したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

大中華世界的話題(その3)

407チバQ:2020/04/05(日) 20:56:58
 ◇「親文派」の二つの比例政党が忠誠競争

 与党系の衛星政党は、引退予定の現職国会議員が集団移籍する形で3月に入ってから発足した。ただ不思議なのは、与党系と分類できる比例区新党が二つもできたことだ。

 一つは、李海瓉(イ・ヘチャン)代表ら7議員が移籍した「共に市民党」(以下、市民党)。与党指導部が市民団体と協力して設立した。当選圏内と考えられる比例名簿上位には市民団体推薦の候補が並んだ。党と市民団体の橋渡しをしたのは、「文大統領の腹心」とされる民主党シンクタンク「民主研究院」の楊正哲(ヤン・ジョンチョル)院長(55)。民主化運動が活発だった1980年代に大学時代を過ごした60年代生まれを指す「86世代」の代表的リーダー格だ。

 市民団体側は、家族のスキャンダルなどで検察に起訴された曺国(チョ・グク)前法相を擁護し、検察改革推進を訴える大規模集会を開いたグループが中心。16年に朴槿恵(パク・クネ)前大統領の弾劾を求め、ロウソク集会を呼びかけた勢力とも重なる。当選圏内とみられる名簿7位には、在韓日本大使館敷地前で毎週水曜日にデモを続ける元慰安婦支援団体「正義記憶連帯」の尹美香(ユン・ミヒャン)理事長(55)も名を連ねた。

 もう一つは、文大統領の妻、金正淑(キム・ジョンスク)氏に近い孫恵園(ソン・ヘウォン)議員(65)らがつくった「開かれた民主党」(以下、開かれた党)だ。孫氏は不動産投機疑惑で19年に与党を離党したが、依然として文大統領のファンクラブ的な支援組織への影響力がある。

 孫議員は自身のフェイスブックで「楊院長がまだ本当に文大統領の腹心でしょうか」と書き込み、自信を見せる。比例名簿を発表した記者会見では、「ホンモノが現れた」と書かれた横断幕を掲げた。自分たちこそ文在寅大統領に近い「親文派」だという思いが、言動からにじみ出ている。

 名簿上位には、不動産投機疑惑で民主党公認を取れなかった金宜謙(キム・ウィギョム)元青瓦台=大統領府=報道官(56)や、曺前法相の息子のためにウソの履歴書作成を手伝い、検察に起訴された崔康旭(チェ・ガンウク)元青瓦台秘書官(52)も擁立され、検察改革や言論改革を訴えた。

 市民党のほうが民主党本部の肝いりだが、開かれた党は「ちょっと訳あり」だけど有名人が多い。韓国メディアは、二つの親文派政党のどちらの得票率が高くなるかに関心を寄せている。

 与党支持層の中核を担う「コンクリート支持層」が分裂する事態に、与党幹部はさぞ危機感を強めていると思いきや、親文派の忠誠競争をあえて放置しているようにも見える。

 未来統合党陣営の選対関係者は、警戒心を込めて解説する。「共倒れになるなら与党側に危機となるが、両方とも議席確保の必要要件である得票率3%は超えそうだ。けんかしているふりをして支持基盤を広げ、選挙が終わったら一緒になる作戦だ。与党分裂だなんて、だまされちゃだめだよ」


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板