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大中華世界的話題(その3)

2848OS5:2023/12/30(土) 01:12:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/36fc2a43cc5a6aa3e23d963d6462a06e79ab5041
国民党、対中融和を前面…中国在住のビジネスマンなど「実利」求める声を意識
12/28(木) 5:04配信

読売新聞オンライン
2024台湾総統選 終盤情勢<中>
 青い海を隔てた数キロ先の陸地に、高層ビルが林立していた。中国福建省を望む台湾の離島・金門島。島には以前から、福建省と結ぶ橋の建設構想があった。

金門島で22日、中国福建省とつなぐ橋の構想を説明する陳滄江さん=大原一郎撮影

 「橋があれば中国人観光客が増え、経済が活性化する」。力説する陳滄江さん(68)の主導で9月、架橋に向けた住民投票を求める署名を島民が民進党政権に提出し、浮かんでは消えていた構想が現実の政治テーマとなった。

 国民党支持者が多数を占める島民の声に呼応するのは、同党総統候補の侯友宜(ホウヨウイー)・新北市長(66)だ。住民投票に賛同し、「賛成多数なら中国側と協議する」と踏み込む。台湾民衆党の柯文哲(クォーウェンジョオー)・前台北市長(64)も今月14日に島を訪れ、地元住民に限り投票を行う考えを示した。政権交代すれば、架橋に向け動き出す可能性がある。

 一方、与党・民進党政権は、安全保障面から慎重姿勢を示し、否決の可能性が高い台湾全土での住民投票にも言及する。

(写真:読売新聞)

 8年ぶりの政権交代を目指す国民党は、民衆党との候補者一本化の協議が決裂した11月以降、対中融和路線をさらに鮮明にした。一つは選挙に臨む顔ぶれだ。

 「中国との交流は、もっと増やすべきだ。交流の強化は最良の投資だ」

 台湾大で18日に開かれた集会で、国民党の副総統候補・趙少康氏(73)が訴えた。親中色の強いテレビ司会者であり、番組は高視聴率を誇る。

ステージから支持を呼びかける侯友宜氏(23日、台北で)=大原一郎撮影

 立法委員(国会議員)選の党比例名簿1位には韓国瑜氏(66)を選び、支援態勢も整えた。侯氏と溝があった韓氏は立候補に慎重だったが、侯氏と党の度重なる要請を受け入れ、党内融和を演出した。親中的な主張や庶民的な語り口で対中関係を重視する住民に人気がある。2020年の前回総統選で敗れたものの、552万票を得た集票力に期待がかかる。

 実際、侯氏は最近、世論調査でトップの民進党・頼清徳(ライチンドォー)副総統(64)を追い上げつつある。陣営幹部は「趙氏と韓氏の起用がメッセージとなり、支持者が戻った」と手応えを語る。

 もう一つは、相次いで対中関係の強化策に踏み込んだことだ。

 とりわけ強気な主張が、中台間の市場開放を目指す「サービス貿易協定」審議の再開だ。対中融和に反発する若者が立法院(国会)を占拠した14年の「ひまわり運動」で頓挫し、16年の総統選で国民党が政権を失う遠因にもなった。

 総統選での連敗で再起を危ぶまれた国民党は、対中融和路線の見直しを模索した時期もあった。ここにきて、時計の針を逆戻りさせたかのような戦略は、経済面で実利を求め中国との対話を望む支持層の声を踏まえている。ある世論調査では、民進党政権下での対中関係に半数が「満足していない」と回答した。

 その思いは、中国在住の台湾人ビジネスマンに特に根強い。今月中旬、国民党幹部が福建省や江西省を行脚した。党幹部によれば、ビジネスマンに投票を促す票固めだった。

 支持層を固めただけでは勝てない。中間層にも狙いを定め、住宅ローンの優遇策や育児対策の充実化、賃金を増やした企業への減税措置を矢継ぎ早に打ち出した。対中融和路線に違和感を持つ有権者を振り向かせられるかどうかが、終盤のカギを握る。

 23日夜は台北市の総統府前で8万人超の集会を開いた。侯氏は小雨が降る中、中間層を意識した施策を説明しつつ、こう強調した。「当選すれば必ず両岸(中台)の対話と交流を再開する。平和を生み、経済繁栄をもたらす。我々に投票すれば万事問題ない」。あくまで対中関係の構築にこだわり、逆転勝利に望みをつなぐ。


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