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大中華世界的話題(その3)

339チバQ:2020/01/21(火) 11:12:15
台湾でも中国の影

 台湾はもともと香港からの移住先として人気が高かった。香港情勢の悪化に伴い、永住権などを求めて香港から移り住む人はさらに増えている。昨年1〜10月は約5500人に上り、前年同期比で2割超の増加となった。

 3年前に香港から高雄へ妻と一緒に移り住んだエドワードさん(58)は、台湾へ渡った香港出身の若者の支援に乗り出す。香港の民間団体から資金提供を受けて、若者が身を寄せる場所を探したり、滞在資格取得を手伝ったりする計画だ。「子どもたちは安全な場所にいるべきだが、今の香港では確保が難しい。できる限り台湾に来てほしい」と訴える。


 しかし、台湾でも中国の影はつきまとう。クリスさんが大学内に作ったレノン・ウオールは、何者かに頻繁にメッセージをはがされる。中国本土からの留学生とのいさかいも絶えない。中国当局や台湾の親中派から監視、嫌がらせを受けないようエドワードさんの若者支援も表立っては動きづらいという。

 11日の台湾総統選では中国に強い態度で臨む蔡英文総統が再選されたが、将来、対中融和路線の国民党政権が誕生し、中国との統一に傾く可能性は否定できない。

 「台湾の若者には絶対に選挙で投票すべきだと呼び掛けている。親中派に権力を握らせないためにも」。政府トップや国会議員を普通選挙で選べない香港の出身だからこそ、エドワードさんが一票に込める思いは強い。(台北、高雄で川原田健雄)
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▼レノン・ウオール

 1980年、凶弾に倒れたビートルズの元メンバー、ジョン・レノンをしのんで、共産主義体制下にあったチェコスロバキア(当時)の若者たちがメッセージを壁に記したのが起源。共産主義に対する抗議や、自由を求めるシンボルとされた。香港では2014年に起きた雨傘運動の際にもデモ隊が占拠した地域に現れ、今回の抗議活動でも各地で見られる。
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▼香港から台湾への移民

 台湾は、香港の住民が台湾で600万台湾元(約2200万円)以上を投資して起業すれば移住を認めている。混乱が続く香港情勢を受け、昨年1〜10月に居留許可を受けた香港出身者は前年同期比2割増の約4300人、永住権を得た香港出身者は3割増の約1200人に上った。ただ、香港を通じて中国人が流入する可能性もあるため、立法委員(国会議員)から審査の厳格化や許可要件の見直しを求める声が出ている。


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