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大中華世界的話題(その3)

2861OS5:2024/01/08(月) 14:06:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9785cd7120928ec1d0b85b47dcb8194374c9c3c
【迫る台湾総統選】リードする与党、候補一本化に失敗した野党…共通するのは「現状維持」 理由は「親中は票にならないから」
1/7(日) 21:04配信
南日本新聞
台湾総統が執務に当たる台湾総統府。日本統治時代の台湾総督府の建物を使っている=台北市

 中国の海洋進出が東アジアに緊張をもたらしている。台湾との衝突が大規模紛争の発火点になるとの観測もささやかれる。鹿児島県は日本政府が進める南西諸島の防衛を増強する「南西シフト」の舞台であり、中台情勢からは目が離せない。台湾総統選(13日実施)を前に、南日本新聞(鹿児島市)など全国の地方紙が加盟する共同通信加盟社論説研究会の台湾視察に参加し、取材した総統選情勢や防衛意識を報告する。(連載「選択迫る 現地で見た台湾総統選」㊤より)

【写真】夜の台北市街地。右上に見えるのは総統選立候補者の看板

 「選挙に勝つ自信はある。民衆党が加われば自信は2倍だ」-。台北市で昨年11月中旬に取材に応じた最大野党、国民党候補の侯友宜・新北市長(66)は胸を張った。

 侯氏は10人余りの報道各社一人一人と握手して回った。与党、民主進歩党(民進党)が中国から「独立勢力」と敵視されていることを念頭に「民進党は(中国と)対話できない」と強調。「両岸(中台)外交の準備はできている」と余裕を見せた。

 会見は、国民党と野党第2党の台湾民衆党が候補者一本化で合意した日だった。翌日、現地新聞には「藍白合(らんぱくごう)」の文字が躍った。藍は国民党、白は民衆党のシンボルカラー。優勢が伝わる与党候補に対し、一本化で対抗する作戦だ。民衆党候補の柯文哲・前台北市長(64)も「政権交代が必要」と同調した。ところが、翌週、合従策は消え去った。双方とも総統候補を譲らなかったからだ。

 総統選には侯氏、柯氏のほか蔡英文総統の後継を目指す民進党の頼清徳副総統(64)が立候補。最大の対立軸は対中政策だ。

 頼氏は蔡氏と同じく中国との統一を拒否する「現状維持」を掲げ、対米関係を重んじる。

 野党側はいずれも民進党政権下で対中関係が悪化し、安全保障が脅かされていると主張。中国との対話を重視する。

 侯氏は「平和か戦争か」をキャッチフレーズに現政権が続けば戦争になりかねないと訴える。柯氏は国民党の姿勢を「中国のいいなり」と批判しつつ、「中国、アメリカとのバランスを取っていく」と中間路線で侯氏との違いを打ち出す。

 3候補とも、「台湾独立」や「中国との統一」は掲げていない。「現状維持」では同じだ。世論調査によると、民意の大半もこれを支持している。

 中国は対中融和路線の国民党政権を望み、頼氏の追い落としを図っているとされる。

 台湾政府のシンクタンク、中央研究院台湾史研究所の呉叡人副研究員は「台湾にとって『現状維持』は事実上の独立」と指摘する。「親中的な姿勢は票に結びつきにくい」とみる。

 ただ「有権者の6割が政権交代を望んでいる」と野党側が繰り返すように、経済不振や対中関係緊張などで民進党の長期政権を望まない声も根強い。

 現地の各種世論調査では、頼氏がリードし侯氏、柯氏の順で続く。

 総統の任期は4年で最長2期。これまで8年を超えて与党が政権を担ったことはない。台湾では中国大陸での内戦に敗れた国民党の独裁体制が40年以上続いた歴史もあり「長期政権」への警戒感が強いという。

 「(台湾の)民主主義にとって8年は長く、外部には(中国という)脅威がある」。呉副研究員は選挙を巡る情勢を解説し、こう続けた。「民主主義と安全保障をどう守るか、有権者は揺れている」

南日本新聞 | 鹿児島


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