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大中華世界的話題(その3)

408チバQ:2020/04/05(日) 21:01:48
 ◇選挙後をにらんだ「親文派」と「非文派」の神経戦

 民主党内の親文派は、主戦場となる小選挙区でも勢いを増した。候補者のうち、親文派が多い86世代の公認候補が160人(63%)にのぼる。青瓦台出身者は17人。検察が釜山副市長への監査もみ消し容疑で捜査を続ける尹建永(ユン・ゴンヨン)前青瓦台国政企画状況室長も公認候補となった。総選挙後に再開される検察当局の青瓦台スキャンダル追及に対し、与党は正面から受けて立つというメッセージだ。

 曺前法相が辞任した昨年11月ごろは、86世代の特権化や腐敗が大問題になった。「86世代は勇退を」という20代や30代の声がネットで飛び交っていたが、86世代の現職議員の8割となる59人が公認を得た。韓国政界では現職議員が不出馬宣言に追い込まれたり、党本部主導で公認を外されることが少なくない。今回も与党全体では現職の3割が引退するので、86世代の生存率は高いほうだ。

 一方で現職議員の引退は、姜昌一(カン・チャンイル)韓日議員連盟会長(68)ら非文派がほとんどだ。曺前法相の不正を批判して選挙改革関連法案の採決を棄権した86世代の現職議員も党内予備選で脱落した。これには、政権に好意的と見られることの多い進歩系の京郷新聞までが「親文派偏重の公認選び」と疑問を投げかけた。

 86世代が6割を超えたのは、コロナ危機のおかげかもしれない。感染予防のため握手をしてまわるドブ板選挙ができなくなり、動画投稿サイト・ユーチューブでの広報活動が中心になった。例年なら若返りが党刷新の基準だったが、知名度のある青瓦台秘書官、同窓会が強い86世代のほうが、こうした選挙戦では有利だろう。

 親文派候補の台頭で、実務に強い穏健派が多い非文派は複雑だ。次期大統領候補として最も人気が高い李洛淵(イ・ナギョン)前首相(67)は、共同選挙対策委員長であるにもかかわらず公認作業では蚊帳の外だった。

 李氏は19日の記者会見で、民主化運動を長年担ってきた市民団体が衛星政党である市民党の構成団体から外されたことに「とても心苦しい」と述べ、仕掛け人である楊院長の手法をやんわり批判した。

 86世代である曺前法相に向ける視線にも大きな違いがある。86世代の与党関係者の多くが、検察にターゲットとされた曺氏を守れなかったことに負い目を感じているのに対し、一世代上の李氏は曺国スキャンダルの影響を聞かれると、「韓国社会や市民に大きな傷を与えた。私に負い目はない」と言い切った。

 中道へウィングを伸ばそうとする非文派の李氏は、敵を明確にして先鋭化していく86世代中心の親文派とは路線に違いがある。総選挙後の党運営を視野に、神経戦を続けている。


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