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大中華世界的話題(その3)

3438OS5:2025/02/13(木) 16:06:31
■マルコス政権が握る「ICCカード」

 政権がICCの捜査に協力するか、インターポールを通じてICCの指名手配書が届けばこれに応じるか、はたまた国内の捜査当局が訴追に動くか。いくつかの選択肢がある。いずれもターゲットとなる前大統領としては受け入れがたいシナリオだ。

 ドゥテルテ陣営にとって逆風はもう1つある。2年ほど前まで圧倒的だったサラ氏の人気が、この1年で大きく陰っていることだ。

 フィリピン大学などの研究グループ「OCTAリサーチ」の世論調査で2024年3月、マルコス氏に対する支持率が65%に対して、サラ氏は前期から11ポイントマイナスとなる64%となり、正副大統領選前から一貫してマルコス氏を上回ってきたサラ氏の支持率が初めて逆転した。

 さらに2024年9月期の調査では両者の差は14ポイントに、同年12月期は16ポイントに広がった。現政権に対するサラ氏や前大統領の、ときに常軌を逸した罵詈雑言がマイナスの影響を与えているとみられる。

 ドゥテルテ家の地盤である南部ミンダナオ島でこそ、マルコス氏を上回る支持を保っているが、弾劾訴追の動議では、ミンダナオ選出の下院議員60人のうち41人が署名しており、勢力が盤石とは言えなくなっている。

 それでも今後の展開や、落としどころが見通せないのは、マルコス大統領自身の意向や本音がはっきりしないからだ。

 マルコス氏は2024年11月、サラ氏の弾劾について「コップの中の嵐だ。議会の時間が無駄になるだけだ。国民にとってなんの利益にもならない」と消極姿勢を示していた。

 弾劾訴追された翌2月6日にも「行政府は関与しない」と話し、長男が署名の筆頭者になっていたことを「知らなかった」と述べた。「議員に指図はできない。彼らには彼らのやり方がある」と肩をすくめた。


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