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大中華世界的話題(その3)
2815
:
OS5
:2023/12/01(金) 11:14:52
しかしこの異例の判断に関わった憲法裁判所の裁判官の一人がジョコ・ウィドド大統領の親族だったことから「大統領の影響による情実判断だ」「親族重視の旧弊だ」との批判が渦巻き、当該の裁判官は解任された上、判断の是非が問われている。
一方、ガンジャル候補は現職閣僚のモハマド・マフード政治法務治安担当調整相を選んだ。知名度はあるものの政治手腕では「強引」「自己中心的」などの批判もあり、PDIPが後押ししたとはいえ、苦渋の選択だったとみられている。
PDIP党首のメガワティ・スカルノプトリ元大統領は実娘のプアン・マハラニ国会議長をなんとか大統領選に参画させようとしたものの党内での合意が最後まで得られなかったという。
アニス候補とペア組んだのは「国民覚醒党(PKB)」のムハイミン・イスカンダル党首で、イスラム教指導者でもあることからイスラム教徒の票獲得を狙っている。
この3組の正副大統領ペアが国民の投票の対象となる。
人権侵害でプラボウォ候補批判
Gettyimages
優勢が伝えられるプラボウォ候補、ガンジャル候補が共に現職のジョコ・ウィドド大統領のこれまでの政策を継承する「後継者」を自任していることから、主な政策は新大統領にどちらかが就任しても大きな変化はないとみられている。
外交政策では中国頼みの姿勢は変わらずこれまでの通りの経済支援、大規模プロジェクトへの投資に依存することになる一方で安全保障では米国寄りの立場も維持することは確実視されている。
3候補は「お互いを批判するのではなく、国の発展に向けた前向きの議論を交わそう」ということで合意した。
だがPDIPは世論調査でトップになることが増えてきたプラボウォ候補に警戒心を抱き、スハルト政権末期に起きた数々の人権侵害事件に絡んでプラボウォ候補への責任追及を強めようとしている。
アニス陣営も人権尊重の立場からプラボウォ候補への批判を取り上げる方針とされ、プラボウォ候補は集中砲火を浴びる公算が高まっている。
しかしプラボウォ陣営はそうした批判は想定内として「すでに法律的には解決している」「過去より未来を見て欲しい」などの立場を鮮明して批判を交わす予定とみられている。
ジョコ・ウィドド大統領も在職中に「過去の人権問題の真相解明」という姿勢を打ち出してはきたものの、一向に進捗がみられない上、真相解明と「責任者の追及と処罰」は別ものとの立場をとっていることから、今後の選挙戦でも人権問題は議論されても、その責任追及は大きな問題とはならないではとの観測が強い。
ジョコ・ウィドド大統領の動き
Gettyimages
今後の焦点は各大統領候補の動きやいずれ開催される候補者討論会などでの議論となるが、若いギブラン候補がどこまで海千山千のベテラン候補たちに太刀打ちできるかが問われることになる。
その一方で、ジョコ・ウィドド大統領の動きも注目されている。大統領選では中立を保つとしているものの、自らの母体であるPDIPのガンジャル候補に肩入れするのか、息子が副大統領候補となっているプラボウォ候補を応援するのかが焦点となる。
すでにメガワティPDIP党首との関係が悪化、決裂したとみられているジョコ・ウィドド大統領だけに、「実の息子を応援したい」としてプラボウォ候補支持に回る可能性も指摘されている。
インドネシアが、そしてASEAN、国際社会が注目する大統領選は、2月14日の投票まで熱い戦いが続くことになる。
大塚 智彦(PanAsiaNews記者
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