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大中華世界的話題(その3)

2811OS5:2023/12/01(金) 07:28:32
「医師出身の中間派」、台湾民衆党・柯文哲候補
 台湾民衆党の柯文哲氏(64)は新竹県の生まれで、台湾大学医学部を卒業し、外科医師として一時軍医を務めた後、台湾大学付属病院に勤務。アメリカで1年間人工肝臓の研究をした後、台湾大学に戻って救急医療を担当する。彼の医療チームはECMO(体外式膜型人工肺)の利用によって救急患者の生存率を19%から51%に向上させた。また2006年には国民党の元総統候補連戦氏の子息で、同党中央委員の連勝文氏が地方首長選挙の前日に襲撃される事件が起きた際、すぐに医療チームを集めて治療にあたり、連氏は無事回復した。

 しかし柯氏の政治信条は元々「反国民党」の色彩が強く、台北市長選で1998年以降国民党に4連敗していた民進党は、2014年の台北市長選挙で自党の候補を立てずに無所属の柯氏を応援、柯氏はなんと自らが治療に当たった国民党の連勝文候補に24万票以上の差をつけて圧勝した。ところが柯氏は市長当選後、新党など外省人保守派を中心とする勢力と接近したため民進党との関係が悪化、民進党が2018年の台北市長選で独自候補を擁立したため、柯氏は国民党候補と接戦の末、かろうじて再選を果たした。

 柯氏はその後自らの政党を組織することを決め、2019年に台湾民衆党を創設、初代の党主席となった。2020年の立法委員選挙では、同党は比例区で5議席を獲得、野党第2党の地位を得た。柯氏は台北市長2期の任期を満了すると台湾民衆党の公認候補として総統選挙への出馬を表明した。

 呉欣盈氏(45)は台湾の大手財閥新光集団の創設者呉火獅氏の孫娘で、かつ母親が太子汽車集団の創設者許勝発氏の次女という実業界のサラブレッドだが、本人はアメリカ生まれ。2003年から新光生命慈善基金会の事務局長を務め、2013年には金融事業に身を投じたが、政界に移ったのは2020年の立法委員選挙に比例区で出馬したのが最初である。このときは落選したが、その後同党の立法委員の辞職に伴って繰り上げ当選となった。若い女性という点がセールスポイントだが、政治経験は他の5候補と比べ明らかに少なく、台湾民衆党が柯氏の個人商店である実態を反映している。


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