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大中華世界的話題(その3)

3695OS5:2025/11/30(日) 09:05:23
■大規模化するデモ、クーデターを呼びかける退役軍人

 行政監察院は11月20日、コー氏と公共事業道路省の役人や請負業者ら計18人を汚職罪などで公務員弾劾裁判所に起訴した。逮捕状も出された。

 マルコス氏は自身の演説がきっかけになったことを受けて「私が始めたことだ。私が後始末をやりとげる」と宣言した。疑惑の議員や役人らをさらに追及する構えで「彼らにメリー・クリスマスはない」と早期の訴追を誓った。それでも騒動が収まる気配はない。

 そもそも施政方針演説で、自らの政府職員や請負業者に「恥を知れ」と叫ぶのはお門違いとの指摘がある。マルコス氏は3年間にわたり予算案をつくり、上下院の修正案を承認し、執行した政府のトップである。恥を知るべきは本人ではないのか……。

 その後、汚職に抗議する大規模なデモが組織されたとき、マルコス氏は国民の怒りに理解を示し、「自分も大統領でなければデモに参加していた」と報道陣に述べた。SNS上では「あなたが大統領でなければデモはなかった」と揶揄されていた。

 9月21日、11月16日〜17日にはマニラ首都圏で数十万人規模の反汚職集会が開かれ、一部の退役軍人が政府に反旗を翻すよう国軍に求める演説をした。ほかにも新興宗教団体が国軍にクーデターを持ち掛けたとの報道があり、国軍参謀総長が会見で「憲法に従う」と謀反を否定する一幕もあった。

 他方、SNSでは大統領の辞任を求める声が広がりつつある。マニラ首都圏などでは再び、11月30日の集会とデモが呼びかけられている。規模や参加団体の数によっては政権に大きな圧力がかかる可能性がある。

 状況を複雑にしているのは、一連のデモや集会が政府の汚職と腐敗に対する抗議に加えて、一部でドゥテルテ前政権支持者による倒閣運動の色彩を帯びているからだ。

 22年の正副大統領選選挙でタッグを組んだマルコス大統領とサラ・ドゥテルテ副大統領はその後、袂を分かち、マルコス政権はサラ氏の父ロドリゴ・ドゥテルテ前大統領を国際刑事裁判所(ICC)に引き渡した。前大統領は政権時に力を入れた麻薬撲滅戦争で司法手続きを経ずに多くの人々が殺害された超法規的殺人に関与したとして「人道に対する罪」でICCに起訴され、指名手配されていた。

 ドゥテルテ陣営にすれば、マルコス氏が何らかの形で失脚すれば憲法上サラ氏が後を襲う。大将の身柄を取られて分の悪かった対マルコス陣営との争いを一発逆転できるとの目論見がある。


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