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大中華世界的話題(その3)

2847OS5:2023/12/30(土) 01:12:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb9aadfc6652e41865a8ef40be3e1202620fc934
ゆるむ民進党、支持伸びず…頼氏の地元で不正相次ぐ
12/27(水) 5:00配信

読売新聞オンライン
2024台湾総統選 終盤情勢<上>
 来年1月13日の台湾総統選まで残り半月余りとなった。各政党の動きを追い、総統選と同日に行われる立法委員(国会議員)選挙と合わせた終盤情勢を報告する。


台北での集会で24日、支持を訴える頼清徳氏(中央左)=大原一郎撮影

 今月17日夕、南部・台南市の特設会場に集まった1万5000人超の支持者を前に、与党・民進党の総統候補・頼清徳(ライチンドォー)副総統(64)は、危機感をあらわにした。「野党は大々的に台南を攻撃し、信用を失墜させている。協力して市民の名誉を守ろう」

(写真:読売新聞)

 民進党は今、野党の国民党と台湾民衆党から、汚職や不正で集中砲火を浴びる。狙われているのが、頼氏がかつて市長を務め、民進党支持者が多い台南市だ。

 頼氏は今年1月、市長や市内選出の立法委員を引き連れ、党員向け集会で深々と頭を下げた。市議会の正副議長を選ぶ投票で民進党市議による買収があったとして、検察の捜査が進んでいた。

 その前月には市内での廃棄物の不法投棄で計100億円近い利益を得たとして、元党中央執行委員の会社が摘発された。政権が進める市内の太陽光発電事業で企業との癒着も明るみに出た。

 お膝元で防戦一方の頼氏は、「ゴキブリを一掃する」と不正を見過ごさない姿勢を強調するが、民進党支持だった地元の30歳代の男性タクシー運転手は、こう切り捨てた。「汚職がひどい民進党には投票しない」

 政治的キャリアを重ね、満を持して総統選に臨んだ頼氏。11月に野党候補者の一本化協議が決裂し、楽勝するかに見えたものの、他候補を突き放せない。2期8年に及ぶ民進党政権に「おごり」「ゆるみ」をかぎ取る有権者が多いからだ。

 国民党の一党独裁を経験した台湾では近年、8年ごとに与野党が入れ替わる「振り子現象」が見られた。一党が強くなりすぎることを避けたい有権者の心理は、民主化の歩みを支えた民進党にも立ちはだかる。

 民進党の強固な地盤である南部・高雄市で10月、中国籍女性との不倫が発覚した男性立法委員が出馬辞退に追い込まれた。逆風の中で代わりに立候補した黄捷・高雄市議(30)は23日、有権者に支持を訴え、記念撮影に応じた。「もっと名前と顔を覚えてもらわねば」と焦りを見せる。

 民進党は4年前、総統選に加え立法委員選でも圧勝し、立法院(国会)で過半数を得た。今回は各地で劣勢が伝えられ、過半数割れも指摘される。この場合、総統選を制しても、政権運営は不安定化しかねない。

 台北市の通勤圏にある新北市新荘区では新築の高層マンションが林立し、大型クレーンがせわしなく稼働していた。街の発展と対照的に会社員女性(35)はうかない表情だ。「物価上昇の割に給与は上がらず、住宅は買えない」

 総統選でカギを握る若者を中心とした中間層の関心は、物価高や不動産価格の高騰など、身近な問題に向いている。不満の矛先は与党の民進党に向かう。

 過去の総統選で民進党にとって有利に働いた中台関係も、今回は得票に直結するかどうか見通せない。どの政権党も、「独立」に動き中国の介入を招くことも、統一で自由を失うことも望まない民意を無視できない。対中政策は総統選の最大の争点ではないと考える若者も少なくない。

 2020年の前回総統選は、香港で起きた大規模な抗議活動が、中国への警戒感を呼び、蔡英文(ツァイインウェン)総統の再選を後押しした。だが、中国は今回、台湾産品の禁輸や解禁で揺さぶりをかけつつも極端な動きは封印する。台湾への軍事的圧力は強まったが、張佑宗・台湾大教授は「若者は中台の緊張を切迫したものとは見ていない」と分析する。

 「敵失」を期待していた民進党のある立法委員候補は、こう漏らした。「中台関係を議論しにくい。中国の対応が賢くなった」。追い風のない選挙戦で、民進党と頼氏は正念場を迎えた。


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