしれない」と予測した。
「四人組の打倒」とは、1976年10月、中国建国の父・毛沢東が死去した後、極左路線を推進する毛夫人の江青女史らが失脚させられた事件を指す。その後、政治の主導権を握った鄧小平グループは改革開放の道を歩み始め、高度経済成長を実現させた。
任氏がこの文章で念頭においている新しい「四人組」とは、習氏とその側近の栗戦書・全国人民代表大会常務委員長、北京市の蔡奇書記、重慶市の陳爾書記の四人を指しているのではないかといわれている。任氏の文章は、読み方によっては、政変を呼び掛ける「檄文」とも受け止められる。
任氏と王氏は中学時代からの付き合いで、近年もよく深夜に長電話をする仲として知られる。任氏はこれまでも政府に苦言を呈し話題を集めたことがあったが、今回の文章の内容はあまりにも過激なため、「背後にいる王氏の意図があるのではないか」ともいわれた。
任氏は3月12日ごろから、治安当局者に連行され一時連絡が取れなくなったが、3月末になってから北京郊外の施設にいることが判明し、家族とも連絡がとれるようになったという。
コロナ「責任追及」の政局へ
Photo by gettyimages
共産党関係者によれば、任氏が連行されたことは、党内外で大きな波紋を広げた。任氏は企業家として国内で高い知名度があるだけではなく、多くの党長老とも親交があった。
任氏と近い企業家たちはすぐに連名で党中央に手紙を書き、任氏の解放を求めた。それから、党長老も習指導部に対し「多様な意見を容認すべきだ」との書簡を送ったという。
北京の共産党関係者によれば、習氏周辺は当初、任志強氏を起訴する予定だったが、党内の反発が想像よりはるかに大きかったため、断念した。今後、任氏は党内の処分にとどまる可能性が大きいといわれる。
習氏が王氏に妥協した背景には、近年の一連の失政に伴い、党内で習グループの孤立化が進んでいることと、これ以上敵を増やしたくないという思惑があるとみられる。
一方、今回の党内の攻防に勝利した王氏にとっては収穫が大きい。今後、党内における王氏の影響力はさらに高まるだろう。
共産党関係者によれば、いまは感染症対策で中央も地方も手一杯だが、収束したあとは責任追及の政局になる可能性が高い。
夏の「北戴河会議」が清算の場に
権力闘争が絶えない中国共産党の歴史を見ても、大躍進、文化大革命、天安門事件など、大きな問題が収束したあとには、必ず大粛清が始まる。場合によっては責任を取らされて党トップが降ろされることもある。
新型コロナウイルスの問題に関しては、8月に河北省の避暑地で開かれる北戴河会議がその清算の場になるとみられる。国務院(政府)を率いる李首相や、地方指導者に責任を押し付けようとする習氏とその周辺に対し、「党のトップにこそ責任がある」と李首相や一部の党長老が反発し、激しい攻防になる可能性がある。
いままで習氏と行動を共にしてきた王氏だが、今後は反習勢力と手を組む可能性もある。中国の政局がコロナ禍のあと、一気に流動化することは避けられない。
矢板 明夫(産経新聞台北支局長)
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