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大中華世界的話題(その3)
272
:
チバQ
:2019/12/23(月) 10:06:34
◇「返還後生まれ」の大学生が親中派ホープを破る
香港島西部の西環選挙区。近くには、中国政府の出先機関「香港連絡弁公室」(中連弁)のビルがそびえる。香港では1国2制度によって保障された自治を「港人治港」(香港人が香港を治める)と表現する。中弁連が西環にあることから、民主派は、1国2制度が揺らぐ現状を「西環治港」(中国政府が香港を治める)と批判してきた。「西環」には、中国政府の権力を象徴する響きがある。一方で、一帯は浮動票が多い選挙区とも言われる。
西環選挙区の現職、張国鈞氏(45)は、親中派の最大政党「民主建港協進連盟」(民建連)で副主席(副党首)を務める。16年には区議と兼職できる立法会議員に当選し、政府トップの林鄭月娥行政長官の諮問機関「行政会議」(33人)で最年少のメンバーでもある。かつて民建連の青年組織トップも務めた張氏は、親中派の将来を担う「ホープ」だ。
3期目を目指す張氏に挑戦したのは、民主派で香港大4年の彭家浩氏(21)。区議選に出馬できるのは21歳以上であり、最年少候補者の一人だ。彭氏は「大学生に何ができるのか」などと批判も浴びたが、3289票を獲得し、2494票にとどまった張氏から大金星をあげた。張氏は落選後、中国政府に近い香港紙「文匯報」のインタビューで「多くの有権者が候補者の実績や能力ではなく、政治的な立場だけに基づいて投票した」と敗因を述べた。
香港紙によると、区議選当選者の平均年齢は37・4歳と、前回比で7・3歳も若返った。30歳以下が139人と全体の33%を占めた。平均年齢を押し下げたのは、民主派の当選者たち。彭氏は2人いる最年少当選者の一人だ。
彭氏が12月初旬、インタビューに応じた。97年の香港返還後に生まれた世代が区議に就任するのも初めてのこと。彭氏は少しはにかみながら「勝てるとは思っていませんでした」と選挙戦を振り返った。
「両親に連れられて10歳の時からデモに参加していた」と言う彭氏。14年の民主化デモ「雨傘運動」の際は高校生だったが、現場に駆けつけた。香港大では政治学と行政学を専攻し、学生会の幹部としても活動した。6月に本格化した政府への抗議デモにも繰り返し参加してきた。
彭氏は「民主、自由といった価値観を香港市民にもっと浸透させるには、地域に根付いた運動が必要だと以前から感じていた。それが区議選への出馬を決意した理由です」と語った。有権者から「若すぎる」と批判も浴びたが「熱意では誰にも負けません」と訴えた。勝因については「6月以来、若者だけでなく中高年層も政府への不満が強まっている。現職の張氏は政府の一員でもあり、政府への批判票が私に流れたのでしょう」と冷静に勝因を分析した。
◇「蛇スープ」以外で、どうやって民心を掌握するか
蛇斎餅粽――。新人の民主派議員の課題として、香港紙をにぎわせる四字熟語だ。「蛇」は滋養強壮に効果的とされる香港名物の蛇スープ。「斎」は食事、餅は中華圏で中秋節に食べる月餅を指す。粽(ちまき)を端午節に食べるのも中華圏の伝統だ。つまり蛇斎餅粽は、地域住民への各種の「サービス」を意味する例え。香港紙の報道によると、親中派の区議は住民に安価な食事や旅行を提供するのが普通で、過去には「学費補助」などと名目をつけて現金を配る区議さえいたという。
こうした行為を民主派は「悪習だ」と批判してきた。彭氏は「悪習はいけないが、必要な地域への貢献など住民のためになる仕事をすべて否定はしない。ただ、それだけでは不十分だ。地域に民主的な考え方が根付くよう、勉強会などを積極的に開催していきたい」と抱負を語った。また「親中派は政治資金パーティーなどで財力があるが、私は善意の寄付に頼っている」と話し、資金不足を今後の課題に挙げた。こうした民主派の姿勢に対しては「民主派議員は政治的な主張が先立ち、住民の生活面での要望に応えようとする姿勢が不十分だ」(親中派区議の支持者)との指摘も出ている
西環選挙区の有権者に意見を聞いてみた。商店街で買い物をしていた民主派支持の主婦、銭さん(53)は「賄賂のような行為はよくない。だが、すべてやめてしまうと住民の不満が出るかもしれない。張さんは住民の細かい要望に応じてきた面はある。彭さんは政治の課題よりもまず、地域住民の要望に耳を傾けることから始めた方がいい」と指摘する。区議の仕事は、騒音や歩道の不備など、生活に関わる苦情や要望の解決を図ることが多いと言われる。初当選した新人たちにとっては、地道な地域活動を続けることが最大の課題だろう。
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